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[その手刀の鋭さは、再び受け流そうとしていた
リヒタルの腕の光を容易く切り裂く。
先ほどの結果とは逆。
纏っていた光は霧散し、一歩二歩と後ろへ下がる。]
―――侮っていた、わけではないのだがな。
何時の世も、意志とは想定を軽く覆す、か。
だが、勝敗を覆すまでには至らん!!
[切り裂かれた腕とは逆、
左の腕に宿る光が、雷を貫こうと拳を突き出す。]
ふん……。
NEXTを愛する貴様とNEXTを憎む俺。
愛憎は表裏一体なんて言葉もあったか。
どこまでも互いが反発せざるを得ないな。
[身体を庇ったことによる両腕の被害が大きく黒い肉体に血がぬらぬらと滴る]
全てを照らす光に比べれば、
闇を一瞬切り裂く事しか出来ない雷では本当に出来の悪い模倣品でしかないな。
……本当は分かっていた。
お前にとってのスイッチが人の悪意だったように。
俺にとってのスイッチはお前だったんだろうと。
そんな俺もきっとお前に重荷を背負わせていた存在なんだろう。
だから俺は終わらせる必要がある。
[腕を使った必殺技は現状のコンディションでは放つ事は出来ない、となれば――]
さて、これで邪魔者は入らない。
宮古―……といったか。
「我々」はシンドバッド―ナジーム・ラシュディ。
[彼の前に立とうとする黒服たちを制し、
車椅子のブーストに向かって右手を差し出す。]
─ 喫茶店『ヒバシラ』跡地・近辺 ─
[進められる避難誘導と消火活動の様子を見つつ、先に連絡を入れるのは、『Blaue Flamme』東京支部。
剣の事を考えての判断──だったのだが]
『エンーっ!? アンタ、どこにいるのよーっ!』
[通信越し、返って来たのはキアの素っ頓狂な声だった]
え? どこに……って。
『さっき都庁で爆発あったり、連絡取れなくなったりで、こっちてんやわんやなのよ!? 一体、アンタ、どこで何してたのよっ!?』
ちょ、なんだよそれっ!? で、状況は……。
『それが把握できてないから、てんやわんやなんでしょおがっ!』
……ごもっともです。
あ!
[投げ出された知事を受け止めようとするが、その前にその身体は四散した。爆風で身体を吹き飛ばされる。]
!!
[目の前には爆風で生まれた瓦礫の山。瓦礫の山は扉を塞ぐかの量で、中の様子をうかがい知る事は難しそうだ。]
宮古さん…。
[痛む身体を動かし立ち上がる。]
相手の動きを封じる事ばかりだなぁ。
その人がどうしたいって、なかなか分からない。
読込が足りないといわれたらそこまでなんだけど…。
―都庁―
[――跳躍する、刹那 爆発音が響く。]
《―― な ッ!?》
[2度に分けて跳ぼうとした距離を
1度で止めて。瓦礫の上に降り立った。
飛び散った臓腑が床に奇妙な文様を描いて落ちる]
《――おい!…無事かッ》
[吹き飛ばされながらも起き上がる騎士に
顔なき顔が声を向けた]
[ツキシロの白が消える。
どこか異次元にいるのだろうか…そんな疑問が頭を掠めた。
が、扉の向う、視界に入るのは別の白と白。
そして、取り巻きと──人質。]
"リントブルム"、あなたはここまででいい──
[言葉をかけるのと同時に、知事が爆殺され、司令室の壁が崩れる。]
ふん……。
NEXTを愛する貴様とNEXTを憎む俺。
愛憎は表裏一体なんて言葉もあったか。
どこまでも互いが反発せざるを得ないな。
本当に出来の悪い鏡のようだ。
[身体を貫く光を切り裂き、リヒタルの腕をも裂けば即座に攻撃を受けられるように構えを取る。
省みれば身体を庇ったことによる両腕の被害が大きく黒い肉体に血がぬらぬらと滴る]
当然だ、俺は既に死んだ身体をここまで保ったのだから、な!
[リヒタルを切り裂いた雷の刀で光の拳を受けようと正面に掌を突き出す、が――]
─ 喫茶店『ヒバシラ』跡地・近辺 ─
[常から良く喋る技術者娘には言い負ける事が多いのだが、今は疲労と傷の痛みで更に分が悪くなっていた。
それでも、どうにか気を鎮めたらしいキアに、現在の自分の位置と、剣の事を伝える。
『あとで覚えときなさいよ』という低い声を最後に通信は途切れ、はあ、と息を吐いた]
に、しても……一体、何が……。
とにかく、こっちからは通信回線開けとくか。
[都庁の事も気になるが、この場を一般の警官や消防だけに任せて行くわけにはいかない。
ブーストは使えずとも、一般人よりは動けるはずだから、と。
避難誘導と消火活動が落ち着くまで、その場に残った。
動けるだけの余力に疑問があった事と。
鎖の森の向こうに消えた女の事が気にかかるから、というのも、その理由として上げられるのだが]
ぐあっ!?
[その簡易な雷の盾はいとも容易く光の拳に突き破られ、掌を潰される]
なる、ほど……。
所詮、雷は光と違って暗闇に一瞬だけ輝ける幻。
常に世界を照らし続ける光の足元にも及ばないか。
どうやらこんなところまで出来が悪いようだ。
[自嘲気味に笑いを漏らしながらも、再びリヒタルへ構えを取る]
ならば、やる事は一つだ。
俺がお前の暗闇を払える雷たるや、確かめてみろ!
[雷を纏い、踵から放出させ空高く舞い上がり、空中でとび蹴りの構えを取る]
ライトニング・スラッシュ!
[そのまま全身に眩く強い光を纏わせながらリヒタルへ向けて蹴りを放つ]
──…、
[目の当たりにした凶行に瞬時、息をつめた<東風>のすぐ前まで、赤と白──この国の国旗のカリカチュアにも似た色彩のNEXTが立つ。]
シンドバッド…ナジーム・ラシュディ。
僕が宮古護です。
[差し出された手を見る。
絶好の機会、あるいは罠か──]
あなたは「戦い方」を心得たムジャーヒディーンだ。
それは認めます。
こんな場でなければ、敬意を表するほどに。
[座った高さから右手を出す。]
[項垂れる様子のリントブルムの様子に、そちらへ数歩歩み寄る。
黒服を先導する彼女、何らか強制されているとしか思えず、様子を伺おうとしたのだったが。
司令室の扉を開け、黒服たちが入室してすぐ。
一人の男が放り出された。
彼女はそれに手を伸ばそうとして――空を切る。]
リントブルム!!!
[叫び声。爆風に紛れたそれは、どれだけ彼女に届いたことだろう。
無事、との声が聞こえれば胸をなで下ろすが。
瓦礫は司令室を埋めている。中にいる宮古をこのままにしておくわけにはいかないと、瓦礫に向かおうとする。]
その言葉、有難く受け取っておこう。
[よほど自信があるのか、それとも礼儀なのか。
紅白のNEXTは差し出された手を迷わず握り返す。
そして、かのブーストと同じ目線に跪く。]
貴様……いや貴殿こそ「我ら」が聖戦に対し
迅速かつ適切な行動をとっている。貴殿らから見てな。
それは我も敬意を抱く。このような名指揮官と戦えたこと、誇りに思う。
雷が放つ刹那の輝き……。
永久なる光の前に掻き消えるが良い!
―――装光……ッ!
[その言葉と共に、傷ついた右腕に再び光が灯る。
されど、それは先刻の物とは様子を違えた輝き。
全てを燃やし尽くすが如き、染まりし極光。]
《ハンズオブ――
永光の……
――グローリー》ッ!!
……腕ッ!!
ごめん…、なさい。
人質を…、知事を助ける事が出来なかった。
[瓦礫に向おうとするフローディアに対し]
中に入って何をするの?
今の私達に何ができるか、それを優先しましょう。
[たとえば、避難する職員の救出。たとえば、国会議事堂に仕掛けられた爆弾の除去。たとえば…]
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