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ふれんど。
平和を築くには、まず友を大事にしなければならない。
そういう事なのですね。
ミスターは、良い事を言います。
[頷いた。]
…………。
ところで。
[青年と、何やら自信たっぷりに受け容れた女性と。
交互に見やって、メイドはついぞ首を傾げた。]
あの。
ネコアイスとは?
[首を傾げた。
少年は少年で、店の奥の方を凝視している。
鳴き声の主はまだ見つけていないらしいが
どこから聞こえてくるかは大方見当をつけたらしい。]
…いや、ブレ…。
[訂正しようとして]
……そうですね。
[思い直して頷くことにした。
――人を受け入れるのも大切よ。
マスターの教えだが使い方は合っているのだろうか。
ともあれツキシロはコーヒーを淹れに向かう。]
……。
[ツキシロもネコアイスはよく分からない。
マスターの方を見ればなにやら
アイスを使ってデコレーションをしている。]
…ユキエさん?
[だいじょうぶよ、と少々おちゃめなマスターは笑った。]
生憎と席の好き嫌いは無いのでな。
適当に座らせて頂こう。
[席に着くと、メニューを覗き込み、]
玄米茶。
[短く告げて、目を閉じた。]
ミスター。ネコアイスです。
[女性がテーブルへとアイスを持ってくる。
それは、一見何の変哲も無いアイスだったが
よく見ると、やはりアイスだった。
それでも、メイドと少年、二人を注視させるには十分で。]
猫ですよ。ミスター。猫です。
『うわあ。ねこだ、ねこだっ』
[女性が『ゆっくり食べて行ってね』と遺すと
二人は同じようにこくこくと頷いてみせた。]
[程なくして、青年が珈琲を持ってきた。]
ありがとうございます。
[眠そうな視線を青年へと向けて、お辞儀をしようとした。
花弁が一枚、珈琲に落ちた。]
…………。
[メイドはじっと見つめた後、カップに口をつけた。
優雅――とは程遠い、わしづかみだった。]
15人目、ブライアン がやってきました。
ブライアンは、村人 を希望しました。
― 公園 ―
[ガリッ、とニンジンをかじる。生のまま、皮も剥かずに。
ガリ、ガリ、とかじって、口の中でゴリゴリとかみ砕く。まるで馬かウサギのような食餌。
公園のベンチに座る男は、日光浴でもするかのようにくつろぎながら、まるのままのニンジンを食べ続ける]
…………。
[やがてニンジンを一本食べきってしまった男は一息つくと、傍らに置いた鞄の中を探る。
そこから取り出したのは、赤い三角錐の野菜。……新しいニンジンだった]
─ 街中・幼児送迎バス近辺 ─
[問いに返るはどんな言葉か。
今のところあまり『無茶』はしていないので、余力はあるが……と。
考えを巡らせている所に届いたのは、聞き慣れない単語]
たげ……え、何だよ、それ?
[これまでの意の取れない声とは異なる単語に戸惑う内、その姿は薄れるように消え失せる。
はっと振り返ると、先に倒した一体もまた、同じように消えていく所だった]
……なんっ……なん、だ?
[問いに答える声はなく。
鬼面さながらのマスクの下、はあ、と大きく息を吐いた]
[呟きと同時、これまた特定リズムを端末に打ち込む。
黒と緋は消えて、現れるのはジャケット姿の青年一人]
……ま、今ここで悩んでても仕方ねーし。
細かい事は、後で考える、っと。
[そういう割り切りはやたらと早かった。
常日頃、そこを突っ込まれているのはある種の予定調和、というのはさておいて]
でもって、とりあえず今やる事は、っと!
[何はなくとも、確かめるべくはバスに乗っていた子供たちの安否。
度重なる暴走でショックを受けている子供も多いが、怪我はないようで]
……とりあえず、こっちは大丈夫そう、と。
あー、うん、大丈夫だいじょうぶ、怖いおじさんたちは、どっか行っちゃったから。
うん、すぐにおとーさんおかーさんが迎えに来るから、もうちょっとだけ、待ってろなー?
[怯える子供たちと目線を合わせて宥めにかかる。
それに手間取る内、周囲には野次馬が集まってきていた。
それに阻まれた者がいた事などは、知る由なく。
その場を運転手と引率者に任せると、一度バスを降りて組織へと通信を入れた]
[ガリ、と新しいニンジンをかじる。
ブライアンはニンジンをかじるとき、最初の一口は一番先端をかじると決めていた。
二口目はその反対側だ。三口目は側面の真ん中あたり。
そうやって食べると、一本のニンジンでも微妙に味が違うと気づく。
これはブライアンにとってはマナーのようなもので、ラーメン通がまずスープを一口飲むのと同じ意味合いを持つ。味を見極め、より堪能するために必要な行程なのだ。
四口目は皮だけを刮ぐようにかじる。
視界の端では、未だ黒煙を上げるビルが映っていた]
―喫茶:月の猫―
[ふたりで食べるのだろうと
アイスに添えられたスプーンは2本。
珈琲には花びら。]
……。
……その花、本物なんですね。
[なんとなく、尋ねた。]
綺麗だけど。
[珈琲をすする。
新たに現れた珍客に、眠そうな目を向ける。]
――――。
[切なそうに猫の顔を崩す少年に視線を戻し
胃の腑へ順調に黒い液体を補給しようとした。]
…………
?
[唐突に、少年は『あげる!』とアイスを差し出してきた。
メイドは目を瞬かせた後――スプーンにぱくついた。]
…………。
苦くてあまい。
不思議なアイスです。
[――と、突然の問いかけに顔を上げた。]
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