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私の絶望を、計りきったつもりの愚者に……
内なる天秤の傾いた先を。
本当の絶望の深さを、見せてやれ。
[静かに、目を閉じながら足を止める。]
―――光さえ届かぬ、影の深さを。
……承知した、私よ。
[貌無き、帽子を被った黒衣の男。
それはただ静かに、構えを取る。]
私は影。
染まらぬ、届かぬ……永久の抱擁。
―――変身。
シャッテンは、ブライアン を投票先に選びました。
シャッテンは、ナジーム ラシュディ を投票先に選びました。
シャッテンは、ブライアン を能力(襲う)の対象に選びました。
[影は、全てを飲み込む。
周囲にあった闇という闇が、その男の抱擁に誘われる。
闇は影の内へとその身を預け。
闇を抱きし影は、さらにその存在を昏きに堕とす。]
我が腕で眠れ、ただ純粋に―――。
―国会議事堂へ―
《ロージア、望むならば“跳ぶ”か》
[facelessは、尋ねた。]
《お前ひとりくらいなら、
触れてさえいれば行けるはず》
[それもおそらく現状の消耗度合いでは2回が限度。
伝えた通りだ。歯車が音を立てる。]
――国会議事堂へ――
それが無茶じゃないなら、お願いしたいけど。
さっき、消耗するって言ってたのは平気、なの。
[やはり、気がかりはそこになる。
出来れば温存してほしいとの思いと、遅れは最大の悪手との思いが交差し、facelessに伺いたてるような口ぶりになった。]
あたしもだけど、あんたもぼろぼろなんでしょ。
《―――…、一回なら。》
[たぶん、と
小さく付け加える。]
《今は、間に合わない方が―――問題だ。》
[無機質な白い手を伸ばす。
手をとるように、
いざなうように
顔なき顔を向けた]
《―――おれがおれらしくあるためにも。》
[高嶺に謂われたことを、ふと口にした。]
―― 影の街 ――
[鎖たちが次に狙ったのは、商店街だった。
かつて、サフォアと出会った場所。
おんなは、首を傾げるようなしぐさをしてから
ゆっくりと、鎖たちに意志を向ける。
――商店街が、夜へと消えて行く。]
[的外れ。そう言ったゾンネの言葉。
それがどうしようも無く可笑しいと思うのは、変身体ゆえに精神が高揚したからか]
ああ、なるほど。
お前の絶望は、天秤はそれか。
その背を向けた絶望は、そこにあるのだな。
[変身と同時に能力を発動させる。五体に分かれる。
そのうち四体が現れた影に疾駆する]
ならばお前は、人が恐いのか。
[走って向かうは駐車場。いつもの福祉車両が待機している。]
えーっと議事堂まで、毎度の超特急でお願いします。あと、傷薬と包帯と水と…積んである?
さすがタナカさん。では、よろしくお願いします。
[運転手ことタナカさんは、にっと歯を見せて笑った。裏道飛ばすから、とベルトを締めるように指示される。]
今日でおしまいよ、ナジーム。
[特になにもなければ20分ほどでたどり着くだろうが…**]
――ごめん。
[間に合わない方が問題だと、彼は言う。
自分がいることで負担を強いるのを悔やむように一度うつむき、そして謝罪した。
ゆるりと顔をあげ、差し出される手をとり。
離さないようにぎゅう、と力を入れる。]
――やっぱり、バイク、ほしいなあ……
[小さな呟き。あこがれのような響きを秘めて、声は風にかき消える。]
《かまわない》
[詫びるロージアの手を取って。]
《――――?》
[小さな呟きは、風にかすかに聞こえるばかり。
――かきり。
歯車は回り。
―――跳ぶ。]
→ 国会議事堂へ
─ 街中 ─
[それに気づいたのは、裏道から一度、公道に出た所。
同じ方向へと向かう、明らかにスピード違反で走行している銀色のバイク──東京支部長の愛車だ。
それと気づくとメットの下でにぃ、と笑ってスピードを上げて追い越しをかけ、少し進んでから停車する。
向こうも合わせるように停車した]
「もう少し先で合流するかと思ったが……まあ、いい走りだな」
第一声がそれっすか!
それよりっ……。
「わかってるわかってる!
ほれ、持ってけ!」
[言うより先に押し付けられるのは、ナップザック一つ。
中身は、思っていたよりも、軽い]
「起動コードは、エンブレムにシンクロさせてある。
ワードは、『お前ら』」
[さらり、と言われた言葉の意味は一瞬掴めなかったものの。
支部長の笑みを見て、ああ、と合点がいった]
「以降のバックアップは期待するな、と先に言っておく。
……原因不明の異変が各所で発生してるんでな、そっちの調査と、住人の避難誘導で手が足りん」
……原因不明の異変?
「今ここで何、と聞かれても答えられん。
……とにかく、今はやるべき事に集中しろ」
[静かな言葉に、躊躇いは一時押さえ込んで。
ナップザックを背負って、再び走り出す。
支部長はしばしその背を見送った後、自分もどこかへ走り出した]
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