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改造人間 イルは時間を進めたいらしい。
さて、あとは明朱佳さんのジンロボを運んで……っと。
はい、今行きます!
[ルッカ>>137の呼び掛けに大声で答えると、再び操作系統を繋いで、ジンロボ輸送の準備を始めた]
魔法少女 エリーは遅延メモを貼りました。
ヴァァァァァニングゥゥゥゥ、サンダァァァァァァァァァ!!!!!
[錐揉み状に向かい、エーテルを電撃伝導性に変化させる。それは奇しくも]
…オートパイロットでなんとかなるかねー、コレ。
[ぽつり、と頼みの綱が居なくなっていた機内で呟く。
流石に、飛行機操縦しながら武器の説明や鉱物目利き同伴できるほど器用では無かった。]
あー、班長さんですか?
オートパイロットにしておくんで、誘導信号お願いします…
頼みの綱いなかったんで。
[とりあえず、誘導を頼んでから全員乗り込み次第離陸する事にした。]
―陣桜市・上空付近―
[湧き出してきたのは、シティ詩論の近郊に開いた罅割れからか、あるいは別の孔からか。少女には見覚えのある羽蟲や、見たことのない鳥と翼竜を歪にかき混ぜたような宇宙怪獣が、陣桜市を無数に取り巻いている。
時折地表付近まで迫った個体に対して対空砲火が飛ぶが、それも決定打には至らず、敵を空へと押し戻すのみ。
見れば海からも、触手めいた巨大な肉の柱が上りかけ、その度に陣桜市からの迎撃で弾かれている。
戦況は、端的に言って]
上出来よ。
よく保たせてくれたわっ!
[叫ぶが、通信は繋がない。今も現場で応戦を続ける市の職員たちの気をそらせるわけには行かなかった。今はただ、陣桜市で定めた識別信号を発信していれば、それで十分だ。
こちらに気づいた宇宙怪獣が攻撃を加えようと群がってくるが、空荷の戦闘機の機動力をもってすればかわすことに支障はない]
あたしの街がお世話になったわね。
お礼をあげるわっ!
[呟いて、グレイスパロウの機首を鳥のような宇宙怪獣へとまっすぐに向ける。
衝突の寸前で、コクピットの緊急脱出装置を作動させた]
とりあーえず。
全ては着いてから……としよっか。
……というか、私はまだ警戒続けた方がいい気もする…けどメガマリオンがちゃんとついてくるならテルオにまかせていっかな。
フェイトが哨戒やってくれれば何とかなるだろうし。
[じゃあ、先に鉱石みにいくかー、とルッカに案内されるのを待つことに]
[「絶対」と、断言されてしまい>>141、あははと笑った]
こう見えても僕、ワルなんだよ?
……ワルくなったばかりの新入生だけど。
まあ、色々事情があって。
[『どうして?』と尋ねたそうな雰囲気なのは、察した。
が、青年は今は、ジュリエットのことを誰にも話す気はなかった。「武器に見えない武器」それが人にどんな恐怖を与えるかは、未知数だったので。
代わりに、メイドの持つ大トランクを指し示して]
ティガーはここに詳しい?
実は、ちょっとした道具パーツを探しにきたんだけど、なかなかいいのがなくてさ。
クライアントの要望は、
「高速で動く戦闘者を、着かず離れず補佐できる支援機の作成」
本職修理工なもので、開発・製作はまだ甘くてさ。だから、そう言った知識のある店主がいるような店を知ってたら、教えてほしい。
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