情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[大河内が薄暗い演出の為された舞台を歩いている。]
すっかり暗くなってしまった。
お嬢様の体調がここまで早く悪化するとは…。夜が明けるのを待ってはいられない。急がねば。
[歩調が早まる。]
しかし…。今や夜中。通りに人通りもない今、どうすれば助けを必要としている人を見つけられるだろうか。
とりあえず金貨くばって帰るよー。そのあと調度品売るパートで話しかけるけどやっぱなんか出番すくないのう王子。申し訳ない。何か作ってもいいのよ・・・
[図書館に入ってきたソドに気づいて]
あ。ソドだ。
少し聞きたいことがあるんだが、この世界で魔法を使えるって珍しいことなのか?
童話の世界だからなんでもありなのかと思ってたら、以外と現実的な生活だから、気になってたんだ。
例えば、ニキータは明らかに肉弾戦で戦ってるし…個人差ってやつか?
って、もう劇が始まる時間だな。
あとででもいいから、教えてもらえるかい?
[躍り出たびちびち様を踏みつけ、立ち止まったまま大河内がわざとらしく何かを思いついた仕草をする。]
そうだ、家に入って直接確認すればいい。そうすれば誤りもないはずだ。
思い立ったが吉日。さっそく実行するでござる。
[真っ黒な燕尾服を着たスワロー大河内は闇に紛れるため頭に黒タイツをかぶり、民家の屋根に登り、屋根を伝っての移動を開始した。]
─ 大河内はあるときは煙突から、またあるときはモグラ攻めで、またあるときは鉄山靠でドアを破り、民家に侵入した。
─ 夕食中の、就寝中の、内職中の、勉強中の、おたのしみ中の人々の前に現れては、ささやかな問答を行い、
─ 律儀にもそれぞれにメッセージを書き、金貨の詰まった小袋に添えて、あるときは観葉植物に吊るし、またあるときは枕元に置き、またあるときはブーツに忍ばせた。
─ 本人は目立つつもりは無かったのだが、非常に目立つ体格のスワローは、仕えている家の事もあり町では知名度が高く、何者の仕業なのかについてはすぐに認知されていった。]
メリーークリスマーーース!!でござる。にんにん。
[両手を口に当てる。]
けほっ、
[何度か咳き込んだ後にその手を離せば、そこには少量の、血。
手のひらについた血を拭き取った後、ぽつりと呟いた。]
…あと少し、かしら。私にやれることを、早く…。
─ あれだけあった大金も、すぐに無くなってゆきます。
残るはこれだけでござるな…。
[大河内は主人の髪飾りを手に、思い悩む。]
…換金するの忘れてた。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新