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[グノーシス自身も、空を見上げる。
紫の光弾は歪な軌道をえがき、空の一点に留まる。
やがて、76x83方向に、雨のように弾幕が放たれた。]
フェイトくん…、
わたしはもう、元のフランには帰れないんだ。
[光学兵器にも似るし、エーテルにも似るが、違う。
原理不明なシンクロに従った力の弾幕。シアンマゼンタの光が、群れる宇宙怪獣達を灼き尽くしてゆく。その弾幕の範囲は広がり続ける。
弾幕はそれ自身が光を放つ、奇怪な光景。シアンマゼンタに穿たれた宇宙怪獣達は、悲鳴を上げて死に至る。]
帰れないのは……困るよ。
[メイドの答え>>+145にぽつりと呟く。
命を懸ける覚悟はかつて問われていたものの、自ら退路を断つつもりはなかった。
何より、"約束"があったから]
『J班、持ち場から離れすぎよ。 そこはK班に任せて戻りなさい。ほ組、方向そのまま仰角70、ご新規さんよ。強酸銃で出迎えてあげて。
………なんだか妙ね』
[気づけば、優先度の低い、緊急性の低い指示を出すことが増えている。襲来する宇宙怪獣が予想よりもはるかに少ないということなのだろう。
…視界に写る空を確認する。そこにある怪獣の密度であれば、この数倍の規模の襲撃があっておかしくないのだが]
…まぁ、敵が多いよりましなのかしら…?
…なに、アレ。
[その目に、見慣れない紫の発光体が見えた。信号弾かとも思ったが、その色のパターンは少女の知る限りのどの信号にも当てはまらない。何かが、妙だった。が、何が妙なのかまでは分からない]
…ッ…
あれが首都の新兵器ってこと…!?
[目の前で、弾けた光が宇宙怪獣をなぎ払った。その光景を一瞬あっけに取られて眺めて]
『…危機管理課、ならびにすぐやる課、ダイシチョー表層で戦闘に当たっている人員は直ちに撤収しなさい。シェルター内で待機、必要なら追って指示するわ』
[宇宙怪獣の数が激減した以上、戦闘にこだわる理由もない。戦闘人員を撤収させて、自らもジンロボを市庁舎脇に格納させた]
…にしてもあの子は…
[機体を降り、市庁舎を歩く。向かうのは内線受話器]
『エリー、聞こえる?あんた調べる人が誰かも分かってないでしょ。
今どこにいるの?案内するわよ』
[告げて、返答を待つ間、手近な市職員を捕まえた]
危機管理課のA班班長に伝えてくれる?
市庁舎から目視で襲撃を警戒、他部署とも連携して、異常を発見次第報告しなさい、って。
どういう事だよ…俺の考えてる事が読める、とかそんなもんか?何がどうなってるのかが解れば、何もいわねーよ。
…姉貴の事は、俺も色々思ってる事あるしな。
どーせその辺もお前にゃお見通しなんだろ。
[敢えて言う必要もない、と続けられた言葉に首を傾げ]
どっちかっつーと、その元のフランに戻れねぇって方が気に掛かる。
お前に何があった、今のお前と俺の知ってるお前と何が違うってぇんだ?
[違う所、などと口にすればすぐ視界の上を走ったシアンマゼンタが何よりも強く語っているだろう事に気付くだろうか。
兵器の種類にも疎い単純な男の知識であっても、それが通常有り得ないものである事は知れた]
『あれ?……えーと。戦闘音が減ってませんか?』
[心配する事もなかったのだろうか。歯がゆい思いをすることも不要だっただろうか。
そう考えると、気が楽になった、だが。
説得仕切れていないのには変わりがない、さらには]
『え、ちょ、一体何があったの?撤収って…
あ、いや、一先ず市庁舎から出てすぐの所で、通信系の所に案内してもらおうとしてたんですけど……』
[専門が違うのだから、ここじゃない、むこうだ、と説明を受けている事にようやく気がついた。
……迷惑をかけっぱなしで、穴があったら入りたくなる気持ちでいっぱいだ。]
[嗚呼、美しき哉。
毒々しい光の花開き、無数の雨が降り注ぐ。
素敵なりや花の妙。]
嗚呼、すてき《みょう》哉。
死を撒き散らし雨と消ゆ。
[全天球モニタに幾十も歪んで表示されるのはグノーシスパイロット登録名。決して本名を登録する必要はなかったのは、コードネームやリングネーム等の使用を愛好するものが多かった所為だろうか。]
……でも、ここだとこれで精一杯。
[異質な光を放っている両目を閉じる。
コックピット内の呟き、そして出来事はフェイトに伝わらなかっただろうけれど。]
あんたもあんただよ、おい、起きろよ……
フランがどっか行っちまうかも知れねえ、知らない間に居なくなるなんてヤだろ?
なあ、大事な妹なんだったら根性出して起きて止めてやれよ。
なあってば。
[呼びかける先は腕の中の青年。
無理に揺する事はせずに語りかけるだけだったが、言葉の欠片だけでも届けと願ってグノーシスと交互に視線を送りながら呼びかけを続けた**]
≪おにいちゃんは寝かせておいてあげてよ。≫
[くすっと笑う声はそのままで。けれど、]
≪フェイトくん、さよなら。≫
[それだけを告げ、もう一度ライフルで空を撃つ。
弾幕の雨が降り注ぎ宇宙怪獣達を穿つ中、
グノーシスはフェイトに背を向け、遠ざかり始めた。*]
『減ったというより、事実上の全滅よ、相手方のね。ったく、わざわざダイシチョー持って来て損したわ。
首都の連中も、あんな隠し球握っててなんで今まで使わなかったんだか…』
[どういった類のものなのかまでは少女の知識にも存在しない。ただ、目の当たりにしたものが破格の破壊力を持っていたことだけが分かった]
『とにかく、こっちの用事はおしまい。周辺の警戒には部下を当たらせてるから心配ないわよ。
市庁舎出てすぐね、すぐ行くから待っててくれる?』
[告げて、内線を切った。市庁舎を出てすぐならばそう時間も掛からない]
こっちよ。一応念を入れて内部通路から向かうわ。
[そこにいたエリーに声をかけ、すぐ傍の地面…ダイシチョーの装甲を開く。分厚い扉が口を開け、陣桜市の内部連絡通路が現れた]
『へ?つまり、ほぼ手いらずだったって事?
手助け不要だったって事は、今からやることは、割とまずいんじゃ……少なくとも、私が開けた”孔”って事を伏せるかどうか決めておくことが必要になりそうなんだけど。
……伏せれない気がするわ。』
[大きめの貸しを作っておけば、”孔”を開けても印象収支は+になると踏んでいたが、少々まずい、予感がした。]
っと、ごめん、手間かけた。
一先ず、首都の人達には悪いけど、警戒続けてもらうとしましょうか
[そういいながら、まだ上空の”孔”がある以上――
なんて考えが頭によぎりながらも邪念を投げ捨て、連絡通路へとついていく]
何言ってんのよ。
最先端の研究所でもまだ確立できてない技術を、たった一人の女の子が操ってる、なんて、主張したところで信じるやつなんかほとんどいないわよ。
ある程度お偉い立場になればなおさらね。個人が信じたところで、それを表に出すわけには行かないの。しがらみがぐちゃぐちゃでね。声が大きい人間ってめんどくせーのよ。
[だから、“孔”を開けることについて気にする必要はないと、少女は語る]
…たとえバレて信じるやつがいたとしても、それはそれでひとつのカードだしね。
まぁ、あんたが気にするこっちゃないわ。
まずは―――通信機の方から回りましょうか。
機関室ね。
[告げて、少女が連れて行ったのは、研究室然とした清潔感と、慌しい空気の混沌が混ざり合った空間]
室長はいる?
ええ、忙しいのは分かってるけど、そこまで焦る必要はなくなったわ。
ちょっと頼みたいことがあってね。2,3人、人員を貸してもらえる?
…エリー、通信機、貸してくれるかしら。
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