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市長少女 明朱佳は主席候補生 フラン・A・入坂に投票を任せて寝たが、投票先が変だったっぽい。
改造人間 イル は 市長少女 明朱佳 に投票してみた。
魔法少女 エリー は 改造人間 イル に投票してみた。
市長少女 明朱佳 は 訓練生 フェイト にごく適当に投票してみた。
訓練生 フェイト は 市長少女 明朱佳 に投票してみた。
主席候補生 フラン・A・入坂 は 市長少女 明朱佳 に投票してみた。
改造人間 イル に 1人が投票した(らしい)。
市長少女 明朱佳 に 3人が投票した(らしい)。
訓練生 フェイト に 1人が投票した(らしい)。
市長少女 明朱佳 は村人達によってたかってぶち殺された。
主席候補生 フラン・A・入坂 は、改造人間 イル を覗き込んだ。
改造人間 イル は、主席候補生 フラン・A・入坂 に張り付いている。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
《★占》 改造人間 イル は白だった……ような気がする。
しぶとい奴は魔法少女 エリー、訓練生 フェイト、主席候補生 フラン・A・入坂 の 3 人だと思っておこう。
[ルッカの砲撃>>6:+177を受けて、スキュラの体がくの字に曲がる。
――効いている]
"このまま行きます!"
[メガマリオンの動きに一瞬遅れて、スキュラがこちらへ振り返ろうとしていた。
しかし、回避行動には移らない。
一気に畳み掛ける]
"ひっさぁぁぁぁっつ!"
[スラスターを全開にしたまま、指でコマンドを入力する]
"メガ・パァァァイル・クラァァァァアアッシュ!!"
[半ば頭と頭をどつき合わせるように、頭部目掛けて突撃しつつ、パイルバンカーの引き金を引く!]
─AHO号:司令室 〜最後のたたかい─
……っ!!
[連装砲の掃射>>5:+177が、遠くに響き、スクリーンの画像を移動させる]
ルッカ……! なんだ、いい腕じゃないか。
僕の見込みに間違いないな!(キリッ
テルオも、もうあんなにスラスターを使いこなしてる。
センスあるね……。
[戦闘は苦手だ。傷つけることを楽しいとは思わない。
ただ、それを厭わないほどにメイドのことが愛おしいだけで。
だから、今は出撃しない、というメイドの判断は、本来は嬉しいハズなのだが……]
僕……ここにいて、いいのかな?
[戦える力があるのに、ひとり安全な場所にいるのは……。
……いや、違う]
……僕に、戦える力はない。
それは借り物だから……。戦うのはジュリエットさんだ。
[そう、青年はただ、判断し、思考し、決定するだけ。命がかかっているかどうかの大きな違いを除いて、それはここにいる者がするのと、ほとんど変わらない]
― ソフィア・パーク(廃墟) ―
[ソフィア・パーク上空に、黒い球体が現れた。
それは、”孔” 裏宇宙へ繋がる次元の”門”だった。
虚空《ソラ》を振り仰ぎ、
気の早い星の光を見ていた姿勢から振り返る。
その先には、少し離れた場所に「少女」が居た。]
こんばんは。
[ワンピースは汚れていたが、周囲が既に暗い事もあって、
よく見れば遠目からでも気付けるだろう。
遥か彼方から、天使が飛んでくる姿はまだ見えない。
だが、恐らくはそう遠くない時間に現れることだろう。]
"孔……?"
[敵の懐へ飛び込みつつも、少年の意識は視界に飛び込んで来た、別の物>>5:+180も捉えていた。
そのせいか、パイルバンカーは僅かに狙いを外し、スキュラの右肩を砕いていた。
悶え苦しみ、やがて動かなくなるスキュラ。
しかし、とどめに至ったかどうか]
"――すみませんっ! 少し外してる!"
[慌ててパイルバンカーをリロードしつつ、一旦メガマリオンを下がらせる]
"にしても、あの孔……"
[目の前に集中しないとと思いつつも、呟きが漏れていた]
―ソフィア・パークだった場所―
―――…。
[念の為に地図を呼び出し、座標を確かめる。
確かにこの一帯がソフィア・パークなのだが、暗いのとかつての姿を留めて居ない事から認識するまでにかなりの時間を要した]
フラ……
[遥か上空から呼びかけて、止まる。
其処に在った姿は彼女だけではなかったから]
…えーと。仕留めた…のかな?
[動きを止めたスキュラをじっと見つめる。
孔にはまだ気付かず、動き出したら何時でも撃てるよう準備していた。]
この詩論シティってね、
古代遺跡が沢山あるんだって。
一種、独特の場(>>3:50)なんだろうね。
[少女の元へ、両手を後ろ手に重ね合わせたまま歩む。
一部焼き焦げた帽子(>>4:99)が、揺れる。]
………。
[そして、少女にある程度の距離まで近づいた頃、天使は現れた。
天使が降り立つのを待つように、見上げる。
天使が降り立てば、視線は再度少女に戻されるだろう。]
――ソフィア・パークより少し離れた郊外――
……これじゃあ、ないか。
[両手に杖を掲げ、そのままで、通信機から返信がないことを確認する。
宇宙怪獣が漏れ出る前に、”孔”を閉じようと、杖に、念を込めて]
……え?……こん、ばんわ。
[人気のない場所に一人でいたから、目立つかもしれない、とは思っていた。
暗い中で白い衣装を着てもいたから。
だけれど、誰かが来るという事を覚悟はしていても、もしもを考えれば、今やってることは後ろめたい事には変わりない。
だから、思わず、杖を後ろ手に隠して、声の方向に目を凝らした。
見える、人の形のシルエット。
呆けた声で返すのが、今はやっとだった]
[パイルバンカーのリロードが済んだのを確認すると、もう一度メガマリオンで接近し、頭部付近を蹴り飛ばしてみる。
――沈黙]
"うん……大丈夫だ、きっと"
[万全を期すならもう一撃打ち込むべきだろうが、敵が半分人型をしている事もあり、余り気が進まなかった]
"こいつ、どうしよう? 戦艦から引き剥がしとく?"
[観察するように敵の周囲を回りつつ]
[スキュラを処理しつつ、先程見たものの事を、通信機越しに訊ねる]
"さっきちらっと見えた……あの巨大な奴が、怪獣のボスかな?
それと、その背後にあった孔は……"
[言葉を切って、一度深呼吸する。
ようやく、辿り着いたのかもしれない]
"地球の上に、空いてる孔?"
[ひとまず、戦艦周辺の戦況はひと段落したようだ。
ほっとしながら、全員との通信を開き]
皆、お疲れ様。
宇宙怪獣は、ひっぺがして投げておいて。
……そして、前方、確認できる?
あれがたぶん……「巣」? ……というか、「物」というか……元凶だと思うんだけど。
ほんとに、なんだあれ。
──少し前の事──
["孔"に視線を送る物の、直ぐにテルオの通信に視線を戻す。
とは言え、既に沈黙しているらしい其、現にテルオが蹴っても反応は無い様だった]
"──ちょっと良いか"
[言って、確実に仕留めるべく、首を斧で刎ねた。
流石に此処まですればもう動く事は無いだろうと、大きく息を吐いて]
"うし、そいじゃあ引き剥がすぞ"
[足を力任せに剥がして行く、最中、テルオの助力もあったかもしれない。
そう経たぬ内に《スキュラだったもの》は戦艦から離れ、裏宇宙を漂う塵になっただろう]
"あっ"
[一瞬で刎ねられるスキュラの首。
あまり見たいものではなかったが、それは表には出さず、スコルと共に敵を引き剥がしていく]
"元凶……"
[その作業中、もう一度前方へ視線を送る。
なんとも形容し難い――様々な生物を滅茶苦茶にくっつけたとしか言いようのないものが、其処に存在していた]
"あれが「巣」なら、全部の怪獣が、あれから生まれてきたってこと?"
[声が震える。
「巣」がひとかたまりの生物のようなものだとは思っておらず、敵の強大さに慄いていた]
こんばんは、フェイトくん。
[フェイトに挨拶を行った後、少女へ向き直り再度歩き始める。
警戒心を抱かれない距離まで近づくと歩みを止めた。]
[周囲を見回しても、他の気配は無い。
此処に居るのは3人だけのようだった]
[顔を出すだけでは流石に失礼だと、ハニエルと繋がるコードを一旦外して2人の近くまで歩いて行く。
決して対話の妨げにはならないよう、それでも声はしっかりと聞こえるようある程度は離れて居る事にする]
こんばんは、フェイトくん。
[フェイトに挨拶を行った後、少女へ向き直り再度歩き始める。
警戒心を抱かれないであろうラインで、歩みを止めた。]
古代遺跡……っていうと、過去の王朝とか、そういったものをが数多く、とか、かな?
……何か、特別な何かが、過去にこの地で多くあった……?
[なぜか、少し頭が、重い。
黒い杖が、脈を打っているような感覚を感じ始める。
それは、契約なく旧き魔力を使うもの――、”彼ら”への憎悪が、”盟約”となった『元契約者達』に残っていたその残滓。]
その、独特って詳しく、は?
[意識が、左手の黒い杖へとむけられる。
その間に、天使が地上へと、降り立つ。
”孔”を閉じきらないまま、である事を思い出すも、此処で杖を掲げ直せば、妖しく移りすぎてしまう。
それゆえに、手が止まり]
って、フェイトと詐欺アーマー?
……無茶する奴は、どうなったのよ?
[フェイト、という名前を聞いて、そして、彼が歩いてきて。
ようやく見覚えのあるハニエル――エリー命名詐欺アーマー――と、判断する。
状況が状況ゆえに、かなり判断力も、落ちていた。]
ラスボス諦めた=吊り立候補であり、皆は僕の意思を通してくれた結果だから、皆には責任はないと思うの。
強い意見が通るのは、ガチでもRPでも同じだし。
だから、初回落ち希望の僕が落ちて、最終日希望のフランが残ってるんだと思うなあ。
ともあれ、市長のパンチラ一回で手を打とう(真顔
……私の事を、……いや、『盟約』を知ってる?
ただ、訂正すると――”セカイ”の王への”なりそこね”の『契約者』だよ。
過去、誰一人として、王にはなれなかった。
[過去の契約者は誰も、”セカイ”を、導く事は出来なかったのだから。]
"ルッカさん――"
[ハッチに向かって移動しつつ、ルッカに問い掛ける]
"一つだけ聞かせて。
ルッカさんのその「門」があれば、地球と繋がる孔を閉じても、地球まで戻れるんだよね?"
[その声は微かに震え、けれど確かな決意が、籠っていただろう**]
その可能性はあるよ。
でも、分からない。
昔のことだもの。
歴史学者の頭の中を覗いたってきっと分からないかも。
[前置きをし、漸く『独特とは?』の質問に応える。]
でも……ここは、ヒラきやすい土地みたい。
宇宙の中の、異常性が積み重なってる。
だから、宇宙怪獣達の大規模侵入の『マーカー』に選ばれたのかもしれないね。
[マーカー(印)を基点に”孔”を開くこと。]
無茶って失礼。
フェイトくんから見れば、無茶に見えても
わたしは無茶してないよ?
[ぷく〜っとわざとらしく頬を膨らませた後、]
ああ、なるほど?
で、無茶する奴と二人で生き残れた、と。
[しみじみと、良かった、と視線の先、追わずとも誰の事かは解り。
少し嬉しげな表情を、素直に浮かべて。
この瓦礫の山の惨状では、大喜びは、出来なかったけれど。
他に、もしかしたら無茶する奴がいたのかもしれないけれど。
フェイトにひとつやり遂げた、という思いを持っていてほしかったから、他にいたのかどうかには触れなかった。]
/*
相変わらずアホなミスやらかしております。
……表の展開次第じゃ、本当に左腕はいらない子だな。
とりあえず、今日は寝よう……。
その杖、 [>>7指差し]
もしかして近づいてきてる、
小型宇宙怪獣(>>5:219)を退治してくれるつもりだった?
………。
盟約か。
わたしの知ってる盟約かなー。
[少し俯き、足元の小さな小石程の瓦礫を蹴った後、またエリーを見る。]
もしわたしが知る『盟約』が遵守されているなら、
わたしはここに来なかったんだ。
それも、そっか。
過去に直接生きてなければ、解るわけも、ないか。
[調査して、推測はできても、確かに、そうだ。
歴史学や考古学とは解釈の学問。
取りようによって、過去の”セカイ”の形を変える、学問。
そう考えている間に、いつの間にか黒い杖の脈動は、収まっていた。]
開きやすい、場所?つまり――特異点。
『マーカー』って言うよりは、力の集積場。
ただ、本能で力の流れに沿って集まった、って私は考えてはいるけど、ね。
……私が知ってる宇宙怪獣が、本能で動いてるものばかりだってのもあるけど。
[『マーカー』を宇宙怪獣達が組織的な策略、計略の元に置いたのではなく、『不安定な力場』として作用したのではないだろうか、という考えだ。
憶測にしか過ぎないから、この考えが正しいのかは解らない。
彼女が言っている事が正しいのかもしれない。]
うーん、それも、ある。
…………助けに行こうとしたら終わってたって言う、情けない話だよ。
――どう、だろうね?『盟約』が同じものなのか、それとも、伝承とかで話の中で変わってきているのか。あまりにも、満たせないから。すでに『盟約』が歪んでいたのか。
少なくとも、私の知る『盟約』は前提条件自体を満たせた『契約者』がいなかった。
だから、出る必要が無かった被害者が出てしまう。……少なくとも、私が受け継いでからの無用な悲劇は、私の、責任だよ。
[自嘲の笑みを、浮かべて、虚空を見て、笑う。
そこでようやく、自分であけて、閉じそこねていた”孔”をふさごうと、杖を掲げて。]
特異点……そういう呼び方もあるね。
地球の考え方としては。
力の集積場ではなく、集積してしまったものの発現。
[主語も、誰がそう判断しているのかも言わないまま言葉を返す。
これもそれも一つの捉え方だろうか。
どちらが正しいか間違っているかは零されない。]
そう、本能かもしれない。
でもね、思考型がわたしやエリーとフェイトと合わないと、
知的生命体かどうかなんて、分かんないよね。
発声での意思疎通ではなく、
彼らの種だけで通じるテレパシーを使ってるかもしれない。
……でも、彼らには戦略も何もあったものじゃない。
夢中で突撃してきてるもの。
[男はそれなりに2人の話の内容を噛み砕いていた。
特に、エリーの語る内容に]
(無用な悲劇って―――)
[背後に座らせてあるハニエルを見るが、そこまでで
考えるのをやめた。
元の位置に視線を戻し、エリーが虚空を見上げるのを目線で追いかける]
(…終わっちまった事だし、エリーが悪いだとか責めても
どうにかなるもんでもねえ。
これからどうするか、だしな)
何がどうなってそうなるのかわかんねーが、
なんでお前がハニエルのアレの事を知ってるのかは…
まあ興味あるわな。
[フランに問われ、やはり何かを知っているような口ぶりに
率直に「知りたい」とは言えなかったが、意思は通じただろうか]
でも、お前が知ってるのはそこから更に深い所にあるもののように見えるけどな。
……まって、”地球の考え方”としては?
それって…………いや、それを聞く場ではない、よね。
[ものの見方という話なのだろう、と。
一度、考えすぎた頭を冷やす為に目を閉じる。]
思考型が存在しているかどうか、出会えば、存在している証明はできるけれど、出会わなくても存在していない証明はできないし、もしかしたらの可能性は、無数にある。
けれども、侵略と言うには、知性が見えない。
見えないもの、知らないものは過去であれ、遠くはなれた場所であれ、遠くはなれた種であれ……見える情報から、限りなく矛盾の無い推測はできても、真実は、解らない。
星との盟約は、
この"セカイ"を"地球"を守ること?
皆を導き一つに纏めること?
盟約の契約者達を纏い、自身を肥大化してるのかな。
[自身とは杖のこと。]
[地球に住む者からのものの見方。
エリーの思った意味とほぼ同じでは、ある。]
………。
[>>22>>23二人それぞれの言葉に肯定も否定もなく沈黙を保ち。]
[呟きながらも、杖を掲げ続け、自分の開けた”孔”を閉じきる。
閉じてから、考える。
何か、何かが…………あ。と何かに気づいたように、口を開けて。]
……星との盟約?…………私は、違う、と考えているんだよ。
確かに、”セカイ”を、”地球”を守り、導く事。
ひとつに纏める事。
それが盟約。
けれど肥大化している、と言うのを聞いて…
[黒い杖が、戦慄く。
黒い杖が、震えだす。
まるで、怒りを露にするかのように。]
盟約の始まりは――星、”地球”じゃない。
ただの――っち!
[黒い杖の、魔力反応が、上がる。
膨れ上がる。
右腕を左腕に叩きつけるように、白い杖で黒い杖を押さえ込もうと、試みる――]
ここにいるのはフランじゃないの。
テスト機に乗って出発したの、覚えてるでしょ。
あの時に、フランは死んじゃったんだ。
本当は、もっとフランのままで居たかった。
フランは生きることを願っていた。
でも、あの力は人間の力じゃないから…いずれバレちゃう。
[そして、フェイトに染み渡るのを待つようにまた間を開ける。]
[白い杖で、抑え込める、押さえ、込む。
邪魔されるわけには、行かない。
そのヒントをくれた彼女が死んでいる、と言うのはわからないけれど――
そんな事も関係は、今は無い。
それよりも、これを口にすることが――やるべきこと、そう思えた。]
始まりは――、ただの”人”。
”王”どころか、”長”にもなれなかった、……っ太古の”理想家”の”魔術師”っ!
[苦しげな顔で杖を、杖で、抑え込み続けて。叫ぶ。
白い杖も、黒い杖も、震えだす。]
………。
当たり前、か。
『盟約』は、忘れられている。
[この地球に『盟約』を覚えている痕跡はない。
エリーの盟約と『盟約』は全くの別物だった。]
だから、わたしがここに来た。
本当、嫌んなっちゃうよね。
あ、フェイトくん。
フェイトくんは生身だと危ないよ、きっと。
[>>33構えを解く仕草に、首を傾けて。]
[今まで、あまり気にしていなかった――、
星の意思であれば、不変でいい。
変化はおそらく、望まない。
何より、一度『契約者』が”セカイ”を導けば――導かれた”セカイ”を、憂う必要があるだろうか?
1度”セカイ”を導けばそれで終わると踏んでいた理由のひとつでもある。
だから、見落としていた。
始めは、”セカイ”を憂うモノから『契約者』を選んでいるのだと思っていた。
違う。いや、合ってはいるが、そうではない。]
”理想”を重ねて、肥大化して。怨念をも力として……
[憂い、導くだけの理由ならば、半ば怨念と化した者(>>5:64)を盟約に取り込んだままにする必要等、ない。]
”セカイ”をひとつに纏め上げて、”理想”を実行したい。
それが――
[抑え込もうとしていた、白い杖が一部分離して、黒い杖と合わさっていき、灰色と化し、手から離れ、震えながらうごめき、形を変えていく。
手元に残ったのは、小さな白い杖。]
そっくりなのはね。
この地球で言えば【エスパー】なんて言われるかなー。
………心を読み取って、そっくりそのままトレースしてるんだ。
姿だけじゃなくって心も「擬態」してるの。
/*
このパターンは
エリーごと巻き込むはずだったけど、市長のおかげで、エリーごとは免れたかな。
”理想”だけでやっていけないって言う現実を知らせてくれた。
”手に入れる”だけじゃなく、市を守るって言う+の目的をくれた。
これが大きいのよね。*/
フェイトくんの事が分かったのもそう。
心を読む、知覚するのはわたしにとっては普通なんだ。
死んだ『フラン・A・入坂』は、今頃は、
情報《ソース》のスープの一部として、もう意識はないと思う。
フェイトくん達から言えば、あの世に行ってしまった。
/*
ちなみに
市長の時にこれがなかったのは、人?とか星?とかきかれなかったから、のはず。
忘れてたわけじゃないよハハハ
…ごめんなさいorz*/
[稼動因子]
[宇宙の『盟約』の為に来た、エイリアン]
―――…。
[未だに信じられない。全く別の生命体が、寸分違わずフランを真似て居られるのかという疑問が強く根付いていたからだが、その疑問も続く言葉で簡単に打ち砕かれた]
ああ…だから。
ハニエルに姉貴が居るって、“読んだ”のか。
[フランじゃない、でもフラン。フランだけど、フランじゃない。
そんな言葉が頭の中をぐるぐると回っていて、素っ気無く]
じゃあ、フランは。
あいつの身体ももう、無いって事か?
[受け入れなければならないと、知った。
だから問う]
[>>38フェイトがハニエルへと乗り込み、
グノーシスを持って来いと言えば、]
………、グノーシスは壊しちゃった。
[さらりと、告げた。]
[形を変えた灰色は――人の顔の群れへと、形作っていく。
大きさ自体は。体積自体は。
成人男性よりも小さい。
だが、一つ一つの顔は。
溜め込まれた怨念と、そして――、長き盟約の連鎖で溜め込まれた魔力を、持っていた。]
……あいつ、見たことが――。
[白い小さな杖を握ったまま、膝をつき、まっすぐにその灰色をエリーは見据えて。]
―???―
…ヘタこいたわ。
[まさか、ダイシチョーの機関室に“孔”が開くとは思わなかった。吸い込まれそうになる機関員をとっさにかばったはいいものの。自分が吸い込まれてしまうのはいかがなものか]
エリーの手違い…はないわね。自然発生か。
…あの子、大丈夫かしら…
っていうか。あたしの陣桜市を置いて、何やってんのよ、あたしはっ!!
[がんがんと、壁に八つ当たりをする。市民にはとても見せられた姿ではないが、見るものもいないここならかまうものか。何しろここは―――すでに壊滅した艦なのだから]
まぁ。運が悪かったとは言わないわよ。生身でこんなとこに来て、万に一つの当たり引いたようなものだものね。
[ぺちぺちと、平手で艦に食い込む巨大な牙を叩いた。食いつきに来て。至近距離からの砲撃を受けて力尽きたのだろう。その牙が蓋となって、気密を保っている。つくづく運がよかったと言えるだろう。自分が“孔”の向こうに残してきたもののことを考慮に入れなければ]
乗組員は…まぁこの状況なら脱出してるか。
つまり脱出ポッドの利用も不可、と…もー、泣けてくるわね。
[軽口を叩く。静寂など久しぶりだ。市長の職についてから、いつもどこかしら喧騒に包まれていた。
その懐かしい喧騒に帰るためにも。 今、ここで泣いている暇など、ありはしない]
可能なら通信と―――まずは救命胴衣ね。
[呟きながら、少女は歩く。目指すは艦橋]
ユグドラシル級にしちゃ小さいわね…ファーブニール級?
[手近なハッチを開き、しまいこまれていた宇宙服を着込む。その規模から艦の構成を推測して…辿り着いた、そこは]
……あちゃあ。
[がっちりと牙に食いつぶされていた]
ったく、しょうがないわね。
―――ユージィン、あんたがしぶといって信じるわよ。
[少女の思考は止まらない。頼るべきがあるとすれば、裏宇宙から通信を送り届けてきたあの青年。
あるいは、あの通信が今も放たれ続けているならば。やれることがある。それに、そこへ戦力が集まっていることも考えられる。ルッカや、テルオ少年がそこに辿り着いていることも、十分考えられる。諦めるには、まだ早い]
はー…こんな工作。いつ以来かしら。10歳以来?
[かちゃかちゃと、一人静かに―――実際には賑々しい独り言と共に機械を弄る。応急用の簡易な工具を使い、艦のあちらこちらを破壊して調達した部品を組み上げる。やがて出来上がったのは、簡素な仕組みの通信機だ。
本来そのために用意されたのではない部品から組み上げたそれは、信号を発信することすらままならない。けれどそれでかまわないのだ。あの通信さえ受け取ることさえできれば―――]
…頼むわよ。
[呟きと共に、電源をむき出しのコードに繋げる。果たして、そこに通信は―――]
『―――こ ら ユ ラ う
ぼ は ージィン ―――』
―――きたっ!!
[はじめは途切れ途切れに、ひどい雑音を伴って。それを、コードを直接弄ることで周波数を調整していく。やがて、届いた音はより鮮明に――]
最初の座標が……で…
10秒後の座標が…
周波のズレがこうだから、相対速度は…
…として…30分後の相対位置がこうなるわけよね…
無重力空間内の跳躍で得られる速度が…とすると…
角度がこうで…位置は…
[一人ぶつぶつと、使うもののいなくなった艦の壁に数式を書き連ねていく]
…よし、間違いないわね。
[最後にもう一度だけ試算を繰り返し、少女が立ち上がった。開けるところはすべて開き、武器となりえるものをかき集めた。否、それは少女にとって武器ではなく。宇宙空間で推進力を得るための推進機関だった]
[事も無げにサラリと告げられた、グノーシスの破壊。
その後の男の絶句は長かった]
あ………
アホかお前はああああああああ!!!!
よし。
行くわよ、まってなさい、ワーウルフ!
…じゃなくてA.H.O!!
[届くはずがない叫びと共に。少女は一人、虚空(ソラ)へ**]
なんてこった、グノーシスは最新型で人類救済の……
えぇい、そんな仕草までフランそのまんまでいやがって。
まあいい、全部受け止めるのは終わってからにする。
今じゃ泣くに泣けねーしな。
それに、お前さっき言ってたな?
盟約が遵守されているなら来なかったってよ。
そりゃー…どうなってたかはわかんねえけど、きっとあいつの事だから何がどうあっても激戦区には行っただろうし、同じようにやられたかも知れねー。
お前が居なけりゃ、あの兄貴は今も変な事になってただろうし、アカデミーも混乱してただろーよ。
お前が来たから、あの兄貴は“フラン”とまた逢えた。
そこんとこだけはGJと言っといてやるよ。
[受け止めたのかそうでないのか、今ひとつわからない言葉をフランに投げかけ、今度こそハニエルの背を閉じた]
………。
お墓参りがしたいの?
[>>42問いかけに更に問いかけた。
が、>>39>>44灰色の杖が実体化し始めたのへ、]
ん、怒っちゃったみたい。
理解出来ないなー。
……墓参りっつーか、無茶しやがった奴に説教しに行くんだよ。
お前はウチの姉貴か、ってな。
[ハニエルを通して、残念な口調の女性の声が響く]
そんで……エリーはまたすげぇもん喚び出しやがったな。
口々に、好きにくっちゃべってやかましいことこの上ねえ。
今俺達喋ってんだからお前はちったぁ黙ってやがれ!!!
[収納していた洋弓を構え、収束レーザーの矢を作り
弦を引き絞り……多数ある顔目掛け、放った**]
わたしにも事情があるんだから仕方ないよー。
アホまで言わないでよ。【フェイトくんの方が頭悪いんだから!】
[ビシィ!と指差した。遠慮なく言った。]
………。
[>>46話が終わってから、]
グノーシスは人類の守護神だけど、わたしには合わなかったんだ。
擬態したはいいものの、ある程度以上思考を合わせたら、
シンクロ(>>5:103>>5:127)が切れちゃった。
[GJや、また逢えた事などには返事はなかった。]
[―――後日、『グノーシス』はシールド装甲が半壊、球型コックピットが全壊となり、脊髄経路が使い物にならず、データは抹消状態で見つかったという。]
訓練生 フェイトは時間を進めたいらしい。
フェイトくん、だったら案内しようか。
[それが本心かどうかは窺い知れないものの。]
でも、これだけは聞いておかないと―――ね。
[差した指を降ろして。]
ちょ、こんな時にぃぃぃぃ!?
[衝撃の告白と反応>>43>>45が聞こえて、うあああああ、と頭を抱えたくなる。けれど。今止まったら明らかにヤバイ。]
ええい、間に合え!って言うか発動して!
――我、古の盟約を引き継ぐ者なり
《我、セカイヲウレウレウレウ……》
――我、世界を憂うものなり
《我、セカイを手にするモノ、ヒt《ワレ、セカイヲテニスル《ホホホホホホ!》
――我――セカイを手にするモノ、エリーの名において命――
《ずる、光よ《闇よ《地よ《石よ《風よ《ホホホホホホホ!》……
[多数の灰色の顔には、力はあった。魔力はあった。
多数が協力しさえすれば、の話だが。
彼らは、ばらばらに詠唱していた。
ばらばらの意思で、自我を主張していた。
だからなのか、一つ一つの力はそこまで強くなく――あっけなく、レーザーの光に貫かれる。]
―――ここに居る皆。
―――あなた達は、宇宙の為に滅べるかな?
[感情が完全に欠落した声で、
其れはエリー・フェイト・怨念…に問いかけた。]
[普通なら、これで――終わりと言ってよかった。
だが、潰された顔は数個。
残りの顔が、フェイトへと――]
《穿て、わが敵を!《集え、そして覆い潰せ!《我を空へ!《ホーホッホッホホホ!》
[ど真ん中に穴が開いた顔から、細い光の矢と、
遅いが広く包み込まんとする闇が、フェイトへと放たれ、
さらに、空へと、風の力を借りて、浮く。
相変わらず高笑いが響き渡る――。]
ずる!風よ、地に叩きつけよ!
[飛行だけでも対処しようと、遅れながら、残った白い杖を手にして、風向きを変えにかかる――。
……風の操作で、ひとつの顔と、互角。魔力は使えたが、空中で静止させるのが関の山だった]
[怨念たちは、問いへと意識をむけるもの自体が少ない。
ただ――そのうち、顔が無傷の4つが反応する。
この4つ以外は――顔の中では戦力外と言っていいだろう。]
《ウチュウ?ウチュウとはそもそも何だ?《”セカイ”の外側の事だ、阿呆が。ともあれ、”セカイ”の外側は外側、”セカイ”の内側の我とは何の関係もないな。《ワレガセカイヲヒトツニ、ウチュウモイズレヒトツニ
《ホホホホホホホ!……まぁ、まじめに答えてあげようかしら?こいつ等自分の事ばっかりだし。我らが宇宙の為に滅んだとして、宇宙は永遠の平穏を得るのかしら?永遠の一となれるのかしら?得られぬのなら、一となれぬのなら、答えはNOよ、お嬢ちゃん?》
……こ、こいつは……だから負けたのよね、私……。
[風の制御を取り合いながら、高笑いの顔を睨みつける。……最も自分は向こうに意に介されてはいないが。]
[そして、問いかけについて改めて考える。]
――滅ぶ以外の選択肢を、探す。
大事なものの為に自分を犠牲にしても、その先がないから。
残されたものを見届ける事も、次に助ける事もできないから。
滅ぶ以外の答えを、探す。
[真剣に考え、自分で答えを、だした。
こう思えるのは――一日たらずの、出会いのおかげなんだろう、と思える。
この答えに、意味があるかどうか、それは解らなかったけれど]
/*
いやまぁ、高笑いが攻撃せず、魔法も唱えず優先度を下げて、他の顔の残り魔力を確保しようとしてるとか、高笑いを警戒させすぎるような解説の仕方はどうかとおもったからなんだけどねorz*/
得られるよ。それでも、答えはNOかな?
[感情の欠落した言葉。最後に答えた顔へ向けて再度問いかけた。
尤もその言葉は、最後の回答者の意味に添った返事ではないかもしれない。]
うへぇ…俺が女なら服に穴開けられてキレてるとこだぜ。
男でよかったな、顔野郎。
しかしなんだよこいつ、ド真ん中に穴空いてんのに平気とか信じらんねえ…。
エリー、お前が喚んだんなら何か対処の仕方くらいあるんだろ!?どーすりゃアレ落とせるんだよ!!
[顔達が空中で静止するのを見ては一旦地に降りて、エリーへ無理な注文を投げ掛けた]
市長が独り言多いのは、それを汲み取って実行してくれる優秀な部下が多いとか、思考FOで周囲を安心させるためとか、色々理由をつけながら、でも本当はさびしんぼうだからだと思う。
―裏宙―
ひろいってざんこくよねー。
[宇宙を一人漂いながら、少女が呟く。聞くものがあれば、『ひろい』は『ひとり』とも聞き取れたかもしれない。上にも下にも横にも何もない。人間一人の小ささがたとえようのない実感となって圧し掛かる]
ふんっ。そんなもん。
こっちゃ市長になる前おなかいっぱい味わってんのよ。
いまさら負けてなんてやるもんですかっ。
[気分的には周囲の虚空に八つ当たりの拳や蹴りでもぶつけたいところだが、それをやったらバランスを崩していよいよ当てのない漂流が始まってしまう。
代わりに手製の通信機を弄り、その音を頼りに互いの位置を再度測り、必要とあらば調整を加える。
対怪獣用の歩兵ライフルをぶん回し、反動で錐揉みをはじめたところで手榴弾を投げ、投げた反動で錐揉みを打ち消しながら加速度を得る。数秒後の爆発がさらに少女を加速させた。
通信機から得られる情報をたどれば、合流はもうすぐだ]
―――見えたっ!
[遠く虚空に、蛸のようなものを引き剥がして前進を続ける戦艦が見える。後は、微調整を加えて速度を合わせるだけだ。―――それこそが、最も難易度の高い作業ではあるのだが]
途中で宇宙怪獣に会わなかったのは僥倖よね。
[軽くそんなことを呟きながら、手榴弾にライフルの発砲。それに四肢による姿勢制御を加えて少女はこともなげに進路を調整していく。
宇宙怪獣については、目前の戦艦が引き付け、打倒していたから、というのが大きな理由のひとつだったが、そこまでは知る由もない。
手持ちの銃器弾薬がほとんど弾切れとなった少女が、最後に火炎投射器を吹かした]
お邪魔するわ…
[少女の体が戦艦へと近づく。そして、戦艦が表層に張り巡らせた重力が少女を捕まえて]
ねっ…とっ。
[すたりと、銃火器、弾薬を捨てて身軽になった少女が戦艦へと降り立った]
さて、と…ここからはお迎えを待った方がいいのかしら。
ヘタに侵入者扱いされてもお互いいい気分はしないし。
[加速度調整の火薬祭りは艦内からも観測できていただろう。
誰かが対応に出るのを、待つことにする。蛸の片づけが済んで、ちょうど艦外に出ていた艦載機(その中にはメガマリオンの姿もあった)も戻ったところではあるし、出迎えがあるとしてもしばらくの時間はあるだろう。その間に。
少女は、艦の前方へと目を向ける。そこに見えたのは、奇怪な肉の塊とも取れるもの。そして、その背後にぽっかりと開いた、“孔”]
あれがエリーの言ってた、目詰まり起こしてる怪獣?
…でかいわね。
ダイシチョーがここまで来てれば打てる手もたくさんあるけど…まぁないものねだりをしてもしかたない、か。
帰還を優先するか、撃破を優先するかってとこかしらね。
戦艦の戦力も確認しなきゃ。
[そこに、諦めるという選択肢はない。陣桜市へ帰る、そのために。
戦艦の上に佇む少女の思考は、まだ、止まらない**]
《女の衣を纏うか、女になりたいのか?《問いはもはや我には向けられておらんようだが、意図が見えんな《ワレニシタガエ、シタガエ!《ホホホ……平穏は得られる、ただ、その言い方では一とは成れないわね?NOよ、お嬢ちゃん?》
[10mほどの宙で静止する顔たちは口々にど真ん中の穴が開きながらも自分達の言葉だけを紡ぐ。
光の矢を放った、最初に喋った顔の口元が言葉の内容に反して、笑む。
天使を貫いた光の矢が、大きく曲がり、天使の頭上へと上り、急激に角度を変えて落ちていく、獲った、と言わんばかりに。
高笑いの顔だけは、高笑いの間に言葉を吟味して、答えを返して]
ええい、こっちも手一杯なんだってば!
喚んだっていうか、これ分離したって言う方が…………アレを一つって考えずに、蜂の群れとかそんな感じで考えてみて!
[フェイトにも、フランにも、振り向けずに、3番目の風を使う顔との、風の主導権の取り合いは続く。
顔に関しては、多数の顔の協調性の無さと、他の顔が穿たれても蠢く様を考えると……ぱっと思いつくのはそんな所。]
どういう、事なのよソレ!
けれど、探して、探して、探してから!
その次の危機があるかどうかも解らないのに、ただ自己犠牲だけで終わらせて……
それは
ただの
無責任だ!
どういう、事なのよソレ!
けれど、他の方法を、探して、探して、探しまくってから!
その次の危機があるかどうかも解らないのに、ただ自己犠牲だけで終わらせて……
[――それは、そんなのは。]
[眼前の其、──考えても正体の想像すら付かない塊。
考えるだけでは埒が明かない、と後ろ側へ回り込もうとした先、"孔"が見えた]
何でえ、こりゃ。
──詰まってるのか?
[実際に"孔"に嵌っている訳ではないのだが、そんな印象を受けた
"孔"に近付く、その行為は少し躊躇われて、大人しくハッチへと戻る。
──宇宙服を着込んだ見知らぬ相手が、戦艦外壁へ降り立っているのを見つけたのは
きっと、そんな時]
"──おい、なんか戦艦にくっついてるぞ"
[誰かからきっと通信が返って来るだろうと、そう判断して通信を開いた]
――――――それは
[思考放棄?そもそも、”何故”全てが消えてしまうのか]
――――――単なる
[勘違いかもしれない、見落としがあるかもしれない。再発するかもしれない。それらも調べず、探さずに、ただ提示されて滅びて終わりなんて]
――――――”無責任”だ!
/*これどの時点で落とそう。……*/
――私も、あの顔達とある意味変わらない理想家だよ。
だから、”セカイ”を手に入れて、”セカイ”を導く……だまし討ちに近かったこんな契約にも乗った。
”理想”ってね、追い続けるから、諦めないから、意味があるんだよ。
”セカイ”を守って導いて。うん、いい”理想”なんだ。
――けど、一人で成し遂げる必要は、ないよね?
”セカイ”はたくさんの人達がいる。
たった一人で、少数で背負う必要なんて、ないはずなんだよ。
少数の自己犠牲で他を救う。必要な事はあるかもしれないね。けど。そこで諦めたら、他の可能性なんて見えないじゃない。
[それは、奇しくも、耳をふさいでいて聞けなかった。
市長――彼女が言いたかった事(>>5:52)の、延長なのかもしれない
─司令室─
[ソレを……「巣」と呼ぶべきか、「本体」と呼ぶべきか。
コンソールを叩けば、先人が仮につけた名前が出てきた。
「オリジン」……起源、原因]
[そのオリジンから一定の距離を置きつつ、慣性でその周囲を周回する。
火器の小爆発>>+20を、センサーが捕えたのはそんな時で]
……何だ?
宇宙怪獣にしては小さすぎるし……。武器を使うってことは人……いやいや、そんなまさかね。
[しかし、映像を出せば、まさに宇宙服に身を包んだ人型。驚愕しつつも、画像を拡大し、防護ガラス越しに赤毛が映れば]
……人並み外れてるとは思ってたけど、やっぱり人間じゃなかったんだ、あの市長。
きっと、違法サイボーグか、改造人間か、異星人か、魔法少女に違いないよ。いや、もしかすると宇宙怪獣の一種かもね。
[泥棒から連絡>>+22が来たのはそんなときで]
<……その人、化け物の一種だけど、保護してあげて。単身でこのAHOに辿りつくってことは、相当機転が利くし、実力もあると思うんだよね>
[ユージィンから返って来る通信]
"──化け物…?"
[鸚鵡返しの様に。
言い草こそ酷かった物の、保護すべき対象ではある様で]
"おう、それじゃあ中まで運べば良いんだな
──ほれ、掴まれ"
[言って、宇宙服姿の相手に手を伸ばす。
手を掴まれたなら、その手を引いたまま、ハッチから中へ入るだろう。
手を掴まれなくとも、相手を抱えて中へ戻るつもりで]
…必要になるとしたら突破用の武装かしら…アレだけでかいと中心核を狙うだけにしても一手間どころじゃないわよね。
大火力が叩きだせる戦力があればいいんだけど…
[出迎えを待つ間、ひとしきりぶつぶつと呟き、作戦を練る。その少女の視界に、人間大の何者か>>+22が写った]
…何アレ、人間…なわけないわよね。サイボーグ?
あ、ジュリエットさんが太ったとか?…ないわね。
[身に着ける機甲にわざわざメイドなんていう趣味性の高い格好をさせていたユージィンだ。いまさらその趣味性をかなぐり捨てるとは思えない]
『ああ、お出迎えってことでいいのね。ありがと、助かるわ』
[手を伸ばされ、掴み返した時点で接触回線が開く。相手の男が標準的な通信システムを持っているなら、それで会話はできるだろう]
『あたしは陣桜市市長、石神明朱佳。 さっそくで悪いんだけど、市に帰るまでの足を貸してほしいのよ。艦長に取り次いでもらえる?』
[すでに館内からの通信を受けているとは知らないまでも、ハッチに辿り着くまでの間に、手を引かれながら声を届けた]
[スコルと市長を映した映像を、スクリーンの端に移動させて、再びオリジンを映しだす]
しかしこれ……どうやって倒したものかな。
主砲を使うとしても……一発じゃあ片付かないだろうし。
最悪、AHOを突っ込ませて、爆発させるとか?
「それはダメです」
じゃあ、それはなし。
[ジュリエットが、珍しく青年の独り言に返答し、青年は苦笑しながら案を取り下げた]
[攻略方法を考えながらも、ルッカの通信>>+25には]
いやいや、化け物の一種だよ。うん、間違いない。
あの見た目で市長やってるわ、ジンロボ乗り回すわ、度胸据わってるわ、マリオン襲われてるのを見てても先にやるべきことをこなすわ。
見た目通りの歳かも怪しいな……そうか?! もしかしたら、流行の「ろりばばあ」という奴なのかも。
"──お出迎え…で間違いは無えか。
とりあえず、用件は本人に直接言って貰えるか?"
[相手に名乗られた後、伝えられた其にはそう返して。
そうこうしている内に、ハッチから中へ]
ほらよ、っと。
さて、用事があるなら艦長さんはアッチだぜ。
[連れて相手へ司令室のある方向を指差して見せただろう。
ルッカが辿り着いているのなら、市長との遣り取りを後ろから眺めていたかもしれない]
──ちびっこの言ってた市長、か。
[確かに、テルオとそう変わらない年齢に見える相手に視線を向けて…そう呟いた
その呟きが誰かの耳に届いたかどうかは、定かではないけれど。]
[市長が入ってきたのを見れば、軽く片手をあげて。]
や、いらっしゃい…生きてるよね?
と言うか、良くその格好でここまで来れたね…
わりと危険地帯だよ?ココ。
[自分はどうなんだ、と言うのは棚にあげて軽く挨拶した]
宇宙怪獣は、あそこから「産まれて」るのかな? それとも、「分離」してるんだろうか……。
どのみち、数体どころ潰したくらいじゃあ、あまり効果がなさそうだ。
……いや、「補給」を絶って、端から焼き尽くしていけばあるいは……?
[ルッカの通信が終われば、また戦略に戻るが、市長の姿を見れば、過去の色々(と、さっきの暴言)はとりあえず忘れたふりをして、歓迎の笑顔を向けるだろう]
『了解。あんたは―――』
[よくよく相手を見つめる。サイボーグであることに違いはなさそうだ。けれど、どう見積もっても合法な装備ではなさそうだった]
『……『善良な民間の一協力者』ってことにしとくわ。詳しい話は聞かないから言わないでね』
[違法なサイボーグであるとするなら、それが少女にできる最大限の誤魔化しだった]
ありがと。
それじゃ、また後で会いましょ。
[彼も艦の戦力であるなら、また顔を合わせることもあるだろう。ハッチを入った時点で宇宙服のメットを外し、肉声で礼を告げた]
ええ、もちろん。愛しの我が街を置いてそうそう死んだりするもんですか!
[そこが危険地帯などかまいはしない、と言外に告げるような、力のこもった笑みでルッカに返す]
──少し前の出来事──
[孔の先、見えたのは…幾つかの光。
戦闘している位は分かった物の、高度が高度である、自身の眼でわかる事は少なく。
──けれど、思い当たる節はあった。
"巨大な宇宙怪獣との交戦" それはつまり、"あの場所"である事。
違う場所かもしれないその光。
確信では無いけれど、確かめてみようと、《通信》を開く]
───ル…おい、聞こえるか、イル。
[距離もある、届くかどうか定かではない、其は。
──果たして、相手へ無事に届いただろうか]
ルッカも元気そうね。
エリーが待ってたわよ。
やることやってとっとと帰りましょ。
[告げて、艦の廊下を歩く。ユグドラシル級なら、案内はなくとも艦橋の場所に見当はついた]
お久しぶりね。ユージィン。
さっそくだけど、この艦の戦力を教えて頂戴。
[艦橋にいた青年とメイドに一声。挨拶もそこそこに切り出した]
/*
何か色彩が不思議なことになってると思ったら。
あたし以外の墓下面子はmtmtだからこっちだと白黒なのね。
赤いのはあたしだけ、と。
こりゃ3倍がんばらなくっちゃね。
[光の矢の原理はどのようなものか。
天使は少なくともレーザーと同義だと思い込んでいた]
蜂の群れな、なんとなく解るよーな気はする。
一緒にくっ付いてる奴が撃たれても、好き勝手に喋ってるしよ………
[納得、というように空を見上げた瞬間。
すぐ真上に光が落ちて来て>63
とてもではないが回避が間に合いそうにも無かった]
―少し前・甲板―
[ルッカへの問いにしばらくして答えが返って来る。>>+18]
"……わかった。
つまり、この辺にいる怪獣を全部倒せば、あの「孔」を塞いでも地球に帰れるんだね"
[今すぐは難しいにしろ、それだけ確認が取れれば良かった]
"でも結局、あいつと戦うしかないのは変わらないか……"
[あいつ、とは勿論前方に陣取る怪獣の親玉で。
気乗りしない様子を見せつつも、艦内へと戻る]
[丁度それと前後する頃だろう、スコルが戦艦に辿り着いた人間を発見したのは>>+22]
化け物……。
[通信に拾われない程度の声でぽつりと呟く。
スコルが化け物――明朱佳を連れて艦内へと戻ったのは、その時だった]
あ、……明朱佳さん!
[驚いたような、けれど少し嬉しいような声が出る。
慌ててメガマリオンを所定の位置に納めると、コックピットから顔を出した]
/*
専用機体?は裏宇宙(三次元より高次元用)ネタだから、
出したら地球がry になっちゃうんだよね…。
出したくはあったけどもさ。
せっかくだから、主席候補生 フラン・A・入坂 は 魔法少女 エリー に投票するぜ!
お久しぶり、市長。
運営・指揮要員として、これ以上心強い戦力はいないね。
[余計な前置きを抜いた、早速の要望>>+34に笑みを向けて]
参謀の椅子が開いてるから、座って自分で見て。
操作方法は解るよね?
ま、ざっくり言うなら、一般的なユグドラシル装備の2割ってとこ。
めぼしいものは持ち出され、放棄されてた艦だってことがひとつ。人員の圧倒的な不足がひとつ。
乗務員はっと……、なんと7人!
普通は操舵だけでも、この倍の人数いるんだけど、なんとか誤魔化し誤魔化しね……。
[適当に開いたソフトに、人数一覧を出して、市長の席へ飛ばす]
艦長:ジュリエットさん
副艦長:ユージィン
操舵手:ジュリエットさん(兼任)
索敵・通信:ジュリエットさん(兼任)
参謀・運営:市長
砲撃手:ルッカ
遊撃兵:スコル
中機兵:ユージィン(兼任)
大機兵:テルオ
負傷中:ボールドウィン
……適当に割り振ってみたけど、こんな感じかな?
―― "結理人"と"イル"の、駄々っ子のような平行線の戦い ――
『ならば一つ確認しよう。
何故、フランが居なくなる、などという話がでてきたと思う?』
え、………どうして。
『――…例えば、だ。
お前があれに隠し事をするように。
あれもお前に秘している事があるとすれば』
……なに、いうの。
『まあ、俺も聞いた訳じゃあないが。
……己に知れぬ事に対して、有り得ない、とは言い切れまい』
っ、………!
[その"隠し事"のひとつだったこと――既にその相手には覚られているかもしれなかったが――それに纏わる記憶を、"イル"は想起し、"結理人"に思い出させる]
…………やめ、ろ、
『……これ以上、"痛い目"に会うことなんて、無い。
《アイ》が為に、《キボウ》が為に、痛い想いはするな』
[そう、いつかの"あの男"を喪失した時のこと]
『だから、忘れろ。
あの男のことを心の奥に追いやったように―――』
アタシは、歩兵・砲兵(兼任)って所じゃないかなぁ。
如月(パワードスーツ)と卯月改(砲撃用改造重機)あるし。
[少なくとも、その三つは同時にはこなせないのだが…
もう少し働いた方がいいかと思って一応言ってみた。]
あら、テルオ君。
無事みたいで何よりね。
なんだか心持顔つきもよくなってる気もするし。
[にこりと笑う。戦闘を重ねた結果だろうか。心なしか生還になった気がして、告げた。
ただその表情は、どちらかというと親のような笑みだったかもしれないが]
――――…間に合わ……
[天使が咄嗟に取った行動は、前方へのダッシュ。
飛び退る、や同じようにレーザーで相殺するなど手段はあるにはあったが、そこまで頭は回らず。
そのおかげかどうかは分からないが、髪を模した排気口のいくつかの破損で済んだようだ。
内部までその音が届くのに思わず舌打ちが出る]
[ルッカに、にやりと笑顔を向けて]
そう? もっと仕事したい?
当艦の人員不足は、割と深刻だから、いくらでもやってくれていいよ?
とりあえず、次の見せ場は主砲かな。
大出力エネルギー系。溜め打ち可能。
触ったことある?
…あたしが運営指揮、ね。望むところよ。
[ユージィンに返しながら、さっそく参謀席についた。目前のモニターに写る表示に目を落としながら、言葉を続ける]
内蔵武装は…へぇ、主砲が生きてるのね…
…艦内業務、ジュリエットさんに任せすぎじゃない?
索敵や操舵だったらこっちでも手伝えるわ。
回せるとこは回して頂戴。
…っと、まぁこっちはこれでいいとして。
あたしが聞いてるのは艦載戦力の方よ。
さっきのサイボーグ男…表示を見るならスコル?と、テルオ君のメガマリオン。それぞれの武装がどんな状況かってのと、他に戦力は…あんたんとこのジュリエットさん?
アレから育ったんだとしたら未知数だし。
その辺は口頭で教えてもらえるかしら。
参謀を任せてもらえるんだったら知っときたいとこね。
…うわぁ。
[一応扱った事はあるが…
その時は未完成で暴発したからマトモに扱った事は無い。
その時の思い出が浮かんで、若干嫌そうな顔をした。]
…いや、戦艦に装備されてるし未完成とかは無いか。
触った事はあるけど…アタシがいじったのは試作品(未完成)だからね。
マトモに撃てるの触るのは今回が初めてかなぁ。
[微妙に不安だけれど、一応使えると宣言した。
…使う前に点検はするかもだが。]
ああ、ちょっと待ってユージィン、そのことなんだけど。
[ルッカに主砲を、というユージィンに口を挟む]
ただぶっ放すだけじゃ、あのデカブツは仕留め切れないと思うの。
それができてりゃこの艦今ごろ英雄になってるだろうしね。
エネルギーをより収束させて…
艦首前面に、螺旋状に焦点を導いて、破壊力を上げる。
回転衝角…ドリルって言った方が分かりやすいかしら?
そういう風に調整できない?
[目の前の青年の、機械技術は確かな腕だ。それは実際にこの目で見ているからこそ提案した。少女が描いた作戦の一端]
[市長の質問>>+43には]
他に適任者がいなくてさ。
なにせ、前衛か、ド後衛……修理・整備が本職の僕のことね……が中心だったんだよ。
でも、市長がやってくれるなら、助かる。ジュリエットさんの空き領域、他の事に使えるし。
武装か……。
僕が、マリオンと戦った時の状態。市長のことだから、データ収集してるでしょ? 戦力としては、その時の120%upってとこかな。
ただ……今、ジュリエットさん、戦いたくないんだって。
だから、一応、戦力としては数えないで。
修理・整備・雑用ならやるよ。
へへへっ……そうかな?
[明朱佳>>+41の言葉に、照れたように笑う。
変わらぬ年頃の少女の慈しむような微笑みが余計に気恥ずかしさを感じさせるが、褒められて悪い気はしない]
やっぱりさ、こっちに来たらもう後戻りは出来ないし、頑張らないとって思ってさ。
……やらなきゃいけない事も出来たしな。
[最後だけは少し表情を引き締め呟く。
そうしている内に司令室へ辿り着くか]
…そういや、昔のゲームにドリル戦艦って有ったよね。
衝角がドリルで、突撃した船に一撃必殺の。
………A.H.O号がドリル突撃…ないわ。うん。
主席候補生 フラン・A・入坂 は、なんとなく 訓練生 フェイト を能力(透視)の対象に選んでみた。
[市長の提案>>+48に、ふむと考え込んで]
主砲を、ただ撃つだけじゃあ足りないとは、僕も思ってた。
回転衝角か……格納してる戦闘機にあった気がする。
そこから外して持ってきて……、いや、サイズが小さすぎるな。それを手本に組みたてるか。
……ん? 収束させたら、貫通力は上がるけど、破壊面は狭くならない?
コア的な物があるっていう予想?
ちょ、どうし・・・!?
っち、気を抜くと…!
[風の対処と、問答で、フェイトの方まで気が回っていなかった。
光の矢は、そのまま、地中へと落ちていく。
光が届かぬ場所に落ちてしまえばそのまま、消えていく。]
《中々しぶといが、次には耐えられまい《問いに意識を奪われすぎたようだ。我、古の―《ホカノタイトウナイケンガマジレバ、イシノトウイツナドデキハシナイ、ソレガワカランカ!《ホホホホ……で、問いの意味は何だったのかしら?お嬢ちゃん?》
[多数の顔の左上に位置する、光の矢を放っていた顔に険しい苛立ちが募る。
左下に位置する闇を放った顔は、再度詠唱しなおしはじめる。
右下に位置する風を操る顔は、未だエリーと風を奪い合う。
右上に位置する高笑いの顔が、少しずつ膨れ上がる。
同時に、破損した他の顔が、しぼむ。]
メガマリオンは、宇宙でも動けるようになったんだ!
[と、市長>>+43が見ていたかどうかはわからないが、背中に装着されたスラスターについて説明する]
後は、地球に居た時と変わらないかな?
武器はパイルバンカーだけだよ。
[艦に残されているジンロボ用武装から見繕えば更に増やせる可能性もあったが、
度々敵襲に見舞われた事もあり、訓練や調整の時間が持てなかったのだ]
/*
しかしまさか俺が今やろうと思っていたことを……。
<スコルとの地上裏宙通信
5dのラスト・スパークも、ラスト・ダンスって表現考えはしたけれど何か結理人/イルっぽくないからやめようってこの表現にしたら、直後にフランからまさにその言い回しが出てきたし。
何なの、この俺の周りのエスパー集団……。
わり…油断した!!
エリー!!どこ潰せばお前の負担が減る!?
[損傷は致命的ではないにせよ、その部分は機能を停止させなければならない為に排気の負担が大きくなり、反応速度が鈍る結果となる]
ちょっとミスやらかしちまったから、指示くれっと
ありがてーな!
[再び弓を、今度は横に構えて拡散レーザーの体勢。
万が一複数箇所をと言われた時にも対応出来るように]
───無事か?
[言いたい事は色々とあったのだが、うまく言葉にならない。
そんな中、口を付いた其だけを通信に乗せただろう]
で、あと、ここにいないのは……オッサン、スコルだな。さっき会ったよね?
あのオッサン、サイボーグ。
見ての通り、生身で宇宙に出るわ、飛びまわるわ、ジンロボ用の武具を振り回すわで、結構何でもアリのオッサンだよ。
腕に装着してるのが、ペットの犬。
こっちは、魔法的なナニかで、噛みついた相手を「喰らう」んだそうだ。
……ひとまずは、これで乗務員の説明は終わりかな。
もしかしたら、ルッカやスコルはまだ何か隠し玉を持ってるかもだけどね?
その辺は、僕としては詮索する気ないよ。
聞いても無駄とは思ってた―――。
わたしが産出され、送られた以上は。
既にこの状態はどうにもならなくなっている。
[片手は後ろに、もう片手は人差し指だけ立てて口元にあてる。
エリーとフェイト、そして凝る怨念との争いの中、両目瞑り立ったまま。]
私とやり合ってるのは右下の奴だけど、できれば詠唱してる奴優先……一番厄介な奴が膨らんでるのも怖いけどさ!
私より扱いは熟練してるみたいだけど、詠唱しなおしてる奴がいる事を考えると、それぞれの顔は自分だけでは、2つの魔法は同時に操れないはず!
[自分の手を空けるか、相手の手を止めるか、膨らみ始めてる厄介な奴を潰すか……どれだけ撃てるのかは解らないから、3つ選択肢をあげ、1つしか出来ないなら、手を止めたほうがいい、とは提案する。それが吉と出るか凶とでるかは解らなかったけれど。]
ジュリエットさんの正体は、3案あって、
1)正体? 普通の機甲ですが
2)実は機械に宿る精霊
3)実は怨念ゴーレムの一種
表の様子を見つつ、どれかにしようかなと。
エピまでに、杖さんとオリジンとフランの始末がついたら、どれでもいいのでランダムで。
どれかが残るようなら、対応できるものにしようかと。
いえ、コアがあるに越したことはないけど、実際怪しいとこね。不用意な断定は避けましょ。
[ユージィンに問いを返され>>+51、言葉を継ぐ]
あたしが提案するのは、『突進による撤退』よ。
中心核を貫いて撃滅できるならそれでよし、できなくても、回転衝角による突進であの肉塊を突破できるはずよ。
それで、孔を利用して地球への帰還が可能なはず。
地球へ戻ることができたら、向こうの戦力と合流して改めてあの憎ったらしい肉塊を撃滅に掛かる。
今の戦力でできるとしたら、そんなとこかしら。
[それにしたって、突進している間、側面や後方からの攻撃がないとは言えない。そこで、機兵隊の出番だ]
《ぶじ、じゃない》
《……ばか》
《なんで、いなくなってた、の》
[震える声でつなげる言葉。
今まさにこの相手のことを夢で思い出していたなんて、言えなくて。
自分でも彼の呼びかけに少し混乱していたせいか、問いへの答えの後、まず初めに口にできたのは、こんな言葉なのだった]
はぁ!?
戦いたくないって、どういう…
ぁー…もー…
いい?ユージィン。あんたはずっと直す側で解ってないみたいだから教えてあげる。
道具は、『使わせる』モノでも、『使ってあげる』モノでもなくて、『使う』モノなのよ。使う人間が、自分の意思で。
索敵と操舵はしばらくあたしが代わってあげるから、まずはその辺についてきっちりジュリエットさんに言い聞かせてきなさい。
今は戦力の選り好みしてられるような状況じゃなさそうなのよ。使える戦力は多いに越したことないの。
わがまま聞いてあげられる余裕はないって、わかるでしょ?
[参謀席のモニターから顔を上げ、じっとユージィンを見つめる]
隠し玉、ねぇ…
[しばし考えて、首を振る。
隠して居ても仕方ないが…
出してももっとどうしようもないのはどうするべきか。]
とりあえず、『使える方の』隠し玉は、一応地球行きの門開けれる事かな。
問題として、アレをなんとかせずに開けたら宇宙怪獣も大量に流れ込むだろうから後が大変。
…使えない方の隠し玉は、通信機無しでも二か所までなら別々に通信できるだけだから、ホントに使えない。
[作戦に組み込めるかと、一応二つとも提示してみた。]
[エリーから指示があったのはやはり複数箇所。
横撃ちのレーザーを拡散させれば、少なくとも右下・左下の顔には横一直線に命中するだろう。
しかし一番厄介な右上が後手に回る。]
――――…。
よし、めんどくせえ!!!
エリーはちょっと待ってろよ!
[考える暇があるのなら動けと、横向きの弓のまま弦を弾く。
レーザーは右下・左下の顔面へ刺さり、追撃ともう一度同様にレーザーを放った]
ごめんだけど、ジュリエットさん今、艦長だから。
ジュリエットさんの決定を、重視してるんだ。
[市長の正論を、青年はばっさりと切り捨てた。
その「道具」が、実質上は青年の「主人」である。例えばメイドが人類の敵に回ることを決めれば、内心気が進まなくても、青年はそれに従うだろう。
……が、それを明言してこの市長を敵にする気は、今のところはなかった。建前とも、ポリシーとも取れる適当な言葉で、濁しておく]
[それらの会話の間も、ジュリエットはいつもの無表情で、艦長席に座り、高速でコンソールを操作し続けている]
[ゆるりと両眼を開く。
マゼンタの光溢れ、黒髪が風もないのに舞い上がる。]
【【【――――― ィィン ―――――】】】
[高笑いを行う顔へ対し、視えざる手を伸ばした。
テレパシー。それを攻撃に転じ、対象の精神に使えば、精神破壊が行われ廃人にさせる事も可能だ。
今、行おうとしているのは対象の「右上」の顔の動きを停めること。
誰かが「顔」へ攻撃を仕掛ける事は、無論停めない。]
>>+60>>+62
ちなみに、ジュリエットに直接聞いたら、普通に答えるよ!
「現在、AHOを吸収中だから、装纏できない」
って。
主席候補生 フラン・A・入坂は時間を進めたいらしい。
[弱弱しい、甘える様な声色の相手
相手も驚いているのだろう、そんな様子も声から聞き取れた]
…ああ、俺だ。
[続けて届く声には、少しだけ焦りを乗せて]
どうした──怪我、したのか?
[責める様な口調には、ただ謝る事しか出来なくて]
──すまん……すまん…!
[居なくなった事、"孔に呑まれた"事、宇宙らしき場所にいる事を伝えた
──絶対に、地上へ戻る事も。]
《膨らんでいる?貴様何を《セカイ”を手にする――《キケ!スベテハ――
《あらあら、気付かれちゃったのね?それじゃあそろそろお別れ――な、ナニコレ!ホホホ、ホーッホホホ!》
[詠唱の途中で、遣り合っている最中で、右下と左下の顔が、ぷちゅり、と潰れる。何か、言葉を紡ごうとするも、追い討ちで、止めを刺される。
高笑いの顔がくすりと微笑み、一気に膨らんで、顔の群れから、分離・独立を図る。
だが、それとて集中せねばならない事、途中で動きが止まる。
分離しかけて、長く伸びた、分離し切れなかった管一本で垂れ下がった状態で高笑いで干渉を打ち消さんとする。]
これで、終われ……!
[そして、ずぅっと風で地面に叩きつけようとしていたエリーは、そのまま、それを続行する――。
対等だった力関係が消えて、地面に、顔が叩きつけられる――――。]
/*
エリー用には、>>76は、今、行おうとしているのは精神破壊ではなく対象の「右上」の顔の動きを〜
と書いた方がちゃんと伝わるだろうな。
[結局――、干渉を和らげても、高笑いの顔は干渉を打ち消す事もできなかったし、
潰れていた顔達はもとより、垂れ下がっていた高笑いの顔も、地面への激突で、あっけなく、飛び散る。
残った左上の顔にしても、ダメージが大きく、歪んで、声も出せずにいた。
呼吸音に似た音が、響く。]
…………え?
[エリーは、目を、白黒させて、まるで一枚の画像を見るような目で、その光景を、目にする]
さすがに、戦力不足で負けそうになったら、ジュリエットさんも何かしてくれると思うよ。
……僕も理由知らないんで、まあ、たぶん。
[心強いの反対の返事をしつつ、人が搭乗出来るタイプの格納機体を探すが、いくつかの戦闘機以外は、ほぼ持ち出された後の様で]
……まあ、いざとなれば、市長も出てくれるよね?
ほーら今なら、ドラゴンフライ65・アークトゥルスP53・Ofプリンセス101から、好きな機体を選びたい放題だよー。
[冗談に乗せつつ、視線をスクリーンに戻したところで、青年はハッと手を止めた。
様々な動物の、様々なパーツを無造作に集めたような姿のオリジン……。その数万とも数十万とも思える顔が]
[ひとつ残らず、「こちら」を見ている]
まずい!!!
ジュリエットさん! 全力前進!!
[現在の軌道オリジンを周回する形であるから、前進することがすなわちオリジンに対して横移動になる。
ひとまずそれを叫んだ]
うん。
[明朱佳>>+64の言葉に、小さく頷く]
わかった。覚えておくよ。
誰かを悲しませるような終わり方にはしたくないしな。
[自分自身に確かめるように言い、そして周囲の面々の顔も確かめるように見る。
無論、彼女らなら確かめるまでもないのだろうが]
……やれるとき、か。
[呟いて、周囲の話に耳を傾けつつも思案に暮れる。
と、その時、青年>>+67が動きを止めた事に気付き。
少年も視線の先を追う]
――うわっ!
[無数の瞳と目が合って、思わず仰け反った]
・・・ねぇ。
こうも凝視されると、若干気味悪いなーと思ったり思わなかったり…
っていうか、撃って良いよね!?
[ただでさえ不気味なオリジンの視線が、全てこちらに集中している訳で…
不気味というのを通り越して、泣きながら逃げたい気分に駆られる。
でも逃げたら絶対追われる気がして、撃って良いかと確認を取った。
…良いかと言いながらも既に遠隔操作で連装砲を装填開始しているのは御愛嬌。]
《すごく、こわかった》
["無事じゃない"と口走った本当の理由は、この言葉のとおり……悪夢の所為だったのだけれど]
《……ケガ、あるか、わからない、けれど》
《でかいクジラ、やっつけて、バテた》
[後付けのように声にした、物理的な事実としての"無事じゃない"この出来事の方が、問いに対するより適切な答えとなっただろう。
今の弱った心境のせいか、特にこの出来事を誇る風でもなく。
焦る声色に対しても、特にはっとしたり責める態度を改めたりするでもなく。
謝罪に対しても、その声色を緩めることはなくて――]
《ばか ばか ばか》
《……よかった。
いきててくれて、よかった》
[すぐに、涙でも流しているかのような、少し高く上ずった声を、洩らした]
《ほんとに、いなくなってた、んだ》
《……あな、に》 《うちゅう みたいな?》
[ひとつひとつ、確認するように、呟いて]
《あな……うちゅう、かいじゅう、きたところ》
《………たたかってる、の》
[最後の言葉は推測だったけれど]
[ルッカ>>+70にうなづき]
側面の砲ならいいよ!
主砲は待って。前方に着いてるから、主砲撃つなら、あっち向かなきゃだし。というか、まだ改良してないから、表面を削る程度の威力しかないだろうし……。
もしも、オリジンが「学習」するなら、牽制弾はいいけど、主力弾の無駄打ちは拙い。
《ぜったい、かえって、きて》
《はなれ...て、....いかないで、かえって....きて》
《お..れ....いな...なったり....しな.....》
[少しノイズが混じり出す中、自分の言葉で、祈るように絞り出した声で、はっきりと返した]
…理由聞くくらいはしていいんじゃないの?何のための会話機能よ。
[言っても無駄だろうの気持ちがたぶんにこもった、やぶにらみの視線でユージィンに力のない声を返しておいた]
いざとなれば、ね。
正直あたしにできるのは飛ばすとこまで。飛びながら発砲なんて怪しいもんだから、艦橋であれこれやってた方がよっぽど力になれるわよ…と…
[ため息混じりに冗談に付き合った返事を返していた、そのときだった]
…テルオ君、メガマリオン用意急いで!
『スコル!聞こえてる!?まずい気配よ、警戒して!』
ルッカは砲戦迎撃、攻撃が来たら即対応できるように、装填弾数に気を配って頂戴!
[艦長兼操舵手と副艦長のやり取りに同調して、自らも出力制御をしながらそれぞれに声を飛ばした]
了解っ!
・・・全砲門、照準はばらけさせて五秒間隔で掃射!
牽制弾なら、一点集中より拡散させた方が効くはずっ!
[自分で操作しているのだから、口で言う必要は無いのだが…
気分の問題で、そんな事を言いながら弾をバラまく。
ちょっとでも視線をそらしてくれる事を必死に祈りながら。]
/*
グロいのってあれですよなー。
心臓とか内蔵を具体的にあれやそれしてこうしましたみたいな…表現を含むもの。
思えばかざしろさん、グロいのは見る分には平気だけど自分でやった事はないなあ。
むしろキリング自体やったことない。
んーで、作戦はあたしの採用してくれんの、艦長さん?
答えてくんないなら副艦長さんでもいいけど。
[少々場違いな問いだが、まだその部分が解っていない。あの顔たちの様子を見るに戦闘は目前だ。戦闘の方針をはっきりさせなくてはその後の対応も変わってくる。観測データに目を走らせながら二人に問うた]
聞いたら答えてくれると思うけど。
むしろ、ジュリエットさん聞かないと、基本言ってくれないから。
どっちにしても、僕はジュリエットさんの言うように……うわ、きた!!
[会話の途中に、悲鳴が混じった。こちらを向いたオリジンが、クワッ!と口を開いたのだ]
『うぉぉ……ぉぁぁぁぁぁぉぉぉぉ……ぉぉぉぉん……』
[空間が歪んだ。
ハルピュイアの使った『振動』を更に強力にしたような、空間そのものをねじり潰すような振動が、加速したAHOの後部を、かろうじて掠めて行った]
うへぇぇ……。
もう少し距離を取る……か?
……うわあああ!
[青年がふたたび声をあげたのは、オリジンから、雲霞のように宇宙怪獣がこぼれおち、こちらに向かってきたからだ]
──怖かったか、そうか……。
[弱弱しく届く、その言葉に、頷いて返す
続けられた言葉には安堵すると同時に、あの巨大な怪獣を倒したと言う事実に、少しだけ驚いたりもして]
──そうか…やっつけたか、頑張ったな。
[続けて響くその声には、ただただ謝り続けるのみだったけれど。
その後直ぐ、高く上ずった声──泣いているのだろうか? そんな声を聞きながら]
……終わった、の?
[そう、エリーはまだ顔達から目を離さず、その光景を見つめていた。
まだ、空気の通る音を繰り返している、歪んだ左上の、顔。
虚空をじっと、見つめている。
何を考えているのか、解る事もできない。]
《……ヒュー……しゅー……》
[実際、左上の顔の思考は、散乱して、自分が生きた時代の、自分の理想と、かなわない苦痛が、入り混じっていた。
今でも未来でもなく、過去を見ていた。
走馬灯のように]
え!?
は、はい! 了解!!
[明朱佳>>+76の言葉に、金縛りから解けたように動き出す。
敵の様子は出来るだけ目に入らないようにしていたが、いずれそうも言っていられなくなるだろうと思い直す。
そして、格納庫へ繋がる歩き慣れた通路を、一気に駆け抜けた]
はあ、のんびりしてる暇もない、か……。
[もしかしたら、これが最後の戦いになるかもしれない。
気合いを入れつつ、コックピットへの梯子を登り]
"メガマリオン、発進します!"
[叫ぶが早いか、隔壁に向けて半ば突っ込むように走らせた]
ん……採用するよ。僕単体じゃ今のとこ、操舵にも戦闘にも関われないから、怪獣さえ来ないようにしてくれたら改造やるよ。
20分……いや、15分頂戴。
機甲の部分装纏使えたら3分で済むけど……ジュリエットさん、どう?
「現在、装纏は行えません」
ということなので、宇宙服で行くかな。
[エリーの攻撃でまだ終わらないようであれば、両眼の光を強める。
地面に押し潰すように、怨念達へ圧力をかけるかのように。
停めるのではなく、言わば意識体達へ精神攻撃を仕掛けてゆく。]
ん、フェイトくん、どうかした?
[フェイトに問い返す声は、読書中に声をかけられたような声。]
き、気色悪っ!?
ああもう、連装砲じゃ装填速度足りないか…
っていうか、どうにかなるの!?こんな物量相手ぇぇっ!
[涙目になりながら、装填しては斉射を繰り返す。
いくら泣いても、撃たないと敵は減らなくて…
撃っても撃っても減らなくて。
若干、爆雷か機雷でも…]
あ。
ユージィン、機雷散布装置か何かある!?
確かシームルグに爆薬積んでたから、
アレを機雷代りにバラまいて点火すりゃちょっとは数減るかも!
『テルオ君、見てのとおり長期戦になるわ!パイルバンカーは万一に備えて温存して!
武器の扱いはできる?可能ならそっちの方がいいけど、無理なら格闘でもかまわないわ。接敵してくるやつを順次叩き落して頂戴!』
…ユージィン、武器くらい貸してあげられない?
[遠目に見れば蚊柱のようにも見える宇宙怪獣の群れを目視と観測データと両方から確認しながら、テルオ少年に指示を出す。ユージィンに水を向けたのは、機槍の威力を知っていたからだ。その武器がその後どうなったかまではしらないが、ジンロボ用の汎用装備よりもよほどに頼りになると判断して問いを投げる]
っ……あ、いや……
なんでも、ねぇ。
[おそらくは2人と考えている事が全く異なっているだろうからか、フランからの問いには歯切れ悪く返し]
さっきの質問って、結局……なんだったんだ?
[話を逸らそうと、戦闘中に問われた事を掘り返す。
宇宙の為に滅ぶ事は絶対の否、その答えを彼女はどう思い何を判断したのだろう、と]
[ルッカの言葉>>+84には、外に持ち出す物の確認をしながら、コンソールを叩いて確認して]
あるけど、そこから1ブロック離れたところ……!
シームルグがある格納庫とは、反対の方向だよ?! ……最悪、内壁に突っ込んで壊して、シームルグごと弾薬運んだらどうかな!
[無 茶 言っ た]
[市長の言葉には>>+85]
僕の武器……機槍? いいけど……どの道慣れてない武器なら、何を使っても一緒じゃない?
……あ、いや、だめだ。 装纏しないと取り出せないよ。装纏してない間は、補体のパーツとして、組みこまれてるんだ。
了解。
じゃあ距離を離しすぎるわけにも行かないわ。
後退せずに相対距離を離さないことを前提に操艦しましょう。
ジュリエットさん、“参謀”から“操舵手”に注文。
回避に専念するわよ。
15分…きっついけど保たせてみましょ。
ユージィンも本職の方がんばって行ってらっしゃい!
[宇宙服で向かうというなら、それ以上追及はしない。コンソールを叩きながら送り出した]
"は、はい!
えっと、指の動きが複雑じゃないものなら!"
[メガマリオン内部から、明朱佳>>+85に答える。
パイルバンカーを温存する事に異論はなかった]
"でも、最悪、格闘でも……!"
[ユージィンの言葉>>+88は聞こえなかったが、慣れない武器を扱えば逆に振り回されてしまう可能性はあった]
[走馬灯は続く。
苦しみの余り、叶わぬ余りに、諦めた”理想”
一人の指導者が導く事で、優れた力を持つものが導く事で。
力なき老いた、そして判断を間違った指導者に、導かれて起きた悲劇を、繰り返さぬ為に。
彼こそが、最初の一人だった。
優れた力を死に物狂いで手に入れ、”理想”を持って人々を導こうとして、受け入れられなかった一人。
受け入れられないならば、未来へ。”理想”を託そうとした。
幾人かの『契約者』には受け入れられた。けれど、人々には、”セカイ”には受け入れられなかった。
――我は、間違っていたのだろうか?
その思念を最後に、フランの精神攻撃によって、潰れて、いった。]
/*
そういえば今頃思ってみたのですけれど。
3mエンゼルちゃん、よくよく見ればそこまで大きくない…。
どうやって胡坐かいたの。
胸部から胴体までの座席型ならまだ解るけど3mだとそうもいかないよ、なあ。
4次元発生した4次元。
後できちんと内部構造を大雑把に絵に起こしてみよう…とほ。
「了解しました」
[メイドは人ではないので「思考」や「発想」はしない。過去情報を「分析」「判断」して、市長の指示を妥当だと結論した]
人使いの荒い「参謀」だな……。でも、荒く使われるの嫌いじゃないよ。むしろ好(ry
[青年は、メイドの投げ技によって、歩くより早く司令室の外に出る事が出来た]
<……全員、後の指示確認は、ジュリエットさん及び市長に聞いて。15分、もたせて!>
[ぶつけた腰をさすりながら、青年は船首へ向かうムービングロードを走った]
[──薙いで、薙いで、薙ぎ払う。
途中斧の射程をも越えて、至近に入る怪獣には]
──《喰らえ》ッ!
[自身と《分離》した《相棒》の其により、灰燼と化して行っただろう。
純粋な暴力は、けれど数の暴力に徐々に追い詰められ、じわじわと後方へ下がる。
そんな最中、引き付ける様に一度大きく後方へ下がった、後]
たっぷり《喰った》か?
───なら行くぜ、派手にぶちかましてやれ!!
[大量に蓄えられたエネルギーは、まばゆい光を伴って]
発射だ、ぶち抜けええええっ!!
[《相棒》の口から放たれる、極太の荷電素粒子砲。
眼前の一団を焼き払うには十分な火力は、直線状のある程度の怪獣を焼き払っただろう。
──けれど、全滅をさせるには遠く及ばない其。
再び、先程と同じ様に…群がってくる怪獣を、逐一狩ってゆく]
聞いてみただけ。
だって、もう運命は決まってるから。
[フェイトへと。そして、少し間を置く。
その間にフェイトからまた話しかけられるだろうか。]
『そういうことよっ! テルオ君がそっちに向かってるから共同で叩き落して頂戴。
スコル、あんたの方が小回りは利くはずよ。テルオ君のサポートお願い!
テルオ君も聞こえてる?
テルオ君が前衛、攻撃仕掛けてくるのに対して手近なのから攻撃を行って頂戴。スコルは撃ち漏らしがあればそっちの処理を頼むわ!』
[塊に向き直ったスコル>>+86に、声を飛ばす]
あああもー、何でここまで戦闘に非協力的なのよ、艦長はっ。
何使っても一緒なら少しでも威力が高い方がいいじゃないっ。
[たとえば適当に振り回しただけでも、よく切れる刀となまくらでは威力が違う。だからこそ期待したのだが、駄目らしい]
『指の動きで言うなら単純に振り回せる重量武器のほうが有利なはずよ。
多少小回りが利かなくなるかもしれないけど、スコルとの連携で何とかなるはず。武器の格納庫に向かう時間がありそうなら使ってみて!』
[慣れた格闘戦と不慣れな武器戦闘、どちらがより有利なのかまではテルオ少年の素質を見図りきっていない以上、断言できない。結果、可能ならばと条件付で提案するに止める]
……音も、しなくなった、ね……。
[これで、終わ……ったわけでは、ない。
まだ、元から開いていた空の”孔”や、
ルッカ達を連れ戻す為の”孔”を開けなくてはいけない。
手元に残った、白い小さな杖に、力をこめて。
再び、空へと顔を上げる。
けれど、フランの答えも、気にかかった。]
決まっている?それは、一体……?
[”孔”を開こうとしながら、問いかける。
力をかなり失ったからなのか、それとも、”当たり”なのか。
中々、開かない。]
そ、か。
気が済んだならいいや。
お前が俺達の答えに納得したならそれはそれで良いし、
納得できなかったなら…何かやらかすつもりなんだろ。
でもそれは、フランの性格をトレースした行動じゃねえよな?
エイリアンつったか、お前自身の考えなんだよな?
[エリーを見守りつつ、視線は動かさずに再度フランへと問う。
極当たり前の事を言っているのかも知れなかったが、なんとなく確認はしておきたかった]
"わかりました!"
[重量武器、との言葉>>+96を聞いて、急いで格納庫へ向かう。
選んでいる時間は余りない。
咄嗟に目に付いたものは――]
―甲板―
"スコルさん、遅れてすみません!"
[先に戦闘に入っていた男へ声を掛けつつ、敵へと向き直る]
"それじゃ、一発――行きます!!"
[掛け声と共に、メガマリオンが右肩上に得物を構える。
そして、直線状の穴>>+95に殺到する敵目掛け、スラスターを噴射し突撃していく]
ルッカっ!?
いえ、爆雷散布はいい案だけど砲手はっ…
あーもーやったるわよっ!
ジュリエットさん、各砲座のコントロールこっちに回して!
操舵はそっちに返す!うまくやってね!
[走り出していったルッカの背中に声をかけながら、ジュリエットさんからいくつかの操作コンソールを受け取り、いくつかを返す]
…何アレ。
何でもアリってのは聞いてたけどあんなこともできるわけ…?
[砲座をそれぞれ射角調整しながら、観測データに目を落とす。そこでは、一本の熱線が大量の宇宙怪獣を焼き払っていた]
…作戦の変更を…いえ、おおむねにおいて変化ないわね。
このまま続行っ!
わたしはね、破壊する為に産出《プロダクツ》されたの。
分かるかな。
………。
[両目を閉じて開けば、マゼンタの光は消えていて。]
未来へ”理想”へ導く気持ちは間違いではない。
だけど、その"感情"は危機を招く。
[一度だけ、”孔”を開こうとするエリーが持つ、小さくなった白い杖へ視線を向けた後、]
[スコルはこちらの後方>>+97についたらしい。
多少の打ち漏らしは彼が拾ってくれるだろうか。
それならば、と、より大振りに、より多くの敵を薙ぎ倒す事を意識して]
"メガ・ハンマァァァ・ブレェェェェェイクッ!!"
[先程選び出した武器――巨大なハンマーを。
前方への推進力、メガマリオンの膂力(パワー)、全てを乗せるように振り下ろした]
[参謀の叫び声に、艦長はそちらを向き、一拍遅れて微笑んで]
「残り、約7200秒程度で、私の戦線復帰が可能だと推測します」
-A.H.O号艦内-
どりゃぁぁっ!
[バラまくための爆薬を背負って、パワードスーツで通路に穴を開ける。
信管を抜いている為爆発はしないが、決して心臓に優しい光景では無く…]
あー、あー、外の皆聞こえてるっ!?
今から機雷発射装置で爆薬ばらまくんで…
なんかに当たり次第起爆するようにしてるから、
間違って当たらないように気をつけてっ!
[それだけ言うと、信管を取り付けては発射、を繰り返す事にした。]
─船首─
[作業用の宇宙服に、体を突っ込んでいく。
本来は1時間ほどかけ、数人がかりで着込むものだが]
そんな時間ないしな!
……なんかこのままここにいると、一般人である僕も、化け物じみてきそうだね。変だなあ、日常を愛する平和主義者なのに、僕。
[作業ポーチの代わりをする、工具箱をセッティングすれば完了だ。人ひとり通り抜けられるのがせいぜいの、二重隔壁に進んだ]
しまったwww
回転衝角を持ってくるの忘れたwwwww
……いやいやいや、表現するのを忘れただけで、本当は持ってきてるんだよ、うん!
魔法少女 エリー は、なんとなく 誰でもいい を能力(食事)の対象に選んでみた。
せっかくだから、魔法少女 エリー は 誰でもいい に投票するぜ!
魔法少女 エリーは時間を進めたいらしい。
…7200秒って…二時間っ?
さすがにそこまで保つかどうかなんて分っかんないわよ…
[微笑むメイドに答えられ、思案に挟む。戦力として計上してよいものか、否か]
…早められるんならどんな手でも使っていいから早めてもらえる?
今表で戦ってる二人が持ち堪えられてる間じゃないとあまり意味がないの。
[その戦況を確認して、砲座を動かしながら声を返した]
破壊する為――――。
……危機を破壊する為?それとも――
[硬く、開きにくい――”孔”が、少しずつ、少しずつ開いていく。
小さな、小さな黒が。点が大きくなる。]
それって――存在意義って事?
生まれながらの本能……よりも大きな。
[少しずつ膨らむ”孔”へと視線を集中させながら、耳と声だけ、話へと意識を向けて]
─船首(艦外)─
[両手足のマグネットで、艦の表甲に張りつく。四つん這いの姿勢でぺたぺたと艦首の舳先へと進んだ]
オーケー、ジュリエットさん。着いたよ!
[遠隔操作で、格納庫からそっと押し出され、繊細な艦操作で船首まで漂ってきた戦闘機を、両手で掴む。
人間が戦闘機を両手で持ち上げるというシュールな光景だが、真空だからこそ出来ることだ]
キャッチした!
残り何分? ……オッケ、間に合わせる。
[戦闘機からの回転衝角……ドリルの取り外しと、船首の主砲先端への取り付けを、同時に行う。
時にすぐ傍を宇宙怪獣が通り過ぎるが、前衛の2人が自分の仕事をしてくれるハズ、と無視し、自分の仕事に集中する]
[振り回されたハンマーと、その勢いに乗せたメガマリオン自身の体当たりで、多くの怪獣が弾き飛ばされていた。
とはいえ致命傷には至っていないものも多い。
勢いのままぐるりと一回転し、一度姿勢を安定させる。
と、そこにルッカ>>+102からの通信が入り]
"わかりました! むしろ敵をぶつけてやればいいんだろ!"
[と、機雷の進行方向へ向け一体の敵を殴り飛ばした。
打撃と爆撃でダメージ倍加、となっていればいいが]
"スコルさん!"
[と、スコル>>+105の声が聞こえて。
思わず、コックピットの中で見えないながらも頷いていた]
"うん、……生き延びないと、だな"
[メガマリオンのハンマーを握る手に、力を籠めさせる。
そしてスコルに向けて突撃しかけていた敵を、一体弾き返した]
[「擬態」――という言葉がある。
完全なる擬態。
相手と姿を強引に強奪し入れ替える。<snatch>
数ヶ月前、必要な対象を見つけた其れは機会をうかがい、手に入れた。]
んー……そだな、俺からはもう、ないな。
後の難しい話はエリーの方が理解し易いだろ、そっちに任せる。
俺はお前らの話を聞いて噛み砕くのに集中するぜ。
[質問は以上だ、と色々押し込めた。
後の聞きたい事など、全て個人的なものばかりだからだ]
[……が、流石に、射出方向を間違えたか、戦闘のどこかで弾かれたかで、流れ機雷が漂って来た時はひきつって]
<ルッカー! これ怖いよ!>
[ブーイングを飛ばした]
[宇宙怪獣は何の為に地球に訪れたのか。
学会で葬られた説がある。
何かを追い求め地球に訪れた宇宙怪獣は、
地球の何処かに紛れ込んだ何かを狙っているのだと。
勿論、仮説は仮説だ。
現実味を帯びないその説は忘れ去られその学者は学会を追われ、今は何処に居るとも分からない。居るのだとすれば、路上生活者にでもなったのかもしれない。]
[──そんな時か。
目の前の巨大な"塊"に異変を感じたのは
触手の様な、形容し難い其を伸ばすと、"塊"の近くに漂う怪獣を、呑み込んで
"塊"は、巨大な宇宙怪獣を幾つも吐き出した。]
[其処には、見覚えのある《ハルピュイア》や《スキュラ》とは比べ物にならぬ程、巨大な。
西洋のドラゴンだろうか、其を模した"宇宙怪獣"の姿が──]
──馬ッ鹿 野郎……ッ!!
[信じられないその光景に、驚愕を隠し切れず]
―――
稼働因子 エイリアン・オリジン
五次元より遥か高次元から訪れた、ある目的の為に産出(プロダクツ)された進化のよすがから成り立ちぬ存在。
その為、この宇宙に住まう者は、A・Oが本性を顕にすると「絶対的な異質さ」を感じてしまう。
破壊行動そのもの、狡猾で凶暴性が高く、何ものにも共感を感じず、目的のみに邁進する。
知的生命体に擬態を行う場合、その生命体と同じ考え方や共感・哀れみのようなものすらも「擬態」する。
・・・・・・・・・・・・
尚、本来のフラン・A・入坂は、既に三日前に死亡している。
―――
いや、私だって、疑問に思ったキーワードを自分にわかる言葉で噛み砕こうとしてるだけでしかないよ?
[ついでに言うと、”孔”を広げて。
そろそろ呼びかけ始めなければならない。
胸元にまた入れてある通信機へ――]
通じてる?聞こえる?私だよ、エリーだよ!
………。
これだけは覚えておいて。この宇宙には、
奇跡も、魔法も、
ハメツ ゼツボウ
愛も、希望も、あるんだよ。
[帽子の淵に手を添え、
笑顔のままフェイトとエリーへ向けて話した。
『あいもきぼうも』、声はそう発音していた。]
―― 地上・シルヴァクロックアカデミー ――
(いきてる)
(いっしょに、いきる)
(《アイ》も、《キボウ》も、すてない。
痛くたって、それでも、すてない)
[通信の最中にスコルに伝えられなかった一言を、夢の中で誰かに語りかけるように、呟く]
(だって、うれしい)
[愛の喪失も、絶望も、"入坂結理人"と"イル"は知っている。
それでも、かれが今抱くこの想い。
数日前に妹の身に起きたこともまだ知らない、そんな、ある意味では暢気なかれらではあったけれど――]
…敵さんも本腰入れてきたわね…ユージィン、まだなの?
[観測データを確認すれば、群がる宇宙怪獣に中型、大型のものが混じり始めている。
作業の手を止めさせるわけにも行かず、ぼやく声は艦橋だけに響いた]
…音波攻撃が飛んでこないのは不幸中の幸いね。
集団の配置がこうだとして、ルッカの爆雷がこう、こっちの一団は対空で落とせる…
『テルオ君、左舷方向抜けてくるわ!警戒して!』
[指示を挟みながらの索敵警戒しながらの対空管制。コンソールを乱打するがごとくに少女の指が踊り…一瞬、止まった]
何これ、孔…?
エリー!?
[観測データに不自然な空白が混ざったのだ。それは、地球の側から伸ばされた手>>90]
[戦闘機からドリルが外れた。……ただ、外れたと聞かされれば、普通の者は首をかしげるだろう。
「外れた」というより、それは……戦闘機をドリルを中心に「くりぬいた」と表現する方が正しい。
そう、ドリルだけを分解したのでは、先ほども言ったように小さすぎる。だからこそ、戦闘機本体をもドリルの一部にしてしまったのだ。
これが短時間でドリルを巨大化させる為の案]
[そして主砲本体の方へ、差し金を当て、慎重に角度と位置を決め、取りつけて行く。
本来は、こちらも数時間かけて行うべき作業だ。武器は全てが機能美で出来ている。そうでなければ、自らの身に返ってくる。
宇宙服の中に、汗が伝った]
"……ドラゴン?"
[新たに生まれた怪獣――メガマリオンと比べてもなお巨大な怪獣。
それが、こちらに視線を向け――飛来した]
"――スコルさん、下がって!"
[咄嗟にスコルに向かって叫ぶ。
逆にメガマリオンは前進させ、振り下ろされる竜の爪を、ハンマーで受け止めていた]
"こんなでかいの……スコルさんじゃ、危ないよっ!"
/*
そういや今回中の人予想してなかったな!
でも、市長がかりょさんなんじゃないかってのは変わらないな…。
後、フランちゃんがkkrさんかなと、
そんでユージィンさんかテルオくんがなんとなくまさおさん?
すずりんさんがいらっしゃるはずなんだけど、何処だろう。スコル?
しろんさん何処?と思ったら、なんとなく此処がテルオくんな気がしないでもない。
後はちょっと良く分からない。
/*
>07/14(木) 23:50:41
後半は今即興で作った。
前半は、狼役になれたら、正史採用するつもりの独り言文章だったけど、流石に黒すぎるので、曖昧にしてみたよ。
………………。
[真空はもとから無音だ。しかし、それよりずっと堅く感じる無音の中]
[長い時間をかけて、一点、固定と密封を同時に行った]
[そこが基点だった。後は続けざまに流れるような作業を行い、最後の一点を止めた]
……はっ、はあ! はぁ! はあ!
[止めていた息を吐き出し、青年は通信を開いた]
──終わったよ!!
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