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雷が放つ刹那の輝き……。
永久なる光の前に掻き消えるが良い!
―――装光……ッ!
[その言葉と共に、傷ついた右腕に再び光が灯る。
されど、それは先刻の物とは様子を違えた輝き。
全てを燃やし尽くすが如き、染まりし極光。]
《ハンズオブ――
永光の……
――グローリー》ッ!!
……腕ッ!!
だが―………やはりわかり合うことはできない。
我らはともにNEXTと人類の共存という
理想郷の病理に苛まれている。
しかし、貴殿らは同時に重篤な別の病理を患っている。
[握った手を握り潰したりなどしない。
ただ、本当に敬意を払うかのように。]
道徳で以て融和を図ろうとする因習だ。
そうした因習という病理に罹っている。
―……いつか分かり合えるという「妄念」に。
[思うところがあるのか、彼の声が少し曇って聞こえる。]
─ 喫茶店『ヒバシラ』跡地・近辺 ─
んー……。
[一応、回線は開いてみたものの、耳に届くのはノイズ音。
こちらの状況も良くない、というのもあるのだろうが、そのノイズは嫌な予感を助長する]
宮さんたち、大丈夫だといいけど……。
[そんな呟きをもらしていると、忙しない足音と共に警官が駆け寄ってきた。
ぴし、とした敬礼と共に向けられたのは、近隣の避難誘導と消火作業が一段落した、という報せ]
―都庁/瓦礫前―
《―― …、ああ》
[リントブルムに頷く。
フロウディアのほうを見て]
《壁はおれなら“跳べ”る から》
《それに通信回路は、つながってる。――聞こえるはずだ》
[2人に、それを伝えた。]
ん、お疲れ様、と。
……役所とか、上の方から改めて指示あると思うけど、当面はこの区画、立ち入り禁止にしといて。
俺は、もう少しここで様子見てるから、そちらさんは指示待ちしつつの警戒態勢で、ね。
[無理して作った軽い口調で指示を出し。
立ち入り禁止を示すテープが張られて行くのを、見守る。
それらの作業が一段落した所で、空を見上げた]
…………。
[見上げた空は、お世辞にも、明るいとはいえない]
[敵と話すなと訓示したのは自分だ。
そして、悪でありながら人徳があるこの男と会話を続けるのは危険だと本能がざわめく。
猶予はない。
決行の時だ。]
いつか一緒に、コーヒーを、飲みましょうか。
[オープンにしてある回線──ツキシロに向かって、行動せよとのコールサインを送る。]
[ナジームを逃がすまいと、無意識に手に力がこもった。
ナジームに肉薄した状態で、<東風>のコンデンサ(蓄電器)に負荷をかけて、あえてショートさせ、
その瞬間に発生する局地的な電磁パルスで、ナジームの起爆信号発信機能をスタンさせる──それが作戦の理論。
電磁パルスが影響するのは電子機器だけで、生命にはこれといった害はない。
この部屋の電子機器は壊れるだろうが、データはすべて外部アーカイヴに移した。
携帯の中の、兄妹で撮った写真データが消えることだけは──胸が痛む。
コンデンサが破壊された時点で、成功しても失敗しても<東風>は使えなくなる。
それでも──やる価値はあると踏んだ。]
希望は万人の上に。
僕らは、決して暴力には屈しない。
[フェイスガードの下で静かに唇を引き結び、自分を支える<東風>に自壊を命じる。]
通信が聞こえても…。
[ノイズ混じりに聞こえる別の声…]
『市街地中心部でNEXTが交戦中。
一人はw/w、一人はリヒタル・ゲゼッツ。リヒタルは、市民を燃やし怪我人もあり。応援…
』
[通信が途絶えた?]
私、行って来る。w/wは私達の仲間。助けないと!
[まるでここから逃げるかのように、走り出す。無力な自分が恥ずかしい。誰も死なないで、そう願いながら。]
[激突する白と白。
眩いばかりの光を放ち合い、焔の赤と光の白でまるで街中に昼間が戻ったかのようになる]
うおおおおおおおおっ!
[文字通り全身全霊の雷の力を込めてさらに勢いと激しさを増して一瞬ゾンネの攻撃を押したかに思えた、が――]
[炎の中、大粒の雨が降り注ぐ、不純物の混じった水は雷を吸収して拡散させる]
何!?
しまっ――
[雷という装甲が剥がれ、ぶつかり合っていた力が逸れる。
リヒタルの技が腹部に直撃し、無様な体で空に再度舞い上がる]
がはっ……。
[光の力で腹部に穴が開き、口から血が溢れる。
そのまま地面に落下すれば変身が解け吐血の量も増える、さらに技の反動で全身が痙攣を起こし、雨の中ですら身体から煙が燻っている]
俺の、負け……か。
―………どうした?何か考えているのか。
[不自然に籠る力に何らかの違和感を感じたのだろうか。
恐らく何をやろうとしているのかまではわかってはいない。]
―……やってみろ。ここで我を討てれば貴殿の勝ちだ。
貴殿の一撃…甘んじて受けよう。起爆もさせぬ。
[本当に抵抗する意思がないのか、跪いたまま
逆に宮古の手を強く握り返す。離れない意思。]
貴殿の志と「我ら」の志―……勝負だ!!
[現場の作業が完了する頃には、どうにか身動きは取れそうだった。
完了を伝え、敬礼をして去っていく警官を見送った後。
立ち入り禁止の境界線を、一人、越える]
……ま、あんな派手技、何度もこないと信じて……と。
[もし宛が外れたら確実に死ぬな、とわかってはいるのだが。
このまま、立ち去る気にだけはなれなかったから、ゆっくりと歩みを進める]
……ん。
降って来た、か。
[先ほどから、その気配はあったのだが。
本格的に落ち始めた雨粒に僅かに眉を寄せつつ、瓦礫の山へと近づいて行く。
動くものの気配は、感じない。
炎の鎮まったその場所は、言いようもなく、静かだった]
[夜の闇で染まる街中。
それを切り取る光同士の鬩ぎ合い。]
――――――……ッ!
[強まる雷鳴。
その猛る勢いは傷を負った右腕では荷が重い。
少し腕が押し戻されたかに見えた瞬間……
―――相手の力が、弱まる。]
[瓦礫の山と化した都庁内をくぐり抜け、外に待機していた福祉車両に飛び乗る。]
中央街へ向かって!仲間がピンチなの。
人を怪我させないよう、時速200kmで急いで!
[福祉車両の運転手は、またかと思ったかもしれないが、慌ててエンジンを起動させ車を急発進させる。
外は雨が降っている。間に合うだろうか…、いやな予感がする。]
でもっ……宮古が!
[何ができる、とリンドブルムは言う。
出来ることは目の前に見えている、とばかり、瓦礫を退けようとした。
しかしそれを白の――facelessが止める。
跳べる、そして通信がつながっている、と言われれば、それを受信することでひとたび、手は止めた。
声は聞こえる。無事であることを把握すれば、悔恨自責と共に瓦礫をひとつ蹴った。]
――避難誘導、再開しよっか。
[低い声でそう告げる。
経路は確保している。そう難しくなく行えるはずだ。]
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