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[涙は少し止まった。飛び出して行った風凪>>300を止めるほどの気力はなかったが、気持ちは同じだった。]
どうして…、どうしたら…。
[何気なしに携帯電話を見たら、何かのデータが届いている。ここにはいないロージアから、GPSデータが届いている。>>300
彼女の事、無駄な連絡は飛ばしてこない。そして、マイクから聞こえる叫び声。>>424]
ロージア!何があったの、ロージア、ロージア?
ちょっと会議は中断、ロージアが何かに巻き込まれたみたい!
[何かあったら連絡を、とだけ言って、会議室を飛び出し駐輪場へ急ぐ。]
はぁはぁ…、あ?
[愛車は、商店街の駐輪場に放置していた事を忘れていた。気が動転していたとはいえ、時間のロスをしてしまった。
私のバカ、と思い引き返そうとした時、風薙さんの姿があった。>>427]
風薙さん!ロージアに何かあったみたい。
あなた、バイクありますよね。私をそこまで連れて行って!
[息は切れているが、力強い声で言う。++]
[経験上、嘆きは何も生まない。咆哮はすぐ止め、首をゆるく振って立ち上がる。
扉に体当たりを何度繰り返しても、重い鉄の響きと鎖のじゃらじゃらとした音が闇のなかに反響するだけだった。
暗がりの中通信端末の明かりで辺りを見回すうち、その端末が何かを受信する。]
ヴィクトーリア!
[呼びかける。しかし郊外の地下、おそらく長く閉ざされてきたこの場所は、電波状況がいいとは言えないだろう。
どれだけのノイズが混じったか。]
場所はここ。
[携帯電話のディスプレイを風薙さんに見せる。ここがどういう場所かわからないが、風薙さんなら診療所だとわかるだろう。]
『ヴィク…(ガガガ)…ア!』
[ノイズまぎれにロージアの声が聞こえる!]
……ここって……。
[見せられたディスプレイ、その表示に眉が寄る。
左手首の銀に転送しておいたデータを引っ張り出して並べて見た]
篝ねーさん、の……?
[低い呟きに重ねて聞こえる、ノイズ混じりの声。
一度目を閉じ、それから最短ルートをチェックする]
なんで、行こうとしてたとこなんだか……よっし、任せろ!
ただし、俺の運転は荒いからね!
[そうでなくても色々と手を加えまくったじゃじゃ馬バイク、乗り心地の保障はできない。
一応注意は飛ばしつつ、ヴィクトーリアが後ろに乗るとすぐ、頭に叩き込んだルートに沿って、診療所へと走り出した]
はい、振り落とされないようしっかり掴まらせていただきます!
[話が早くて助かる。ヘルメットを借りて後ろに座ると、風薙さんに運転を任せ、ロージアのいる場所へ。]
―喫茶店:月の猫―
…――――、 ユキエさん。
[幸恵はゾンネに気づいていたらしいが
通報はしなかったようだ。
月の猫は、通常営業で。]
……例えば。
例えば、なんですけれど。
―――ここに来れば
NEXTだろうが人間だろうが
関係なく、珈琲が飲めて
ケーキを食べて
……そんな場所が
……少しずつでも広がれば、――― いつかは
[扉の方を見たまま、ツキシロは願いじみて、口にした。]
─ →診療所 ─
[今の生活を始める前から、バイク便のバイトは続けていて。
配達エリア内の裏道に関しては、知識は豊富。
途中、警戒態勢の敷かれている部分も見えたが、最低限のロスですり抜ける。
……無茶走行も多かったというか、大半が無茶走行だったから、乗っている方は色々と大変だったかも知れないが。
そして大通りは避けていたから、そこでの事など知る由もなく]
……っつーか。
この近くまでなら、結構来てたじゃんよ!
[やって来た場所を視認して、口をつくのはこんな一言。
ともあれ、愛車は建物の近くに停めておいた]
さて……目指すのは、この中、かな。
くそっ……
[焦りは棘立った呟きを生む。閉ざされた環境は体力も気力も奪う。
端末の細い明かりが映すのは荒廃した世界。
がん、と足に触れた燃料缶が転がって鳴った。
何の道も拓かぬその音に、なおさら焦燥が胸を焼く。]
[荒っぽい運転に驚いたものの、さすが運転のプロ。予想より早くたどり着いた。
目の前にあるのは、診療所?建物の雰囲気ではしばらく使われていないようだが…。]
…、開けますよ?
[少し様子を見て、ドアに手をかける。]
ん、ああ。
……ここで止まってても、仕方ないし、ね。
[開けますよ、という問いに、一つ、頷く。
何か起きても対処できるようにと、警戒だけは怠らずに]
[緊張しつつ、静かにドアを開ける。
中は意外と広い?暗い室内をじーっと見つめる。人気はない。
壁伝いに触ったところにあったスイッチを入れると、電気がうっすら灯った。最近まで誰かが使っていたみたいだけど、部屋が荒れている。
そして、何か腐ったような嫌な臭いがする。]
ロージア、ロージア?
[一つ一つ、部屋のドアを開け、中を伺ってみる。
中はどこの診療所にもある、診察室やキッチンといった普通の部屋だ。]
これ、何でしょう?
[ある部屋の床に、思わせぶりな扉がついている。この中には何があるのだろうか。風薙さんの顔を見つめる。]
[ガン!!
焦燥と苛立ちと、それから自分の居場所を知らせるように、鎖で閉ざされた重い扉を蹴る。
一度。二度。その度にじゃら、と鎖の擦れる音ばかりがした。]
/*
エスパーしちゃったかもしれないが、通信つながってるから呼びかける声からいることを判断したんだと思ってくれるとうれし、いな
[ヴィクトーリアと共に、内部をチェックして歩く。
自分たちの他に人の気配はないが。
漂う臭いは、あるものを容易に連想させて、眉が寄った]
……ここに、ずっといた……の、かな。
[ぽつり、と零れた呟きは、ヴィクトーリアには意の通じぬもの。
どうしても別所に引き摺られる意識を、今は目の前へと向けさせて]
……ふつーに考えると。
地下とか、そういうとこへの入り口……ってのが、お約束、だよな。
それにしても、厳重に……。
[ロックされてんな、と。
言うのと、何かを蹴飛ばすような音は、どちらが先に響いたか]
[ガン、ガンといった音が地下から聞こえる。]
多分、この下にロージアがいる。
開けますよ?
[ずっとここにいたのかな、という風薙さんに]
ん、誰がですか?
さっき、篝ねえさんっておっしゃっていましたけど、あなたのお姉様って、確か茜さんだったと思うのですが。
[疑問符を浮かべながら、扉を持ち上げる。]
―喫茶店:月の猫―
……やるだけのことを、
……やるよりほかは、…――ない、か。
[NEXT対策本部、
その冠する“希望”が、
どこへ向いているのかを、確かめるのも―――ひとつ。]
……少し、出てきます。
[―――幸恵にことわる。
母のように見ている彼女は、
ひょっとしたら本当は、何もかも感づいているかもしれないと思いながら。]
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