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[――かきり、と
逆回しになる歯車。変身が解ける。]
ッ――、 は…
[人の姿に戻れば
体格も力も常の人並みのものになる。
宮古を支えきれなくなる前に医師たちに託して]
――お願いします
[それだけ言うと、
病院の外壁に凭れて大きく息を吐く。]
……やっぱり 長距離は きっついな……
[そこで漸く、ツキシロは雨に自分が濡れているのに気づいたように、空を見上げた。]
投票を委任します。
風薙 緋焔は、シャッテン に投票を委任しました。
……少し休んだら、行かないと
[雨の雫が髪を伝う。
お守り――OAエプロンは腕にかけたままだ。
病院の出入りが慌ただしい。
大きな事件が都庁とは別で起こったらしいことが何となく 知れた。]
─ 喫茶店『ヒバシラ』跡地・近辺 ─
……あー。
やっぱり、あっちには繋がんない……か。
[愛車の傍ら、都庁への連絡を試みるものの、やはり上手く繋がらず。
已む無し、と再度、『Blaue Flamme』へ連絡を取る]
こちら風薙……都庁の方の状況、掴めたか?
[問いに返されたのは、大体の被害状況と、都庁周辺で電波障害が発生している、という事。
それから、別所で起きた戦闘の情報]
なに、それっ……。
[思わず声が上がるが、仔細な状況は『Blaue Flamme』の方でも掴めてはいないらしく、調査中、と返された]
とりあえず、俺、向こう戻るよ。
ここにいても、わけわかんないし……。
『そうねー……あ、ちょっと待って、新情報』
新情報?
『宮古さんが、病院に搬送された、って……状態ははっきりわかんないけど』
はあ!? ちょっと待て、それどーゆー……っ!
『アタシに聞くなああああ!
都庁爆破とかあったんだもん、そこから考えなさいよ!』
……ごもっともです。
[やっぱり、反論はできなかった]
[通信を切り、空を見上げる。
雨が冷たい。
色々な意味で限界近いな、と思いつつ、新しく入った情報は休息よりも状況を知りたい、という思いを強めて]
……気力が残ってりゃ、なんとか、なるっ……!
[思いっきり無茶を言いつつ、病院へ向けて愛車を走らせた]
─ 病院 ─
[たどり着いた病院は、酷く、慌しかった。
各所で起きた事件のために酷くざわめいていた]
……あそこだけでも、結構な騒動だったもんなぁ……。
[喫茶店での事を思い出して、苦く呟く。
都庁でも爆発があったとなれば、人的被害はどれほどのものか。
一つ、息を吐いて、慌しく動く人々を見回し]
あれ……ツキさん!?
[外壁にもたれる姿に気づいて声をあげ、ややふらつきながらそちらへ向かった]
どうした、って。
都庁爆破されて、宮さん、担ぎこまれた、って、キアから聞いて……。
状況全然つかめないから、とりあえず、こっち来てみよう、って。
[そこまで言って、それから。
何処に、という問いに、僅かに目を伏せる]
……えっと……『ヒバシラ』って、喫茶店、知ってます?
そこで……。
[どう、説明すればいいのか。
言葉が途切れる]
例の……『裸足のメイドさん』と、遭遇、して、まして……。
[ようやく告げた言葉も途切れがち。
隠しようのない疲労と、『鬼』の装甲をも裂いてその下に達した刃の痕は、それが穏便なものでなかった事を端的に物語っていた]
投票を委任します。
紅金の ロージアは、シャッテン に投票を委任しました。
[キア、と聞いて
首を傾げたがそれについては口に出さず]
ああ、都庁がナジームの襲撃をうけた。
ミヤコさんはさっき、病院に運び込んで……
……――ヒバシラ?
[怪訝そうな表情を浮かべた。]
……喫茶店だな。
知ってるけれどそれが、どうしたんだ。
裸足のメイド…!?カガリと会ったのか?
その傷も、それで か
[思わず詰め寄り方に触れ――それから苦い表情を浮かべる]
―― 街中/街路 ――
[夜は闇を呼び、昇る日は再びの光を覚ます。
喫茶店の火災、街中を照らさんと膨れ上がった光、
そして、都庁での死闘。
色褪せた街に寄り添う人々は、束の間の平穏を享受する。
街路に止められた車。中には男が乗り込んでいる。
連絡のつかなくなった娘を探しに来た彼は、やっとの想いで掴んだ手掛かりを元に、街中を車で走り回っていた。
――これから病院へ向かおうと思う。何も心配は要らないさ。私とて、自ら危険に踏み込まないさ。何か進展があれば連絡する。
言って、男は携帯電話を切った。
窓から見える景色も人も、どこか生気が無い。"戦争"の開始から数日――始まりの頃の被害者数を考えれば、昨夜の被害は"一般人"にとって微々たるもの。
とは言え、完全な活気は取り戻せていない。
男は、乾いた喉を潤すべく、車を出た。]
[車体の下。
硬質な音が鳴る。
男が自動販売機に視界を取られている内に
湧き出た鎖が、車をぐるぐると取り巻いた。
気配に気付き、振り返った時にはもう遅い。
車体は――鎖ごと、影に沈んだ。
後には、音も形も、何も残らなかった。]
[その日、男以外にも自動車やトラック、バイクといった移動手段の消失が相次いだ。時に目撃され、時に音も無く。
共通するのは、犯人らしき姿は目撃されなかった事。
周囲にいた人々も、怪しい人影は見なかった事。
中には、消失した車やバイクが戻ってくる事もあった。
元あった場所とは違う場所に置かれ、総じてガソリンだけがEmptを示していたという――。]
[誰かが実しやかに語り始めた。
きっとあれは夏の怪談に乗り遅れた
機械の悪魔《グレムリン》の仕業なのだと。
昨夜の事件三つは市民に不安を煽りもしたが
まだ冗談で笑い合える余裕はある者もいるようだった。]
都庁襲撃って……それで、あっちに連絡つかなかったのかよ……。
[舌打ち一つ。
今更ながら、別行動をとった事への悔いが滲み出る]
……帰りの巡回ルートで、その近く通ったら、そこになんでかトラック突っ込んでて……。
[そういや、なんであそこに突っ込んでたんだろう、という疑問は、直後の言葉と触れられた所から伝わる痛みに途切れた。
それでも、痛みの方は半ば強引に押さえつけ]
ツキさん?
篝ねーさんのこと、知ってたの!?
[二人の間にあった事など、当然の如く知る由もないから。
疑問はストレートに、言葉になって飛び出した]
――都庁舎>>4:319――
大丈夫じゃなくても、止まんないのよ。
[ついたため息は諦めを含んでいた。]
それにまあ、戦闘能力の面ではあたしよりも出来る子だしね。
何かあったら対処できるくらいの能力はあるはずよ。
[そんな他愛ない会話をいくつしただろうか。案外ふたりとも、あまり無駄な口を開かずに自らの役目を全うしていたかもしれない。
爆発音に彼が頷いたのは判別しきれなかったが、姿が消えたこと、それを了解と受け取った。]
宮古!
[抱えられて廊下に戻ってきた宮古は、気を失っているのか動かぬまま。
伝えられた現実現状、逃げたらしいナジームに喜ぶことは出来なかったが、しかし"爆弾"の制御に難有りとなれば、まだ少しは成果があったのかもしれない。]
――おねがいね。
[病院へ、と告げるfacelessに頷く。犠牲を払って彼らを止める、などということに甘んじてはいけない。
彼には生きていてもらわないといけない。それが《希望》でもあると思った。]
[雨は降り続いている。
このままなら、もしナジームが制御を取り戻したとしても、延焼の無闇な拡大は防げるかもしれない。
しかし逆に、制御が失われていることに気づけばまずはじめに議事堂へ向かう可能性がある。
体力的にはそろそろ限界に近かったが、休む間が欲しい、とは、いつの間にか思わなくなっていた。
今のうちに成すべきことを成さねば、と地を踏む足に力を入れる。
都庁内の残人数の確認が終わり次第国会議事堂に向かう算段で、庁舎内を最終確認とばかり駆けまわり始めた。]
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