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[…ボウルを洗い終えると、厨房から出てきた。
廊下に出ると、左右を見渡し…]
…
[その先を見つめようと目を凝らしてみても、見えるのは壁。
暫くの間、佇んでいたが、ゆっくりとその足を動かし始めた]
[特に行き先は決めていないらしく、時折、部屋の中を覗いては、じっとその空間を見つめる。
かと思えば、すぐに視線を外したり、はたまた素通りした]
…ん…?
[何個目のドアだろうか。
開けた先には、本棚が整然と並んでいる。
金色の瞳が映したのは…仮面を付けた…誰か、が、何かの本を読んでいる所であった]
…
[ドアを閉める。
しかし、その視線は仮面の人物に向けられたまま]
[包帯の人物の、顔だけがふっとこっちを向いた。声としての返事がないので、おや?と首を傾げる。
…そしてふと何かに気がついて、両手をポンと打った。]
あ、名前です!名前ですよ、言うべきなものです。クリスっていいますですよ、よろしくお頼みします。
[ぺっこりと御辞儀をして、顔を上げた。…なにやら期待するような目で、目の前の人物を見詰めている…。]
[その所作を見てもなお、瞬き一つせず]
そう・・・。
[一言呟くばかり。
視線を逸らした後、再び口を開くも消え入りそうな声だった]
名前はわからない。
[そう…という声に、とりあえず名前の布教は上手くいったとうんうんと頷く。が、そのあと視線を逸らされて首を傾げる。]
わからない…です?名前。
…そうなのですか…。
[ほうほうと頷いて…ちょっとだけ心配そうな顔をする。]
名前ないです、不便ですねー…。怪我して、こう、治してあげるですってとき、大変になります。持ち物なくなったら、もっともっと、大変。
名前書いてないと言い出せないのですよ、
とられちゃったらもっとこう…うんと…
[ほにゃほにゃと一人喋ってしまって、
ハッと包帯の人物を見る。]
[困ってる人の話は黙って聞く…と誰かに言われた事があったようで、両手をぐっと胸の前に置いて、そのまま動きを止めた。]
[どれくらい本を読みふけっていたであろうか。ふと気づくと人の気配]
……?
[静かに本を閉じ、元あった場所に戻すと、扉の前の人物を眺める]
[ただじっと見つめているが、
その表情に色はなく感情を探るには難しい。]
盗られる物なんて、ない。
[服や靴や包帯、体がボロボロで
いかにも金銭を持っているような風体ではない。
それでも相手を見る瞳は宝石のように澄んでいる。]
[…視線が合うと、一つ瞬きをして]
…
[じっと、見つめている。
本が閉じると、その本棚に一度だけ目を移すモノの]
…
[すぐに視線は戻っていた。
…観察しているのだろうか、金色の瞳が細くなった]
[目の前の人の、掴みどころのないような、静かなような、雰囲気。育ての親も、他の人も、もうちょっと喋ったような気がする。
なんだか不思議な人で場所も場所だから、天使さんなのかもと、勝手に思った。]
とられる物無いです?
それは、なーんにもないって事なのです?
[ふむふむ。自分の言った事に頷くと、にっかり笑う。]
なーんにもないは、ちょっぴり寂しい悲しいが強くなりますです。
私が何かあげます!
[ポケットからゴソゴソと何かを探り当てると、目の前の人に見せる。透明なガラス玉だ。]
本当は青があったら良かったです。
[視線は目の前の人物の細まる瞳に吸い寄せられ]
……
[どのくらい見つめ合っていただろうか]
何か?
[沈黙を破るように、低い声で*尋ねた*]
[差し出されたそれは、受け取って貰えるだろうか?
受け取られれば喜ぶだろうし受け取られなくても、その人の前、地面に置いて、それで満足するだろう。]
[ふと、足が痛い事に気付いて首をかしげた。そういえば昼頃からずっと歩き通していて、着いたら一休みするつもりだったのだ。
うっかりそれを忘れて探索してしまっていた。]
それじゃあ、またですよ!
私は足が板になってしまっちゃったので、休む場所を教えてもらいに行きます。
[来たときに会った執事はどこだろう。ぷわっと立ち去ろうとして、ハッと振り返った。]
またです!
[ぶんぶんと手を降って、改めてその場を*立ち去った*。]
[…自分の方に視線が向けられている…
しかし、見つめることを止めようとする素振りは見えない。
低い声。
ソレが、自身に向けられた言葉だと分かると、ぽつりと言葉を漏らした]
…アナタも。
その、姿は…お仕事、で。なの?
[闇色のマント。
その姿に…そんなに遠い過去ではない…既視感が残るのか。
ゆるく首を傾げる]
[普通の言葉が返ってきたことに驚くも]
……そうだが
[首を僅かに縦に振り、しげしげと目の前の人物を眺めている]
この姿が気になるのか?
[さりげなく左手で耳に触れながら問う]
[首が縦に揺れれば、一つ瞬きをして]
そう…
黒い服…が、お仕事、の服。
…そう言う人が、居たから。
[この人も同じだろうか。
そう、思っている事は口には出さず]
…気になる。
どういう…お仕事かは。聞いてないから。
[つまりは…興味の対象。
さりげない仕草には、特に気にした様子は見せず]
[答えを聞けば、口元が少し緩んだように見えたろうか]
黒い服の仕事など沢山あろうに。
葬儀屋にマフィア、神父……
[じっと見つめる視線を受けながら]
……私のも、よくある仕事さ。
[ふっと息を吐くと]
で、あんたは?
[他人のことに興味などない癖に、と心の中で自嘲しながら]
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