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―別棟/廊下―
寝泊りできる巣と、食糧の確保。
うむ、これで87日は戦える。
[料理教育研究会の部室前まで来ると、
仲睦まじい兄妹の姿が目に入った。
今は声をかけず、優しく見守るように双眸を眇めると、
元きた道を戻ることにする]
完璧だな。
[ダンジョンに迷った時の左手の法則。
今は右の壁に触手を這わせながら、確認作業]
そ、それじゃ、助けてやるデス、よ!
[ポシェットから、ごそごそと縄ばしごを取り出すと、端を穴の縁にくくりつけて、下へと放り投げた。]
てやっ!
構内がこんなに入り組んでいたとは……。
迷子者遭難者続出決定だぞこれ。
[神妙な面持ちで地図を眺めている]
方向音痴に厳しい大学だな。
それとも普通のヒトは正しい方向感覚があるのに、
あたしは触手が生えたせいで
三半規管でもおかしくなったとか?
うーん……。
[腕組みして悩み]
[火浦と別れて、構内を闇雲に散歩した。
売店、図書室、美術部室、講堂。
行き慣れたはずの場所が、車椅子の身には迷宮だった。]
……
[奇異の目と、目すら向けない者。
反応は様々だった。
途中、澪がいるかもしれない研究室に
顔を出そうとして、途中で引き返した。]
…昨日の今日だものな。
[ふらふらと部室の連なる廊下を徘徊し――
声が聞こえた。気がした。
思わず車椅子の操作を止め、陰に隠れた。]
[...は縄を手に取ると何度か引っ張ってみた。ちゃんと固定されているようだ]
縄ばしごを上るなんて、久しぶりだなぁ。
[きっと以前も落とし穴に落ちたんですね、わかります。それはさておき、うんしょ、うんしょと声を出しながら、空は穴から這い出した]
苺ちゃん、苺ちゃん。危ないから、二度としちゃだめだよ?
[苺の頭にちょっぷしてから、手を繋いだ]
ひゃっ
[ちょっぷに身を竦めていると、いきなり手を繋がれて、変な声が出た。]
の、のーたいむで接触するとか、卑怯デスよ。
[赤くなって、わたわた。]
苺ちゃんも落とし穴を仕掛けていたんだから、これで卑怯はおあいこだよね。おあいこ。まぁ、嫌ならいったん離すけど?
[それでいいのかなぁ? という目でちらちら見つつ]
じゃあ喫茶室へ行こうか?
[手を引いて歩き始めた*]
こっちだ!
[するりと触手は壁を離れ、
地図から読み取ったインスピレーションのままに
あらぬ方へと駆け出した。
もしかして:迷子]
[ほほえましいと言うべきなのかよく分からない光景だった。
どうやら森主空が森主苺を連れてどこかへ行くらしい。]
随分と事態が動いているな。
[考査、という事ももちろんあるのだろうが。]
森主苺には、輸血して貰った恩もある。
……、
[上手くいきますように、とだけ祈って
その場を後にした。]
[おあいこと言われれば、困った顔で下を向いた。]
こ、こうめいのわなデス…
お兄ちゃんの、いじわる。
[試すような視線に、いたたまれなくなる。]
いじわる…
[もう一度小さく呟くと、手を引かれるままについていった。]
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