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宇宙怪獣の出現により、地球圏が混乱の坩堝に叩き込まれてはや一年。
今日もどこかで、罪もない人々の嘆きがこだまする…。
たいへん!世界の危機だ!!
助けて、ぼくらの勇者たち!!
機械化連隊中隊長 ボールドウィン がきたらしいよ(1人目……だったかなあ?)。
機械化連隊中隊長 ボールドウィン は ただの人 になれるよう、天に祈った。
Wolfリーダーより本部!
至急増援を頼む!繰り返す!至急増援を!
急いでくれ! この数ではどれだけ保たせられるか…
[ブツッ]
くそっ、切れたか…!
Wolfリーダーより各機へ!
増援が来るまで絶対にここを抜かせるんじゃないぞッ!!
……すまないブリジット…娘の誕生日、祝ってやれないかもな…
入坂 結理人 がきたらしいよ(2人目……だったかなあ?)。
入坂 結理人 は 余り物 になれるよう、天に祈った。
―― ある過去の記憶 ――
[遠くで爆音が、聞こえてくる。
散った火花の煙や砂埃が運ばれてくる。
――「やつら」が、向こうでまだ蠢いている]
サンダーって、何……だよ……、
[惨状からただ一人、命辛々逃げ出してきた非戦闘員の青年。
全身に重傷を負っていた彼は、やがて立つことも出来なくなり。
ばたりとコンクリートの上に倒れ伏した]
ちくしょうっ、
まだ……まだ……死にたく…ない……っ!
[やがて耳に届いた革靴の足音。
血と涙が滲み霞んだ視界のまま、僅かに顔を起こす。
黒服の男が2、3人だろうか、青年を見下ろしていた]
……助けて、くれ―――…
[そこで、青年の意識は一度途切れた]
今から 入坂 結理人 は 改造人間 イル だッ!
―― そして現在 ――
[遠くで爆音が、聞こえてくる。
その方角を見据え、風を受けながら佇む一人の戦士。
見た目は前時代的な軍服姿にレーザーガンを担いだだけの、ただの人間。
しかし、その肉体は……]
奴らに手を貸してやる義理はないんだが。
[コンクリートを蹴り、駆け出す脚は、雷光を思わせる速さ]
―――のため、このボディ朽ちるまで戦う。
それが俺の宿命《さだめ》だ。
[その戦士の名は、改造人間 イル。
あの日、黒服の男たちに運ばれ改造された青年。
――入坂結理人、その人である**]
/*
……って感じで良かったの、かな。
いきなりロボに乗ってない人でごめんなさい、改造人間です。自前のじゃないけれど筋力の人です。
でも、乗るときは乗ります!乗るんです。ガンバりますっ。
しろんさんは村建て、お疲れ様&ありがとう!
泥棒 スコル がきたらしいよ(3人目……だったかなあ?)。
泥棒 スコル は てけとー になれるよう、天に祈った。
──戦闘区域・ある雑踏の中──
[未だ爆音が響く中、火花を上げて倒れる其に近寄る姿。
品定めするかの様に、既に動かぬ"部品"を覗き込み]
まだ無事なパーツはこんなもんか。
チッ…派手に壊しやがって、お陰でしけてやがるぜ。
[其の姿に唾を吐き掛け、無事な"部品"を崩しに掛かる。
幾らかを解体し終わると、"部品"を担いで、未だ爆音の響く場所から*離れた。*]
調達屋 ルッカ がきたらしいよ(4人目……だったかなあ?)。
調達屋 ルッカ は おおかみ になれるよう、天に祈った。
-戦闘区域上空-
…やれやれ。
やんなるよねぇ?お前をこんな前線まで出す仕事ってさ…
[…彼女は己の愛機に語りかける。
時代遅れと称される爆撃機を改造した輸送機、『シームルグ』。
決して足が速くないソレがこの空域に居るのは、
だいぶ無茶をした結果であった。]
…ったく、また敵さんか…
ああもう、絶対コレ必要経費で落としてやるっ!
代金に上乗せしてやる―っ!
[向かってくる戦闘機に叩きつけるように、
空のコンテナを投下する。
流石に弾薬や医療器具の入ったコンテナをパラシュートなしで落とすわけにはいかない。]
ったく…人をこんな危険区域で待たせてんのよっ!?
さっさとラブコール<位置座標>でも送ってきなさいってのっ!
[愚痴を言っても、そも繋がっていない回線は連絡を返さない。
返って来るのは、追加で迎撃に来た戦闘機ばかりで…]
帰るっ!絶対帰るぅぅっ!
[品物を届けるまで帰還もできない。
戦闘機を撃墜しながら、戦闘空域の上で旋回し続けて居た…**]
…さて。没個性な気がするし、若干個性でも付けてみますか。
1:無個性こそ個性。そのままでいいじゃない。
2:1と同じ
3:実は裏切り者。敵軍に内通してます。
4:実はアンドロイド。ま、小ネタの域は出ないけど。
5:実はボールドウィン隊長の元部下。…何で元かは後で決める。
6:…もう二回この表を振る(何処のゲームだ
1(6)
1(6)
…なんとなく気まぐれで振ってみる。
ブレードランナー村とかやってみたいけど、
村立てしても人が集まる気し無いんだよね。
…ガチ苦手だし(致命的に
避難者 エリー がきたらしいよ(5人目……だったかなあ?)。
避難者 エリー は おおかみ になれるよう、天に祈った。
―結構前の事―
…うわぁ、やっぱりもう、地球だめなのかな……
[また、人側拠点の壊滅の知らせ。そんな報告が、自分のいるシェルターに舞い込んで来る。力が、あれば――
そんな事を考えながらも、実際はどうにもできずに、泥のように眠る。]
今から 避難者 エリー は 魔法少女 エリー だッ!
―なんやかんやあって今―
[瓦礫の山、普通の人など誰一人いないだろう、壊滅した場所で。
戦いの場から遠い、何とか崩れていないビルの屋上で。
高笑いが響く]
おーっほっほっほ!
そろそろ始めようかしら?
私の野望と欲望と更新は誰にも止めさせはしませんわよ!
[ふりふりの白い衣装に緑に輝く宝石ひとつ。両手に白と黒の杖をもった気弱だった少女は――ビルの屋上から、*飛び降りた*]
/*
PC再起動したら開始日時が見えるようになった。
…キャッシュかな?
さておき、思いっきりアクティブにやっていこうかなーということで
いろいろふっとばしてみました、まる。*/
…野望と欲望と、『更新』…?
いや、キャラの裏ネタとかかもしれないからつつかないけど。
行進とは違うと思うし…
そして。
アタシ、補給役のはずなのにまず機体に乗ってるのがアタシ以外に居無い件。
皆生身戦闘しすぎでしょorz
修理工 ユージィン がきたらしいよ(6人目……だったかなあ?)。
修理工 ユージィン は おしどり夫婦 になれるよう、天に祈った。
[人でも入ってそうなトランクだなと思い、そんなまさかと苦笑しながら開けたら、
入 っ て い た。
……閉 じ た]
…………。
…………え?
『お前は、まだ役にもたたんガラクタをいじくっておるのか。せめて武道でもやれば、私の研究に役立つものを……』
[くどくどと文句から始まる手紙を、丁寧にナナメ読みし、後半に注目する]
『よって、お前を私の傑作のテスターに任命してやる! 感謝するが良い』
……………………。
[静かに手紙を閉じ、もう一度開いたが、内容は変わらなかった]
『持ち運べて、武器に見えない武器、防具に見えない防具』
[それが父の研究テーマだった。
物心つく前から、父の研究所に入り浸り、玩具代わりに工具をいじり、絵本代わりに設計図を読んだ。
父を偉大な発明家だと思っていた]
[しかし、反抗期を迎えて、父が夢ばかり追う金食い虫だと気付いて、憧れは失望に変わった。
僕がなろうと決めたのは父と同じ発明家ではなく、もっと堅実で安いながらも毎日稼げる修理工という仕事だった]
今から 修理工 ユージィン は 機甲修理工 ユージィン だッ!
[チャリチャリ、と歩くたびに軽い金属音がする。
僕の膝近くまである長いコートの中には、使い込んだ数々の工具や道具が、順序と理由を持って並んでいる]
……どうした、ジュリエット。
[振り返ってかける声は、2歩後ろを歩いていた女性。
濃紺色の長い髪をした女性だ。次に頭、肩、胸、腰、膝の真っ白いフリル……フリルエプロンに目がいく。ちょうちん袖に詰襟、膝下までのロングスカート。メイド服だ]
「緊急救難信号を傍受しました。
座標は……」
[メイド姿の女性──ジュリエットのあげる数字を聞いて、僕は苦笑をこぼす]
僕に何をさせたい?
「私は、事実を申し上げただけです」
……解った解った。
[僕は苦笑をこぼし、進路を変えた]
まだキャラづくりに悩んでるので、埋め埋め。
あ、どうも。
かりょです。かりょたんです!!
この顔を使うのは、2.5回目(2コンver使用)なんだけど、だから逆に「ここかりょないだろう!」というのを狙って入りました!
エピまでよろしくよろしく。
[其処まで距離がある訳でも無く、
4(20)秒もすれば、輸送機の近くまで行く事が出来た]
お楽しみの最中、申し訳ねぇがよ。
──嬢ちゃん、ここは些か危険ってモンだぜ?
[軽い口調をパイロットに向けて。
しかし、器用に戦闘機の攻撃を避けながら]
嬢ちゃんが良いって言うなら、幾つか戦闘機を貰い受けても良いんだが。
[どうする?と、顔を向けて尋ねた。
返答次第では、視える限りの戦闘機を駆逐する、そのつもりで]
機甲修理工 ユージィンは、おおかみ になれるよう、再び天に祈った。
市長少女 明朱佳 がきたらしいよ(7人目……だったかなあ?)。
市長少女 明朱佳 は 余り物 になれるよう、天に祈った。
―極東地区・海上人工防衛都市・陣桜市―
[極東に位置する島国をあらゆる外敵から護るため、海に浮かんだ巨大な防衛機械郡。それが陣桜市だった。
けれども本国から持ち込まれた土には緑が芽吹き、人々はそれぞれに日々の営みを送る。わずかばかりの平時に流れる静かな時間は、地球が今なお危機に晒されていることさえ忘れさせてくれそうな……]
[ヴィィーーッ!ヴィィーーッ!!]
[そんな時間を、けたたましく鳴り響く警報のサイレンが引き裂いた]
―陣桜市・市庁舎四階・市長室―
はぁっ!?
第二防衛線を突破されたぁ!?
軍の狗どもは何やってんのよ、うちの年間予算よりよっぽど予算食ってる癖して、んっとに役に立たないんだからっ!
[市長室の豪奢な執務机に、ばんっ!と手を置き、少女が吼える。電話口の相手も、気おされながらも報告の義務を全うしようと必死だ]
防衛線超えてきた連中の数と種別は?
…ッ
ああもぉ厄介ね。“魚”じゃなくて“アメンボ”だったらまだ楽だったのに…!
…市民の避難誘導急がせて!
例の“アレ”を使うわ!
…未完成? 使えるとこだけ動けば十分よっ!
[矢継ぎ早に指示を出し終え、一息ついたところで後ろに倒れこむ。少女の体には不相応なほど大きな革張りの椅子が、その体を支えた。
けれど、少女の仕事はこれで終わったわけではなかった]
……もしもし?すぐやる課と危機管理課の連中に待機命令出しといてくれる?
ああ、すぐやる課の方は避難誘導で出払ってる余りの人間だけでいいわ。
手は打ってあるけど、切れるカードは多いに越したことはないもの。あたしの機体の整備も一緒にね。
んじゃ、よろしく。
[がちゃんっ。
内線電話を切った少女の目前で、執務机に点ったランプが緑色に点灯していく。各所に設置されたシェルターが、規定の人員を収容した合図だ。すべてのランプが点灯したことを確認して、先ほどまで電話を手にしていた少女が、今度はマイクを手に取った]
…総員、近くの安全索に体を固定しなさい!
耐衝撃用意!
……起動!
[各シェルターと市庁舎の全館にマイク越しの声を響かせ、少女の手が執務机中央にしつらえられた巨大なボタンを強く押し込む]
/*
村、自、体、が!
お久しぶりなんだぜ\(^o^)/!!
あ、どうもsuzurinさんです、サイボーグやりたかったけど改造人間(イル)と被るよ!どうしよう!
↓
細けぇ事は良いんだよ!!
のノリでサイボーグ化しました、反省はしていない。
承
認
[少女の目の前で、そう書かれたランプが煌々と輝いている。…更なる大きなゆれの後。
人工都市は、 立 ち 上 が っ た]
あいにく楽しんでる余裕無いよこっちはっ!
ったく、人を呼んどいてラブコールの一つも無しなんだから…
[人が飛んでいると言う不条理な光景も、
こんな仕事柄慣れてしまった。
愚痴をこぼし終える前に聞いたのは、渡りに船の一言で。]
むしろこっちからお願いするわっ!
とにかくこの状況なんとかして!
[幸い、弾薬と食糧ならば人に渡せるほど積んでいる。
多少目減りしても頼まれた量には十分足りるだろう。
もし助けられたらそれらを礼の代わりに渡すつもりで、
コンテナをまた一つ戦闘機にぶつけながら目の前の男性に向けて叫んだ。]
ダイシチョー、発進っっ!!
[ ぎ
ご ご
ご ご
おぉ
ぉ]
[少女の言葉に答えるように、大きな、巨きな体をもたげ、機械の巨人が、海の中に立ち上がった]
[チャリチャリと、銀髪の青年が歩くたびに軽い金属音がする。
背はあるものの、痩せてひょろりとした体躯を包むのは、膝近くまである長いコート。その中には、使い込んだ数々の工具や道具が、順序と理由を持って並んでいる]
……どうしたの、ジュリエット。
[振り返ってかける声は、彼の2歩後ろを歩いていた女性。
濃紺色の長い髪をした女性だ。
不思議な色の髪の次に頭、肩、胸、膝を覆う真っ白いフリル……エプロンに目がいくだろう。ちょうちん袖に詰襟、膝下までの黒いロングスカート。典型的なメイド服だ]
「緊急救難信号を受信しました。座標は……」
[メイド姿の女性──ジュリエットのあげる数字を聞いて、主人である青年は苦笑をこぼす]
僕に何をさせたい?
「私は、事実を申し上げただけです」
……仕方ないな、人助けだ。
[彼は苦笑をこぼし、進路を変えた]
訓練生 フェイト がきたらしいよ(8人目……だったかなあ?)。
訓練生 フェイト は おしどり夫婦 になれるよう、天に祈った。
…光景想像するとシュールだよねぇ。
戦闘機相手に箱ぶつけて叩き落とす全翼機(しかも何故か落ちてない)
…まぁ、ACFAのアレだったら上空取れば安全だけど。
(つーかテンプレ作るかな。今叩き落としてる戦闘機。
[3(10)機も潰せば、残る戦闘機も、輸送機から此方へ狙いを変えて来るだろう]
そんじゃな、約束通り、こいつら貰って行くぜ!!
[聞こえているかは定かではないが、伝える物は伝えたと。
戦闘機に追われ、輸送機から離れる様に《飛ぶ》]
[“それ”の身の丈は3mあるか、ないか。
百合の花冠を模した装飾を施した頭部、
天使の翼をイメージし設計されたのだろう、背面。
右腕には大きな弓を象った兵装に、
全身を覆うパーツはローブを思わせて。
そのシルエットは傍目から見ると女性そのもの。]
……あー、痒い痒い。こんなの俺じゃねえ!!
なんでぇ?なんで天使型パワードスーツしか無かったワケ?
もっとごついの寄越せっつーの!!
ハァ、他のは全部大破。さいですか。
あーあ…もう。
んでぇ?座標は此処だっつってんだけどなんもねーじゃん。
そっちの計測ミスだろ、オイ。
折角痒いセリフ吐いて降りて来てやったのにそりゃねーだろーよ。
[その見た目と裏腹に、残念な口調の言葉が響く。
声色は穏やかなままな為に残念さは大幅にアップしている]
ヒュゥっ…
[戦闘機を素手で叩き落として行くさまには、むしろ感嘆すら覚える。
呆然として行くうちに彼が離れていく事に気がついて、
無線を繋ごうとしたが周波数を知らず。]
なんか入り用なものがあったら調達屋のルッカまでどうぞっ!
おにーさんなら、だいぶオマケしとくよ―っ!
[外部のスピーカーで叫んだ言葉は果たして届いただろうか?
そんな事を叫んだ少し後に彼女を呼んだ取引先からの連絡は届き、
パラシュートをつけた物資を投下したのは別のお話。]
─輸送機から、大分離れた所─
うし、大体こんなモンかね。
[これだけ離れれば良いだろうと、戦闘機に向き直り。
一機ずつ、《展開》させたワイヤーネットを浴びせて行く。
全ての機体にネットが掛かったのを確認、その後]
《放電》
[自身から繋がるネットは電気を帯び、戦闘機の内部に居るパイロットを順々に"焼いていく"]
さぁて。
思わぬ収穫もあったからな、さっさと帰るとするかねえ。
[ネットで包んだままの戦闘機を全て抱え、地上に降りた]
くっそ、なんか反応があるっつーから来てみりゃ
ただの廃墟じゃねえか。
こんなんじゃ人も居るのかどーかも怪しいぜ?
[辛うじて倒れずに残っていたビルを見上げ、
耳と思しき箇所に手を当てては通信を繰り返す]
あー、あとさ。
この変声機能いらねーからなんとかしてくれよ。
見た目に拘った結果なんだろうがよ、これって女が使うのに
合わせて設計されたんだろ?
間に合わせつっても、その辺は使う奴に合わせてくれたって
バチは当たんねぇと思うんだけどよ。
[悪態を付いて居る先は同僚か、設計者か。
相変わらずの残念さは続く。
その視線の先、ビルの屋上から飛び降りた姿>>8が見えたのは
そんな通信の最中。]
…なによ。未完成とか言ってた割にはちゃんと動くじゃない?
ふふん。
ダイシチョーさえ動けば、あんたたちなんてメダカみたいなもんよ。
武装開放!やっちゃぇ……っ
[巨大な機械巨人…ダイシチョーの足元に群がってきた、魚のような姿の宇宙怪獣を見下ろし、少女が勝ち誇ったような笑みを浮かべる。
その、足元に迫った脅威をなぎ払うべく指示を出そうとした。刹那]
[ が ご ん っ ]
[またしても大きく一揺らぎして、ダイシチョーは動きを止めた]
―ビルから落下中―
ほほほほほほ!
[高笑いをあげながら、両手の杖を下に突き出す。
そして、落下しながら目を細め、]
――我、古の盟約を引き継ぐ者なり
――我、世界を憂うものなり
――我――セカイを手にするモノ、エリーの名において命ずる、現れよ、忘れられし大地の精霊よ!
[詠唱しきり、地面に強く、杖をあわせて突きつける――]
っ〜〜〜あーっもうっ。
機関室っ!?報告!
『だから未完成だって言ったじゃないですかぁっ!
KIAIエンジン、出力安定しません!これ以上の稼動は無理です!』
ったく仕方ないわね…
いいわ。出力絞って。
シェルターが持ち上がって“魚”のやつらから届かなくなっただけでも御の字よ。
姿勢維持を最優先。余力があったら最低限の防衛装置だけでも回しときなさい。以上。
[いったん受話器を置き、続けざまにダイヤルする。繋いだ先は、内蔵兵器の格納庫]
危機管理課とすぐやる課の連中は揃ってる?
あいにく、掃討はこっちの仕事になりそうよ。
準備できたやつから逐次発進!手ごろなやつを狙って確実にしとめなさい!
いい?絶対ヤれるって確信できる相手としか戦っちゃだめよ?
頭数揃ったら打って出るわ!
あたしの機体暖めときなさいっ!
[それだけ告げて内線を切ると、少女も立ち上がり、市庁舎の廊下を格納庫へ向けて、走りぬけた]
/*
はわわわわ、ある程度の設定は組んできたけど
いつも「なるようになーれ☆」だからなあ…!
肩書きとか村に入る時に決めたし、ちょっと簡単にまとめなおそうか…どきどき。
思い切り巨大ロボットにするつもりだったんですけれど、皆さんロボじゃない…ので急遽パワードスーツに。
天使型なのは趣味です(きぱ
Q:かりょさんって、おまかせ希望がポリシーじゃありませんでしたか?
A:ポリシーですけど、実は次のを表に出すのに使ってもらおうと、秘密発言が欲しかったんです。
「仕方ないですか?」
[青年の背>>22に、平坦な声がかかった。
ビク、と足を止め、青年は恐る恐る振り返る]
あの、ジュリエットさん?
「いいですか、貴方は私の主人です。そして、私の目標は、「私の完成」です。
人助けも貴方の命も、どうでもよろしい。いいからさっさと私を装備できる戦場に向かいなさい」
あのう……それって主人って言えるんですか?
「まだお分かりではないようですね。貴方は私にとって、取り換えの利くパーツでしかありません」
あっ、ジュリエットさん、暴力はだめっ。いたっ、痛い! やめ……あ、ちょ、ジュリエットさん、……やめないで!
[確実に大きくなっている騒ぎを尻目に。
《格納庫》へと戦闘機を押し込んで、ワイヤーネットを回収の後、一息]
こんだけあれば、結構なモンだな
後は、コレを繋ぎ合わせ…。
[言った所で気付く、足りない物。
そして、ほぼ同時に先程の少女の言葉を思い出した]
調達屋のルッカ、だっけか。
オマケしてくれるって話だった、よな。
[彼女はまだあの付近に居るだろうか?
『とりあえず、聞いてみるだけでも』と、《格納庫》から外に──]
なんじゃ、こら。
[──出た、その時。
巨大な土くれのヒトガタが、見えた]
違うわぁあああああ!
この私がどうみたら自殺者に見えると!
実験よ!実験!
魔法ってモノは実験と実践でぶっつけ本番で確認していかないといけないものなのよ!このセカイを手に入れる予定の
[助けるつもりの相手に、感謝の気持ちひとつみせずに指突きつけてお説教する小娘がそこに。地面に下ろされても、あえてもう一度乗り込もうと跳ねて]
ええい、私が操作しないと暴走するわよ!だから早くアイツの頭上まで連れて行きなさい!
[そう、ぎゃーぎゃーわめきながら、少しあせりの色が顔に。
……それもそのはず。
土のゴーレムが、かってに、ずしん、ずしん、と歩き出し、騒ぎの大きい戦場方向へと歩き出す。
歩き出すだけなら遅いが、全力前進といってしまったせいか、腕を振って走り出すしていく!
周りの瓦礫を跳ね飛ばし、蹴散らしていく――]
―― 過去:ある青年の話 ――
[知り合いが居ない訳ではなかったが、近くに身寄りが居た訳でもなかった青年。
黒服の男たちの組織――とある秘密結社に捕獲された彼は、
やがてそのまま結社に忠誠を誓い暗躍する怪人となる運命であった……筈だった。
戦闘テストによって改造の成果が確かめられたばかりのところで、
改造人間 イルは与えられたその身体能力を駆使し、結社から脱走したのだ]
間違ってる、あんなのは……っ!
[結社による思考コントロールさえも打ち消した、入坂結理人の持つ一つの意志。それは]
あ ん な ゴーレムと一緒に働けるか!!!
[そう、呪いや怨念や幽霊の類がすごく怖くて苦手だったのだ]
―― 現在:交戦地帯へと ――
[そんな訳で結社から離れた改造人間は、今、ある地点へと向かっていた。
遠くから伝わってきた衝撃。そこに、宇宙怪獣の姿があると睨んだのだ。
加速しながら移動する最中は、上空や地上からの声や通信を捉えることはほとんどない。
詠唱する声も、この時聞こえてはいない。
それでも、ちら、と一度だけある方向を見遣ったのは何かの勘だったのかもしれない]
…………。
[そして、その勘はとても嫌な類の勘であった。
例えば、魔法などで動く土がいたら……等、そういう類のだ]
どっからどう見ても自殺志願者だったわ!!!
ったくよー、なんだコレ喚んだのあんたかよ。
しかし世界とか何アッタマ悪い大志抱いてんだ…。
[自殺ではないと言い張る少女に、>>39
身を乗り出して同様に怒鳴る。
一方、あまりお目にかかった事がないヒトカタを、ぐるぅりとあらゆる角度から見てみようかと首を回すがどうやら少女の意思とは関係無く動いているらしい。]
しかしでけー、あまりにもでけー。
あ。もしかして本部に入ってた『反応』ってあんたの魔力の事だったりして。
そんならしばらく調べもん、させてもらおうか。
[勝手にヒトカタが歩き出しても暢気なものである。
ところが、走り出して行くのを見れば流石に慌て――]
[呆気に取られたのも束の間、動く度に地面を揺らす其は。
考える迄も無く《格納庫》すらも振動で潰してしまいそうだった]
おいおい、マジかよ……。
崩れたらどうしてくれるんだっての。
[止めねばなるまいと、ヒトガタに向かって、飛んだ。
飛んだ先に人を見やれば、《止めろ》と声をかけるだろう]
少年 メガタ・テルオ がきたらしいよ(9人目……だったかなあ?)。
少年 メガタ・テルオ は 余り物 になれるよう、天に祈った。
[メカマリオン。
株式会社ゼペットの開発した、体高20cm程の人型ロボットである。
操作方法は至ってシンプル。マリオネットのように、リングをはめた両手の指を動かし操るのだ。
とはいえ実際にロボットと糸が繋がっている訳ではなく、リング内に埋め込まれたセンサーが指の動きを感知し、電磁波の信号としてロボットに伝えるのである。
これにより、指の動きとロボットを完全連動させるだけでなく、一定の動きを"コマンド"として予め登録しておくことで、複雑な動きを簡単に再現させることも可能となった。
例えば"側転"のような、両手両足の動きを組み合わせた運動でも、事前に登録さえしておけば"右の掌を返す"だけで再現可能なのだ]
[この新しい操作形態のロボットは、漫画やアニメの題材とされたこともあり、小中学生の爆発的な人気を呼んだ。
これらの作品内に登場した、メカマリオン同士を格闘させる通称メカバトルは、現実世界でも大会が行われ、ゼペット本社にあるバトルアリーナには世界中から参加者が集った。
そして熱戦が繰り広げされ、まさに決勝戦が始まろうというその時――あの事件が起こったのだ]
[――そして、それから1年の歳月が流れ]
―現在・株式会社ゼペット 本社敷地内/メカバトルアリーナ―
人、少なっ。
[メカバトルアリーナに到着して早々、少年は思わず呟いていた。
それもそのはず、宇宙からの侵略者により、今、地球は滅亡の危機に晒されているのである。
そんな中、たかが子供のおもちゃの大会に、わざわざ危険を冒して出向く者が居ようはずもない。
そもそも、何故今大会を開く必要があるのか――と多くの大人たちは疑問視していた。
それでも、少年にはここに来なくてはならない理由があったのだ]
主役のオレが逃げて、どーすんだよ!
[そう、1年前のあの日――
宇宙怪獣襲来のニュースによりお預けとなった決勝戦で、舞台に上がるはずだった選手の一人が、彼――目賀田 照夫であった]
とはいえ……これじゃあもう、ほとんど不戦勝だよなぁ。
[と、少年が呟いたその時。
会場内に、轟音が響いた]
『敵だぁぁぁぁ!!』
『怪獣が来たぞぉぉぉぉ!!』
[叫び声に振り向くと、アリーナの壁に空いた大穴の向こうに、巨大な蟲の姿が見えた]
う……うわぁぁぁぁぁ!!
[口から吐いた酸で、アリーナの壁と近くにいた数人を溶かした蟲は、今にもこちらへ向かってきそうだった。
会場内は一瞬にしてパニックになり、少年も人波に押されるようにして逃げ惑う]
あ、あれ?
こっち、出口じゃない!
[無意識に蟲から遠ざかろうとしたのがいけなかったか、少年の目の前にある扉は出口ではなく、『関係者以外立ち入り禁止』と書かれた物々しいドアだった。
後ろを振り返れば、既に体半分ほど会場に入り込んだ蟲が見える。
出口に向かうなら、あの怪獣の横を通らなくてはならない]
「あっ、キミ。こんな所で何してるんだね?」
[と、背後――ドアがあるはずの場所から声がした。
そちらに目を向けると、開いたドアから、テレビや雑誌で見知った顔が覗いていた]
あ、博士!
[博士――メカマリオンの開発者であり、メカバトルの解説者としてもお馴染みの初老の男がそこに居た。
唇の端から下顎まで囲う、腹話術人形の口のようなメイクが特徴的だ]
「ここは危ない。こっちの通路を通っていいから、早く逃げなさい」
[と、少年を連れ関係者以外立ち入り禁止の通路に進もうとした所でふと振り返る]
「あれ、キミ、もしかして――
いや、間違いない」
[博士は、少年の両肩をがっしりと掴むと、その瞳を覗き込んで言った]
「キミ、世界を救ってみないかね?」
[――そして、今。
少年の目の前に、"それ"はあった。
この格納庫から目と鼻の先のアリーナで、今も怪獣が暴れているというのに、"それ"を見上げた少年は胸の高鳴りを抑えられない]
「どうだね、テルオくん。
これが我が社の開発した、マリオネット操縦型ロボット兵器――
その名も、メガマリオンだ」
[体高20m。
メカマリオンと全く相似形の、しかし巨大なロボットが、出陣の時を待つかのように佇んでいる。
そしてそのコントローラー――10本のリングは、少年の指にあった]
ちょ、あんたアレの頭の上から動かさなきゃダメなの!?
そんじゃなんで飛び降りたああああああ!!!!
ほれ、連れてってやっから、来いよ!
[こいこい、と手招きするは自分の手元。
どうもお姫様抱っこしてやる、と言っているようだ。
彼女が拒否したなら、普通に抱きかかえて飛ぶだろうし
その辺は彼女の希望を汲んで舞い上がる]
あ、スカートはしっかり押さえてろよ。
下から見えるぞ。
[そんな軽口も飛び出しつつ、翼の出力は上昇させ続けた。
後の事など全く考えもせず、である。]
どこからどうみたら杖真下にして詠唱してるのに自殺なんて発想がでるのよ!
あれは、地の精霊を具現化するための法なのよ。
頭悪いとかいうけど、私に夢で魔法の力くれたなんちゃらってのはセカイを手に入れることを引き継いでくれって条件だったし。
正直コレだけの力なら手に入るかなーって。
[高飛車に天使ぽい奴に>>43一度言い返してから冷静に戻って説明する。
ちなみに、魔力の反応をこの場でわかるのであれば、宝石と杖と土くれゴーレムに強く感じるだろう]
調べもんって言われても困るんだけど?ってゆーか
早く連れてけっての!
私があの杖つかまないととまんないよ!
[大声で>>44の声にも反応して叫ぶ。その割りにあせりは少ないが]
召喚のためじゃああ!
ってゆーかあのまま杖掴んでたら、そのまま操作し続けられたっての!
[ったく、とべっと舌だしつつ、もとりあえず姫抱きで当然、とばかりに身を預ける。続く声にスカートを抑え、顔を赤くし]
あああ、うう、そ、それ先に言いなさいって。
[土のゴーレムが先に駆け出したぶん、先行はしているが、速度自体はそれほどでもない。
問題は、重量による地響きとか、走る先に巻き込んだ場合の被害だが、今のところゴーレムは障害物をまるっきり意に介していない。
もし経路上にあれば・・・<格納庫>も危ないが。]
「着る」って言う点で、フェイトと被っちゃってるけど、サイズが違うからいいかな、いいかな。
というか、攻撃バリエは多いけど、僕弱いからね、弱いからね!
―戦場―
すぅぅぅぅぅ……
[陣桜市が、市の予算で買い取った量産型ジンロボ。そのカスタム機のコクピット内で、少女が息を吸う。胸いっぱいに吸い込んだ、その息が]
『戦闘を、やめなさーーーーいっ!!』
[上空を飛び交う戦闘機群へ向けて、ジンロボが手にした巨大な拡声器を通じて、『音』の『波』として放たれた。
全周囲に向けて放たれた、ほとんど衝撃波とも言える音量の声は、耳をふさぐことも許さずびりびりと機体を揺らす]
宇宙怪獣が攻めてきてるってのに、こんなときにこんなとこで地球人同士で喧嘩するなんて、ばっかじゃないのっ!?
いいえ、あたしが断言するわ、馬鹿よ、馬鹿。
バーカ、バーカ!
悔しかったら小学校から教育受けなおしてきなさい、このばかっ!!!
[矢継ぎ早な罵詈雑言が、やはり巨大な音波として戦闘機群を打ち据える。それで挑発に乗ったか否かは別として、敵であることは伝わったのだろう。戦闘機の機首がこちらを向いたことを確認して、拡声器の指向性ダイヤルを捻る。
指向性を持って直進する音波を向けたのは、上空を旋回していた、戦闘機とは趣の異なる輸送機>>27]
待たせたわね。
発注かけといた業者がいっぱい食わされたみたい。
そっちのコンテナの受け取り先、ホントはよそのもっと安全な区域なのよ。
仕方ないからあたしが直接受け取りに来てあげたわ。
馬鹿どもはこっちで引き受けとくから、向こうで旗振ってるやつに荷物渡してやってくんない?
[くいっとロボの親指で指し示したのは、武装を解除した、民間作業用の人型ロボット]
追加分の報酬も込みで、あんたには価格交渉しないとね。
よかったらうちの街まで来てくんない?
返事は行動で示してくれればいいわ。以上、通信終わり!
[音波を使った一方的な通信を終え、向き直るころには、機首を返した戦闘機たちが迫ってきている]
ふんっ。だからあんたら馬鹿なのよ。
飛び回ってれば地上から攻撃なんて当たんないのに。
[にやりと不敵に笑い、合図をすると、少女の乗った機体の足元から、巧みに偽装された作業ロボットたちが立ち上がる。その手に握られたのは、消火作業に用いられる、消防ホース]
放水っ!
[号令一下、少女の機体が片腕を振り上げる]
はじめぇっ!!
[その腕が振り下ろされて。ホースから吹き出た水が、突っ込んできた戦闘機群を地に落としていった]
/*
※危ないので、実際の消防ホースを人に向けてはいけません。
Q:いろいろおかしくね?戦闘機が突っ込んでくるとか、消防ホースで撃墜とか、ありえなくね?
A:だから馬鹿だって言ったじゃない。それとね、消防ホースって言っても作業ロボットでの運用が前提の、超高圧、高出力ホースなのよ。暴徒鎮圧だってらくらくよ?
…という言い訳。
―交戦地域のそと・おそら―
いやまぁ、冷静に考えれば助けに入ろうとしたわけだし、ソコまで悪いわけじゃないわよ、たぶん。
んー?…知り合い?……
[はて、と首をかしげた。たぶん以前あってたとしても覚えていないのだろう。
それよりもとめないと、とヒトカタの頭部におろしてもらえば、ず信ず真揺れる最中、這うように進みながら白杖黒杖両方掴み、魔力を思いっきりこめ――]
ええい、ストォォォォップ!!
[思いっきり叫んだ。ソレと同時にヒトカタがとまったはいいのだが、腕振り上げて片足上げたバランス悪い状態をのぞけば。]
ったく…
はは、今回の配送苦労した甲斐あったかもねっ!
[戦闘機を文字通り『叩き落とした』あの男性に、
消防ホースで戦闘機を落として行くこの発注先。
向こうに聞こえないよう通信を切って、コックピットでクスクスと笑い。]
オーキィドーキィっとぉっ!
パラシュートは付けとくけど、敵さんに撃ち落とされないよう注意して受け取ってよっ!
運ぶのも集めるのも苦労したんだからねっ!
[言いながら進路を変え、頼まれた配送先にコンテナを降ろす。
戦闘機があらかた片付いたのを確認すると、
ひとまず戦闘区域から離れた場所に着陸する事にした。]
博士、これはメカマリオンと同じように動かせばいいんですね!?
[両手を基本姿勢に構えながら、顔だけ博士に向けて問う]
「ああ、基本コマンドも登録済みだ。
本来なら、操縦者に合わせたコマンド登録と最終調整もするはずなのだが――」
[アリーナのある方向から地響きが響く。
屋根が落ちたのだろうか]
いや、このままやるよ!
いくぞ――
[大事なバトルの前と同じように、少年は深呼吸する]
メガマリオン、ゴー・ファイト!
[そして拳を突き出し、前進のコマンドを送る。
メガマリオンは、地響きと共に歩き出す]
やった、動いた……!
[ずんずん前進するメガマリオンを必死に追いかける。
すぐに崩壊したアリーナと、酸を吐いて暴れ回る蟲が見えて来た]
いけぇ、パンチだ!
[指先のコマンド一つで、メガマリオンの鋼鉄の腕が蟲の顔を殴り付ける。
よろめいた蟲を見て、遠巻きにした人々が歓声を上げる]
すげぇ……!
[アリーナの惨状も忘れてつい瞳を輝かせながら、体に覚え込ませたコマンドで蟲に連続パンチを喰らわせる]
「うーむ、やはり肉弾戦では決定打が……」
[博士のそんな呟きも、操縦に夢中で気にならなかった]
─戦場 〜ヒトVSヒト尽きぬ欲望は今もなお─
ああ、この無線だったのか……。
[青年が見上げるのは、戦闘機と巨大ロボットの戦い>>56。どちらかが虐殺しているのではなく、良い勝負に見える。
乱入する理由を感じなかった。
きびすを返したら、ジュリエットの顔がセンチ単位で傍にあったので、一瞬のけ反る]
あの、ジュリエットさん? 近いんですけど。
「お帰りになるのですか、ご主人様」
……いや、その。
宇宙怪獣や、怪人や、大魔獣相手ならともかくね? ヒト対ヒトの戦いには関われないよ。怨恨が面倒なことになってしまうし。
「お帰りになるのですか、ご主人様」
あの、ジュリエットさん? そもそも僕は、どっちに加勢するべき? どっちに非があって、どっちが正義なの?
ヒト対ヒトの戦いに、完全なる正義はないよ。
ヒト対異存在なら、まだ「人類存続」の大義名分があるけど……。
/*
あー、うーん。
やっぱこっちじゃない設定の方が良かったかな。
ロボット使うの初めてなんで、散々迷ったんだけどorz
「本 当 に お帰りになるのですか、ご主人様」
[メイドは無表情で、同じ内容を繰り返した。
いや、無表情ではない。一拍遅れて、微笑みが浮かんだ。スイッチが入ったかの様に、美しいが無機質だった顔に温かみが広がる。
……が、主人である青年の方は、青ざめてじりりと後ろに下がった]
あ、そ、そうだね。
なんだか僕の正義の心が、あの戦いに参加しろと言ってるよ……。
/*
これ使うにしても、「マリオネット型操縦ロボ」の一言で済ませて、さっさと飛び込んだ方が良かったかなぁ。
戦況読み取るだけで大変なのに、自分の設定で四苦八苦してる場合じゃなかった。
ええい、止めたわよ!コレで文句ないでしょ!
[そう、とりあえずはさっきの男に告げながら、ゆっくりと足場が傾いている事に気がつく。そりゃ、片足上げた状態だから――。]
あ。ちょ、両足で体勢ととのえてっ!?
[ズシン。あわてて一歩。踏みしめさせた。
かなり大きな地響きが一度起きて。
そこでようやく、完全に止まった。]
でー。……で。ここから如何するわけ?
[とめたはいいけどその先は?とヒトカタの頭上で杖握りながら首をかしげ、とりあえず意見が聞けそうな二人を交互に見回した。]
―ヒトカタの頭の上―
[翼から放出されるエネルギーは徐々に緩やかに、そして停止。
酷く揺れるヒトカタの頭部に、もう少し飛んでいれば良かったと10(10)秒後には後悔した]
うわっと……
つーかなあ、気持ちは解るが妙なのとはなんだ妙なのとは!
一応動作テスト中だけど「Guardian Angel」って型名があるんだぞ!
[どうもこの手の戦闘には慣れている様子の男>>58への
心配は無用のようだ。
だからと言って、こちらも余裕を見せている場合ではない。
不安定な格好で止まったヒトカタの手を見上げ、脚を覗き込み…「こっからどうすんの?」と言いたそうに首を傾げて少女の表情を伺った。]
あったり前でしょ?
こっちだって市民の血税かかってんのよ!
…い組からほ組は目標そのまま、迎撃続けて!
め組は対地放水!へ組の受け取りを援護しなさい!
あたしんとこに飛び込んでくる馬鹿は、少しくらい通したってかまわないわ!
[飛ばした指示を聞いていたかのように、言葉どおりに一機、放水を潜り抜けた戦闘機が少女の乗る機体に飛び込んでくるそこへ]
あたしだってね…
[少女の機体が、拡声器を持たない片腕を向けて]
馬鹿を墜とすくらい出来んのよ!
[その腕から、ワイヤーに繋がったアンカーが打ち出された。
…本来の用途は、広域通信を確保するための、アンテナユニットなのだが。戦闘機の翼を縫いとめるように撃ち抜き、地に落とす]
さぁ、ぶち落とされたいやつからかかってきなさいっ!
[青年はそれ以上下がれなかった。>>63微笑みながらそう言う彼女の足が、彼の足を踏みつけていたからである]
痛い痛い痛いよジュリエットさん。
足、足潰れちゃう!
行くから行くから! ジュリエットさん装纏するから!
―― ボールドウィンたちの交戦地 ――
キリがない。
俺はともかく……おっさんたちがもう持たない。
[付近で善戦する機械化連隊を微かに横目で捉えつつ、
距離を取った怪獣にはレーザー砲、詰めてきた敵には電撃の蹴りを見舞ってやった。
こんな状況下ででも人間同士で戦っている者たちがいれば其方にも一撃食らわしてやる気にもなったかもしれないが、今、その光景は青年の目に映ってはいない]
――…増援、か?
[そうしているうちに、段々と近づいてきた量産型ジンロボの機械音。
それを受けて、連隊の一人が、青年に掛けてきた言葉]
……好かないが、止める気もない。
そう言うならあんたらだけでやっとけ。
[シームルグが着陸した事を確認して、ペイロードの奥のほうに走る。
そこに置かれて居るのは、四本足の砲撃用改造重機。]
ふふ、流石にコンテナぶつけるだけじゃ物足りなかったんだよねぇ…
人の事追い回した仕返し、たっぷりやらせてもらうからねっ!
[そう言って機体に飛び乗って、向かう先は先ほどの戦闘区域…]
[目を伏せ、息を整える。
く、と顔を上げ、前に立つメイドの目を見ると、ひとつ、頷いた]
【機甲兵装>装纏】!!
機動せよ、Jul=I=Ett387!!!
「認証します!」
[た、ん……!
人が入りそうに大きなトランクを、メイドが叩き、それを反動に軽々と飛び上がった。空中でくるりと回転し、音もなく主人の背後に着地する]
[不安定な格好のヒトガタは大きな振動こそあげた物の、安定はした様で。
これだけの距離があれば《格納庫》も無事だろう、と大きく息を吐く]
おう、文句無しだ、良くやった嬢ちゃん。
[ヒトガタの頭上に居る少女に、そう声をかけた。
そんな時、突っかかって来る"妙なの"には、じっとりした視線を投げつけ]
型名…いや、まあその辺は良いか。
つか、第一お前も『気持ちは分かる』とか言ってるじゃねえか。
[さらり、と。 "ナシ"と決めた相手へ、容赦の無い言葉を浴びせる]
『どうすんの?』だあ?
決まってるだろ、俺の《格納庫》を潰さない様に迂回。
──因みにあそこな、ぐるっと遠回り位出来るだろ?
[どうすんの?と視線を向けられれば。
《格納庫》の場所を示し、其処を潰さない様に迂回しろ、と
完璧な自分の都合だけを伝え、二人の様子を伺う]
[同時。蝶つがいなどまるで無視して、トランクが「ほどけた」
ネジ・バネ・プレート。それらのパーツのパーツが、自動的に展開し、組み合わされていく]
[するり、とメイドは背後から青年の肩に両腕を回した。トランク同様の変化は、彼女にも起こっていた。
風もないのに、ふわり、とメイド衣装がなびいたかと思うと、意思を持った生き物のように、背のリボンがほどけていく。リボンだけではない。エプロン・スカートも同じようにほどけ広がって行く。
下着は見えなかった。
なぜなら装着していなk(ry]
[男性陣にとって燃えたぎる光景は一瞬だった。その背が展開し、反転していく。その中身は、人ではありえない。鋼鉄と潤滑油とコードだった。
まるで翼を背負ったかのような青年の姿は、続いて展開した「彼女」と「トランク」によって包まれていく。
膝や腹には駆動系のパーツが組み合わされ、胸や脛はプレートで覆われる。万を超えるパーツによって構成される……それこそが、「機甲」だ]
[ふ、とないはずの彼女の呼気を耳元に感じたような気がして、青年は微笑みを浮かべる]
がーでぃあんえんぜる?
[天使っぽいものの方をみやり、ん?と首をかしげる。]
それ、魔法兵器じゃないの?ま、いーけど。
[そんでもって、止めろっていってた声の主へと振り向きなおして]
まぁ、操縦さえできればこんなもんよ。
[よくみたら顔の濃いおっちゃんに見えたが、そこは御口チャック。]
まーおーけい。でよ。いちおーこのあたりにいたんでしょ?ちとじょーきょーおしえてくんない?このあたりの。
[そういえば情報何もなかった、といまさら気づいて。じぃ、とヒトカタの上から見つめてみた。]
[全体のカラーリングは、銀と青。
中世の甲冑と未来の戦闘機を組み合わせたような、どことも知れないデザインだ。
身動きの度に、ギュン、とかすかなモーター音がする他には、金属の擦れる音は最低限だ。当然である。摩擦音がするということは、不要な形がそこにあるということだからだ]
ジュリエットさん、どっちに加勢するの?
<当機には、飛行機能がありません。よって、確実に戦闘テストが可能なのは、ジンロボの方でしょう>
[装纏中のメイド……いや、メイド型機甲の声は、鼓膜振動によって装纏者の耳に直接届けられる。
そうだね、とユージィンは返答した]
[ざっ、
地面を蹴る音を置き去りに、ユージィンは走った。ヒョロい生身だった時では、到底出せない速度だ]
あらかた片付いた?
[空に飛ぶ機体の数がまばらになり、こちらに向かってくる機体もなくなってきたことを確認して、開放回線で通信を開く]
各班、状況が片付いたら人員報告!
へ組は物資回収したら先に帰ってていいわ。
人員の点呼が完了次第、各班はへ組の護衛について帰投しなさい!
点呼漏れがないのを確認したら、あたしも続くわ。
[しんがりを勤めると言外に告げて、それぞれの班からの報告を待つ。
あちこちに撃ち放たれたアンテナユニットから入る情報に目をやると、その中に、明らかに毛色の違う四足の重機が混ざっていることに気がついた]
へぇ…この進路は、あの運送屋?
なかなか気合入ってんじゃない。
[愉快げにその機体の動向を眺めていると。
目端に、何かが写った。
同じくアンテナユニットが拾った情報だ。
熱源を示す光点が、急速で近づいてくる]
…っ
ろ組っ!八時の方向、ち組、四時の方角、仰角15!
放水っ!!
[その光点の進路をふさぐように、いまだ消防ホースを手にしていた作業隊に指示を飛ばした]
[ヒトガタの上からの視線と言葉に]
ここか? 廃墟だよ。
特に何かある訳でも無く…おっと、俺の大事な大事な《格納庫》のある廃墟だ。
[シンプルな、けれど1番分かりやすい答え。
ヒトガタ頭上の相手が《交戦地域の事》と尋ねなおすならば]
俺がいた時は輸送機が戦闘機に襲われてたな。
他にもなんだかんだ、戦火は到る所にあるみてえだが。
──ま、俺にとっちゃあそれだけお宝の山が増えるって事さ。
とりあえず交戦地域に行きたいってなら、テキトーに歩いたらどっか着くと思うぜ。
[割としっかりと答える、顔の濃いおっちゃん]
[ヘルメットで覆われた頭部の中、サンバイザーにもにた内部スクリーンには、前方・左右・後方の4枚画像が表示されている。これにより、装着者は首を動かすことなく4方の確認が可能だが。
とはいえ、4枚の画像を同時に見るのは、人間には容易ではない]
(ジュリエットさんは、なんで見れないのか不思議みたいだけど、やっぱりこの機能はいらないなあ)
[機甲兵装である彼女が、認知・分析・統御を行い、装着者である彼が判断する。今のところ、この形が一番うまくいっている]
(最初のころは、人体に無理な動きをさせられて、死ぬかと思ったもんなあ。成長したなあ)
[そんな感慨を想起していたら、ジンロボはもう目の前にいた]
[多くの人が逃げ去ったアリーナに、逆に近付く人影>>73が現れた頃。
少年は戦い続けていたが、次第にその表情は焦りに変わり始めた]
パンチ! パーンチ!! それ、もう一発!!
[指をタイミング良く動かして、連続パンチを浴びせ続ける。
攻撃は確実に決まっているものの、蟲の外殻を破壊するには至っていない]
くそ、こうなったら!
ひっっさぁぁぁつ! 体当たり!!
[技名が地味なのは、あくまで基本コマンドだからだ。
メガマリオンは前傾姿勢を取ると、そのままガシャガシャと走ってタックルを喰らわす。
狙い違わず蟲は引っ繰り返ったものの、必死にもがいて抜け出そうとしているようだ]
駄目だ、博士! あいつまだ動いてる!!
[メカバトルなら確実に決着となる状況で、少年にはその先の戦略が思い付かなかった。
助けを求めるように、博士を、周囲の大人たちを見回した]
[ヘルメットで覆われた頭部の中、サンバイザーにもにた内部スクリーンには、前方・左右・後方の4枚画像が表示されている。これにより、装着者は首を動かすことなく4方の確認が可能だが。
とはいえ、4枚の画像を同時に見るのは、人間には容易ではない]
(ジュリエットさんは、なんで見れないのか不思議みたいだけど、やっぱりこの機能はいらないなあ)
[機甲兵装である彼女が、認知・分析・統御を行い、装着者である彼が判断する。今のところ、この形が一番うまくいっている]
(最初のころは、人体に無理な動きをさせられて、死ぬかと思ったもんなあ。成長したなあ)
[そんな感慨を思い起こしていたら、ターゲットへの道筋を塞ぐように、作業ロボットが展開して>>81くるとの報告と、予測と、取るべき行動パターンが同時に耳につっこまれた]
ジュリエットさんジュリエットさん。
人間はそんなに早く思考できないよ?
でも、とりあえず、Aプランを採用。
[即座に青年の体が宙に跳ねた。
悲愴な悲鳴は、ヘルメットにさえぎられて、外部には漏れたかどうか]
[目の前の"妙な機体"から漏れ出す、残念な口調の残念な愚痴を聞き流しながら。
女性的なデザインの割に行動、口調が乱暴なのは中身の所為だろうか? 等と思考を巡らせる]
ま、余り物にはなんとやら、だ。
頑張ってくれよ、えー……
──妙なの!
[型名を覚える気はさらさら*無かった*]
あーっもうっ、すばしっこいわね…!
なにこいつ、新手!?
[放水された水柱をたやすく飛び越え、銀青の機体が迫る。
即座に迎撃すべきかと、アンカーの仕込まれた腕を掲げかけ…やめた。代わりに]
すぅぅっ…
[拡声器が向けられる]
『止まりなさぁーいっ!!!』
[あらん限りの大声が、指向性を持って銀青の機体へと叩きつけられる]
あんたの用件は何!?
3秒あげるから今すぐ答えなさいっ!
答えがなければ敵と見なすわっ!!
[顔の濃いおっちゃんからの答えに、あー、と気の抜けた声]
えーと、それもそれでありがたいけど、えーとなんていったらいいかな。ドンパチ状況?
[と、追加で聞きなおす。]
輸送機が戦闘機って……なにやってんだかねぇ。
ま、おっちゃんにとって価値あるものはわかったわ。
あんがとおっちゃん!私が行った方向に遅れていけば色々転がってるかもよ!
[完全に呼び名がおっちゃんで固定されている。
ヒトガタの頭上から笑顔で手を振り]
あー、あー、テステス。
こちら「調達屋」ルッカ…
サービスついでに援護射撃でも撃ち込むよ。
何処に撃つかの指示は任せたっ!
[回線を開いて、援護する事を伝える。
クレーンを支える為の四つ足は、
迫撃砲の反動さえ軽く吸収するだろう。
だが、元が重機の悲哀か観測機無しではレーダーが使い物にならないのだ。
この機体は。]
弾薬費はこっちで持つから、好きに指示頼むわ。
追い回された分お返ししたいしね!
/*
てけとー縁故
フェイト:俺女?(百合設定でいいかなとおもっている(何
スコル:顔の濃いおっちゃん。がらくただいすき。
*/
[ホースでの放水、という攻撃は、低コストで長時間稼働が可能だが、予測がしやすい、という難点がある。掃射しか出来ないからだ。
いや、一度放水を止めれば、狙い撃ちも可能だろうが、それはゼロ距離まで近づいたらの話。
ジュリエットの予想は、危険地帯へ彼を移動させない]
やっぱり狙うのは、足だね、ジュリエットさん。
機動力を奪ったら、登って頭部を破壊して終了かな。
<良い判断でしょう。どうやら、ジンロボを改造した機体のようですが、弱点位置はほぼ同じ──?!>
[人間以上の感度を持つ彼女は、音波攻撃に一瞬フリーズした。統御を失った機甲が転びそうになるのを、彼は慌てて手動運転に切り替えて逃れた。
なにせ、今の彼は、生身の数倍の体重がある。自重が危険である]
あー……えーと。
僕の用件ね……何かな……。
とりあえず、それっぽいのを言った方がいいよね?
[ぱちり、と拡張装置をオンにして]
あの形状、見覚えが――ああ、そうか。
……そう言えば、此処、は。
[自分でも昔――この身体にされる以前に――少し嗜んでいた覚えのある人型ロボット。
それを強く想起させる形状を、目の当たりにしていた。
緩みそうになった瞳を、それでも、冷徹な色に保つ]
決まってはいるが……分が悪いな。
[視線を落とした先に見える、大人たちを見回す少年の顔>>83。
少しだけ、はたりと瞬いた。
それから、巨大ロボット――メカマリオンに似て見えるそれと、もがく蟲を、眺めて]
……一緒にぶっ壊したら、すまん。
[レーザーガンの銃口を、蟲の外装甲――できるだけ広い面積が覗く箇所――に合わせ、そして、引き金を引いた]
<ちゃちゃちゃっ、じゃっ、だだーん!!
だ〜だだ〜だだら〜だだ〜!>
あの、何か変な音楽が流れ始めたよ、ジュリエットさん?
いつの間にこんな機能つけたの? それとも最初から? ……ありえるな。
[ともかく]
<愚かなり!>
[叫んだ]
<宇宙からの使者が侵攻せんというこの時に、人同士で争うなどと、不届き千番である!
悲しきかな、力持つ者よ! それを同類たる人に向けるとは!!
我がここで、貴君を成敗いたす!>
……なんか自分で言っててツッコミどころいっぱいな気がするけど、うん、本当の理由言うよりはいいよね。
通信?
あいつから…じゃ、ないか。
ああ、運送屋さんか。ルッカって言うのね、ふむふむ。
[なんだか音楽を流し始めた銀青の機体から、一時意識をそらし、回線を開く]
了解。
こっちから何班か回してそっちに追い込ませるから、落とせるタイミングで撃ってくれる?
指示は出せる範囲で出すけど、そっちでイケると思ったら好きに撃ってくれてかまわない。
それと!弾薬代は折半よ!
あなたの私情に市民の血税は払えないけど、援護射撃もらった事実に代金払わなきゃうるさい連中だっているんだからっ!
それに、何よりあたしの気がすまないっ!
平気よ。あたしが指示出すんだもの。
無駄玉なんて撃たせるわけないじゃないっ!
「テルオくん……」
[博士が気落ちしたような、しかし優しい声で呼び掛けてきた]
「これ以上はキミにも危険が及ぶ。
残念だが、今回は諦めて退避しよう」
えっ……?
でもメガマリオンは、ここの会社はどうなるの!?
[問い掛けに、博士は黙って首を振る]
「元々、調整前の機体で戦うのが無茶だったんだ……。
キミが気に病む事はない。少し運が悪かっただけだ」
そんな……っ
[諦め切れない顔で少年が博士を見たその時。
一筋の光が、蟲の外装甲を貫いた>>90]
あっ……あれは!?
[コントローラーを装着してるのも忘れて、思わずそちらを指差した]
[再起動・現状確認・認識。
ジュリエットは復旧と同時に、状況を把握し、改めて思考した]
<……機甲装備に、生体パーツは本当に必要でしょうか?>
あの、ジュリエットさん。
そこで機甲だけじゃなくて、僕の存在まで完全否定しないでくれる?
[回線を切って、銀青の機体に意識を戻す。その言い分を聞いて。音楽交じりの口上を耳にして。 …ぷつん、と、何か切れる音がした]
愚か者はあんたよこのバカッ!
難癖つけてきてんのはそっちじゃないっ!
喧嘩売る相手見誤ってんじゃないわよっ!!
[ひとしきり、言いたいことを拡声器を使って吼えたてる]
ああ、もう、腹が立つったら…
あんたに交渉する気があるなら聞いてあげるわ。
あんたの目的は、喧嘩の仲裁?それともあたしに喧嘩売りたいだけ?
前者だったら、いいわ。武装解除でも何でもしてやろうじゃない。
後者だったら…あたしも容赦するつもりないから覚悟なさい。
[苛立ちながらも、交渉の姿勢は崩さない。すでに戦闘状態に入っていた、先の戦闘機群とは事情が違うのだ]
武装解除してくれるんだって。
いい子じゃないか。ねえ、ジュリエットさん?
<問答無用です>
あ、そうだよね。うん……。
[ジュリエットの作戦会議の間、オフにした拡声装置を再びオンにすると]
<問答無用!!!>
[せめてもの警告にと、それを言い放って、同時、ジンロボの足元へ疾走した。
同士撃ちを恐れれば、先ほどの射撃も防げるだろう、という計算の元に]
「ご主人様、貴方莫迦ですか、死ぬのですか。
戦闘テストに交渉の余地など存在しません。
とりあえず、パーツはパーツらしく黙って、ターゲットを攻略して下さい」
なんだろう、頼み口調なのに、全然頼まれているように聞こえないのは……。
ん、サンキュ。
でも――…テメェ覚える気ねーだろ!!
それならせめて俺の名前でも言っといてやる、フェイトだ!
フェイト・ローグリアン!!
あんたは!?
[返事があろうとなかろうと構わない。
こちらが名乗ったのだから、一応といった気分で尋ねた]
[背部。やはりパーツとして収納されていた機槍を取り出す。刃先は微細な振動を起こし、貫いた相手を内部から破壊する、対多装備だ]
コクピットは狙わないであげるから。
[破壊光線が届き、外装甲に、蟲にダメージを与えたのを視認した。
時々うっかり暴走して電撃乱射モードになるのこの銃の欠点だが、幸いそれも起こらずに。
巨大メカマリオン――メガ、マリオン…?――のガッツポーズを、無事、見ることとなった]
なんとか、なったな。
[大型銃を下ろし、片手で余裕でそれを手に提げながら。
アリーナの外壁や屋根の残骸だろうか、地面の障害物をも軽々と飛び越えて。
指差してきたその少年と博士たちの方へと、あくまで人間の走る速度で近づいていく]
[一年ほど前、宇宙怪獣の襲来に巻き込まれ行方不明になった高校生、入坂結理人。
小中学生でもないのにロボットで遊んでいたその青年は、呑気であり、ある種の恥ずかしさも心に抱えていた。
その時の呑気さや羞恥の感情は、今は遠くなったまま。
その遠くなった感情を呼び覚ます、あの勝利のコマンド――。
ふと、この場に居る彼らに、何から言うべきかと思案したその時]
なるほど、そーするわけよね。
いーわよね。あたし警告ちゃんとしたもん。
目標!あたしの足元!
総員!放水はじめっ!!
[少女の指揮の下、作業用ロボット隊が全方位から放水を開始する。その水圧は生半可なものではないが、かといって仮にも量産型とはいえ、人類救済級の名を関するロボットの装甲を抜くほどのものではない]
ルッカ、聞こえる!?
狙えるとすればあたしの頭上よ!
実弾しかないならよぅく狙って!
捕縛に使える弾薬があるならあたしごとでかまわない、今すぐ撃って!
追い込…める速度じゃなさそうだけどっ!?
あぁもう、クラスター弾は範囲広すぎて使えないし…
[相手の速度は早いが、
サイズは一応人間並…
暫し考え、諦めた。]
…ゴメン、やっぱ弾薬費はこっち持ちだわ。
多少当たっても怨まないでよっ!
[レーダーは機能しなくても、
制度のほうは信頼できる。
謎の戦士の接近を妨害すべく、ゴム弾の雨をジンロボのやや手前に撃ち込んだ。
最も、隙間の広いそれは簡単にすり抜けられそうだが。]
……っ!
まだ、生きてるのか。
[レーザーガンを撃たれたことによるはっきりとした焦げ跡を付けながらも、未だにもぞりと動き出す蟲。
咄嗟に銃を構えたが、焦りの所為で、上手く照準を合わせられない。
ちっ、と舌打ちを一つした後、思いついたように叫んだ]
―――…テル……そこのお前!
メカマリオンで、その蟲のキズのところ、ぶん殴れ!
まあ、なんだ。
要するにあちこちが交戦地域ってわけか。
[男と少女の会話を聞いてはふんふんと頷いて]
あんたはこっからどうするよ、俺は此処のなんかしらの反応を
調べて来いって言われただけだけど…多分あんたとコイツの
事だろうから調査は終わり。
でも、テスト操行も兼ねてっからもうちょっと歩くつもりだ。
どっかで戦闘が起こってんなら、鎮めに行くか?
コイツならなんとか出来そうじゃねえ?
[コイツ、と呼びながらヒトカタの頭部をぺちんと叩く。]
さて、これで横の動きは封じたし、上に逃げれば蜂の巣。
もちろん、あたしだって『 黙 っ て 』いるつもりはないわ。
[言いつつ、槍を構えた機体に拡声器を向ける。至近距離で、指向性を最大に。収束された音波は、機体はともかく操縦者には甚大なダメージを与えることが出来るだろう]
…まだやる気?
[最後通告のつもりだった。何より、すでに相手は得物を抜いて懐の中。手加減している余裕がない以上、自らがダメージを負う覚悟はすでに出来ている]
[とりあえず、気持ちを切り替え、深呼吸。]
私?まぁ、とりあえず戦闘あるほうにむかってみよーかしら。
ちょっと空気的にとまっちゃったからいいかなーとか思っちゃったりもしたけど、
もともとはそのつもりだったし。
まー。たぶんパワーと耐久力はあるからね。問題はスピードそんなないのよこの子。さっきので解ったけど。だから、戦闘機とか小回り効く機動系あいてだときっついかもよ?
[性能はいいんだけどねー、と、のほほん、と。
ヒトカタは叩かれても、びくともしない。]
捕縛ね…
任せといてっ!
[幸い卯月は元重機。
ロープやウィンチには事欠かない。
そう、そしてそれらで引く為の物にも…]
ネット弾ばらまく!
丈夫とは言えただの網だから、
かかり次第すぐに押さえてっ!
[岩石などを纏めて牽引するためのワイヤーネットを、
広範囲に何枚もばらまく。
重しなどはついていないが、押さえる機体があれば同じ事で。]
[四方から、ジンロボごと囲むホースの首に、嫌な予感を覚える]
あれ?
ジュリエットさん、これって自傷覚悟の攻撃って奴じゃない?
<当機の対ショック・対防御性能の確認に、適した状況です>
[装纏者の意見に、装備の方は耳を貸す気がないようだ。
音声攻撃>>107を、音声カットにより凌いで、「同じ手は食らいません」と、申告する。平坦な声なのに、嬉々としてるのが、そら恐ろしい]
あの。
放水攻撃くらいじゃ、ジュリエットさんは壊れないだろうけど、僕は死ぬんだけど……!!!
[手動に切り替えたままだったのが幸いした。
直角に進路を変え、Gに体を流されながらも、工作ロボの壁の一角に突っ込む。
一点突破!
槍を奮い、非武装のロボにごめんね、とヘルメットの中で一言を落として「砕いて」ゆく]
[全力で、一心に、ただひたすらに
……逃げた]
や、やったぁ!
[破壊光線が蟲にダメージを与えたのを見て、少年は歓声を上げる。
光線の飛んで来た方向を見れば、大型の銃を抱えた青年>>102が視界に入った]
すっげぇ……!
ありがとうお兄さん!!
[手を振りたい気持ちをぐっと堪えて、大声で礼を言う。
しかしその彼の様子が変化した>>105
と、同時に、少年の方も蟲の動きに気付く]
えっ……あっ、はい!!
[青年の叫びに大声で答え、気合いを入れ直す]
よっし、今度こそ決めるぞ、メガマリオン!!
[少年は指の先まで神経を集中させる。
まだ基本コマンドしか登録されていない機体。
だが――マリオネットロボを操る方法は、コマンドだけではないのだ]
いけぇ!!
メガスクリュ〜〜〜〜……パーンチ!!
[大音声の叫びとは裏腹に、繊細な動きを10個のコントローラーへと伝える。
そう、コマンド登録がないのなら――マニュアルで動かせばいい。
少年の気合いに応えるように、メガマリオンの右腕が高速回転を始め、蟲の傷を抉り減り込んでいく]
[そしてついに、怪獣は沈黙した]
地味にあの支援機、うざい(←褒め言葉)ね。
[ワイヤーネット>>109とはいえ……いや、ワイヤーだからこそ、一秒間に百以上の振動で擦られては、金属を起こす。
機槍で切り開き、あるいは避けながら、更に速度を上げる。
機甲内に、除去しきれない排熱が蓄積していく]
ジュリエットさん……! 振り切るまで……あと何秒?!
えっ、何その反応!!?
俺女だと思われてたの!?嘘だろぉ……
くっそぉ、全部このスーツのせいだ。
新しいのが出来たら絶対取り替えてもらう!!
[でも、今もスーツから顔を出さない所からして
付き合いは長くなりそうな気はしている残念天使である。]
ああ、小回りが利く奴が来たら俺が応戦する。
どんぐらい対抗出来るのかは知らんが、その間に背後からコイツで叩いたら良い感じじゃねえ?
卑怯?知るか。
[勝手にくっ付いて行く事にしたようで、その方向で話を進めている。特に拒否されなければ、そのまま頭の上に乗って同行するつもりだ。]
そういや…あんた名前なんてーんだ?
呼び方知らないとちょっと面倒だし、女の子相手に「あんた」って言い続けるのもなんだかだしよ。
ぶっちゃけ、俺口調の女の人だと思ってました。
というか新しいのって普通に作ってるならそんな予算でるんだろか。
[きっとでないよねぇ、こんな状況だし。とある意味止めになりそうと思う言葉をポツリ]
ま、その辺りも実験だよね。
それじゃあかき回してきなさいな、ほほほほほ!
んじゃ、ちょっと迂回してぜんしーん!
[ようやく調子を取り戻したのか高笑い。そのまま先ほどの格納庫を回避させながら動かしだして。歩く速度なので割りとゆっくり]
ん?あー。私はエリー。
いちおーまほーしょーじょらしいーよ。魔法の力くれたなにやらいわく。
[えへん、とあまりない胸を張り]
『『ッ…狙うんならあたしを狙いなさいよ、ばかぁっ!!!』』
[逃げてゆく背に、思い切り罵声を叩きつける。当然、最大出力で。手加減はしない]
救護班ッ! すぐ救助に向かって!
人命が最優先!
ハッチがイカレてたら、手近な機体が手を貸して壊しちゃっていいわよ!
…ルッカ、頭の上飛んでる馬鹿どもがちょっかい出してくるようなら撃ち落とすの手伝ってもらえる?
測距はこっちでするわ。
あたしは…まずこの網から抜け出さないと。
[逃げる相手を追う理由はない。…し、時すでに遅く、広域に撒かれたネットがいくらか機体に絡んでいる。関節を痛めたり、転倒してダメージを被る可能性がある以上、無理は出来なかった]
えーと…ここがこうで、こうはずせばそっちがそうで…
…ルッカ、三時の方向、仰角20よ。3秒後に撃って。
[手元で網をはずしつつ、近づいてくる戦闘機があれば迎撃を頼む。戦闘は、じきに終息に向かうだろう]
─戦場傍 〜つはものどもが夢の跡─
【機甲兵装>解装】!!
沈黙せよ、Jul=I=Ett387!!!
「認証します」
[命令と共に、装纏とは逆の作業が起こる。各種パーツは外れ、畳まれ、まとめられて、トランクとメイドに戻って行く]
……ごめんね、ジュリエットさん。
いい状況だったのに、逃げてしまって。
怒ってる?
「私に怒りという感情はありません」
つまり、す ご く 怒っ て る って意味だよね……。
でもね、ああしないと僕死んでたと思うんだ。
逃げなきゃ死んでたようなこと、今までも3回くらいあったと思うけど。
「いいえ。4回です」
知 ら な い 間 に 僕 死 に か け て た
あー……なるほどな、その発想は無かったわ。
俺口調の女か。うん、まあそれもアリだな。
[なにしろ音声が女性のものに変換されているのだから
仕方が無い事である。
続けて呟かれた予算については、がっくりと膝を付いた。
今、諦めの瞬間である]
はぁぁ〜〜…
まあ、今はコイツ動かすのに専念すっか。
そんじゃ、エリーか。叩くのは任せたぜ!
しかし魔法少女って居るもんなんだなー、後で写真撮らせてもらおうかね…同僚がそういうの好きなんだよな。
[男も一緒に来るようならそちらへも手を振って、
ヒトカタの向かう先、交戦地域へと視点を拡大させて
見つめる天使であった。**]
[今度こそ本当に倒れた蟲。
自分で宇宙怪獣に止めを刺せなかったというしょんぼりした気持ちは、今、不思議と沸いてこない。
またもう少し、テルオたちのもとに近づいて]
……此方こそ、ありがとう、な。
[今すごい、格好いいメカマリオンが見られた。しかも、生で。
そんな思いからの緊張を湛えながら、少したどたどしい口調で、少し目も逸らして、少し頭を下げた。
そしてやがて、緊張から顔を逸らし、その場を離れようとマントを翻す**]
今日の寝床はどうしようかな。
[両手でグーパーをしながら、青年はぽつり、つぶやく。
機甲を解いた後は、いつもこうだ。
装纏時は、加速する思考と、大幅にアップする身体能力に、ハイになるが、解装すると一気に重くなる体に、あれは「自分の力」ではないのだ、と思い知る]
「先ほど、当機が破壊した工作ロボットの修理を行い、路銀と、ついでに宿を確保すればいいと思います」
ジュリエットさん、非人間的?!
無理?! それ無理だよ?! あのね、人間には罪悪感というのがあってね?!
そうそう、それの方が良かったんだけどねぇ。
でもまぁ、ぶっちゃけ新しいの作るなら、新しいパイロットにまわすでしょ。それなら。と思った。
[性別に多少の不満をぶつけつつも、機体についてさらに追い討ちをかけておいた。]
殲滅はおっけー。
とりあえずおさわりと写真は禁止で。
っていうとどっかの踊り子とかアイドルみたいになるんだけど……あれ?魔法少女ってアイドル代わりかしら。
[まー、その辺はあとでかんがえよー。と*行く先の交戦地域へと意識を集中した*]
ワイヤー切り裂くって…
少なくとも、やり合いたくは無いなぁ。
シームルグ落とされたら家無くなるし。
[避けられるとは思っていたが、
あっさり斬られるのは予想外。
流石に今のは認めたくなくて、暫し現実逃避した。
無差別襲撃っぽいし。]
あ、了解っ!
一、ニ、三…射っ!
[暫く戦闘機を落としていたが、一段落すれば移動の為一度シームルグに戻った。
途中で二人連れを見つけたら、
人手不足だし一度機内まで案内したかもしれない。]
[蟲が完全に沈黙したのを見て、コントローラーの電源をオフにする]
やったぁぁ!
[そして、全身で喜びを表現するように飛び跳ねた。
通常の戦闘機では歯が立たない怪獣を、自分の動かすロボットがやっつけたのだ。
もちろん、自分一人で、ではないけど]
ううん、お兄さんがいなきゃ、あいつの事倒せなかったよ。
お兄さん、ヒーローなの?
[マント姿の青年に、昔テレビで見たヒーローを思い出したのだ。
しかしそのヒーローは何故か緊張した様子>>121で、少年は首を傾げる]
あれ、お兄さん。
[そして彼が立ち去ろうとした時、少年はふとある事実に思い当たる>>105]
なんで、オレの名前……
──少し前・少女と"妙なの"との──
[例の変わりか、笑顔で手を振る少女は、掘り出し物の情報を伝えてきた。
──いかんせん物騒めいた話ではあったが、僥倖と言わんばかりに応え、手を振り返す。
"妙なの"から響く声には]
悪ぃな、型名とか、面倒なのは覚えん主義なんだわ。
[事実半分、建前半分の答え。
相手の名前と共に、尋ねる声に]
──OK、フェイトな。
こっちはスコル、スコル=アンダーソンだ。
[最低限の返事だけを返して
二人に背を向けると、被害を確認すべく一路《格納庫》へ]
──そして今・《格納庫》内部─
[予想していたよりも
──むしろ、棚の物一つたりとも落ちていない室内。
内部が無事な事が確認出来れば、大きく吐いた息一つ]
さぁて、そいじゃあ嬢ちゃんを探しに行きますかね。
[必要な資材は覚えている。
後は相手が見つかり次第、声をかけるつもりで*外に出た*]
[金属音とメイドを連れて、最寄のシティを目指す]
……ジュリエットさんが、バイク食べちゃうから、アシがなくなっちゃったんだよ?
「補食ではありません。分解吸収です」
理屈としては同じだよね、それ。
[背後から、エンジン音>>124が聞こえてきたのはそんな折]
いい音だな。可愛がられてる子みたいだね。
……ええと、ジュリエットさん。
どうして装纏の準備してるのかな?
撃ち落とさないからね。撃ち落とさないからね。
[二回言った]
―交戦地帯・進行中―
[ゴーレムの速度と地響きでは着く前にばれる、という致命的な弱点その1が発覚。若干途方にくれる1名がいた。]
それじゃ、いこっか。とはいったけど、この音とこの速度じゃばれてるわよね。
………え。こいつ威嚇と囮にしかならない?
……えー。
[うわどうしよう、と頭を抱えていると>>128>>129な邂逅光景を発見。]
フェイトー。とりあえずあっちよってくよ。とりあえず人数増やすなり、ゴーレム作成しなおさないとまとだわこりゃ。
ええい、モンクは受け付けないからね!
[と、同行者の意見をあってもなくてもスルーしながら強引にゴーレムを操作して合流しにいく]
[コクピットから顔を出したのが、まだ若い女の子だというのに驚き、それから、喋って歩く機甲装備より普通か、と思い直す]
ありがとう。
それじゃあ、どこか近いシティまでお願いできる?
声かけてもらえて良かったよ。なにせ僕ら、【戦闘力なんかまったくない一般市民】なもので不安だったんだ。
持ち合わせはちょっと心元ないんだけど……代わりに、目覚まし時計から機動兵器まで、なんでも修理するよ。
僕はユージーン。修理工だ。
こっちは僕の……メイドのジュリエットさん。
[ワンテンポ遅れて、ジュリエットは人好きのする笑顔で、ニコリと微笑んだ]
―小康状態の戦場―
いい?あんたたちへの処分を言い渡すわよ。
処分理由は『民間機ならびに非対立勢力への戦闘行為』及び『地球人同士の停戦に関するスイス条約違反』。
処分内容は『処分対象者の所有する、すべての武装に関する没収』と『身柄の拘束』。
身柄を保証できる上官でもいるならそいつに引き渡すけど、いる? どーせいないんでしょ?こんなとこで火事場泥棒か山賊かって戦闘してたあんたたちだものね。
よって、あんたたちの乗ってたグレスパとあんたたち自身の身柄は陣桜市の預かりとします。
とーぜん、拒否権はないわよ。
分かったら返事しなさい?
[戦闘が小康状態となった廃ビル街で、少女の声が淡々と響く。ネットから脱出するのに手間取るうちに、いつの間にやらあらかたの戦闘機…グレイスパロウは地に落ちていた。
適当なところで撤収するつもりだった少女としては予定外だが、戦闘が終結したならば戦後処理が必要だった。
もとより殺傷を目的としない放水とワイヤーアンカーでの攻撃に加えて、ルッカが撃墜した機体に関しては手隙の作業ロボットが回収に向かっている。戦場の規模に比較して、人的損害は極めて軽微だった]
… へ ん じ は ?
[そんなわけで、撃墜された戦闘機から引きずり出されてきたパイロットたちを前に、少女が処分を言い渡したのだが。
年端も行かない少女相手に、荒くれた戦闘機乗りたちが素直に応じるはずもなかった。否定の声こそ上がらなかったが、その顔には不服そうな、あるいは嘲笑うような表情が浮かぶ]
……いい?あんたたちが立場を弁えてないようだから教えてあげる。
あんたたちは、要らん喧嘩にまんまと乗って、民間人と地方公務員相手に負けたのよ?
軍隊相手だったら捕虜としてどんな扱いうけてもおかしくないところを、うちが預かってあげようって言ってんの。
命張った喧嘩に負けた割には破格でしょ?
ホントだったら泣いて感謝のひとつもしてもらいたいとこだわ。
けど、あんたたちにも見栄やプライドってもんがあるだろうから、そこまでは要求しないであげる。
だから、負け犬は負け犬らしく勝者の言葉に従いなさい。
分かった?
[少女からまくし立てられた言葉に、どよめきが上がる。苛立ちの混じったそれが、一触即発の空気に変わろうとしていた瞬間を見計らって]
[ だ ん っ !!!]
返事はっ!?
[足元を踏み鳴らし、特大の声量で持って出鼻をくじく。と、同時に、周囲を囲んでいたロボット隊が消防ホースの筒先を構えなおしたことで、空気が変わった。
渋々といった様子で、ポツリ、ポツリと、肯定の言葉が漏れ聞こえる]
よし。
それじゃ、い組からは組は連携してこいつらの護送に当たって頂戴。
ほ組からち組を除いて、に組以降は撃墜したグレスパの回収。使えるとこかき集めれば二割くらいは使い物になるでしょ。
ほ組からち組の四班は、ルッカから受け取った物資の護衛について。
不明な点があったら班長を通して私に取り次ぐこと。
以上、作業にかかりなさいっ!
[少女の号令を受けて、作業ロボット隊が各々に割り振られた役割に応じて散開する。
少女は、外部からの妨害に備えて、アンテナユニットから入る情報を監視しつつ、通信回線を開いた]
もしもしルッカ、聞こえる?
まずは援護射撃についてお礼を言わせてもらうわ。
ありがとね。
それで、依頼についてなんだけど、仲介頼んだ業者が今ちょっと面倒なことになってて、報酬の引渡しはできれば直接したいのよ。
そのついでってわけでもないんだけど、追加で頼みたいことがあるの。そっちが落ち着いたら連絡もらえる?
[返事はその連絡のときでいいから、と付け加えて回線を長距離回線へと切り替える。繋いだ先は、陣桜市市庁舎だ]
もしもし?あたしよ。
予定より長引いちゃったけど、今から帰投するわ。
捕虜を38名連れてくから、道場のじーちゃんに話通しといてくれる?
それから、お土産があるから格納庫の方も場所空けとくように言っといて。
グレイスパロウが、概算で10機相当。備品管理課の連中で手が空いてるのがいたら集められるだけ集めといて。今日は忙しいわよ。
ああ、それから、危機管理課の方から何か報告は?
ないわね?
よし。
それじゃ今から帰るから。以上で通信終わりよ。
[ぷつり。無線を切って、一息入れた。
後は、グレイスパロウの回収を待って、使えそうなものから順に持ち帰るだけだ。
できることなら、ルッカ自身の護衛もかねて、回収した機体の移送を依頼したいのだけど…と。少女が思考する間にも戦後処理は着々と進んでいた**]
[ルッカの返答>>135を聞くと、微笑みを向けて]
その条件で問題ないよ。
整備ってことは、特に不便があるほど故障してるわけじゃないんだよね? むしろ、いい条件過ぎて、申し訳ないくらいだなあ。
怪電波レンジのボタンがおかしいとか、天限突破テレビの映りが悪いとかあれば、なんでも言ってね。
「……ご主人様。4030方向に、巨大物質及び魔力反応があります」
[メイドの示す方向に、土煙を視認し]
……何だろうね。
とりあえず、急いで乗り込んだ方がよさそうだ。
それじゃ、お邪魔します。
「……ご主人様。4030方向に、巨大物質及び魔力反応があります」
……えーと、ジュリエットさん。
どうして二回言うのかな。どうして二回言うのかな。
戦いたいんだね、そうなんだね。
でも今日二回目だからね。あまりきみを装纏したら、僕過労死するからね。
だから、装纏の準備しないね。だめだからね。
おっぱいは気持ちいいけどね。
……痛い! 痛いよジュリエットさん?! 人間はそっちの方向には曲がらないからね?!
あっ!やめて!もげちゃうもげちゃう! ……もっと!
流石に家兼商売道具が故障してたら即修理するっての。
…と言うか、何その珍妙な家電は…
[ユージィンの言葉に苦笑を返し、
三人乗る広さを確保するために体を浮かせた辺りで市長からの通信>>136。
少々思案し、シームルグに着き次第連絡する事にした。]
まぁ、こっちとしてもお仕事もらえるなら大歓迎だけどねっ…っと。
あの大きいのに追い付かれる前に、さっさと戻って飛ぶとしますかっ!
[エンジンを唸らせ、四足の重機を走らせる。
多少の悪路は気にしないで、直線距離で輸送機へ。
…輸送機に着き次第飛び降りて、慌ててシームルグを飛び立たせるつもりで。]
あるぇ。にげてる。……なんでだろ、って戦場から逃げてる感じだから退避中?
[それならしかたないかー、と自分から逃げられてると思っていない小娘一名。]
とりあえず、あわてて追っかける必要ないよねぇ。
[なら放置ー、と結論付けるも途方にくれた。]
[飛び跳ねる少年>>125の姿に、思わず笑みが零れそうになったが、結局は硬い表情のままでしか居られなかった]
ああ……まあ、あの時撃たなければ、拙かったが。
[確かに彼の言うとおりだと思いつつも、妙に、照れ臭い。
ヒーローなのとまで訊かれて、暫し答えに窮していたが]
俺は、ただの宇宙怪獣ハンターだ。
[それだけぼそりと返した。
首を傾げる様に対しても、特に何か言い訳するでもなく……。
やがては立ち去るべく少年たちに背を向けたのだったが]
去年の大会、中継で見てて、知ってた。
[微かな呟きが耳に届いてか、背を向けたまま零した。
応援してた、とまではさすがに恥ずかしくて口には出来ない。
……結局、その決勝戦を見ることは、なかったのだけれど]
俺は、イリサカ・ユリト。
……いや、改造人間 イルと呼んでくれればいい。
じゃあな。
[改造されて以降名乗ってこなかった本名を、何故ここで話したのか自分でも解らない。
少年から受けた喜びっぷりに、その明るさに、絆されたのかもしれない。しかしそう考えることもせずに。
暫くは人間の速度で走り続け――やがてさらに加速し、崩壊したアリーナから遠ざかっていった]
ヒーロー、か。
[格好よくマントをはためかせ、戦う正義のヒーロー。
入坂結理人もまた、そんな存在をテレビで見た少年の一人。
しかしそんな《ヒーロー》と、黒いマントに黒い学ラ……軍服の自分を重ね合わせることが、できない]
ああ呼ばれたの、初めてだったな。
[結社への忠誠は失くし、かといって正義の組織の仲間入りもせず。
そんな改造人間がこの1年近く行っているのは、ただひたすらに、銃器とこの身体で宇宙怪獣を狩ることだけ。
本当に、それしかしてない、と言われたとしても仕方のない状態だった]
しかし、あんなでかいメカマリオン、あったんだな。
……あ。サイン頼み損ねた。
[テルオと、あの特徴的なメイクの博士の顔を思い浮かべながら、すっかり言いそびれていたことを今更呟いていた**]
/*
なんかテルオとメガマリオンに倒されたくて狼希望に変えたい俺が居る。
現状の村テンポで二窓来たら追いつけなくて死にそうな予感もするけれど。
なんとなく、おまかせ、にしちゃったのだけれど、村人希望にきっちり変えといた方がいいかなぁ。
っていうか
>余り物になりたいらしいが、希望が通らなくても苦情は受け付けない。
希望通らないことはないと思う、よ……! いまさらなツッコミなんだろうか。
-シームルグ機内-
[客人二人の部屋が用意できるまで機内を適当に散策でもして居てくれるよう頼みつつ、
片手持ちの無線機で市長に通信を送る。
部屋の掃除をしながらの無線は雑音もだいぶ混じったかもしれないが、
少なくとも依頼の事を話すのに支障は無いだろう。]
あ、そう言えば。
ウチの機に二人ほどお客さんが居るんだけど、
一緒に連れて行って支障ないよね?
…修理工って人とそのメイドさんだけど、
非戦闘員らしいから安全ならそっちに連れて行こうかなぁと。
[そんな事を話しながら片手でやや大きめの木箱をどける。
後は埃さえ払えば、二人分の客室として十分使えるだろう…]
さてと、部屋の準備もできたしあの二人呼んできますかっ!
[男女相部屋で良いのかという発想は、この時すっかり頭から抜け落ちていた。]
…地味ーに人外ロールになるのかね。コレ。
+裏+ 表:ふっ切って人外で通す
裏:木箱が軽かっただけだよ。きっと。
………何度ランダム振る気だアタシ。
人外好きだけど、流石に怒られるかねー。そろそろ。
そしてとことんアタシに普通の人で居ろと言うラ神なのでした。
アンタアタシに恨みでもあるのか。(自分で決めろと言うことか。)
−シームルグ機内 〜そこは安全圏なのか〜−
艦長さんが掃除してるけど、手伝う機能とか搭載してないの、ジュリエットさん?
「私は戦闘用ですので」
……ですよね。
「むしろ、貴方が手伝えばよろしい」
……ジュリエットさん、メイドなのは見た目だけだn……あ、ダメ! そこはダメ!
ギブギブ! 僕死んじゃう!
──探し出して暫し経った時──
[闇雲に探し回ったけれども、無論そんな方法で見つかる訳も無く。
着いたのは以前の戦闘区域付近。
大分遠くに見えるヒトガタ、其が通ったと思わしき進路には、
言われた通りの機械の残骸が大量に転がっていた。]
何往復してもおっつかねえな、こりゃ。
──必要なモンだけ、探し出してみっか。
[全部を頼めば、きっと"オマケ"を超える金額にはなるだろう。
ならば少しでも、と。
使えそうで、かつ性能の良い"部品"を探す事に意識を向ける。
ヒトガタから逃げる様に飛び去る輸送機には、未だに気付かない]
/*
これどう動くかなあ。
早めにルッカと会いたい所だけど…気付いてから、待てー!って追う感じでは無いよね、距離あるし。
そういえば何往復はモノが多すぎて全部回収するにはって事です、行間を読ます様な行為になってしまったね……!!
ほんとすいません(土下座)
[ルッカが呼びに来たら>>145、丁寧にお礼を言って]
でも、先に整備に入っていい?
一度飛んだら、冷えるまで触れなくなるし。
このサイズで全身メンテだと、一日がかりになっちゃうから、動力部だけでいいよね。
それとも、何か気になるところでもあれば、重点的に診るよ?
/*
前もこんな感じじゃなかっただろーか。
同行者がいる→時間が会わず動けない
これ葉いつでも起こりえるけどうまい対処法ないかな・・・*/
《展開》
[《音波探知機》を起動させると、周りに意識を向ける。
動かなくなったロボに搭載されているであろう、《音波発生装置》を探すべく
──《探知機》に意識を傾けると、聞いた記憶のある《音》が耳に届いた。
あの時は動作こそなかったが、常に漏れていた、輸送船の通信機のノイズ。]
おうおう、偶然かね?
ま、そんだけツイてるって事だあな…さっさと向かうとするか。
[飛んでこそいない物の、かなりの速度で動く輸送船。
見失わない様にすると、《翼を展開》、シームルグへと向かって飛んだ]
/*
Q:《》と""の使い方が曖昧になってませんか
A:仕様でs…とは言えないですよね。
遅いけど、《》は機能(自己搭載)と発現(能力)、目的の物で。
""は アバウトな対象(ジャンク品とか)、特徴的な呼称("妙なの")で統一しよう…。
/*
っていうか主語気をつけれてるかが解らなくなってきた。……うーん?
楽しむ為に思いっきりあばれて絡む方を優先するか・・・でも遅すぎるとなぁ。
むー・・*/
―ゴーレムの頭の上―
[スコルが去ったのを見送りつつ、再びヒトカタ改めゴーレムの
頭上にて地上の様子を眺めていた。
…とは言え、見えるのは争いに傷付いた街でしかなかったが。]
こんなんなっちまったら、一回全部ブッ壊して…
整地してイチから立て直した方が早いんじゃねーかな。
まだ無事な所だってあるんだし、そっちに人を避難させてから。
……なんてな、冗談だよ冗談。
そんでぇ?何が見えるって、どーれどれ。
だーいじょーぶだって、乗っけてもらってんだから文句なんか
言わねぇよ。
パーツ関係は任せておいて。
そのためのトランクでもあるんだから。……もちろん、貴重パーツだと、別料金でお願いするけど。
[微笑みながら、メイドの持つ巨大なトランクを示した]
それじゃあ、エンジンルームに入らせて貰うね。
どうする? 横で見てる?
……ああ。遅くなったけど、これ、僕の修理免許証ね。何なら、点検終了まで預かっててくれてもいいけど。
[顔なじみでも、金銭で縛ったわけでもない相手に、商売道具の心臓を触られるのは嫌だろうと、一応気を回しておく]
―――こちらHaniel、応答しくさりやがれ。
今から送る映像と、移動してっけど座標にある輸送機の行き先が
分かったらすぐ教えてくんねー?お前に拒否権は無い。
ハイかYesで答えろ。
そんで、言われてた反応についてだけどよ。ありゃ魔法だ。
今そっちとも接触中だから、帰るのはもーちょいかかると
思ってくれ。
後、スーツの転送準備もやっとけ。お前に拒否権は(ry
更に、俺の居る周辺でいくつか戦闘があったみたいだけど
もう全部鎮まったのか?
大体どの辺で、どんぐらいの規模の戦闘があったのか分かったら
それも合わせて送ってくれー。
じゃーな。
[酷く一方的な通信を終え、エリーにも筒抜けだっただろうその内容の結果を待つ。]
ところでエリー、こいつって寿命とかってあんの。
また喚び直すって事ぁこいつ崩して、また新しいのが増えるって事か?
後は…そうだな、こいつには意思ってあんのかな。
他に魔法ってどんなのが………
[物珍しそうに覗き込みながら、ひとまず気になった事を確認するように矢継ぎ早に質問を飛ばし始めた。
十分、自分の機体も魔法ものめいた物体であるのだが目の前の魔法の成果を見せられると、色々と気になるお年頃…なのだ。**]
─エンジンルーム 〜機械の心─
[ルッカが納得の行く形に任せ、エンジンルームに入った。鼻を突く機械油の香りに、我知らず微笑みがこぼれる。
久しぶりの本職。久しぶりの大物だ。壊すより、直す方が断然いいに決まっている。
手袋を付け替え、腰や腿の工具鞄を、使用頻度が高くなりそうな順に直す]
ああ、こういうカスタムしてるんだ。
卯月も結構手が入っていたね。自分で改造したのかな?
[まずはエンジン外装から。手慣れた調子で、ネジを外し、メイドに渡して行く。メイドは、丁寧にその汚れをぬぐって等間隔に並べて行く。
すぐにパネルが外れ、中身がむき出しになった]
丁寧に使ってるね。
清掃くらいで良さそうだ。
[鼻歌交じりに、分解清掃を始めた。小一時間とかからなそうだ]
箱前にふっかーつ。
鳩は相変わらず補給中だけど…安心して補給できるって良いなぁ。
…そして、サイバネが地味にうらやましい。
シャドウランのノリでなんかしこむかね。 +表+
表:やっちゃえば?
裏:止めとけ
個人的な予感:裏
-エンジンルーム前-
希少パーツなんて使ってな…
あ、そういやだいぶ古い部品も多いし希少かな。この機体。
[まぁ、そう言う部品は予備部品をだいぶ確保しているのだが。
…旧式機だけあって、部品取りに使える機体には困らないのだ。]
アタシはレーダーでも見とくから、その免許は自分で持っときなさい。
免許持ってるなら、壊したりする事も無いだろうしねー。
[壊したとしてもここはさっきの戦場からあまり離れて居ない。
わざと足を潰す様な事をするのはかなりの物好きぐらいだろう。
何処かに足を隠しているようにも見えないし。]
…ん?なんか接近中…?
一応銃座目視兼ねて銃座にでも行くかね。グレスパ程度ならなんとかなるだろうし。
[レーダーを見ると接近する光点。
大した事は無いだろうと思いながら、ゆっくりガラス張りの銃座の方へと歩いて行った。]
[汚れや錆をぬぐい、油を点して、傷んでいたネジなどを取り換え、取り外した手順を逆にして組み立てて行く]
それにしても、艦長は気前がいい人だね。
僕みたいな、会ったばかりのに任せてくれるなんて……。
エーヴリーを名乗った訳でもないのに。
「端的に言って、ご主人様の見た目が貧弱だからかと」
ジュリエットさん、そういう時はせめて「無害」って形容してよ……。
「むしろ、「脆弱」「弱小」「虚弱」と表現しても良いかと」
……うん、解ってる。解ってるよジュリエットさん。
僕が弱いのが気に入らないんだよね、うん。
「「余分」「邪魔」「ゴミ」でも適切でしょう」
ジュリエットさん……も、もっと罵って。
―らいど おん ごーれむ―
あ。味方か敵かもわかんないか、そりゃそーよね。
私が見えてるならともかく見えてないなら無理かしら。
てか、冗談だとしても、さっきのはある意味正論だとおもうよ?瓦礫に関しては。
って、んー。ああ、宜しくね。いく先わかれば落ち着けるし。
[あ、と手ぽむ。通信する様子に耳そばだてて]
おー?いちおーパイロットになってるだけあってフェイトってけっこー偉い?
中の上の下の中くらい?
[とりあえず、強引に、要求を押し付けるように聞こえた通信を、終えた所を見計らって、
基準不明かつ組織内での細かい位置取りを杖掴んだまま指一本立てて聞いてみた。]
[聞かれた事に関しては、ちょっと首を捻り。]
寿命はわかんないなぁ、そこまで長く具現化してたことがないし。
崩すってのはそのとーりだよ。まぁ、具現化の準備は必要だけど。
意思は――ないんじゃないかな?本能ぽいものはあると思うけど。多分。
他の魔法って――んー。行きながらはなそっか。とりあえず疲れたし一旦この子たたんどく。ってことで、さっきのあの人たちの位置がわかったらつれてってくれたまえ。
[そういって、杖をゴーレムの頭部から引き抜けば、ゆっくりとゴーレムが沈んでいく――――そのまま、土へと還ってってあとは、フェイトの同僚の連絡待ち**]
[>>158元通り、いや、元以上に戻し、最後に残ったパーツがないかをチェックして、作業用手袋を外した]
ジュリエットさん、今何時?
……うん、サービスとはいえ満足してもらえる作業時間だろう。
後は動作確認して終了だね。
艦長は?
「先ほどから、正体不明の飛行音が接近しておりますので、それへの対処へ向かったのかと」
……正体不明?
ジュリエットさんのデータにも乗ってないの?
カスタム機かな……。敵機じゃないといいけど。
艦長、輸送や支援専門なら、そうそう敵はいない……よね?
「直接的にはいないと思われますが、間接的にはいくらでもありえるかと」
……だよね。
―ゼペット本社/アリーナ跡地―
宇宙怪獣……ハンター……?
[青年>>141から聞かされた耳慣れない言葉を、つい鸚鵡返しした後]
すっげぇ! 宇宙怪獣と戦ってるんだ!
かっこいいなー!
[きらきらした眼差しを向ける。
今日ここに来るまでの少年は、ただの無力な中学生で、怪獣との戦いなど避難所のテレビ越しにしか知らなかったのだ。
しかしその青年が、意外な言葉を発した]
え? 大会……見てたの?
[中継されていたのは知っていたが、それをこのヒーローが見てくれていたとは。
青年の年齢の事はすっかり考えの外で、感激したように両の拳を握る]
あ、イリサカ……イル!
[青年の名乗り>>142に、はっと顔を上げる。
彼は今度こそ去っていくようだ]
ありがとう、じゃあね!!
[もう一度呼び止める事はせず、大きく両手を振って見送った]
ふー。
[イルの姿が見えなくなってから、大きく息を吐く。
怪獣が襲ってきてからこの方、緊張しっ放しだった]
博士ー、オレたちこれからどうするの?
[と、イルとのやり取りの間静かだった博士に振り返る。
博士はテレビでは見せないような難しい顔でブツブツと呟いていたが、呼び掛けにはっと顔を上げる]
「あ、テルオくん。さっきのお兄さんはもう行ってしまったのかい?」
[お礼を言いそびれたなあ、と軽く頭を掻いて]
「これからの事だが、まずはメガマリオンの調整とコマンド登録をやってしまおう。
これには手っ取り早く、キミのメカマリオンのデータを使うのがいいだろう。
今後何か試したい事があったら、まずメカマリオンでやってみるといいよ」
それから?
「それから? うーむ……。
いきなり激戦区に送り込むのもまずかろうし、経験を積むのに最適な場所は……」
[博士は小型PCを取り出し、何事かを調べ出す。
そして、よし、ここだと地図の一部を指差した]
「少し前に、この地で戦闘があったらしい。
既に住人の姿はなく、戦闘の方も今は小康状態のようだ。
偵察がてら、ここに向かってみないかね?」
―戦闘終了後の廃ビル街―
[それから1時間と少し後。
少年は博士の車に乗って、人気のないビル街へと向かっていた。
メガマリオンは、足の裏の車輪で車と並走している。
本来のメガマリオンにはないパーツだが、移動を簡便にするため取り付けられたのだ]
「後は、何か武器があるといいんだがね。
ウチは本来はおもちゃを作る会社だから、そっち方面はなかなか手を出せなくてね。
どうにか調達出来るように手配してはいるのだが……」
[そうこうしているうちに、目的地付近のビルが見えて来る。
そこにまだ、幾人かの人影があることも]
──輸送船シームルグ付近──
[飛び立って暫く、時間は掛かった物の、無事にシームルグの近くまで飛ぶ事が出来た。
直接輸送船に降り立っても良いものか、少し迷った後]
──輸送艦、聞こえるか?
俺だ、さっきの戦闘機戦では機体をありがとうよ。
[輸送船へ、通信の電波を送る。
相手から返事が返って来るまで、輸送船と並ぶ様に飛行を続けるだろう]
/*
白状しよう。
私が今までにきちんと見た(読んだ)ロボット物作品は「ダイナミックフィギュア」のみである。
あ、終わクロもそうだけど、ぶっちゃけ何やってるのかわからなかtt
(ぐぐってもわからない専門用語が出て来たので。今ならわかるかな?)
おー、早い早い、助かるぜ。
この分の借りはキングバーガー・ジンローの練乳イチゴバーガーで必ず返す。
――…いつかは約束できねーけど、無事に戻ったらな。
[そうして聞いたデータを保存し、通信を終えた。
その内徐々に高度は下がり、ゴーレムが沈んでいった事を知る。>>160]
うおおおおおおお……こんな風に崩れてくのか!!
って、そうか…意思はないんだな。でも本能って事はさ、
死にたくねーとかそういうものはあるんだろな。
今の奴はどんな風に思ってたんだろ。
[妙にしんみりした様子で元ゴーレムだった土へ「あんがとな」と
一声掛けて、少し離れた]
―廃ビル街―
うん、この損傷だったら足回りの交換だけで即使えるわね。
こっちは…あっちゃー…ほとんど大破じゃない。中のやつは?脱出済み? ならいっか。
鉄くず持ち帰っても仕方ないし、一箇所にまとめて廃棄しちゃいましょ。
[市長自らもロボを動かし、回収した機体の検分中。すでに見慣れたチャンネルで、生活観漂う通信が入った>>145。こちらも、片手でロボの操縦桿を繰りながら回線を開く]
もしもし?
そっちもなんだか忙しそうね。ま、こっちも後片付けの真っ最中だから似たようなもんよ。
ところで、さっき話した依頼のことなんだけど…
[そう前置きして、かくかくしかじか、思案していたこと>>137を伝える。
返事は、おおむね肯定的だった]
…二人組みの修理工? ハイエナジャンク屋の間違いじゃなくて?
なんっか妙な話ね…
…修理工ってメイド雇うような仕事だったっけ?
[続いて入った情報に、眉をしかめて思案する。非戦闘員がうろつくような場所だったろうか?
数瞬の黙考の後]
…いいわ。非戦闘員ならほっとくわけにも行かないし。
うちが安全か、ですって?
とーぜんっ! 今の地球上に、うちの街ほど安全な街なんかないわっ!
[最後は、力を込めて断言する。実際には最前線で防衛に当たるため、決して危険は少なくないが、相応以上の防衛力を備えていることも事実なのだから、『街全体』として見たならばあながち間違ってもいない。少なくとも、少女はそう信じていた]
それじゃ、そっちが一段落したら、こっちに来て頂戴。
戦利品の積み込みはこっちからも人員を出すわ…
…っと…
なにこれ?
[アンテナユニットが幾つかの反応を拾う。ひとつは、小型で高速の反応、ひとつは、大型で鈍足の反応。
即座に回線を開き、ルッカにそのことを伝える]
もしもしルッカ?
気づいてるかもしれないけどお客さんよ。
一応交戦の準備はしといたほうがいいかも…事情はこっちで聞いて見るわ。
みんな、作業はいったん中止よ!
班ごとに集合して、待機しといて!
[作業ロボットに乗った市職員にも指示を出し、自らは拡声器を構えた。
指向性を高め、通信可能距離を最大に。まずは、先に到着しそうな小型の飛行体に向けて]
『あー、あー、聞こえる? さっそくで悪いんだけどあんた何者よ? どの回線使ってでもいいから所属と目的を言いなさい。さもなきゃ交戦の意思がないことを行動で示すこと。返答がない場合は敵とみなすわ。
制限時間はあんたがこっちの射程に入るまで…残り時間にして30秒ってとこね。
いい返事を待ってるわ。以上』
-シームルグ銃座-
[ガラス張りのそこからは外の様子がよく見える。
機体に並んで飛ぶ男性の姿を確認したうえで通信を聞けば、
ハッチ開閉の為にまたコックピットのほうへもどり。]
あー、ちょっと待ってねっ!
今上の方のハッチ開くから…
コックピットに直とまではいかないけど、
だいぶ近いから開いたハッチから入っといて!
アタシも今からそっち行くから!
[流石に中立の運び屋を襲撃する事は無いだろうと思いながら、
機体上部のハッチを開く。
…役に立つかは分からないけど、いざとなったら切り札も有る事だし。]
んで、一体何が御入用なの?
在庫あるならすぐに渡せるよ?
[先に在庫リストを確認しておこうと、無線機越しに問いかけた。]
>>171
うん、ルッカがそこを突っ込まなかったのも、「気前がいい」という評価の一因(笑)
普通に考えて変だよねえ。修理工とメイド。
??? がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
??? は おおかみ になれるよう、天に祈った。
― 一年前 ―
[其れは、何処とも知れぬ宙域。
揺らぎを潜り経て、五次元を潜り経て、この世界へ現れた。
其れは、淡く光る膜状の表面を持ち、不定形で柔らか、継ぎ目のない水袋のようなエネルギー体の塊のようであり、解析不可能な領域/高々次元から至る存在、其れが三次元上に墜ちた(投影された)影そのものだった。
クリスタルのような輝きを纏い、中心部は更に集光するように白く輝き、天の川銀河太陽系第三惑星――地球・極点――に落ちた。]
―瓦礫ビル街―
[さすがに車で街の奥までは入れず、博士と共に車を降りる。
メガマリオンも歩行モードに切り替えると、先行させるように歩かせた]
あれ? なんだろ……
でっかい土の塊みたいなものが。
[ゴーレム、という言葉は咄嗟に出て来なかった。
土人形は丁度役目を終えた所だったか、地面に沈むように消えて行く。
後に残ったのは、少女と――]
なんだろ、あの……人?
[メガマリオンはきっと向こうからも見えているだろう。
生身の人間二人は、瓦礫の影に身を隠す。
そしてメガマリオンに手を振らせた]
[地球に落り立った其れは揺らめく。
この星に満ちる精妙なる元始の性質に次々に変わり、
暫し経った後、やがて其れは「形」をとる。人の姿に。]
『―――――』
[開いた双眸は、深い黒紫。
其れは周囲を見回す。自らの知覚には拠らず「目」で確かめる。
歩き出す。地球時間にして数分後、其れが空を見上げれば、空に孔が開いている。
そう、宇宙怪獣が初めて地球に襲来した―その瞬間―だった。]
[地球の成層圏以下に発生した孔は、
――つまり姿を視認出来得る距離で地球へ向けて宇宙怪獣を送り出す。其の日、極点基地は宇宙怪獣達の襲来により壊滅的被害を受けたのだった。]
今から ??? は 稼動因子 エイリアン・オリジン だッ!
稼動因子 エイリアン・オリジン が出て行ったらしいよ。
貴族 がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
貴族 は おおかみ になれるよう、天に祈った。
貴族 が出て行ったらしいよ。
貴族の子供 がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
貴族の子供 は おおかみ になれるよう、天に祈った。
貴族の子供 が出て行ったらしいよ。
童話作家 がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
童話作家 は 余り物 になれるよう、天に祈った。
[アンテナユニットから入る情報が、飛行体とルッカの輸送機…シームルグが接近したことを告げる。けれど、双方に交戦する気配は見えなかった]
何よ、ルッカの友達?
警戒して損したわ…
ま、次ね、次。
…あら、今度は…これ、車と…何、ロボ?千客万来ね。
まぁいいわ。
あー、あー、もしもーし。
なんか面倒になってきたわ。そっちの所属と目的を以下略。
[もとより軍人ではない少女が、おざなりな問いを投げかけた。少々気が抜けてはいるが、操縦桿を握る手と、アンテナユニットから送られる情報が映し出されたモニターを見つめる瞳だけは、油断なく据えられている]
童話作家 が出て行ったらしいよ。
路上生活者 がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
路上生活者 は おおかみ になれるよう、天に祈った。
路上生活者 が出て行ったらしいよ。
警察官 がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
警察官 は 余り物 になれるよう、天に祈った。
警察官 が出て行ったらしいよ。
[ルッカの返事に『─了解』と返せば、言われた通りに上部へと移動する。
その間に、無線から届く声には]
話が早くて助からあな。
どれも動作に問題の──
おっと、ジャンク品屋じゃねえんだもんな、それは不要な心配か。
ブツとしては《音波発生の装置》と《小型ソーラーパネル》辺りが欲しいが、あるか?
[必要な《パーツ》を伝えると、上部のハッチ付近に降りて、通信の反応を伺った。
相手が入ってこいと言うならば、言われた通りに内部へ入るつもり]
あー。訓練中だろうが、資格なかろうが、使えるものは使うという人材不足状態なのね……。
というか、なにその甘ったるくてカロリーの塊なバーガー。
[ソレ罰ゲームじゃないの?とでもいいたげなじと目。
肉練乳イチゴパンの組み合わせ、野菜が入ってなさそうに思えて、ちょっときもちわるそげ]
理性的な意思はないよ。死にたくない云々は……どうだろ、樹木ならともかく、土ならなさそうだけど……。
[ぽんぽん、と杖でゴーレムが戻っていった土をなでてみつつ、そんなおり、勧告っぽいもの>>172が聞こえた。]
や、その、回線とか言われても―――。
[きょろきょろと見回したところで、別の機体>>175が接近してた事に気づく。]
…でかっ!?
っちょ、あれか!あれなのかっ!
手を振られても困るんだけども、言葉、言葉プリーズ!
主席候補生 フラン・A・入坂 がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
主席候補生 フラン・A・入坂 は おおかみ になれるよう、天に祈った。
― 現在 ―
[帽子の淵に手を添え青空を背景に。]
良い天気。
[屋上のベンチに腰掛け、ほんの一足だけ早いワンピースを着て、平らな底の白いサンダルを履いた足を伸ばしている。
人類救済級ロボット兵器、略してジンロボ。
そのパイロット候補生主席、フラン・A・入坂――だった。]
/*
更新したらすっげえ入れ替わりがあってびびったwwwwwwwwww
えーっと、エイリアンさん(?)とフランの中の人が一緒って事でよいのかね。
お、おいエリー、お前あんなごついのも喚べるの、か…?
さっきのよかでかくねぇ…?
[練乳イチゴバーガーへの反論もしたかった、ああしたかった。
だがそれよりも。
明らかに違うと解っていても、それの出現という現実から目を逸らしたくなるというもの。エリーの仕業という事にして、一応はこちらも手を振って返して見せた。]
ゴーレムなら、まだなんとか手を振れるぜ!!
[ロボットから声が聞こえる>>181――女の子の声だ]
所属? 目的?
[堅苦しい質問を投げ掛けられて、少年は困ったように博士を振り返る。
博士は、うぉっほんと大きく咳払いすると、敵意のない事を示すように、少年と共に瓦礫の影から姿を現した]
「ワシは株式会社ゼペットの研究員だ。博士、とだけ名乗らせてもらおう」
[博士は本名を公にしていなかった]
「そこのロボットは、我が社が開発したマリオネット式人型巨大ロボット、メカマリオン。
そしてここに居るのは、その操縦者のメガタ・テルオくんだ」
よろしくお願いしまっす!
[少年は勢いよく頭を下げた]
「目的の方だが……実地訓練、といった所かの。
手近な無人街区がここだったのでの……」
大型スピーカーとソーラーパネルで良い?
流石に普通に運ぶのは無理だから、強化服使うけど。
[言うが早いか、荷台に積まれている元工事用の強化服に腕を通す。
流石に、機動兵器の部品なんて素手じゃ運べない。
…パネルだけならまだ何とかなるかもしれないけど。]
えーと、とりあえず空きコンテナに入れて持って行くねー。
[どれが要るのか分からないのでそれらしき部品を幾つかコンテナに入れて、
上部ハッチをさらに大きく開けてコンテナごと運び出した。]
─シームルグ内 〜壊すモノと直すモノ ─
[メイドの機能で、艦長ルッカの位置を突き止め、コクピッドにたどり着いた青年。
一応、礼儀としてノックをして]
艦長、整備終わったよ。
今来てるのが敵機じゃないなら、飛び立つ前に、動作確認してほしいんだけど。
[特に警戒している様子のない艦長に、少し安心して]
陣桜市長?……それに、向かってるって事は最低でも最寄の都市てだし、手を広げてるんだから近いって事よね。
とりあえずそっちいって休息とっときたいんだけども……アレ対処したら。
[そういって、巨大ロボをみあげながらフェイトにぽつり]
やってみないとわからないけど、さっき実験してみてできたから、もっと大きくてもできるんじゃないかなー、と。
[確証0である。まったくの初挑戦である。
にもかかわらず緊張すらしてないありさま。]
いやいやまてまて、あんなゴーレムはたぶんいない。
[というかロボ自身がロボっていったし(>>189)とか。
続いて出てきたハカセとやらと同年代ぽい少年の二人をみて]
えーと。外部操縦って事、かな?
操縦者そっちってことは。とゆーか、ここもう戦域じゃないと思うんだけど――?
[候補に挙げられた《パーツ》は要望通りで]
おお、それで問題無えよ。
そいじゃ、待ってるからなー。
[上部ハッチ付近にて、待機。
そう経たぬ内に、空コンテナに詰められた《パーツ》が運び出されるのを見て]
おうおう、やっぱある所にはあるモンだねえ。
──で、幾ら位になる。
[嬉しそうな顔もそこそこに、気を取り直して銭の話へと
むしろそれが本題だ、と言わんばかりにルッカへ向きなおり、尋ねる]
[>>191コクピッドを経由して、ハッチにたどり着いた]
珍しい機体だな……。
[スコルを見て、一度分解整備して見たい、と思いつつ。
メイドに合図して、ルッカを手伝わせた。
ジュリエットは確かに大柄とはいえ、女性らしい体つきでありながら、軽々とコンテナを持ち上げる]
「こちらの方にお渡しするのですね?」
って、あれ、あっちの子も何か言ってる。
[白いフリフリ服の女の子>>185が叫んでいるのが見えた。
この距離では、顔も相手の言葉もよくわからない。
いざという時のためにメガマリオンの操作回線は残しつつ、近付いていく]
えっとー、オレー、メガタ・テルオ!
ロボット操縦の訓練しに来ただけなんだ!
[今度は少年自身の声で呼び掛ける。
その隣の、女性――に見えるのだが――の方も向く>>188]
お姉さんたちはー?
[残念ながら、今の状態では手を振り返せない。
その分博士が頑張ってくれていた]
了解よ。返答ありがとう、博士さん。
実地訓練ってことは、戦闘が目的じゃないんでしょう?
なら、あたしからは文句ないわ。
テルオ君も、よろしくね。
[博士相手には不遜に、テルオ少年には愛想よく、声を飛ばす。その博士と手を振っていたらしき相手の二人組みも、少なくとも戦闘の意思はなさそうだと判断して警戒を解いた]
…ところで博士さん?
あたしの聞き間違いじゃなければ、テルオ君がロボットの操縦者、って聞こえたんだけど。
……何の冗談?
[再度問いかける声には、底冷えのするような…怒りを秘めたような声音が混じっていた]
んー。どれも最近は発注無いからねぇ…
[発注がかかるのは基本機体一式。
近頃はパーツ単位での注文はあまり無いのだ。
ジュリエットの力にやや呆然としたりしながら軽く試算して、
出した値段は相場の2割引きほどで。]
戦闘機から助けてもらった恩も有るし、このパーツ一式だったらタダで良いよ。
あそこでアレ以上戦闘してたら絶対ソレ以上赤字になってたから。
[コンテナだってただじゃないからね、と軽く笑いながらきっぱり告げた。
強い人への貸しはそれだけでだいぶ価値があるしね、と装甲服内で若干黒い笑みを浮かべているが…
しっかり全身覆う装甲服は、そんな表情をしっかり隠してくれた。]
[その後ろから顔を覗かせるのは、まだ見たことの無い顔が2人
…いや、1人と1機か。
コンテナ運搬を手伝っている様子から察するに──]
──他にも乗ってたヤツが居たのか。
[視線はメイドの様な機体へと移り、《彼女》を注視する。
途中聞こえてきた少年の声、その内容は聞きなれたソレ故に、そう気にする事もせず。
──彼が分解したいだなんて思ってるとは、微塵にも思ってはいない。
ルッカから値段の話があれば、其方へ視線を戻して価格の交渉へ戻るだろう]
[白い少女>>192の返答に、少年の横で博士がうーむと唸る]
「やはり、一足遅かったか。
調整と移動の手間があったし仕方がないか……」
え、それじゃあどうするの博士?
[先の事などまるで考えていない様子で、少年が顔だけ振り向く]
「試験運転くらいは出来るだろうが、その先は――」
[手近な戦場が転がっている訳もなく、博士は思案顔でPCを取り出す]
[と、そこにロボットの中の少女からの声>>194]
よろしくー、えっと、お姉さん?
[声は明らかに女の子のものだったが、会話の内容は少年からすると酷く高度に聞こえた。
その少女は、今度は博士の方に話し掛ける。
先程の愛想の良さとは大違いの、怒りを秘めたような声で]
「いや、これはその。少しばかり事情が――」
冗談なんかじゃないよ、お姉さん!
[うろたえた口調の博士を遮り、少年が前に出る。
その口調は、少女とは全く違う方向に憤っていた]
オレがメガマリオンを動かしたんだ。
それで、宇宙怪獣も、倒したんだよ!
[タダと言われて驚いた顔]
──良いのか?
結構な値段だろうと思って内心ヒヤヒヤしてたんだが……。
[助けてくれたお礼、と言われても。
自分としては戦闘機を強奪(色々な意味で)しただけだったりするのだが…]
ま、そう言う事なら有難く貰ってくぜ!
[折角の話なので、深く考えずに、好意を受け取る事にした。
好意の奥、黒い笑みや考えには全く気付かずに]
ん、まああれだ。
あっちに戦意が無いのなら警戒する必要も無いか。
不意打ちでプチッ…なんて事もあるかも知んねーけど。
そん時ゃちゃんとあの高さまで持ち上げてから潰れてやるからそっちは心配すんな。
[手を振っている=友好的。
そんな解釈の仕方で以って現状をまとめてしまうが、ある程度はネガティブな考え方もそっと残しておく]
えー。
俺の所属とか言わなきゃダメ?
すっげぇめんどくさいんだけど。
[またこのパワードスーツの説明をしなくてはならないのかと、機内でそっと溜息を付いてみる男だった。
そもそも、いい加減に顔を出してから説明した方が早いのではないかとも思っている所ではあるが]
[>>198>>199
生き馬の目も抜くような戦闘機乗りから、百戦錬磨の主婦を相手に修理工を営んできた青年である。
二人の値段交渉を面白そうに眺めつつ、興味があるのは恰幅のいい男性型ロボ……に見える相手。
その駆動音に耳を澄ませる。
整備の口実に出来るような違和感や、不具合などはないかと]
―メガマリオン傍―
[乗機に膝をつかせ、落着姿勢をとらせる。胸部のコクピットハッチを開いて、ひらりと飛び降りた]
そう、それは…
[怒りを露に進み出たテルオ少年を見つめ、言葉を捜す]
…よくやったわね、えらいわ。
[やがて出たのは、賞賛の言葉。同時に、頭をなでようと手を伸ばす]
でも博士、分かっているでしょう?
いつもうまくいくとは限らない。
あたしには、この子が自分の命を賭けるって意味を理解しているとは思えないわ。
そんな子供を戦場に引っ張り出す事情があるなら、聞かせてもらえる?
[怒りの混じった視線で、じっと博士を見つめる。少女にしてみれば、テルオ少年はまだ、大人が庇護しなければならない子供に見えたのだ]
[交渉が成立した事を確認して一人頷いて。]
…そいじゃ、次のお仕事の場所までひとっ飛びと行きますかっ!
[若干ユージィンの視線に嫌な予感がして、ずるずる引っ張りながら機内に戻る。
スコルには自分用の無線機の周波数を教えておいて。]
アタシに連絡とりたかったら、その周波数で連絡入れて。
次以降は代金貰うけど、代金さえ貰えば調達できる限りの物は届けるから。
[そう告げて軽く動作確認を行い、問題ないと認識すればそのまま飛び立って行くだろう。
目指す先は次の仕事場所、先ほどの戦闘区域。]
へっへー、すごいだろー?
[魔法少女>>206の反応に、満面の笑みを浮かべる。
右手でピースサイン――ではなく人差し指を立てると、メガマリオンがガッツポーズをした]
[と、そこにロボットから飛び降りて来た、声から想像した通りの年齢の少女>>207]
え、あ、……ありがとう。
[賞賛の言葉に怒りも萎んで、頭を撫でられるままになる。
少年が二の区を継げずにいる間に、少女は博士へと向き直っていた]
「すまぬ……」
[博士の第一声はそれだった。
何に対しての謝罪かはわからなかったが、少年は驚いたようにそちらを振り返る]
「本来ならきちんと訓練を受けさせ、それなりの年齢に達してから戦場へ出すつもりだった。
しかし、その時間はなかった……。
メカバトル大会――もとい、メガマリオン操縦者選抜テストの会場が、怪獣に襲われてしまったからな」
ま、待ってよ! 博士も、そこのお姉さんも!
[項垂れた博士と少女の間に、少年は割って入る]
テストがあったなんて知らなかったけど、訓練もまだだけど……
オレ、戦えるよ! メガマリオンを使うなら、きっと世界中で1番か2番目に強いんだ!
[少年の必死の訴えを、博士が後ろで静かに肯定する]
そう、ワシら大人よりも……な。
―― 廃墟街付近、上空 ――
[アリーナ跡地を去った後、暫くは己の脚で進んでいた、が。
……いつからか、その人工の身体はある小型飛行機体の後部座席に乗っかっていた]
「まさかあんたから、拾ってくれコールが来るとは」
……うるさい。
[3か月限定で部屋を借りている約束の銃器屋が操縦する民間機。
うっかり敵機か何かと思われて落とされやしないかといつも思うのだが、
幸い、今のところは特に何かトラブルに引っかかったことはない。
今のところは。]
しかしまさか、あんな形で会ったなんてな。
…………。
[よみがえる、テレビの画面上の記憶。
テルオとは別に、もうひとり、結理人が見守っていた人物の存在があったのだけれど]
……いや、何でもない。
少し考え事してただけだ。
[濃色だった髪の色以外は、改造される以前から変わらない容姿。
以前の自分を知る人が顔を見たならば、イルが結理人だと判るかもしれない。
それは彼にとって、複雑な思いを伴うのだけれど]
[どうやら、不意打ち……だとかそういうわけではなかったようだ、と胸をなでおろす。
だが、ぶっちゃけ同年代の操縦者に対しての態度をみると……少し苛立った。
何が引っかかったのかは自分でも解らないけれど、だから]
ま、暴走云々はおいといて、戦場に出す理由なんてこの状況下で問うほうが無駄だと思うけど。
戦える力があるから、適性があれば、たとえ子供だろうと未熟者だろうと訓練中だろうと駆り出さないとやってけないのが現状でしょう?
命を懸けることを理解していないのは逆に強みでもあるしね。……恐怖を知らないままでいられるならだけど。
[自分のことをさりげなくさておきつつ、腕を組んで淡々と少女に反論を返す。]
[>>209男のくせに、いとも簡単にルッカに引っ張られながら]
さっきの人、艦長の友達? 珍しい機体だったね。
機械パーツを搭載したサイボーグかな。生体パーツを搭載したアンドロイドかな。
ねえ、もし機会があれば僕を売り込んでくれない? 機械部分ならなんでも修理するから。
[次の目的地を聞いても、「艦長におまかせ」と]
ただ、ね。ソッチの事情は今聞いたけど。
その大会――テストが行われなかったってことでしょう?
なのに、なんでそう、言い切れるの?
世界で1,2を争うほど強い、って。
[不思議だった。疑問だった。
怪獣に襲われたのなら、彼が、メガマリオンを扱えたのなら、その時に撃退すればいい。
メガマリオンが何体いたのか、それとも1体だけだったのかはわからない。
が――。]
――会場が襲われたとき、あなたたちはどうしていたの?
[随分な言い草であったのにも関わらず、少女はこちらの言葉や態度から怪しむ事をしなかった>>208のに対し]
そりゃどーも、俺はあんま嘘は好きじゃないね、確かに。
でも…そう言ってくれんのならちゃんと挨拶はしておかなくちゃなあ。
よいしょおっ!!
[少しばかりエリーから離れ、翼を畳み。
バシュッと勢い良く背中が左右に開き、一人の青年が顔を出した。]
うあ〜〜〜……やっぱ外は良いな。
そっちの話が終わったら改めて所属は話すわ。
俺は子供だろーと大人だろーと、戦いたいならやれば?って所だし。
ただ、何の為にってのがしっかりしてないならやめとけって……言うかな。
[話に加わるでもなし、加わらないでもなし。
適当な所で口を挟んでは適当にはぐらかす。
残念天使の中の人は本当に残念な男だった。]
いや、友達じゃなくて戦闘機から助けてくれた人。
そこそこ力も有るみたいだし、取引先として損は無いと思ってるわ。
[友人と言うほど詳しくは知らない間柄なのだ。
ソレ以上では無い、と軽く否定してから軽く考え込む。]
売り込み、ねぇ…
流石に、向こうが必要としてなきゃ厳しいと思うよ?
[若干嫌な予感がして自身の腕を軽く見たのは、はたして感づかれただろうか。
慌てて話を逸らすように次の目的地に関して告げれば、
あっさりお任せされてしまって。]
あ、整備って言えばこれから行く先でちょっと良く分からない人に襲われてさ。
作業機械1機大破したんだけど、修理ってできる?
[大破させた本人だとはつゆ知らず、ある意味鬼門な質問をしてしまった。]
[交渉も無事に成立し、コンテナを受け取る。
その時、一緒にルッカへ繋がる無線の周波数を聞く事が出来た]
おうおう、じゃあまた何かあったら頼むとする。
…と、そう言えばまだ名乗ってなかったな。
スコル、スコル=アンダーソンだ、嬢ちゃん。
[ルッカを嬢ちゃんと呼んだのは、名前を聞いていないと暗に伝える為。
とは言え、此方の名前さえ分かって居れば通信も問題無く繋がるだろう、と深く気にすることはせず。]
そいじゃあな!
[ユージィンを奥へ引っ張って行くルッカに一声掛けて、コンテナを担ぎあげると、幾分か慎重にだが、ハッチから離れて、飛び立った。
向かうは《格納庫》、未だ動けぬ相棒の元]
別に、謝らなくていいわ。
でも博士、話をはぐらかさないで。
問題はそこじゃないのよ。
[まっすぐに博士を見つめていた視線が、横からかかった声に向き直る]
ええ、あなたは強いんでしょうね。
宇宙怪獣を倒したんだもの。それは認めるわ。
けど…
…まぁ、これは実際に体験した方が早いでしょ。
[ポツリとつぶやくのと同時、少女のポケットから懐銃が抜き放たれる。頭をなでていた手をそのままに、テルオ少年の額にぴたりと銃口を突きつけた]
いい? あたしが引き金を引けば、あなたは脳漿ぶちまけて今すぐ死ぬわ。
命を張って戦うって言うのは、そういうことよ。
死にたくなかったら、ロボットの操縦を今すぐやめるって誓いなさい。10秒だけ待ってあげるわ。
だってオレ、メカマリオンの大会――メカバトル世界大会で決勝戦まで行ったんだぜ!
[目の前の少女はメカマリオンを知らないのだろうか。
女の子だし仕方ないかもな、と呟きつつ、操作系を一時停止させると背中の荷物を下ろして漁る。
そこには、彼の相棒――体高20cmのメカマリオンが入っていた]
ほら、メガマリオンと同じ形だろ!
操縦だって、全く同じように出来るんだ!
[自慢げに主張する少年の肩に、博士が手を置いた]
「そう、この子はメ『カ』マリオンの世界トップクラスの操縦者だ。
でも、メ『ガ』マリオンの操縦は……今日が初めてだ。
襲われた会場から逃げ遅れていたこの子を、ワシが極秘開発していた巨大ロボットの所まで連れて行ったのだよ」
[取引先の一つ、それも開発したばかり、というルッカの言葉>>218を聞いて、若干、残念そうな表情を浮かべつつも]
ま。こういう御世代だしね。
修理のクチはいくらでもあると思うけど。
……ああ、中身どうなってるんだろうなあ。気になるなあ。
[まだスコルと名乗った男性が飛び去った方角を眺めて]
良く解らない人?
そんなのがいるんだね。
うん、何でも修理するよ。
あ、でもシームグルの整備で運賃は支払ったから、こっちはちゃんと相場の修理代金を貰うからね?
[戦闘時はジンロボに神経を集中していたので、遠目でしか見ていないルッカとその搭乗機が、まさか彼女本人とは気付いておらず。
又、後ろのメイドは気付いていたが、特に言う必要を感じておらず。
主従の方針の食い違いがすれ違いとなって、あっさりと引き受けた]
ええい、この残念男め。
[軽く舌打ちし、言葉の内容よりも天使の中身に男とは聞いていたがあらためてがっかりする。
一度肩をすくめてみせて。]
ふぅん。上手いんだ、メ『カ』マリオンの操縦は。
つまり、博士?貴方はおもちゃの形で適正を調べていたと?
……理屈はわからんでもないけど……それ、子供が集まりやすい環境だった、って事になるわよね?
最初から、子供を駆り出すつもりだった、と。
[そんな言葉をおもちゃの大会の話をきいて、少年にも、博士にも興味なさげに。
その表情も態度も崩さぬまま、少女が、少年に銃を突きつける動作を、まるで、映像を見ているかのような目でみていた。]
…あんたも分かってないわね。
あたしが聞きたいのは、戦う理由じゃなくて、戦う覚悟よ。
覚悟がない、覚悟するってことがどういうことかもろくに分かってない子を、どこの、誰が、何の権利があって戦場に引っ張りだすのかって聞いてんの。
分かったら黙っててよ魔法少女。
[横から入った反論には、にらみつける視線と、同じく淡々とした言葉で返す。突きつけた銃口は揺らがなかった]
/*
エリーさんのツッコミが楽しい残念天使です。
もっと罵って良いのよ…!!
それにしても、会話のテンポが結構速くて付いて行くのにちょっと慌ててました。危ない危ない…。
ま、修理代はしっかり払って貰えると思うよ。
あの人の性格だったら、腕のいいメカニックは大歓迎だと思うし。
[引き受けられたなら気にせずに、先ほどの戦闘区域までまっすぐに飛ぶ。
…マリオネットの様な巨大ロボや天使でその場がカオスになっているとは知る由も無く。]
…あー、あー、テステス。
こちらルッカ、お仕事こなしに来ましたよっと。
…って、なによアレ。
[ある程度近づいて見た光景に、暫く呆然としながら機体をやや降下させた。
危険だったら止められるだろうと判断したから。]
えっ?
[少女>>220の言葉に、反応する暇はなかった。
気が付いた時には、額に銃が突き付けられている]
「き、キミ、なんて事を!」
[博士が慌てるが、少年の命を握られた状態では手出しも出来ない]
…………っ
[――銃を、武器を突き付けられたのは初めての事だった。
上目遣いに確認して、何か言おうとした呼吸が震える]
い、い……言えないよ、そんな事!
[それでも、必死に絞り出した言葉は、少女の要求の拒否]
だって、だってオレ、メカマリオンで強くなったら、いつか本物のロボットも使えると思ってたんだよ!
まさか本当にもうあるとは思ってなかったけど……。
だから父さんにも母さんにも止められたけど、アリーナまで来たんだ!
[彼らが単純に会場までの道のりを危険だと思っていたのか、
中止されたはずの大会がこのタイミングで開かれた事に疑問を持っていたのかはわからない。
それでも、少年は反対を振り切って会場に来た]
そ、それにさ……
女の子にだって出来るのに、オレに出来ない訳ないじゃないか!!
[眼前の少女と、少し離れた所の魔法少女を見る。
覚悟、ではなく、半分以上意地だった。
それでも、銃越しに眼前の少女を睨み付ける。
体の震えや滲む涙は、堪え切る事は出来なかったが]
──輸送艦から飛び立ってから、少し後──
[《格納庫》に到着すると、コンテナを地に降ろして、中を確認する。
自分の想像していたより、遥かに状態の良い《パーツ》に、心の中でルッカに感謝しつつ]
──待たせたな。
今、動ける様にしてやる。
[奥で丸まって小さくなる、《相棒》への一言
其処からは、《相棒》を直す作業に神経を集中させる。
戦闘機の外壁を力任せに剥ぐと、いびつに歪む《相棒》の《パーツ》にあてがって、サイズを測り。外壁を細かく、用途の部分ごとのサイズに切り分けて。
使えそうな戦闘機のケーブルと、自身の《魔力回路》を親和させる。
コンテナの中から取り出した《パーツ》は、《大型スピーカ》を喉元へ。そして、《ソーラーパネル》は小さく切り出され、後頭部と、耳の後ろへ。
22分もすれば、歪んだ《パーツ》は無骨な、しかし丈夫な鎧になり。
他の部分も、自身の望んだ其としての機能を、十分な程に備えて。
蘇る、自身と同じ《スコル》の名を持つ、《相棒》]
さぞ暇だったろう、なあ?
安心しろ、これでお前も連れていけるさ。
[頭を撫でると嬉しそうに眼を閉じる《相棒》。
落ち着いてから、残った"部品"を纏めて《解体》した後は。
《相棒》を連れて、一度外に出るだろう。
目的があるでもない、ただの"部品"拾いへ。
もしかしたら、誰かと会う事があるかも、しれない。]
[副操縦席にメイドを座らせて、ルッカをサポートさせる。
運転関係の技術は持たない青年はその後ろで、のんびりと計器に視線を走らせつつ]
……なんだろう、アレ?
なんか、遠近感がおかしいな。メカマリオンに見えるんだけど、ものすごく大きい……よね?
あっちのパワードスーツは、ガーディアン・エンジェルかな? きれいな機体だね。
そう。わかった。
[少年の、涙のにじんだ目でにらみ返され、一瞬だけ目を伏せる]
つまり、今ここで死んでも後悔しないってことよね?
あたしにできることがあんたにだってできるって言う、そんな安い意地に命を賭けるのね?
[瞳を開け、放たれたのは冷徹な声。今すぐ命を奪うことに、一切の罪悪を感じていないような…]
……
[そして、ゆっくりと、引き金にかけられた指に力が加えられ]
…ばぁんっ!!
[大音量で、少女の口からオノマトペが飛び出した]
…メカマリオン?
・・・あー。そういやあったっけ、そんなのも。
[完全に知らなかった訳ではないが、なにせずっとこの飛行機暮らし。
対戦相手が居る訳でも無かったため、そんなに興味を持った事が無かった。]
…大型メカマリオンねぇ…
ジンロボのが楽だと思うんだけどなぁ。
元爆撃機と元重機使ってるアタシが言えた義理じゃないけど。
[爆撃機を輸送機に、重機を兵器に使っている以上、
下手な事を言うとブーメランで自分が精神ダメージを受ける気がしたのであまり追求はしなかった。]
ガーディアン・エンジェルねぇ…
そっちは全く知らない機体ね。
…やっぱり、女性専用だったりするのかな。見た目アレだし。
―― フライング・オーヴァー・ザ・シティ ――
[目を伏せた青年が、飛行機体から外を、下方を見下ろすことはなかった。
だから通り掛かった地点の、待機中のロボットにも、天使のフォルムにも。
そしてつい先ほど会ったばかりのあの彼らや巨大ロボットにも、その少年の額に銃口を突きつけた少女の存在にも、気づいていなかった。
何かいやなゴーレムが居るような気がしなかったせいもあって、外を気に留めなかった、というのもちょっとあった。
多分この時は、別の機体の存在も感知していなかった頃]
「じゃあ、この辺で下ろしとくわ」
ああ、……、……え?
[そこでやっと外の様子に気づいた。
確かにこの辺りは銃器屋の潜伏先付近、だった。
だった、が]
ちょっと待て、この高度から下りろ、と?
「や、あたし、ちょっとあっちのシティ向かう途中だったワケだし。
ここで着陸するのも面倒だしー……。
じゃ、まったねぇっ!
あ、入る時のパスワードはあのままにしといたから♪」
おまっ……!
[こうして、空から青年が降ってきた]
/*
今のうちに零れ話しちゃうか。
最初は、同じように入り直しはあるけれど、
へっぽこ「152」「151」「150」(この選択に意味はある)使用後にキリトもしくは>>>フラン使用みたいに考えてたんだ。でも、1人三票だと上手くキャラセットが回らないように感じて……わたしは最終的にxxに全票ぶちこみました。
入れ替わりしたかったから、「やりたいRP」の理由は、「このキャラ」ではなく「このRP」だったんだ。普段はログが汚れるのが嫌だから、入り直しなんて忌避・嫌悪してるから、自分のタブーを犯す事になってビクビクしてた。
因みに、Aの「アンドロニカス」自体にも意味はあるけど、
「・A・」もあるんだよ!(何処かへのメッセージ)
こ、こここ、こうかい……!
[冷徹な言葉に、覚悟を決めたはずの言葉が揺らぐ。
必死に少女を睨み付けているものの、首はいやいやをするようにぶるぶると震えた]
し、しないよ……!
[ようやく声が出たのと、銃声のようなオノマトペが響くのとほぼ同時]
うわぁぁぁぁぁっ!!
[少年は悲鳴を上げて、半ば転がるように尻餅をついた]
ま、ぎりぎり及第点ってことにしときましょうか。
テルオ君、試してごめんね。
お詫び代わりに、これ、もらってくれる?
[くるりと懐銃をひっくり返すと、グリップを相手に向けて、テルオ少年に差し出した。その銃の安全装置は、がっちりとかかったままだ]
安い意地だけど、まぁいいわ。
そこまで言い切ったんだから、最後までその意地にしがみついてなさいよ。
あたしにできることなら、君にもできるですって?
後から後悔なんてさせないわよ?
[にやりと不敵に笑って、もう一度、視線を合わせてテルオ少年の頭をなでさする。それから、博士に目を向けた]
だからつまりね、あんたは一回だってこの子の意思と覚悟をきちんと確かめたのかって話よ。
ただ誰かに言われて、強いからってだけでロボット乗り回されてもね、どっかでコケんのよ。
それで迷惑すんのは後ろの連中。
こんなときだから、覚悟がなくても引っ張り出さなきゃ仕方ないですって? 馬鹿ね、逆よ。
こんなときだから、覚悟のないやつに前に出られると邪魔なの。
あたしが言いたいのはそれだけよ。
分かったら、あんたももうちょっと意思の疎通を図りなさい、博士?ただ頼ったり、頼られたりするだけじゃなくて、ね。
以上、市長のありがたいお話、おしまい。
[あくまで真顔で言葉を終えると、先ほどまでの真剣さや冷徹さをかなぐり捨てて、天使の中から出てきた残念男に向き直った]
さて、それじゃ、あんたの話も聞かせてもらえる?
…その前にひとつ確かめたいんだけど。
あんたの話はロボに乗って聞いた方がいいの?
[つまり、臨戦態勢に入るべき、敵対勢力なのかどうか。視線で聞いた]
>>234
メカマリオン、やったことないの?
まあ、女の子じゃあ仕方ないか。
あれ、ものすごい技術なんだよ。ま、ものすごく繊細でもあるから、何体か修理したけど。
……あんなに大きいのは初めて見たなあ。
やっぱりあのリングで動かすのかな?
[こちらは、やっぱりハマッて遊んでいた世代。嬉しそうに見つめて。
ルッカの独り言のような声を聞けば]
そんなことないですよ。
誰にでもベストな、完璧な道具なんてありません。
銃ひとつにしたって、何百と種類があるでしょう?
艦長は艦長にあう獲物を使えばいいんですよ。
[にこりと微笑んだ]
エンジェルは、確かに珍しいよね。
数自体が少ないし。
僕も初期のプロトタイプを、一度修理しただけだな。それも、ブラックボックスには一切触らせてもらえなかったっけ。
うーん。まぁその辺りに関しては私は別の話があるところなんだけどさ。
訓練所で心構えを叩き込む話はいい話だろうと思うよ?でも、なんか用事あるみたいなんだけど。
[と、少年との話が終わった少女に、次の矛先を向けられたフェイトに肩をすくめて見せて]
/*
そういえば、独り言07/03(日) 21:03:39だけ、他の独り言(は客観的事実)と毛色が違うけれど、少しそれも理由があるんだ。(07/03(日) 21:03:39は、報告から作られた事実だよね。)
エイリアン・オリジンが、「MAD PEOPLE」(人狼系クローンサイト)からの設定である事が分かれば、どういう設定か察せれるかもしれない。
日付は、貴族の子供以外は、その死因での死亡日。
これ以上のヒントはなし。
でも、「日付まで」がその人物の区切りだと考えると分かり易いかな。
村内で出せる状態にならないなら今回は設定伏せっきり。
でも、RPのスロットルは開いてくつもりだよ。
…………え?
[確かめるように恐る恐る額を押さえた少年に向かって、銃が差し出される>>238
震える両手を伸ばして受け取ると、真意を確かめるように少女を見詰めた]
う、……うん。
大丈夫。やれるよ!
[さっきまでの威勢もなくして、こくんと頷く。
それでも、最後にはしっかりと銃を握り締めて、答えた。
頭を撫でる手に、先程まではなかった気恥ずかしさを覚えつつ]
っと、今度はこっちか。
連続で話してて大丈夫かよ、市長さん。
疲れてんじゃねーの…?まあ、手短に済ませりゃいいか。
んで、早速の質問だけどロボに乗る必要は全く無い。
俺は別にあんたんとことやりあう為に此処に来てんじゃねーし。
ちょっと向こうの方で見つかった「反応」とやらを調べるように上から言われて来た、ただのジンロボパイロット訓練生だよ。「シルヴァクロック・アカデミー」とか聞いた事があるなら話は早いんだけど。
[ひょいとハニエルから飛び降り、頭を掻きながらのんびりとした口調でその質問に>>241答える。その言葉からは緊張感の欠片も見えない。]
/*
ひぃ、追いつくのに必死必死。と思ったら
ユージィンさんの発言に噴いた。
ぶぶぶブラックボックスですか!!
うわぁ拾いたいなあそれ。
──瓦礫街・少し離れた場所で──
[妙な音がした、と思ったら。
其処には、青年が地面にめりこんでいた、レーザーガン片手に。]
ったく、何でこう面倒な事が続くかね……。
死んでるのか? おー…
『わぉん!』
[誰にとも無く吐き出した言葉は風に消えて。
人間にしか見えない落下物に近寄り、生死の確認をしようと。
─すれば、一足先にイルの様子を見ていた《相棒》が、はっきりとした声を上げるだろう。
とりあえず、死んではいないらしい相手に]
おい、動けるか?
──おい。
[声をかけて、反応を見守る。
暫く待てば、彼も動ける様になるだろうか。]
…おつかれさーん。
[と、のほほんとテルオの元へと歩いていく。今はフェイトと少女が話しているし。]
ああ、そうそう。さっきの言葉。”女の子にだって出来るのに”って言葉さ。アレは訂正してほしーなー。と思うんだけど。
[割と無表情なまま歩み寄っていく。怒るような口調でもなく、淡々と。感情の見えない瞳むけて]
「そ……そうだな。
あの時、怪獣に襲われ咄嗟に頼んでしまったが、戦場に出す前にもう一度覚悟を確かめるべきだった……」
[少女>>241の説教に項垂れる博士]
「この子は強い。そう思っていたが、それは遊びの中だけでの話。
命の遣り取りをする場は別、なのだな……」
[銃を両手で持ったままゆっくり立ち上がろうとする少年を、博士が横から支える。
少年は一度だけ振り返ると、大丈夫、と小さく笑った]
「本当にいいのか?
ワシらはキミたちに嘘をついていた。そもそも今日開かれた大会は――」
いーんだよ。
さっき言ったじゃん。怖かったら大会の会場までも来なかったって。
[しかし、少年が笑顔でいられるのもそこまでだった]
あ、ありがとう。
[おつかれ、の言葉に単純に反応して、魔法少女>>247の方を向く]
え? 訂正?
[何を言っているのかわからない、という顔をして。
無感情な瞳にたじろいだように、一歩後退る]
うん、訂正。
戦うって事はね。
立ち向かう意思を持つ事。
行動で逃げても立ち向かう為にならそれはそれでいいんだし。
でもね?それは――男女の差なんかじゃない。
[ずずぃ、とさらに接近していく。感情のこもらない瞳で。]
さっきの彼女は覚悟と意思って言ったけど、ソレは概ね間違ってない。
一番重要なのは、ね。
戦場で、自分の死への恐れを持ち込まない事だよ。
いーの。必要とあらば長話だって辞さないのが市長の仕事よ。
[青年の心配?には軽く答える。こちらも、緊張感のかけらだってなかった]
『シルヴァクロック』、ね。確かに、聞いたことはあるわ。
けど、訓練生が実地調査?
どこもかしこも人手不足もいいとこね…
けどま、事情は分かったわ。
それで、こんなとこでぼんやりしてていいの? 見たとこ調査に励んでるようには見えないけど?
[嫌味や皮肉というより、疑うような視線を青年に向けた]
[魔法少女>>250の言葉に、はっとした様子で]
そうだね。ごめん。
女とか、男とか関係なかったよな。
[戦場にフリフリな服の女の子や、市長を名乗る女の子がいた衝撃でつい口にしてしまったのだ]
……死への、恐れ……。
[接近して来た少女の、感情のない瞳を見返す]
キミは、怖くないの?
戦ってたんだよね、ここで……?
[戦う者としてはきっと先輩の、同年代の少女へと問い掛けた]
なるほど。
机でふんぞり返ってるだけの連中よかよっぽど
信頼出来る市長だよ、あんた。
[事実それは本音で。
その言葉の後に少しは佇まいを正し]
そんで…知ってたのか、ウチの訓練所。なら早いな!
まーね、他の訓練生は避難するわ怪我するわで
人手不足なわけでさ。調査くらいなら俺みたいなのでも出来るだろって事で飛ばされた。
で、調査だけどもう終わったぜ。
あいつの魔法の発動が原因だったみたいでさ、それ以外になんにも反応を示すものが無かったからコレだなと。
一応上に報告はしてあるし、くっついて行動してるから何かあったら追加で報告はするつもりだよ。
[あいつ、とエリーの方へ視線を送りパタパタと片手を振っては少女の疑いの視線>>251を払うように答えた。]
[暫く待った後、上半身を起こした相手を見て]
無事なら何よりだ。
──まったく、投身自殺だか死体投棄だと思ったじゃねえか。
[人が落ちてくると言って考えられるのは、おおよそそんな物で。
丈夫、の言葉には、苦い顔をしてみせる]
丈夫だからって、飛び降りて良いってモンでも無いと思うがな……。
[落とされただなんて露知らず、苦笑しきりである]
/*
話の流れが悪くなるからあれ以上書かなかったけど、博士(というかゼペット社)のやってる事って結構あくどいよねw
(しょーもない設定だけど、メカマリオンの操縦は細か過ぎておっさんになってからじゃ覚えられないというのが、子供が操縦者にされた理由)
…興味無かった訳じゃ、無いんだけどねぇ。
なんていうか…遊ぶ相手いなかったのよ。
流石に一人で延々と動かしてても空しいしさぁ…
[ぐちぐちと何やら暗い事を呟きだす。
トラウマスイッチか何か入ったらしい。]
アタシに合う機体、かぁ…
やっぱ、シームルグになるのかな。
ずっと一緒だもん、この子は。
[トラウマから復帰して、軽くコックピットを撫でる。
ソレは、単に愛機に対しての行動と言うより寧ろ…]
って、アレの修理もした事有るんかい。
もしかしてかなり腕のいい修理屋さんだったりするのかな?
少なくとも製作スタッフってのはなさそうだし。
/*
市長がしろんさんだと思ったら違うの?
だとしたら候補は、フェイト?
いやまさか。
多分、十七夜さんがエリーで、reitreinさんがルッカ(確定) テルオくんはsuzukakeさんっぽい。
しろんさん、ユージィンの可能性もなくはないか?
そうそう、年齢も、性別も関係ない。
あるのは能力と精神だから、ね。
[そこさえ解ってもらえれば、と。
ふ、っと目を一度静かに閉じて、開ける。
そこには少し優しい色を帯びた瞳があった]
ん?私?負ける事は怖いよ?
普通にしてたら死ぬ事も怖いと思うよ?
でも、それを戦場とかに持ち込まないだけ。
怖いっていう感情を消せたりは、普通はしないよ。それが、人だもん。
要は、切り替えとか、覚悟と意思で恐怖を打ち払えるかって事。
[そういうものだよ、とどことなく先輩風をふかせて見せた]
/*
何故1年前に巨大ロボットが存在したか聞きたかったかというと、メガマリオンが何時なんの目的で開発されたかっていうのと、それ次第でゼペット社のあくどさが変わるから。
元々はメカマリオンだけが存在して、それの巨大化&兵器流用が考えられたのが1年前というのが当初の設定。
でも、1年前で既に人型巨大ロボが存在してるなら、わざわざ子供と子供のおもちゃを使う必要はない事になるかなーと。
うん、ぶっちゃけ、そこまで考えたら「なんで子供じゃなきゃいけないか」の理由が揺らぐんだよね。
(まだ人型ロボットの技術が未熟で、ゼペット社がその点で先んじていて、かつ操縦が子供にしか覚えられない、ならアリなんだけど)
[>>256ルッカの返答に、ふふりと笑って]
じゃ、今度僕とやる?
メカマリオが2体手に入ったらだけど。最近は、家電や玩具より、武器の方が多いような世情になっちゃったからね……。
[ルッカの様子には気付かずに]
うん。いい子だね。シームルグは。
駆動音がね、飛ぶのが楽しいって言ってるよ。
……ん?
僕は結構腕がいいと思うよ。
自慢じゃないけど、修理工視覚試験でも、トップの成績だったし。なにせ、物心着く前からメカをいじってたし。
ただ、エンジェルに触れたのは偶然。その時、たまたま近くに僕しか修理工がいなくてね。
パイロットも、簡単な修理はこなすけど、、さすがに腕が千切れたのをくっつけるのは、専門家じゃにと無理でしょ。
[最後の言葉には苦笑をこぼした]
僕は発明や改造はしないよ。あくまで修理や取付だけ。
[>>256ルッカの返答に、ふふりと笑って]
じゃ、今度僕とやる?
メカマリオが2体手に入ったらだけど。最近は、家電や玩具より、武器の方が多いような世情になっちゃったからね……。
[ルッカの様子には気付かずに]
うん。いい子だね。シームルグは。
駆動音がね、飛ぶのが楽しいって言ってるよ。
……ん?
僕は結構腕がいいと思うよ。
自慢じゃないけど、修理工資格試験でも、トップの成績だったし。なにせ、物心着く前からメカをいじってたからなあ。
ただ、エンジェルに触れたのは偶然。その時、たまたま近くに僕しか修理工がいなくてね。
パイロットも、簡単な修理はこなすけど、、さすがに腕が千切れたのをくっつけるのは、専門家じゃにと無理でしょ。
[最後の言葉には苦笑をこぼした]
僕は発明や改造はしないよ。あくまで修理や取付だけ。
そりゃ、うちは防衛の最前線だし、あんな連中と一緒にされても困るわね。
でも、一応お礼は言っとく。ありがと、ほめられて悪い気はしないわ。
[本音かどうか、深く考えもせずにフェイトの言葉にうなずきで返す]
ふぅん…なるほどね。
そういうことなら、引き続きお勤めがんばって。
あたしの勘だけど、あの子のお守りは大変よ? たぶんね。
[根拠を強いてあげるとするなら、先ほどテルオ少年との会話に入ってきたときの視線、だろうか。
同情するような声音を混ぜて、青年に告げる]
さて、あたしの用件はこれで済んだわね。
そっちに用事がなければ、あたしは作業の指揮に戻るけど…そろそろルッカも到着してるころだろうし。
なんか用事があるなら聞くわよ?
あたしが勝手にあれこれ問い質した分くらいはね。
[乗機に手をかけつつ、問う声は、青年だけでなくその場にいた魔法少女やテルオ少年や博士にも。
しばし返事を待った]
でも、それってやっぱり、オレでもいいって事だよね。
[精神はともかく、能力の方には絶対の自信があった。
あとは、少女たちのいう覚悟をどうにかするだけだ。
……簡単ではないだろうが]
そうなんだ。
怖いけど、戦う時は覚悟決めてるんだ。
[すっげぇ、と、先輩風を吹かす少女に、憧れと賞賛の声を上げた。
さっきまでより少し優しげに見える瞳にも、勇気づけられた気がした]
オレ、メガタ・テルオ。
さっきはごめん。
でもさ、オレも……そうなりたいんだ。
ヒーローみたくなりたいんだ!
[そんな言い方ではまた怒られそうな気がしたが、真っ直ぐに気持ちをぶつける事しか、前に進む方法を知らなかった]
[それから、生身のような人工の瞳は、男の左腕に暫し向いた。
犬、じゃなかった狼に見えるその存在の方にもまた少し目を向けたりもしながら]
……どうも、あなたも丈夫な類の人間みたいだが。
[少しだけ目を伏せて、けれど、また平然とした顔に戻した。
そして、今度こそ、となんとか立ち上がって]
じゃあ、俺はこれで……い、いたっ、
[よろけた]
むしろそれはこっちのセリフだと思うぜ?
市長さんも倒れないようにしなよ、あんたが倒れたりしたら一気に崩れちまう気がしてしょーがねー。
時々は力抜いて行けよ?
[続いたエリーに対する言葉>>259には、何も知らないし気付かないままなので首を傾げるだけに留め]
どっちかってーと俺が世話んなってるんだけどな。
まー…イラネって言われたら離れるし、そこんとこは適当にやるさ。
頻繁に飛び降りとかしなきゃいいんだけどよー。
[苦笑混じりに語りかけながら、くるりとハニエルへと向き直り]
俺からは、そーだなー。
俺はしばらくこいつのテスト操行も兼ねてその辺を飛んでたりすると思う。なんか手伝える事とかあったら雑用程度ならやるぜ。
「用事か……ふむ」
[少女の呼び掛け>>259に、博士の方が反応する]
「実は、このメガマリオンだが……未だ武器がなく、専ら殴り合いの戦闘しか出来んのだ
知っての通り我が社はおもちゃメーカーで、武器の開発までは手が回っておらん。
だからどうにかして、人型ロボ専用武器を調達したいのだが……」
[市長を名乗り、自らもロボットを操る少女なら、何らかの伝手があるのではないかと期待する眼差し]
じゃ、今度二個「調達」してみるわ。
一応調達屋だし、おもちゃ程度なら楽勝楽勝っ!
[初めて他人と遊ぶ機会に、嬉しげにはしゃぎながらガッツポーズをしてみせる。
シームルグを褒められれば暫く機嫌良く飛行していたが、
経歴を聞いて呆然とした。]
いや、そんな経歴持ってるならあちこちで引っ張り凧じゃないの?
腰を落ち着けられる先も多いと思うんだけど…
エリーか、よろしく。
[魔法少女>>263の自己紹介に、そちらに眼差しを向けて]
うん、オレ、がんばるよ。
[何か言い掛けて止めたが、その事に深く突っ込みはしなかった。
努力していれば、いつかはなれると。
そんな信条の少年であった]
あ……。
[ルッカの鋭い指摘>>266には、一瞬メイドの方を見て]
実は、ちっちゃい「工房」を開いて仕事してたんだけど……ちょっとトラブってね。
……僕が起こしたんじゃなくて、巻き込まれたっていうか。
それで、バイクに最低限の家財と道具を突っ込んで、ジュリエットと一緒に、落ちつける場所を探す旅に……。
でも、途中でそのバイクも天国に召されてしまってさ。
[嘘ではない。……が本当でもないことを、苦笑とともに語った]
……って、ここが目的地?
あのジンロボは……。
[一瞬苦い顔をした]
お気遣いありがと。
まぁ、一応気をつけとくわ。
別に倒れるつもりもないけどね。
[青年の言葉>>264は軽く受け取っておく。市長という職にある以上、自分が倒れるわけに行かないことは、重々承知の上だ]
そういうあんたの方は心配なさそうね。
力の抜き方よく知ってそうだわ。
[聞き方によっては皮肉にも受け取れそうなことを、いたって真面目に言う。青年が誤解するとはちっとも考えていない風だった]
ええ、あんたがこの辺を飛んでるかもってことは覚えておくわ。
けど、立場上貸し借りは作りたくないのよ。
基本的には手伝いとか無償で頼むつもりはないわ。あんたにも、あんたの上司にもね。
それでも必要になったら、遠慮なく呼ばせてもらうわ。そのときはよろしくね。
…名前、聞いてもいい?覚えとくのに『あんた』じゃ何かと不便なのよ。
[例の言葉に続く相手の表情、お互いに似た表情を浮かべたまま流れる、気まずい空気。 降ろされた、と続いた言葉に]
──乱暴な降ろし方もあるモンだ。
…丈夫だから良い物の、な。
[相手の言葉の真意を掴み兼ねたものの。
考えを巡らせれば、その言葉の意図は大体想像が付いた。
どうやら、相手と自分は『似たもの同士』である様で。
口を噤み、目を伏せた後。
立ち上がった相手がよろけるのを、見逃す筈も無かった。]
おいおい、本当に大丈夫かよ?
──何処の《パーツ》がいかれたか、お前さん、自分で分かるか?
[よろけた彼に、損傷部分を問うてみる。
直せそうな部分であるなれば、《格納庫》で直す旨を提案してみた。
相手がついてくると言うならば、連れたまま。ついてこないと言うならば、相手と別れ。
何はともあれ、一度戻る*つもりで*]
「おお、それはありがたい」
[博士は少女>>273に礼を言ったが、彼女の視線は少年の方へと向けられる]
わ、わかってるよ!
メガマリオンのパンチだけじゃ、怪獣の装甲が破れないんだ。
だから、穴が開く奴があればいいんだ!
レーザーとかっ!!
[咄嗟にレーザーが出て来たのは、まさに戦場で見て来たからだった。
他に適切な武器があるのかもしれないが、少年の発想はそこが限界だった]
/*
ちなみにラスボスやるか説得されるか途中で魔法の力がなくなる予定。
世界支配エンドも流れによってはアリかな。
*/
うわぁ…
また、何て言うか波瀾万丈な人生送ってるね…
[降ろす時、餞別にバイクでもあげようか。
そんな事を考えていると、依頼人に気が付いたようで]
あの機体のパイロットが今回の依頼主さん。
良い人だよ?
損得抜きで値引きして良いと思うくらいには。
[交戦した相手だとは思いもしないで、
普通に知っている限りの事を伝えておいた。]
くーしゅー……空襲!?
[エリー>>274の言葉に、慌ててメガマリオンにリングの信号を繋ぐ]
空からじゃなー……防げるかな。
[いきなり戦闘が始まりそうな予感に、緊張の面持ちで空の影を見る]
ん…ああ、来たわね。
大丈夫、味方よ。
あたしの依頼先。で、博士に頼まれた『心当たり』。
[エリー>>274に促されるように上空へ目を向け、そこに見えた機体を確認して請合う]
…あんまり分かってないわね。
穴を開ける武装はレーザーだけじゃないし、レーザーはレーザーで怖いわよ。誤射とかあるし、何よりお高いしね。
その辺りは博士ときちんと相談なさい。
格闘の方が得意なんだったら、パイルバンカーとかお勧めよ?
[上空に見えた影に手を振りながら、勢い込んで言うテルオ少年>>275に告げておく。博士の方にも、ちゃんと話し合いなさいねと目配せしながら]
おう、それなら良いんだ。
ただな、出来る人間がトップに居ると後が怖い。
…なんつってもあんたは、それでも前に立って戦うんだろうけどな。
[頭を振って再び少女の方へ>>271振り向いて]
俺は元々無茶しない性質だ。
ヤバいと思ったら即離脱するし、そもそも出来ない事には首も突っ込まねえ。自分の力量は一応弁えてるつもりだよ。
あ、流石に手伝いは自分から言い出した事だから投げ出したりはしねーぞ。
そんで、俺の名前はフェイト。
フェイト・ローグリアン。何かの時にゃ「Guardian Angel-Haniel-」宛てに連絡くれたらいいぜ、それ俺直通の回線。
[他に伝えるべき事はあるか、とチラと目線を上にやって。
こちらへと向かっているのだろう影を、やっぱり動じる事無く目の動きだけで追っていた。]
そんな……僕なんてまだまだ平凡な方だよ。
例えば……例えばなんだけど、宇宙怪獣に襲われて瀕死の重傷を負ったところを、悪の組織に拾われて改造された人や、
人狼として生まれたけど、不幸な偶然で人と獣に分離して、失った体の代わりにメカをくっつけて半人半機になった人や、
ごく幼い内に市長になりながらも市民のために奮闘し、ジンロボに乗り、自ら前線に出て戦うような少女とか……、
そういう経歴の人がいたっておかしくないと思うよ。こんな時代だから。
[本当に思いつきで、デタラメな設定を並べて、再び眼下に視線を落とす]
……ざっと見たところ、ジンロボは壊れてないみたいだから、修理が必要なのは、お供のロボか何かかな。
襲撃者の機体は落ちてないようだから、逃げたか……大破したか。
……もしかしたら、「良く解らない人」>>218にも、何か事情があったのかもしれないね。
「なるほど、あれがそうか……」
[博士が上空の機体を見上げる。
少年の方も、メガマリオンの操作を停止して機体を見守った]
ぱいる……?
[市長>>280に聞き慣れない武器の名を言われた]
うーん、そうだね。
まだメガマリオンに銃を使わせたことないんだし。
レーザーじゃきちんと狙えるかわかんないよなー……
「うむ。まずは近距離で使える武器が良いだろう。
ワシ的にはドリルがお勧めだぞ?」
[そう言って、腹話術人形のような口でにやりとする博士。
お勧め、というか本人の趣味なのではないだろうか]
ドリル……ドリルもかっこいいけどー!
[少年も少年で、真剣ではあるがちょっとワクワクした表情で、上空を見上げていた**]
ああ、依頼して武器運んでもらってたのね。
りょーかいりょーかい。
[それなら大丈夫か、と構えを解いて、一息つく。そして空襲警戒でおくれていた返事を一気に(>>277)]
で、そういえば名前聞いてなかったんだけども……短くか長くかはともかく、一緒の場所でやってくからには聞いておきたいかな、と。
と、いいつつ貴女にむけては名乗ってなかったわ。
私はエリー、よろしく、と。
ん、で。
まぁ、町を壊さないでってのはわかるし実験が危険なにおいってのも解るし、
実は私自身全力出した場合の限界値がわかってないから、訳わかんないってのも解るから、リミッターははずさないでおく事にしとくわ。
[どこまでが冗談か、どこまでが本気か、解りにくい満面の笑みを浮かべて見せながら、割と怖いセリフをはいておいた。]
あらら。
だいぶ人が居るねぇ…
こりゃ、宣伝しといたほうが良いかな?
[地上の様子を確認すれば、
知り合いだけでは無いようで。
敵意が無い事のアピール兼ねて、外部スピーカーのスイッチを入れた。]
あー、あー、テステス。
こちら「輸送機」シームルグ、調達屋兼運び屋ルッカ。
これから近くに着陸するんで、注文等はその時にっ!
[大声でそう告げてから、着陸するのは都市のやや外…]
…………。
…………多分。
背骨の繋ぎ目の箇所《パーツ》を、やられた。
[今、この近辺で頼れそうな当ては他に思い当たらない。
頼れる筈だった一人は、ついさっきこの地面にこの身をクラッシュさせてきた人間で……]
結社の……いや、少し珍しいタイプのパーツなんだが。
あと、皮膚に痕は残さないで貰えるとありがたい。
できるか?
[結局のところ、目の前のサイボーグに意識は向いた。
一先ずは彼のところに寄ってから、銃器屋の潜伏先には戻ることにしよう、と**]
……商魂たくましい事で。
[若干呆れ顔でスピーカーからの声に肩をすくめる。
というか、武器届けてたのは聞いたが他の品物が解らないうちに注文とかいわれても、と少しのため息。]
とりあえず、合流ですよね?
[と、シームルグが着陸する方向を見届けてから、周りに問うた]
あったり前でしょ?
陣桜市はあたしの街だもの。
誰に頼まれたってトップは譲らないわ。
[自信と誇りをこめて不敵に笑い、少女は青年の言葉>>282に答えた]
あたしだって、自分のできることとできないことはわかってるつもりよ。
けど、それが『できること』なら、無茶だってやばくたってかまやしないわ。あたしはあたしにできることをするだけよ。もちろん、後のことは考えるけどね。
…だから、あたしが、『あんたにできる』って思えたことなら、容赦なくお願いすることになるかもね。そのときになって、今の言葉、後悔しないでよ?
よろしく、フェイト。
改めて自己紹介するわ。
あたしは明朱佳。陣桜市市長、石神 明朱佳よ。
よろしくね。
[名乗りを聞けばにこりと屈託なく笑って、握手を求める。ついで、自己紹介>>286を受ければそちらにも]
エリーもね。よろしく。
分かってくれるなら助かるわ。
そういってくれるんなら、あたしは魔法は信用しないけど、魔法を信用しないあんたは信じることにする。
陣桜市はあなたを歓迎するわ。
[エリーの台詞に臆した様子もなく、告げる少女は笑顔だった]
さて、それじゃあたしは指揮に戻るわ。
エリーと博士とテルオ君はしばらく待ってて。
ルッカにはあたしから話通しとくから、こっちで積み込み作業してる間にでも交渉してみてくれる?
エリーは…足がないなら、ついでにルッカに頼むけど?
ま、考えといてくれればいいわ。
[返事を待つ必要はなし、と判断してさっさと自分のジンロボ(量産)に乗り込む。
コクピットに入りさっそく回線を開いて、大々的に宣伝を打った>>287ルッカに連絡を取った]
もしもし?
さっきの宣伝のことなんだけどね。
仕事頼みたいって人がいるんだけど、着陸したら話だけでも聞いてみてくれる?
[告げて、博士の人相風体を付け加える。ルッカの返事を確認したら、回線を切って機体を動かした。
あらかたグレイスパロウの回収作業を終えたすぐやる課の作業ロボット隊に、今度はルッカのシームルグへの積み込みを指示しなければならないのだ。
市長の仕事に、休息はなかった**]
[市長から入った通信に、若干驚いて。]
ありゃま。
輸送機だって伝える為の宣伝だったんだけど、
なんでもやってみる物なんだね…
市長さんの紹介なら良い仕事だろうし、
なるべくすぐ行くよ。
[そう言って、ユージィンがついて来ないなら着陸後すぐ陸上用の移動手段である卯月に乗り込んだ。
ついて来るなら、サイドカー付きのホバーバイクを出してきたかも知れない。]
よろしく、明朱佳。
……いい市長、いいトップ、だわ。
[信用云々については、触れなかった。代わりに、笑顔を向け合っていた]
んー。確かに送ってもらった方がいいから、お願いするわ。
今ある品を見せてもらうついでに運んでもらう事にすれば、断れないでしょ。
あの大きさなら、注文以外の品もけっこうあるだろうし。
[と、かなり適当な算段で、頼んでおいてくれ、と頷いておいた。まぁ、話が通ってなかったとしても、ウィンドウショッピングやればいいだろう的な発想もあるので問題はないが。
そんなわけで、シームルグへと駆けて行く。]
[デタラメの内のひとりが、今回の依頼人だと聞いて>>292、思わず噴き出した]
ええ? そうなの?
言ってみるものだなあ。
アンドロイド? そういうのもいるかもしれないなあ。
[心当たりはないようだが、相槌を打った]
へ、へぇ〜。
襲撃者は人間サイズなんだ。
小型パワードスーツの一種かなあ。
[こちらはやや感情の滲む声で]
[>>297回収に付き合うかと言う提案には、首を左右した]
故障した機体は、シームルグまで運ぶのでしょう?
なら、僕はここで準備して待ってるよ。
[機甲装纏時と、平時の彼を同一人物だと見抜ける者が、そうそういるとは思えない……が、さっきの今で、また会うのは気が進まなかった。
あのジンロボが、声からの予想通りに少女だと知ってしまえばなおのこと……]
……荷物持ちが必要なら、ジュリエットさんを連れてく?
ジュリエットさん、ああ見えて力持ちだから。
──瓦礫街・少し前のお話──
[放って置けば治る、なんて言うものだから、そう大事でも無いのかと安心したのも束の間の話、続く言葉に力が抜けた]
おいおい、全然大丈夫じゃねえじゃねえか。
背部の接部位損傷、その程度なら──。
[言いかけて、相手の続けた言葉に。
若干訂正は入る物の、大体の場合であれば可能だろう]
──幾ら特殊だろうと問題は無い筈だ、安心しろ。
[伝え、相手を連れて《格納庫》へ、向かう。]
──そして現在・《格納庫》内部──
[相手を作業台……と言う名の治療台に寝かせ、スキャニングをかける。 予想通りと言った所か、相手の申告した部位は
墜落の時の衝撃だろう ──見事なほど、妙な形に歪んでいた]
少しばかり痛いかもしれんが、食い縛れよ?
[なんて言う口調はとても軽かったりするが。
言った割に相手の返答すら待たずに、手馴れた仕草で其処を《開いて》いく。
幸い、損傷しているパーツ自体が多い訳では無く。
歪んだ《ソレ》を取り外して、同じ規格の《パーツ》を嵌め込んでいく。
裏で密かに、しかしかなりの数が流通している《ソレ》は。
流石"特殊な品"と言うべきか。
嵌め込んで少しすれば、自ら他の《パーツ》と繋がり、親和していく。
完璧に繋がったのを確認すると、《開いた》部分を《閉じ止めて》
上から仕上げと、特殊ナノスキンを貼りつけた。]
──後はもう、動いても大丈夫な筈だ。
ま、暫く違和感は残るかもしれんが……そう経たぬ内に慣れるだろうよ。
[言って、ナノスキンを貼った部分を軽く力を込めて、叩く。
大丈夫と言うように終いを伝える仕草は、他の意味も持っていたりして。
衝撃を感知したナノスキンは、自分の色を、相手の肌の色に変えていっただろう]
["治療"は終わり、相手の様子を見やる
様子を見る様な動きをしているかもしれないし、そのまま直ぐに気にせず動いたかもしれない
しかし、動作に問題は無さそうで
満足げに腕を組んで、その様子を*見ていた*]
−シームルグ内 〜壊して直して−
[ルッカが帰る前に準備だけでもと、格納庫付近に、シートを敷いて。……ため息ひとつ、ふたつ]
ジュリエットさんの言うとおりに、自分の後始末を、自分ですることになっちゃったなあ
[機槍は、超高速で振動する穂先を持つ、対多用の兵装である。形は槍だが、仕組みとしては、電動ノコギリやチェーンソーに近い。
直接的には金属ボディを断ち切ることで。間接的には、掘削音で伝達系にノイズを流し、また、振動でネジやボルトを緩めさせることで、対象にダメージを与える]
外装の修復はすぐ出来るけど、全身メンテを入れなきゃ、実践には不安が残るね。
ちょっと時間がかかるかなあ。
―― 《格納庫》内部 ――
[安心しろという言葉に一つ頷いて、向かった場所の、診療台の上。
正直なところ、信用しきっていた訳ではなかったのだが……。
スキャニングの結果をちらっと目で見ることができたなら……ああ、素直に修理を頼んで良かった、と心から思ったりもしただろう]
我慢もできない程子供じゃな……いっ、
[言い終わらないうちに開け始められ、苦い顔をした。
相手の軽い声色がうらめしくも思えたが、文句の一つも零さずに、治療の間大人しくしていた。
皮膚の下を開かれることは、やっぱりそれなりに痛い。
そしてそれ以上に……気持ちの良いものではない。
外される部品、新しいパーツの体内親和、閉じられる切開部分、仕上げの過程……。
損傷箇所が箇所なので治療作業を目で見ることはなかったが、その独特の感触は、嫌でも伝わってきた]
[搭乗ロボットやら、パワードスーツやらで戦闘の《強化》を行っている者たちは、どれ程か《人らしく》在りながら力を手に入れているのだろう、なんて思ったりもした]
[やがて背中を叩かれれば、貼付されたナノスキンが本体の色に溶け込んでいくだろうことを察した。
見えてはいないが、本当にこれで痕は残らないだろうと思う。
しかし、動作の面でも大丈夫かどうかはまだ少し確信が持てず、少し訝しげな顔に]
確かに、少し変な感じがするが……。
とりあえず、動いてみる。
[診療台から下りた後、テスト的にその場でバク転をしてみせた。
多分周りに十分なスペースは取れていたと思ったのだが、あまりよく確認はしていなかった。
いずれにせよ、着地の際にはスタイリッシュなポーズを決めて]
改造人間 イル、ここに復活ッ!!
………。
[つい、登場シーンっぽく叫んでしまった。
この一連のテスト動作、何だかんだで秘密結社の思考操作を受けていた名残らしい。
この後、腕を組んでいた男から微妙に恥ずかしげに目を逸らしたのは言うまでもない]
[それから今度こそ、何とか目を正面に向けて。
そして、軽く頭を下げた]
本当に、問題ないみたいだ。
その、助かった。感謝する。
……で、治療費は幾らだ?
今あまり手持ちがないんだが。
[始めから要らなかったのかもしれないが、聞いてみた。そして]
それと、おっさん、名前は?
[此処を出る前に、そのこともまた、知っておこうと思ったのだ**]
[屋上のベンチから立ち上がり、柵まで歩いて凭れかかると、フランはワンピースのポケットに入っていた銀の懐中時計を取り出して、開いた。]
― 数ヶ月前/シルヴァクロック・アカデミー ―
[電気を付けていない為にやや暗い教室の中、
教卓を挟んで老教授とフランは向き合っていた。
まだ肌寒い季節、フランはパイロット候補生の上着の前を開けて肩から引っ掛けて座っている。]
先生、何故宇宙怪獣はこの地球にやってきたのですか?
[誰もいない教室は、常日頃から良く通るフランの声を更に通らせていた。外の明るい日差しは、窓際の机ばかりを照らしている。]
「学会でも謎とされておる。
火星基地に襲来が行われていない以上、
この地球を目的地として定めている事は明確じゃ。」
月基地の被害状況も軽微なんですよね?
「儂達が月基地から攻撃を与えない限り、
大体が成層圏内から発生し人類に攻撃を行っておる。
主戦場を飛び回っているリーダー達からの報告、
宇宙怪獣達の解剖結果から言えば、奴らの体には人類にはまだ知られていない物質が含まれておる。地球にある何らかの資源・或いは地球自体に、奴らを惹きつけるものがあるのやもしれん。
――この宇宙自体、儂達が知っておる事は一部でしかありはせん。じゃが、宇宙怪獣達は、この宇宙とは別宇宙、言うなれば裏の宇宙、裏宙から来ているとしか考えられんじゃろう。儂としては裏宇と呼びたいところじゃが。」
[その後も、老教授から仮説が幾らか上げられる。走(そう)何たら性の仮説や、いや知的生命体に対するやら、学会レベルからゴシップレベルまで、雑談のように。事実、雑談として。]
[その途中、フランは話を遮る。]
その為に、今回の新ジンロボ――極秘機能を搭載したジンロボを作ろうとされたのですか?
[フランが僅かに顔を逸らし、机の一点を見つめる。年相応の表情が顔の表を過ぎった。]
わたしに、本当に務まるのでしょうか?
[零した弱音に、老教授は自信付けるように言葉を綴る。]
「フラン・A・入坂、
お前さんが弾き出した数値は今までの候補生の中で一番高い。
自分を信じるのじゃ。」
[机の一点を見つめたフランの顔が、
老教練教授の声が染み渡った後程に、きっと上げられた。]
分かりました。
フラン・アンドロニカス・入坂、
かならず新ジンロボ『グノーシス』で地球の危機を救ってみせます!
[本来の闊達な笑顔で、ハキハキと答えた。]
分かりました。
フラン・アンドロニカス・入坂、
かならずや新ジンロボ『グノーシス』で地球の危機を救ってみせます!
[本来の闊達な笑顔で、ハキハキと答えた。]
パワードスーツにしても、ワイヤーネットすぱすぱ切り裂いて機動兵器に一撃必殺かますパワードスーツってどこ製よ。
ホントに。
あんなレベルの機体量産されたら、正直おっかないわぁ…
[量産したならきっとスペックは落ちるのだろうけど…
それにしても、ワイヤーネットもゴム弾も効かない(ように見えた)のでは自分の卯月では相手にならなくて。
何処ぞの企業製かどうかの情報は集めておこうと決めた。
ユージィンはついて来ないと聞けば少し考えて]
まぁ、故障したの一機だし向こうまで行くよりはグレスパと一緒に運んだ方が早いよね。
誰か来たら、機内の案内お願いね?
[そう言って、卯月に飛び乗って発進しようとした。
荷物と言われても、流石に戦闘機を人が運べるとは思って無いのでジュリエットの同行は一応断ってから。]
・ ・ ・何アレ。
[不思議な光景に思わず機体を止める。
少なくとも、避難する服装じゃないしと言うか杖にあの衣装って何。
ざっと考えて見たが思い当たる限りそんな衣装を着るのはアニメの中の主人公くらいで…」
あー。そう言えば、日曜の朝あんな服着た女の子が主人公のアニメって有ったよね。
おーい、そこ行く女の子ー。
ウチになんか用事かな?
[アニメのファンなのかな、と思ってとりあえずスピーカーから声をかけて見た。
実際に魔法少女だとは思いもしない。
魔法使いって黒いローブに三角頭巾なイメージだし。]
おおう?
[降下地点を目指していたが、頭上からの声に気づいて立ち止まり。
呼吸を整えてから]
ん?や、注文とかどうとかさっきいってたんで直接いこーかと。
えーと、市長さんから連絡着てないかな?エリーがいくとかなんとか。
[不思議そうに首を一度傾げるが、そういえば名前だけしか伝わってないとかならわかんないかなー、と軽くお辞儀だけしてみて答えてみた]
えっと、さっきの声と同じに聞こえるし、ルッカさんでいいのかな?
んー、聞いては無いけど…
とりあえずなんか注文するの?
消しゴムから機動兵器まで、一通りの物は調達できるよ?
や、流石に機動兵器とかはかなーり高いけど。
[冗談交じりに言いながらハッチを開く。
たぶん、この少女が注文するなら普通におもちゃか何かだろうか、と思いながら。]
で、アタシが調達屋兼運び屋のルッカだよっと。
エリーちゃんは何が要るのかね。
今の積み荷、基本機動兵器用の武器弾薬と日用品なんだけど。
[食料品や医薬品の類はついさっき配送してしまったから、
在庫が有るのは何処に行っても需要のある機械類と日用品で。
目の前の少女が機械部品に興味があるとは思えず、部品類はさりげなくリストから外した。]
[作業台を降りてすぐバク宙を決める相手は、着地と共に、どこぞのヒーローよろしく、決めポーズを取っていたりして]
──あー、その、あれだな。
……問題無く動けるなら、良いこった。
[スタイリッシュなポーズで、軽く俯く相手に。
少しばかり気まずげに、しかし、フォローになっていない言葉。
頭を下げられ 治療費は?と問われれば]
あん?
…そうだな、それじゃあ、コイツを貰おうか。
[少し考えた後、相手に見せるのは、先程取り外した《パーツ》
相手がそれを承諾するならば、それをポケットに仕舞い込んだ後、名乗るだろう]
──スコル、スコル=アンダーソンだ。
お前さんは、イル…で、良いんだよな?
[先程の名乗り口上を聞いた上で、確認する様に、問うた]
―瓦礫街・開けた広場―
みんな、お疲れ様。
小休止に入ってるって事は使えそうな機体の選別は済んでるわね?
ルッカの輸送機が着陸次第運び込むから、そろそろ準備なさい。
ああ、運び込むのは損傷の大きなものから優先でね。
比較的損傷の軽いのはこっちで持って帰るわよ。
はい、各班持ち場に戻って戻って。
[回収したグレイスパロウの機体を集積していた広場では、市職員が作業ロボットから降りて小休止に入っていた。
その背を叩くように指示を飛ばして、無線を開く]
もしもしルッカ?聞こえる?
荷物の搬入はこっちから人員出すけど、どこにどれだけどんな風に積み込むのか指示だけ出してもらえる?
荷物がデカイことだし、万が一でも事故は避けたいの。
[返答が来たなら、それを作業班に伝えて。つと思い出したように言葉を継いだ]
そうそう。非戦闘員が二人、そっちに乗ってるって話よね?
うちにお招きする前に顔だけでも見ておきたいんだけど、取り次いでもらえる?
まぁ、いそがしそーだったししかたないわね。
消しゴムはともかくさすがにそんな兵器は市長さんとかが買うものでしょ、と思ったけどパイロットの問題とかありそーかもかな。
ぶっちゃけ、育成期間がかかるだろうしねぇ。
[と、真顔で機動兵器の購入についてを考え込む。
自分はしないとしても、だ。]
うぃうぃ、あってたあってた。
んー。鉱石類ってない?といっても、コレばかりは私が見ないと判断難しいからなぁ……
魔法に詳しくない人が見たら石ころだけど魔力の含有率が高いものとかあるし。
一般的なのは銀だけども……
って。一応言うけど冗談でもなんでもないからね?
[なんとなく、はいはい遊びには付き合ってられませんよとか、帰ってきそうな気がしたのでとりあえず先に釘を差す。
この間も至って真顔である。たぶん魔法とか知らない人がみたらアレな子だろうか]
―瓦礫ビル街―
[シームルグからの声>>287に顔を上げる]
ルッカ、さん?
あれー、また女の人!?
[しかも、声の響きからすると、まだ大人とは言い難い年齢に思えた]
あっちに着陸するみたいだ!
行こうよ、博士!
[高度を下げて行く輸送機を指差し、駆け出そうとする少年]
「あ、こら待ちなさい!」
[その後ろから、博士が慌てて追いかける。
メガマリオンから離れれば、武器といえば使い方も知らない銃一つの少年は、余りに無防備だった]
鉱石、ねぇ…一応インゴットとか未加工の原石は有るけど、
基本あんまり価値ないんだよねぇ。アレ。
加工しなきゃ安いし加工して売ろうとするとコスト高いし…
[設備も無いんだから当然と言えば当然なのだが。
代金さえ払ってくれるならソレが遊びだろうとなんだろうと問題無いので、しっかり真面目に考える事にした。]
あんまり量は無いけど、見に来る?
歩きじゃ時間かかるだろうからアタシの後ろに乗る形になると思うけど。
[市長からの通信が届いたのは、エリーが乗り込んだ前か後か。
取り次ぐにしても一度機体に戻らないと始まらない、その事を告げてから少し考え。]
損傷が激しい、飛べそうに無いヤツは右奥のジャンク区画に並べておいてもらえる?
修理でなんとかなりそうなヤツは左手前の機動兵器置き場、
あ、左奥はアタシ用の機体置き場だから間違えないでね。
損傷軽くて普通に飛べそうなのは…
パイロット足りない分はペイロードの中央おいといて。そこならいざという時に発進できるから。
[搭載区画の説明をしながら、少女と一緒にシームルグへ帰る事にした。]
「……おっと」
[しかし、市長少女の名乗り>>293を聞いて、博士は一度足を止め振り返る]
「この度は色々とありがとう、陣桜市長。
取り次ぎの謝礼は社の方に頼んでおこう。
……もちろん、それだけではないのだがね」
[博士は自分よりずっと年下の少女を眩しそうに見詰めると、再び踵を返し少年を追い掛けた]
―卯月が止まっている辺り―
ルッカさーん!!
[着陸した輸送機に近付いて行くと、見知らぬ少女の姿があったので、それがあの声の主だろうと当たりをつける。
その場にはエリーが先に到着していたようで。
声を掛けつつぶんぶんと両手を振ったが、商談タイムなら邪魔をする気はなかった。
博士を思いっ切り引き離してきてしまったし]
あー。それでいいから見せてくれると助かるわ。
いいのがあれば色々使えるし……
……ねぇ。因みに。こっちが使えないと判断したものに限るけど、磨いたら値段安くなる?
[とりあえず、あるにはあったようなのでほっと一息。
あるだけでも僥倖、と。
あと購入資金を考え、どうせ自分で使うのは磨くときは磨くし、と提案。
まぁ、保証書とかはつかないから値段あんまり上がらなさそうだが、そこまでは考えてなかった。]
ん、そんじゃお願いします。
[という事で、促されるままに乗り込む。
その時、杖が若干邪魔かもしれないが、置こうともせず握っている。]
わかった、了解。
ああ、修理の方はうち帰ってから備品管理課に任せるから心配無用よ。
飛ばすにしたって、捕虜乗っけて放流するわけには行かないしね。
それに、あんまり荷物増やしてあなたの輸送機の足鈍らせるのも悪いじゃない?
こっちで持ってける分は自分で持ってくわよ。
それじゃ、よろしくね。以上で通信終わ…
…っと、ごめん、言い忘れてたわ…そっちにエリーって子、行ってる?なんかふりふりひらひらした女の子なんだけど。
その子も、あたしのお客さんなの。
よかったら話聞いてあげて。
頼みごとばっかで悪いわね。よろしくお願いするわ。
[告げて回線を切る。作業ロボット隊に指示を出しながら、自らのジンロボでも中破した戦闘機を持ち上げる。手隙で暇をもてあます理由は、少女にはなかった]
[「患物(かんじゃ)」が到着するまでの間、再びシームルグの中を探索中。
後ろにはいつもどおりの、メイド姿]
ジュリエットさん、どうして壁を触ってるのかな?
もしかしてどうやったら効率よく破れるかとか、考えてる?
だめだからね? 僕らこれからこれで、どこかのシティまで運んで貰わないといけないんだから。
詩論シティが理想だけど、まあある程度大きいシティならいいかな。
……あ、違うの?
そうだよね。いくらジュリエットさんでも、何でもかんでも壊して回ってるわけじゃないよね。
じゃあ、何を見て……ああ、うん。
食 べ る の も ダ メ。
―少し前・メガマリオン傍―
礼はいらないわ。
[謝礼を、という博士の申し出をきっぱりと断る。もとより、礼や見返りを求めてのことではなかったし、それに…]
あなたたちは、たまたま出かけた戦場跡で、たまたま偶然、あたしが呼んだ調達屋に出会っただけよ。 そんな偶然に見返りを求めるわけには行かないわ。
…平たく言うとね。公的機関が民間業者同士の仲介斡旋で謝礼受け取ったなんて知れたら、騒ぐ馬鹿どもがいるのよ。
あとは察してもらえるとありがたいわ。
ま、気持ちはありがたく受け取っとくから、あとは自分の行動で示して頂戴。
[『それだけではない』部分は、特に。とまでは言わなかった。言わなくても伝わるだろうし、伝わらなくても、言うまでもなく分かっていてもらわなくては困るからだ]
「役立たずですね」
うん。でもね、ほら、こんな場所にいたら、寝る場所や食べ物の確保も大変だし。
人の多いシティなら、多少ジュリエットさんが暴れたり食べたりしても、紛れるでしょ?
ああ、シティに着いたからっていって、すぐ攻撃するのもダメだよ? やっぱり恩ってものがあるわけだし。
「艦長ではなく、ご主人様の事です」
ああ……うん、そうだね。
僕は生体だから、ジュリエットさんのご飯にはならないし、戦闘の役にも立たないし……。
……もっと罵って。
/*
…まぁ、ほかにも理由はあるんだけどね。
あたし(市長)の中ではすでに気持ちの整理がついてる部分だから、よっぽどのことがない限り表に出すつもりがなかったりするのよ、これが。
いわゆる裏設定、ってやつね。
―少し前―
「そうかい……すまないね」
[明朱佳にきっぱりと断られて、博士は素直に引き下がった]
「だが、なんらかの形で借りは返させてもらう。
――キミのご期待に沿えればいいのだがね」
[そう言い残すと、今度こそ少年を追い掛けた。
その走りは、どたばたとかなり間の抜けたフォームだった]
まぁ、貴重品なんて無いから元から安いけどねー。
金属の原石なんて磨こうが磨くまいが値段変わんないし。
[精製しているかどうかが問題なので、多少磨こうが値段は変わらなかった。
宝石も多少は混じっているのだが気にしない。]
って、あの子もお客なの?
千客万来ね、今日は…
[スコルやユージィン、今輸送依頼をしている市長の事を考えて苦笑する。
客が多くて困る事は無いけれど、セールでもすれば固定客が増えるかなぁと考えながら。]
あ、修理で思い出した。
さっき壊された機動兵器、今シームルグにいる修理工さんに直してもらえば?
だいぶ腕が良いみたいだから、修理費はともかく移動中には治ると思うよ?
後、エリーちゃんはしっかり拾ったから。
[市長に通信を返しながら少年の方も話は移動中に聞くべく回収する。
メカマリオンの大会も知らないので、当然その大会の優勝者だと知るはずが無かった。]
あー、まぁそんなもんかしら。
というか頭の中でごっちゃになってた。
[そういえばそうだった、と手を軽くぽん、と。
宝石も鉱石もそんなに変わらない認識になっていたようだ。]
ぶっちゃけ、たぶん私より良客だと思うよ?大口だろうから。
[とりあえず、残りの商談はハカセやテルオに回した方がいいだろう。自分は安い鉱石とか宝石を目利きしておけば問題ないと踏んだ。]
えーと。そんじゃあ私はシームルグについたら案内してもらえばいい?それともかってに見に行ってもOK?
[大口の方優先だろうしなー、という感覚で聞いてみた]
―現在の瓦礫ビル街―
[エリー、テルオと博士が卯月の方へと駆けて行くのを
またしてもぼんやりと眺めながら見送った。
宣伝は聞いていたが、勝手に買い物をするとまたアカデミーで大目玉を食らってしまう為居残る事に決めたのだ。]
つーか、あいつ…コレ置きっぱなしで大丈夫なのか?
デカいからパーツ持ってかれる事はないだろーけどよ…。
まあ、ちょっと見物させてもらっておこうか。
よっ…こらせっと。
[最後の辺りはもう女性の声。
その後、3mの天使がメガマリオンの周囲を物珍しそうに眺めたり平手で叩いたりしている光景がひとときあったという。**]
客はオレっていうか、博士……
[と、ルッカに答えようとしたが、肝心の博士の姿がなかった]
あれ、博士ー? 迷子になったのかー?
[後ろを振り返って博士を呼ぶ。
ややあって、ひいひいと息を切らした様子で、初老の博士が現れた]
あの人が博士。
で、ルッカさんがメガマリオンの武器を売ってくれるって本当?
[促されればルッカについていく形で、単刀直入に訊ねる。
『すごい武器』への期待で、少年の瞳はきらきらしていた]
そうね、あたしも同感。
…なんかの前触れかしら?
[千客万来、という言葉に軽く応じる]
………そうね。
そっちはすぐにでもお願いした方がよさそう。
直接向かうわ。
シームルグで落ち合いましょう。
[返事が遅れたのは、一瞬の黙考を挟んだため。
けれどすぐに思考を切り替えて、通信を返した。続いて、回線を部下に向けてのものに切り替える]
損傷があったのは、と組よね? 機体は修理に回すから、人員はほかの班の応援に回って頂戴。
持って行くまでの機体はあたしが預かるわ。
[告げて、自分が持っていたグレイスパロウは比較的荷の軽い作業ロボットに分担して預ける。代わりに、ほとんど分解された作業ロボットを受け取り、ジンロボの馬力で抱えあげた]
[大口取引と聞いて暫く考えて。]
んー。エリーちゃんの鉱石優先かな?
大口取引って食糧とか弾薬だったら書類でもなんとかなるけど、
現物見なきゃいけないとなるとそうもいかないし。
[大口だろうと小口だろうと、手順の複雑な方を先に終わらせる事にした。]
で、メガマリオンって…
もしかして、あの大きいメカマリオンの事?
…メカが大きくなってメガ…名前付けた人に座布団贈呈ね。これ。
[本人に聞こえないようこっそりつぶやく。
この場合、博士に座布団贈呈になるのだろうか…]
で、大型ロボット用の武器?
んー。狐夜社の半工事用とか戦艦用のヤツを無理矢理人型ロボットが使えるように改造した物とかあるけど、どんな武器が欲しいとか決まってるの?
[少なくとも前者はドリルやリベットガンと言った武器と言い難い武器になるのだが…
後者は後者で弾薬が重いと一長一短な例を出しながら聞いてみた。。]
―シームルグ傍―
…先に着いちゃったかしら?
[輸送艇の主がエリーやテルオ少年や博士を回収している間…というより、博士が多少出遅れた分だけ、早くついてしまったらしい]
けど、修理工とかって人は残ってるはずよね…
[呟いて、拡声器を通常よりも幾分抑えた出力で持ち上げる]
『たのもー。修理をお願いしたいものなんだけど。よかったら出てきてもらえる?』
そういや。
アタシの機体、グランドロックのはずがなんかノリに任せてたらクレイドル…とまでは行かないけど数倍でかくなってる気がする。
このままさらにでかくなったら、笑おう。
変身シーンを見直していたけど、>>89が美しくないなあ。
これは、制限確定ロールの一種だね。
ト書きで「事実」として書くのではなく、会話文で「推測」として書くべきだった。
まだまだ、勉強不足だね。
ん?それでいいなら私はいいけど。
たぶん向こうも見ないと、というか直接説明聞かないと解んないんじゃない?
[ハカセはともかく、テルオの方は多分武器のスペック見ても選べないんじゃなかろうか、と。
呟きは近くに乗り込んでいたから聞こえてたかもしれないが聞こえていても聞いてない振りをしておいた。]
てか。
ハカセ?テルオ?
メガマリオンはどうした。
[置いてきたんだろうか、と辺りを見回し]
―― 《格納庫》 ――
[動作確認後、修理してくれた男が掛けてくれた言葉の、気まずそうな微妙な間。思い返す度に居た堪れなくなるが、一先ず今はその気持ちは置いといて。
告げられた治療費の内容に、見せられた先ほどのパーツに、え?と一度瞬いた]
いいのか?
……いや、まあ、おっさんがそれで良いなら。
[こんなものどうするのか、なんて思ったりもしたけれど。
特殊なパーツをも手際良く扱ったこの機械の腕の主に渡ることは、不思議とそれ程嫌にも感じなかった]
[イルの歪んだパーツは、今まで取り換えられてこなかったもの。
良く見ればうっすらと黒い頭蓋骨のマーク――結社のマーク――が浮かんでいるのが見えるだろう。
そのマークは何かの魔力を帯びてでもいるかのように、時折ちらちらと輝きを放っている]
[その後、名乗りを受けて]
ん。スコル=アンダーソン……な。
ああ、俺は……その、さっき、言った、通り。
改造人間 イル、でいい。
[肩書らしきものをつい口にするのもおそらく結社のせいか、と思う。
また微妙に顔を背けて、今度は身体の向きをも外の方へと変えた]
じゃあ、俺はもう行く。
その……また会った時は宜しくな、スコルのおっさん。
[こうして、格納庫を後にし、廃墟の街並みへと]
─シームルグ 〜何に追いつかれたのか─
……ん。
[どこかで聞いた少女の声に、青年は顔をあげ、メイドを振り返った]
ジュリエットさん?
あの声って……。
「本日、交戦直後にご主人様が撤退した戦闘の、ジンロボの搭乗者だと思われます」
……ですよね。
うわああ、わざわざ市長?自ら届けに来たのか。
[困ったように、ぽりぽりと頬を掻く。
とはいえ、ルッカに留守を任されている以上、放っておくわけにもいかないだろう。
搬入口まで降りると、コンパネの前に立ち、予測をつけて扉を開いた]
……シートの上へどうぞ。
[バレない方に賭け、腹をくくって、ゆっくりと開いて行く扉の向こうを見つめた]
そうだよ、でっかいメカマリオンだよ!
[ルッカ>>337に向かって、少年が自慢げに言って胸を張る]
どんな武器って?
えーっと、怪獣をどかーんってブン殴って、倒せるようなやつっ!
[少年は頭の中で爆発しているイメージを伝えようと、勢い込んで答える]
「うぉっほん」
[博士が横から咳払いして割り込んだ]
「メガマリオンは、元がマリオネットだからな。
指を細かく動かすような武器には向いとらん。
それに、さすがのテルオくんもいきなりメガマリオンで射撃戦は出来んだろう」
えー! 勝手に決めるなよー!
[と、博士と少年の二人でわいわいとやっていたが、そこに少女の冷静なツッコミ>>339が突き刺さる]
あー! そういえばっ!
[少年は本気で忘れていたらしい]
「ふむ……実はそこも問題でな。
実は今の所、メガマリオンの移動手段は、機体そのものを走らせるしかないのだ。
一緒に連れて来させるべきかどうか、悩む所ではあったのだが……」
[操縦者の少年がさっさと行ってしまったので、色々説明する暇がなかったらしい]
/*
いや、忘れてた訳じゃないんだ。
話を挟むタイミングを見失ってただけで……
てーか、正直全然頭回ってないっす。ロボットの扱いなんてわかんねーんだ、オレ。
まぁ、武器なら大体説明でなんとかなりそうだからね…
[少なくとも、さっぱりわからない魔力よりはまだ口頭説明できる分楽だった。]
殴って使える武器ねぇ…
…大型ロボット用のパイルバンカーで良い?
アレなら一発毎にリロード要るけど、
装甲貫通力は折り紙つきだし打撃のオプションとして扱えるから操作も簡単なはずよ。
…後は、狐夜社の水無月用のドリルとか。
[思い当たる限り、簡単に扱えそうなものと言えばその二種類で。
ドリルの方は腕に装備する形だから、常時回転させておけば問題ないだろうと割り切った。]
…と言うか、武器より先に飛行装備でも準備したら?
水中戦とか空中戦仕掛けられたらフルボッコじゃない。それ。
ありがと。
それじゃよろしく頼むわ。
[修理工の様子を特に気にした様子もなく、拡声器越しに告げて、抱えてきた作業ロボットを示されたシートの上に横たえる]
みんな、搬入先はさっき聞いた通りよ。
くれぐれも輸送艇の船体に傷つけないように気をつけて搬入しなさい。
[続いて連れてきた作業ロボット隊にも指示を出し、各々が作業に移るのを確認してからコクピットハッチを開き、修理工という青年の前へと飛び降りる]
さて、修理の前に挨拶ね。
あなたが、宿を探してるって修理工でしょう?
ルッカから聞いてるかもしれないけど、あたしがその宿を紹介した市長の明朱佳よ。よろしく。
……あ の こ と は 気にしてないから。
[告げてにっこりと微笑み、握手を求めるように差し出した。青年が躊躇うようなら、自分からその手を取りに行って。しっかりと握手]
ところで。どういうつもりか聞いてもいいかしら?
[にこにこと、笑う表情には、一点の曇りもなかった]
いや、ぶん殴って倒せるなのに射撃武器の事とか普通わかんないっての。
てか、メカマリオンだっけ?そっちで指を動かす練習はしてたの?
そういう経験ないなら、投擲武器にしときなさい、悪い事はいわないから。
[と、じと目でテルオに突っ込み。]
えーと。どこからどこまで突っ込めばいいのかわかんないんだけども、とりあえずメガマリオンはひっぱってこい、話はソレから、ね?
武器の選択だって実物見て合う物紹介してもらった方がいいんだし。
[言い終わるころには、なんだか遠い目になってしまっていた。]
改造人間 イルは、人狼教神官 になれるよう、再び天に祈った。
ぱいる……?
[さっきも聞いた気がする名詞に、少年は首を傾げる]
なんだかよくわかんないけど、すごそうだな!
[と、両手を握って期待の眼差し。
ドリルの方は、さすがに少年でも知っているので、言わずもがなだった]
飛行? って、メガマリオンも飛べるの?
[ルッカの提案に、少年は博士の方を向く]
「うむ……。まだ開発段階だが……。急ピッチで進めさせよう。
助言感謝するよ、お嬢さん」
[と、博士は頷く。今すぐという訳にはいかないらしい]
おう、なんだか興味深そうだからな。
[良いのかと訪ねられれば、素直にそう答える。
同規格の《パーツ》…と同じ形の《ソレ》は、けれど、確実に何かが違う。
違いが招くのは、純粋な好奇心と、知識欲]
おう、イルで間違い無いのな。
──覚えておく、今度は故障しないようにしろよ!
[一言多い見送りの言葉を送り。
彼が《格納庫》を後にするのを見送った後
──ポケットの中の《ソレ》を取り出して。]
[コンパネの前から離れ、とりあえず修理プランをいくつか考えながら近づこうとしていたところへ、赤毛の少女市長>>346。
「あ の こ と」と含みを持って言われると、困ったような微笑みで、手を腿のあたりでモジモジと]
どういうつもり?
[強引に取られた手に、少女市長は固いものを感じただろう。
サイズこそ小柄ではあるが、指程度なら潰せそうなペンチが、いつの間にか青年の手にあり、少女の指を軽くつまんでいた]
君こそ、ずいぶん無防備じゃないかな?
僕の目的も解ってないのに、接触するなんて。
/*
とりあえず魔法設定 ラスボスVerとNotラスボスVerで分けたほうがいいかしら。
一応できてはいるんだけど・・。うーん。ドッチにも効く伏線は張ってある。
…赤が見えるかどうかと流れできめるかなぁ。*/
──イルが居なくなって暫くの後・《格納庫》──
[取り出した《ソレ》を指で転がして、唸る。
決定的に違うのは、刻まれた黒い頭蓋骨のマーク。
マークは何かに反応しているのか、時折静かに輝きを放っている。
──唸っている理由としては]
──何のマークなんだか…こんなん、見覚え無えぞ?
それなりに"部品"についての知識はある、と自負しているが、その自分が知らない、何かのマーク]
しかも、輝ってるけど…よォ。
[そして、理由の分からない明滅、魔力感知センサーでもあれば話は別だが、生憎、肝心のセンサーは手元には無く。
解決する兆しの無い謎を二つ抱えて]
──どうなってやがんだ? コレ
[再び、唸った]
いや、メカマリオンの指は動かないよ。
殴り合いばっかりだから、指は使わないんだ。
[と、エリー>>345に少年が答える。
メカマリオンの事なら、博士より自分の方が詳しいと言わんばかりだ]
それに、さすがにマニュアル操作で指まで動かす事は出来ないよ。
もし動かすとしたら、それ専用のコマンドを使うしかないんじゃないかな。
[マリオネットから発想を得て生まれたおもちゃの、そこが限界だった]
あ、うん、じゃあ連れて来るよメガマリオン。
……悪戯されてないかな?
「さすがに何かあれば、センサーが反応するようにはなっているが……」
[メカマリオンからメガマリオンに進化する過程で、少年の知らない機能が色々と追加されていたようだ。
ともかく、メガマリオンを動かすために、一旦元の地点まで戻る]
[>>350過剰反応しすぎたかな、と内心つぶやく。
少女がカマをかけただけなら、トボケる手もあったのにと]
(やっぱり、僕はこういうのには向いてないなあ)
[と、苦笑をこぼしつつ、少女の出方を見る]
ワンボタンで追加するみたいなものになるわけね。
……それ、調整でどうにかなるの?いやまぁ、射撃訓練はどの道要りそうだけど。
[結構時間かかりそうだなぁ、と呟き]
おぉっと。いってら、っしゃ……ついてったほうがいいかしらね。
[テルオがとりに戻るのをみて、考えるも、くる、っとルッカに向き直り]
んー、周りになんか変な影とかある?
ワンボタンで追加するみたいなものになるわけね。
……それ、調整でどうにかなるの?いやまぁ、射撃訓練はどの道要りそうだけど。
[結構時間かかりそうだなぁ、と呟き]
おぉっと。いってら、っしゃ……ついてったほうがいいかしらね。
[テルオがメガマリオンをとりに戻るのをみて、
しばし考えるも、くるっとルッカに向き直り]
んー、周りになんか変な影とかある?
ないならいいんだけど。
そうね、教えてくれてありがと。
[ひょいと軽く手を振れば、軽くつままれただけの指はあっさりと解けるだろう。そのまま引き戻した手で腕組みをして、青年を見つめた。その顔に浮かんだ笑顔は、いつの間にやら不遜な笑みに変わっていた]
まぁ、隠すつもりもないみたいで助かったわ。
今のは単にカマかけてみただけよ。
そっちが『何事もなかった』ことにしたいんなら、それはそれで乗ってあげてもよかったしね。
[青年の挙動を油断なく見つめながら、付け加える]
それから、気にしてないなんてのは嘘。思いっきり気にしてるわ。できれば今すぐビンタのひとつでもしてあげたいくらいね。
けど、まずは話しましょう?
警告してくれたってことは、そういうことよね?
[青年に害意があるなら、それこそ自分の指は今ごろペンチで潰されている。それをせずに警告で済ませた青年に、一定の信頼は持ってもいいだろうと判断していた]
…改めて聞くわ。
あんたの目的と、先刻の攻撃の真意を教えなさい。
空から見た時はこの辺には変なもの無かったけど…
秘密結社のゴーレムの類は、いきなり来るからなぁ。
[レーダーでも有ればいいのだろうが、
卯月改は砲撃機体にも関わらずレーダーを積んでいない。
結局目視するしか無くて、機体の上に登って双眼鏡で見まわした。]
んー。見える範囲じゃ変な物は無いけど…
見えない範囲まではちょっとどうしようもないからね。
[パイルバンカーの説明は、現物を見せた方が早いと放棄。]
―― 廃墟の道で ――
……判ってるっ!
[去り際、付け加えられた見送りの言葉に、振り向かないまま一言返して。
そんなこんなで触れた、外の空気だったのだけれど。
故障。そう言えば、と携えていたレーザーガンに目を向ける。
見た目は特に問題ない。多分。
だが墜落の衝撃を考えれば、何もかも無事とは到底思えない。
次に落としたらその瞬間に爆発でもするんじゃないかという気さえした]
どうするか、これ。
[先刻までの出来事の所為で、銃器を見繕いに家主の家に戻るのも癪だった。
……もう一つ、すぐにでも獲物を手に入れる方法、無い訳ではなかったけれど]
んー、そか。……探知は苦手なんだよね、私。
[困った顔をし、んー、と両手の杖を見るも、ため息。]
まぁ、デカブツだし、戻ってくるならすぐわかるでしょ。
[戻ってこなかったら探しに行けばいいや、としておく事にした。]
[振りほどかれても、特に気にした様子もなく、手を戻した。手の中にあったはずの工具は、すでに仕舞われている]
いやあ、まあね。あんまり嘘ついたり隠し事をするの、得意じゃないんだよね、僕。
そうか。やっぱりカマかけか。引っかけられちゃったね。
[視線を遠くに向ける……ふりをして、メイドの位置を確認]
……そうか。ビンタしてくれても良いんだけどね。甘んじて受けるし。
ただ、人的被害を出さなかったことは、情状酌量してね。コクピットの位置は、きちんと避けたんだから。まあ、コクピットの位置を変えてるようなカスタム機だったら知らないけど。
んー。僕の目的ね。
僕の目的は、メカが、与えられた仕事を、最も果たしやすい形に、整えてあげること。
あらゆる壊れた機械を直すこと。
[真顔で答えた]
機械は自然発生しない。
機械は全て、目的があって作られて、理由があってその形をしている。生まれながらに存在意義を持っている。
[少し質問から外れた返答で、ワンクッションを置いて]
僕の目的は、メカが、与えられた仕事を、最も果たしやすい形に、整えてあげること。
あらゆる壊れた機械を直すこと。
[真顔で答えた]
―瓦礫のビル街・いい子でお留守番―
[ひとしきり眺めて飽きたのか、その肩の上に飛び乗って
腰掛けていた。
…やはり胡坐を掻いて。]
メカマリオンはたまーに見てたけど、こんなでかいのも造られてたんだなー。
さっき手を振ってたのから考えたら、操縦してんのはおっさんじゃない方…あいつだよなあ、器用な奴。
後でサインもらおうかな、なんかカッコいいじゃねーか。
[独り言なのか、それとも同僚への通信なのか。
肩の上での一人ぼっちの語らいは、操縦者のテルオが駆けてくるその時まで続けられた。]
/*
フランを見ていたらどうしてもフランかテルオに倒されてみたくて仕方なかったので、結局赤希望にかえまし、た。
狂信はやったことないけれど、頑張る。
しかしプロロ中にほとんどの人と絡めていないとか、ダメすぎるよ、この兄貴。
いよう、忘れ物取りに戻って来たかー。
お前の大事な…んーと、相棒なんだろ?コイツ。
デカいから移動が大変なのは解るが、一人ぼっちにしてやんのはちーと可哀想だぜ。
今度はしっかり連れてってやんなよ。
[ふわりと舞い降り、軽く挨拶をして。
彼が何か言っていたのならそれにもまた暢気に返事をし、
早く戻れよーと見送った。]
[双眼鏡をで探して最初に目に入るのは、瓦礫を越えてやって来るメガマリオン。
改めて大きさに溜息をつき…
そのまま周囲を見渡して、何故か大型の銃を持っている青年を見つけた。]
…ねぇ、エリー。
あの人って見憶えある?
[あまり顔を出さないようにと注意しながらエリーに双眼鏡を渡して確認する。
見覚えが無いと言われれば、テルオと博士を拾い次第離脱する気で。]
[>>363ジンロボの手のひらに握られてる自分を想像してみた]
あまり居心地がよさそうに思えないなあ。
(……でも、誇張かな? 荒事を避けたい……僕が強そう……等々、この子もあまり、戦いが好きって訳じゃなさそうだ)
続けていいんだね。
じゃあ、修理を続けるね。
[わざと取り違えたふりをして、少女に背を向けて、運び込まれた作業ロボへ向けて歩きだした]
―瓦礫ビル街―
あ、あれ、あそこに誰か……
[メガマリオンの姿が見えて来た時、その肩の上に乗っかった人影もまた視界に入った。
見覚えのある天使の姿だったので、慌てるまでには至らなかったのだが]
相棒?
[と、天使>>365に言われて]
うん、そうだ、相棒だよ!
[と勢いよく答える。
ほんの数時間前まで、そのポジションは小さなメカマリオンが埋めていたのだが]
そうだね。気を付けるよ!
[見送る天使に片手を上げる。
そして、メガマリオンに向けてコントロール信号を発信した――]
―数分後―
たっだいまー。
[戻って来た少年は上機嫌だった]
へっへー。余裕だね!
[などと、メガマリオンにまで手を振らせている。
しかし、その余裕は、単に少年の警戒心が薄い事から来ていたのだった]
うわっ!?
[突然、少年はすってんころりんと後ろに向かって引っ繰り返った。
指のセンサーと繋がっているメガマリオンが、異常な信号の入力で緊急停止する]
な、なんか今、すごい滑ったんだけど……?
[尻餅をついたまま足元を見る。
そこには、不自然なくらい鮮やかな黄色の、バナナの皮が落っこちていた]
な、なんでこんな所にバナナが……?
[不自然さに慄きつつも、素早く立ち上がると、バナナを迂回してルッカたちの方へ駆け寄った]
[その背後で蠢く謎の影に、少年はまだ気付いていなかった]
…あんた、はぐらかしてない?
[背を向けた相手からは見えないことは分かっていても、睨むような疑いの足線をその背中に刺しておく]
けど、修理はお願いするわ。少なくともそこに嘘はなさそうだし。
…街に連れて行くかどうかは保留ね。
正直、不確定要素が多すぎよ、あんた。
修理の片手間でもいいから、もう少し噛み砕いて説明してもらえると助かるんだけど。
[少女市長の横を、長い髪のメイドが、音を立てずに抜けていく]
ジュリエットさん、これ頼むね。
[主人が手際よく外して行く外部装甲を受け取っては、丁寧に汚れを落として、並べて行く。いつものこの主従の修理光景だ]
屋根があって、宇宙怪獣が来ないところなら、どこでもいいよ。別に市長のシティに行きたいってわけじゃないし。
[少女に返答しながらも、手は一瞬たりとも止まらない]
……そうだねえ。
僕自身も、僕ってなんて不審人物なんだろうと思うことがあるから、市長の感覚は正常だと思うよ。
ただ、今のところは、これ以上を話す気はないんだ。
僕としては、説明はこれで充分だと思ってる。
……ただ、そうだな。
市長、女の子なのに男前だし、少しだけヒントを出してもいいよ。
……ジュリエットさん。
[とりあえず戻ってくるだろうし、静かにまってよーかー、と休んでいたところ、双眼鏡をルッカにわたされ、そうっと双眼鏡と頭少しだけ出る程度の位置で首かしげて確認する]
……?……なかったような。どーする?
[ハンターなのかもしれないし敵性勢力なのかもしれない。とりあえずはわからないといった顔で双眼鏡をルッカに返し]
―瓦礫のビル街―
…………
………
あ。
サインもらうの忘れた…。
[その場にがくりと膝を付いて、落胆する。
とはいえこのまま此処で遊んでいるわけにも行かず、一旦回線を開いて通信を試みる]
―――こちらHaniel、応答して下さいやがれ。
なんか立て続けにデカいメカやら陣桜市の市長やら輸送機やらと遭遇つーか見かけたんだが、他になんかウロついてそうな反応はないか?
言っとくが、さっき送ったデータは全部省いて見ろよ。
今からメガマリオンの映像も送るけど、そっちもだな。
[3(30)秒後、それはそれは早い内に周辺のデータが送られて来たは良いものの、巨大な反応とすぐ近くに在る小さな反応に首を傾げた]
―― 卯月から、少し距離 ――
……げ。
[よくよく見てみたら、その機体の方には白いふりふりが見えた。
何か、苦い顔をした。
魔力とかそういったものを感じた訳ではなかったが、その衣装に、苦い顔をした]
あれって所謂、アニメの……。
[一瞬、脳裏に過る、不穏な影。
《あの時みたいに長い銀髪と悪魔の羽を背負って、戦ってみたらどうだ》、
あたかもかつての首領がそう囁いているかのような錯覚]
[その錯覚を覚ましたのは、その場に見えたメガマリオンと、テルオの姿。
《ヒーロー》、その言葉が、思い出されたのだ。
はっと正気に返ったところで、目にしたのは――]
[メイドに視線を向け、ひとつ、うなづく]
【機甲兵装>部分装纏】!
「認証します」
[メイドは、いつも持ち歩いている大きなトランクを、開いた。
そこに仕舞われているのは、様々な大きさ・形状・素材のパーツ。ふいにそれらは浮かび上がり、ひとりでに組み上がり、複雑な形に変わりながら、青年の体に装着されていく]
[エーヴリー機関。
『武具を最小スペースに収納する』ことを、ひたすらに追及した博士が作り出したシステム]
んだこりゃ。
テメェ、メガマリオンは省けっつっただろ!?
…ぁあ?違う?その近くの反応を追いかけたら入った?
これってさっきの子じゃないのか。
[同僚からの返答は、NO
聞き終わらない内に天使はふわり舞い上がり、メガマリオンの
向かった方角へと速度を上げて飛んで行く]
流石に外見まではわかんねーか、ちょっくら見に行ってみる。
…とりあえず、どっちにしても逃げて問題ないと思うなぁ。
ハンターだったら逃げたら微妙に失礼かもしれないけど怒りはしないと思うし、
敵だったら絶対逃げるべきだし。
[そう言ってテルオ達が来るのを待つ。
いくらメガマリオンが有ればあまり危険は無いといえ、
流石に置いて逃げるのは人として駄目だろう。]
とりあえず、いつでも逃げれるようにはしときますか…
[四本の足を折って力を溜め、
いざとなったら跳躍して逃げられるようにしておいた。]
【機甲修理工ユージィン>換装!】
[それは、市長と戦った時とは、全く違う外観の機甲。
腕と頭部のみを覆う機械パーツ。その重量は、外骨格のようなパーツが支えている。
攻撃力・防御力・移動力はほぼゼロに近い。
代わりに強化されたのは、精密かつ精緻かつ高速の腕の動き。そして判断力]
[青年は、その姿のまま、人間離れしたスピードと正確さで、自分が壊した機械を猛然と修理し始めた]
言われてみればそれもそうか。
けど、そんなとこそうそうないわよ?
[陣桜市に行きたいわけじゃない、という言葉には素直にうなずく。かといって、陣桜市に怪獣が来ないわけでもないが。そこはひとまず話題がずれるから棚上げしておく]
ジュリエットさん? ってメイドのその子でしょ?
[ヒント、と言われて、出てきた名前に一瞬だけ首をかしげた。ものの]
…あー…はい、はい、はい、はい、はい。
分かった。たぶん。あんたも大概難儀なやつね。
[修理工としては明らかに不自然なメイドの存在。二人連れの目の前の青年と、単独犯だった襲撃者。それに、先ほどの言葉が組み合わさって。なんとなく答えが見えた。気がした]
さっきの言葉は撤回。うちに来て休んでもいいわよ。
ジュリエットさんの面倒、きちんとあんたが見てるんならね。
/*
おぉ…今日はちっとも灰を使ってないぞ…!
とりあえず、シルヴァクロックを拾ってもらえていてちょっと悶えました。
自分が作ったのを拾ってもらうって、ちょっと恥ずかしいような嬉しいような。
元は「銀時計」そのまんまなんですけれど、昔の軍の学校とかで成績優秀な人に与えられたものだとかなんとかで、そっから引っ張って来ました、まる。
アカデミーの名前は全然考えていなかったのですが、フランさんから同僚関係のお話を振ってもらったので、彼女の主席な部分をちょっと意識してみました。
訓練生 フェイトは、余り物 になれるよう、再び天に祈った。
さんきゅ。
それだけで推理できるなんて、さすがその若さで市長やってるだけはあるね。
……ただ、市長のとこに行くかどうかは、考えさせて。
[ロボから一切視線を外さないまま、少女市長>>382に答えた]
えっ?
[何か聞き覚えのある声>>379がした気がして、振り返る。
その瞬間、地面から不自然に盛り上がる黒い影が、一瞬だけ見えた]
うわぁっ!
[どこかに引き摺りこもうとするかのように手を伸ばしてくるそれから、必死に離れる。
声の主が誰だったのか、ゆっくり考えている暇はなかった]
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