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[赤い半球から蚊が飛び出して来る。
大量の蚊は嫌悪感を抱くのに十分な量。振り落とそうとするもなかなか上手くはいかない。]
そうよ、卑怯よ。
あなたは、人質を取らないと何も出来ない弱虫よ。
[蚊を振り落としつつ、それでも気丈に振る舞う。]
─ 喫茶店『ヒバシラ』 ─
な……なんだ、あれ?
[炎を抉り取った一撃、それを避けられた事に安堵の息を吐いたのも束の間。
現れ出でたそれに、思わず上がるとぼけた声。
巻きついていく鎖に、何となく嫌な予感を覚えた]
……よりによって、曇ってきてる、し……。
[ちら、と空を見て、呟く。
ここはどうするべきかの判断がつかない。
理性と感情のバランスが取れていない。
迷いの中、鎖の軋む音が響き──]
ちょっ……ありか、そーゆーのっ!
[爆ぜた鎖、飛び散る刃。
とっさに出来たのは、駆動に全エネルギーを回し、跳び退く事。
同時、飛来する刃を可能な限り剣で叩き落すが、追いつかずにいくつもの刃が身を掠めていく]
このっ……。
[苛立ちを込めて吐き捨てつつ、大きく剣を振るって複数を防いだ直後。
澄んだ破砕音が、周囲に響いた]
んなっ……。
[手の中の質量が、一気に軽くなる。
それが何を意味するか、理解するのは──嬉しくはないが、容易かった]
ちっきしょ……おっとお!
[舌打ちしつつ、全力で後ろへと後退する。
先に飛び込んだ喫茶店からは、だいぶ距離が開いていた]
[しかし、人質を取られてしまえば何も出来ない。
最悪な事に、都知事の身体は爆弾に変化れている…。
これが、戦場で生きてきた人と、平和な世界に暮らしてきた人の違いなのか?]
…、分かりました。案内しましょう。
―都庁―
[ツキシロの響き持つ声は
次に発した時には性別不詳の音に変わり]
《―――…そう、か》
《おれは、誰かを転移させることはできなくはない。
だが手段としては危なすぎる》
[スクリーンに映った
惨状に舌打ちする。]
《―――おびき寄せて策はあるんですか》
そうか?
少なくとも……私と君で、
奇しくも一致している心情があると思うがね。
―――目の前のものは、打ち倒すべきだと。
[相手から苦悶の声が漏れれば、
今度は此方の番と指先は眼前の敵へ。]
私の憎しみの顕現、
全てを焼き尽くす永久の憎悪。
私の光をかき消すのは容易ではないぞ!
[指先から、幾筋かの光が相手を穿とうと放たれる。]
良い心がけだ。我は貴様ら日本でぬくぬく育った
NEXTの何倍も何十倍も何百倍も死線を潜り抜けてきた。
貴様らが「我ら」に及ばないのは
―……死と背中合わせの実戦が圧倒的に足りないからだ。
そんな「お嬢様」に卑怯と言われても、心は動かんよ。
[そう言うと、司令室まで先導させる。]
―― 喫茶『ヒバシラ』 ――
[喫茶店は炎に消えて行く。
柱が焼け折れ、天井が落ちる。
喫茶店の入り口、火災の中では、新しいチェーンの刃が生まれ、炎の海に森を作っていった。
鋼の森に遮られ、おんなの体は見えない。
『ヒバシラ』の看板が落ち、店の全てが業火に巻き取られて逝く。何かに引火したのか、厨房の辺りから新たな爆発。
チェーンの森も、おんなの体も
炎の瓦礫の向こうに消えた。]
[水道管を壊す間、黒服の男には二度会った。
彼らはどちらも、こちらを見るなり何かを噛み潰し爆発する。]
っ――!
[耳をつんざくような爆音と爆風。風は濡れた瓦礫を巻き上げ、そしてそこには"何も残らない"。]
どうして……
[炎は湿気た一帯には強くは広がらず。その分、弾けた人体の撒き散らした血と肉片はありありとそこに残る。
歯噛みする。蚊に寄生されて無意識のうちに起爆されるのとは訳が違う。自ら進んで、彼らは死と破壊を選んだ。]
……!
[理解出来ない、と苛立つままに、また管を蹴った。
ただ、冷たい水が吹き出すばかり。]
[ナジームのいう事は悔しいけど現実だった。
彼を逮捕しよう、など考えていた自分は所詮甘いのだ。
彼は死ぬか生きるかの二択しかない世界で生きていた。私とは違う…。]
ここよ…、もう知事を離して!
[かすれた声で言い、司令室の前に立つ。]
なるほど、それは一本取られたな。
[リヒタルの指先から迸る光の線に身体を庇うように腕を交差させ、身を低くさせながら突進]
かき消す必要なんてない、光に向かいて光を切る!
[身体を光の線で貫かれながらも距離を詰め掌に雷を宿して手刀を振るう]
まだだ。「我ら」は貴様らの司令にのみ用がある。
―……部外者には出て行ってもらおうか。
[などと言っている割に、自分は黒服や延栄満を
引き連れている。都知事は相変わらず人質に取られたまま。]
ナジームの爆弾の起爆信号は電磁波のようです。
このOAエプロンを頭からかぶせることができれば、一瞬、電磁波を遮ることができるかもしれない。
ともあれ、彼に接触できる隙を作れれば、と思っているんです。
接触せずとも、数メートルまで肉薄できれば──起爆機能を無力化する策はあります。
永久に、というわけにはいかないかもしれませんが。
それに、彼自身を無力化することはできません。
彼の動きを止めるためには、"リントブルム"や"執罰のフロウディア"、あるいは"TYPE-blade 焔鬼"のような攻撃力がないと…
ここで倒しきれなければ、あなたの力でナジームを弾き飛ばしていただく他はないかもしれません。
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