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[差し伸べられた手をあっさり取った]
ぁー、それ。
酒だけど異常に甘いから気をつけてー
[勝手に部屋の中へ飛んで行こうとする猿を視線で追って、薄蒼を笑みの形に細める]
[緩く引きながら。]
来て貰って何だが。
[目は少し伏せ、微笑みを浮かべてみせながら。]
奥で俺の友人が寝込んでてな。
まあ、あまり騒がないでくれ。
[そして、僅かに困ったような表情を作る。
でも実際は、心の中では戸惑いが多い。]
あ?
――ぁア
[移り変わるケヴィンの表情を見上げて、それから部屋の奥へと薄蒼を向ける]
入っていいのかよ?
[言ってるが、足を止めるでもなく、もう奥まで入ろうとしている。
布団で寝かされている小柄な人物に、それこそ戸惑ったような表情になった]
…こいつ…?
[頭に乗っていた蜜柑は、表:転がり落ちた。/裏:絶妙なバランスで乗っかったまま。 +表+ ]
……あぁ、そうだ、蕎麦とやらと鐘を叩きにいかねばならないんだった。
[しばらくぼーっとした後、けたたましく鳴り響き続けているいる鐘の音でやるべきことを思い出した。]
>>276
ありがとう。甘いのは好きだし。
………。…その。
[逡巡は、ベルゼビュートの声>>279で破られた。]
そうだ。
そいつが俺の友人。
うおっ。
[崩れた蜜柑に驚いた。頭のてっぺんからやや蜜柑臭。]
やられたな……私の頭にこっそり蜜柑を積もらせるとは。
ふーりゅーではないか。
[風流の意味はわかっていないが、語感がいいらしい。]
表:蕎麦を捜索だ。
裏:鐘を叩きにいくか。
+表+
友人?
つか――
[布団の横に
ぐ:正座して
ち:あぐらかいて
ぱ:片膝ついて
+パー+
片手を伸ばし、薄紫の下の額にむぞーさに触った]
………。
[“ケヴィン”を見上げる]
困ってねェ?
…落ちちゃった。
[ジェフリーの頭から落ちた蜜柑を見てぽそり。
ふかふかつやつやのカリフラとブロコリを膝に乗せ。
5(8)個目の蜜柑を食べていたようだ。
ケヴィンとベルゼビュートの遣り取りは寝ているジェフリーに蜜柑を乗せつつ、聞いていないようで聞いていたのだろう。]
蕎麦だな。鐘は年を跨いでも有効らしい。
[中途半端な知識で順番を決定した。]
お嬢さん、君も食べるかい?
[通りかかった給仕ロボに『蕎麦!蕎麦!」と連呼しながらチェルシーに問いかけた。]
[+表+内心震えた。/汗がふつっと噴き出る想いだった。
見上げてきた視線が全てを物語っているように思えた。]
………。
その。”困って”はない。
[逡巡した後、出たのはそんな言葉。
これは、起こっていない事でもあるのだから。]
ベルゼビュートは背は高くないと思うんだよね。
13歳の時小さかった(気がする)けど、女子で13ならもう成長ほぼ止まりかけてるから。
140+4(20)とか?
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