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ウェンディは本当の意味の脳内垂れ流し系に属する。脳内垂れ流し系というとこれまでヘンリエッタやヴィンセントを同様の分類にしてきたが、ウェンディが本当の意味で脳内垂れ流し系といえる。通常、ヘンリエッタにせよヴィンセントにせよ、なんらかの発言をする以上、目的地があって発言をしている。結論があるから説明をしている。その説明の課程で考えたことをそのまま表に出しているのであり、結論がなければはじめから発言をしない。すなわち、無意識において必要不必要を判断し、必要と思われる情報を表に出していると考えられる。たとえば、考えてみて自分に不利になる発言やこの発言をすることで自分が圧倒的に黒くなる発言などは発言する前に自粛するだろう。
一方でウェンディは>>1:222で「思ったことをずばずば言うよぉ」と言っている。これは本当にそのままその通りの意味だと解釈してみよう。つまりウェンディは考えたこと思ったことはそのまま発言する。その発言の結果自分が黒くなることや客観的に見られた自分の立ち位置の変化を考慮にしない。言い換えると非常に主観的な思考を持っていることになる。それを証明する発言が>>6:188。この発言まで他者が自分をどうとらえているか、というのを一切考慮していなかったことがわかる。
もうひとつ、ウェンディは発言しながら考える性格を有している。>>33からの一連の発言を読み返していこう。>>33にてベンジャミンの意見を復唱し、そのあとで、「もっと検証してほしい」とactで発言している。
そこでウェンディはベンジャミン視点で自分を考察することを思いついたのだろう。それが>>34からの一連の考察になっている。この考察はヘンリエッタやヴィンセントなどははじめから発言しないタイプの内容になっている。理由はあまり意味がないからだ。内容的にベンジャミンの意見を反芻し自分なりに消化しただけになっている。場合によっては黒く見られかねない。だが、ウェンディは前述のとおり他者からどう見られているか、ということをあまり考慮しない。ゆえに発言にいたっている。これに加えて「発言しながら考える」「考えながら発言する」どちらでもいいのだが、この性格が発現する。
>>34から>>38の発言を改めてみてみよう。注目するべきは発言間隔。1発言ごとに4、5分程度のラグがある。これは書きながら考察していることを意味する。言い換えると>>34の発言をした段階でウェンディは>>38の結論に到達していない。発言していって>>38の発言をしたと同時に>>38の結論に到達している。これが発言しながら考えることを意味している。ウェンディは話し始めた段階で結論が見えていない。ゆえに、話に結論がない場合がある。>>38の発言などは特にそうで結果的に多少の反論を交えているがベンジャミンを肯定する結論に達している。
そのためウェンディの発言を見た場合、その意図がつかめずに混乱することになる。すべての意見には役職にかかわらず何らかの本人の意思、言いたいことがあるはずだと考えると>>38の発言の意図がつかめずに混乱することになる。客観的に見た自分を考慮しないため自分が黒くなっても気にしないからさらに混乱する。よってウェンディが何者だかわからなくなってしまうことになる。これが怪しい村人につながることになる。
しかし逆に考えてみると、ウェンディは客観的に見られる自分を全く考慮せず、思ったままの発言をそのまま発言している。疑われることを恐れていないため、黒い発言もそれに気づかず平気でする。すなわち、ウェンディは完全なノーガード戦法を用いていることがわかり、同時にそれが村人として当然だと思っている。だから>>6:58でヴィンセントが自分が黒くなったという事を自覚した発言に反応した。ウェンディの村人はそんなことを気にしないからだ。そしてウェンディはそのままそのとおり村人をしている。人外がこの態度を継続することは正直難しいと思われる。ゆえにウェンディは村人だと結論できる。
ウェンディ村人ということで、ウェンディの発言を考えていく場合、ウェンディ自身は自分が黒くなる白くなるということを一切考慮していないことを把握しなければならない。そしてウェンディ本人が自分の発言が必要な発言か否かを考慮していないことを把握する必要がある。つまりウェンディは自分の考えたことはすべて表に出しているから、その発言の中でどれが必要なのか、というのは第三者が決めなければならない。むしろウェンディはそういうスタンスで当たっているような気がしたりもする。本人に聞いてみないとわからないが。
抜けている結社員の表示が真占い師だったのは運が悪かったということだべな
黒猫様やみなし白だった守護ということもありえたわけで……
くわばらくわばら
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