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―別棟廊下―
予想外の疲労をこうむってしまった。
やはり、全力ダッシュはするものではないわね。
[肩で息をしつつ、窓伝いに図書室の方へ。
足取りはふらふらしていた。]
はやく体力回復の呪文を書いてなんとかしない、と……。
―別棟廊下―
[追いかけていた女生徒が振り返った。
廊下の真ん中に、隠れもせずぽつねんと白衣のロリっこ。
目が合った。
目と目が合った瞬間に、恋が芽生えた――かは定かではない]
全力で走って喉が渇いていないか?
[悪びれもなく笑って、触手をひらひら手のかわりに振った]
―別棟廊下―
――"目と目が合ったその時から"。
というタイトルの小説があったの。
[ぽつりと佇む白いロリっ子。
他に人も少ないせいか、余計に小さく見える。]
喉が渇いているかどうかと言えば、私は青木さんよ。
渇いているの。とても、とても。
[ひらひらと振られる触手。
右に。左に。不思議そうに青木さんの瞳が追った。]
でも、防御に徹しないと誰かがオーバードライブしたみたい。
必殺技がくるわ。
『イレロー! ロクデナシー!』
どうして行儀の悪い言葉ばかり覚えるのかなぁ。
[...は冷蔵庫を閉めると、頭を抱えながら廊下へと向かった]
『マヌケー! マヌケー!』
……今日の夕飯は焼き鳥にしようかなぁ。
そうか。あたしの場合は脳内で音楽が鳴り響いているぞ。
♪目と目が逢う〜瞬間好きだと気付いた〜
必殺技というのは、先ほどからのこの
軽快で規則的な打撃音のことか?
[首を傾げてから、左右二本の触手で、
それはこっちに置いといて、のポーズ]
青木サンとやら。オマエは実に運がいい。
ここに! 至って普通で何の変哲もない
ブドウジュースがあるんだが飲まないか。
さあぐぐっと!
[フラスコ直入りの液体を突き出す。
ちゃぷんと硝子の中で跳ねる紫。
ちなみに、濃度からして人間に対する効果は約一時間。
猫は発情したが、人間はどうなるのか、
被験者第一号のみぞ知る。
――図書室内は飲食厳禁です]
―別棟廊下―
好きという感情は人間の原始的な本能よ。
この胸の高鳴りは動悸ではなく恋なのかしら。
[サンライトイエローの綺麗な陽光が見える。
視線を逸らす前に触手が動き出して、また追った。]
……えっ
ブドウジュース?
[凝視を触手からはずす。
フラスコをうっかりあわてて受け取った。]
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