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[思えば。
外せば。
"思う"通りに事象を動かせるだろう。
"私"は全ての領域に受け入れられる。
けれど。
"私の言葉"は誰にも届かない。]
触覚がないと、まず立てないんじゃないかと。
表層の温痛覚の麻痺だけで、深部感覚(+)ならバランスはとれる……か?でもコケそう。
[紺藍色の光は浮遊。漂う光は見得ない。]
―−−−…
[引き絞った矢を放つように、小さく呼ばう。
双眸の光は既になく。くずおれそうになりながら扉前まで来る。
元の姿に戻っても、状態も状況も変わることはない。
+表+外から音が聞こえる/9(10)分かけて扉が開く。]
/*
しかし、とんでるとどうしたら良いのかになる。
まあ…スナッチたんの時の分は、とんでる、けれど、な。
はっ…!この匂い、コーラだ。コーラに違いない。
しかも柚子のにおいがする。
柚子にコーラ。はっ!
[ぴこーん]
あれは巡り巡って干支が1順する前のことのはず。子供の頃、「新しいspaを作ろう!」企画に応募したことがあった。
僕は確か柚子コーラという泡が溢れ淡々しく柚子の香りのするからめる色のコーラ風呂(もどき)を提案しポストに投函したんだ。当然だけどそれは+チョキ+(大賞/入選/佳作)となって何処かの温泉旅館に作られたと聞いた。
賞に選ばれたことで、コーラの神に愛されているのではと思うと誇らしかった。そしてあの時初めて体はコーラで出来ていると確信めいたものを得たのかもしれない。
それにお小遣いが沢山もらえたので39本のコーラを買うことが出来たんだ。暫くコーラを買うことに苦労はしなかった。ぜーはーぜーはー。
[走りながら喋ったのでぜーはーしてきた。]
自分がプロデュースした風呂に入るなんて劇的な。
もっとゆっくり入りたかったァー!
[なんとか逃げ込んだ。
警備ロボットは+グー+(見失った/風呂の準備をしている/まだ探しているようだ)]
おも、い…? (ぜ―――)
[扉は内側に引く方式だ。
これ以上進めない圧は分かる。それらしき掴みを探す。+裏+]
…(は)…、………。
/*
制限かけられた。
だがスナッチ終了直後にかけられてるのは矛盾しそうな気がしてるんだよなあ。うーん。文の合間に、してるってのでも良いが。
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