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え、ぁ…
[とても自然に褒められた事に驚いて、顔を赤くする。
それを悟られないよう、青磁色のワンピースと蜜柑色のワンピースの間で視線をうろうろと動かした。]
聡が選んでくれたから、こっちにする。ありがと。
[嬉しそうに笑って、蜜柑色のワンピースを手に取る。
そして聡の相談にも乗ってやろうと、並べられた衣装を見て―]
そんなもん着るんじゃないわよ馬鹿ー!!
[どこからともなく取り出したハリセンで、スパーーーーン!と聡の頭を叩く。
かなり大きな音だったため、誰かに聞こえたかもしれない。
近くに掛けてあった燕尾服を手にとって、それを聡に手渡して]
これでも着てなさい!
[と怒鳴った。]
大河内が「こういうやつ」で定着してきた。
ウケようと思ったらもっとマジメそうな雰囲気出したほうがいいのだけど
地だからしょうがない
[叩かれた頭をさすりながら満足そうに]
ん。ありがとう。これにする。
[ちらりと時計を見て]
もう準備に入ったほうがよさそうだ。
先に舞台行ってるぞ。
カスイ。
よろしくな。
…っ……
[ゆっくりと目を開けると、視界に映るのは見知らぬ天井。]
.oO(……俺、どうしたんだっけか)
[ぼんやりとした頭で記憶を手繰り寄せる。確か、劇が終わって、帰ってきたと思ったら、その実全く知らない場所にいて。
自分がソドを怒らせたせいで閉じ込められてしまったのだ。
それを悟り月子に謝って、彼女に謝られて、そうして―――]
.oO(月子が倒れて、ベッドに運んだんだっけか。それで、俺はソファで横になってた……のか?いや、倒れたのは俺……?
……くそっ、わかんねぇ…)
[自分が思う以上に混乱していたのだろう。必死に手繰る記憶は酷く曖昧で、まるで靄がかかっているように不鮮明。その代わりに、鮮明に脳裏に響いているのはソドの声(>>*3、>>*4)。]
[チラリと時計を見た聡に釣られて、時計を見る。]
ん、時間ね。…よろしく。
[舞台へと向かう聡の背中を見て]
頑張ろう。元の世界に戻るために…。
[と、小さく呟いた。]
…「どうせ出られん」……?
[その一言が、彼を支配していた後悔や負の感情を打ち消した。]
……知るか、そんなもん。やってみなきゃわかんねぇだろうが。
何が何でも脱出してやる。少なくとも月子だけは…あいつだけは、絶対に元の世界に帰してやる。それが、巻き添え食らわせちまった俺の責任…俺の義務だ。
やれなくてもやる。無理でも通す。試す前から、諦めてなんかたまるかよ。
……あいつの笑顔は、俺が守る。
[後悔して、腐った所で何も始まらない。自分に出来る事など、我武者羅に前に突き進むだけなのだから。
誰にも届かぬであろう誓いを立てると、自らを鼓舞するように固く拳を握りしめた。]
……まずは、何をするにも情報が圧倒的に足りねぇ。片っ端から調べてみるとすっか……
[ゆっくり立ち上がると、帝は別荘の中を散策し始めた。]
[衣装に着替えたカスイは、セットであるふかふかのソファに腰をかける。
深呼吸をひとつ。緊張しているのだろうか。いつもより身体の動きが悪いような、そんな気がする。]
(大丈夫、私。聡がいるもの。)
[普通では口に出来ない言葉を心の中で繰り返し、劇の開始を待った。]
─ ある街の屋敷に、少女が住んでいました。
─ その少女は、艶のある黒い髪に、美しい肌。
そして優しい心を持っていた。
─ 名を、雛乃花穂。
うむうむ。
[幕が上がり、ソファに腰掛けたカスイが現れる。]
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