73 ツンデレ神様のランダ村
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【念】 法術師 セレ
後は、御使いが２人…一人はリーンなので…と、協力している村のもの。
……騙りでなければ、ミルがいるぞ。ビャクロクに懐いていたよな。よくてしてしされて。
更にサトーとクラウスが入って……
ツンデレ神の望みは、確定カオスで決まりだな。（きっぱり）
ビャクロク……
[つついっと近づき、視線をぴったり合わせたまま、真剣な顔で告げる。]
………もふもふが楽しい。もう少しもふらせろ。
許可をとったぞ。これでいいな。
【独】 流れ詩人 クラウス
男は騎士だった。
男の姉は、狼だった。
……彼女は狼であり、そして、ヒト、だった。
彼女は感染人狼。
人狼に噛まれたことで発病し、死の代わりに同化に至る存在。
生き伸び進化を遂げるのは百人に一人。
それが幸福であったのか不幸であったのか。
【念】 時計技師 ダイゼン
……は？
［正攻法で許可を取りに来た相手に目をぱちくりして］
あはははは。アルフ、お前、らしくねえよそれ。
よしいけビャクロク、思う存分もふもふさせてやれよ。
ビャクロク「……うう、承知」
【独】 流れ詩人 クラウス
男は教会の騎士――俗に言う「狩人」だった。
腕利きの狩人である彼を妬むものも多かったが、彼は表面上何も変わることもないまま、いつもどおりの明るく逞しい内容の手紙を、故郷へと送り続けていた。
男と姉には、幼馴染が居た。
幼い頃に両親が事業に失敗し、遠い町へと連れて行かれた友。
ニクラウス・エルファイドという名の、
乾いた砂色の髪をしたやせっぽちの子供だ。
【念】 法術師 セレ
よし！これでビャクロクが寝ている間にもふり放題！
[作戦成功とばかりに手をぐっと握り、更に尻尾をもふもふもふ。]
…確かに、もうでんぱを飛ばすにも遅すぎる時間だ。
おやすみ。良い夢をみて、朝が迎えられるといいな。
【独】 流れ詩人 クラウス
――幼い頃。
黄金の麦の穂の揺れる夕方。
転げまわって遊んだ3つの影。
ああ。
私はそれを覚えている。
懐かしい光景。
とても――懐かしい。
【念】 法術師 セレ
…この尻尾が分離できたらなぁ…
そうしたら、憧れの狐尻尾枕ができるのだが。
ちなみに、憧れの開始は尻尾を見たときからとCOしておく。
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