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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
次の日の朝、自警団長 ヘクター が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、青木さん(弱)、森主 空、森主 苺、火浦 真、石原 裕三郎、安土 メイ、倖田 久美、中御門 早綾、水鳥 あきな、川田 花子 の 10 名。
魅力的だなんて…わたくし、そんなこと言われたのは初めてですわ。
わたくし、ここに来るまでは同じ年頃の男性に会ったことが余りありませんでしたの。
ですから、いろいろなものが珍しくって。
ああ…ここが離棟、ですのね。
覗いても宜しいかしら?
[中を覗く。物音は聞こえてこないようだった]
…こんなところで。花子様が教えてくださる、とおっしゃってたのですけど。
あきなさんは、ここを利用されたことはあるのですか?
[のほほんと*聞いた*]
投票を委任します。
川田 花子は、森主 空 に投票を委任しました。
投票を委任します。
青木さん(弱)は、森主 空 に投票を委任しました。
投票を委任します。
水鳥 あきなは、森主 空 に投票を委任しました。
投票を委任します。
倖田 久美は、森主 空 に投票を委任しました。
投票を委任します。
森主 苺は、森主 空 に投票を委任しました。
投票を委任します。
火浦 真は、森主 空 に投票を委任しました。
・村内時間
翌日にしてもらってOKです。
もちろん前日に遣り残したことがあれば処理をしてもらっても構いません
今後人が多い間は48時間ですが4日目辺りから24時間になる予定です
更新時間が24時間延長されました。
また、構内の各所に以下の文章が掲示されています。
『本日から一週間後を恋愛単位考査日とします。
各人はその日に規定の用紙に必要事項を記入し、
今学期の恋愛について提出してください。
この内容をもって、今学期の恋愛の単位の可否を決定します。
*これは卒業必須単位ですので、
まだ修得していない人は気をつけてください。』
「ああ、鎮めたまえ、荒れ狂う腹を! 時は刻々に過ぎて行きます。太陽も既に夜明け時です。あれが登ってしまわぬうちに、売店に行き着くことが出来なかったら、この佳い腹が、私のために死ぬのです。」
空腹は、倖田久美の叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽り立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。
今は倖田久美も覚悟した。飯を探すより他に無い。ああ、神々も照覧あれ! 空腹にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、いまこそ発揮して見せる。倖田久美は、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死の闘争を開始した。満身の力を腕にこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻きわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついに憐愍を垂れてくれた。押し流されつつも、なんの話だかとにかくわからないが、倖田久美はついに力尽き果てた。
必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
倖田久美には学業がわからぬ。倖田久美は、只の学生である。ハリセンを叩き、モップとなって遊んで来た。けれども空腹に対しては、人一倍に敏感であった。
この春未明倖田久美は村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此の大学にやって来た。倖田久美には父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿として迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。倖田久美は、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、いろいろおかしい。
先ず、売店の品々を買い集め、それから大学の大路をぶらぶら食べ歩こう。売店のパンは美味しい。その売店を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく食べなかったのだから、買って食べるのが楽しみである。歩いているうちに倖田久美は、大学の様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、別棟の暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、大学全体が、やけに寂しい。のんきな倖田久美も、だんだん不安になって来た。路で逢った女学生をつかまえて、何かあったのか、昼に此の別棟に来たときは、売店は賑やかであった筈だが、と質問した。女学生は、首を振って答えなかった。
しばらく歩いて女教諭に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。女教諭は答えなかった。倖田久美は両手で女教諭のからだをゆすぶって質問を重ねた。女教諭は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「売店は、すでに閉まっています。」
「なぜ閉まったのだ。」
「売り物がない、というのですが、誰もそんな、買い占めた覚えは居りませぬ。」
「たくさんのパンが売り切れたのか。」
「はい、はじめはチョコチップメロンパンを。それから、チョココロネを。それから、ホワイトデニッシュショコラを。それから、ヤマ○キ春のパン祭りを。それから、賢靴のアレキス様を。」
「おどろいた。売店は乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。パンを、売る事が出来ぬ、というのです。このごろは、人気の惣菜パンをも、品薄になり、少しく派手な暮しをしている者には、ひとりずつ学食へ向かえと命じて居ります。御命令を拒めば十字架にかけられて、殺されます。きょうは、六人殺されました。」
聞いて、倖田久美は激怒した。「呆れた売店だ。生かして置けぬ。」
倖田久美は、単純な女であった。のそのそ売店にはいって行った。たちまち彼女は、宿直の女教諭に捕縛された。調べられて、倖田久美の懐中からはええい面倒だ飛ばせ飛ばせ。
倖田久美は生徒指導室から立ち去り、羊小屋にもぐり込んで、死んだように深く眠った。
眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃である。倖田久美は跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、開店の刻限までには十分間に合う。
さて、倖田久美は、ぶるんと両腕を大きく振って、矢の如く走り出た。
私は、今日、パンを食べる。食べる為に走るのだ。美味しい菓子パンを食べつくす為に走るのだ。売店の奸佞邪智を打ち破る為に走るのだ。走らなければならぬ。
そうして、私は食べる。若い時から名誉を守れ。さらば、空腹。若い倖田久美は、つらかった。幾度か、立ちどまりそうになった。えい、えいと大声挙げて自身を叱りながら走った。
そろそろ全里程の半ばに到達した頃、降って湧いた災難、倖田久美の足は、はたと、とまった。
見よ、私の腹を。きのうの空腹で腹の虫は氾濫し、濁流滔々と下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵に即ち腹が減りすぎた。
彼女は茫然と、立ちすくんだ。あちこちと眺めまわし、また、声を限りに呼びたててみたが、パンは残らず売店に浚われて影なく、売り子の姿も見えない。
空腹はいよいよ、ふくれ上り、底無し沼のようになっている。倖田久美は廊下にうずくまり、男泣きに泣きながらゼウスに手を挙げて哀願した。
「ああ、鎮めたまえ、荒れ狂う腹を! 時は刻々に過ぎて行きます。太陽も既に夜明け時です。あれが登ってしまわぬうちに、売店に行き着くことが出来なかったら、この佳い腹が、私のために死ぬのです。」
空腹は、倖田久美の叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽り立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。
今は倖田久美も覚悟した。飯を探すより他に無い。ああ、神々も照覧あれ! 空腹にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、いまこそ発揮して見せる。倖田久美は、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死の闘争を開始した。満身の力を腕にこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻きわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついに憐愍を垂れてくれた。押し流されつつも、なんの話だかとにかくわからないが、倖田久美はついに力尽き果てた。
倖田 久美が「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
中御門 早綾は、森主 空 に投票を委任しました。
―別棟 カフェテリア―
………。
[憮然とした表情でバナナジュースを飲む少女の顔には、無数の絆創膏。]
……今日こそは糞鳥の息の根を止めて、焼き鳥にしてやるデス…。
[ズーーーッとストローで一気に飲み干すと、グラスの氷がかろやかな音をたてた。]
[ストローを口にくわえて軽く上下させると、雫がテーブルの上に落ちる。]
はわっ
[慌てて、テーブルの上に置いてあった紙をどかした。
幸い、紙は濡れてはいなかったけれど。
手に持った紙の文章を見て、少しだけ眉が下がる。]
むー…
恋愛単位 かぁ…。
[大きな溜息を吐くと、テーブルの上に頬をつけて寝転がった。]
―正門付近―
[倖田久美がメロスと化している頃、青木さんは
様々な告知のなされる掲示板を眺めていた。
朝方、もう一度掲示板の前にやってくると
やはり変わらない一つの紙が増えていた。
見間違えではなかったらしい。]
ふう。
厄介な事になったな。
[人混みを避けつつ、ホームである図書室へ向かうべく
別棟へと足を向けた。]
[離棟で何を見たかはさておき。
夜が明けて登校してくると、掲示板を見て小首を傾げた]
わたくし、昨日来たばかりなのですけど…。
この一週間で恋をしなくてはならないのかしら?
でも、お会いした殿方と言うと、森主様とあのロリータ趣味の方くらいですし…。
他にいらっしゃらないか探してみましょう。
[と、その前に授業を*受けに*]
― 中庭 ―
あー、単位なぁ……。
[非常に面倒そうな声で掲示板を見る。
そう、卒業必須単位なのだこれは。
評価60以下で赤点を連発している自分としては
これは非常に由々しき問題であると共に
なんとかしなければいけない壁でもあった。]
ロリっこが空から落ちて来ないかねぇ。
[ぼんやりと空を見上げる]
投票を委任します。
石原 裕三郎は、森主 空 に投票を委任しました。
爆発というものを想像するとき、
僕は夏の夜に流れる星のイメージに捕らわれる。
それは恐ろしく儚く、そして短い生命なのだ。
だから、僕は常に混乱する
今日も安定安心の爆発だな……っくし。
[爆風に煽られてくしゃみを連発した]
被験者が足りない……。
が、中間考査は一週間後。
最早一刻の猶予もならな……へーっくしぃ。
[俯いていたら鼻水が胸元まで垂れそうになる]
あ゛〜〜おっかしぃな。
なんだかだるいし世界が回っている。
自転ってこんなに速かったっけか……。
[もしかして:風邪]
[普段より緩慢な動作で、ビーカー内の液体を混ぜる。
毎度御馴染み、見るからに怪しい紫の発光液。
そして今回はブドウジュースでなく]
……擬態が難しいな。
[エタノールをドバドバ入れている。
ブランデーは、教授秘蔵の品を発見したのだが、
譲って欲しいと懇願しても敢えなく却下された。
――実年齢がロリだから当然と言えば当然の帰結]
要はエタノールが入っていれば、
成分的には同じだろう。
しかし、この色は……
う〜む、如何ともし難いな。
[お世辞にもブランデーの色には見えない]
[せめて外から液体の色が見えないように。
考えた末、何故か近くに転がっていた
バニラエッセンスの瓶に封入した。
残り香が、妙に甘ったるい]
恋愛……恋愛なあ。
ヒトの心は複雑怪奇で難しい。
いつも一定の結果が得られるとは限らないし。
へぷちん。
[水槽内のザリガニに語りかけていたら、
くしゃみで額を側面に強かにぶつけた。ごちり]
うぅ〜〜〜〜立ち止まってなどいられなーい!
[白衣の袖で鼻の下を擦りながら、
今日も今日とて被験者を求めて学内を彷徨う。
その足取りは、大袈裟に左右に揺れて、遅い]
えーと、花子さんは >>1:198 で部室から離脱。
早綾さんは >>1:232 で部室から退室。
火浦が >>1:204 で青木さんにどさがばー。
苺ちゃんが >>1:210 でエアガン持ってエドを狩りに。
早綾さんが >>1:242 で絶妙なダイス。
裕ちゃんが >>1:280 で花子さんを姫だっこ(?)。
あきなさんと早綾さんが >>1:302 >>0 で離棟へあどべんちゃあ。
>>#0
ああ、そうか。空=あずっていうのは委任の関係で自明なシステムなんだな。気にしてなかった(ぉぃ
まあどうみても空が私だから何も問題はなかったかけどっていうか少しは隠せるようになりたひ。
― 朝 別棟 料理教育研究会 部室前 ―
……。
[...は、久美を発見した]
もし? もし?
[久美のほおを軽くぽんぽんと叩いてみるが、反応がない。空は久美の口元に耳を近づけて呼吸音を確認すると、部室内へ入っていった]
[しばらくして、空は廊下へ戻ってくると、久美の額に濡れたハンカチを載せてから、彼女の身体に薄い布を掛けた]
顔色は悪くないけど、脳しんとうを起こしたりはしてないかなぁ?
[...は少し逡巡して、携帯電話をかけた。相手はこの学校の保健医の一人だ。すぐに来てくれるという返答を得て、空はほっと安堵した]
え。あ。うん。そ、そう。そうなんだ。
[久美の辞世の句を聞いて十秒ほどきょとんとしていると、保健医がやってきて軽く診断してくれた。結果は言うまでもない。空は保健医に礼を言うと、久美に100%オレンジジュースを飲ませてから部室内へ招いた]
何か軽く作ってあげるよ。そこで座って待ってて。ええと、買い置きは何があったかなぁ……。
[...は冷蔵庫の中身を確かめている]
晴れ時々雨……ところによりロリコン。
ロリコンが空から降ってくる時代になったら、
傘でなくロケットランチャーが必要だな。
[ぼけーっと空を仰ぎながら歩いている。太陽が眩しい。
自分でもどこを歩いているのか分からないまま、
被験者を探して迷子中]
―別棟・屋上へ至る廊下―
[ノートにメモをしながら歩いていると、
柔らかい感覚が胸の辺りにぶつかった気がした。]
あら。
皮田鼻子。
[気配を察知して5(10)秒前に速度を落としたので
正面衝突とはいかなかったようだ。]
ごめんなさい。
余所見をしていたわ。
柔らかい。
マシュマロのようにして弾力がありながら
さりとてまろやかに実りゆくたわわな っくしょん
[ちょうど、頭が魅惑の谷間に埋もれる背丈を神に感謝した]
ああ、私も空を見上げながら、
「親方、空からロリコンが!」と言うべく準備をしていた。
[どこか焦点の定まらないぼーっとした双眸で
青木さんを見上げた]
制服でもなし……変わった衣装だな。
しかしどこかで見たことが……。
[ぽむ、と手を打つ]
恋愛学で、コトに及ぶ際の正装、
そのバリエーションの一種として紹介されていた。
マシュマロ?
………食べる?
トリックorトリート。という時節でもないな。
まだ神が不在になるには早い月。
[青木さんは、どこからともなくマシュマロを取り出した。]
それは中々奇抜な事を考えなさる。
私もちょうど、サタンで世界を滅ぼすか
ザッハークで世界を滅ぼすか、ロキで滅ぼすか
取捨選択に悩んでいたところ……
……?
[皮田鼻子の瞳がビミョウに青木さんを見ていない。
青木さんは、首を傾げながら、覗き込むように見つめた。]
ええ。私の正装よ。
魔力が上がる気がする……
[コト、と言われると数秒停止。]
………………
[再起動。]
こほん。
ところで皮田鼻子。
もしや体調が優れないのでは?
えーとマシュマロよりそのむ……、
[指差しかけた人差し指がくにゃりと曲がった。
不適切な言動が世界に修正されたようです]
どうせ滅ぼすなら近代兵器を推奨する。
後、数少ないオスを駆逐すれば
人類の存続は不可能であろうから、
派手派手しい視覚効果の破壊行為に拘らないなら
その付近から攻めてみるのもオススメだ。
[言いながらも、ふらふら左右に揺れている。
半眼は青木さんの顔のやや下、
ぶつかってしまった自身にはない
桃源郷のクッションに注がれていた]
魔力と科学力……。
もしかして、あたしと青木さんは
宿命に運命づけられた宿敵だったりするのだろうか。
[何秒かの沈黙。此方も無言。静寂が流れる]
もしや、既に誰かに懸想して
着々と準備を進めており未定な予定が詰まっているのかと
……体調?
[首と触手を捻った]
昨日、同じぬめぬめ塗れになった青木さんには
異常は見られないようだな。あの後、大丈夫だったか?
……その後はえーと、水槽で泳いで……。
[三段重ねのお重。
1(6)種類のおにぎりに74種類ほどの食材を使った14(30)種類のおかず。
それを一口ずつ箸でつまむと蓋を閉めた]
こんなに豪華なものを作ってくださらなくてもよろしいといったのに。
いくら栄養を偏らせないようにといっても、多すぎですわ。
どなたか一緒にと思ったけど。
[遠巻きにされたので声をかけられなかったらしい]
そうかしら。
魔力、魔術、というのは人間が不可解だった頃の呼称。
それが人の解するところになり、
神の怒りも、兵器の脅威という形で
人の目に見えるようになった、という関係性だ。
単に、私が古めかしいものを愛しているだけで。
だけど、そうね。
相反する者というのも悪くない。
論議を交わす友がいるからこそ、
人はより高みを目指して発展するのだから。
[むねの辺りに視線を注がれると、やや視線を逸らしかけたが
既に誰かを、と言われるとまた数秒停止した。]
…………
[再起動。]
さ、さすがにそこまで大胆ではない。
私は、特に体質異常は見られなかったな。
根底が病に侵されているから、
他の病が入り込む余地が少ないのだろう。
免疫機能は十分に働いているのが救い、
[ひえっくちーん のくしゃみに思わずびくりと目を閉じた。]
………それは、風邪ではないのか?
というか実行したのか。
あれは混乱時だったから忘れてくれて良かったのに…
失礼。
[言って、かがみ気味になった。
青木さんは、川田花子の額に、己の額を宛がった。
川田花子の額は……
1.ごっちんぶつかりました
2.かなり熱いです
3.少し熱いです
4.私も発熱してきちゃった(死亡フラグ)
2(4)]
[...はスパゲティイタリアンを久美の前に置いた]
はい、どうぞ。朝食を抜いたのかい? 駄目だよ、きちんと摂らないと。
[冷水をコップに入れて差し出して、久美の顔を伺ったあと、ふと彼女の名前はなんだっけ、と思った]
ナポリタンとイタリアンって関西以外でも同じメニューなのかしらん?
ちなみに参考にした某AA系二次創作には「ナポリタン」として紹介されていたのに、こっちに落とす段になってなぜかイタリアンと書いていた。なぜだ。
相反するものか。
……主人と奴隷のような。
そういえば、ぽっくりさんを失って
奴隷の座がすっからかんだな。
[此方は熱暴走による思考処理の遅延で
青木さんが停止中も同じくらいマイペース]
寝間着で登校するのは
大胆ではないのか?
[じろじろ青木さんの方を見てはいるのだが、
何だか全体像が頭に入ってこない。重症だ]
えーと、持病を以って風邪ウィルスを制す。
なるほどその対策、見習いたいものだ。
んー。
昨日の夕方くらいからパンを食べてなくて。
ありがとういただきます。
[両手をあわせて合掌。
そりゃあスパゲティだもん、イタリアンでなきゃ。]
混乱?
よく分からないが、裕八郎が水槽に放り出して
あたしはダイブする羽目に陥ったので、
文句なら裕八郎に言ってくれ。
[順調に増殖中]
……あっづーいー。
[額と額が触れるとじゅう、と湯気が上がったり]
無茶無理無謀なクロックアップは、
CPUに高負荷がかかり最悪溶け出す可能性が……
ええと。君、昨夜なにかあったのかい? もっとしっかりした食事の方が良かったかなぁ。
[前日の夕方からパンを食べていないと言われて、一気に不安が襲ってきた。見たところダイエットが必要にも思えなくて、何かよからぬ出来事があって食事が摂れなかったのかと思った]
さてここに、
怪しくないブドウジュースと
諸事情でバニラエッセンスの瓶に入っている
怪しくないブランデーがある。
青木さんが落としたのはどちらか、
もとい、どちらが飲みたいか?
ああでも被験者は新たに確保しないと意味がない……。
[熱に魘されながらぶつぶつ]
[額を放しても、少しの間煙上がりっぱ。]
ぽっくりさんはいつでも皮田鼻子を見守っているさ。
きっとまた、ピンチになるとドロップキックにやってくる。
[寝間着そのものが大胆だと言われれば
さすがに顔を赤くしたが、呼吸を整え]
見習ってどうする。健康体が一番だ。
その体で校内を歩き回るのは危険すぎる。
早急に休むところを見つけたい限りだが
何かやらねばならない事があるのか?
良ければ手伝うが、
…大分朦朧としているな。落ち着けCPUは次元の彼方だ。
[暫し思考中。]
休むにしても皮田鼻子は医務室が苦手だったか…。
…どうしたものか…。
投票を委任します。
安土 メイは、森主 空 に投票を委任しました。
ブドウジュースとブランデー?
いや、私はどちらも落としてはいない。
酒類は控えろと言われているから
飲むならブドウジュースに、
……被験者…?
[なんだそれは、と目をまるくした。]
ええと、おいしい、です。
[まず口から出せれた言葉。
さて、思い出せ。いまの言葉を時間稼ぎにして思い出せ。
目の前の人物は確かに男だが見覚えもある。どこだ、どこで見た。その記憶から傾向と対策を考えるんだ。]
昨夜はなにもなくて、なにもなかったから売店が開いてなくて、パンが食べれなくて・・・。
[そうだ、昨日だ。昨日のどっかで触手とロケット花火でゃらιぃ液体まみれにダンクシュートでモップ。]
―掲示板の前―
恋愛学、苦手なんだよねぇ……。
[ブツブツ]
だいたい、一夫多妻なんだし、男の人だって3番目以降とかは好きとか言ってらんないんじゃない?
ひんぬーが好みだったりミミズ千匹にヤラれたり逆にペニバンで犯されたいとか、そういう好みで決めちゃえばいいのに。
めんどくさーい。
[恋愛出来ない系処女の言い訳である]
つまりあたしの名前は倖田久美です。
ぜひお名前を。
[傾向と対策が役に立たなかったので恋愛の参考書にあった"最初の第一声"を思い出してとりあえず自己紹介と質問を重ねた。]
ああ、あの三連携が決まった時は
心底スカッとしたな。心踊る瞬間だった。
青木さんも、ぽっくりさんの
勇姿を草葉の蔭から見守ってくれていたのか?
[一瞬感激に両手を胸の前で組むが、
それもすぐに萎れてその場にしゃがみこんだ]
早急に……恋愛学の考査……、
今こそ実験の成果を試す時だ……。
[触手も苦しそうに地をのたうっている]
そもそも私、昨日から触手の人とそれに犯されてる人しか見てないのよね。
この学校、男の人もいたはずなんだけど。
おっかしーなー。
[ぶつぶつ]
あ、えっと。久美ちゃんだね。僕は森主 空だよ。よろしくね。
パン? パン……。久美ちゃんはパンが好物なのかな?
[まさか三食パン食だろーかと、一抹の不安がよぎる]
恋愛学に困ったら、
いつでもあたしが力になるぞ。
そのためのNE ……ブドウジュースだ。
恋愛学に迷い悩める乙女たちを救う特効薬!
ああ、あたしはその開発を急がなければならないのに。
こんなところで、倒れてるわけ、にはー。
[白衣を引き摺りながら、ずるずる這い進む。
まるで日光に焼かれて困しむゾンビのようだ]
[初見で怖そうな人だと認識した]
あ、えと。
…邪魔ではありませんわ。お昼を取っていたところだったのですけど…。
初めまして、中御門早綾と申します。昨日からこちらに通わせていただいてるのですわ。
[座ったまま恭しく頭を下げた]
その、…よろしければ、お弁当召し上がりになりませんか?
[お重を差し出した]
いやいや、人はパンのみで生きるにあらずって言ってね。
パンだけだと偏るからね? とても栄養が偏って健康に悪いからね? 君、せっかく綺麗な髪をしてるのに、痛んじゃうからね?
……うん? 落ち着いて自分のペースで食べていいんだよ? 誰も急かさないからね。
[...は微妙に勘違い]
ばっちり見ていた。
私は虚弱だから力になれなかったが。
[しゃがみこむ花子に目を細めた。]
皮田鼻子。
苦しい時は、頼ればいいんだ。
何を目指しているのかは今はまだ聞かないが、無茶をして、今まで積み上げてきたものを発揮出来なかったらどうする。
私では力不足かもしれないが、……
とにかく、休む場所を探そう。
[力が入らない様子の花子の傍に寄り、屈む。]
え。あ、そうなん……だ?
どうしよう。昨日から外見はいいのに中身が残念な人にばかり遭遇してる気がする。え、なにこれ。食生活をたたき直した方がいいの? つきっきりでスパルタ教育した方が?
[声が漏れてるよ?]
転校生か。
俺は石原裕三郎、エアドラマーだ。
ヨロシクだぜ。
[エアドラムを一通り叩いた後、び、とサムズアップ。]
弁当?
この匂いの正体はアンタの弁当だったのか。
もらえるってんなら、遠慮なくいただくぜ。
[早綾の隣にどっかりと座り込んだ。]
…余命縮めたっていいから、頼むぞ私の体。
折角出来た友人候補の一人くらい救ってみせろ。
[青木さんは、皮田鼻子の体に腕をさしのべ
そのまま、抱っこの形で抱え上げようと力を籠めた。]
最近のメロンパンにはメロンも入ってるしビタミンもばっちりです。
そしておそーざいパンで各種取り揃えることも可能なんですよっ…って、え?
[力説しようとしたところで瞬間硬直。]
きれ、い?
[半拍、反芻。]
エアドラマー…?
つまり、ドラムがないのに、ドラムを叩かれていらっしゃるんですね。
[隣に座られるとびくっとした。
けれど悪い人ではなさそうだとわかると、お弁当を広げる]
どうぞ。
わたくしが作ったわけではありませんけど、とてもおいしくできていると思います。
へ、へぇ、そうなんだ。凄く栄養バランスが悪い気がするけど、顔色が悪いわけでもないし、肌も綺麗みたいだし、ちゃんとバランス取れてるのかな……。
[自分の常識に自信を失いかけた所で、わたわたし始めた久美を見て、頬杖ついてきょとん]
どうしたの? 気づかなかったけど、地震でも起きた? それとも誰かの声でも聞こえたのかなぁ?
[そして顔の赤さに気がついて]
酔ってるわけじゃないよね。熱があったりしない? 大丈夫?
[久美の額に手を伸ばした]
おう、ありがとよ。
[勧められるままに、おにぎりを手に取り、頬張る。
14種類のおかずにも次々箸を伸ばす。]
ああ、こいつはうめぇ。
独り暮らしが続くと、こういう味に飢えちまうんだよなぁ。
アンタの解釈はちょいと違うぜ、早綾。
俺達は、こン中にドラムを持ってるのさ。
[親指を立てて、自分の胸を突付いた。]
ひゃっ?
[額へと伸ばされた手に首をすくませる。お酒なんかどこで飲んだというのか。熱ならいままさに上昇中だ。むしろ逆に落ち着いてきたぞ。あたしが慌てる意味なんかないじゃないか。]
んー。微熱……ってほどでもないかなぁ。微々熱ぐらい? ……あっ、ごめん。
[...は久美の視線に気がついて手を引っ込めた]
ちょっと慣れ慣れすぎたね、ごめんね。
虚弱……?
頭を使って考えれば、力になる方法など
いくらでもあるだろうが、
見ていることしかできないのは、
無力を思い知らされるのは……辛いな。
[けれど、今は。
それでもいい、というように
熱に浮かされたまま、薄く頬笑む]
迷惑をかけてしまうな。
誘導は任せる、自力でまだ、歩けるか ら ……。
[じりじり照りつける太陽に負けぬように、
ふらつく二本の足で地を踏みしめる。
甘えろと頼れと促されれば、
控え目に青木さんの腕に縋って]
胸の中、ですか?
……。
[自分の胸に手を当ててみた]
じゃあ、石原様の中に、ドラムの音は響いてらっしゃるんですね。
実際のドラムは叩かれないのですか?
―どこだかわからないどっか―
ちんこのついてない生き物でごめんなさいデス!
そこのおねーさん!
その糞鳥ふん捕まえて!!
[走りながら、メイに向かって叫んだ。]
…………。
[何故かぽっくりさんの枝を
むんずと掴んだ時のことを、思い出した。
その次は、早綾の手を取った時のこと]
ああ、いいな、こういうのって。
手を、繋げる誰かのことを、
友達と、呼ぶのか。
[握る手は脆弱で細くとも、
それが最後の命綱であるかのように、懸命に]
ああ、今もビンビンに響いてるぜ。
[早綾の手を取って、自分の胸に触れさせた。]
ほら、な。
コイツがあれば、作りモンのドラムなんて要らねぇのさ。
川田 花子が「時間を進める」を選択しました。
/*
青木さん(弱) 飲ませた プロポーズまだだっけしよう
森主 空 求婚済
森主 苺 求婚済
火浦 真 打倒を誓った
石原 裕三郎 求婚済
安土 メイ 触手未遂 接触薄いので適度に絡む
倖田 久美 求婚済
中御門 早綾 求婚してないけど百合フラグ
水鳥 あきな ニアミス
あきなとメイあたりがちょっと足りないけど
本人たちがオスと絡む機会を失わない程度には遠慮しよう
んー。
[しばし、じーっと久美を見つめてから]
あっ、うん。お粗末様でした。おなかいっぱいになった?
[...は食器を下げて、流し台へと]
礼儀正しいんだね。そうやってきっちりとごちそうさまをする人、久しぶりに見たよ。食べ物に対してきちんとお礼を言えるのは、とてもすてきだね。
ふぇ、…えと。
[手を握られると真っ赤になってしまった。どうやら異性に手を握られたのは初めてのようだ]
そ、そうですね。
響いてらっしゃるみたい……です。
じゃあ、石原様にとっては、その胸の中のドラムこそが、本物なのですね。
んー。ん、ん、ん、ん。
[すてき、という単語を努めて流して、礼儀正しいについて返事をしようと言葉を探す。]
だって、食べるから生きていけるんだもん。
美味しくなったものと、美味しくしてくれた人にありがとうのいただきますとごちそうさま。大切。
[うん、と頷く。]
ふふ。耳が痛い。
そうだな。次はもっと頭を使って乱入する事にしよう。
見ているだけでは得られないものもある。
[早過ぎないように、立ち止まらないように。
皮田鼻子と共に廊下を行く。]
……
[ともだち。
皮田鼻子の呟きに、青木さんは決して放すまいと握り直す。
熱を持った小さな手が、頼る先を見失わないように。]
……………、
………
…迷惑などではないよ。
皮田鼻子。
[沈黙の先には、お世辞にも気の利いたとは言えない言葉。
それでも、青木さんはうっすらと笑みを浮かべていた。
やがて、茶華道部室が見えてきた。
あそこなら、ゆっくりと寝転ぶ畳もあるだろう。]
さあ。もう少しだ。
あそこで休ませてもらおう。
おっと、すまねぇな。
会ったばかりでハートに触れさせちまうなんて。
火傷でもさせたら大変なところだったぜ。
[早綾の顔色に気付いて、その手を離した。]
そうさ、誰だって一番大事なモノはここに持ってるもんだ。
アンタは違うのか?
ようやく自分を取り戻せた気がしているものの何かを放置している事実にどうしよう。
でも今日は(悪い意味で)だいじょぶみたいだからだいじょぶ。
青木さん(弱)が「時間を進める」を選択しました。
[...はかちゃかちゃと食器洗い。ゴム手袋装着済み]
んー? 褒められ慣れてないのかなぁ? 背中がくすぐったいかもしれないけれど、良い心がけなんだから、褒められていいんだよ? 喜んでいいんだよ?
[ふと視線に気がついて]
どうしたの? ……あぁ、食後の飲み物が欲しいのかなぁ? 紅茶とコーヒーがあるけど、どっちがいい?
いえ、火傷するほどじゃ、ありませんわ。
少し、びっくりしただけですもの。
[手を離されると努めて笑顔を見せた]
大事なもの、ですか?
……わたくしまだ何が大事なのか良くわかっていないのです。
わたくしの、大事なもの…。何かしら?
自分を責めることはない。
あたしも同じだ。
無力を理由に、見ていることしかできない、
ただの……臆病者。
[足取りは覚束ず、何とも危なっかしい。
何度か自ら白衣の裾を踏みかけ、
青木さんの背中に衝突を繰返した]
せめて、何が欲しいのか分かれば、
手をのばすこともできるのに。
まだあたしには、それすら……でも、
[真直ぐなはずの廊下が、ぐにゃり歪んで見える。
階段をもう何段、上って、下りたのか。
得体の知れない感覚に翻弄されつつも、
心は不思議と落ち着いていた]
今は、この手を……離したくない、な。
ありがとう、青木さん。
/*
ところで。
「自己紹介の最終更新 : 2011/07/04(月) 22:22:24」
何これ惜しい! 後2秒早ければ!
うー……
逃げ足だけは早いのデス…
[屈んで肩で息をしながら、目の前の女性を見上げた。]
えっと…
アレは、なんだっけ、オカチメンコだか、オカメチンコだかいう、お兄ちゃんのペットデス…
今後、見かけたら速攻ぶち殺していいですヨ?
[ぜーはー]
びっくり、か。
アンタ、育ちが良さそうだもんな。
驚かせてすまねぇ。
見ての通り、ガサツだからよ。
乙女心ってやつが、さっぱりわからねぇときたもんだ。
[照れ臭そうに頭を掻いて、笑う。]
大事なモノは、いつだってソコにあるんだ。
なかなか気付かねぇけどな。
気付いたら、手放さなければいいのさ。
[エアシンバルを叩いた。]
そんな、最初は見た目でびっくりいたしましたけど…石原様は言うほどガサツではないと思いますわ。
石原様は心の温かい方なのですね。
[にっこり]
気づいたら…もし気づいて、手に入らないようなものだったりしたら、どうすればよいのでしょう。
わたくしにとって、フィアンセはそれほどの存在ではありませんでしたけれど、同じようなことがあるかもしれませんもの。
石原様は、どれだけのものをそこに持ってらっしゃるのですか?
[餌付けの辺りは聞こえず]
牛乳だね。ちょっと待ってね。
[ゴム手袋を外して手を洗ったあと、一リットルの牛乳パックの封を開けて、マグカップに注いだ]
はい、どうぞ。
[久美にマグカップ(オウムのプリント入り)を差し出すと、正面に座って柔らかく笑いかけた]
(骨の髄までパン食生活なのかなぁ)
[そんな事を考えつつ]
さどーぶ……作動部……。
[辿り着いた、という安心感からか、
急速に両膝から力が抜けていった。
朦朧とした意識の端に、
陽に焼けた畳の香が染み渡る]
あたしが死せども触手は死なず……。
もし、青木さんがあたしの研究を引き継いでくれるなら、
ブドウジュースを飲んでくれそうな
渇いた者を探しておいてくれ。
その暁には、働きを認めて
友人から奴隷二号に格上げしてやろう。
[意識が落ちる寸前の譫言]
・・・・・・。ところで。
[コップの中の牛乳を半分ほど飲んだあたりで問いかける。]
ここって、どーいう部屋なの?
[調理室っぽいけれど、なんか私用に使用されている不思議。]
ありがと、う。
[注がれ、差し出されたオウムプリントを見つめながら礼をいう。
取っ手部分を持たず、両手でマグカップをつかむとこくんこくん。
成分無調整だ。こうでなくては。]
・・・・・・。ところで。
[コップの中の牛乳を半分ほど飲んだあたりで問いかける。]
ここって、どーいう部屋なの?
[調理室っぽいけれど、なんか私用に使用されている不思議。]
奴隷二号か。
友人のままでいたいから、遠慮しておこう。
[脱力した様子の花子に笑いつつ、看病の手はずを進める。]
それに、皮田鼻子の研究は皮田鼻子が究めねば。
いつか掴むべきものが見つかった時の為にも。
だからせめて、今はゆっくりおやすみ。
[布団はさすがになかったが、毛布のようなものならあった。
明日になるまでに回復すれば良いのだが――さて。]
……ああ、それと。
私は青木ではない。
藍田八束という。
[あいだやつか。
意識が堕ちるその前に、青木さんはそっと呟いた。]
[飛んでいるエドに、便所スリッパを投げつけつつ]
あんな性悪うんこ鳥なんか、存在しない方が世のため人のためデス。
だいたい、いっつもお兄ちゃんにべったりなのが………気に入りまセン。
[語尾の方は、小さく呟くように言うと、決まり悪げに地面を見た。]
[早綾の顔をまじまじと見詰めた。]
俺のハートが、温かい……?
そんなことを言われたのは、早綾、アンタが初めてだぜ。
[くすぐったさを紛らすように、エアドラムでビートを刻む。]
どれだけのものか、そいつを知りたけりゃ、アンタ自身が俺のハートに踏み込んできな。
スティックを揮ったやつにしか、ハイハットの手応えはわからねぇもんさ。
……ってアンタ、フィアンセがいるのに、わざわざこの学校に転校して来たのか?
―茶華道部室―
ゆっくり……していっ……て、
[ばたんきゅー。畳の上に大の字で仰向けになる]
ヤツ、か……あたし、あたしの名前は……。
[すぅ、と若干苦しそうな寝息が漏れる頃には、
拠りどころのようにきつく掴んでいた腕も
力尽きて落ちていた**]
ここ? 料理教育研究会っていうサークルの部室だよ。
料理が苦手な人たちが普通の腕前になれるようにするために、どうやって料理を教えていくべきなのか。そういう事を研究するサークルさ。
教え方はどうすればいいか、手軽に作れる料理はどんなものがあるか、まぁそんな事を色々と楽しみながら考える感じ、かなぁ。
/*
そろそろイカむす○にも
正式な名前を考えてあげないといけないな。
本名ゲットだぜ!
いいんだろうか。オスより先に。
あたしこんなんばっかだなwww
オスになりたい。
もしくは触手でメスを[ピー]したい。もだもだもだ。
― 離棟(前日)―
[早綾と一緒に離棟に来て、初めて会ったと思えないくらい色々な事を話した。(>>0)]
男がそんなにいいかは私はしらねーけど、出会いがないってのも仕方ないことなのかな?
クラスメイトだって女子が圧倒的に多いもんな。
サーヤみたいな女の子なら望めば幾らでもいい相手が見つかると思うぜ。
[とかなんとか、気休めなんかじゃなく本気でそう思って伝えた。]
[2人でこっそり覗いた部屋には、誰も見当たらなかった。残念そうな早綾の横顔が見えたが、それでも何故か安堵した。
きっと1日2回もあの光景を見たら呼吸を忘れて人としての機能を失うだろうと、そんな風に大袈裟に考えたり。]
花子って、誰だ?
[思いだそうとしたが知らない名前だった。もしかして私、転入生より知り合いが少ない?]
[そして、早綾の爆弾質問に、おもいきり噴き出して、]
げーへ、げほ、けほ。
ありません!今までもこれから先も墓に入った後もこんなところを使うことはありませんよっ!
[動揺しすぎて口調が変になった。変なのはいつものことだが、それから10分も元に戻らなかった…。]
―茶華道部室―
[花子が眠りに就くと、その頭をそっと撫でた。
ついでに触手も撫でておいた。]
さて。
出来得る限りの事はしなくてはな。
[青木さんは腕まくりをして、看病開始。
触手が(性的な意味で)暴れまわるくらいには回復させてみせよう。
まずは、濡れタオルを絞ることからはじめた。]
/*
あれ、青木さんがどこでも行けるよーに
開放したつもりだったんだけd
(もう今からじゃ時間的に無理かなという気もしつつ)
あわわわ申し訳ない。
でも看病されて ら っ きー ☆
しかし、お嬢様かあ。
[離棟のあとに学内を一通り案内して、早綾と別れた。]
お嬢様で、中御門っつったっけ?
中御門ってなーんか聞き覚えがあるんだよなあ。
[後で幼馴染の家に行くし訊いてみるかな。]
/*
ところで。
オスとイタすと、役目を終えて触手が
自然脱毛する、という設定を思いついたのだけれど。
どうなのこれ。
ちゅーぐらいに難易度下げるべきか。
でも、脱けたらおにゃにょことにゃんにゃんできなくなるぅ。
ええ、温かいと思いましたわ。
だって、初めて会った私に対しても、そのような言葉をかけてくださるのですもの。
踏み込んでいければよいのですけど。わたくしにはまだそんな度胸がありませんわ。
意外と小心者ですから。
[見詰められると、はにかんで俯いた]
フィアンセの方は、もういません。
断られてしまいましたから。
[少し寂しそうに口にした]
/*
青木さんは(性的な意味で)犠牲者になりたいんですか?
まあ、今日は疲れてて
エロというか下ネタがトーンダウンしてたので、
元気になったらもっとはっちゃけます!
(それでいいのか)
[この倖田久美には夢がある!]
あの、ええと。
[意を決した顔で立ち上がる。いまから男の子に頼み事をするぞ。これは人生初めての経験だ。がんばれあたし。]
― 掲示板前(今日) ―
おはーっ。
[いつも通りにクラスメイトに挨拶すると、今日は必修科目の単位の話題でもちきりだった。]
[そしてあきなが顔を会わせる全員が全員、あきなに向かってからかいの言葉を投げるのだった。]
むきー
どいつもこいつも、私ばっか出来ない子に仕立て上げやがって。
しかたねーけどな(ぼそ)
[こんな日だろうがなんだろうが、やっぱりスカートは履かずに、Tシャツハーフパンツにジャケットを羽織っただけの少年スタイルだった。]
[足元はぺったんこのサンダル履き。]
/*
ところで、医務室が苦手という
激しくソロールだった設定を
青木さんが考慮してくれていてとても嬉しいです。
さすがだ。
惚れる。
濡れる。
抱いてッ!(悶)
[何も考えずに掲示されている字面だけを追っていく。]
こんがっきのれんあい…?
管楽器・のれん・アイアイ・おさるさん…?
わかった。(ぼそ)
[何かを確信した。きっと深紅の斑点が私の成績表に降るんだろう。]
かれーぱん?
[作った事がない。そして他の会員のレパートリーを思い返してみる……パンに強い人はいなかった]
えっと。そうだね、僕も作った事がないけど、味を久美ちゃんに合わせていけば、きっと美味しいパンが作れるね。頑張って、一緒に覚えていこうか。
[何気なく右手を差し出して、「おっと」とすぐに引っ込めて、ばつが悪そうに少し舌を*出した*]
/*
ほんとはもーちょっと
青木さんの浴衣膝枕をたんのーしたかったが
意識を落としてしまったので素直に寝よう。
明日開幕で襲っていいかな。
そろそろ、こう、ムラムラが溜まってきたですよ。触手的に。
お相手のお名前…か。
[遠くから何か聞こえた気がした。]
トリ…変な鳴き声の鳥、でいいか。
[配られた申請用紙に、いとも簡単にさらさら書いていく。1週間後までこれで考えなくても大丈夫、とかなんとか。]
婚約しておきながら、そいつを反故にされちまったのか?
男の風上にも……っと、すまねぇ。
アンタの思い人を悪く言うつもりはなかったんだ。
[謝罪の意を込めたビートをエアドラムで刻む。]
それにしても、ソイツは早綾ほどの女を手放しちまって、今頃きっと後悔してるだろうぜ。
失って初めて気付くモノ、気付いて初めて大切だとわかるモノ。
ままならねぇよな、人生ってやつは。
婚約は、家同士の取り決めでしたから、わたくしの思い人というわけではございませんわ。
年も上でしたし。そんなに会ったこともありませんでしたし。
ですから、いくらでも悪く言って問題は、ありませんのよ。
[くすくす、と笑って。叩く様子を眺めた]
後悔していらっしゃるかしら?
わたくしは夫人候補の一人にしか過ぎなかったでしょうし。
ですから、わたくしに気を使わなくてもよろしいですわ。
想ってもいねぇのにフィアンセにされちまうのか。
俺なんかにゃわからねぇ世界だぜ。
一度しかねぇ人生、ヒリつくくらい熱く生きなきゃあな。
[エアドラムで熱いビートを刻む。
気が付けば、差し出された弁当は全て平らげてしまっていた。]
おっと、初対面なのに図々しく、すっかりご馳走になっちまった。
この礼は、きっといつか返させてもらうぜ。
それじゃ、またな。
[人差し指と中指で早綾に別れを告げ、屋上から去っていった**]
― 別棟/理学部研究室 ―
[通りがかった壁にぽっかりと開いた穴を見る。左の壁にも、右の壁にも、つぎはぎの修理の跡。
日に日に変わる風景だが、既にそれを楽しむ余裕すらある。
毎日起これば、誰もがそれに慣れてしまう。]
む
これは素晴らしい大穴だ
異世界に行きたい勇者さま御一行には是非このルートをお勧めしよう。
[サンダルを脱ぐと大穴をくぐって研究室に入る。]
おじゃまします。
[研究室の惨状を見て、つい条件反射で掃除用具ロッカーに向かう。てきぱきと片付けと掃除を始めるのだった。]
[水槽の中に元気なザリガニを見つけて、じっと見つめる]
へえ、壁にはあれだけの酷い穴が開くのに、水槽には傷ひとつ付かないんだ。
どういう仕組みなんだろう?
[何かを思いついてポケットに仕舞った紙を取り出すと、「変な鳥」と書いた後ろの空白に、今度は、最強のげーじつザリガニ、と付け加えた。]
わたくしにとっては、それが当然でしたから…。
こちらのほうがわからないことだらけですわ。
ええ、人生は一度しかないのですもの。
[空になったお重を丁寧に風呂敷に包んだ]
いいえ、わたくしが差し出したのですもの。
いつも残してしまうものですから、今日は作ってくれた子が喜びますわ。
あの、わたくし知らないことばかりで、また何か教えていただけると嬉しいですわ。
[去っていく石原を見送ると、しばらくは屋上でぼんやりしている]
―別棟:茶華道部室―
[花子が眠ってから、何度かタオルを変え、毛布をかけ直した。
ちなみに寝汗でびっしょりだったので白衣は脱がせました。
時計を見る。針は然程進んでいないようにも見える。]
うん。もう少し、貸してくれると嬉しい。
[活動を終えて部室を出て行く部員から鍵を受け取った。
花子の寝息は安定しているような、していないような。]
素人判断は出来ないな。……。
[窓を開けて、風を通す。髪が撫でられてゆれた。
隅っこに置いたままの白衣。しっかりと畳んである。]
―別棟 料理教育研究会部室前―
んー……。
[入り口のドアに手をかけようとして、その手を引っ込める。
息をひとつ吐くと、一旦部室の前を通り過ぎて、少し進んでまた元の所に歩いて行く。]
むぅ。
[睨むように研究室のドアを見ると、ぺたんとドア脇の廊下に体育館座り。]
…ボクは妹で
お兄ちゃんは、お兄ちゃんで……
[ぽつりと呟いて、その後が続かずに静寂だけがその場を満たす。
小さく長い息を吐くと、膝を抱えてそこに顔を埋めた。]
それでええと、どうしよう。
[美味しいカレーパンを作るには、まず現物だ。オリジナルだ。調達だ。
レシピを調べている(であろう)森主空に売店で本物を買ってくると告げて、部屋を飛び出した。]
ボ、ボクはへいき…
それよりモップさんのが…
[盛大に鼻をぶつけた久美の姿を見て、慌ててハンカチを探す。
見当たらなかったので、久美のおぱんちゅをサッと脱がして、赤くなった鼻を拭いた。]
だいじょぶデス…?
[座り込んでいた女の子には見覚えが。
ほら、モップとハナビのロケット花火を撃ち出す方。こんなところでなにしているんだろう。]
うん、お鼻いたいの。
[言うより早く柔らかい布が鼻にあてがわれ…]
[まるで死ぬ前の走馬灯のように、
幼少期の断片的な記憶が、現実とも境目を失い
目まぐるしい速さで再生されていく]
……かーさん。
また泣いているのか?
もう、やめようよ。
[耳にこびりついた、母の啜り泣き。
小さく縮こまって、震える背中。
寝返りを打って、手を伸ばす。
子供の頃からずっと、そうしてきたように]
あたしは、かーさんに泣かないで欲しい。
誰も泣かない、みんなで幸せになれる方法を、
きっと、きっと見つけるから。
[ガバッと毛布を跳ね除け身を起こす。
手元に体温で暖められた濡れタオルが落ちた]
だから早く、あの薬を――って、あれ?
ここって……どこだ……?
[見慣れない部屋だった。
窓際に佇む青木さんを認めるも、
前後左右が入り乱れて、状況の把握ができない]
あぶないっ!!
[窓から飛び出た久美に、咄嗟に手を出してその手を掴む。
窓枠に二人分の多体重がかかって、思わず呻いた。]
…せーーーのッ
[ていっ、という掛け声とともに、久美を引っ張り上げた。
勢いでふたりとも、廊下に転がる。]
……いっ たーーい!!
[母は恋愛結婚で父を射止めた、第一夫人だった。
最初の頃は、それはそれは幸せだったらしい。
仲睦まじい二人の姿も、朧げな記憶として残っている。
やがて、父は第二第三と妻を娶っていった。
義務だから仕方のないことだ。
そうこうする内、父の興味は新しい妻の方へと向かい、
酷く母を苦しめた。
父は何も悪くない。
母は、夫人が増える度、隅に追いやられていく。
そうして、過去を思って泣き暮れるのだ。
――まだ、父のことを、愛していたから]
あんな風に、辛いだけなら。
あたしは一生、恋愛なんてしたくない。
[母が求めているのは、父一人だけで。
娘では、その代わりにすらなれなくて。
見ていることしかできない――無力なこども。
ならば、どうにか母を救う方法はないかと、
必死に勉強をした。
幸せになれるための、手段。
それだけを探して、探して、探して]
[母の頼りない華奢な肩を見て、子供心に学んだのは。
第一夫人だからといって、一番愛して貰えるわけではないことと。
恋着なんてすると、碌なことにはならない、ということだった。
どれだけ苦しくとも、忘れることもなかったことにもできないなんて、
――まるで呪いではないか]
―別棟/茶華道部室―
も、もしや、
青木さんは敵対組織魔術連合の差し金で、
ついに裏切られたあたしは拉致監禁囚れの身
……という展開ではなさそうだな。っくし。
[身体をくの字に折り曲げて、くしゃみを連発した]
なんだか、べたべたする。
[ワンピースの生地は、寝汗を吸って張り付いている。
気持ち悪さに、両腕を摩るようにしてから、徐に脱ぎ始めた]
―別棟:茶華道部室―
[くしゃみが聞こえて、はっと我に返る。
振り返ると川田花子が何やらぶつぶつ呟いていた。]
おや。おはよう皮田鼻子。
体調の方はどうだ。まだ優れない――
[思考停止。
皮田鼻子が肌を晒そうとしている。]
……あ、ああ。そうだな。
確かにそちらも変えるべきだったのだが。
[自分の服は合わないし、荷物を物色するわけにもいかない。
微妙に視線は逸らしたままたずねてみた。]
替えの服に心当たりはあるだろうか。皮田鼻子。
着替え?
白衣なら、研究室のロッカーに幾らでも。
でも、そうだなーそういうのもいいな。
[一糸纏わぬ白い脚線を無防備にぱたぱたさせながら、
触手で青木さんの方を指し示す]
浴衣、だっけ。青木サンが着てるの。
……違った、えぇと。
― 本棟・講義室前 ―
さて、講義も終わり……っと。
[少しだけ早めに終わった講義を後に、
どこにいこうかと思案を巡らす。
この後は特に用事もなく、
待ち受けているのはポッカリと空いた暇な時間だけだ。]
わかってくれればいいの、デス。
[少しお姉さんぶって、久美の頭をなでなで。]
歩けるですか?
モップさ………
えっと、お名前なんだったカナ?
………
名前で呼ばれるのは久しぶり過ぎて、こそばゆいな。
[藍田八束と呼ばれた人物は、うつむき加減に少し笑った。
ちらと花子を見ると、別の要因でうつむく事になったのだが。]
[触手で指し示された寝巻き。胸元を少し引っ張ってみる]
こういうのか?
ふむ。ならば私のコレクションの中から出してみよう。
好きなのを選ぶといい。
[1.三色だんご
2.みたらしだんご
3.アボガド
4.かぼちゃ
5.チュパカブラ
6.スケトウダラ
7.シーラカンス
8.浴衣
※青木さんのコスプレコレクションの一部です。]
むー。
[撫でられたのがなにやら不服。]
ん、大丈夫。
あ、うん。くみ。倖田久美。
・・・ええと。
[問われて、名乗って、同じく名前を知らない事実に声がつまった。]
あ、ごめんネ。
[視線に気付くと、自分も名乗っていないことを思い出した。]
んとね、ボクは森主 苺。
久美っちは、料理研究部の人なのカナ?
森主 空って知ってる?その人の妹だヨ。
[よろしくですよ、と言って、ぺこりと頭下げ]
?
[つるんぺたーんを隠す気皆無。
八束の不審な様子をじろじろ舐めるような目つきで観察している]
青木サンとは世を忍ぶ仮の名だったか。
あたしとしたことが、まんまと騙されてしまったようだ。
[満更でもなさげに苦笑い]
ヤツカ。……あたしの、友達の名前だ。
[噛み締めるように、もう一度口にした]
えっ。火浦真は本当に帰ったのか。
[廊下を見てみるが、人影はない。
どうやら本当に立ち去ったようだ。]
悪い事をしたかな。
[ふうと息をついて、再び扉を閉めた。
舐めるような視線にぞくりと震えて向き直る。]
研究会の・・・んー。
[言いよどむ。そういえば入部届けとか出した覚えはない。]
もりす そら。うん、中にいるよ?
よろしくね。
妹なんだ。そうかー。
[調理室を指差し、色々とうなづいたり。]
― 料理教育研究会 部室前廊下 ―
何を騒いでるのさ。
[...は窓から顔を出して二人を見回し、久美が手にしている布らしきものに一瞬だけ目を留めて、見なかった振りへ移行]
えっと。遊ぶのは良いけど、怪我しないようにね?
[反応に困った]
ふふん。
他にもドクトル・フランソーワズという異名もある。
[誇らしげに言ってみた。]
……。
ああ。そうだ。私は藍田八束。
皮田鼻子のトモダチだ。
[藍田八束と名乗る人物は、笑う。
そして17%を引き当てた皮田鼻子に、浴衣を手渡した。]
おめでとう。私のコレクションの中では人型を保つ部類だ。
……ああ。そういえば下着も要るのか。一応。
やはり、一度は
皮田鼻子用の着替えを取りに行かなければならないかな。
ふむ、恋愛学の教科書によると、
世の中には勝負下着という効果的な武装があるらしいな。
決戦を一週間後に控えているというのに、
あたしにはその持ち合わせがない。
[のーぱんでもいいじゃない、と触手が訴えている。
だくみとお揃い]
ヤツカが真名を明かしてくれたので、
ここはあたしも、と言うべきなのだろうか。
友達に、ずっと偽名を呼ばれ続けるのは、
何だか落ち着かないしな。
…………。
[一つ深呼吸]
あ、アミノサン ……。
[しかし、この浴衣はサイズ的に
おはしょりが膝下くらいまで届きそうな気がする。
或いは、袂が床を引き摺りそうな]
背を伸ばす薬を開発するのが先かも知れないな。
胸が大きくなる薬が完成すれば、
ノーベル平和賞モノだろうか。
ところで、あたしの名前は
網野 澪(あみの みお)という。
が、アミノ酸とは決して呼ばないように。
だ、大丈夫。怪我してないよっ
[森主空にそう答える。鼻は赤いけど。
大丈夫。はいてないけどだからって見えているわけじゃない。平常心だ。]
そう? 鼻が赤いけど大丈夫?
[久美を見て顔が赤くなったり鼻が赤くなったり信号機みたいだなぁとぼそり]
こどもじゃないのなら、少しは浮いた話をお兄ちゃんに聞かせて欲しいんだけどねぇ。一時停止中は評判良いのに、再生ボタンを押したとたんみんな逃げるからなぁ。
理性と勝負する為の下着か。
一週間後の考査などこなければいいのに。
……やれやれ。自信がないな。
勝負下着なんて、今まで考えた事もなかった。
[触手の訴えには、にこやかに目で返した。
やめておけ、ロリコンがわく危険性がある。]
真名と呼ばれる程大層なものではないが、……。
[深呼吸する皮田に、姿勢を正して向き直る。
沈黙も、覚悟を要する者の前では苦とならなかった。]
アミノ、…?
[唐突に呟かれた言葉に首を傾げる。
が、ノーベル平和賞についての見解を求められると
これまたきょとんとした。]
発想を変えて、伸縮自在の浴衣を開発する手もある。
ノーベル化学賞もいただきだな。
………、
[青木さんは口を開きかけて、今一度閉じた。]
………
きっと、全てのノーベルを席巻する日も夢ではない。
だろう。………あみの、みお。
[青木さんは顔を朱に乗っ取られて、照れくさそうに逸らした。]
……なんでそんな話を、お兄ちゃんに聞かせなきゃならないデスか…
[ぶーと、いつものように頬を膨らませてみたものの、上手く形にならない。
涙腺が緩みかけたので、思い切り頭を振った。]
ばーーか!
お兄ちゃんの ばーーーーかっ!!!
ここで苺を虐めて他の野郎キャラに拾って貰う作戦が良いのか、慰めて近親以下略地雷原コースへ足を踏み入れる方がいいのか。
いやまて思考がおかしい。
[「運命がカードを混ぜ、我々が勝負する」と言ったのは誰だったか。
1: 空がうまく久美を受け止めて、ゆっくりと下ろす。
2: 空がうまく久美を受け止めるが、布っぽい何かが見える場所に落ちる。
3: 空がうまく久美を抱き留める。
4: 空が久美を受け止めるが、勢いを殺せず倒れ込む。空は背中にダメージ。久美にダメージ無し。
5: 空が久美を受け止めるが、勢いを殺せず倒れ込んだ上にお互いの額がぶつかる。痛い。。
6: 空が久美を受け止めるが、はいていないので一瞬何かが見える。
久美は1d6を振って乱堕神のご機嫌伺いを]
あお……ヤツカは、
考査に臨むにあたって、
意中の人が既にいたり、は、しないのか?
[とりあえず、全裸に浴衣を形だけでも羽織ってみながら、
きょとりと瞬いた]
お互いに、前途多難だな。
友人の、健闘を祈る。
[ずる、と衿が肩から滑り落ちた]
何故赤くなる。
触手が卑猥だからか?
メスの裸体を見るとオスは興奮したり
発情を催したりするらしいが
ヤツカはメスだろう?
[赤面して顔を逸らす八束に、怪訝そうに眉を顰める]
それとも、本名を晒して
あたしと友達になることは、
そんなに恥ずかしいことなのか?
意中の人…か。
[考えてみる。そもそもトモダチが少ないというか
積極的に人と関わろうとしなかった弊害が出ている。
浮かぶ顔と言えば、ここ数日でであった人たち。]
今のところは、そういった展開は無いな。…多分。
仮にフラグがあったとしても
一週間でどうこうなるとは思えない。
[ずり落ちたえり。顕になる白い肩。そして――]
………、やはり寸法が合わないみたいだ。
まっていろ。網野澪。
今から網野澪用の着替えを取ってくる。
[だれかがきたらたいへんだ。
網野澪の衿を、そっと直そうと手を伸ばした。]
このサイズでは無理だな。もう、いつもの白衣でいい。
[八束の私物らしき浴衣を足元に脱ぎ散らかして、
隅に畳まれた白衣に身を包んだ。
普段は被るだけだが、膝下までボタンを留める。
全裸に白衣一枚――でも何ら気にする素振りはなく]
では、この恩は忘れないぞ、ヤツカ。
また迷惑をかけることも、あるかも知れないが、
……頼ったり、甘えたりするのが、友達なのだろう。
恋の相談から夜の事情まで、
悩み事があったらヤツカもあたしに頼ってくれ。
[どん、と張った胸を拳で叩いて]
じゃあな、ヤツカ。
[触手の先で、ぷにぷにと八束の滑らかな頬をつついてから、
悪戯っ子の笑みを残して、その場を去った**]
……、確かに私はメスと分類されるが。
友人であれ、誰かの素肌を見たのは
これが初めてで、その………
[なるべく鼓動を抑えて、衿を直した。]
…………………、
………、私にとっては。
網野澪が、初めての友達、なんだ。
だから、その。
網野澪と友達になれて、とても嬉しい。
[それだけ言って、青木さんは立ち上がった。
理学部の研究室も別棟の中にあったはずだ。]
……、確かに私はメスと分類されるが。
友人であれ、誰かの素肌を見たのは
これが初めてで、その………
[なるべく鼓動を抑えて、衿を直そうとすれば
網野澪は、頼りがいのある笑みを浮かべていた。]
…………………、
………、私にとっては。
網野澪が、初めての友達、なんだ。
だから、その。
網野澪と友達になれて、とても嬉し――
[言い切る前に、ぷにと触手で頬を突かれた。]
うん。
動けるようになったなら、よかった。
また会おう。網野澪。
[立ち去る網野を見送り、青木さんは部屋の後片付けを始めた。]
―別棟廊下―
[別棟の廊下を、布団が蠢いている。]
もふもふもふ。
(やあ。良い天気だったのにな。)
[布団が石原裕三郎に挨拶をした。
何事もなくその隣を通り過ぎようとした。]
むー。
[なんだろう。
なんとなく、なんとなくだけど、なにかがわかった気がする。
身を起こすと、自分が潰していた森主空の脇にしゃがみこんで手を差し伸べた。]
だいじょーぶ?
[じと目で。]
もふ。
(私は何を隠そう青木さんだ。)
[布団は立ち止まった。
くるりと回転したので、石原の方を向いているらしい。]
もふもふふ。
(その声は石原裕三郎だな。)
むぐぐ。
[石原の力に引っ張られ、抵抗虚しく中身が顕となる。
封印されし布団の中から現れたのは――
仮面ラ○ダーのお面をかぶった青木さんでした。]
やあ。
私は仮面ラ○ダー・アマゾンだ。
どこでも荷物を配達してやるぞ。
その声は……。
ダイオウイカのダチで、名前は確か、パックンフラワーだったか?
生憎、運んで欲しい荷物はその布団くらいのもんだ。
[お面に言い放った。]
パックンフラワーではない。
ただの青木さんだ。
どちらかと言えばカメックだな。
[お面装着継続。]
そうか…。何かあればいつでも言うといい。
1−クリックでポチったりお急ぎ便だったり
色んなサービスを提供している。
離島等は表記通りの配送日数ではない可能性があるので
注意が必要だ。
……ところで石原裕三郎。
火浦真がどこにいるか、知らないか?
そうか、そいつは悪かったな、カメック。
何かの時にはヨロシク頼むぜ。
……真?
いや、今日は会ってねぇな。
やつがどうかしたか?
[目の前のカメックは真のストライクゾーンに入っていないはず。
叶わぬ恋の行く末を心配している。]
……いや、どうかした、というわけではないんだけど。
彼を困らせてしまった気がする。
もしくは怒らせてしまったのだろうか。
[まさか叶わぬ恋の行方をされているとは露とも気付かず。
茶華道部室で火浦があっさり立ち去った顛末を話した。]
――というわけなんだ。
私にはユーモアのセンスも無いのかもしれないと
そんな事を考えていた。
……なるほどな。
まぁ、その程度で怒るやつじゃねぇだろ。
心配はいらねぇよ。
[そんなにやつのご機嫌が気になるのか。
これは間違いなく恋だろう。
ますます事態は深刻さの度合いを増し、根拠無く励ますことで恋の行方を応援するしかないエアドラマー。]
そ、そうなのか。
親しいのだな。火浦真と石原裕三郎は。
[あるいは男性が少ないが故の必然だろうか。]
……
何か妙な事を考えてはいまいか石原裕三郎。
私の直観がそれは否定すべきだと告げている。
一週間でフラグをどうこうするためには、
何か運命的なキッカケと勢いが必要だ。
あたしの研究は、そのためにある。
[白衣一丁でふらふらと彷徨い歩く。
一度眼前に手を翳し、にへら、と笑み崩れた。
触手もどことなしか、うねうね不審な挙動をしている]
だから、これしきの熱で倒れるわけにはいかないのだ。
というか、あの程度で風邪を引くとは
あたしも落ちぶれたものだな。
どちらかというと……、知恵熱的な……、
[ぺたり、と掌を自分の額にあてる。まだ熱い気がする。
もしかして:変]
うん、変だな。調子が出ない。
[方向音痴が被験者を求めて旅立った先は――
1.本棟
2.別棟
3.講堂
4.離棟
5.離島 1(5)]
親しいってほど、いつもつるんでるわけじゃねぇけどな。
ストライクゾーンが極端に低めなだけで、根っこの部分は悪いやつじゃねぇよ。
[カメックの指摘にハートビートがひと際激しくなった。]
い、いや、別に俺はカメックと真の恋の行方なんて、これっぽっちも心配してねぇぜ!
[サムズアップと同時にウィンクしたが、サングラス越しでは伝わらなかったかもしれない。]
狭いではなく低いときたか。
的を射ているのが悩ましいものだな。
……悪いやつではない、という点も。
[最後の一言は呟くような小ささで。]
石原裕三郎。
石原裕三郎の胸に刻まれたビートが激しさを増したぞ。
しかもリズムを崩している。動揺しているな。
[聞き分けたようです。]
私と火浦真の恋の行方を心配されてもだな。
私の方は特に何も……、
……………、
[そこから先は言葉になろうとしなかった。]
―中庭 花壇脇ベンチ―
………。
[ごしごしと目を擦る。
鏡が無いからわからないが、もしかしたら少し目が赤いかもしれない。]
なに
やってる です か
[こてりと頭を後ろに倒して、空を仰いだ。]
―中庭―
話をしよう。
あれは今から54万……いや、1万3300年前だったか。
なにをやっているのだ、苺。
[指パッチンしながら、ベンチの背からぬっと現れた]
ひょわっ!?
[いきなり現れた人物?に、そのままの姿勢で5センチほど飛び上がった。]
な、な、な、な、
しょ、しょくしゅさん……
なにをって、そ、の。
[口をぱくぱく]
お、俺のハートビートを聞き分けるとは……。
アンタ、なかなかスジがいいぜ。
[び、とサムズアップ。
続いて、消えるような呟きに、一瞬だけ表情を曇らせた。]
……そうか、じゃあ心配するのはやめておくか。
俺はちょっと用事を思い出したから、そろそろ行くぜ。
真に会ったら、カメックに土下座しとけって伝えといてやるよ。
じゃあな。
[カメックに手を振って、別棟の廊下を進んだ**]
……目が赤いぞ。兎にでもなったのか?
それとも、
泣いていたのか。
[そっと苺の目元にのばす。触手を]
泣くほど辛いことがあるなら、
話を聞くくらいならできるぞ。
後は、カラダで慰めることも。
[真顔で言って、ベンチの背を掴み、一回転。
見事、苺の隣に着席する。
ぶわりと捲れ上がった白衣の裾から
一瞬ノーパンご開帳してたが、大丈夫だ、問題ない]
え。
いや、火浦真が私に土下座する必要は…。
[言い切る前に石原裕三郎は消えてしまった。
頬を掻く。振られた手に、小さく振り返した。]
……むむ。
[青木さんは、とりあえず布団を巻きなおした。
石原とは別れ、別の廊下を行く。
適当に進んだ先には…
1.火浦真の気配がした。
2.誰かが仕掛けていたトラップに引っ掛かった。
3.特に何もなかった。
4.饅頭が落ちていた。
5.赤提灯の屋台があった。(※校内です)
2(5)]
/*
焼きうどんなう。ソバはなかったんだ……。
村やってると、出てきた食べ物が食べたくなる病気。
さーやのお重は無理だけどな。
「こんなカレーパンで大丈夫か?」
いちばんいーのをたのむ!
[売店。森主空のもとから飛び出してカレーパンを購入中。
あのあとなにがあったとかつじつまなんて回想シーンで合わせればいーんです。]
「ではこのソフトインドカレーを」
それも買うけどそれじゃないのもお願い。
[味覚破壊兵器をお手本にしたくはないよ。]
[売店。森主空のもとから飛び出してカレーパンを購入中。
あのあとなにがあったとかつじつまなんて回想シーンで合わせればいーんです。]
「ではこのソフトインドカレーを」
それも買うけどそれじゃないのもお願い。
[味覚破壊兵器をお手本にしたくはないの。]
…泣いてない、ヨ。
[ず、と鼻をすすってからぷるぷる首を振った。]
これはアレですよ、そう、心の汗ってやつデス。
にぶちんでつかえねぇ兄を持つと、出来る妹はいろいろ苦労するデスよー。
[体で慰めると言われれば笑って、ポケットからピンクのリボンを取り出すと、のばされた触手にちょうちょ結び。]
私にどれだけやれるかわからないが…
挑んでみよう。神の城に。
[くらくらする頭を抑えて、青木さんは神に命運を託した。
ぶつぶつ言ってる。ちょっと危ない。
1.火浦真の気配を察知した。
2.誰かが仕掛けていたトラップに引っ掛かった。
3.特に何事も起こらずを発見した。
4.饅頭を拾った。
5.赤提灯の屋台を発見した。
6.倖田久美のTシャツをめくった。
――これが、私の全力だ…!! 5(6)]
[赤提灯の屋台を発見した。
おでんとお酒の香りがする。
中には利用している生徒もいるようだ。]
……倖田久美。
どう思う? 神も疲れているということだろうか。
やさぐれた中年風に。
[さりげなく問いかけた。
布団は濡れ濡れになったので脱ぎました。]
濃度や比率が微妙に異なるが、
涙も汗も似たようなものだ。
[と、此方は鼻水垂らしながら宣った。
リボンを結ばれた触手は、照れたようにうねうねしてから、
苺の頭をよしよしと優しく撫でた]
やはり、森主空のことか。
にぶちん、との評価だが、
恋愛学の単位がかかっていては
そうそう逸らかし続けるわけにもいくまい。
オマエに秘策を授けようか、苺。
[ごそごそ、取りいだしたるは、
何の変哲もない魔法瓶]
[赤提灯を指差し、青木さんにうなづく。]
あれは神が創り出した知恵の一つ。いや、武器か。
人類が決して辿り着く事の出来ない神の英知として、神が我々に与えた物だ。
青木さんはちくわぶを食べるといいと思う。
[電波の受信に失敗した。]
なるほど。あれが伝説の…
気をつけろ。触れると一瞬で浄化されてしまうぞ。
[ポケットから財布を取り出す。
濡れている為、紙幣がパーになりました。
硬貨は残り僅かです。]
ちくわぶか。
あれは不思議な形をしているだろう。
だがあれは有機変形ではない。
綺麗に折りたたまれているだけなんだ。
今はおでんという季節ではないな。
せめて冬じゃないと気分にならない。
倖田久美はちくわぶが好物なのか?
[受信に失敗しました。その2。]
ふぁふ…。
少し眠りすぎたみたいですわ。
[お弁当の包みを持って屋上を後にした。
宛がわれたロッカーに弁当を仕舞ってから、
1.別棟
2.講堂
3.離棟
4.本棟の中
5.その他
3(5)
に足を向ける]
[あてもなく歩いていると、離棟にたどり着いた]
あら。
こんなところに出てしまいましたわ。
今はどなたもいらっしゃらないのかしら?
/*
おでんではじゃがと大根が好きです。
後持ち入り巾着。そしてしらたき。
ちくわ、ちくわぶ、ちくわ、ちくわぶ、ちくわry
おでんの練り物は多すぎて、
成分どれも一緒じゃないの、と思うことが多々。
あたしにはパンという味方がいる。
[買ったばかりのカレーパン×8個を見せて。]
だから青木さんに勧めたの。
おでんは冬。うん。
[うなづいた。]
ふにゃにゃ。
[しょくしゅに撫でられると、くすぐったそうに目を閉じる。]
…単位かぁ。
もう、りゅーねんってやつでも良いような気がしてきたデス…
ひさく?
[きょとんとした目で、花子の持つ魔法瓶を小首を傾げて見る。]
[誰もいないようだったので離棟を後にして次の場所を目指した。
1.本棟
2.別棟
3.中庭
4.講堂
5.校門
5(5)
にたどり着いた]
ほう。余程好きなのだな。
8個も取り込むと、私は生命の危機に達する。
[赤提灯の屋台を見つつ。]
空腹というわけでもないからな。
それに、人探しの最中だ。
寄り道をしていると、寄り道大王の叱られる。
[イメージモデル:○クション大魔王]
諦めるのは、まだ早い!
いや、あたしも留年目前だから、
他人のことをとやかく言っている場合ではないのだが。
[そのためにも、必要なのはサンプルだ。
ぐっと触手を握る]
このブドウジュースは人体に全く害を与えないが、
所謂惚れ薬というやつだ。
ムラムラワキワキハッスルして、
手近に居ればオスだろうがメスだろうが
構わずアッ― してしまいたくなるくらい、強力な。
一応、この濃度だと効果は一時間といったところだが。
……欲しくは、ないか?
[一オクターブ声を低くして、意味深に北叟笑む。
たぷん、と揺らした魔法瓶の中で水音がした]
これで、空の恋を叶えてやるもよし。
己の欲望を遂げるもよし。
使い方は、苺次第だ。
信用できないなら、今自分で飲んでみてもいいぞ。
/*
Σ さーやたんが いってしまt
だから、どれだけ毒牙にかける気ですか。この触手は。
みんな別に遠慮せずに、どんどんあちこち
てけとーに絡みまくればいいと思うのだ。
ラ神で居場所決めるなら、
人がいるところにしないとな……。
いないところで、ぼっち待ちでもいいが。
ひとさがしの最中。
[そこではたと気がつく自分の目的。]
あたしもお使いの途中だった。
お互い大王に捕まらないようにしなきゃ。ふぁいと。
[びっと親指を立てた。]
/*
苺は
兄とくっつくのがいいのか
ロリコンとくっつくのがいいのか
裕八郎とくっつくのがいいのか
正ルートが見えないでござるよ。
うん。互いに任を果たすべく努力しよう。
千里の未知も幕の内一歩から、だ。
[親指を立てる倖田を真似て、親指を立て返す。
ちくわくらいなら買ってもいいかもしれないと誘惑にかられたが
手元の布団でちくわは錬金術できるので良しとしよう。]
ではまたな。倖田久美。
武運を祈る。
/*
ちなみに、もしかして:変は
裕三郎宛のフラグなんだが、
タイミングのせいで青木さんと
勘違いされている気がしてならない。
百合じゃないよ。恋愛感情じゃないよ。
女と女の友情だよ。
穢れた目で見んな ゴラァ
中の人は大好きですが、
恋愛的要素ならさーや相手の方が高いです。
というか、熱を出してフラフラになったのは、
決して水槽ダイヴのせいじゃなくて、
裕三郎への恋が芽生えかけでオーバーヒートしてるからなんだが。
また遭遇するまで、デレ出す気はないしな。
他の女子も絡みたかろうし、今は傍観者なのである。
ほ、ほれぐすりぃ!?
[目を白黒させて、魔法瓶と花子の顔を交互に見る。]
え、えっと。
しょくしゅさんは、自分で使わないデスか?
単位危ないんだし…
[薬の効能を聞けば、顔を真っ赤にしてあたふた。]
……苺は初心だな。
そりゃあ、こんなに可愛い苺がいれば、
空が並み大抵のメスには靡かないのも分かる気がする。
[ケタケタ笑いながら、触手はつつと
苺の二の腕の内側を、優しくなぞり落ちる]
あたしが今、自分で使ったら、
犠牲になるのは多分苺だぞ?
[冗談粧して、流し目を送った]
それはさておき、
最終手段としては、その場陵ぎ的に
自分で使うしかないというのは、分かっている。
というか試飲もしている。
[少々窶れた表情になって、頷くこと二度]
できればもう少し、生のデータが
採取したかったので。
苺なら、強力してくれるかと思ったんだ。
それで誰かの役に立つなら、一石二鳥。
どうする。苺には不要か?
いっそ、…………いや、なんでもない。
[言いかけた言葉を、慌てて噤んだ。
こつり、と魔法瓶の冷やっこい表面を
苺の額にあててみる]
・・・・・・・・・・・・。
[腹の虫が言った。
まて。私はいまカレーパンを持っている。カレーパンを持っているなら無理にカレーパンを作る必要はないんじゃないか。このカレーパンを食べればそれでいい。そうじゃないのか。]
・・・・・・・・・・・・。
[別腹が腹の虫を遮った。
そうじゃない。このカレーパンをモデルケースに美味しいカレーパンを作るんだ。カレーパンの作り方をマスターすればカレーパンが食べ放題。カレーパンが食べ放題になるんだぞ。」
・・・・・・・・・・・・。
[腹の虫が反論する。
だがしかし、私はいまこの瞬間にカレーパンが食べたい。カレーパンが食べたいのだ!
倖田久美は腹の虫に従いカレーパンを剥いた。」
・・・・・・・・・・・・。
[別腹が言い返す。
ここでカレーパンを食べてしまったらカレーパンが作れなくなるんだぞ!
倖田久美は別腹に従いカレーパンをしまった。]
― どこか ―
暇つぶしってのは、
いざとなるとやり方に困るもんだねぇ。
[ぶらぶらとケータイを弄りながら
どこなくふらふらと歩いている。
どこにいるかは出会った人が決めるといいのさ]
・・・・・・・・・・・・。
[腹の虫が言う。
カレーパンを食べて無くなったならまたカレーパンを買ってこればいいじゃないか。
倖田久美はカレーパンを剥いた。]
・・・・・・・・・・・・。
[別腹が言う。
次のカレーパンもまた同じように食べてしまってはカレーパンが作れないぞ。
倖田久美はカレーパンをしまった。]
!?
[背後から倖田久美の怨念じみた気配を感じて振り返った。]
ふう。気のせいか。
[青木さんは何事もなかったかのように歩き出した。
結局のところ、知っているところを歩き回るしかない。]
……会いたい時に会えないというのは本当なんだな。
いや私は何を言っているんだ。
[ぶつぶつ言いながら徘徊続行。]
・・・・・・・・・・・・。
[腹の虫が言う。
そうしてカレーパンが無くなったならまたカレーパンを買ってこればいい。カレーパンを作る必要がなくなるぞ。
倖田久美はカレーパンを剥いた。]
・・・・・・・・・・・・。
[別腹が言う。
カレーパンを買って食べてばかりじゃ売店のカレーパンが無くなったときどうやってカレーパンを食べたらいいんだ。
倖田久美はカレーパンをしまった。]
か、かわいい!?
お兄ちゃんは……ボクの事はただの妹としか思ってないデスよ。
[腕の内側を撫でられると、やんっ、と小さく声を出して震える。]
ボクが犠牲になるの?
しょくしゅの人……ええと、お名前なんだろ。
おんなのひとが好きなのデス?
データかぁ…。
[うーん、と唸る。]
…ボクで役に立てるかな。
ヘンになっちゃったら、助けてくれるならイイヨ?
[にこっと笑うと、魔法瓶を受け取って、蓋をあけた。]
おくすり、成功して、みんな幸せになれるといいデス。
[そう言うと、くびくぴと飲んだ。]
つまり、ただの妹がこのレベルでは、
恋人となると尚更、敷居が高くなる、と言っているのだ。
お世辞でなく褒めているのだから、受け取っておけ。
[こほん、と咳払い]
あたしはごくごく自然に口元を拭われたが、
ああいう扱いに慣れているのだろう、空は。
[思い出して、唇を舌先で拭った。
舌舐めずりしているようにも見える]
あたしの偽名は川田 花子だ。
友達になりたいのであれば、
真名を明かしてやらないこともない。
今のところオスもメスも見境はないな。
法律で、メスとメスが結婚できないのは把握しているが。
ついでに言うと、恋愛感情などなくとも、
イタすことはデキる。
薬は気軽に「恋した気分」を味わえるカンフル剤だ。
……失敗していなければ。
[得意げに口上を続けていたところで、
苺が発情する(?)ブドウジュースを飲んだ。
おお、と両手でガッツポーズ]
ヘンになっちゃったら責任は取るぞ勿論。
[性的な意味で]
…こういう日もあるだろう。
以前から考えれば驚くほど何もしていないけど。
[雲を見た。]
こういうのを、充実してると呼ぶのかな。
…火浦探しは諦めよう。
[息をついた。
そのまま、第二根城の旧美術部室へ。*]
/*
そういえば、実験室に戻って
あきなの所業は確認しておかなくては……。
でもそこで絡んで足止めさせると、
あきなが男と遊べなくなってはいけないので云々。
[こくん、と飲み込むと、口の端を紫の液体が一筋伝う。]
ぎめい、なの?
花子さんて、かわいい名前なのにもったいないデ……
[語尾は、ひっく、というしゃっくりと共に失われる。]
……あるぇ…なんか……
あつ…い…
[じわりと肌の表面に汗が滲む。]
[校門を出て。学校の周りを一周して戻ってきた。
途中で青木さんの気配が感じられたような気もしたけれど、残念ながら、早綾にそんな能力はなかった]
…戻ってきてしまいましたわ。
部活に顔を出したほうが、よろしいのでしょうね。
[一度首を傾げてから、
1.<<青木さん(弱)>>の傍に顔を出した
2.花子と苺の近くまでやってきた
3.火浦の背中を見つけた
4.久美が剥いている所を目撃した
5.一人でぶらぶら
6.部室に顔を出した
5(6)]
……んっ…なんか……ヘンだよぉ…
[身体が徐々に熱を帯びてきて、思わず自分で自分を抱きしめる。]
や……だ、だめぇ……
[がくりと力が抜けて、その場にしゃがみこむ と]
―中庭―
この偽名でトイレに篭もると、
新たな怪談を作ってしまいそうだがな、
って、……コドモには刺激が強すぎたか。
[オマエもコドモだ。
血溜まりに身を浸す少女、さながら殺人現場のよう。
このままでは容疑者として身柄を確保されてしまう。
いや、まごうことなき実行犯ですが]
いちごおおぉおー気をしっかりもてー。
えーと、こういう時は、
ヤツカがしてくれた看病だ。
[そのために向かうのは――
1.無難に医務室
2.保護者兄のいる料理研究部室
3.茶華道部室に出戻り
4.実験室に連れ込み
5.離棟でしっぽり
3(5) ]
よ、よし。
畳の上で膝枕で浴衣でクンカクンカだからな。
[謎の呪文を呟きながら、脱力した苺の身体を抱き起こす。
動揺で手が震えていた。
白衣に血痕が散ったが、それどころではない]
オマエをぽっくりさんのように、死なせはしない――ッ!
[渾身の力で背負おうと試みたが、何せこちらも小柄で非力な身。
べしゃりと潰れて、その場に這い蹲る。
意地でも苺は落とさなかったが]
ん〜〜〜〜ぎぎぎぎぎ。こなくそっ。
[病み上がりなりに頑張って、41mほど苺を引き摺った]
あ、あれ。
これはもしかして、
触手で搬んだ方が楽なのでは。
[どう見ても捕食中ですありがとうございました、
な絵面になってしまうが。
今は些細なことに目くじらたててる場合ではない。
ぜーはーと血に染まった白衣の肩を大きく上下させながら、
苺の身体にしゅるしゅると触手を巻きつけた]
/*
あ、そういえば さーやたんは いるっけ。
退席ついてなかったかな。
だから、暇してる人のとこに突撃すると
ゆりんゆりんになる んだ よ う
も、もう少し待とうか。
てか今夜、 落ちれる の か な 私。
お忙しそうですし、わたくし芸術系には縁がなくって。
気づかれないうちにお暇いたしましょうか。
[そろそろと旧美術室を後にする]
森主 空は、安土 メイ を投票先に選びました。
……あの。花子様…?
そちらにいらっしゃるのは苺様ですよね。
何があったんですか?
それに、その、ええと。
[少し赤くなって苺の様子を見ている]
あたしとしたことが、
薬の濃度を間違えてしまったらしい。
[珍しく動揺した様子で振り返る。
お嬢様育ちの早綾がこのテの刺激に弱ければ、
また失神者が出て大惨事だ]
お察しの通り、
苺は今(色んな意味で)天国に居る。
えーと。
早綾も混ざるか?
じゃなかった、看病できる場所に移そうと思うのだが。
[近くには血溜まり。そしてそこから引き摺られた被害者。
事情を知らない者が見たら通報レベルである。
いや、捕食でもそうだが]
天国…?
[苺を見た。じー]
…あの、苺様は大丈夫でらっしゃるのですか?
お薬って。
昨日言ってらっしゃったあのお薬?
[血だまりと引き摺られた跡。首を傾げて]
看病なら、森主様がいらっしゃる場所のほうが、良くないでしょうか?
お兄様ですし。
そう、その薬だ。
苺が兄のことで思い詰めていたのでつい、
[うう、とここでわざとらしく涙を拭う仕草]
惜しいヤツをなくしてしまった。
そうだな、最愛の兄が
看取って供養してくれた方が、苺も喜ぶだろう。
早綾は、空の居場所に心当たりはあるか?
えーと、あのなんとか部、かな。
[方向音痴は一人でたどりつける気がしません]
ええと、苺様は危ない状態なのですか?
でしたら、その。
病院のほうが。
ですが、一度森主様に見ていただいたほうがいいかもしれませんね。
お運びするのを手伝ってもよろしいですか?
引き摺ったままでは苺様が大変ですもの。
― 研究室 ―
[顔に貼り付いたザリガニとの格闘が続いていた。
幾らなんでも遊びすぎという気がするが、少年は皆ザリガニが好きだから、これはある意味幸せと言えるのだ。]
いてていてコラ。
ちくしょ、離せって
[
1.ザリガニを強引に引っぺがす
2.ザリガニ料理を作っていただきますー
3.ザリガニの軍門に下り、今日からザリガニ人間として生きていく。
]
搬びたいのは山々なんだが、
あたしには重k
[ひやっと背筋に殺意を感じました。
気のせいかもしれないけれど、コホンと咳払い]
え、ええと、お嬢様って
箸より重いものを持つと
死んでしまう持病があるのではなかったか?
早綾の手を借りてもいいものだろうか……。
[触手を腕組み状態にしながら悩む。唸る。
変に絡まって解けなくなった]
助太刀を願おう。
友達には、頼るものだと説かれた。
[最近頼ってばかりですが]
[倒れているのは先程(※学園時間)別れたばかりの幼女。
加害者は触手だろうか。
横にいるお嬢様ぽい人にも疑惑の目を向けた]
共犯者……?
神ごときに私の運命を弄ばれてたまるかってーの。
[次元の穴に吼えると、4.ザリガニが貼り付いたまま前が見えずに脱出、を選ぶと、窓からあえなく落ちた。]
――っひゃあぁん。
[早綾のたおやかな指が不意打ちで触手に触れると、
反射的に腰を捩った。
なんだこれなんだこれなんだこれ――。
説明しよう! そもそもこの触手、最初は
ナニを作るはずだったかというとそういうことで、
たまたま感度良好な部分だったらしい]
ち、違うんだ、誤解だ、
ヤったのはあたしじゃない!!
[ついでに、背後で響いた悲鳴にびくりと振り返り、
両手をぱたぱたさせながら、
犯人が述べるお約束の台詞を熱演]
重いときは、たくさんの人の手で運べばよいのですわ。
[そういったときに叫び声がして振り向いた]
どちら様かしら?
えっと、苺様はまだ生きていらっしゃると思うのですけれど。
共犯?
[花子の声に思わず手を離した]
あ、えと。
花子様、ごめんなさい。触ったらだめでしたのね。どんなさわり心地なのか気になってしまって。
では、今現れたあちらの方にも手伝っていただいて運ぶのはいかがでしょう。
いや、もっと触って欲しいような、不思議な心地だ。
早綾の手でなら。
[ほわ〜ん、と苺と同じところにトリップしかかる。
恍惚に潤む瞳。
が、次の瞬間メイの方へと向き直った]
良案だ、早綾。
そこの生徒よ、命が惜しければ
証拠隠滅に協力するのだ。
見事為し遂げれば、あたしが嫁になってやっても――、
あれ、その顔は確か、メスだったな。
[確かめていたのを思い出して、決まり文句は中断]
うきゃああああああああ
[
1.10cmの段差から落下してあえなくGAMEOVER
2.落下した先に針山の罠がGAMEOVER
3.落下した先に凶暴な犬がうようよいる地獄から這い出せずにGAMEOVER
]
あなたはあの時私のアソコに……!
[思い出すと下着の中の湿度が上がる]
まだ、生きてるの……?
[お嬢様の声に、おずおずと]
私は、安土メイ。あなたは……?
生きてるなら、運ばなきゃ!
そこで「しっぽはらめぇぇぇ」な定番エロマンガしてる場合じゃないでしょ!
[触手とお嬢様を放っておいて、恐る恐る倒れた幼女の傍に行った]
鼻血……?
安土様、メイ様のほうがよろしいかしら。
わたくしは中御門早綾と申します。さーやとおよび下されば嬉しいですわ。
ええ、ですから苺様のお兄様でいらっしゃる森主様の所にお運びしようかと。
[どすん。鈍い音が響きあきなの身体が地面に叩きつけられた…、が、]
[運命に抗う!4.落ちた先は砂地だった。そしてそのまま流砂に呑まれ、地下大迷宮に沈んでいった。]
[試練はこれから始まる]
ん、ん……。
[何だかお尻の辺りがむず痒い感触がして、
もぢもぢ足を組み返る。
仄かに朱が燈り、でれでれ締まりのない顔。
が、メイの叱咤にしゃきーんと背筋を伸ばした]
あたしは皮田鼻子。
動揺により漢字変換が以下略。
定番が分かるとは、メイからは同類の気配を感じるな。
[鼻血、と呟く声に、こくこく頷いた]
さまとかいらないよ!何プレイ?
さーやね、おぼえた。あと鼻子ね、覚えた。
お兄ちゃん……とこに行ったらあのうんこ鳥も捕まえられるかもね!よし、行こう!
― 地下空間 ―
[砂と共に落下して、ふいに身体に衝撃が加わる。そうだ、ほんの僅かな瞬間、この星の重力を忘れていた。]
あたたた。
[背中がずきずき痛むが、自ら検めると外傷は特に無いようだった。]
なんかさあ、GAMEOVERって見えた気がするんだけど。
[手には堅い甲羅の感触…無事だ。相方が無事だったのが嬉しい。足がわさわさ動いてる。※ザリガニです。]
キミがいないと、また新たな相手を探さなきゃなんねーもんな。
じゃあ、メイさんと呼ばせていただきますわ。
どうしてみなさん様を付けると嫌がられるのかしら?
[疑問に思いながらも、触手をさわさわしている]
じゃあ、運びましょうか。
あの、花子様、苺様にまいたこれは解いたほうがよろしいと思いますの。
[触手を指した]
鳥類も生物であるからして須く糞はすると思うが、
メイの言うその鳥がエドのことであれば……、
ハチミツを塗して山に放り出すといいらしいぞ。
[そんなこんなで、苺を兄の元へ送り届ける作戦敢行。
方向音痴に先導は任せないでください]
こう、四肢をそれぞれバラバラの方に引っ張る
拷問があったよな。
[ぽそりと、そんな光景を思い出していた]
― 地下迷宮 ―
[だだっ広い空間。時々落ちてくる砂と、積った砂地。
光は僅かに上空から射すだけで、足元もよく見えない。
その光の見える高さからして、5m、もっと…あるかも。
階段もエレベーターももちろん無く、ただただ前後左右に空間が広がるのみ。]
むう、
これってダンジョンてやつか?
[大した水も食料も燃料も装備もなく、困り果てた。]
では運びましょうか。
[苺の足のほうを持つことにした]
ばらばらにならないように、どなたかが先頭になって後の二人はついていけばよろしいのじゃないかしら?
わたくし、まだ覚えておりませんから無事にたどり着けるか不安ですの。
メイさんは?
ハチミツ塗って山に……
[ごくり]
バター犬ならぬハチミツ鳥?
それとも、蜜につられて他の動物に░▓▒▓█▓░░▓▒されるのかな?
[四肢を引っ張る拷問。あったね。なつかしい]
― 地下迷宮 ―
[ぼーっと体育座り。こういうときは体力を使わずに救助を待たなくてはいけない、それが鉄則だ。
使いきれば、即ち、ここで白骨化することになる。]
[どざあ、と幾度目かの流砂に交じって、良い匂いが漂ってきた。]
[はっ、と顔を上げる。これは華麗なるかほり。]
[無我夢中で砂を掘り返して、カレーパンを探り当てた。]
私は神など信じちゃいないが、
きっと救いの仏様はいるに違いない。
ありがとう。
私、これで、悔いはないぜ…
え、えええと。
[だらんと下がる苺の両手を胸の前で交差させる。
ミイラポーズの腰に腕を回し、準備完了]
ハチミツ鳥の顛末に関しては、後者だろう。
科学的に考えて。
そして、メイのワープ航法に期待する。
科学的な論拠に基いて。
[れっつらごー]
でもねー。
実は今気配を感じないのよね……。
とりあえず振ってみるか。 4(6)
1.お兄ちゃんの所
2.お兄ちゃんが使用した直後の男子トイレ
3〜6.振り出しに戻る
[救いのカレーパンを大事に懐に仕舞うと、迷宮攻略に頭脳を働かせ始める。真実なるピンチになって初めて、眠れる才能が気まぐれに覚醒するのだ。]
おっ、これコレ。
[ポケットを探ると、1枚の紙が。『本日から1週間後を云々…』]
いーものめっけ。
[マッピングの基本は距離と方角。それさえ正しくしてやれば空間は把握できる、はずだ。
課題提出の紙を裏返して、ちまちまと自分のいる場所の情報・壁の位置を記入し始める。]
ふう、危うく亜空間で34ヶ月彷徨って餓死するところだった。
というより、何やら地下迷宮っぽい様相だったが。
[しかも、人影が見えたような気がしたが、
一瞬のことだったのでよく分からない。
今日もあきなと順調にニアミス]
― 地下迷宮 ―
そういやあ、「マッピング基礎I、基礎U」の授業はなんかすげーいい点とったっけなあ。
[何かを思い出した。そうあれはいつもの口の悪い友人の言葉だったか。]
[『あきなってば、サバイバルでもするつもり?』成績表を読み上げる友人。
『マッピング基礎、上手な山歩き講座、食べられる雑草学、道に迷った時の復帰の仕方学、いかなるときも生きることを諦めない精神修養…。よくもこんだけ意味のない選択科目ばっかり成績優秀なわけ?』]
[散々だった。その時の罵倒されっぷりを思い出して少し凹む。私だって少しは傷ついたりするんだよ。]
もしかしたらこういう迷宮があるのが前提で、そーゆー授業をしてるのかもな。
森主 空は、水鳥 あきな を投票先に選びました。
― 地下迷宮 ―
[目をごしごし。
今一瞬人が現れて消えたように見えた。]
蜃気楼のよりよい楽しみ方学だと、もっと長い時間見えてるって。うーん、ちがうかなあ。
[白昼夢論のほうだっけ?考えるほどに混乱。]
あー
私疲れてるのかな。
もう休んでもいいぱとらっしゅう?
[答えない。だってザリry]
早綾が電話をかけると、
68人の黒服が、お嬢様のために
駆けつけてきたりするのか!?
[ワクワクしたが、没落した、というくだりを思い出した]
それとも、
「お母さん……今夜は外泊するの……。
えっ、何言ってるの、違うわよぅ。
友達の花子ちゃんのところだから、
心配なんてしなくて大丈夫。
もうっ、からかわないでよねっ! ぷんぷん」
とか言いつつ彼氏と一夜を明かしてしまう系のか。
というわけで、確かに
苺の身柄は引き渡したぞ、森主 空!
身代金の準備はできてるか?
[三人で苺を担いだ状態で、脅迫電話っぽい
凄んだ声を出した]
― 別棟 料理教育研究会 部室内 ―
……うーん、もう食べられないよ。……。……。
へっ?
[...は苺と身代金という言葉が聞こえて目がパチッとショートして感電した。いやそんなわけない]
警察にはくれぐれも連絡するな、って言わなくていいの?
[目をぱちくりさせつつ窓から首を出して、異様な光景にきょとん]
迎えに、来ていただこうかと。
さすがにもう、そんなに人は来ませんわ。
6(10)人くらいかしら?
花子様、身代金を要求されるのですか?
……わたくし、そんなつもりはなかったのですけど。
け、ケーサツはくれぐれも……
[促されて、しどろもどろ復唱]
ちっがーう。あたしたちは別に
ケーサツにバレて困るような
何ら疚しいことはしていないぞ!
[現場は殺人事件みたいになっていたけれど]
― 地下迷宮 ―
これが最後の部屋だね、
[緊張の面持ちで、重厚な鉄の扉を開く。マッピングが正しければ…いや正確に記録したから間違っているはずはなく、
ここが正真正銘の最後の空白だった。]
さあ、これで、
[扉の先には、下りの階段があった。迷宮も、試練も、さらに深くなってゆく…。]
あいにく僕はお金持ちじゃないからなぁ。百万ゴールドぐらいでいい?
[それはゲーム内通貨です]
エドは食べても美味しくないと思うよ? 運動不足のオウムだし。
『オマエラモナー』
……てゆか、苺ちゃんに何があったのさ、これ。慌てず急いで正確に説明お願いできるかなぁ?
ブドウジュースのあまりの美味しさのあまり、
鼻血を出して倒れてしまった。
今頃、空ときゃっきゃうふふの追いかけっこを
お花畑で展開中だと思われる。
三途の川のすぐ側で。
[一般的な説明及び翻訳は、早綾に一任致します]
ブドウジュースの美味しさのあまり、
鼻血を出して倒れてしまった。
今頃、空ときゃっきゃうふふの追いかけっこを
お花畑で展開中だと思われる。
三途の川のすぐ側で。
[一般的な説明及び翻訳は、早綾に一任致します]
わたくしが発見したときには既にこの状態でしたので、よくわからないのですけども。
お薬を飲んでこんな状態になったとか、花子様にお聞きしたのです。
それで森主様に見ていただこうと。
運動不足のオウムかぁ……。
食べずに░▓▒▓█▓░░▓▒するだけで済ますとするか。
[とりあえず脱いだぱんつを投げてみた。→47
0〜60 回避
61〜80 掠る
81〜90 ヒット
91〜100 むしろ森主 空にヒット]
― 地下迷宮/地下2階 ―
[そこはやはりだだっ広い空間だった。見事なまでのデジャビュー。私は輪廻転生を繰り返している気がしてきた。]
[階段を下った先の扉から空間に入ると、背後で自動的に扉が閉まった。もうこの扉から戻る術はないのだ。]
― 地下迷宮/地下2階 ―
ん、なにこれ。
[楽譜を置く譜面台のようなものに石板が置かれ、文字が刻みこまれている。]
[『汝、生きてここを出たくば、危機に陥りし時、次の一字一句間違いなく暗唱せよ。』
『そげぽぽら いえんぷざうぼ ろりとてか やまにぎまむす あらほりえもん』]
なあ、ザっクン意味わかるか?
[答えない。だっry]
これ間違えたら泣くかもね。
[課題の紙の裏側に慎重にメモメモ]
そのブドウジュースの成分を聞いていい? 保健医を呼んだ方がいいかなぁ。まぁ僕に知らせてくれた事には感謝するよ。
[...は苺の呼吸音を確かめ、額に手を当てて熱の有無を確かめる。表情を確認する。なんかにやけてる? あれ?]
とりあえず大丈夫そうだけど、一応保健医さんにも診て貰おうか。
きゃっきゃうふふ……。うーんうーん、複雑だなぁ。ねぇ、苺ちゃんと仲の良さそうな男性の話とか、聞いていないかな? 浮いた話が聞けなくて、ちょっと心配でさ。ちゃんと良いお婿さんを見つけられるのかなぁ。
えっちょっと待ってそこのキミ今なにを投げたの。みだりに物を捨てたりしちゃいけないよ?
[メイに駄目駄目と手でぜすちゃあ]
ブドウジュースは安心の果汁71%だ。
何故か毎度作る度に、爆発が起こるがな。
苺は幼く見えるから、
ここは思い切ってラスボスもといロリコンに
預けてみればバージンは卒業できるのではないかな。
兄心としては、複雑だろうが。
…メイさんたら。
[もう一度投げたメイに眼を丸くした]
苺様の仲の良さそうな男性ですか?
昨日見かけた方かしら?
でも、そういうわけじゃないみたいでしたし…。
森主様は苺様の交友関係については、ご存じないのですか?
なんなら、兄の手で最初は奪ってやる展開も
読者ウケは良いと思うが。
[そういう官能小説も執筆経験があるようです。
それから、びしっと空に触手の先を向けた]
そうでないなら、妹の心配をする前に、
まずオマエ自身が!
身を固めて落ち着いて、苺を安心させてやれ。
諦められるように、してやれよ。
……苺、泣いていたぞ。
[抑揚の失せた声で、溜息とともに呟く]
ラスボスって誰なの……。
ロリコンっていうと、火浦かなぁ。でも彼は苺ちゃんに興味が無さそうなんだよねぇ。悪い奴じゃないし、苺ちゃんが彼を選ぶなら祝福するつもりだけれど。義兄と呼ばれる事だけはごめんこうむるけどね。
えっとよく聞こえなかった。エドをどうしたいってさ? 虐待は駄目だよ? 虐める時はちゃんと相手の同意を得てからね。
『ヒトデナシー! バーカバーカ』
てゆか君、下着の予備を持ち歩いた方がいいんじゃないかな……。
早綾ちゃんは心当たりあるんだ? でも違うのかな。苺ちゃんはねぇ……僕といると僕の話しかしないから。慕ってくれるのは嬉しいんだけど、兄としてはちょっと複雑でさ。
僕がフリーだから、いつまでも僕だけを追っかけるのかなぁ。
[携帯電話で保健医へ電話をかけつつ、困った顔]
読者受けって、えっと誰が読むのさ。てゆか誰が書くの?!
あぁ、うん、そうだね。身を固めた方がいいよねぇ。家事と料研活動にかまけてたら、つい、さ。……泣いてたかぁ。泣いてた、かぁ。
[難しい顔]
いいじゃない、妹とすれば。
結婚できなくてもえっちは別に法律違反じゃないし?
[ぱんつを履きつつ]
あと、その鳥を く び り こ ろ す のは、苺ちゃんの許可取ってあるから大丈夫。
[ちゃんと聞こえるようにゆっくり大きな声で言いました]
あら、森主様はフリーなんですのね。
苺様が好きなのは、森主様ではないのかしら?
それなら、一度お話したほうがよろしいと思いますの。
受け入れられないのでしたら、彼女をおつくりになるとか。
森主様に彼女がいないのは驚きでしたけど。
― 地下迷宮/地下5階 ―
[とうとう第5階層。ボスっぽいものを殴って倒したら、黄金の兜と黄金の剣を手に入れた。
ただの家政婦からスキルアップして、いよいよ冒険ぽくなってきた。]
[唐突に、携帯電話が鳴ったので、答えてみた。]
はいはーい
保健室だよーん
…
…
なるわきゃねーよな。
ここ、地下だしアンテナ0。
[気のせいだったらしい。頭がどうかしてる]
うん? んんん?
[妹との以下略を普通に勧められて自分の中の常識的な領域が目をぱちくり]
あれ? なんだかいま電話一瞬変な所に繋がったような……混戦してるのかなぁ。
驚き? そう? そうかな? どこか物足りないとかよく言われるよ。癖がなくてちっともキャラが立ってないぞゴミって言われたのが一番ひどかったね。
と、とととにかく、苺は預けたからな。
彼女が欲しいとか、
妹とイタすために理性が邪魔だから
吹き飛ばしたいとかであれば、
いつでも力になるぞ。
ではさらばだ。
[血痕つき白衣をばさぁと翻し(※下は全裸)
高笑いをしながら去っていった。
そして徐に、迷子に陥っていた**]
行ってしまいましたわ…。
花子様白衣の下が肌に見えたのですけど…。
お風邪を召されないかしら。
森主様、苺様をどうされるかは、森主様次第だと、思いますわ。
早綾ちゃん、奢るから、あとでお茶しない? ちょっとなんだかいま無性に癒しが欲しくなってさ……。
[...は、ため息をつきながら*早綾に言った*]
/*
よし、さーやにフラグが立ったかな。立ったかなー。
さーやは、空でも裕三郎でもどちらでもイケると思。
わっふるわっふる。
妹だからとか気にしてるから一般的ラインから抜け出せないのよ。
中肉中背仮性包茎、みたいな。
まあ、ここでさーやとえっちするなら、私も去ろうかな。
じゃあねー。
[手を振った**]
お茶くらいなら、わたくしでよければ。
[にっこりと微笑んだ]
妹だからというのでしたら、苺様にはっきり仰ったらいかがでしょう?
それとも、今までも口にしてらっしゃるのかしら。
どちらにしても、まずは専門家の方にみていただいたほうがよろしそうですわね。
[苺を見下ろして。、それから出ていた汗を拭いて*あげた*]
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