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――居酒屋「赤坂」――
「そういや、この時期雪山で遭難する人が居てね〜。」
「なら、凍死っスか?親っさん!」
「いやいや、>>0:58幻の湯に浸かって助かったり、
蛙神の幻影を見て助かったり……何だかんだで帰って来るんだよ。」
「そりゃ安心っスね!でも、それに遭遇しない場合は…」
「ああもうそりゃあ、 死んじまうんじゃね?」
[とかいう、店主の話があったりなかったり。]
/*
原稿用意してたけど、良かったなあ。流石スッチーだ。
>>257
…だ ぁ ら そーいうとこが…
[上着受け取って溜息。
雪と直接触れる足先は異常に冷たいけど、半纏だってあるのに]
[手のひらサイズの猿(のキーホルダー)は、雪が積もってきたので浴衣の中に潜り込んでいた。
顔だけ出してビーズの目玉をスッチーと壷に向ける。「きゅる?」]
ん?
コレぇ…入れんの?やばくね?
[スッチーならやりかねない、的な意味で大丈夫だ!83%くらいは!
というわけで壷の中に頭から突っ込んでみた]
[何か言われた気がするが雪のせいかよく聞き取れなかった。]
壷に飛び込むとはなかなか珍妙だが、背に腹は帰られまい。よろしく頼む。
[覚悟を決めて壷に入り込む、入ってみると中が意外と広いことに驚いた。]
これも機械やら技術の類の仕業なのか?
[ベルに尋ねてみた。]
亜空間連結技術の一種なのかもな。電脳空間ならこーゆー奇天烈もよく起こるんだが……
むしろマホーとかぁ?
[さっぱりわからんという態度。
ちょっとした四畳半くらいの空間でぱたぱたと髪の雪を払い、スッチーの後を追って行った]
あくーかんれんけつ?
[棒読みで聞き返した。文字が頭に浮かばなかったらしい。]
よくわからないが常軌を逸した空間であることは間違いなさそうだ。
しかし、今の進んだ宇宙で魔法なんて言葉を聞くとはな。
表:解明できない力もあるものなのだな。
裏:そういえば昔習ったな。
+裏+
――居酒屋「赤坂」――
[戻ってみると、新たにオノンが居酒屋に加わっていた。+表+
表:>>99名前は聞いた。/知らないね!]
お前は陶器屋の。
あの壷は未だあるか?
[と問えば、返事は何だったか。]
ん。あれは売り物ではなかったのか。
[目を眇め、+表+]
表:(露店で値切り話がしたかった。)
裏:(また寄ってみるか。)
[等と思ったようだ。]
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