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雑貨屋 ヴァレリーは、ラビ にうしろゆびをさすことにしたよ。
森の魔女 アリョールは、雑貨屋 ヴァレリー[冷気は追い払ったのに、光はついてくる]……何かの生き物…?―――ヒッ[くしゃみに驚いて声をあげた]
[振り返るとカエルのようなトドのような
…それにしては大きな生き物]
うわぁっ お前 ぶちゃいく!
[不細工といわれたことに抗議するかのように
『きゅぴっきゅぴぃ』
と鳴き声をあげながらシッポ(?)で床をパンパン鳴らしている]
怒ってんのかよ
なに…お前この教会についてる化物?
触っても大丈夫かな
[つんと指でわき腹をつつくとポヨヨンッとした弾力が跳ね返る]
うわっ…結構 くせになりそう
[くすり…思わず笑った]
[男はおよそ50cm程の高さになる透明なたまごを抱え、
一路ホールへと降りて行く。
そこなら誰かが居るだろうと踏んで。
一応新作だから見てもらおうと、そう思って。]
どういう結論に持っていけばいいペアなんだ…。
こちらサイドとしては
「実は住んでる樹でしたー」っていう
おちもありかなってかんじもするけど
それはヴァレリー的にどうなんだ…
[ふぅ、と溜め息ついて]
さすがに、こんな所で雪は払えないか…。
イライダさん、美味しいアップルパイを
どうもありがとうございました。
[普段通りに背負うわけにもいかないので、
雪まみれの鞄を両手で抱える。…冷たい。
イライダにぺこりとお辞儀して礼を言うと、
ひとりでに開いた扉から廊下へと出てゆく。
雪を落とすなら、裏口か正面出入口あたりが妥当か]
ん?
[気付くと、男の傍にも桃色の光。
そこから何かに怯えたような声が聞こえたものだから、
一度足を止めて光を指で突付いて]
誰だ?
[一つ問うた。]
!
[一瞬、落とされそうになったが、何とか持ちこたえた]
……きゅぅん。
[ビビったのかもしれない。
情けない声をあげて、若干強張った。 +グー+]
付いて来てるって、意味わかんねえ。
俺今1階に行く所なんだけど……
[はて、この声に聞き覚えはないか?
そもそも女性に関わりがほとんど無いこの男、
誰かと思考を巡らせれば辿り着くのは、不思議な…]
あれ、もしかして
お前…ヴィエーディマ?
― 一階廊下 ―
[真っ白鞄を抱えたままとぼとぼと歩いていれば、
前方に見えてくる大柄な男の姿]
ヴァレリーさん。
これからお食事です…………か。
[声をかけようとしたが
灰青の眸が彼の抱えた大きい物体をとらえた瞬間、
ぎょっとしたような表情に変わった。
あれは何だろう……怪鳥のたまご?]
森の魔女 アリョールは、雑貨屋 ヴァレリー……?![聞こえてきた言葉に目を見張った。]…そうだけど――ああ、そうか。これはアレと同じで――
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