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怖い……成る程、それは近いな。
あれほどまでに他者をたやすく傷つける
理解し難い程に醜悪で唾棄すべき存在が、
私は確かに恐ろしいのかもしれない。
―――赤子すら、
奴らはゴミを見るような目で殺すのだから。
[ふむ、と。
少し考え込むような仕種をしながら、
少しだけ背後を振り向く。]
それも踏まえて、私は幾度も言葉を紡ごう。
人に、守ってやる価値など無いと。
ー国会議事堂/衆議院本会議場ー
[街を襲う未曾有の大混乱。
その一報が入り、与野党ともに混乱の様相。
もはや会議の体もなしてない有り様である。]
ー……ふ。
[会議場の照明が消える++]
[こちらへと疾駆する四つの人影。
それをゆるりと見やるようにしながら……
影はその掌を地へと触れさせる。]
人よ……絶望に、沈め。
《ハンズオブグローリー》
――― 影孔の手 ………。
[未経験の跳ぶ、という行為に実は少しだけ恐怖していたりもした。
離してなるものかと掴んだ手の先、かきりと硬い小さな音。
回る歯車に目を伏せ覚悟を決めれば、フリーフォールの落ちる瞬間に似た強いGのかかる感覚が一瞬。
目を開ければ、そこは。]
→国会議事堂へ
[そして照明がつき]
動くな!動かば、爆発させよう。
この議事堂に仕掛けた爆弾を。命が惜しければ我が話を聞け!!
[議長席にシンドバッド…ナジームの姿。
議会はさらに混迷を極める。]
無能なる議員諸君、我がシンドバッド。
ナジーム=ラシュディである。
……豚どもめ、我の声に聞く耳持たなかった。
だから、こちらから会いに参上した。
[大地が……世界が、侵食される。
透明な湖面に、漆黒の雫が落ちたかのように。
シャッテンが触れた場所から、影の円が
急速に広がっていく。]
満たされぬ絶望は、
全てを喰らい尽くし、昏き腕に抱きしめる。
[沈みゆく、世界。
地面の中に、影の中に……溶け込んでいく。
それはまるで、漆黒の底無し沼。
命ある生命(モノ)も、命無き物質(モノ)も
全てを平等に愛し、抱きしめて行く永久の絶望《アイ》]
行け、私よ。
呼ばれているのだろう?同士に。
[影が周囲を飲み込みながら広がる中。
唯一影響を受けないであろう本体に声を掛ける。]
我の要求はひどく簡潔だ……即刻降伏せよ。
ゾンネ=ユーベルスも招いてある。
もはや、我らを止めることは不可能よ。
[しん、とした会議場にナジームの声だけが響く。
滔々とした演説。熱気がこもる。]
諸君、人類とはかくも醜いものだ。
争わずにいられぬ宿命のもとにいるらしい。
今も人類はNEXTとの全面戦争に突入している。
[演説は踊る。]
―――それには同感だ。
[変身前の姿であるなら、笑みを浮かべたかもしれない]
だが、NEXTにそれが当てはまらないと思うのなら盲目としか思えん。
突飛な力を得たくらいで、精神性まで変わるものか。
―国会議事堂―
[降り立ったのは――中央広間のその真ん中。
既に内部、されど議場までは今少し距離がある。
音もなく爪先片足で立つ]
《大丈夫か》
[跳躍に慣れていない者への影響は
フェイスレスには分かりにくい。
尋ね、それから。]
《ナジームが現れるなら
大々的に議場だろうな。かといって飛び込めば
人質に取られているも同然の議員の命はないだろうな》
単純な立ち位置の問題だ。
人は人であるが故に、人の醜さに目をつむり、
妥協し、最後には許容する。
そして、私は人ではなくNEXT。
同種を許容し、他種を批判する……。
有史以前より人が繰り返してきた事を、
今度は人より強き者によって跳ね返されるだけだ。
人に、批判する権利があろうものか。
終わらせよう……そんな争いは…ッ!!
我らは共存できるッ!平和な世界で手を取り合って!!
我は平和の使者である。この混迷極まる戦争を止めにきた。
[右拳を突き上げる。ざわ…ざわ……。
さすがのざわめきが漏れる。熱気が会議場を包む。]
同志ゾンネ=ユーベルスが到着し、ここに宣言する。
人類とNEXTの新たな平和共同体を!!
降伏せよッ!!さすれば、貴様らの命だけは安堵するよう、
首班たるゾンネに掛け合ってみよう。
……我らは貴様らの敵ではないッ!!
我らに仇なし、無為に争いを広める抵抗勢力こそ、
貴様らの真なる敵なのだッ!!!
[高らかに。]
─ →国会議事堂へ ─
[支部長と別れた後は、可能な限り加速して、目的地へと急ぐ。
万全のコンディションなら耐えられる加速度が、今はやや、辛い。
僅かな仮眠だけでどうにかできるほど、人の身体は都合よくできてはいないもの。
もっとも、それで折れるくらいならば、と。
先へ進もうとする意志力は、身体の訴えを退け、走らせる]
……とりあえず、今んとこ、無事、かっ!?
[やがて見えてきたその場所に、口をついたのはそんな一言。
愛車自体もそろそろ限界が近いようだが、最後の一走り、とそちらへ向かい]
え、ちょ、なにっ……!?
[やけに慌しい様子に、一つ、ふたつと瞬きつつ。
近くにいた警備員を捕まえて、身分証明しつつ状況を問いかけた]
シンドバッドは、能力(去る)を実行することにしました。
[四体が影に沈む。それを眺め、残る一体は対策を思考していく。
観察。それが、カウントレス・Sの真骨頂とも言える戦い方ではあった]
同士か。シンドバッドかね?
どこか予定があるのか。
ならばこちらもしんがりを残してついて行こうか。
命をかけた戦いを……片手間でされるのは癪だ。
[さらに増える。次は十体。
包囲するように出現する]
私は、純粋なるNEXTの味方だ。
人を基準にした道徳、法、常識……
それを前提にした言葉など、
私にとっては憎しみ以外何も感じることの無い羅列。
譲れない物があまりに近く、
あまりに遠すぎる。
故に、もはや二度と線が重なる事はない。
大丈夫……予想以上に一瞬だったから、驚いたけど。
[広場へと静かに降りる。
地に降りても、体に異変のようなものは感じなかった。
急に空に現れた自分自身に、少し足が竦んだくらいのもの。]
逆に、人質にするつもりでしょうからすぐに全てを爆破することはないはずよ。
急がなくちゃいけないけど、焦ったほうが負ける。
[そこに、風薙の姿も見えただろうか。
警備員と何やら揉めているらしいところに、facelessが向かっていった。]
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