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[血塗られた商店街も少し落ち着いてきたみたいだ。
そもそも果物屋へお使いに来たはずだが、その果物屋も爆発
騒ぎで営業どころではないらしい。]
ここでも謎の爆発とはね...。
[最初の爆発は、果物屋の入ってたテナントビルらしい。
ただ、ビルには飲食店が入っておらず、爆発の原因になりそうな心当たりもない。
仮にビル爆発のテロ犯と同一人物としても、街中のどこでもあるこんなビルを爆発する理由が思いつかない。]
[さらに怖いのは、それを見ていた野次馬が爆発(?)したらしい。そこにNEXTがやってきて突然殺戮を初めて...]
日本は平和な国ではなかったのでしょうか?
[何かがおかしい。とりあえず、この情報はNEXT対策本部に伝えた方がいい気がする。
一旦、教会に戻ってからメールで報告しようと思い、駐輪場のバイクをとりにいく。++]
―地下鉄駅構内―
[ 構内アナウンスが列車が前駅を発車した旨を伝えた。もうまもなく到着するだろう。
かれはバッグにノートPCを仕舞い、列車待ちの客で混雑したホームドア前に並んだ。
と、メールの着信を告げるメロディが携帯電話を収めたポケットから鳴り響く。
送信者名が先ほどネット通話したばかりの友人の名前になっているのを見て少しばかり不思議に思ったが、何か伝えそびれた連絡事項でもあったかとさほど気にもかけずにメールを開き、]
[ 目に飛び込んできた文字に眉を曇らせる。
それは、
「恋人が事件に巻き込まれたかも知れない
あのあたりに出掛けたらしいけどずっと連絡が取れない
どうしたらいいか分からない」
という内容だった。
折りしも電車がホームに入って来た。
乗ってしまえばしばらく通話が出来なくなる。
混み合う車内で、取り敢えず友人に送るメールを下書きしながら、さっき読んだニュースの文面を脳裏に喚び起こしていた。++]
…………。
はい。では早速質問なのですが……
[メイドは、さらっとスルーした!]
ガソリンはどこで飲むことができますか?
[剛速球ど真ん中ストレートだった。]
―― →夜:商店街付近/駐輪場 ――
[歩を進めれば進めるほど、時は過ぎる。そんな当たり前は女の、人々の、建物の影を濃くし、蒼みがかった闇に飲み込んでゆく。
時の名を黄昏時。誰そ彼とも書くその刻限は、向こう側にいる誰かの顔をはっきり捉える事が出来ない、という意味を孕んでいる。]
――――。
[爆破事件の影響で所々照明が欠けているものの、街は完全な闇に呑まれてはいない。コントラストが強くとも、男か女か、知り合いかそうでないかをはっきりと分別する事が出来た。
メイドは僅かばかり、首を傾げてしまう。
闇に慣れている彼女の目にとって、強すぎる光は行動を戸惑わせるのか。或いは、もっと別の感慨を燻らせるのか――はっきりはしなかったが。
メイドであり裸足であり花が咲いている。ちらちらと彼女を見る者はいたが、メイドは振り返りもしなかった。
遅い足取りながら、メイドは目的の場所を発見する。]
[駐輪場には、目的のものの他にも、原動力が人力の車体も並んでいた。彼女はそちらへは見向きもせず、幾つか林立したバイクを見比べるように立つ。
中には無用心にも鍵がかかったままのものもある。メイドの視線はそこで留まったりはしない。大型か中型か、艶があるか品があるか、つまるところコクのありそうなガソリンが詰まっているかどうか――。]
…………。
悩みますねえ……。
[分量で言えば大型だろう。しかし味は大雑把になってはいないだろうか。メイドにとっての問題はそこであり、そこ以外にありはしない。]
[近寄り過ぎると、自らの影に飲まれて見えなくなってしまう。そこにあるものも、掴む事の出来ない幻と潰えてしまう。
適度の距離を保ちながら、光に照らされた数少ない彼等を眺め続けている。――時折、車体に光が反射して、眠そうな目を更に細めた。]
これからの行動を考えれば多いに越した事はありませんが
メイドの嗜みを忘れては……叱られてしまいます。
[最後の言葉は、メイドには珍しく呟くようなものだった。]
ー商店街近く・駐輪場ー
あー、すっかり日が暮れちゃったわね。
[商店街で聞き込みをしていたら、すっかり夜になってしまった。
みんな昼の出来事が衝撃的過ぎて、話を聞いてみたら口々に状況やら、恐怖やら、不安やらを語ってくる。情報はたくさん手に入ったが、それだけみんなの心が不安なのだろう、と思うと心が痛む。]
牧師様や子供たちも心配しているだろうな…。
[とりあえず、自分が無事な事、もうすぐ帰る事をメールして、バイクを取りに駐輪場へやってきた。]
あれ、あの人って救護スペースにいた人?
[彼女はこちらに気づく様子はないが、場違いな格好で駐輪場にいる彼女をなんの気なしに、しばらく見続けていただろう。]
…………!?
セルフと言いますと自分で入れるという意味ですよね。
そのようなものが普及しているのですか。
…………はあ。
あの謎の無線機といい
随分と様変わりしたものです。
…………。
[メイドは、バイクを注視して動かない。時間も時間。通りすがる人も少ない中で、視線を向けられていても気付く素振りさえ無い。
だというのに、]
人は見え透いた落とし穴があれば覗きたくなるもの。
とは申しますが、私は花を咲かせていても
しがないメイドにございます。
[メイドは、振り返る事さえなく、視線の主へ問いかける。]
[視線をこちらに向けるともなく、話しだすメイドさんに一瞬驚く。]
あ…、あのー。お昼のビル爆発のとき、救護スペースにいた方ですよね?
[見え透いた落とし穴ってなんだろう、と思いつつも、思いきって話してみる。]
裸足ですけど、大丈夫ですか?
[裸足であることを気にせずジュースを飲んでいる彼女。事件に巻き込まれた人なのだろうか?]
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