[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[少女は村の広場で今日も踊っている。]
魔法は思い。
マナは思いを紡ぐもの。
……夏妖精がサボって帰って。
でもまあそれも一興よ。
夏が去れば秋はもうすぐ。
そして冬がやってくる。
私の季節がやってくる。
[宿の部屋から外を見て]
いい…天気だ。
[朝食を済ませて、部屋で瞑想をする。やがて静かに宿を出て村へ散歩に出かける。夏の忘れ物を探すために]
[不安気に見上げるその視線の先には母の顔。クローゼットの中にある鞄を手渡しながら微笑んでいる。]
「シューリア、あなたがたびたび決まりを破って森に入っているのは知っているわ。
たとえ母親であっても、それを見過ごすわけにはいかない。
村を出て森を抜けなさい。
再び戻ってこれたなら、一人前の──として扱いましょう。」
[優しいものの有無を言わせない口調。こんな時にはどんな反論をしても無駄だということはよく分かっている。]
[言われるがままに村を出て森を抜ける。慣れた森を再び村まで帰るのは簡単なことだった。
が。
村に戻ると人の気配はなかった。小さな畑や家畜たちはそのままに。]
「……お前の母親はお前のことを随分と甘く見とったようだな。」
[声に振り向けば、きらりと輝く村長の歯。]
「村の者たちは稼ぎに出た。すぐに戻ってくるだろうが、これの意味することをお前は知る前に村を出た方が良い。」
[長老の話に怖くなり、くるりと森の方へと向かい走り出す。]
「シューリア。最後の宿題だ。
どうか……ここの者たちのようにならず生きてくれ。」
[後から追いかけてくる声にふるりと首を振る。意味が分からないと言う様に。]
「……お前は賢い子だ、シューリア。
きっと大丈夫。
さあ、誰も戻らぬうちに行くが良い。」
[その言葉を耳にするなり走り出す。森を抜けてさらに向こうへ。
気がつけば、そこはすでに...の見知った場所ではないところだった。]
[もうすぐ夏が終わる。宿題が終わらないのにも限度がある。]
どうしよっかなあ。
[ころころとベッドの上で*転がっている*。]
[――とある宝飾店――]
ごめんください、ご主人さん。
今年もスノウが参りました。
「やあ、スノウ、よく来たね。
今年は遅かったじゃないか。
ずいぶん待ちわびたよ。」
[少女が店に入ると、主人は嬉しそうにもてなした。]
ごめんなさい、今年は暑くて来れなかったの。
「? 熱射病か何かかい?
気をつけてくれよ、いい取引先なんだからさ。
ま、来てくれるだけで嬉しいからね。
さ、お上がんなさい。」
[懐から、あの「結晶」の石を数個取り出し、テーブルに置く。]
どうぞ、これが今年の石。
ちょっと数は少ないけれど、変わった石が出来ました。
[数が少ないと聞くと、主人は少し渋い顔をするが、石を見ているうちに笑顔に戻り]
「うん、これは鉱山妖精の作に勝るとも劣らない。
よくこんなに繊細な細工ができるもんだ。
どうだい? デザイナーとして表立って活動してみては――」
ごめんなさい、私の石は、石が作るの。
私はそれを見つけるだけ。
私はそれを育てるだけ。
[主人はいつも聞かされるそれを謙遜と受け取るが]
「ま、無理は言わないよ。
でも、来年もよろしく頼むよ!」
[そう言って、少女に結構な額のお金を渡す。]
ええ、気が向いたら、ですけどね。
あなたにならば、安心して預けられるわ。
それではどうも、ありがとう。
雪の方が、儚く綺麗と思うのだけど。
[店を出ると、ひとり、つぶやく。]
ミスティさんへのお礼もできたし、私も秋のお手伝い。
さあ、あなたの季節です。
目覚めなさい、豊かなる実り。
こんばんは、レナードさん。
秋が近づいてきましたね。
これからだんだん暑さも引いて、涼しくなってくるでしょう。
私は平気、寒いの好きです。
レナードさんは、どうですか?
冷えないように、気をつけて。
[スノウの話を聞いて]
俺は大丈夫だ、ありがとう、心配要らないよ。
もうすぐ十五夜だし、季節は実りの秋になるんだな。
寒いのが好きか、俺もどっちかというと寒いほうが好きかな。
[目の前で小さな女の子と中年の男が話している。
と、あるスラムの一角。生きていくならゴミでもなんでも漁っていなければならなかった。
その日も食べる物を探して彷徨っていた。その時あの人が現れた。正確には自分がぶつかったのだが
空腹と疲労で起き上がれない女の子をその男は手を貸して起き上がらせ持っていたパンをくれた。
一心にパンを食べる女の子を男は見ていたがやがてこう告げる]
『お嬢ちゃん。私の家に来るかね。汚いところだがここよりはマシなところだよ。うん、じゃあ一緒に行こう。
そうそう、お嬢ちゃんの名前は?リディア、っていうのか。いい名前だな』
[そして男は女の子を抱き上げてどこかへ歩いていった。それを見送りぽつりと呟く]
また・・・この夢・・・お義父さん・・・
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ