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まったく、忙しない事だ。
窓の外を見てみるが良い。
[小さく溜息を吐きながら、
赤い視線は再び窓の外。]
………人の歪んだ光が消えた世界。
時を忘れてしまう程に、美しい景色だろう。
生憎、楚々として静かに、とか性に合わないの。
あんたに許されなくても、別に構わないけどね。
[揺らめく炎に、ぱしりと鞭を叩きつける。]
褒美として大人しく捕まってくれる、って言うなら、ありがたくいただきますけど?
[揶揄るように、皮肉るように、口調はゾンネを煽る。
口ではそう言いつつも、臨戦態勢は無論解かずに。]
捕まえる……ああ、成程。
まだその様な甘い事を言っているのか。
――――……街一つ消し去っても、
まだ優しい夢を見ているとみえる。
[呆れの色を含む、小さな苦笑。
体が僅かに揺れる。]
私はね、殺しに来いと言っているのだよ。
見せ掛けだけの法を振りかざすのでは無く。 この世界の原初たる理……弱肉強食の上で。
己が意志と殺意を以て、立ち向かえ……と。
綺麗さっぱり、って意味ではそりゃあ、綺麗ね。
でもあたしは、そんなの許さない。
[窓の外に視線を向けることはせず、ゾンネだけを見やる。
怒りに似た想いが意識を占め始め、戦いに向かう高揚が真っ直ぐにゾンネを射る。
しかし、その攻撃的な意識の中では。
血濡れの男が今にも消えそうな細い細い声で自らを呼ぶ声には、気付けない。]
[鎖の森を抜けたら、そこから見える地上の風景は絶望であった。]
誰もいない...、人の光もないけれど、希望も夢もない世界。
あなたの夢見た世界は…、これだったの?
[まるで、目の覚める事のない眠りの世界のように静かで、生きているのか死んでいるのか分からない。]
[語るべき、伝えるべきことは各々に。
顔なき顔をゾンネに向けたまま、
歯車を微かに軋ませる。
こえ、は
サフォアのものである。]
――――うつくしくなんか、ない。
何もない。
何もかもなくなって、
それじゃあ、何にもならない…!!
[カガリの姿はあるだろうか。
闇を内包する光に近づこうと、一歩]
『褒美として』って言ったでしょ。
あたしも別にあんたがそんな素直で大人しいやつだなんて思っちゃいないわよ。
ただまあ、あたしは殺すのって得意じゃあ、ないから?
そのほうが楽だな、って思ったの。
[こちらも呆れ混じりのため息ひとつ。
"時間稼ぎ"も兼ねて、女は会話を続けようとする。]
それに。
殺しに来いとか言ってる死にたがりを殺してやるほど優しくもない。
…?
あんた、腕……?
[違和感を口にした音に重なり、
フロウディアの声が凛と響く。
意志持つ声。]
……
あんたを止める。
あんたと、―――カガリを。
[力の融和。
性別不詳の声ではもはやなく。]
居るんだろう。
ここに。
弱肉強食…、生き物は無闇に殺生はしない。
あなたの言う弱肉強食というのは、生きるための殺生ではなく、心の乾きを埋めるための意味のない殺し合い。
私はそのような事はしない。
ゾンネ…、あなたを逮捕します!
投票を委任します。
紅金の ロージアは、ゾンネ ユーベルス に投票を委任しました。
人に対して希望など持ち合わせていないのでね。
……奴らは弱い、どうしようもなく。
奴らが生きる為、己に飾り続ける嘘と虚栄。
その歪んだ光が………
真に守るべき希望も夢も隠してしまう。
そう、街の灯が美しき星の輝きを掻き消し。
そびえ立つビルが大空を切り取ってしまう様に。
[コツリ、と並び立つ"希望"に近づく。]
私は、守るべき物を選んだ。
本当に掴み取りたい物があるならば、
両の手は空けなければならない……。
人という存在は、もはや必要ではないのだよ。
―――だからこそ、今の光景は美しい。
それに、嫌でも君達は私を殺したくなるだろう。
他の何でもない……
君達が守りたい物の為に、ね。
[それは、不敵な笑み。]
………?
なんだ、この腕と脚は君達の仕業ではないのか。
てっきり、そうだとばかり思っていたが。
[カガリって何処かで聞いたことがある気がする...、と思いつつ。]
さあ、早く降参してください。
貴方を不必要に傷つけたくない。
[右手を上に掲げ、手のひらに青白い炎を集めている。言葉は気丈だが、感じ取ってしまう恐怖の感情と戦っている。]
あなたの言う真の希望は、地上にあるの?暗い影だけで何も見えない。
両手を空けて、誰に祝福を贈るのですか?地上の世界には何もない…、あなたが全て奪ってしまったから。
あなたの言う通り、このままだと、あなたを赦せなくなる...
おれは手を離さない。
守りたいものは
……手が届く限り、
いや…もし届かなくても
伸ばし続けると決めた。
――――。
[影、揺れる。
問いかけるリントブルムの狭間。
なぜブライアンがあそこにいたのか
かれがNext体に変じたと言う話―――まだ、うまくゾンネの腕とは繋がらぬ]
少なくとも
おれたちじゃ、ない。
ゾンネ。
確かに
殺したのは人間で
傷つけたのも人間だった。
けれど
殺したのはNEXTで
傷つけたのもNEXTだ。
そして、
おれはNEXTと人間、
どちらにも叩き落とされ
どちらにもすくわれたと思ってる。
だから、きっと釣り合うはず、だと…――
私の守るべき希望は、
人の世では生きる事すら許されない。
君達が人を守るということは、
私の希望を……
私の守りたい物を殺し続ける事と同義なのだよ。
[理解出来ないだろうがね、と。
諦めるように言葉を続けた後……影の義手を見る。]
私は、この腕こそが。
未来の揺り篭になると、信じている。
―――違うな、サフォア。
私が見た絶望は……世界の理は。
傷付けるのは人間で。
殺したのも人間で―――
それを隠し、赦すのも人間だった。
[腕から外れた視線は、四人の希望を眺めた後。
最後は白い騎士、ヴィクトーリアへと留まる。]
白い騎士……私は以前君に問うた事があるな。
将来、君が恋をし、その果てに子を宿し……
その子がNEXTだった時、
この世界は祝福してくれるのか?と。
………しては、くれない。
決して、祝福など、されない。
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