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上総帝は、ねみぃ…… ( b6 )
[大河内の持ってきた大金に、目を丸くする。受け取ればそれは、ずっしりと重い。]
ありがとう。それにしても、こんな大金…。これだけあれば、大勢の人が助か…けほっ、
[何度か、咳き込む。咳が治まった後、カスイは小袋を数枚取り出して大量の金貨を小分けにした。
途中で薬という言葉が聞こえたが、首を横に振る。私にはもう必要ないと、そう言っているかのように。]
これを、必要な人たちの元へ。お願い。
[金貨の入った小袋を一袋にまとめ、手渡した。]
あ、待って。
[出て行こうとする大河内を呼び止めると、髪を留めていた綺麗な髪飾りをパチンと外す。]
これを換金してほしいの。そして、そのお金を必要な人たちに渡してほしい。
…そんな安い物では、無いはずだから。
[この家の宝飾具は、とうの昔に無くなってしまった。今手元にあるのは、この髪飾りだけ。]
きっと、お母様なら分かってくれるわ。とても、優しい人だったもの。
[母親からもらった形見の品。それを手放すということはどういう事なのか。大河内にも、彼女の決意は伝わっただろう。
暫く髪飾りを見つめた後それを手渡し、大河内の背中を見送った。]
___ハ__
チャ 、____丿
チャ ゙゙( ゚━゚) ガンバーレ
チャ /゙゙゙c○c○)) ガンバーレ
チャ __ハ__
チャ 、____丿
チャ (゚━゚ )´´ ガンーバ
((( ○。○。゙゙゙\ ガンーバ
ちょっと、動きすぎちゃったかしら…ケホッ
[大河内を見送った後、小さなベッドに横になる。
暫くして体調が良くなってきたことを感じると、立ち上がって鏡台にしまってあったリングケースを取り出した。
そっと蓋を開ければそこには、硝子で作られた指輪。]
―この指輪は、幼い頃にカスイと聡が購入した物だ。
―肌身離さず持っていた指輪は、自分たちと一緒にこの世界に召喚された。
大河内。本当に、ありがとう…。
[目をつぶって、リングにキスを落とす。
演出の一つのハズなのに、鼓動が早くなる。頬が、赤くなる。
カスイが何を想ってリングにキスを落としたのか。それは本人でも分からなかった―]
[腕組をして舞台に見入る]
なるほど。設定が少し違うだけで、やっていることは「幸福の王子」と、そういうわけか。
となるとあの娘・・・そのうち全ての財産を分け与えた挙句、誰にも認められないままみすぼらしく死んでいくことになるが――
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