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[木刀で振り払った所で、容易には消えない怨念攻撃に、物凄いスピードで精神が苛まれるのを感じた]
いやだ……。
[唇から勝手に言葉が零れる]
もういやだ、なんでこんなこと……。
[今すぐ何もかも放り投げて、逃げ出してしまいたかった。
忘れていたはずの疲労感が、ここに来て一気に押し寄せる。
そもそも、少年はメカバトルの大会に来ていたのだ。
こんな時の、唯一の娯楽を求めていたはずなのに。
勢いだけで振り切ろうとしてきた重たい感情に纏わりつかれ、その感覚がモニタに移る光景と重なった]
――あ
[しかし、少年の指は、半ば無意識に敵を打ち据えていた。
一番疲れているはずの指に、戦いの意志が宿ったようだった]
そうだ……そうだよ。
オレの、本当の、決勝戦の相手は。
[今、救いに行こうとしている相手なのだ。
その記憶が、胸の中を覆い尽くしそうだった、黒いものを押し退ける]
だから……っ、行かなきゃ。
[機体内部で餌付きそうになりながらも、一歩一歩メガマリオンを前進させ。
そしてついに――跳んだ]
―>>3>>16辺りに続く―
[泣き虫フランと言われれば、
気持ちを緩ませたような気配を僅か漂わせたが、]
[後で、な。]
だっ て 今 ”クジラ” が まちを
に ちゃ わたし グノーシスのパイロット なんだよ。
皆が しんじゃう
[兄の次の言葉に嗄れた喉で言葉を紡ぐ。
それはまるで、兄からすれば駄々っ子のように思えただろうか。
それとも、必死で詩論シティの人々を救おうとするジンロボパイロットの言葉に、矜持に聞こえただろうか。]
―――――
[フランは、お腹の上で交差していた手を片方、兄の胸にあてた。
鼓動の聞こえない胸、人の形をした――機械《悪魔》の身体。]
ああ、ちっこいなら何も賑やかじゃなくても良いんじゃねえかな。
[それなら、とその場に膝を付いて両手を組み。
初めて変声機能を有効に使えるのではないかと感心しながら、ひとつの歌を紡ぐ]
――柔らかに、優しくメロディを口ずさんでください
いくつかの歌詞と心地よい調和を与えてください
そのひととき、愛は強く育ちます
[外部への音声をオンにし、音量を上げて
ゆっくりと天使が紡ぐ歌]
愛は力、愛は魔法、愛は優しさ、愛は春の喜び
私達に出来る事は―――…
[最後の一節を歌い上げるまでには、足元の小さな何かは
何か理解出来ないものを受け止めるかのようにもがき、やがて消えて行った。
その事に気付いていない男は、そのまましばらく繰り返して歌い続け、少しばかり恥ずかしい思いをしたという**]
… いま なにか いった ?
あまったるい こえが するよ 。
[ケホケホッと、また咳き込む。
フランは何が起こったのか全く気付いていないようだった。]
―現在 はしけの上―
[どういう仕組みでか知らないが、はしけが海上を進む間にも、時折奇妙な影が這い上がって来た。
ヘドロっぽい所を見ると、怨念ゴーレムの残滓が海泥に取り憑いているのかもしれない。
市街地のものと比べれば小規模なそれを、時折木刀で振り払いつつ進む]
もう少し、か……。
[気持ちが急く半面、精神攻撃で揺さ振られまくった心を休めたいのも本音だった。
市長に『忘れるな』と言われた決心を、もう一度確かめる事でどうにか気力を回復する]
[やがて、はしけの動きが止まり、到着の合図が為された。
もはや怨念の気配がない事を確かめて、神聖な武器を船員に預ける]
――行ってきます。
[もう一度、その場の船員たちと、通信が繋がるなら市長たちにも告げて。
メガマリオンは、本土の地を踏んだ――**]
/*
ねんねこ前に。
歌の内容はMOTHERのエイトメロディーズから引用。
あまりにも長くなりそうだったので所々端折ってますけど…
よく考えたらこいつ愛天使だよ、もう立ってるだけでめでたいじゃないかとか思ったけど、怨霊にはメカ天使は範疇外なんだろうなと思った夜でした。
/*
状況読み取るの大変だ……。
(お前も描写頑張れよって話だが)
てーか、タイミング見計らってソロールに移らないと、先に進めないね。反省。
明日はフランとこまで辿りつけるはずだし、もっと頑張ろう……。
判ってる。
今……そいつが、そいつら…が、ここ、に
わかって、る。
お前が、みんなを、救ってみせるん、だろう。
でも、っ……
[グノーシスでフランに告げられたことを思えば、今の言葉もまた、そうした強い意志の表れなのだと思う。
同時に、それは今の彼女には無茶なこと、駄々だとも感じる。
そんな妹に、こうして「でも」を返す兄もまた意地っ張りではあったかもしれない]
[大丈夫、という己の言葉への不信。だいじょうぶ、と繰り返してきたフラン。募る、弱さ。
その折に、ひそかに送っていた"テレパシー"。
……あの男からの返事が来ない、ということは]
…………。
(いなく、なった、?)
(いなく、なった、。)
[その時に。
自分はあのひとを大事に思っていた、と今更のように気づいてしまった]
[空虚。
それから、フランから発せられた疑問形。
あまったるい、とも彼女は、口にした]
…………
[己の胸に置かれていた手は未だそのままだったか。
咳込む姿が見えていようと、構うことなく。
悪魔は、フランを支えていた片方の手を離し、その手を彼女の手をはたくように振った]
だま れ
さわる、な………っ!
[傷ついたフランへの心配、不安]
[良案を思いつけない自分への苛立ち]
[異形の声が響くやましさ]
[微かな動揺を覚られた、なんて焦り]
[弱くて幼いままの己を、守らなきゃいけない妹に聞かれてしまった、なんて強い焦り]
[そして……喪失]
[悪魔はフランの身体を、地に突き放すように離した。
そして、後ずさって、俯いて頭を抱えて――]
あ ああぁああああぁあ ………っ!
[数多の負の感情に、取り戻した印章のパーツの魔力が作用する。
地に足を着けたまま、悪魔の翼がばっと大きく広げられて。
その瞳の表情を、"入坂結理人"では無い、人ならぬもののそれに変えていく**]
魔法少女 エリーは、ここまで読んだつもりになった。 ( B9 )
だって、待ってたって… おにちゃ は帰ってこなかった
ヒーローなんて、いなかった…!
[兄の胸にあてたフランの片手が、服を握る。
その言葉はフランの弱さ。強さに付帯するもの。
宇宙怪獣を倒すヒーロー達はいても、兄を探してくれる人は居なかった。あの時は、行方不明者も沢山居て、そして今もそんな人々は増えている。]
だから、 だから、わたしがわたしの手で
うごかなきゃ なにもならなくって
皆を救いたくって… …!!
[それは、フランが秘めていた想い。
兄が行方不明となって居なくなった後の行動の軌跡のよすが。]
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