★ボクが死んでいたら
何もかもミリさんの好きにどうぞ

★ボクが生きていたら
ミリさんの意見を聞かせて欲しいな。
そして、みんなの占い先、吊り先の希望の調査、集計、占い先や吊り先の指示とかをお願いしたい。
ボクは考察とみんなへの質問を担当したいなと思ってる。

〜10月22日〜トアの受難
逃げ切ったぼく。

その翌日だった。朝っぱらから、例の恥ずかしい服を持ってる祖父が居た。あきらめ悪いよ！！
祖父「そのフリフリひらひらは『着て一回転くるりと回ると幸せになれる』と言い伝えられているドレスなんじゃよ」
ぼく「なら、自分で着なさい」
祖父「サイズあわないしのぉ。き、きもいし」
ぼく「別に今でもそれなり幸せだからいいよ。家族が重度のヘンタイだってのに目をつぶれば…」

ぼくは、ため息をついた。

〜10月23日〜トアの受難
うちの家族はヘンタイだらけ。
父はオタクヒッキーでネオニート（株とかエロ同人誌！！で大金稼いでる。その手の界隈では神らしい）
母は腐女子。祖父はマッドサイエンティストｗ
ちなみに亡くなった祖母はまっとーだった。ぼくが割とまっとーなのは祖母のおかげ。

今日は父のパソコンを借りることにした。言っておくがエロゲのためではない。パスワードなんぞ関係ない！

そして…　〜つづくかもしれない〜

クロガネ雑貨店の本日の商品は

1　黒いハリセン（ツッコミにどうぞ）
2　黒いふんどし（あの人への記念日のプレゼントに）
3　黒い犬耳（マンネリが嫌いというあなたに）
4　黒いおにいさん（ひとり寝のお供に）
5　黒いぱんつせっと（ひもぱん、Ｔバック、Ｉバック、ビキニパンツの入ったお徳用）
6　黒いおくすり（意中の人もこれであなたにめろめろです。この店の名前は出さないでね！）
以上6点。
ご注文はお早めにね！

【りゅみえーるのじんろーたいじものがたり】
二日目　〜私のサドルを盗んだ奴とついでにリア充は爆発しろ〜

リュミエールは予鈴が鳴るとすぐに教室から飛びだした。

「急いで話し合いに行かないと」

たまたま下宿先に選んだ村で狼が現れた。リュミは村にとっての新入りというだけで、容疑者となると共にその狼を探し出すことを命じられたのだ。

「何て面倒なことに巻き込まれてしまったのでしょう」

リュミはそう言ってため息を一つついた。
だが、その足取りは軽く表情は喜びを隠しきれていない。

狼を見付けだした暁には下宿先の女将さんが宿代をタダにしてくれるという。それだけでなくある程度の生活費を融通してくれると言うのだ。貧乏学生であるリュミにとってそれはとても魅力的だった。
奨学金で神学校に通っているリュミは生活費を捻出するだけで精一杯。お金を趣味に使う事など、入学してから一切なかったのだ。

（もし、もしもですよ……。狼を見つけられたら……）

リュミの頭の中は薔薇色に染まる。
今まで妄想で凌いできた。だが、それもそろそろ限界に近かった。新しいネタが欲しかったのだ。

（あの、噂の『薄い本』をようやく……手に入れられます！）

――――――――――
「…………嘘、ですよね」

ここは学校の駐チョコボ場。通学の為に使われる、生徒保有のチョコボが繋がれている場所。
だが、リュミがチョコボを入れていた小屋の中には。

「――私のぴーちゃんが……ダチョウに…………」

ここまでのやる気を一気にへし折られたリュミはその場に崩れ落ちた。まるで自転車のサドルをブロッコリーにすり替えられたような気持ちである。
リュミは涙を堪えつつダチョウに跨って村へと急いだのだった。　　　二日目　完

占い先について。
色が見えない人を占うのも確かにいいけど、2日目の時のように、かなり黒っぽい人を見つけた場合は優先的に占うのがいいかな。臨機応変ってとこ。
あと、ソーニャさんは次あたりに吊るか占うか、どうにかしないとほったらかしになりそうな気がするよ…。