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「街をひとついただく」
――ゾンネが謂ってた
あいつ、…何を した……!
[ふらつく脚を踏ん張って
議事堂の外へと向かおうとした]
[ナジームの手当の後。墜ちるfaceless――いや、サフォアに駆け寄る。
起き上がる身体を、支えるように手を差し入れる。]
……街?
[脳裏に蘇る言葉。
街をひとつもらう。既に壊滅状態である東京都を比喩した言葉だと思っていたが、違うの、だろうか。]
外は!?
[窓を探して振り仰ぐ。
そこから見えた世界は――]
……あ、れ?
[いつもなら、何かしら怒鳴ってくるであろう、甲高い声が聞こえない。
届くのは、意味を成さないノイズだけ]
繋がらない……?
え、なんで。
ジャマー、停止かけたのにっ!?
[念のために稼動上体を確かめるも、やはり、機能は停止していて]
街をいただく……って、なにそれ!?
て、あー、もう、無理ナシでっ!
[ふらつきながらも外へ向かおうとするツキシロの様子に、突っ込みを飛ばしつつ。
一先ず、装着を解除する。
充電は、できるだけ節約したい、というのがちょっとだけあった]
―― 影の街 ――
[音がする。
巣窟には参戦しない鎖たちが、
影の街の空で、"東京"を食べている音。
音無き世界に、凍て付いた終焉の声が鳴っていた。]
ちょっと知り合いがいたみたい。話してくる。
[街の様子は確認よろしく、と言って、ブライアンさんがいると思わしき方向に歩いて行く。]
……っ……!
[装着解除後に感じたのは、眩暈。
やはり、蓄積している疲労が大きいのは否めない。
それでも、まだ余力はあるほう、と判断して]
んなふらふらな状態で、一人で動き回るのなしです、ってば!
[外が気になるのは、自分も同じと。
歩みを支えるなり休ませるなりしないと、とツキシロを追った]
[光と影は消えた。もはやこの国会議事堂に彼らはいない。
―――だが、一度その移動は経験した]
多元定理変算……
[それは世界の理に干渉し新しい自己を増やす能力。
この世の数字を変換する能力]
……歪曲。
[その、数値を歪める。
場所を彼の者の背後に。―――あの移動能力を逆算。
殺傷するための攻撃能力を設定。―――右腕を刃に。
最速の一撃を繰り出すための形を作る。―――過負荷に脳が焼き切れる]
……繋がらない?
[窓の外を見るより先、《TYPE-blade》の声に、自分も通信をつなぐ。
接続先は『STOPPER』――しかし、応答の気配はない。
さらさらとホワイトノイズが流れるだけの音声は、気味の悪いほど静かに感じられた。
けれど、おかしい、と思う余裕はなく。
ふらつくサフォアや、一点を見るヴィクトーリアの様子に目を向ける方に意識が往く。]
知り合い、って……
[相変わらず止める間もないヴィクトーリアにまた嘆息一つ。
仕方ない、とばかりにこちらも変身を解除し、サフォアの傍、一番近い窓の傍まで歩み寄る。
見えた、世界は、黒だった。]
[黒いNEXTになったブライアンさんが、何をしているか、じっと様子をみている。]
あなたもNEXTだったんですね。
[私に信じる事の大切さを再度教えてくれた人。
私より、よっぽど心が澄んでいるのでは、と思う。
でも何故ここにいるのだろう?]
─ 国会議事堂・廊下 ─
[議場を出る前に、ジャマーの電源が切れているのは確認して。
窓辺のツキシロの所に向かう。
様子がおかしいのは見て取れて、僅かに眉が寄った]
ツキさん、どーし……。
[どーしたんですか、という問いかけは、途中で途切れた。
きょとん、と。
そんな感じで、瞬き一つ]
なに……これっ……!
[直後、上がるのは上擦った声。
目に映る、影の荒野に。
他に、言葉が出てこなかった]
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