情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[神経に障る飛翔音。不自然な指向性をもって飛来する蚊の大群。そして、最近やけに多くなった蚊。近くのコンビニに起きた爆発。シンドバッド。
それら断片的な情報を、勘で補強し形にする]
―――多元定理変算。カウントレス!
[瞬時の変身。黒いNEXT。
それは瞬時に十数体に増え、一体だけを残し、蚊の大群へと突っ込む。
連鎖的な爆発音が、街に響いた]
[いやに冷静な男にまた違和を覚える。
シンドバッドの噂をして、この時間でこの距離で、爆発だ。噂をすれば影、などという生やさしいものだろうか。]
模倣犯であっても、どうかしてるわ。
爆弾仕掛けて、ドン、よ!
[蚊が飛び回る。鬱陶しいとばかり手で振り払って、爆発のあった方を睨みつけた。]
あなたも、逃げないと。
このあたりもまた爆発するかもしれませんよ。
[>>201 一人でうろつかないほうがいいぞと言われ]
大丈夫です。どうせ私、ネク…。
え、いや…、寝首をかかれないよう、常に用心していますから、では。
[いつもの口癖、どうせNEXTだから…、といいそうになり、慌ててごまかし、走り去っていった。]
[逃げろという呼び掛けは、一般人を装っていたがゆえ彼を自分の目につかぬ位置に誘導し、変身するためのものであった。
がしかし、その誘導するはずだった彼が黒いNEXTに変化し、更にその数を瞬時に増やすのに目を瞬く。
彼"ら"は蚊たちに突撃すると、同時に爆発する。いくつもの爆発音がし、蚊たちが燃えあがる。]
そういうことッ……変身-メタモルフォーゼ-!
[掛け声は高く、そして女の赤い左眼を輝かせた。
白と緑の機甲が、女の体を包み込んでゆく。]
[残った一体は、安全な場所に退避していた。
一足で、先ほど爆発のあったコンビニの屋根へ。
そして、それを見る。
先ほどまで話していた女が、変身する姿]
……やべ。
[人間らしく、感情と意味のある単語を吐いた黒いNEXT。
どうやら口封じは、ひどく難しくなったらしかった]
[この男もNEXTなのであれば、話は早い。遠慮無く目の前で変身し、蚊の大群に向けてアクションを起こした。]
あんたたちが爆発するってなら……ちょっと試すわよ!
[足元のアスファルトを蹴り、手にするのは石片ふたつ。このままならどうしようもない屑ゴミだが、これを力に変えられるのがこの白緑のNEXTだ。
手の中でそれは拳大の石に肥大化し、また目には見えねど重く硬くなる。
ふたつを幾度か打ち付ければ、空気中に火花が散り、蚊に連鎖的に引火した。]
こんなんじゃ、あんま使い物になんないか……
[けれど、火花は幾つかの蚊を焼き、そして狙い通りそれらは小規模とはいえ爆発を起こした。弱すぎるものだったが、しかし何らかの状況下でこれを肥大化できる、そういう能力をシンドバッドが持っていてもおかしくない。
なんせ、自分も近い能力を持っている。
この街に異常発生した蚊。それらの要因がようやくつながり始め、そして同時に面倒なことになった、と思った。
まずはこの蚊を焼き切れたなら、隣のNEXTにも話を聞いてみようと、意識をもう一度蚊に向けた。]
[変身した女が動く。強化された視力が、石片を手にするのを見る。それは大きくなって、打ち鳴らすことで火花を発した。
物質強化の能力だろうか。使い勝手が良さそうで、黒いNEXTは頬を掻く]
どーしよ……これ。
[カウントレス・Sは、自身が生き残ることに限り最高の能力を持つと認識していた。
どんなNEXTやブースト相手でも、生き延びることは難しくない。
しかし、だからといって勝てるわけではない。自身の攻撃能力は他のNEXTと比べ、かなり低いのだ。
がんばってもなかなか致命傷を与えられず、戦闘はただの根比べ。どちらかが逃げるまで続く泥沼だ。
それは無駄以外のなにものでもない]
[しかし……と蚊を見やる。爆発する蚊。強力な範囲攻撃。
どう考えても相性が悪い。
こいつだけは戦闘するとたやすく死ぬ可能性がある。
そして、もう一つ。
長時間の能力維持ができない自分が、正体を知られてしまったことの弊害。
これも非常にまずい。具体的には死ねる。割とあっさりと]
……我々はシンドバッド!
[屋根の一体は、高らかに声を上げた]
これより第三の声明を伝える!
NEXTの力は神より与えられた神聖なる神威である。よって、これに近づかんとするブーストを神は許しはしないだろう!
速やかなるブースト技術の処分および、その被験者の亡骸を我々は要求する!
[矢継ぎ早に続ける]
第四の声明を伝える!
ニンジンは神聖なるものである。日本国はこれを国の象徴とし、即刻国旗をニンジンにすべきである!
第五の声明を伝える!
だがまだ考えていない! よってNEXTの女、適当にねつ造して公共の電波に乗せよ!
[もはやむちゃくちゃだった]
え……
[変化により強化された耳が声明を拾う。
爆音に紛れて上手く聞き取れなかったが、我々はシンドバッド、何だかそう聞こえた気がした。]
や、それは、
[どーよ。と思わざるをえない。今まで数々の爆弾テロを起こし逃げおおせてきた上で、犯行声明を行ってもなお足取りがつかめなかった男本人にしては、あまりにも杜撰に思えた。
思わず石を打つ手を止め、コンビニの屋根を見やる。]
……でもまあ、重要参考人ってやつかなあ。
[石塊を投げ捨て、腰元に装備している鞭をひゅん、と空気中に打つ。片手のそれは見る間に長さを増し、ロープほどの長さになった。]
お騒がせしてます、ごめんなさいねー。
[コンビニの店員に謝りつつ、屋根にほど近い看板に鞭を打ち付け絡ませる。
グリップを手にしたままその長さを縮めれば、それに従って自身も屋根の上へ。]
お黙り、お馬鹿さん。
[最後はほどけた鞭で、黒タイツの後頭部を一叩き。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新