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別に、謝らなくていいわ。
でも博士、話をはぐらかさないで。
問題はそこじゃないのよ。
[まっすぐに博士を見つめていた視線が、横からかかった声に向き直る]
ええ、あなたは強いんでしょうね。
宇宙怪獣を倒したんだもの。それは認めるわ。
けど…
…まぁ、これは実際に体験した方が早いでしょ。
[ポツリとつぶやくのと同時、少女のポケットから懐銃が抜き放たれる。頭をなでていた手をそのままに、テルオ少年の額にぴたりと銃口を突きつけた]
いい? あたしが引き金を引けば、あなたは脳漿ぶちまけて今すぐ死ぬわ。
命を張って戦うって言うのは、そういうことよ。
死にたくなかったら、ロボットの操縦を今すぐやめるって誓いなさい。10秒だけ待ってあげるわ。
だってオレ、メカマリオンの大会――メカバトル世界大会で決勝戦まで行ったんだぜ!
[目の前の少女はメカマリオンを知らないのだろうか。
女の子だし仕方ないかもな、と呟きつつ、操作系を一時停止させると背中の荷物を下ろして漁る。
そこには、彼の相棒――体高20cmのメカマリオンが入っていた]
ほら、メガマリオンと同じ形だろ!
操縦だって、全く同じように出来るんだ!
[自慢げに主張する少年の肩に、博士が手を置いた]
「そう、この子はメ『カ』マリオンの世界トップクラスの操縦者だ。
でも、メ『ガ』マリオンの操縦は……今日が初めてだ。
襲われた会場から逃げ遅れていたこの子を、ワシが極秘開発していた巨大ロボットの所まで連れて行ったのだよ」
[取引先の一つ、それも開発したばかり、というルッカの言葉>>218を聞いて、若干、残念そうな表情を浮かべつつも]
ま。こういう御世代だしね。
修理のクチはいくらでもあると思うけど。
……ああ、中身どうなってるんだろうなあ。気になるなあ。
[まだスコルと名乗った男性が飛び去った方角を眺めて]
良く解らない人?
そんなのがいるんだね。
うん、何でも修理するよ。
あ、でもシームグルの整備で運賃は支払ったから、こっちはちゃんと相場の修理代金を貰うからね?
[戦闘時はジンロボに神経を集中していたので、遠目でしか見ていないルッカとその搭乗機が、まさか彼女本人とは気付いておらず。
又、後ろのメイドは気付いていたが、特に言う必要を感じておらず。
主従の方針の食い違いがすれ違いとなって、あっさりと引き受けた]
ええい、この残念男め。
[軽く舌打ちし、言葉の内容よりも天使の中身に男とは聞いていたがあらためてがっかりする。
一度肩をすくめてみせて。]
ふぅん。上手いんだ、メ『カ』マリオンの操縦は。
つまり、博士?貴方はおもちゃの形で適正を調べていたと?
……理屈はわからんでもないけど……それ、子供が集まりやすい環境だった、って事になるわよね?
最初から、子供を駆り出すつもりだった、と。
[そんな言葉をおもちゃの大会の話をきいて、少年にも、博士にも興味なさげに。
その表情も態度も崩さぬまま、少女が、少年に銃を突きつける動作を、まるで、映像を見ているかのような目でみていた。]
…あんたも分かってないわね。
あたしが聞きたいのは、戦う理由じゃなくて、戦う覚悟よ。
覚悟がない、覚悟するってことがどういうことかもろくに分かってない子を、どこの、誰が、何の権利があって戦場に引っ張りだすのかって聞いてんの。
分かったら黙っててよ魔法少女。
[横から入った反論には、にらみつける視線と、同じく淡々とした言葉で返す。突きつけた銃口は揺らがなかった]
/*
エリーさんのツッコミが楽しい残念天使です。
もっと罵って良いのよ…!!
それにしても、会話のテンポが結構速くて付いて行くのにちょっと慌ててました。危ない危ない…。
ま、修理代はしっかり払って貰えると思うよ。
あの人の性格だったら、腕のいいメカニックは大歓迎だと思うし。
[引き受けられたなら気にせずに、先ほどの戦闘区域までまっすぐに飛ぶ。
…マリオネットの様な巨大ロボや天使でその場がカオスになっているとは知る由も無く。]
…あー、あー、テステス。
こちらルッカ、お仕事こなしに来ましたよっと。
…って、なによアレ。
[ある程度近づいて見た光景に、暫く呆然としながら機体をやや降下させた。
危険だったら止められるだろうと判断したから。]
えっ?
[少女>>220の言葉に、反応する暇はなかった。
気が付いた時には、額に銃が突き付けられている]
「き、キミ、なんて事を!」
[博士が慌てるが、少年の命を握られた状態では手出しも出来ない]
…………っ
[――銃を、武器を突き付けられたのは初めての事だった。
上目遣いに確認して、何か言おうとした呼吸が震える]
い、い……言えないよ、そんな事!
[それでも、必死に絞り出した言葉は、少女の要求の拒否]
だって、だってオレ、メカマリオンで強くなったら、いつか本物のロボットも使えると思ってたんだよ!
まさか本当にもうあるとは思ってなかったけど……。
だから父さんにも母さんにも止められたけど、アリーナまで来たんだ!
[彼らが単純に会場までの道のりを危険だと思っていたのか、
中止されたはずの大会がこのタイミングで開かれた事に疑問を持っていたのかはわからない。
それでも、少年は反対を振り切って会場に来た]
そ、それにさ……
女の子にだって出来るのに、オレに出来ない訳ないじゃないか!!
[眼前の少女と、少し離れた所の魔法少女を見る。
覚悟、ではなく、半分以上意地だった。
それでも、銃越しに眼前の少女を睨み付ける。
体の震えや滲む涙は、堪え切る事は出来なかったが]
──輸送艦から飛び立ってから、少し後──
[《格納庫》に到着すると、コンテナを地に降ろして、中を確認する。
自分の想像していたより、遥かに状態の良い《パーツ》に、心の中でルッカに感謝しつつ]
──待たせたな。
今、動ける様にしてやる。
[奥で丸まって小さくなる、《相棒》への一言
其処からは、《相棒》を直す作業に神経を集中させる。
戦闘機の外壁を力任せに剥ぐと、いびつに歪む《相棒》の《パーツ》にあてがって、サイズを測り。外壁を細かく、用途の部分ごとのサイズに切り分けて。
使えそうな戦闘機のケーブルと、自身の《魔力回路》を親和させる。
コンテナの中から取り出した《パーツ》は、《大型スピーカ》を喉元へ。そして、《ソーラーパネル》は小さく切り出され、後頭部と、耳の後ろへ。
22分もすれば、歪んだ《パーツ》は無骨な、しかし丈夫な鎧になり。
他の部分も、自身の望んだ其としての機能を、十分な程に備えて。
蘇る、自身と同じ《スコル》の名を持つ、《相棒》]
さぞ暇だったろう、なあ?
安心しろ、これでお前も連れていけるさ。
[頭を撫でると嬉しそうに眼を閉じる《相棒》。
落ち着いてから、残った"部品"を纏めて《解体》した後は。
《相棒》を連れて、一度外に出るだろう。
目的があるでもない、ただの"部品"拾いへ。
もしかしたら、誰かと会う事があるかも、しれない。]
[副操縦席にメイドを座らせて、ルッカをサポートさせる。
運転関係の技術は持たない青年はその後ろで、のんびりと計器に視線を走らせつつ]
……なんだろう、アレ?
なんか、遠近感がおかしいな。メカマリオンに見えるんだけど、ものすごく大きい……よね?
あっちのパワードスーツは、ガーディアン・エンジェルかな? きれいな機体だね。
そう。わかった。
[少年の、涙のにじんだ目でにらみ返され、一瞬だけ目を伏せる]
つまり、今ここで死んでも後悔しないってことよね?
あたしにできることがあんたにだってできるって言う、そんな安い意地に命を賭けるのね?
[瞳を開け、放たれたのは冷徹な声。今すぐ命を奪うことに、一切の罪悪を感じていないような…]
……
[そして、ゆっくりと、引き金にかけられた指に力が加えられ]
…ばぁんっ!!
[大音量で、少女の口からオノマトペが飛び出した]
…メカマリオン?
・・・あー。そういやあったっけ、そんなのも。
[完全に知らなかった訳ではないが、なにせずっとこの飛行機暮らし。
対戦相手が居る訳でも無かったため、そんなに興味を持った事が無かった。]
…大型メカマリオンねぇ…
ジンロボのが楽だと思うんだけどなぁ。
元爆撃機と元重機使ってるアタシが言えた義理じゃないけど。
[爆撃機を輸送機に、重機を兵器に使っている以上、
下手な事を言うとブーメランで自分が精神ダメージを受ける気がしたのであまり追求はしなかった。]
ガーディアン・エンジェルねぇ…
そっちは全く知らない機体ね。
…やっぱり、女性専用だったりするのかな。見た目アレだし。
―― フライング・オーヴァー・ザ・シティ ――
[目を伏せた青年が、飛行機体から外を、下方を見下ろすことはなかった。
だから通り掛かった地点の、待機中のロボットにも、天使のフォルムにも。
そしてつい先ほど会ったばかりのあの彼らや巨大ロボットにも、その少年の額に銃口を突きつけた少女の存在にも、気づいていなかった。
何かいやなゴーレムが居るような気がしなかったせいもあって、外を気に留めなかった、というのもちょっとあった。
多分この時は、別の機体の存在も感知していなかった頃]
「じゃあ、この辺で下ろしとくわ」
ああ、……、……え?
[そこでやっと外の様子に気づいた。
確かにこの辺りは銃器屋の潜伏先付近、だった。
だった、が]
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