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ロビーで、話……?
[寒さと痛さと治ってるのかどうかはっきりしない風邪にやられつつある身ゆえに、旅館に戻る道を向こうが示したのはありがたかったけれど。
またやさしくされた気がして。
それに話の内容があまりいいものではない予感もして。
ゆっくりと頷くまでにだいぶ時間がかかったコダマであった]
[「まぁここで『そうです、痴話げんかです』とか言っちゃったらお笑い種だよね」
引っかからなかったかーとクスクス笑い]
・□・「あ、いやちなう、宇宙コンビニエピでの台詞加味して『あんたにやられておけばよかった』だな。コダマはケルベロスにやられるつもりはない」
・□・「それにしてもどーしてこう、日和ってばかりの人になってるんだ私はー!!」(ハリセンでセルフタコ殴り)
[頷きを見れば、やがてモノクルを元通りに付け直す。
一帯に撒かれていたジャミングも消えた。]
………。
先に、温泉にでも入ってきた方が良いな。
[雪にまみれて濡れたであろう服と冷え切ったろう身体。]
俺の方は待てるから、
身支度を整えてから来ると良い。
[瞑目。目を開き、旅館の方へ足を向ける。
コダマが一人落ち着く時間を持たせるかのように、
距離を詰める事はない。**]
[「ぶっちゃけ痴話げんかかどうかって周りが判断するものだから恋人とかその辺何の関係もないけどね!」
キッパリと言い放った]
ー 今日は*07手長猿*の温泉にて ー
おはよう。今日も寒いな…。
こういう日は炬燵でみかんが食べたい。
[温泉充でまったり]
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