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>>*85
・・・もういいですから・・・
すみません。忘れてくださいorz
そうですか・・・
「香屋望」になることを躊躇した私に、彼女は言いました。
「修学旅行は、高校生として、一生残る思い出だけど、修学旅行だけが思い出と言うわけじゃないから。」
だから代わってあげる。と。
彼らは、この旅行が終わっても、高校生としての生活があります。
けど、私たちは、これが終わってしまえば、全てなくなります。
私たちは、「阿部晴夜」「香屋望」ではないのですから・・・
「阿部晴夜」として過ごす、おそらく最初で最後となろうこの中で、やり残したことはありませんか?
「香屋朔」
私は、この名前が大っきらいだった。
朔月。それは、一日と言う意味もあるけど、私の名前の「朔」は、あの綺麗な月が一日中その姿を見せる事のない、真っ暗な夜の事。
妹の「望」
・・・満月を意味するその名前が羨ましくて、対比するように名をつけた母を恨んだ。
けど、あれは、母が家を出てからちょうど1年が過ぎた日の事。
あの日、生活費のことで父ともめ、叩かれた私は、泣きながら家を飛び出した。
嫌な事、悲しい事があったら、いつも月を見て癒されていた。
その日も、私は月を捜した。
けど、街灯の明かりに照らされた空は、ただただ真っ暗で。
なにもかも嫌になって、そのまま、死んでしまおうと思った。
朔月。
私が死ぬにはなんてちょうどいい日なんだろう。
そう思いながら、うってつけの場所・・・近所にあった、1級河川の上にかかる橋を目指して、ひたすら走った。
けど、
ぱたぱたぱた。
途中から、自分の物ではない足音に気付いて、急に怖くなった。
街灯に煌々と照らされた夜道を、私は全速力で、後ろを振り返らず走った。
ぱたぱたぱた。
後ろの足音がドンドン遠ざかってゆくのを感じ、安心したその時、
か細い声を聞いた。
「お・・・ねえちゃん・・・まって・・・」
慌てて立ち止り、振り向くと、そこには、膝に手を当てて、
苦しそうに息をする望の姿があった。
「こ・・・こんな時間に、何をしてるの?」
駆け寄って、覗きこんで声をかけて、思い出す。
口論の最中、部屋の隅でおろおろ見ていた彼女。
そして、私が殴られた瞬間、声を上げて泣き出した彼女を、私は一人置いて飛び出した。
彼女は、泣いていた。
涙と息切れで、苦しそうにあえぎながら、一言ポツリと言った。
「いかないで・・・」
ああ、私は、自分勝手に、彼女をおいて行こうとしたんだ。
すさまじい後悔を覚え、彼女を抱きしめ、ひたすら詫びた。
二人で抱き合って、ひとしきり泣いた後、泣きはらした目で、彼女は言った。
「ついてきて。」
二人で手をつないで、夜道を歩いた。
その道すがら、彼女は言った。
今から行く場所は、散歩をしていた時にたまたま見つけた。
いつか見せようと思っていた。と。
そうするうちに、街灯がなく、真っ暗な場所に来て、さらに、山道に入って行った。
舗装されておらず、人の通った跡だけが細く残っているその道を、彼女を前にして歩いて行って、しばらくして、少し、開けた場所に出た。
そこから下を見た私は、崖下の街の明かりの綺麗さに驚き、彼女が見せたかったのはこれの事かと思った。
しかし、彼女は言った。
「上、見て。」
「上?」
怪訝に思いながら空を見上げると、そこには、
無数の星が、まるで、宝石屋さんのショーケースをひっくり返したかのように散らばっていた。
明るい街灯の下では見ることの敵わないその光景に、私は目を奪われた。
呆然としている私に、彼女は言った。
「普段は、おほしさま、こんなに、きれいにみえないの。なんで、こんなにみえるか、わかる?」
「わからない。」
心の問題と言いたいのだろうか。
辛いことがあった後の空は、とても綺麗に見える。と。
そう思ったのだけど、彼女の答えは全く違った。
「おつきさまがね、みえないからだよ。」
「・・・え?」
彼女は何が言いたいのだろう。
月が見えないから星がきれい?
綺麗な月が見えないから、相対的に星がきれいに見える。と言うことだろうか。
しかし、
「うん。お月さまはね、あかるすぎるの。だから、お月さまがでてるときはね、おほしさまが、そんなにみえないの。」
「・・・」
「お月さまは、きれいだから、好き。
でもね、私、お月さまの明るさに、邪魔されずに、こんなにきれいに、おほしさまがみれる、この日も、すごく、好きだよ。」
そう言って、えへへ。と笑った。
彼女は言った。
「ママはね、おほしさま、だいすきなんだよ?しってる?」
『流れ星の夜に』『おほしさまへのおねがい』
母が寝る前に、毎日のように読み聞かせてくれた絵本。
うん。知ってる。
そう言いたかったけど、言葉は出なかった。
そんな私に気づいているのかいないのか。空を見たまま、彼女は続けた。
「おねえちゃんがね、うまれたひ、すっごく、おほしさまが、きれいだったんじゃないかなぁ。
だから、すっごくかんどうして、おねえちゃん、「朔」になったんだとおもうよ。」
言ってなくても、彼女は、私が自分の名前を嫌いで仕方ない事を、知っていた。
彼女は、首を降ろし、私の目を見て、にっこりと笑った。
「私も、朔って名前、好き。だって、おねえちゃんのこと、すきだから、「朔」と「望」、ふたりでひとりってかんじ、するよね?」
それが、私が彼女との、強いきずなを感じた、最初のできごとだった。
それから数カ月後の彼女の誕生日、私は、雑貨屋さんを巡った。
満月のストラップをさがして。
三日月のストラップならあちこちにあるが、満月の物はほとんどなかった。
何件も何件も店を回り、そして、ようやく見つけた、満月のストラップ。
それを買って、彼女に渡した。
同じようなデザインの、星のストラップを見せながら。
望と朔。
ずっといっしょにいようね。そう約束して。
昨日の皆を拝見したのですが・・・
どうやらみんな、この瞬間がまだまだ続くと思い込んでいるようですね・・・
「いつか大丈夫になるだろう。」
と問題を先送りにしているように見えます。
はたしてこの状況で終わらせていいものか・・・
少し悩みますね・・・
実のところ、イルさんが(吊り襲撃)被ってもおかしくないですし。
[私なら続行視野に入れるなら赤狙いで阿部さんかノブナオさんの二択。終わってもいいならイルさん、芽莉沙さん、望さん、の三択から選びます]
志摩さん、ピヨコさんは発言できる相手なので明日以降自分が生きてた時の為に残し。
風紀組は一気に両落としが理想ですが、上手く振り分けできるか不安。
阿部さんも会話という点で不安ですが、発言が定期であるので赤かもと思いつつも残し。
望さんは単独感でてきたので、他に候補なければ、ですが襲撃候補かもと思って保留。
まあまず間違いなくノブ吊りにしてましたね。
発言頻度落ちてますし。狼と思ってましたし。
>>*87
ちっとも気にすることはありませんよ☆ミ
ノクロの大事な同級生たちは、そんなことで動揺する人間たちではありませんから♪
ま、終わると決まったわけでもないですしネ☆
つまり、そんなお気づかいは無用ってことです。「香屋望」さん。
オレたちにはいつだって未来があるんですから。
……あなたは? あなたはどうなんです? ノゾミール。
あなたは「すべてが終わる」と言いましたね。
今あなたがノゾミールでいる間にやりたいこと、ありますか?
人を気づかうだけじゃなくて、時には自分を気づかってあげてくださいな、素敵なキャストさん。
[食器を片付けながら]
さて、今日の天気はどうなのでしょうね……。
[私としては元望さんと元阿部さんはカップルで
今は二人で別行動をしているという流れとかすれば
辻褄あわせにいいかなぁなどと思ったり]
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