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―喫茶:月の猫―
[萎れてしまった笑顔に、かすかに眉を寄せもした。]
―――ぇ
[かすかに耳に届いた気がする女性の声。
悲願?―――それは。
手のひらにある花びら一枚、読みかけの本に挟んでからマスターの手伝いへ。
幸い無事沢庵は見つかり、
ほどよい大きさに切り、
爪楊枝を添えて老人のもとへと届けられた。]
お待たせいたしました。
[元気付ける為に、子供へ野菜ジュースを飲ませようとする女性に、子供が『ぼく、やさいきらーい』と返答している。]
うふふ、その元気があれば大丈夫。
[心の中で子供に一声。]
…、ここは大丈夫みたいね。でも、あちらは…。
[黒煙から白煙に変わってはいるものの、爆発音が時々聞こえるビルを見つめる。]
─ 第9ビル近辺 ─
[小回りがきくとは言え、バイクで近づける距離にも限界はある。
ある程度まで近づいた所で停車し、メットをハンドルに引っ掛け、後は走って近づいた。
現場整理に当たる警察官には、無言で銀に浮かんだ緋色のエンブレムを見せて通してもらった]
……うわい、マジで派手にやってったんだなぁ……。
[未だに上がる煙と、立ち込める臭い。
思い切りきつく、眉が寄った]
[爆破テロと聞けば、心は穏やかではいられない。
順次、入ってくる報告からは人的被害が出ていることも知れた。
どうしても、あの日のことを思い出す。
肢体を損ない、兄妹の幸せを破壊されたあのテロ──]
……ナジーム・ラシュディ──
[あの事件を初め、いくつもの爆破事件の主犯と目されている男。]
今回の事件、犯行声明は出ているのだろうか…?
遅くなったけど…。今、助けに行きます。
[ビルの近くにある路地に向かい、なるべく人から見えない位地へ移動した。
そして、まぶたを閉じ、胸の前で十字を切る…]
うむ。
[供されたたくあんをじろりと睨みつけ、指でつまんで口に放り込む。
目を閉じて、ぱりぽり。
ゆっくりと目を開けた。]
……惜しいのう。
茶は合格だったが、たくあんは落第ぢゃ。
よいか、茶屋とは、茶の味は当然のこと、漬け物にも気を使わねば一流とは言えぬ。
店主にそう伝えるがよい。
ところで、オヌシは男のような声ぢゃの。
喉を患ったのか?
[しかし、NEXTも悪ばかりではない。
人類の歴史において悪が根絶された記録がないように、善もまた人々の心からなくなりはしない。
ビルの中にNEXTらしき影が見えた。頑丈で優秀な身体能力を生かし必死に働いているようだ。おそらく派遣されているのは、あの一体だけではあるまい。
彼らこそ、善のNEXT。悪のNEXTはびこる現世において、正義のヒーローとでも言うべき存在だ。
また、最近ではブーストという力も開発されている。ただの人間がNEXTに対抗するためのこの技術は、人類の力で明確に掴み取った進化の第一歩と言える。
それら正義の力は、人々の平和を守るために力を尽くしている。
……しかしそれでも、悪のNEXTによる被害は絶えない。このビルのように]
[現場に到着すると、まだ救助活動が続いていた。
車椅子と見て手を貸そうとする親切な消防団員に礼を言って身分証を示しながら、宮古は現場の情報を入手する。
現場に駆けつけた──あるいは、目撃されたNEXTやブースト装着者についてのデータもまたダウンロードした。
そのうちのいくつかはUNKNOWNとだけ記されていた。]
ー球場付近/ビジネスホテルー
アッラーフ・アクバル…。
[爆破現場の喧騒は知らぬ顔。
球場近くにとったビジネスホテルのひと部屋。
難しい顔をしてなにがしかの機械を弄っている。]
……ッ、
[絶えぬ爆炎、尽きぬ救護の声。]
あ、あ、
[一人見つけては外へ運び、また戻り、運び出す。
無論それが人々の役に立っていることも、自分でその行動を選らんでしていることもわかっているのだが、わずかな呪詛が意識を蝕む。]
(……飽きたッ!)
[誰にも聞こえぬよう一声胸のうちだけで叫ぶ。
思い裏腹手を止めたりすることはないが、どうも根っからの飽き性は変えられず、小さく燻った。]
白竜騎 リントブルム が見物しにやってきました。
白竜騎 リントブルムは、見物人 を希望しました。
[そこにいたのは少女ではなく、白銀の甲冑に包まれた騎兵型NEXTだった。]
…、騎馬では中に入れないわね。
[下馬して手をぽんと打つと、馬は消失し、代わりに小さな首飾りに変化した]
リントブルム・行きます!**
ザー……。
ザーザー……。
[ラジオのある周波数のチャンネル。
主にニュースをやっているはずだが、
何故だか不審な雑音が混じってきている。]
―― 月の猫 ――
[少年がアイスを食べ終える。]
ごちそうさまでした。
[少年も倣うように手を合わせた。]
さあ。行きましょうミスター。
程好い段ボールを探さないと
今夜の寝床がなくなります。
[テーブルに、自販機を破壊した際に手に入れた硬貨を置く。
猫アイスも含めて、多め。]
ミスターは、一度帰りますか?
[少年は、小さく首を振った。
メイドは頷くと、彼の手を取った。]
[白銀が煙の中へと踊り込むのが見えた。]
あの機体はリントプルム──!
[NEXT対策室に報告されている"協力者"ヴィクトリアの機体だ。
そして、宮古にとってヴィクトリアは、単なる現場の"協力者"ではない。]
―喫茶:月の猫―
……
[気むずかしげな老人は、静かにダメ出しをした。]
…そう、ですか。
伝えます。
[和風茶屋ではないのだが。
とは思いつつも口にせず。]
…―――
[目に見えて眉が寄った]
いえ、この声は元々で。
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