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んー……。
[向けられた視線を、じっと見つめ返す。]
華(あい)は確かに美しいですが、華だけでは立つことはできません。葉があり、茎があり、根があり、漸く花は色を得て、毒を育てることが出来ます。
もしシャッテンに愛するつもりが無いのだとしても、例えば雨が降った日、私が華ならば、誰かに傘を差してほしいと思うかもしれませんし、凍えを凌ぐ為に誰かに抱きしめて欲しいと思うかもしれません。
華を育てることはとても難しいことなのです。
摘み取る事はいつでも出来るのだとしても。
[メイドは、花の下でふわりと笑う。]
……もしそのような華があったとしたら、
とんだ変わり者の華だろうな。
[笑みに少しだけつられる表情を見せてから、
緩やかに視線を外す。]
だが、まぁ………
万が一、そんな奇特な華が居たと仮定するなら。
気まぐれで応える事も、
吝かではないかも、しれないな。
そうですねぇ……。
私には、貴方を求める華が在るならばきっと必ず出会えます、なんてことは言えません。
ですが……
花瓶に咲いていようと、道端に咲いていようと、ひび割れたコンクリートから咲いていようと、華は華。
踏み潰してしまわないように。
知らないまま過ぎてしまわないように。
きっと"次"は、見つけてあげて下さいね。
[メイドの笑顔の上で、花が揺れる。]
[――それも一瞬。
花は鋼色の心臓へと変わり
おんなの姿は、顔を覗かせた鎖とともに、影の街へ墜ちる。]
花の世話をして参ります。
心行くまでおくつろぎくださいませ。
[影に墜ちる寸前。
床に置いたままだったチェーンソーを掴み、引きずり込んだ。**]
――国会議事堂正門前――
[風薙がこちらへ来る様子を感じとれば、笑い声も止む。
ゆるりと彼を見上げて、そして現状を語る言葉を耳に入れる。]
は、なにそれ……
[到底信じるに値する言葉ではなかったが、目の前の光景はそれを裏付け真実味を持つ。
ふらり、と支えを失うように力の抜ける身体を、大理石の柱だけが受け止めてくれた++]
[風薙とサフォアのふたりは、この能力を持つものに心当たりがあるらしく。
また自分も、鎖のワードから浮かぶNEXTは、ひとり。]
メイド……か。
[思い当たる人物像を口にしてみる。
同意は得られたかどうか、どちらにせよ間違いないと確信を持っていた。]
合流するんだったら、一旦みんなで病院までいくっきゃない、かな。
この状態で単独行動はあり得ないでしょ。
[現時点で万全な者もいない。体勢を整え直すのは必須に思えた。
座り込むサフォアを咎めることなど、できやしない。
ヴィクトーリアからの無線連絡が入ったのは、その頃だったろうか。
中へ、と促されれば、無論頷いて同行した。]
――コンビニの人じゃん。
[ヴィクトーリアが知り合い、と示した男には、しっかりはっきり見覚えがあった。
バスジャック犯としてよりも、偽シンドバッドとしての印象が先立つ。
どうしてこんなところに、との感想は、風薙が補完してくれた。
ヴィクトーリアが自分の居場所を問えば、男二人の影になっていたかひょいと顔を出して、存在をアピールしてみたり。]
まあ、移動するならしちゃお。
みんな、色々と限界でしょ。まずあたしが無理。もー無理。
[盛大にため息をついて、膝をついた++]
……思いっきり、満身創痍だよな現状って。
[疲労の色濃い……の、一言で終わりにできない状況に、がじ、と後ろ頭を掻く]
んじゃ、いつまでもここにいてもなんだし、ぱっぱと移動しましょーか。
……俺も、そろそろきついし。
[口調だけは、軽く、言って。
外に待機していた福祉車輌の所へと向かう。
運転手はさすがに落ち着かない様子だったが、事情を話せばすぐに動いてくれた。
ついでに、先に警備員に預けた愛車も引き取って]
……あー、支部長に、連絡入れとくか。
[それからふと思い立って、病院にいる支部長に連絡しておく。
今から、そちらに向かうから、と]
ん、いくー。
[顔だけ上げて、風薙に返事をして。
床に手をついてゆるりと立ち上がる。]
……みんな、ぼろぼろだよね。
笑えるくらい。
[苦笑交じりの呟き。
傍まで福祉車両はもう来ているだろうか。]
あ、福祉車両がいる!
[運転手さんことタナカさんに手をふる。]
今日は普通の速度でいいけど、安全第一でお願いしますね、怪我人が多いので。
[笑顔を作ったつもりだったが、顔は疲れていただろう。]
ここまでくると、笑うしかないというか。
[苦笑するロージアに、こちらも似たような面持ちで返す。
何はともあれ、自力では動けないナジームたちを運ぶのは、運転手のタナカさんにも手伝ってもらったりしつつ]
ん、じゃあ、行きますか。
[自分は例によって愛車に跨り。
準備が整ったなら、先導するように走り出した]
はい、向かいましょう。
[病院へ車を走らせる。風薙さんはバイクで向かったが、他の人が全員で乗ったら、それなりに車内は狭かっただろう。
体育座りの状態で、持ってきた飲みものを飲む。]
ん、野菜ジュース、かぁ…。
[そういえば、…駐輪場でもらった野菜ジュースは、メイドNEXTで、それを助けにシャッテンがやってきて。
その前にナジームがビルを破壊したり、公園でブライアンさんと会ったり、ああそういえばロージアが閉じ込められていた診療所は何だったのだろう。
などと考えたりしたら…、きっと間もなく病院に着くだろう。]
うーん、自分もへましまくりであれだけど、編成的に、もう少し悪い子NEXTさん同士で囁けて、かつ数を制限したほうが統制取れて、動きやすかったんじゃないかと思ったり。
いい子NEXTは、悪いやつユルサナイである程度足並みを揃えられるからロールしやすいけど、悪い子NEXTの人は結構、いい子NEXTの動きを待たなければならない感じがしたんですよねー。
悪い子NEXT=悪の組織にいるんだけど、腹に一物持っているゲソぐらいの縛りでもよかったかもかもて思ったり。
てか、ロール遅くて待たせてごめん、あうあうあー。
現実、笑ってもいられないけどねえ。
[などと嘯きながら、福祉車両に乗り込む。
人数的に快適とは言えなくても、疲労のピークにある体はそれを苦に感じる余裕すらない。
うとうとと夢現、病院までの道を往く。
ぼんやり映る視界は、どこまでも黒ばかり。]
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