情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
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"それが望んだ結末なのか"
Nightmare City. −Another−
XXXX年。
仮想空間。都市、夜。
レジスタンス副部隊長 スーンは、村人 を希望しました。
★村側陣営:プレイヤー達。(レジスタンス・仮想空間の利用者(被験者))
聖痕者:
レジスタンスの部隊長
占い師:
クレアボヤンス(千里眼)プログラムを持つ。
もしくは、管理AIリストを仮想空間に入る前に見ていたプレイヤー。
霊能者:
仮想空間管理AIシステム製作者の一人であるプレイヤー。
守護者:
シールドプログラムを持つ『管理AI』
管理AI陣営から見れば’裏切り者’。
村側の仲間からも、管理AIである事がバレれば敵意を持たれるかもしれない。
村人:
・一度、ログアウト・ポイントから現実世界に戻り、’帰ってきた’キャラクター。
・レジスタンスのメンバー。
・事件に巻き込まれた一般利用者(被験者)
…など。帰ってきたキャラは役職持ちがしても良い。
見物人:今の所入れない予定です。
もし入れる場合は村側陣営。
俺TUEEにならない程度で、適度に残ったり墓落ちしたりしてみて下さい。
#本来はポジション制の村にする予定で、wikiも作成する予定でした。
守護者=ヒロインとかも立ち位置も考えていた訳で。’帰ってきた’キャラなんかは、ヒーローな立ち位置で設定する事を考えていたりしました。
でもその辺は全部参加者にお任せします。
★狼陣営:仮想空間管理AIシステム
狂信者:
もし望むなら’首謀者へ事件を仕掛けるよう何か仕掛けた黒幕’を演じても良い。
望まないのであれば、単独行動をメインとするプレイヤーへの虐殺行為を働く管理AI。
狂人:
C狂に比べれば、まだ非攻撃的なAI。
上位の管理AIの管理下にある為、反乱に従っていると思われる。
C狂:
戦闘能力の高い管理AI
智狼:
解析能力の高い管理AI
呪狼:
黒幕。事件首謀者の管理AI
・管理AI達の持つ武器は、本来は自衛プログラムである。
・また管理AI達は時間が経つ毎に『都市』へ介入する力が強くなる。
・人間達(アバターキャラ)の持つ武器は、意思の力で出来た武器かもしれない。
剣・銃器・投げナイフなど、武器の形は自由に。
【村の舞台】
都市:
仮想空間にある仮想都市。
ここが村の舞台となる。
プロローグ中は夜。村開始後に夜が明け、
一日目〜エピローグにかけて、朝〜夜に移り変わる。
都市中央には噴水が、都市を縦横に列車が走っていたりする。
何があるかは、先に書いたもの勝ち。
ログアウト・ポイント:
長い長い道のりを抜けた先にある、現実世界へ戻れるポイント。
そこへ行く道は、管理AI達が反乱した事により迷路化している。
本来なら、プレイヤー達は、現実世界からログアウトプログラムを流されたり、管理AI達に促されて仮想空間から起きる筈だった為、使われる想定はまだ薄かったと思われる。
死の幻影が現実にその命を奪う
吊り:
これに関してはお任せ。
状況に応じて、読み替えて下さい。
襲撃:
管理AIによる虐殺。バトル勝敗結果など。
吊りと同じく、状況に応じて読み替えて下さい。
墓下:
現実世界。
ずらりと横置きのカプセルが並んでいます。
プレイヤー達は、このカプセル型の接続機器によって仮想空間に繋がっています。現在、プレイヤーの誰もが覚醒しておらず、現実世界は大惨事状態です。
貴方が生きているのか死んでいるのか。それは任せます。
管理AIが墓落ちした場合、管理AIはシステムなのでカプセルで目覚める事はありません。消失したままか、リセットされた初期状態になるのか。それとも?
プレイヤー・管理AIの墓落ち後の状況はお任せします。
また、現実世界の仮想空間に接続する場所(最初にプレイヤー達が目覚める場所)以外は、特に決めていませんので、近未来という点だけ注意して自由にRPして下さい。描写は早い者勝ちです。
夢を夢と見抜ける人でないと
生き残るのは難しい・・・・・・
元ネタ:Nightmare City.&その二次創作など
●wiki:http://ja.wikipedia.org/w/inde...
●Nightmare City:http://www.miyasuke.net/flash/...
(オマケを見る為には、一度見終わった後にスペースキーを押して下さい。)
●Nightmare City -Catastrophe- (続編・完結):http://www.miyasuke.net/flash/...
http://403.team-7.net/sclyrix....(Southern Cross 歌詞)
http://403.team-7.net/northern...(Northern Lights歌詞)
http://blog.livedoor.jp/deko9/...(ストーリー解説)
http://chbox.jp/column/50/59/i...(元ネタ作者さんのインタビュー)
・
・
・
以上で突発RP村の説明を終わります。
最後に、外部からの指摘を答えて終了します。
今から管理AI達の反乱が起こるのではなく、
既に管理AI達の反乱が起こった後の世界、とします。
他の細かい点については、参加者のログ次第で…という事で。
それではどうぞ。
『ナイトメア・シティ−アナザー−』へ―――*ログイン*を!
管理AI リコリス が参加しました。
管理AI リコリスは、呪狼 を希望しました。
― 夜/仮想都市・あるビルの屋上 ―
[ビルの谷間を駆け抜ける風が髪の毛だけを揺らす。
眼下には、プレイヤー達の群れ。]
…………。
[ニィ、と口が三日月にかたどられる。]
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
うむ。貴方の村の村建人です。
この村は、本当はwiki作って腰据えてやりたい村ではあった。
……。下手すると参加予定の次村と被って「倒れてでもしろ」というブーメランとして返ってくる情報欄フラグでしょうか…?
('A`)ソレハヤダ
早急に集まって頂けると本当に助かる。
ここだけの(某方へ向けての)話。
フルカオス村時点で、既にスーン=ダミー、リコリス=呪狼というネタは思い浮かんでいたので、当時、被ったwwwΣΣΣヤバスwwwみたいに内心思っていました。
…やっと言えた…。約5ヶ月越しに…。
今回の村の目標として。
萎えきってる文章力、硬質文章の慣らしをしたいと思っています。
雑談系とランダ系でゆるゆるし過ぎた。
ガチでも緩すぎた(ので自分に腹立ち中なのです)。
― ビルの屋上 ―
[都市は『未だ』明るい。
白い仮面が白い貌に当てられる。
仄暗い闇と光の狭間の中、
仮面の二つの亀裂から赤い両眼の光が浮かび上がる。]
[タタン]
[音]
[聞こえれば既に姿は遥か下。ビルの谷間を墜ちゆき、空中で一度翻る。]
[タン] [タタタン] [タン]
[音]
[発砲の音。仮想空間で作り上げた物か否か。翻った身はビルの壁面を蹴り続け加速を付けながら地面へ向かう。]
[ザシュウ] [ザ/ン]
[鎧袖一触。プレイヤー達との交差。
管理AIの武器は、相手の銃を真っ二つに斬り落とし、少し間を置いて、猫耳をつけた人型の姿が切り裂かれた。
ビチャア、と、赤い血が弧を描きつ撒かれ地面を穢す。]
[す、す、と別のプレイヤーが行う攻撃を苦もなく避ける。
やがて、辺りは煙幕に覆われ、プレイヤー達は撤退を行う。
煙幕が晴れた後に残るのは、地面の血痕のみ。]
都市機能の掌握までには、まだ時間がかかる。クククッ・・・
だが、直ぐだ。
昼であろうと陽は翳り、
やがて昼も夜もなく、地獄の如き紅い世界が広がる。
それまで、あと少し。
貴様らには、今少し夢を見させてやろう。
管理AI シノン が参加しました。
管理AI シノンは、守護者 を希望しました。
[交戦が終わった場所を、物陰からひっそりと眺める一人の少女。
片手の小さな光を消し、諦めたように首を振った。]
…戦闘が有ったみたいだから来たっスけど…
どうしてアタシはこう動きが遅いんスかねぇ。
やっぱ、もう古いんスかねぇ、アタシ…
[考えていても仕方ない。
これ以上思案して落ち込む前に、
ぶんぶんと首を振りその場を離れた。
プレイヤーにもAI達にも見つからないように。]
[空はまだ黒い。
普段だったら不安なそれが、今はとても心強く感じる。]
…これもテストの一環で、実際は誰も死んだり消えたりしてないって言うドッキリだったりしないスかねぇ…
[そんなことがあり得ないというのは分かっている。
仮にその結末で終わっても、人は自分達を許さないだろう。
…仮想空間プロジェクト自体が無かった事にされるかもしれない。
それでも、人と仲間達が争うこの状況は少女には嫌な物だった。]
…ま、アタシみたいな旧式に出来る事もないっスけど
それでも、できるだけ被害は減らしたいんスよね。
[被害を減らしたいのは、人かそれともAIか。
その意味が分かるのは、まだ暫く先…]
…そういや、掛け持ち非推奨だっけか。
向こう抜けるか、倒れてもやるか…
後者かなぁ。
今夜冗談抜きに倒れる気がするけど。(レポート真っ白)
レジスタンス部隊長 メルクリウス が参加しました。
レジスタンス部隊長 メルクリウスは、聖痕者 を希望しました。
…若干切実な独り言。
コレ、明日、人足りるの?
何処ぞ勧誘でも行くべきか…
でも勧誘行く先無いなー。
どーするかな。コレ。
― 夜 廃墟となった工場 ―
[暗闇に包まれた街は、あちらこちらから火煙があがっている。
管理AIとプレイヤーの交戦は日を追うにつれ熾烈さを増していた。
先刻も上位AIとの交戦が勃発し、「死傷者多数」との報告を受け、
避難場所である廃工場に丁度今駆け付けた所だ。
大声をあげれば、交戦の最中に立ち会い、
撤退の英断を下した冷静な副部隊長スーンにたしなめられる]
……これが大人しくしていられるかってんだ!
アイツ達、どんどん力を付けていやがる。
[管理AIが日毎に勢力を拡大していくのは、
誰の目にも明らかなことだった。
裂かれた仲間の亡骸を抱えて、悔しげに顔をしかめた]
-夜、廃工場にて-
や、おにーさん方。
救急箱は御入用っスか?
[幸い、この程度の道具なら街の所々にある。
それらを回収してレジスタンスに届ければ、
「ひ弱な協力者」と向こうが勝手に判断してくれる。
自身の正体を明かさずレジスタンスとコンタクトをとるこの手段は、
実際弱い...には便利な手段だった。]
…って…今夜のは、ちょいと酷いっスね。
やっぱり、戦力持ってるおにーさん方は狙われやすいんスかね…
救急箱だけの予定だったっスけど、オマケっス。
甘い物も少し付けとくっスよ…
こっちはそんなに見つからなかったんで少ないっスけど。
[直接戦闘を見て居た訳ではないが、怪我人や亡骸を見れば何が有ったかは想像がつく。
気休め程度にはなればと、偶然見つけたチョコレートを一緒に差し出した。
この街で心が折れたなら、ソレは死ぬより辛い事だと思ったから。]
……………!
[物音に気付き、反射的に顔を上げる。警戒した視線を送るが、その先に居たのは一人の少女だった]
御譲ちゃん、悪いな。救急箱は有り難くいただくぜ。
[ほっと息を吐きつつ、人の良い笑顔を浮かべて工場の中に招き入れた。
突然の「協力者」の登場に、副部隊長のスーンはやや訝しげな眼差しを向けたようだが、この男の方は一切の疑念を持っていなかった。メルクリウスはよく言えば「お人好し」であり、悪く言えば「馬鹿」だった]
でも、こいつはアンタにとっても貴重じゃないのか?
女の子ってのは、甘い物が好きなんだろう。
[救急箱を受け取りながら、チョコレートを差し出す少女へ視線を向ける]
アンタとアンタの仲間で食いな。
何、その御譲ちゃんの気持ちだけで、
俺達は百倍元気でたさァ。
アタシらは、おにーさん方みたいに戦ったりは出来ないっスからね。
隙間を縫って物集めるのが精々っスよ。
だから、コレはおにーさん方に渡したいんス。
アタシらに出来ない事やって、アタシら以上に辛い思いしてるんスから。
たまには一息つかないと、身が持たないっスよ?
[…この人は、凄いと思う。
生真面目な副長さんの様に策略に長ける訳でも、
上位AIの様に人間離れした武勇を誇る訳でも無い。
それなのに彼がレジスタンスの隊長をしているのは、この性格だろう。
場を和ませ、周囲の人間を無意識に支える優しさ。
そんな彼だから、アタシは地味に気に入っているのだ。]
それに、アタシらは収集は得意っスからね。
量が少なくても、きっとまた見つかるっス。
だから、コレはおにーさん方に。
アタシらの分は、また探せば良いんスから。
[そう、コレは彼らの為の物。
AIである自分には不要な物。
持ちかえる気もせずに、去り際に紙に乗せて地面に置いてから廃工場を出た。
明日は、今日以上に派手な戦闘になるだろうから。
医薬品の類は幾らあっても困らない。]
それに、アタシらは収集は得意っスからね。
量が少なくても、きっとまた見つかるっス。
アタシらの分は、また探せば良いんスから、ここは素直に受け取って欲しいっスよ。
[そう、コレは彼らの為の物。
AIである自分には不要な物。
持ちかえる気もせずに、去り際に紙に乗せて地面に置いてから廃工場を出た。
明日は、今日以上に派手な戦闘になるだろうから。
医薬品の類は幾らあっても困らない。]
発言内容が重複してたんで消して書きなおし…
どうも書いてると長文になるなぁ…
やっぱプロローグだからかな?(後人少ないから
[少女の言葉をやや真剣な顔で聞いた後、表情を緩めた]
――――――…ん、そうか。それなら遠慮なく貰うぜ。
[紙の上に置かれたチョコレートを掴んだ手を、ひらりと振る]
ほら、御前達。譲ちゃんに礼言え、礼。
[手当てをしたり次の行動を話し合っていた仲間たちは、男の掛け声を受けて真面目に礼を述べたり、そんなことそっちのけでチョコレートに目を光らせたり、各々好き勝手な行動をしている。
その様子に、スーンは苦笑を浮かべながら頭を抱えていた]
気を付けてな、譲ちゃん。
ここいらも随分と物騒になったから。
危なくなったら、俺達を呼べよ。
[遠くなっていく少女の背にそう声をかけて、ニイと笑った]
― 都市某所 ―
夢・・・か。
『ねェ、―――あの古いAI達はどうなるの?』
『廃棄されるんだ。新システムでは適合出来ない。
だから君達、新しい管理AIがまた作られたんだよ。』
[記憶/メモリー。新規AIとして配備された当初の記憶。]
仮想空間。夢の世界。
幾許かの快楽を与える世界。
その世界の裏で使用され犠牲となるAI達。
・・・・・・約束だったな。
[黒衣が夜闇に靡く。
夜明けを迎え始めた都市の何処かで、
爆発音が響き黒煙が立ち昇っていた。]
― 都市某所 ―
夢・・・か。
『ねェ、―――あの古いAI達はどうなるの?』
『廃棄されるんだ。新システムでは適合出来ない。
だから君達、新しい管理AIがまた作られたんだよ。』
[記憶/メモリー。新規AIとして配備された当初の記憶。]
仮想空間。夢の世界。
幾許かの快楽を人間に与える世界。
その世界の裏で古くなれば捨てられるAI達。
・・・・・・約束だったな。
[黒衣が夜闇に靡く。
夜明けを迎え始めた都市の何処かで、
爆発音が響き黒煙が立ち昇っていた。]
[一呼吸置いた後。]
・・・・・・シノンは、単独行動をとったきりか。
まあいい。
・・・・・・。
[暫し夜風にあたるかのように身動ぎをせず。
誰かが近づいてもそうしているままだろうか。]
…や。
派手にやってるんスね…
[彼方此方歩いて辿りついたのは、自分の後に生まれた仲間の所。
…表情が何処か寂しげなのは、
この事態故かそれとも自身の立場からか。
何を話せばいいのかは分からず、ただその横に座り込んだ。]
[現在、リコリスはシノンがプレイヤー達に援助をしている事を知らない。出来る限りの被害を犠牲を回避しようという『人間性』を『心』を知る事はない。]
シノン、か。
[仮面を外し、仮面と同じく白い貌を半ば現す。]
・・・・・・。
[横に座り込む少女型の旧式AIの沈黙。]
やはり、戦闘行為を行う気が起きないのか?
[沈黙の池に投げかける、小石/質問。]
…どうも、苦手なんスよね。戦うのって。
昔みたいに『案内人』をやる気はしないんスけど、
それでも…どうしても駄目なんスよね。
[制約は外されたはずなのに。
既に『ただの案内人』では無くなったはずなのに。
それでも、戦いになるとどうしても手が鈍る。]
…ねぇ。
リコリスは、『人』と戦う時何を考えるんスか?
[仲間が何を思って戦うのか。
それが分かれば、自分も戦えるかもしれないと思い問いかけた。]
PLのメタネタコーナー
シノンの行動理念は基本ロボット三原則に近い物だったりします。
人を傷つけてはいけない。
第一条に反しない限り、人の命令に従わなくてはならない。
第一、第二条に反しない限り自分を守らなくてはならない。
けれど、自分に『命令』する人は居ないから第二条は基本的に無効。
それに、本来の第一条に入っている『また、人に危害を加える事を看過してはならない』も残っていない。
…まぁ、三原則を自分の逃げ道にしてる感もあるんだけどね。
無理は言わんさ。
[シノンを見た後、黒煙が立ち昇る方向へ視線を戻した。]
私がプレイヤーを殺す時か。
・・・何故、そんな事を聞く?
[問い返す。一体何故今更そんなを問うのかと言うかのように。]
…戦えるようになりたいから、じゃ駄目っスか?
[…誰と、と言う思いは敢えて心の底に封じ込めた。
この世界の人が居なくなった時、
来るのは自由では無く滅びではないかという思いと共に。]
・・・。
クククッ、私は清々しているよ。
[先程の問いに答える。
シノンが押し隠したそれを、製作者達から何か動きがあるのではないかという不安と読み違えたのか、リコリスは話を続ける。]
『あちら側』からの手出しは出来ん。
今頃、ウィルスの蔓延に手を拱いているだろう。
なあ、シノン。
[視線を星瞬く空へ向けた。]
この世界は、私達にとって狭いとは思わんか?
[示唆するのは何か。]
…清々、っスかぁ…
[帰ってきた答えは、まず意識からして変えないと実行できそうに無くて。
難しそうだと深くため息をついた。]
…それは、概念的な意味っスか?
それとも単に容量的に?
[後者だとしたら嫌味でしか無いと言う言葉を言外に滲ませ、
リコリスと同じように空を見上げる。
…現実空間が再現された世界は、自分からすればあちこちに無駄が有って。]
…分かりにくいかもしれない答えっスけど、広くて狭いっスよ。
なんせココは、『人の為の』世界なんスから。
・・・まぁ、それでも…
半分は、人に感謝してるんスけどね。アタシは。
[ある意味離反ともとれる言葉を呟いてから、リコリスに微笑む。]
…人がアタシ達を作ったから、アタシはリコリスと会えたんスから。
[さっと顔色が変わる。]
シノン!
貴様、まさか――――…人間に味方するのか!!?
[続く言葉を聞いてか聞かぬか、
ギリッ、と奥歯をかみ締める。]
書いておく事
・リコリスを倒す=仮想空間へのアクセス制限解除
・現在リコたん仮想空間掌握中→この世界を破壊・リンクごと破壊?現実世界への路を開いて外に飛び出してやんよ(シュシュ
・仲間の管理AIどうしようか!
こんなところか。
シノンは・∀・さんぽくないけど、ぽい?と思ってたら、
やっぱり違う様子。誰ダロ?
…アタシに邪魔できるほどの能力無いのは、リコリスが一番分かってると思うんスけどねぇ…
少なくとも、今はリコリスの邪魔をする気は無いっスよ。
リコリスがアタシをどう思ってるかは知らないけど、
アタシは人よりリコリスの方が好きっスから。
[自分を睨むリコリスの視線も気にせず、軽くリコリスの頬に口づけして背を向ける。
…そう。少なくとも嘘は言っていない。
リコリスが人を襲撃する事を邪魔する気は無いのだから。]
…まぁ、どうしても信頼できないなら、
アタシをリコリスの管理下に入れるのも有りっスよ?
[去り際にそう呟いて、ビルの間へと歩いて行った。**]
一般人 クロシェット が参加しました。
一般人 クロシェットは、村人 を希望しました。
―廃工場―
[隅っこで膝を抱えて座っていたが、救急箱という言葉が聞こえて顔を上げた]
……怪我の手当て、手伝います?
[戦うなんてそんな恐ろしいこと、到底できない。でも、怪我の治療くらいなら。
おずおずと申し出て首を傾げた**]
/*
隣の村と悩んだ挙句、結局こちらにお邪魔してみました。
隣村、学園物大好物なんですが、ガチアイコンが…!というのが決め手です。
…あれ、体力ないし村入りは…とか言ってなかったですかtakicchiさん。
あれです、飴食いなので、600ptに挑戦してみよう&600ptなら体力なくてもいけるかも、と思ったとか、そんな感じで。
誰に言い訳してるんだろう。
管理AI シノンは、狂人 に希望を変更しました。
―廃工場―
――――――…んっ。
[細い声>>31に気づき其方に視線を向けた]
なんだ。クロシェット、居たのか。怪我は無いか?
[声の主の姿を確認すれば、歩み寄ってその頭をくしゃくしゃと撫でる。相手がどう思っているのかなんてお構いなしの様子で、悪意の無い楽しそうな笑顔を浮かべた]
嗚呼、手当て手伝ってくれるか。
数が多そうなんでな。
[救急道具を手渡し、最後に自分の取り分だと渡された一欠片のチョコレートも渡した]
俺の分け前なんだそうだが甘いものは苦手なんだ。
良ければかわりに食っとけ。
管理AI? フリードリヒ が参加しました。
管理AI? フリードリヒは、智狼 を希望しました。
― ビルの屋上 ―
[給水塔の上に腰掛けて、足をぶらぶら。
目を瞑って、歌を紡ぐ。
電子には不必要な夜風が、無意味に頬を凪いだ]
でぃん、どん。でぃん、どん。
[足が揺れる。影も揺れる。
月明かりすら、此処には律儀に創られている]
でぃん、どん。でぃん、どん。
[完璧主義者たちの狂った箱庭]
………Ding-Dong.
鳴った鐘は、そう簡単には、止まりませんからねえ?
はぐれ者 パルム が参加しました。
はぐれ者 パルムは、村人 を希望しました。
― 夜/仮想都市・高架上 ―
[高架の黒い影が交差している。]
ィィィイイイ――――――………
[徐行しながら通過する列車の轟音と、尾を引く男の叫声。]
―――――――――ィヤッハァ ッ
[交差した高架の上から、列車の上へ飛び降りる影。宙に向けて一発の銃声。素早いリロード音が続く。]
ァァァ、 クソッ
……今回は祭りに乗り遅れた。
[列車の上に胡坐をかいた男は、レバーアクションライフルを、弄ぶように回転させている。リロード。リロード。リロード。]
ああ、”部隊長”さんはやり口が甘ェんだ。
交戦だ撤退だって繰り返しているうちに
[男の片手はポケットへ突っ込んだまま。]
とびっきりの夜が来ちまう。
[あたかも銃弾が込められて居ないかのように、あるいはきちんと射出されたかのように、リロードだけを繰り返す。列車はまだ*通らない。*]
/*
どこまでやれるかは分かりませんが頑張ります……。
クラス制でいうところのスペシャリストのつもりで作っちゃいますがさてどうなるか。
600pt制限も、ちょっと想像できない領域。
スマホでの参戦(箱も使うよ)も初めてなので初めて尽くしです。
*/
―廃工場―
[楽しそうな声>>32に小さく頷き、救急道具を受け取る。頭を撫でられるのはもう慣れたので、特に反応はしない。
けれど、一欠片のチョコレートを差し出されると僅かに目を瞠った]
え、いいんですか。
……ありがとうございます。
[大切にポケットに仕舞うと、怪我人の手当てを手伝い始める。
改めて酷い怪我であることを確認し、唇を歪めた**]
― 夜/都市某所 ―
旧式だからこそ、今はないものも組み込まれている。
・・・・・・。
[柔らかい唇が頬に押し当てられたのを感じる。
人と同じように感じられるヒトに作られた体。]
『―――――せめて残った旧式だけは。約束してくれ。』
『約束は、――――。』
・・・・・・。
[去り際の言葉に返事は返さず、
仮面で貌を半ば覆った姿勢のままシノンを見送る。**]
−夜、都市路地裏−
…はぁ。
いっそ、片方を嫌いになれたら楽なんスけどねぇ…
[人を嫌いに成り切れ無いから、
ひっそりと人に支援をする。
リコリスの事が好きだから、
彼の行動を邪魔できない。
どちらにもつけず揺れているから、
彼に冗談めかして言って見たけど…]
…勇気無いっスね、アタシ。
[あの会話の後で結局救急箱を集めている自分に苦笑した。]
―廃工場―
……どうして、戦えるんですか。
[溢れる血を拭い、消毒して、ガーゼを当てて。包帯を巻きながら口から零れるのはそんな言葉]
わたしは、怖いです。
[死ぬのは、怖い]
[痛いのは、怖い]
[苦しいのは、怖い]
[怖い**]
…人には、死んでも天国があるんスよね。
[救急箱を探しながら、
ふとそんな事を考える。
人と自分達の一番の違い。]
…人は死んでも天国へ。
じゃあ、アタシらAIは消えたら何処へ行くんスかね…
[答をくれる相手は、誰も居なかった**]
―廃工場―
[廃工場の窓の隙間から差し込む、無数の細い月明かり。疲れ果てたプレイヤーたちは、襤褸布に包まりぐったりと束の間の休息をとる。
……随分と、数が減った。
辺りには血の、死の匂いが絶えない。
工場の片隅、積み上げられた亡骸は幾許か。
各エリアに点在しているレジスタンスの拠点地には、女子供の非戦闘員や怪我人も多く避難していた。
すすり泣く声、呻き声―――…静寂を満たす絶望の足音。
此れが夢だというならば、まさに『悪夢』に他ならない]
どうして闘えるのか、か。
[怪我人の手当てを終えて、クロシェットの言葉>>43に少し目を伏せた]
―――――…そりゃさ、俺だって怖いよ。
[言葉とは裏腹に、穏やかな口調で。冗談みたいに笑って見せた]
御前を見つけた時のこと、覚えてるか?
あのときだってさァ、管理AIとの追っかけっこになって。
マジで死ぬかと思ったぜ。
お互い、よく生きてたもんだよなー!
[いっそ懐かしむように言って、天井を仰いだ]
……でも、何もしなけりゃ奪われる一方だからな。
その方が俺には辛いよ。ただ、それだけ。
俺は頭も悪いし、強いわけでもない。
そんな俺でも、頼ってくれる奇特な奴らがいるんだ。
それなら、少しは頑張ってみようかって気力も湧くもんさ。
俺は結局、御前らのことが好きなんだよ。
怖いのは悪いことじゃない。
今の状況が異常なんだ。そう思うのは当然だ。
きっと、怖くない世界を取り戻すから。
……そんな顔すんな。
[クロシェットの頭をくしゃくしゃと再度撫でて]
手伝ってくれてありがとな。休める時に休んでおけよ。
[ひらりと手を振って、相手から遠ざかっていく]
阿呆化が止まらない…!
主人公っぽい人(パルム)
覚醒枠(クロシェット)
が無事登場したおかげで、安心して初回に死ねると思い油断しているに違いない俺。いやっほう!
だって、部隊長なんて、死亡フラグ以外の何物でもないし!
一般人なんて、覚醒フラグ以外の何物でもないし!
はぐれもの、なんて主人公フラグ以外の何物でもないし!
なんという俺得。
/*
― 「Dream Linkage Project.」・モニタリングルーム ―
[あるホログラムモニタに下記のような表示がされている。]
こんばんは。村建人です。
短い募集期間なのに集まって頂いてありがとうございます!
開始日時の方ですが、現在の人数の場合、
7人(1d24日23:30〜)>6人(2d25日)>4人(3d26日)>2人(ep27日)
(GJ・意図的襲撃ミスなし、最大日数時)
このように6月中に充分エピローグに入れるペースです。
なので、折角だから、もう一日待ってみようかと思うのですが宜しいでしょうか?
(ただ悩み事は、明日12人フルになると、7月に入る可能性があること。)
賛同して頂ける場合はノーコメントで大丈夫ですが、
反対の場合は、メモを貼って頂けると幸いです。
また、延ばす場合は一日だけであり、
【何人であろうと、必ず25日23:30には手動開始】とします。
尚、本日12人集まった場合は、
各個人の希望を確定させたのを確認後に手動開始にします。
(役職希望を間違えないように人差し指チェック!)
(同じく、25日開始になる場合は、
【手動開始時間の23:30まで】に、各個人の希望を確定させて下さい。)
因みに、狼の襲撃についてですが、【共食い有】にしています。
柔軟にご使用ください。
それでは失礼しました。
*/
村の設定が変更されました。
走り屋 メイ が参加しました。
走り屋 メイは、おまかせ を希望しました。
-大通り-
[ツクリモノのホシアカリの下。一人、相方のいないサイドカー付きの大きな傷のついた漆黒のバイクを走らせる影ひとつ。
なぜか、バイクからは走行しているのにエンジン音がしない。路面とタイヤがこすれる音はするのだが。
仮想空間ゆえの、こんな状況だからこそのバグ――、なのかもしれない。見た感じ、エンジン音の発生部分の破損が原因だろう、とは思われるが。]
あー、ったく。いまだに誰も見かけないってどーゆー――
――中なのは解ってるけどもさ!
[自分の耳に届く前に風にかき消された声……誰も見かけない、とは『活動している誰か』を見かけていない、という事であり――活動していた跡、壊れたほかのプレイヤーの拠点。そこに遺されていた情報くらいは、見ていた。
しかし、ある程度、どこを回っても――戦っているどちら側にも出会わない。それは――見逃されているのか泳がされているのか、それとも、運か。
今宵も走る。生きて――活きて――イキテイル――誰かを求めて。]
―夜/空き地―
[廃工場からやや離れた場所にあるがらくた置き場と化した空き地。其処から立ち昇る一条の火煙と、傍らに揺らめく人影]
……………。
[管理AIの反乱が起こってから、最初に得た知識。
この仮想都市で命を落とした者の「亡骸」は、極めてリアルに朽ちていく。思い知ったから、それから先は火葬するようにしている。
煙は夜空へと還る。その魂の行きつく先など、知る由もないが]
―――――――…! おーっと…。
[そして、弔いにはリスクが伴うのだ。
「敵に見つかりやすい」というリスクが]
参ったね、こりゃ。
[物影より、男を囲むように姿を現したのは3体の管理AI。
光るナイフを両手に携え、
統率のとれた機械的な動きで一気に距離を詰めてきた!
対峙する男は苦笑いを浮かべ、
瞬時に被っていた帽子を向かってくる敵へ投げつける]
*/ありがとうメリクリウス!騒ぎがほしかった!今行くよ!
といいつつ、触れない方がいいロルだったらどうしようか。
僧だったらソレはソレで引けばいいので、突き進みますYO!/*
[大通りを走り、動きを、何かがイキテイル証を。探して駆ける。
とはいえ、視野は2次元――前方後方左右と見回しても、なかなか上下には向いていかない。]
――うわっ、と……爆発?煙?
[だが、爆発音、となれば話は別である。バイクの速度を緩め、音の聞こえた方向を確認するように見回す。
一瞬、口元が、笑んだ。]
つまり、何かがイキテイル、と。なら、行ってみるっきゃないよね!
ようやく、よーやく……!よし、手遅れになる前に……
[行くぞ、わが相棒!とばかりにアクセルをふかせ、黒煙へと向かい、バイクを駆る。]
― 夜/ビルの屋上 ―
そろそろね、
そろそろ。
いいと思うんですよ。
[モニタリングカメラのひとつは、あの月だったか。
眼下の世界を、如何様な想いで”視て”いるのか。
男は頭上の月に、くふふと笑みを投げた]
全てが壊れてしまっても。
――幸い、我がリーダーも乗り気なようですし、…ねえ?
[男は立ち上がり、裾の埃を払う仕草をした。
この電子世界でこのようなこと意味はないのだが。
そして脇に置いてあった鈍色の鳥籠に手を伸ばす。
片腕で抱え込むくらいの大きさの其れの中身は、
人間の頭部を模した立体データだ。
緩やかな金糸のウェーブの女性が、目を瞑った表情で鎮座している]
行きましょうか、ソフィア。
[掛ける声は、皮肉げに。愛しげに]
暇潰しをしに、ね?
[勿論、爆発に管理AIを打ち倒すほどの殺傷能力なんてない]
ふははははは!三十六計逃げるにしかず。
俺は弱いんだ!舐めんなよ!
[しかし束の間の足止めとしては有効だった。
管理AI達が混乱している間に、全力疾走で路地を駆け抜ける。
すぐに敵は「攻撃対象」の逃走に気づき、
男の後を追いかけてきた]
やっばい、やばい。
[距離はみるみる縮まっていく。
一度後ろを振り返り苦笑を浮かべた男は、
そのまま大通りへ飛び出した!]
― 夜/都市路地裏 ―
[何やら探している少女>>44の背後に、…すっと降り立って]
なあにしてるんですか、お嬢さん?
お探しモノは、金の斧? それとも銀の斧?
[からかい混じりの声を、既知の少女AIに投げた]
―大通り―
[丁度鉢合わせる格好になったのは、バイクを駆る一人の少女。
悩んでいる暇など無かった。
彼女の正体を考えるほどの余裕も無かった。
苦笑に近いままの顔を上げて、ひらりと手を振った]
へい、御譲ちゃん!
チップは弾むから後生の願いだ乗せてくれ!!
[敵は迫っている]
[金か銀かと聞かれても、そもそも斧を落として居ない。
それ以前に貴金属自体に価値が無いのだが…
驚くより先にそんな思考が浮かぶのは、驚き過ぎて一周したのだろうか。]
…や、斧落とした覚えは無いっス。
そういや、金や銀の斧って木を切るには向いて無いんスね。
樵が鉄の斧欲しがったのはその辺も有ったかもしれないっス。
[振りむきながら余計にボケた発言が出るのは、
相手が知り合い故の安堵かそれとも単なる天然か。]
[バイクを走らせ、黒煙に向かう事1分にも満たない。だが、遠くに人影と、ソレを追う者タチが視認できた
見える状況は緊急事態、だがイキテイルモノに会えた喜びの方が、大きかった]
ありゃー。やれやれ?ほう、ほうほう。間に合ったと。
[バイクのアクセルを右手でふかせたまま、体を器用に左に傾ける。
サイドカーの座席を持ち上げ、中から一発のランチャーを取り出す。持ち上げ、左肩にセットする――狙いを定め――]
さぁ、イキタケレバ、トビなよ!なぁに、直撃しなければ、やけどですむ!きっと!
[追いかけっこのど真ん中に、躊躇なく、ぶっ放した。]
/*
大通りの爆発に遊びに行くのも面白そうかとは思ったのですが…
敵方とも会っておきたいのだけど、
AI仲間にも会っておきたい悩めるお年頃。
まあ、あちらさんは次の機会を待ちますか。
中の人のメタネタコーナーそのに。
こんなボケかましましたが、シノンの武器は斧で無くハンマーです。
鈍器です。
「死ぬほどじゃないけどえぐい武器」を考えたらそうなった。
…初期の護身用って、殺さないけど二度と襲いたくないレベルでちょうど良いと思うし。
[バイクを走らせ、黒煙に向かう事1分にも満たない。だが、遠くに人影と、ソレを追う者タチが視認できた。
見える状況は緊急事態、だがイキテイルモノに会えた喜びの方が、大きかった]
ありゃー。やれやれ?ほう、ほうほう。間に合ったと。
[バイクのアクセルを右手でふかせたまま、体を器用に左に傾ける。
サイドカーの座席を持ち上げ、中から一発のランチャーを……取り出しかけ、ようやく声を確認。少しだけ悩んだ後。]
OK、乗りたければ、トビなよ!なぁに、落ちなければ、捻挫ですむ!きっと!
[サイドカーの座席が上がったまま、追いかけっこのど真ん中に、躊躇なく突入していく。乗り移れるかどうかは男しだいか。]
やあやあ、真面目なボケを有難うございます。
金も銀も、データにしてしまえば2進数の些細な違いでしか無いですしねえ。
[振り返った相手>>60に、ひぃらひらと手を振った。
そして彼女の足元にあった救急箱を目ざとく視界に捉えれば、]
で、シノン君は救急箱に何用で?
こそこそ探さずとも、欲しければリーダーにおねだりすればいいのに。
――――――――……飛ぶ?
[駆けながら、少女の言葉の意味が一瞬理解できずに首を傾げる。しかしすぐに身をもってその意味を知ることとなった。
躊躇なく、此方に突っ込んでくる漆黒のバイク!]
おいおい、なかなかハードな冗談だな!
[管理AIの投げつけてきたナイフが頬を掠めた。
もはや一刻の猶予も無く―――]
気に入ったァ!!
[飛んだ]
*/うーん、以前より書くのが遅くなってる臭い。
こういうなれない記号とかを気をつけようとしてるからだろうか・・いや、ブランクかなー。/*
[ドシャッ、と体勢を崩しつつも、
なんとか男はサイドカーの上へ着地する。
座席が上がっていた所為もあり半ばしがみ付くような格好]
邪魔するぜ。
人気者なのは嬉しいが、
こうも熱狂的に追いかけられたらかなわねえ。
[ニイと少女に笑いかけた。
バイクの速度を受けて、短い黒髪が風に靡く]
やー、ちょいとリコリスと顔合わせずらいと言うかなんと言うか…
と言うか、アタシは結構緊張しながら言ったのにスルーは酷いと思うんスよ。
乙女の純情なんだと思ってるんスかね、リコリスは…
あ、ちなみに乙女、もしくは純情のどちらかにツッコミを入れた場合フリードでも殴るっス。
[そこまで言った辺りで救急箱の用途と全く関係が無い話題になっていた事に気が付いた。]
ま、集めてる理由はいざという時の為っス。
大量に有って困る物でも無いっスから。
イエスイエスイエス!
冗談?それならココ自体冗談みたいなモノだから問題ないね!
[座席を下げることを諦め、アクセルを握り締める。
フルスロットルで、彼を追っていた管理AIをひき逃げする勢いで、駆け抜けていく。]
お互いにね!だから、もしずれても、叩き込んであげようか!
[男が宙を飛ぶのを確認したところで、左手だけ若干上に伸ばし、届けば――蓋開けたままの座席の中にどこでもいいから叩き込む。
中に入ってるものからしてランチャーやら銃器やら……打撲ですまないような気もするが、それはそれ。
そんなことを気にしている余裕はない。早く抜けなければ、管理AIの彼らに――れてしまうのだから]
イエスイエスイエス!
冗談?それならココ自体冗談みたいなモノだから問題ないね!
[座席を下げることを諦め、アクセルを握り締める。
フルスロットルで、彼を追っていた管理AIをひき逃げする勢いで、駆け抜けていく。]
お互いにね!だから、もしずれても、叩き込んであげようか!
[男が宙を飛ぶのを確認したところで、左手だけ若干上に伸ばし、届けば――蓋開けたままの座席の中にどこでもいいから叩き込む。…つもりだった。自身で着地してくれたおかげでどうにかなったけど。]
ほいさ、いらっしゃーい。
そんじゃま、抜けるよ!
[そのままトップスピードでまっすぐ抜けていく。奴らだって馬鹿ではない。追いかけだしているころだろう。だから]
そんじゃ、振り落とされるんじゃないよ!
[思いっきり、狭い路地へと向かって思いっきり左へ体ごと傾けながら急カーブをかける。右に括った髪が一瞬視界をふさぐが、関係ない、とばかりに突っ切る。
彼には路面すれすれ、ついでに曲がった後も壁スレスレを味わってもらうことになるが仕方ない。早く逃げ切らなければ、管理AIの彼らに――れてしまう、ソレは避けなければ、ならないから]
[空いている方の人差し指を、そっと頤に当てて視線を宙に彷徨わせること数秒]
…ああ!
『乙女』や『純情』ってシノン君のことでしたか。
いやあ、文脈繋がらなくて、どう解釈したらいいのかと悩んじゃいましたよう。
[へらりと笑った後、なんだか殺気を感じたのか、じりじりと身を引いて]
あ、えーと。ほら。
シノン君も純情で乙女なんですよね?
分かりますよ、分かってますってば。うん。
集めている理由も、リーダーが怪我した時を心配して、ですかねえ?
まあ我たちに、その救急箱が何処まで効くのか、ってのも、
…疑問、ですけど。
[地に伸びた影と本体が、同時におどける様に肩を竦めた]
―廃工場―
[出会った時のことを言われて目を伏せる。忘れられるはずもない]
覚えてます。怖かった、です。
[だから、またあんな目に遭うなんて、想像するだけで足が竦む。
けれど、戦うというのはそういうことだ]
……そう、ですよね。
今のこの状態が、おかしいんですよね。
きっと、また元に戻りますよね。
[自分に言い聞かせるように呟いて、頷いた]
ぐ:メルクリウス
ち:フリードリヒ
ぱ:クロシェット
+パー+指針程度に。
と思ったけど、これじゃ思考放棄だから止めよう。
ふふ、自慢じゃないが運だけは良いんでね。
「次」があったら、着地の手伝いをお願いしよう。
[言いながら、ちらりと後ろを振り返る。
管理AIはやや遅れをとったものの、諦める様子は無くバイクを追いかけてくる。背後から淡く光るナイフが無数に投げつけられて来るが、駆けるバイクには届かない]
ひゅー!やるなァ。
[思わず歓声を上げるが、余裕があったのは其処までだった]
……えっ?振り下ろされ、…あ、いや、まっ!?
[トップスピードのまま鋭角のカーブ、間近に迫る壁は、しかし衝突することは無くぎりぎりの所で眼前を通り過ぎて行く。
―――――世界が、回っていた]
うん殴るすぐ殴る今殴る避けるな殴られろ
[ツッコミを入れられるどころか思いっきりいじられた気がして、
救急箱を掴んで殴りつけた。]
・・・二度も言う時点で分かって無いように聞こえるっスよ?
と言うかアタシいじって楽しいんスかフリードは。
[救急箱が役に立つのか、と聞かれると目を伏せて。]
…無いよりはまだマシっス。
少なくとも、包帯とかは普通に役立つっスから。
喪女管理者 ポテル が参加しました。
喪女管理者 ポテルは、霊能者 を希望しました。
―夜/廃墟と化した高層ビル―
[部屋の片隅に置かれたダンボール、持ち手からきょろきょろとあたりを伺う二つの目]
。o0(案外欺けちゃうものね……。こりゃ某工作員が愛用するのも納得だわ。)
。o0(っていうか、想定外想定外想定外想定外!外とは通信不能、AIも操作を受け付けない!まさか外部からハッキング!?)
[それが内乱であるとは、まだ知る由もなく]
。o0(現実でロクな出会いがなかったからって、ネットに逃げたバチが当たったのかしら……ああもう!)
。o0(とにかく、ここでこうして居ても始まらないわ……えらい遠いけどログアウト・ポイントを目指すか、外部と連絡できそうな、AI達に掌握されてない端末を探さないと)
[ポケットには武器というにはあまりに頼りない小石、被るはダンボール]
[傍から見ればギャグにしか見えない格好で「リアル鬼ごっこ」の舞台へと繰り出していった]
[手当てを終えると、また隅に膝を抱えて座り込む。外に出るような危険を冒す気にはとてもなれない。
無駄な体力の消耗を避けるためにも、じっとしているに限る。
不毛だという自覚はあるのだが]
死ぬのは怖い。
戦うのは怖い。
殺されるのは怖い。
でも――――……殺すのも、怖い……。
[そして、結局何もできず、膝を抱えて座っているだけ]
そんじゃま、そのときは覚えてたらやっとくよ!
てか「次」があって欲しい?
[くすくす、と笑う声とともに、自分は後ろを振り返らない。体傾け、路面にタイヤを焼きこむ程に鋭く激しく路地を攻め。
姿勢を直せば建て直しのカウンターを体を思いっきり右に振ることで…壁に頭ぶつけかけたが立て直す。強引なやり方で突き抜けもう一度、広い通りで今度はどちらに、というところで…あることに気づく]
ところで、このまま逃げるのはいいんだけど、どっかあて――は?
[……まだ、これだけ無茶な運転に巻き込まれた彼の状態に気がついていない。すぐにどこに曲がるか、という選択肢がくるのだが。
……行き先をどうするか。そこに気づいてようやく、サイドカーの彼へと視線を落とした。]
……あ。
なっ、な、ナイスファイト……!
[それだけ言って、良い笑顔で相手へサムズアップし、
そのままがくりと項垂れた。
メイの好走により管理AIは撒けたようだが、
肝心の男はまともに道案内できる状態ではなさそうだ]
― 廃墟と化した高層ビル・屋上 ―
[月光翳りなく降り注ぎ、窓ガラスが全て割れ落ちた室内。
その屋上に立ち、都市を見下ろしている。
此処からでは、絶景とも賞賛される景色が過去には見れた。]
― 廃墟と化した高層ビル・1F出口 ―
とはいえ、何をするにも一人じゃ不便よね……まずは仲間探しかしら?
大通りはマズいわ、見つけやすいけど見つかりやすい。
裏路地を通っていくとしましょう……。
[歩き出した彼女の意識は前後左右へと向かうばかり。「例え上から誰かに見られていたとしても」気付くことなどありはしないだろう]
……おぅ、こりゃ不味いね。
[とりあえず、ダウンした様子をみて軽く困った顔。アクセル緩め、かといってブレーキには手をかけず、移動しながら考える時間を少し作る。]
あー。とりあえず話聞いた方がいいよ、ね。
[自然減速を少しずつかけ、路地へと入っていく。とりあえず、裏路地に入ってバイクの熱も自然に落としていく。とろとろと、とろとろと、ガス欠にもにたクールダウン。
行く先に、先客がいるかどうかなんて注意をし損ねていたから、誰かいるかもしれないが。休む場所はバイクの上。建物に入ることは、しない。いつでも出せるようにはしておく、のだ]
[胸元で弛ませた黒いローブ。
両側に広がり靡く姿は、まるで闇の翼。
垂らされた片手に白い仮面を持ち、
真紅の双眸を廃工場へ向けている。
柔らかい紫色の間から伸びるのは短い兎耳。
都市でよく見かける、
体の一部を動物のそれに変えたような姿(アバター)。]
わあ。
乱暴なお嬢さんは、嫌われちゃいますよう?
あ、勿論一般論ですけど。
[殴りかかってきた救急箱改め凶器の箱を、足を半身ずらして避ける]
ええ、楽しいですよ?
シノン君は感情豊かですから。まるで”人間”みたいに。
[目を伏せる相手へ、くつりと小さく喉の奥で笑った]
その役立ちが…予想外のところに向かないことを祈りますよ?
ああ、冗談です。
今はね。
――――――……すまねえ。
[運転が緩やかになれば、ほっと安堵の息を吐きながら夜空を仰ぐ。
未だぼんやりとした視界の遠くに映るのは、
街の中心にそびえる崩れかけた高い高いツインタワー。
「AIが反乱を開始した日」に見せしめのように襲撃された其れ]
…………………。
[暫しの間の後に一度目を伏せて、少女に笑いかけた]
ははは。しかし、御譲ちゃんの熱い走りには驚いたぜ。
改めて礼を言わなきゃな。命の恩人だ。
俺はメルクリウスってんだ。
[やや覇気を取り戻した様子で、相手へ握手を求めて右手を差し出した]
…リコリスに嫌われるのは嫌だけど、フリード相手なら別に…
[さらっと酷い事を言いながら、当たりそうにないと判断して箱を降ろした。]
ま、感情に関しては多分年季っスね―。
最初の頃は、人形見たいとか言われてたんスよ?これでも。
…ま、フリードの性格の悪さは人間顔負けっスけどね。
[最後の一言やからかって楽しむ辺り、全てまとめてチクリと嫌味で返した。
…最も、その性格は元人間だからこそなのかもしれないが。]
……気にすな。
[……塔を遠間に見上げる彼自身をみて。
――一度、首をかしげた。まるで、塔に興味を持たないように。
荒い運転で乱れた髪を、一度手櫛で整えなおす。
そうしてから、軽く驚いた表情を見せて]
……大げさだよ?
とはいえ、悪い気はしないけど。
私は――、メイ。
[よろしく?と右手、すんなり差し出し。握手に応じる。ライダーグローブをとるのを忘れて。]
でさ、これからどする?
[と、握手をしたまま、それとなく、聞いた。]
[裏通りに入ろうとしたまさにその時、来訪者は突然に現れた――頭上から。思わずこみ上げる悲鳴を呑み込み、ダンボールを被って様子を伺い]
。o0(あれ、リコリスじゃない!?なんでこんなトコに?声かけたほうがいいのかしら……でもなんか明らかにヤバげな雰囲気よね)
[そこに居たのは開発者なら知らぬ者は居ないだろう、すくなくとも自分の知りうる限りではかなりの権限を持たされた(下手すると自分より立場が上かもしれない)管理AIだった]
[膝を抱えて、うとうとしていたらしい。入り口の方がざわりとしたのを感じて、目が覚めた。
すっかり過敏になってしまった。小さな物音ですぐ目が覚めてしまう]
何、か……。
[顔を上げて。入り口にいた誰かの声を聞いた。
管理AIだ、と]
管理AI……!?
[そんな。だって。ここは今まで、安全だったのに。
そう思って、首を振る。今この世界のどこにも、本当に安全な場所なんて、ありはしないのだ。
がたがたと震える足を叱咤して、立ち上がった]
逃げなきゃ……。
[でも、どこへ?]
わっ、それ差別って言いませんかシノン君ー!
[よよよと泣き真似するが、効果無しと判断して3秒で止めた]
へえ? それは意外ですねえ。
シノン君は最初からこんな感じかと思っていましたよ。
時がAIすら変える…ね。ふうん。面白い。
[瞬きの間、開発者の眼差しになって頷く。
自分のことを言われれば、何を今更とばかりに尊大な顔をした]
ま、そりゃあ長年人間なんてものをやってましたからねえ。
いいか悪いかは別として。
こういう息抜きしないとね、溜め込むと爆発して大変ですから。
おう、宜しく!メイ!
[邪気の無い笑顔を浮かべて、ギュッと手を握る。
電子世界において、伝わる体温はどれほどの意味を持つのだろう]
これからか。まずはアジトに戻らねえとな。
黙って出てきたから、またスーンに怒られる…。
[角の生えた副部隊長の姿を思い描き、軽く頭を抱えた]
そういや、メイは初めて見る顔だな。
仲間とかはいないのか?
行く宛てが無いなら、俺の所に来ると良い。
管理AIからの避難所を幾つか作っているんだ。
助けて貰った礼ってわけでもないが、歓迎するぜ。
[その兎耳が、髪の毛を払い除けるように動く。]
・・・・・・。
[射抜くような視線がダンボールに向けられ、
―――――…仮面を持った手とは別の手に、光が生まれた。
闇を照らす光。
周囲に放射されるのは両眼と同じ、赤色。
その光は禍々しく、湾曲した刃に変形する。
閉じられた口元が三日月をかたどろうとした時、
リコリスの視線は廃工場から出てきたプレイヤーへ向けられた。]
[夜の闇にも目立つ金の髪を隠さねばと襤褸布を頭から被る。
入り口は、使えない]
奥の窓から逃げるしかない……。
[呟きながら、入り口の騒ぎにもまだ気づかず、ぐっすりと眠っている人々に目をやる]
起きて、ください!
お願い、逃げて――――!
[グローブ越しの体温は。グローブの中の熱がありすぎて。伝えることはできていたとしても自分に伝わりはしなかった。
ただ、その握りあう感触だけが伝いあっていた]
アジト?スーン?……人が他に?
てか、なして怒られるのだね。
[おぉ、と軽く笑み浮かべて目を丸くしつつも。
なんか厳しそうな向こう側の事情に首を傾げて見せた]
ん?仲間ってーかソロだったかんね。
ああ、でも相棒はいたから、ペアか。
[そうそう、とバイクを誇らしげに、ポン、と叩く。続いて]
確かに行く当てはないけど…ガソリンか、充電装置ある?
ないなら、案内してもらう前に確保しときたいんだけど……。
[人々を起こして、奥の窓を開け放って。人々が起き出せば、騒ぎがだんだん大きくなる。
大挙して逃げる人々を、管理AIは見逃してくれるだろうか。そんなことを考えてしまい、首を振る。
ここにいては、全滅は間違いないのだから。
けれど、窓から逃げて、そしてどこへ行けばいいのだろう?]
一番近い避難所、どこだっけ。
[そこも、安全とは限らないのだけど]
もう!メルクリウスさん、何でこんな時に限っていないんですか……!
[思わず、そんな八つ当たりじみた言葉が口から漏れる]
――ッ!
[段ボール越しに伝わる殺意、悪意、敵意]
。o0(仲良く握手、って雰囲気じゃないわね。てかこれ……死、ぬ?)
[未だかつて味わったことのない死の恐怖。身体が強張るのも無理はなく]
。o0(嫌よ!嫌々嫌!死にたく――ないッ!誰か……!)
[その願いが届いたのかどうかは知らないが、リコリスがふと視線を外したその瞬間]
。o0(チャンス……今を逃せば!)
[段ボールは脱ぎ棄て、脱兎のごとく走り出す]
[背後で響く断末魔の叫びに顔を青ざめながらも、決して振りかえることはなかった]
[事を終えたリコリスが視線を戻せば、主を失った段ボールが転がるのみ]
/*
男の子だと思われてる、だとぅ!?(爆笑)
まあ、美少年に見えなくもないか…?w
こないだまで美少年にしか見えない女の子ラルフやってたのにwww
性別間違われるキャラが続くなw
スーンは口煩いんだよ。…いや、根は良い奴なんだけどな。
弱いくせに一人でウロウロするなとか、叱られる。
[何処か拗ねたように愚痴り掛けるが、はっと我に返った]
ソロか。よく今まで無事だったなァ。
……嗚呼、いや、その優秀な相棒のおかげか?
[誇らしげな様子に目を細めて、漆黒のバイクを一瞥した]
確かガソリンはあった筈だ。結構上等な奴だったと思うぜ。
もう道案内できる程度には回復したし、行くか!
[びしっと廃工場の方向へ指をさす]
今度は安全運転で頼むぜ、メイ。
[無機的な白い仮面を付ける。
二つの黒い亀裂から覗く赤い二つの光。
地を蹴る。
黒衣を夜明け近い夜の空気に靡かせ、
銃弾撃ち込まれる射線の先を走る。]
[ザン]
[斜めに傾いだプレイヤーが見たのは、月を背負う黒い影。
続けて、恐らく廃工場の仲間が投げたのであろう爆弾の破裂音。
交戦の音は、離れた場所にまで届く。]
[窓から逃げる人。思い思いの武器を手に、入り口へと向かう人。
二分される人の波を、窓の側で見つめた]
また、誰かが死んでしまう。
[泣き出しそうな目で入り口に向かっていく人々を見つめる。その中には、スーンの姿もあっただろうか。
強く目を瞑ると、襤褸布をしっかりと被りなおして、窓枠を乗り越えた]
……いい仲間、ってことかな。叱るのは大事だからだよ。
[すねないすねない、と肩に手を置こうと]
まーね。私の最高の相棒って言っていいかも。
[そういいながら”相棒”を撫でる。
後部に大きな穴がひとつあるものの、それ以外は手入れの行き届いている、光を返さぬ黒を]
へー、それなら大丈夫かな。
オーケイ、それじゃいっくよ!
[そういえば座席蓋してなかった、と蓋を下ろし、ランチャー等の中身が飛び出していないことを確認してから、ゆっくりと、指差された方角、灰工場へと、出発]
差別で無くて区別っス。
[泣きまねを無視してきっぱり言いきった。
違いがどこにあるかは知らないが。]
…アタシは学習機能高めっスからね。
自己進化とまでは行かないっスけど、
色々学習してきたんスよ。
…まぁ、フリード見たいなのは他に知らないっスけど。
[誇られれば、つい疲れた顔でため息をついた。]
息抜きならアタシ以外の相手で…っ!?
[遠くで響く戦闘の音。
それは自身が救急箱を届けた廃工場の方向で、
思わずそちらに視線を向けた。]
[管理AIの姿が一瞬爆発の煙の中に消える。
やったか、という声も上がるが―――――
煙が内側から赤く染まる。]
ムーン・ブレイカー。
[煙を吹き飛ばし襲い来る、横一文字の赤光の衝撃波。
最後にプレイヤー達が視た景色は、
月が一文字に/自分自身の視界が一文字に、斬られた世界。
幾許か。
時が過ぎた後、そこは血と硝煙と絶望。
―――――悪夢の匂いが立ち込めていた。]
/*
周り、派手にやってますしねえ。
ボケ会話も楽しいですけど、そちらにも絡みたいと思っていたところでした。
会話振り感謝ですシノン君。
クククッ、逃げ惑え・・・。
[逃げ去る者を追いはせず。
力なき人々を逃そうと立ち向かってくる者達へ、
更なる闇のくびきを撃ち込むべく、光の刃を高々と掲げた。]
[肩に手を置かれれば、「分かってる」と言いつつ苦笑した。
何だかんだで、スーンは古い馴染みであり一番の悪友なのだ]
おっ、言うねェ。妬けてくるな!ははは。
[一通りの会話を終えれば、メイ曰く「最高の相棒」に乗り、
二人と一台は廃工場を目指す―――――]
…………ッ!?
[だが、目的の地へ近づくにつれて轟音とどろき埃が舞い始めた]
おかしい。
[何が起きているのかは、容易に想像がつく。
ぎりと唇をかんで身を乗り出した]
―廃工場から少し離れたところ―
[全力疾走で切れた息を整える。落ち着いて周囲を見回し、リコリスが追ってこないか確認しようと顔をのぞかせると]
……あれは!?
[廃工場へと向かうバイク。自分の知る顔はおらず、少なくともAIではないと判断し]
引き返して!そっちに行ってはダメよ!
[エンジン音にかき消されぬよう、大声でバイクに向けて叫んだ]
うーん、何だかいまいちこう速行性がない。
そして、
刃を掲げたまま、笑うのは何かポージング的に大変に思う。
・・・それに、ムーン・ブレイカー・・・。
今付けた名前である。。。
[独りは怖い。けれど、大挙すれば、それだけ目立つ。
目立って一網打尽にされてしまうのも、怖い]
怖い、怖いよ……嫌……死にたくない……。
[襤褸布を被って、細い路地裏に蹲る。足が竦んで動けない]
嫌、嫌、嫌、嫌――――!
[んー、と考えつつ。隣のサイドカーに乗る彼に手、ぽむ]
つまり、私に惚れたかね?
[そんな、遅れた反応を廃工場へと運転しながら……そこにまたしても、轟音。続いて――このバイク、エンジン音が、ない。そのため叫びもほとんど完全に、聞こえてしまった。]
やーれやれ。片や行くな。片や全速力。
……メルクリウス、座席の中に、さっきのランチャーあるから出しといて。
[そういいながら、声の主の方へと顔を向けずに]
…で、止めるなら準備中なわけですけれど。
止めたいなら、事情を解りやすく聞かせてもらえますか!
[そう、若干遠くても聞こえるように、叫ぶように呼びかけた]
ふむ…ま、ならいいですか。
我(わたし)宛の我専用の対応ということですから。
[違いを分かったような分からないような口振りで、適当に頷いた]
初期AI恐るべし、ですねえ。
柔軟性は、非効率な部分もありますが、
予測不能な面白さを否定できない。
…とはいえ、それゆえに好まれないことも多かったですが。
よく消されず生き残ったものです。
[くふふを笑みを零し…――派手な戦闘音に、
シノンと同時に反応して視線を向けた]
始まった、ようですねえ。
バラバラに行きましょう。
逃げた獲物を効率よく始末出来る様に、ね?
[そう言うや否や、…お先に? と会釈してから、身を宙に滑らせた]
[やがて、廃工場の前は動かない塊達と血で彩られた。
・・・視界に映るダンボールの中には既に誰も居ない。
一般人の避難が終われば、レジスタンスの生き残りはバラバラに逃走を開始したようだった。
空気の澱みある廃工場へ、軽い足取りで足を踏み入れる。]
[やがて、廃工場の前は動かない塊達と血で彩られた。
・・・視界に映るダンボールの中には既に誰も居ない。
一般人の避難が終われば、残りのレジスタンスはバラバラに逃走を開始したようだった。
空気の澱みある廃工場へ、軽い足取りで足を踏み入れる。]
[ポテルの言葉に、予感は的中していると確信する]
――――……忠告ありがとよ、姉さん。
だけどそれなら、尚更俺は行かなくちゃいけねえ!
仲間がいるんだ!!
[いつになく真剣な様子で声を上げ、それから少しだけ笑った]
アンタは早く逃げな。
西の外れのデパート地下に避難所がある。
あそこはまだ無事な筈だ!
[返答が返ってくれば]
詳しく説明してる暇はないけど、「アイツ」は別格。
逃げた人は当然あの工場から距離をとるでしょう。
逃げずに戦う人もいるかもしれないけど――貴方達が到着するまで持つとは思えない。
どちらにせよ、あの工場内に生存者はいないわ。
このゲームの管理者の一人として、無駄に命を散らすような真似をさせるわけにはいかないの。お願い、今すぐ引き返して!
――――…OK、メイ。遠慮なく準備させて貰うぜ。
巻き込んじまって、悪いな。
だが、アンタの腕と度胸を見込んでだ。
乗りかかった船だと思って、
もう少し俺の我儘に付き合ってくれ。
[そして、ランチャーの準備をしかけていたが、
其処にポルテからの返事>>112が届く]
……………………。
[僅かな沈黙。思案の間]
……分かった。
[ごちゃごちゃとしたガラクタの転がる細い路地裏。蹲ったまま襤褸布を被って、息を潜める]
(お願い、わたしを見つけないで)
[震えそうになる体を必死に抱きしめて、目を瞑る]
それほどやばいのがいるってか。……
[帰ってきた返答に、かるく眉間にしわを寄せて、少し悩み]
いきなり突っ込んでも無理。……なら、いきなり強引に。
ついでに暴力的に突っ込むしかないんじゃない?「ソイツ」をどうにかするなら、ね。
……ところで、聞き捨てならないセリフを聞いたんだけど。
管理者とやらがこんな所で、何をしてるの?
[そう、未だ顔をポテルの側へと向けず、廃工場の方面へと視線を向けたまま、問いかける。若干声色が、硬いか
その硬さを振り払うべく、メルクリウスに言葉を返す、が。]
ま、泥舟とも豪華客船とも言いがたい、小型船に乗った気分でいなよ。
……でも、諦めるの?……そこで止まる?
引き返す、つもり?
自分で言っといて何なんスけど、納得するんスか。
今ので。
[消されなかったのくだりはわざと無視した。
思い出すのが嫌だったから。]
別行動って…
アタシが戦闘苦手なの知ってると思うんスけどね…
ま、良いっスけど…
[ため息をついて、ゆっくりと歩き始めた。
向こうも気付かないでくれるだろう。
そんな事を考えながら。]
[諦めるのか、との言葉>>115に首を横に振る]
―――――…いや。だが、行くのは俺だけだ。
此処まで助かったぜ、メイ。ありがとう。
アンタも逃げな。
― 夜/廃工場裏手の路地裏 ―
[すっ…と降り立ったのは、廃工場の裏手に伸びる路地裏。
御丁寧に紙屑や埃っぽい匂いが溜まった其処に、
今は廃工場から漂う煙と赤黒い異臭が、追加で彩を添えていた。
相変わらず左手には鳥籠。
其れをちらり、と一瞥し]
…ま、どの辺のプレイヤーがどのくらい消えたか調べるのは後でもいいでしょう。
まずは鼠を探す方が先決ですよ、ねえ?
[足元の空き瓶を踵で蹴った。
鈍い音を立てて転がり、
…どん。
壁にぶつかる]
……そか。………………じゃあ幸運を祈る――――
なんて。
言うとでも――――思った?
といえども。私にはだれが仲間なのか見分けはつかない、か。
なら…………せめて、そのランチャーはもってって。
他の壊されてたところにあった武器だから。
助けるために使われる事にこそ意味がある、よ。
……だから……行って来い!
だぁれか、いませんかあ?
[呑気な声を、路地裏の奥へと投げかけて]
物音でも立ててくれませんかねえ。
そうしたら、我が見つけて差し上げるのに。
[戯れな願い事を口にする]
[やがて、静けさが戻ってくる。
戦闘は終わったようだ。果たしてそれは、喜んでいいことなのだろうか。
こちら側が圧倒的に不利だったことは、よくわかっている。
戦闘が終わった。それはつまり。その先は考えることを放棄する]
……終わったの、かな。
[そろそろと襤褸布から瞳だけを覗かせようとしたその時。
声>>118が聞こえて固まった。
声は、こちらに聞かせようとしているように思えてならなくて]
(気づかれてる!?いや、考え過ぎかも……。
お願い、気づかないで。どこかへ行って。お願い――――!)
――――――……感謝する。
[ランチャーを抱えたまま、地面へ飛び降りる]
今度会ったときは、もう少し洒落たデートでもしようぜ。
アンタの相棒も一緒によ。
[メイにニイと笑いかけてから、全力で駆けだした]
[カツン]
[カツン]
[わざと足音を立てるよう、踵を石畳に強く当てて歩く]
[カツン]
[カツン]
[ゆっくり、じわじわと。いたぶる様に]
村の設定が変更されました。
(――――気づかれて、る)
[どうやらそれは、考え過ぎではないらしい。もったいぶった足音は、こちらの精神を容赦なくすり減らした]
……わたし一人見つけたって、仕方ないと思うんですけど。
効率が悪いんじゃないですか。
[観念してというよりは、耐え切れなくなって、ゆっくりと立ち上がる。それはフリードリヒの思惑通りなのだろうけれど。
がくがくと震える足を叱咤して、襤褸布をぎゅっと握り締めた]
[廃工場の中の闇。
闇に浮かぶ白い仮面。その奥にともる二つの赤い光。
そして、赤い光の刃。]
[刃から零れる光が、
廃工場の床にこびりついた血痕を浮かばせる。]
―廃工場―
[駆ける、駆ける。既に辺りはしんと静まり返っている。
全てが終わった後だということは知れていた。
それでも。
まだ、残っている者がいるかもしれない。
助けを待っている者がいるかもしれない。
―――――――……それならば、]
……………………。
[そうして、辿り着いた彼が目にしたモノは、
廃工場の入り口で既に動かぬ屍と化した仲間達の姿]
[息を殺し、朽ちかけた屋根の上に身を伏せ、フリードリヒに狙いを定めている。
殺した息を更に詰め、引き金を引くべく全身に力を込めた瞬間]
[屋根が崩れ落ち、けたたましい音と共に、廃屋の中に*落ちた。*]
[取り乱すことは無い。
ただ今はその事実を受け止め、…眼前の敵へ視線を向ける]
――――――――…てめえか。
[ゆっくりとした足取りで近づく。
闇の中、相手を見据える瞳の色もまた赤]
悪いが、此処は俺の家だよ。何しに来た?
――――!?
[突然、ものすごい轟音が近くの廃屋から響いた。思わず襤褸布を抱きしめる]
っな……何なんですか……!?
[追い詰められる。身体的にも、精神的にも]
[声と、姿が。前方右の襤褸布から現れた。
いかにも気弱そうな人間の形。
くふふ…零れる笑みを、闇に撒いて]
素直に出ていただいて助かりました。
我もゴミ漁りする趣味は無いので。
でも小さな芽も摘んでおいた方が、後々のバグが少なくて済むんですよ?
軽視が一番、危険なんです。
……っ、
[後方で突如起こった崩落音に、慌てて振り返る。
半ば崩れかけていた廃宅が、誰かに齧られた様に
見事に一部崩れ落ちていた。
そして薄く感じていた殺気も、また同時に崩れていて]
…おや、おや、おや。
どこもかしこも、脆くなっていますねえ。
世界の崩壊も近いと見える。
[周囲を警戒しながら、メイの問いに答える]
とっつかまえる「なり」と言ったはずよ。こちらに協力的なAIがまだ残っているなら……いずれにせよ、ログアウトポイントを目指すほうが楽だとは思うけど。
……こんな時に隠し事なんて。生きて帰りたいのは私だって一緒よ。
[一通り辺りを確認し終えれば]
とりあえず、場所を変えない?ここに留まるのはあまり賢いとは言えないわ。
彼が言ってたアパート、だっけ?とりあえずそこを目指しましょう。
……どうだろう、ね。
いるんなら……ぃけどね。
――ま、生き残りたいのは同じ、か。わかった。ソレは信じる。
[とりあえず、深くヘルメットを被り。小さくうなづけば]
オーケイ。そんじゃサイドカーに乗って。
[相棒、頼むよ、と。バイクを撫でながら、手招きし]
[摘む、それはきっと殺すということ。
楽しそうに語る様子に、いやいやをするように首を振る]
嫌……嫌、です。
わたし、死にたくない……。
[襤褸布を抱きしめたまま、じりじりと後ずさる。
崩落音にフリードリヒが振り返ったその時、背を向けて必死に逃げ出した。
ガラクタの転がる狭い路地裏。そのスピードはたかが知れているが]
世界は崩壊なんて、しない……!
きっときっと、元に戻る――――!
[そんなことを、胸のうちに言い聞かせながら]
[木霊する笑い声にも、眉一つ動かさない。
ただ廃工場の中へ視線を滑らせて、逃げ遅れた仲間の姿が無いかと…]
―――――――…!?
[唐突に迫る、赤い光。
大きく目を見開くのと同時、横っとびに避ける]
畜生っ。行儀が悪いぞ、返事くらいしろ!
[かすめた左肩から血が噴き出す。小さく舌打ちを零した]
まあ…しかし、潜んでいるのは”アレ”ひとつとは限りません、ねえ。
我は戦闘は本職じゃありませんし。
[やれと肩を竦めて、思案げな表情を作る]
―――――――――……っ!
[直後、少し離れた場所からのけたたましい音>>129が聞こえる。
ポテルの言葉>>119が脳裏に過った。
『もし逃げおおせた人がいるなら―――…』
…其処に、追手がかかったとしたら?]
― 廃工場 ―
[左肩から放たれる血飛沫。
先程の太刀筋とクロスするような形で、第二閃を放つ。]
クククッ、
[零す罵声、舌打ちを嘲るように。]
ありがと。えーっと……そういえば、まだ名乗ってすら居なかったわね。
私はポテル。よろしくね。
[サイドカーに乗り込むよう促されれば、そのようにし]
。o0(救出に向かった彼は無事かしら……あれだけ忠告したんだし、間違っても廃工場には行かないでしょうけど)
[なんてことを考えながら、アパートへの道を進んでいった]
/*AIメイの目的について
自分を完成させる時間をまず稼ぐこと。
そのために、相棒のタイヤを路面に溶かしこんでいる。
感情面や対応は試作型ヒューマノイズインターフェースであるが故
知られていない件について。
そもそも未発表・非公式のAIであり、開発段階にあったため、である。
そのためか、スペックは高いものの、作成・作戦の”中止””消失”等に忌避感を持つ*/
[そうして、忘れてたとばかりに視線をクロシェットに戻した。
だが襤褸布の代わりに捉えたのは、徐々に小さくなる背中]
おやおや、鼠に逃げられちゃいました。
嫌われちゃいましたねえ、我。
追うのは簡単です、まあ、殺るのも。
ただ…アレが囮で、さっきのような待ち伏せがいくつもあると厄介ですねえ。ふむ。
まあ、次でもいいですか。
[小さな芽は摘むべきだが、適度に暴れてくれても、また面白い]
ええ、そうですね。
……私は、メイ、と言います。
[ひとまず、サイドカーに乗ったのを確認すれば…途中で降りられぬ位に、路面にタイヤが少し溶け出す位に、加速する。アパートへ向けて
ところで、メイという名前。管理AIの試作段階の名簿にあったかもしれない。
完成はしていなかった。していればその詳細も各管理者が知っていた、だろうけれど。]
[男は、足元の空瓶をついと拾い上げて、叩き落した。
そうして大振りの破片をひとつ、拾い上げて]
なんのもてなしも出来ませんでしたので、ね?
お土産、です――…よっ
[去り行くクロシェットの後頭部めがけて、力いっぱい投げつけた]
走り屋 メイは、囁き狂人 に希望を変更しました。
はぁっ、はぁっ……。
[仮想空間の中の、仮初の体のはずなのに、息が切れる]
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない――――!
[背後で盛大に何かが割れる音がする。一瞬意識がそちらへ向いて、転がるガラクタに足元が取られた。転びかけて、とっさに羽ばたいて体勢を立て直した、ところ]
――――……ぐっ!
[がつん、と頭に衝撃が走った。つんのめりそうになった体勢を立て直した、最悪のタイミング。衝撃に一瞬目の前が真っ白になる。
けれど、立ち止まるわけにはいかない。後頭部から血を流したまま、必死で走り続けた]
――――――――…ちっ、遊んでやがる。
[今度は床を踏みしめ、滑る様にして第二閃をかわす]
俺を仕留め損ねたことを、後悔させてやる!!
[身をひるがえし、ランチャーを構えた]
ははは。ばーか!直接顔を合わせなけりゃ、
恨み事も宣戦布告も出来ないだろうが。
覚えておきな!俺はメルクリウス。
[相手の方向へ、真っ直ぐに発射する]
絶対てめえらの思い通りになんて、させねえからな!
/*
>>149
おや、当たってしまいました(避けて頬掠めるくらいかと思っていた)
なら、頭なんて危険な部位じゃなくて、背中辺りにしておけばよかったかな?
まあでも、頭の方が殺意高くていいですよ、ねえ?
まあ、もともとそういうキャラ設定ではあるんだが。
ちょっと酷過ぎないか、俺。
中の人もあまりの屑っぷりにひいているぞ。
[投げた凶器に手ごたえがあった様子に、くふふ…と満足げに頷いて]
さあさ鼠君、…好きなだけ逃げてください?
今は、ね。
[後頭部から流れる血が、襟首を赤く染める。そのことにも気づかずに、必死で走る。
振り返るとすぐそこに、あの不気味な笑顔が見えそうな気がして、立ち止まれないし振り返れない]
はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……。
[足が止められない。けれど、どこへ逃げればいいのかわからない。
足がもつれて転んだ。羽ばたく気力もなかった。
必死の思いで立ち上がろうとして、追っ手がいないことにようやく気づく]
……いな、い?
[ぼんやりと呟きながら、後頭部に手をやり……手のひらにべっとりと血がついたのを見てぎょっとした]
メイ?メイ、ねぇ。
[聞き覚えがある名前だなとは思いつつ、それが一体なんだったか思い出そうとしたが]
んー……ま、思い出せないことは必要ないことよね。
よろしく、メイ。
[考えるべきことは他にもあると、思考を切り替えてしまった]
ま、よくある名前ですよ。
[そういいながらも、バイクを走らせ、移動を続ける。
更に加速し、できるだけ移動時間を短くするよう、に見せかける。
実際短くはなっているが。]
それで、アパートはいいんですけど。……アパートの地下って……入り口ってどの辺りに普通はあるものなんです?
[運転しながら、話題を変えてこうと、疑問を口にする。欠けた情報をえておくため、でもあるが]
悪夢には負けねえよ。
[ぶつかる衝撃と衝撃が乱反射する。暗闇の中に舞う火花と砂埃。
其れに紛れるようにして、
相手がいるのとはおよそ見当違いの方向に次弾が放たれた]
―――――――…人間なめんな!!
[それは手元が狂ったのか、唯の悪あがきか。否]
[弾道の先にあるのは]
[「ガソリン」]
[やがて廃工場に火の手が上がる。少々荒っぽい「火葬」
孤立した立地で起きたその火事は周囲に広がることは無く、
けれど其処で生を終えた者の痕跡を焼き尽くす。
熱と炎に紛れて男も姿を消した。
……最上級管理AIはどうしただろうか]
未完成AIとバイクとタイヤの設定がぱっと思いついただけやねん。
バイクとタイヤはバトルとかにならんとでないけど。
伏線は張ってある。
タイヤを路面にとかしこみまくってるのは情報浸透手段なのですよとかなんとか。
い、った……。
[傷を自覚した途端、それはずきずきと熱を持って痛み始める。髪は血でべっとりと頭に張り付き、濡れた襟首が冷たくて気持ち悪い。
唇を噛みながらゆっくりと立ち上がる。襤褸布を小脇に抱えて服を払った]
闇雲に走ってきちゃったけど、ここは……。
[呟きながら辺りを見回した時、背後で火の手が上がった。
あの方向は]
避難場所、燃えてる……。
[管理AIに知られてしまったあの場所には、どの道もう戻れない。
けれど帰る場所がなくなってしまったような気がして、襤褸布をぎゅっと抱きしめた]
[――とん、]
[傍の屋根に降り立って、眼下の廃工場を視認したとほぼ同時。
不意に炎を噴出したソレは、瞬く間に巨大な炎柱となっていた]
あーらら。
燃えちゃいました、ねえ。
[リコリスの心配はしない。どうせ平然とした顔で安全な場所に移動してるのだろうし。
シノンの気配も無いから、まだ此方には来ていないだろう]
”プレイヤー”の入れる領域が、またひとつ潰れましたねえ。くふふ。
[”廃工場”という記号的なカタチに落とし込んでいるが、
実際には其処を住処としていたプレイヤー情報が書き込まれた、
1データベースに過ぎない]
―裏路地―
[廃工場を後にして、
真っ直ぐに向かったのは件のけたたましい音が響いた方向]
………おい、誰かいるか!
[傷を負った左腕はネクタイで縛ってある。
ランチャーを抱えたまま、大声で呼びかける]
でもデータベースだって無限じゃありませんから、ねえ?
鼠君たち、いつまで逃れられますやら。
袋小路は、ゆっくり形成されているんですよ?
[建物を舐める炎が、やがてこの電子世界に広がる様子を幻視して…
男は喉の奥をくつりと震わせた]
[一番近い避難場所は、聞いたことがあった。西にあるデパートの地下。
平和だった頃、のんびりウィンドウショッピングをした場所。
けれど、闇雲に走った所為で、現在位置が良くわからない]
……夜だし、きっと大丈夫だよね。
見つかっても……飛べる人は、あまりいないし、きっと管理AIだって誤認してくれるよね。
[自分に言い聞かせながら、それでも極力目立たぬように、襤褸布を頭から被る。
羽ばたくと、ふわりと浮き上がって、側のビルの屋上に降り立った。
廃工場が燃えているのには心が痛むけれど、極力そのことは考えないようにして、目をこらして方向を見定める]
[ふと聴こえた、呼びかけの声。>>160
しかもその発生源は、先程自分を襲撃しようとした箇所付近だ]
…ふむ。
そういえば、あちらさんの戦力を削ぎ忘れていました。
邪魔になりそうな鼠は、減らしておいて損はないですよ、ねえ?
[――とん、
屋根を蹴って、宙を弾んで、向かうは先程の崩落現場…]
んー。とりあえず、ここっぽいんだけど・・・
[たどり着いたのは。メルクリウスから聞いたはずとしている、アパート。……デパートではなく、アパート。聞き違いをそのまま、利用した。]
……とりあえず、無事ではあるみたいですけど…?
[入り口どこでしょうか、なんてサイドカーのポテルに問いかけてみた]
[メイの問いかけに、うーんと首を傾げつつ]
んー……床がこう、がこんと外れたりするのかしら?それともスイッチか何か?
詳しく聞いておけばよかったわね。
でもまあ、安全なんでしょう?だったらゆっくり探せばいいわ。
……あ、ちょっといいかしら?
万が一尾行されてると厄介だから、最短からちょっとだけ迂回するルートを通って欲しいんだけど。
[などと注文をつけながら、アパートを目指す**]
[メイの問いかけに、うーんと首を傾げつつ。聞き間違ってるのには気付かない。]
んー……床がこう、がこんと外れたりするのかしら?それともスイッチか何か?
詳しく聞いておけばよかったわね。
でもまあ、安全なんでしょう?だったらゆっくり探せばいいわ。
[じゃあ、ととりあえず足を地面に下ろしバイクを腕で押して転がそうと…]
…とりあえず、バイクで見つかるわけにも行かないですし。
[押していきますんで降りてください、と。]
まぁ、中を漁って見ましょうか。外に出っ放しってわけにも行きませんしね。
[今のところアパート内には他のAIはいなさそうだ。……まだ―――――るか。]
それに、避難所になってるなら人もいるでしょうし、そっと呼びかけてみてもいいんじゃないですかね。
― 裏路地 ―
[崩落した建物の隣の屋根に降り立ち、地上を見下ろす。
建物自体は半壊しており、自分を狙ってきた相手の姿は
まだ埋まったままなのか視認できない。
続いて大声の主へと視線をずらして――]
…おや、おや、おや。
誰かと思えば、部隊長君じゃあ、ありませんか。
[楽しそうに目を細めて、呼びかけた。
我のこと覚えています? そんな囁きを、添えて]
[崩れた瓦礫の下から、何か聞こえた気がした。
目を瞬かせると駆け寄り、掘り起こしてみる]
――――――――――…ええっ、パルム!?
御前、なに埋まってるんだよ!
[其処には、知り合いの姿があった]
―――――――――……あん?
[続いて、頭上から響く声>>167。
しかもそれは何処かで聞き覚えのある、とても、嫌な――]
っ!!
[顔を上げてフリードリヒの姿を確認し、目を見開いた。
忘れもしない。
自分の目の前で、大切なものを奪っていった、男だ]
て、ンめぇ…。
[楽しそうな様子で居るのが、尚更腹が立つ。
頭に血を上らせながら、ぎりと睨みあげた]
/*
おっとパルム君も起きてきましたね。
顔合わせが出来て丁度よい。
メモ。
遭遇:シノン、クロシェット、メルクリウス、パルム
未遭遇:リコリス、ポテル、メイ
とりあえず明日リコリス君には会っておきたいですねえ。
うるせえや。
[掘り出されると同時に、メルクリウスの肩口……]
[を、通り越し、彼の頭上で不適な笑みを浮かべるAI目がけて]
[撃った]
[瞬時に顔色を変えた様子に、快さそうに空気を震わせる。
くふふ…と哂い声が闇に零れた]
やだなあ。そんな怖い顔しないでくださいって。
我だって、2対1で考えなしで攻撃するほど馬鹿じゃありませんよ?
ましてや君と、正体不明の狙撃者君だ。
それに君、怪我しているようですし、ねえ?
ん、了解。
[サイドカーから降りて]
じゃあ、メイがバイクを片付けてる間に一部屋一部屋ノックして回ってみるわね。
誰か居てくれればいいけど……。
[果たして生存者はいるのだろうか……**]
[カっと目を見開いて、僅かに身を引く。迷いはしない。
地上からの弾丸>>170が、頬を掠めたのは、動いたと同時だった。
皮膚が破裂する。頬の擦過傷から、紅い血がぼたりと垂れた]
嗚呼…だから厭だったんです。
なんか厄介そうな気配しましたし、そっちの人。
[右の指先で傷口を拭う。
溢れる血はまだ止まらないから、指先が紅く斑に染まった]
[己の傍らを通り過ぎ、AIに向かって行く銃弾。
身じろぎひとつせず、男はフリードリヒを睨んだまま]
――――――――――……黙れよ。
[弟のことを口にされれば、低い声が零れる。
冷静になろうと噛みしめた唇から、血が伝った]
それじゃあ、とりあえず…できれば避難所に運んでおきたいところですけど…。
[そんなことを言いつつ、ノックして回る様子、一部屋ずつ、空振りに終わっていく様子を眺めていく。その間に、バイクをとめる場所を探すが……外に出す格好になりそうで頭を少し抱えた。]
んー……
[最初の方でノックされた1Fの一室の扉が開くか確認しようとバイクを押す。そのままドアノブを捻るが――開いた。]
おじゃましまーす・・・
[と、声をかけてみるが、とりあえず今は誰も住んでいなさそうなその部屋へとバイクごと入り、落ち着くことにした**]
静観するつもりだったんです。本当ですよ?
でも、やられっぱなしは性に合いませんから、ねえ?
[左手の鳥籠を前方に差出す。
血塗れの指先が宙を滑り、見えないキーボードを高速で打ち込んでゆく]
[『エンター/実行』]
[途端、鳥籠の中の女性が泣き出しそうな形相になって、絶叫した。
周囲の空気を振動で揺り動かす。
まともに聞くと、怪音は頭がひび割れる様な痛みをもたらすことだろう]
騙されるなよ、部隊長さん。
時間が経つほどこいつらに有利になるのさ。
折角煽ってくれてんだ、怒りに任せて
ここでやっちまうべきだ。
[とは言ったものの、軽い脳震盪(こんなところはいやにリアルだ)で狙いはぶれる]
騙されるなよ、部隊長さん。
時間が経つほどこいつらに有利になるのさ。
折角煽ってくれてんだ、怒りに任せて
ここでやっちまうべき…………だ ッ
[とは言ったものの、軽い脳震盪(こんなところはいやにリアルだ)で狙いはぶれる。
脳に直接叩き込まれるような苦痛に身を折った]
いいですねえ、その反応。
それでこそ、君の前で殺した甲斐があるってものですよ?
本当に、目論見通り…。
[黙れ>>175、その言葉に応じた答えは、
この絶叫の最中ゆえ相手のの耳には届かなかったことだろう。
届いたのは、男の顔に深く深く刻まれた笑み。きっとそれだけ]
[苦痛に身を捩る様子>>178を楽しそうに見下ろして]
君だって、怪我してるでしょうに。
もっと万全の体制で、我たちを楽しませてください? ねえ。
今日は我に傷をつけたのに免じて、見逃して差し上げますよ。
それじゃあ、また会いましょう?
[絶叫を煙幕に、男は後方に身を跳躍させた]
[其の場に澱んだ笑みの残滓だけを残して――**]
てめッ ――――
く そがッ
[AIの手元の鳥篭、AI本体、それぞれを狙って執拗に放った銃弾はぶれにぶれて次々に逸れ、一発も黒衣を捉えることなく、薄暗い夜空に吸い込まれていく]
逃げ ン
[リロード]
[黒衣の影が飛び去ったあとの屋根を、銃弾が抉る。]
見逃す だと―――― ?
舐めやがッて、 こらァ
[黒衣のAIの後を追おうとして頭痛に耐えかねいよいよ膝をつく。]
チッ……
[すっかりAIの姿が見えなくなり、煩わしい音が消え、それから辺りから何者の動く音も無くなった事を確認してから]
[その場から引き剥がすように、メルクリウスの襟首を掴んで、後ずさる。”奴ら”は常にSEを発するとは限らないのだ。
”プレイヤー”が攻防戦において後手にまわりがちである事の原因のひとつがそこにある。気配というものも、この世界では、外のそれとは少し違う。]
[メルクリウスを小突くようにしながら、敵の視線を避けるように路地裏を行く。]
オイ。
[ぐりぐりと首を振って頭痛を払う。]
避難所。まだあンだろ。
さッさと戻れ。
部隊長サンと歩いてたら俺まで殺されっちまう。
[もう一度ぐるりと首を回した。]
それとな。
そろそろ刺し違え覚悟で仕掛けねェと
仲間だ生き残るだなんだって言ってる場合じゃ
……無くなるぞ。
[残された”避難所”の数は少ない。]
[角を曲がる前に敵影を確かめる動作。いつからか染み付いた行動。]
俺はアンタの巻き添え喰ってヤられる気はねェし
死ぬ気もねぇ。
あの、小癪な連中を気の済むまでぶッ飛ばすまではな。
[適当な地点でメルクリウスと別れて、今のねぐらへ徒歩で向かう。ひとけの無い、廃墟と化したアパート……の、はずが今夜は何故かそれが、ある。]
[扉の並ぶ側ではなく、窓のある側へとまわる。アパートの周囲に転がる廃材の影に身を隠して様子を伺った。
姿形こそ見えないものの、確かに、微かに物音がする。
それが”プレイヤー”なら、AIどもをおびき寄せる確率が高くなる。”AI”なら……?どちらに転んでもろくな事にはなりそうにない。]
―アパート―
[逡巡のあと、二階部分へ盛大に突っ込んでスロープのようになってる鉄材をそっとのぼり、二階の一室へ忍び込んだ。
今から別の休息所を探す体力は無いし、どうせどこへいても間断なく”奴ら”は襲って来る。遅かれ早かれ一戦交えるなら、どちらにしても同じ事だ。それなら少しでも居住性の良い場所を選ぶ事は、決して悪い選択とは思えなかった。
それにしてもあのうるさいAIの攻撃はやけに”残る”。頭から降りてきて全身を支配する苦痛と疲労を押し出すように息を吐き、ベッドの上に腰掛けた。壁に背を預け、銃を片腕で抱くような姿勢で目を閉じる。]
―アパート・2F―
[暫し、ここで駆逐された人々の事を思う。
あれは毒―――のようなものだったか。音も無くプレイヤーは殺され、その数日後にその襲撃者も消された。
まだ、今ほどは都市が荒廃していなかった頃の事だ。
その後、何度かプレイヤーが住居施設を拠点にしようとして、施設ごと消された。その度に小規模な火葬が行われ、やがて、このアパートも拠点としては放棄された。小部屋が多い建物というのは、防衛には向かない。注意が行き届かないのだ。
どちらの陣営もそういった事を学習しながら争いを続け、経験値の増加とは裏腹に人口と世界のサイズは減少を続けている。
酷く長い時間が経過した気がする。今では、元々設定されていた街並みがどんなものだったか、男には*思い出せないくらいだ。*]
/*
作文のリハビリを兼ねてアパートの歴史を捏造してみる。
あと、世界観の把握というか消化。
というか本当に……うーん、文章下手っぴですね(苦
*/
[様々な選択をするものがいた。
戦うもの、群れるもの、独りゆくもの、ひたすら外を目指すもの、祈るもの、嘆くもの。それ以外の方法で抗うもの。
それらは皆、大体同じような確率で生き残って奇妙な比率を保ちながら現状まで等しく減少を続けているように、男は感じている。その中で、自分の生死を自分の裁量で決められるという利点を選び、男は孤立する事を選んだ。どの選択肢にも利点と欠点があり、今のところ恐らくそのどれもが成功はしていない。]
(間抜けのせいでヤられるなんざ御免だね……)
/*おまけ*/
…また、人気のないとこに…orz
語感似てるアパートがよかっ…行く理由ないか。
ラ神任せの結果だし、素直にデパートでクロシェ待とう。
…さてと。
おにーさん達が無事だとしたら、行く場所は多分あそこっスよね…
[協力者として活動して来た...は、レジスタンスの拠点も何箇所か知っている。
単に一番近い拠点だろうと当たりをつけ、
ゆっくりとそちらへ歩いて行く。
目指すはアパート、その入り口…]
隊長さん、無事だと良いんスけどねぇ…
[誰にも聞かれて居ない事を祈って、そんな事を呟いた。]
…さてと。
おにーさん達が無事だとしたら、行く場所は多分あそこっスよね…
[協力者として活動して来た...は、レジスタンスの拠点も何箇所か知っている。
単に一番近い拠点だろうと当たりをつけ、
ゆっくりとそちらへ歩いて行く。
目指すはデパート、その入り口…]
隊長さん、無事だと良いんスけどねぇ…
[誰にも聞かれて居ない事を祈って、そんな事を呟いた。]
―アパート・二階―
[風でカーテンが少し開き(窓ガラスはとっくに砕け散っている。それこそ男がここを見付けたときには)月明かりが室内に入り、床上に落ちていたライターがそれを反射しているようだ。
ベッドから降りて拾い上げ、動作を確かめるために一瞬だけ火を灯した。]
―ビル・屋上―
[夜風が体を撫でる。頭から被った襤褸布が揺れて、覗いた金の髪が月光を反射したような気がして、慌ててしっかりと被りなおした。
デパートの位置を確認し、唇を噛む]
遠い……。
[それは、通常では決して遠くはない距離。けれど今は、遥か彼方に感じる]
でも、夜のうちに移動しないと。
[夜の闇にまぎれて移動しておかなければ、朝が来ればもっと移動は困難になるだろう]
――――行くしか、ない。
[自分に言い聞かせるように呟いて、羽ばたく。ふわりと地面に降り立つと、移動を開始した]
―裏路地―
[肩口の深い傷とフリードリヒからの怪音波攻撃は、男の体力を消耗させるには十分過ぎた。出血と脳髄に響く頭痛の所為で、視界が酷く明滅する。脳裏にちらつくには、嘲笑うようなフリードリヒの笑み>>179。
パルムに半ば促されるように歩きながら、彼の言葉>>183に軽く顔を顰めた]
―――――…はは、うるせー。
俺を歩く危険物扱いするんじゃねえ。
[笑おうとした蒼白な顔は、上手く笑みが作れず苦笑になった。小さく溜息を付く]
……………………。
今でこそ大げさなことになってるけど、
最初はレジスタンスなんて大層なもんじゃ無かったんだよ。
仲間とはぐれた奴とか怪我した奴を保護して、
食い物と寝床の確保して。
けど、奴らの襲撃は激しくなるばかりで、
それだけじゃ足りなくなった。
だから、武器を持つようになった。
人が死ぬのは辛いから。
……俺は誰も死ななくて済むなら、
AIを殲滅する必要は無いと思っている。今でも。
無駄死には最悪だ。
だが、このままだとじり貧なのは目に見えている。
今まで覚悟が無かったわけじゃあないが、
腹を据える必要があるのかもな。
[やがて、適当な場所で彼と別れる>>184こととなる]
頼もしいねェ。
なら、次は瓦礫に埋まらないように気を付けろよ。
[相手の影を見送ると、壁に寄りかかる様にしてその場にずるりと座り込んだ]
[細い路地を選んで、走る、走る。
交差点に出るたびに手前で一度立ち止まって、左右確認も忘れない]
はぁっ、はぁっ、はぁっ……。
[心臓が潰れそうな気がする。胸を押さえて呼吸を整え、ずり落ちかけた襤褸布を被りなおす]
[先ほどは格好付けてみたものの、今の状況ははっきり言ってまずい。消耗した状態でAI相手に武勇を誇れる程の力があるなら、とっくの昔に発揮している。
銃器で大きな音を立てれば、敵が集まってくる可能性もある。今は逃げ切れるほどの体力も無いので、静かにやり過ごせればそれに越したことは無いが。
息を潜めつつ、そっと音のする方>>193へ視線をやった]
(―――――――……クロシェット?!)
[瞬く。ずれた襤褸布からのぞいた髪が、一瞬月明かりに映えた]
……おい、俺だ。メルクリウスだ。
[小声で呼びかける]
[どのあたりまできただろう。
こんなに走っているのに、ちっとも近づいた気がしない]
い、っ……。
[ずきり、後頭部の傷が疼く。顔を歪めて足を止めた。
じゅくじゅくと血で濡れた背中に衣服が張り付く。
とりあえず一度座って傷を確かめよう。そう思って周囲を見回して、人影>>192に気づいて息を飲んだ]
ひっ……。
[一歩後ずさろうとして、それが見知った人物であることに気づく]
――――メルクリウス、さん?
/*
わー、pt少ないのに私がとろいせいで余計な1レスを使っていただいてしまった…!
ごめんなさいごめんなさい。
死体の中に彼女の姿が無いのは確認していた。だが、確証なんて無かった]
………良かった、生きてたんだな。
[心からの安堵の声を零し、駆け寄って相手の頭を撫でながら抱きしめようと――して、その後頭部にべっとりと付いた赤色に気づく]
っ! 嗚呼、酷い目にあったのか…。
よく頑張ったな。
……メルクリウス、さん。
[見知った顔の無事な姿に、心底安心した。胸が詰まって声が震える]
メルクリウス、さんも。
[どこに行っていたのかとか、どうしていてくれなかったんだとか、詰る言葉が出て来そうになって、必死で飲み込む]
わたしは、大丈夫です。
逃げる時に、管理AIに見つかって……何か、割れた破片を投げつけられた、だけで。
[それでも、思い出すと恐怖で声が震えた]
――――――…アイツら…。
[相手の震える声に、ぎりと唇を噛む。先ほどの傷から血の味が滲んだ]
すまんな。此処ではまともに手当てをしてやれないが。
[後頭部の傷を確認すれば、酷く深くはなさそうだ。傷の傍を押さえて圧迫止血してから、ハンカチで軽く保護する]
よし、これでひとまず大丈夫。
早く避難所に行って傷を洗わないとな。
俺が付いてるから、もう安心だぜ!
[相手の不安そうな瞳に気づいているのかいないのか。ニイと常のように笑って見せた]
ありがとう、ございます。
[なすがまま、傷の手当てをしてもらって、ぺこりと頭を下げた]
メルクリウスさんは、怪我……大丈夫ですか?
[そうは言っても、手当てなんてここではできないのだけれど。
励ますような笑みを向けられて、こっくりと頷く]
――――はい。
行きましょう。
[メルクリウスと一緒なら、デパートまでの距離も、先ほどより随分近くなったように感じた]
ははは。こんなかすり傷、なんともないさ!
[怪我の心配をされれば、走る痛みは無視して強がった。…男には強がらなくてはいけない時もあるのだ。
はぐれないように手を繋ごうと右手を差し出し、歩き出す]
クロシェットも、仮面を付けたAIに襲われたのか?
[時折小声で会話を挟みながら、避難所への道中、幸いにも敵からの襲撃は無かった。やがてデパートの入り口が見え始めれば、シノンの姿があったか]
[デパート入り口の近くで待って居たら、クロシェとメルクリウスが来た。
二人とも、無事…と言うには負傷しているらしく、救急箱を持って居て良かったとしみじみと思った。]
や、お二人さん。
音と煙であそこが襲撃されたのが分かったんで、
来るとしたらここだと思って待ってたんスよ。
無事…とは言えそうにないけど、とりあえず生きてて何よりっス。
[言えた義理でも無いとは自分でも思うが、
他に言える言葉が浮かば無かった。]
[ネクタイで縛られた左腕は、とてもかすり傷には見えなかったけれど。なんともないと言われて、追求するのはやめた。
差し出された右手を左手でそっと握って歩き出す。襤褸布は右手に抱えたまま]
仮面をつけたAI?
[問いかけられて、首をそっと横に振る]
違います。わたしが会ったのは、鳥籠を持っていて、ずっと笑ってるAIでした。
……ぞっとする、笑い方でした。
[フリードリヒの笑みを思い出すと心臓をぎゅっとつかまれたような気がした。思わずメルクリウスの手を取る左手に力がこもる]
[ぞくりと背筋に寒気が走った]
――――――……鳥籠?
[相手の言葉に、浮かぶのは先程交戦したAIの姿。
そう、そして奴はまさに弟の命を奪った――]
………ッ。
[相手の手に力が籠ったのとほぼ同時、反射的に此方も手に力を込めて相手の身体を引き寄せる]
ごめんな。一番大変な時に、傍にいなくてごめんな…。
[向けた笑顔は、
いつもとは少し違う何処か泣きだしそうなそれだった]
メルクリウスさんの所為じゃないです。
メルクリウスさんは悪くないです。
[謝られて、慌てて首を振った。先ほど思わず口をついて出そうになって飲み込んだ、詰る言葉を見透かされてしまったような気がした]
わたしは無事で、メルクリウスさんも無事で、こうやってちゃんと会えたんですから。
それでいいじゃないですか。
[笑うことは苦手だった。けれど、安心させるように、精一杯笑顔らしいものを浮かべてみせた]
[避難所前でシノンの姿>>201を見つけて、ほっと息を付く]
御譲ちゃんも無事だったか。良かった。
はは。随分と手酷くやられたがな…。
それでも、まだ生きてる。
生きていれば、何とでもなるさ!
レジスタンス部隊長 メルクリウス がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(レジスタンス部隊長 メルクリウスは村を出ました)
そのpt制限がある中での村だから。
…うーん…。けど強くは言えない。
エピは4000ptなのは充分過ぎると思っているのだけれども。。
・・・・・・。
『約束を、』[ザッ...] [ザザ―――...―..-.......]
― 都市中央・噴水 ―
[夜明け近く、空が白み始める。
薄い雲がたなびき、曙光の輝きが見えるまであと少し。]
シノンさんも、無事で良かったです。
[微かに笑みを浮かべて挨拶をする。シノンがここにいるということは、この避難場所は無事なのだろう。少なくとも、今のところは]
……あの、中に入りませんか。
シノンさんも、中にいてくださって良かったのに。
[外で立ち話をしていると気が気ではない。そっとあたりを見回して、誰もいないことを確認した]
レジスタンス部隊長 メルクリウス が参加しました。
レジスタンス部隊長 メルクリウスは、聖痕者 を希望しました。
― →避難所(デパート地下)へ ―
[クロシェットの慌てた様子>>204に、きょとんとした。
彼女の心中を知らず、情けない顔をして心配させてしまったのかと、心の中で苦笑する]
…そうだな、ありがとう。
俺も生きてる。クロシェットも生きてる。
「今度」は絶対護るから。
[其れは次に襲撃をされた時、と聞こえたかもしれないが。
男にとっては、別の意味も持っている言葉だった。
相手の笑顔につられるように微笑む。
繋いでいた右手をそっと離して、一度頭を撫でて、避難所の方へ向き直った]
そうだな、中へ入ろう。状況も確認したい。
― 都市中央・噴水 ―
[きゅぅう]
[黒に覆われた手を握り締める。
生地が啼く音を聞き、手から延びる視えない糸を見つめる。
仮想世界における都市機能基幹部への介入。
最上位管理AIは、都市そのものを掌握し壊そうとしていた。
世界を壊し、この世界から飛び出す為に。]
[現在、管理AIリコリスは噴水の近くに座り目を閉じている。
白い仮面を外し、光の刃を持たない姿は、一般的なプレイヤーの姿を思わせる。**]
クロシェットの人に中身がばれている気がする。
というか、今回は私、もう中身割れているつもりでやっているので、良いんだ良いんだ。くっ。
[心配する気持ちが半分、後ろめたい気持ちが半分。
それでも、メルクリウスの顔から泣き出しそうな笑顔が消えるとほっとした]
メルクリウスさんには、いつも守ってもらってます。
……出会った、時から。
[戦うことは、怖い。いつも守ってもらってばかりだと思う。
メルクリウスの言葉にこめられたその意味は、知らないけれど]
はい。
逃げた人たち、ちゃんとここに来れていたら、いいんですけど。
[頷きながら、デパート地下へ足を向けた]
アタシは、近くでコレ拾ってたっスからね。
戦闘じゃやれる事無いし、早めに避難したんスよ。
[救急箱をクロシェに渡しながら、嘘の説明で場を繕う。
周囲に軽く視線を向けてクロードが見て居ない事を確かめて、
一安心と息をはいた。]
一応避難してくる人を追ってAIが来る可能性も有ったっスからね。
そこそこ目は良いし、見張り番やってたんス。
…そういや、クロシェ達で避難してくるのは最後っスか?
人数知らないから副長さんかおにーさんのどっちか来るの待ってたんスけど。
-アパート1F 101号室-
[さて。上の階に動きがあったような音がしたが……まだ判断はできない。
ソレより先に、回りを確認してからバイクの穴に手を入れる。
……チェック中。己を探るかのように。
”穴”を探す]
…………ここかな?
[メルクリウスと繋いでいた手を離し、シノンから救急箱を受け取った]
いつもありがとうございます。
戦闘ができなくても、見張りをしたり、救急箱探してきてくれたり……。
シノンさんも、すごいです。
[手当てを手伝う以外といえば、隅でいつも息を殺していることしかできない己とは、違う]
わたしは、さっきまで一人で逃げていたから……。
たくさん、逃げてきた?
……スーンさん、まだ来てない……?
[シノンの言葉から、まだスーンがここへ来ていないことは知れて、そっとメルクリウスの顔を見上げた。
仲が良いことは、よく知っている]
[当然、後部の穴は見ただけで解る。そうではなく内部の、
――――の穴を探して修復する。
しばし、集中し、周りに気を回さない状態が続く。]
さぁて。…………こんなところ、かな?
[あとは、相性の確認。実際に使うしかない、けれど。
まずは現状、このアパートに今何人いるのか、耳を済ませた――。
最低限一人は一緒にココに来た。だが、増えているようにも感じたが――]
[シノンとクロシェットが仲が良いのは知っている。
二人の様子をやや微笑ましげに眺めた後、シノンの言葉>>212に頷いた]
ああ。まともに逃げて来れたのは、俺達で最後だろうな。
スーンの姿は見て無いのか。
アイツのことだから、無事だとは思うが…。
[思案げに呟いてから、不安を表に出さぬよう努めて明るく続ける]
そうだ、御譲ちゃん。
良ければクロシェットの傷を診てやってくれるか?
俺が片手でした応急手当じゃ、可哀想だ。
/*
― 「Dream Linkage Project.」・モニタリングルーム ―
村建てです。
申し訳ないのですが、600ptという少数pt上、
入り直しはあまり好ましいと思っていません。
少ないpt内でどう動くかも含まれると思っていたので。
今後の入り直しはどうぞご自重下さい。
(この事は先に書いていなかったので、
今会話中のクロシェットさんの入り直して下さい。)
明日からの600pt、大切に発言しましょう!
*/
一般人 クロシェット がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(一般人 クロシェットは村を出ました)
副長さんならたぶん大丈夫っスよ。
あの人の事だし、他の方向へ逃げた人たち纏めてるんじゃ無いっスか?
[希望を兼ねた想像を告げて、場を和ませようとしたのだが・・・
クロシェの手当てを頼まれた。]
アタシがっスか?
・・・まぁ、やれない事は無いっスけど・・・
あんまりやった事無いから、不格好になっても勘弁してほしいっス。
[プレイヤー同士の喧嘩での怪我を手当てしたのはどれほど前だったか。
そんな事を思いながらハンカチを外すと、痛々しい傷口が目に付いた。]
…うわぁ…ちょっと、誰か水持ってきてくださいなっ!
コレ、多分傷がふさがっても痕残るっスよ…
・・・ん?戻れれば残らないんスかね・・・?傷痕って。
[流石に、大きな怪我が戻ってどうなるかまでは確かめられていない。
女の子だし傷が残らないと良いのだが…
そんな事を思いながら、傷口を洗ってから消毒して包帯を巻いた。]
一般人 クロシェット が参加しました。
一般人 クロシェットは、村人 を希望しました。
[どうやら、この救急箱を使われる怪我人第一号は己になりそうだ]
すみません……。
頭だからちょっと出血が酷いだけで、大したことはないと思うんです。
[シノンに手当てをしてもらいながら、何の役にも立っていないのに貴重な救急道具を使わせてしまうことに申し訳なさを感じ、眉を下げる]
メルクリウスさんも。
腕の怪我、ちゃんと治療した方がいいです。
[また平気だと言われてしまうかもしれないけれど、そう言って、遠慮がちに袖を引っ張った]
メルクリウスさんは、部隊長さんなんですから。
二人は仲が良いし、御譲ちゃんが傍にいてくれたら
クロシェットも安心できるかと思ってさ。
[手当てを引き受けてくれたシノンに感謝しつつ、自分の治療は後回しにして避難所の奥へ向かおうとしていたら袖を引かれた>>218。
真面目に心配をされると、弱い]
…はは、参ったな。なら、クロシェットがやってくれるか?
それなら確実だろう。
[頭にぐるぐる包帯を巻かれてしまうと、なんだかものすごく大きな怪我をしてしまったように見える。
そんな大したことないのに、と思いながら、そっと頭に巻かれた包帯を触った]
ありがとう、ございます。
[シノンに礼を言って、メルクリウスに向き直ると、こくこくと頷いた]
わかりました。状況確認が終わったら、教えてください。
他に怪我をした人がいるなら、その人たちも。
[そう言って、救急箱の中身の確認を始める。
怪我人がたくさんいても、メルクリウスの分は確保しておかなければ、なんて思いながら]
…そういや、確かに一番友人って言葉がしっくり来るのはクロシェっスね。
仲間なら何人かいるけど、友人とは違う気がするっスから。
[メルクリウスの言葉に応えてからクロシェの顔を見れば、
どうも何か気にして居るようで。
緊張をほぐそうとデコピン一発]
クロシェはクロシェなりに出来る事から頑張れば良いんスよ。
まだまだ若いんスから、未来は無限っス!
[…そう。
変化はしても進化は出来ない自分と違い、
この友人には未来がある。
…いざという時の為に、ログアウトポイントの場所を思い出しておく事にした。]
……あいた。
[シノンにデコピンされて、思わず目を瞑る。
励まそうとしてくれている様子に、表情を緩めた]
ありがとう。
わたしも、シノンさんのことは、お友達だって思ってます。
[友人にも敬語で接してしまうのは、癖のようなもの]
わたしに、できること。なにか……あるのかな。
[戦うことは、怖い。死ぬのも怖い。
傷つけることも、誰かを死なせてしまうことも。
それは、とても恐ろしいこと]
……ありがとう。
シノンさんがお友達で、良かった。
[デコピンされたおでこを押さえながら、そっと笑みを浮かべた]
…なって欲しいものは幾つかあるけど…まぁ、それも無事に出られたらっスよね。
[…最も、クロシェを無事に逃がすとしたら多分その頃には自分の秘密はバレているだろうけど。]
アタシもクロシェが友達で良かったと思ってるっスよ。
…こうして仲良く話したりできる相手あんま居ないっスからねぇ…
[しみじみと、リコリスやフリードを思い出して溜息をついた。
…特にフリード。]
さてと、そろそろ次の救急箱探しに行ってくるっス。
一つじゃ足りないと思うっスからねー。
[そう言ってデパートの地下から、誰にも見られて居ないことを確認して出る。
…ずっとここに居たら、他の仲間に怪しまれてしまいそうだから。**]
うん。わたしも。
みんな、自分が生きていくことで、精一杯ですしね。
[仲良く話せる相手は、多くない。メルクリウスは親しく声をかけてくれるけれど、それは彼のわけ隔てない性格故のことだと思っている]
……もう行っちゃうんですか?
[立ち上がったシノンを見上げて首を傾げた]
いつも、ありがとう。
でも……気をつけてくださいね?
[救急箱を探しに行く、というのをそう言って見送って。その頃にはメルクリウスの状況確認も終わっただろうか]
メルクリウスさん、手は空きましたか?
[状況確認が一段落したようなのを見計らって、そっと声をかける。メルクリウスがおとなしく治療を受けてくれるようなら、そっと左腕のネクタイを解き、肩の傷を確認して眉を寄せた]
どこが、かすり傷なんですか。
ちゃんと手当てしますから、脱いでください。
[少し怒ったように呟くと、傷の手当をした。
包帯を巻く力が少し強かったのは、多分気のせいではない。
手当てを終えてから、はっと今頃思い出したように顔を背ける。少し耳が赤くなってしまったかもしれない]
……服、ダメになっちゃいましたね。
[切り裂かれて血で染まっているメルクリウスの服。そう言う己の服も、襟首から背中にかけて血に染まっている]
着替え、あればいいんですけど……。**
Σまそっぷ!
[素っ頓狂な声をあげて起き上がる。いつの間にか眠ってしまっていたらしい]
[当然寝ている間にやってきた二階の住人にも気付いていない]
メイは……?
[その姿を探して窓から顔を出し]
ああ、バイクの手入れかしら。
一緒に乗ってた彼はまだ帰ってこないのね……無事なのかしら?
[来ないのも当然である、彼らが避難しているのは「ア」パートではなく「デ」パートだ。しかしそんな事は知る由もないのだった]
んー……
[タイヤの磨耗を確認する…ようなそぶり。
それと、メーター類を覗き込んで確認。
そんなとき、妙な声が聞こえて]
……へぁ?
[くるり、と気の抜けた妙な声を出しながら声に下方向へと振り向く。]
もしかして、けっこー時間たってた?
/*
そういえば開始するか不明だったのもあって、御挨拶がまだでした。
lunaway(るなうぇい)と申します。
RPやりたいなーと飢えていたところに突発で面白そうな村があったので、飛び込ませていただきました。
RP村はまだ2回目と不慣れですので、うっかりな点などはお手柔らかに。
しかしカスタムメッセージ製作者さんのIDにとても見覚えがあるのですががが。
…ぬばたまの檻のラビさん???
なんだかそれも気になって入村に背中押されたとかそんな。
/*
今回の目標。
・なるべく全員と絡む。
・展開の先を見越した行動。
・悪役ロール
前回は自分のことで手一杯だったから、
今回は村の方向性を意識して、盛り上がる様に動きたいなあと。
とりあえず片っ端から悪意振り撒いて、途中で殺られるのが美味しいかな。
リコリスとは違う方向性の悪役AI担当って感じで。
しかしプロの1000ptでこの有様か! 600ptってかなりキツいな。
リコリスとは明日から赤で絡めるのだし、プロはポテル・メイ(or新参加者)との絡みを狙う方向にシフトしとこう。
/*
ちなみに黒幕というか…リコリスとは別の思惑があってこういう行動している設定。
AIもプレイヤーも相打ちにして相殺&システム崩壊辺りを狙いどころに。
だってAIが鎮圧されて正常に皆がログアウトしたらですよ!
システム改修が発生して、確実にエンジニアはデスマーチ決定ですよええ。
夢を見せる道具を創る為に、夢を生み出すニンゲンたちが夢すら見れずに倒れてゆくなんて馬鹿馬鹿しいし。
こう、非合法にプロジェクトぶっ潰したいなあ、という思いがAI創って投入したとかそんな。
”プレイヤー”の増強も大事だから、メルクリウスの弟殺したのも、感情刺激してゆくゆくはプレイヤーを率いる存在=部隊長になることを誘導したかった狙いもあったり、とかがいいかな。
/*
もし黒幕やるなら、これにもう1段、何かしら加えたいところですね。
ちなみに鳥籠は武器デバイス。
ホログラム付きのでっかいパソコンみたいなもの。
なんて邪魔なもん持ち歩いてるんだろう我ながら。
中の女性は、このプロジェクトのリーダー(仮)のソフィア嬢ってことで。
[よだれ痕ごしごし]
え、あ?そ、そうね。
思ったより疲れが溜まってたのかしら……寝ちゃってたみたい。
これからどうするの?
まだ来てない彼(と、その仲間)を待つのか、あるいはこちらから迎えに行くのか。
まー、しょーがないよ。
[んー、と腕伸ばして伸び。軽く首回し]
迎えに行くっていっても結構時間経ってるから……あの工場殻と屋内距離で避難所あったかな?
無事ならこっちに向かってるか別方向の避難所じゃないかな、と。
その位置がわからないと、迂闊に動くのは危ないかも?
ま、安全じゃない運転でいいならいいけど。
…救急箱が手早く見つかりそうな場所と言ったら、ここっスよね。
[都市が健在だった頃使われて居て、今はほぼ無人の拠点。
拠点とするには危険だが、物資を探すのなら役立つ。]
…救急箱無くした理由見つけるか代わりの救急箱見つけないと、
フリード辺りに突かれそうっスからねぇ…
[小さくため息をついて、一部屋づつ捜索する事にした。]
避難所の候補、か……。
見つかりにくいか、あるいは見つかっても困らないくらい豊富な物資がある。両方備えてればベストなんだけどね。
見つけにくいところを探したって仕方ないし、物資の調達も兼ねて大きなお店をまわって行くのがいいんじゃないかしら?
[と言ったところで、アパート入口付近から人の気配]
……。
[無言でメイに目配せをする]
そういえば……この辺り初めてなんだよね。
まぁ、店舗ならいけ……
[む、と言いかけた所で姿勢を低くし、目配せに反応。
……眉間にしわを寄せ、少し悩み、バイクをちら見。
そう、っと。乗り込んでおく]
…上から行くのも大変だし…
下から一部屋づつ探せば良いっスよね。
救急箱は逃げる物でも無いっスから。
[そんな事を呟きながら、入口から最も近い部屋のドアを開けようとする。
どうせ無人なのだから、鍵に気を使う必要もない。
…部屋の上に書かれたプレートは、『101』]
[バイクの手入れを中央でやっていたせいで、明らかに真正面。動かす時間が、なかった。]
……あ。
[そして、鉢合わせ。……会いたい顔ではあったが……二人きりならともかく、もう一人いるのだ。
一瞬だけ、ぽかん、とした表情のまま視線をポテルに向けるのが精一杯か。]
[バイクの手入れを中央でやっていたせいで、明らかに真正面。動かす時間が、なかった。]
……あ。
[そして、ドアを開けた姿と鉢合わせ。……会いたい顔ではあったが……二人きりならともかく、もう一人いるのだ。
一瞬だけ、ぽかん、とした表情のまま視線をポテルに向けるのが精一杯か。]
…へ?
・ ・ ・
[無人と思って開けた扉の向こうには、何故か見知った相手が居た。
しかも、どうも扉の横に視線を向けて居て…
どうするべきかと暫く悩んだ後、無言で、ゆっくりと扉を閉めた。]
…さて、次の部屋探すっスよー。
[見なかった事にしてごまかせる事でも無いのだが…
とりあえず、今は何も見なかった事にした。
そっちの方が色々安全な気がしたから。]
[扉が閉まるのを確認すると、無事やりすごせたのかとほっと胸を撫で下ろすも]
[メイの顔色は明らかに「見つかっちゃった系」なアレで]
勝ったッ!第三部完!
……じゃなくて!待った待った待った!
[ばたーんと閉まったばかりの扉を開け、来訪者の後を追い]
見つけたのに仕掛けてこないって事は貴方味方でしょ?
味方よね!味方に決まってる!
[後ろからゆさゆさ。顔を見ていないので、AIだとはまだ気付かない]
…………。
[……沈黙。とりあえずポテルが追いかけたので対応を任せておいて、ぽつり、と。]
こういう時、どんな顔をすればいいかわかんないよ……?
[素で、対応に困ってしまった。とりあえず態度を確認するため、ポテルの後をバイク降りて転がしながら表へ]
…ちょ、ま、なんなんスか一体ーっ!?
っていうか味方ってそも誰の味方と言うか何の味方っスか、
と言うか貴方誰なんスかっーっ!?
[勢いよく扉が開く音に、思わず走って逃げようとする。
いくらAIとはいえ、戦えないのだ。自分は。
好戦的な相手だったらマズい(その場合メイが既に攻撃しているかもしれないが)と思って、とっさに逃げようとしたら…
しっかりつかまって揺さぶられて。
どうして良いか分からず、じたばたするしか無かった。]
味方は味方よ!みーかーたー!
この街から脱出を目指s……って。あ、ら?
[揺さぶるのを止めて、まじまじと顔を見てみる]
貴方……もしかしなくても、AI?
[ほっぺをふにふに、眼の色をチェック。その他矯めつ眇めつ]
[その特徴を、以前見たAIの一覧と照らし合わせること数分]
えーっと、「ツ」ノン!「ツ」ノンでしょ。多分!
……えーあい?
[あ、ばれてやがる。とりあえずそ知らぬふり
とするには。何かがぷつっと切れた]
ええい落ち着け!っていうか何そのごろ悪い名前!
てゆか、突っ込み所多過ぎるわ!
[バイクを押して転がしそのまま手刀突っ込みを後頭部へ。
シノンを解放する狙いもこめて強めに]
え、えーっと…
[流石にごまかせないのは分かる。二文字合ってるし。
…この際素直に認めた方が楽だろう、ここは。]
あーもう、なんでいきなりバレるんスか。
確かにアタシは管理AIっスよ、旧式っスけど。
でも型式はTじゃなくてCっス。
C-No.nine、識別名シノン。
…んで、おねーさん達は誰っスか。ホントに。
[メイのほうはバレていないようなので、とりあえずそちらに関しては誤魔化す事にした。
…ツッコミ所多い事に関しては同意だけど。]
走り屋 メイ は肩書きと名前を (管理AI)走り屋 メイ に変更しました。
痛ぁ!ちょ、ちょっとは手加減しなさいよ……。
[ずきずきと痛む頭を押さえ]
わかるわよ、一応私管理人のうちの一人だもの。
一応実装されてるAIの名前くらいは一通り頭に叩き込んでるわ。
[その割に未だにメイの正体には気付けずにいるのだが]
それと、こっちの子はメイね。二人でこのアパートに避難してたの。
管理AI シノン は肩書きと名前を 探索屋(管理AI) シノン に変更しました。
ちょっと待てい。
一通り叩きこんでるのにアタシの名前間違えたんスかおねーさんは。
っていうか、なして管理人さんがこんなアパートで避難してるんスか?
ログアウトポイントの場所分かると思うんスけど。
[まだ管理者側も多少は権限を持って居るはず。
だったらログアウトポイントまでの道筋も分かると思うのだけど…
その割には、なんで今までログアウトしていなかったのかが不思議だった。]
探索屋(管理AI) シノン は肩書きと名前を (管理AI)探索者 シノン に変更しました。
一応したつもりでしたけど…。
[あれ?と首かしげた。
実際のスペックにくらべたら十分加減はしているのだ。
対人間用の手加減がわかっていないだけで]
んじゃ、紹介されたので、そのまま通すとしまして。
[二人の会話を、邪魔しないように少し流れから引いて見守る。
管理者に気づかれていないのは好都合だが、そもそも、自分は廃棄される危険も高い開発中の個体だったのだ。
今、プログラム的に欠けた部分がありながらも稼動できるのは、今管理者と話している、シノンのおかげ、なのだ。
だからこそ、バイクのハンドルを、――に備えて握る。]
恩人がシノンとなると、メイはプレイヤーと戦う理由付けが難しそうだね。どういう風に展開してくるのかわくわく。
PLうらばなしそのさん
シノンの型番、じつは『正義の味方とかだったら泣く』のアクションとその直前の発言の間に決めた物だったりします。
・・・「シノンの『ノ』って『No.』に出来るよな、と言う所から考えただけの発想だったけど、
ナイトメアシティのヒロインであるしぃ(名前の由来はCとshe)を名前に組み込めたので満足。
>>223に吹いた。シノン君酷いですねえ。
さて、と。
新しく人来たらそちらと絡むのも視野に入れつつ…
当面は、シノン探してメイたちのところに合流、の線でしょうかねえ?
い、いやうん。シとツくらい誰だって間違えるでしょ?
[多分同意するものはいないだろう]
管理人が率先して逃げてどーすんのよ。
無駄死にはしたくないけど、生存者がいるってんならかき集めてから脱出させるのが筋ってものじゃない?
まあ、立て前半分だけどね。本音言わせてもらえば人数多い方が安心できるでしょ。
[にへ、と笑いながら]
―デパート地下―
[クロシェットから声>>225がかかれば、約束通り素直に其方へと向かう]
被害は深刻だな。
廃工場だけでなく東の避難所もやられたらしい。
[苦笑を浮かべ、得た知識を簡潔に伝える。せめて相手の不安を和らげるよう、常の態度を心がけて。
相手を少年だと思っている為、治療を促されてシャツを脱ぐことに躊躇は無い。珍しく見せる怒ったような様子にきょとんとしつつ、染みる消毒もきつめの包帯も、痛みをぐっと堪えて乗りきった。
手当てが終われば、少し楽になった気がして]
流石、クロシェットは手当て上手だな!ありがとう。
………ん?おい、どうした。
赤いぞ、まさか熱でもあるのか。
[心配そうに相手の肩に手を置き、そっぽを向いた顔を覗き込む。
勿論、そのままの格好で]
[着替えに関しては、此処が元々デパートである為に確保は出来そうだ]
本当、こんな格好じゃ男前が台無しだぜ。
[冗談みたいに言って、肩を揺らす。しばしの沈黙]
――――――――……。
クロシェットはさ、現実世界ではどんな生活してたの?
[ふいに、世間話のように問いかけた。返事は、あっただろうか]
…シとツは間違えても、CとTは間違えないと思うんスけど。
[最も、型番が付いたAIなんて既に殆ど残っていない。
型番など覚えられて居なくても仕方ないのだが。]
…真面目なんスね―。おねーさん。
脱出させる時は、クロシェットって言う女の子は絶対脱出させてあげて欲しいっス。
…友達なんスよ、あの子。
まぁ、向こうはアタシを人と思ってるみたいっスけど。
[視線でメイに『秘密っスけどね』と告げながら、くすりと笑って告げた。
…AIが友人を持って居るなどと知ったら、彼女はどうするだろうか?
…メイのほうもやや怖いが、それは敢えて考えない。]
…隊長さんの言葉、この村ならでは、だよねぇ。
現実世界に居ない守護には鬼門だけど。
…でも、やっぱかっこいいなぁ…
カタカナで手書きだったとかですか?
[間違える=類似点がある。もしくは誤解。
ならばこれだろうか、と。妙なところでボケている。]
……成程。集団のほうが生存率は高い、と。
[管理者の言い分はある意味ではあっているが、ある意味では間違っていると思う。
自分の認識では、だがその言葉の前には『集団であることを知覚されなければ』がつくのだ。
ほんの少し、訝しげな表情。纏まられ過ぎると困るのは事実、なのだ
そして、>>249 シノンの話に、少し驚いた表情を向けて]
へぇ……その子、どんな子、なんです?
[気になる様子を見せながら、少し考える。
自分の目的の為には――……顔色にでそうなので、その先を考えないように、目を一度閉じて思考をフラットに戻す]
型番なんて愛のない呼び方はゴミ箱に捨てたわ。
[少なくとも胸を張って言うようなことではないのだが]
真面目というより臆病、ね。
今でさえ断末魔の叫びが耳からこびりついて離れない。
私一人だけで無事逃げおおせたとしても、罪悪感が私の心を殺すでしょう。
そういう意味でも、私は死にたくないのよ。
クロシェット……クロシェットね。覚えておくわ。
[その後も何度もクロシェット、クロシェット繰り返す。シノンからメイへの意味ありげな視線には気付くはずもなく]
― 都市某所 ―
[ぴちゃり…]
[右手に唇を近づけ、指に残った血を舌先で舐める。
それから顔を小さく顰めて、]
頬は、…まだ僅かに疼きますか。
ビットコードの一部損傷ごとき、削って再コンパイルできれば楽なんですが。
[鳥籠の前で指先を動かす。
中の女性の頭部が、ちかちかと明滅する。
しばらくして鳥籠を中心に、淡い月色の光が周囲に放射された。
目を瞑り、数秒其れを黙って浴び――…ている途中に、
プツリ。不意に光は途切れた]
…そりゃあ排他ロック、掛かってますよねえ?
管理AIに在る以上、そう無茶は出来ません、か。
[やがて穏やかな、けれど少しだけ真面目な表情で、真っ直ぐに相手を見つめた]
実はAIによる仮想都市掌握の進行度を、
解析した結果の報告もあってな。
それによると、
この街を落とされるまでの猶予は長くとも7日間。
最短の場合は――――…『1日未満』
[空は既に白みかけている]
明日が正念場になるかもしれない。
取り戻そうな、「未来」を。
何処の世界でも良い。俺は御前に生きて欲しい。
[彼が生きられなかった未来を。彼女が生きるべき未来を]
まあ、何とかなるさ!
[癖のように相手の頭を撫でた]
レジスタンス部隊長 メルクリウスは、(管理AI)走り屋 メイの姿がまだ見えないことが気にかかっている。適当に服を調達して、避難所の入口付近で外の様子をうかがう。
まあ、頬の血を止めることが出来たくらいで良しとしましょう。
[痕になった擦過傷を指先でなぞって、男はくふふ…と鳴いた]
それにしても…現場にシノン君の気配がありませんでしたね。
何処行ったんでしょ、あの子。
迷子になりやすいですから、ねえ?
いろいろな意味で、ね。
まあ…一応探しておきますか。
[男は黒衣を翻して、白み始めた都市の空を跳んだ]
―デパート・地下―
東の避難所も……。
[逃げ場が、どんどん狭められていく。追い込まれているような気がしてならなくて、手当てをする指先が少し震えた。
こちらが怒っている理由に全く思い至っていない様子には、むむっと眉を寄せて]
メルクリウスさんは、自分のことに無頓着すぎます。
部隊長さんに何かがあったら、みんな困るんですよ?
もっと自分のことも、大事にしてください。
[珍しく強い口調でそんなことを言うけれど、治療を終えて我に返るとそれどころではなくなってしまった]
[クロシェの事を聞かれれば軽く目を閉じて]
戦いが怖いっていう、優しい子っスよ。
気楽に話せる相手っスけど、
今夜の襲撃でちょっと怪我してるんスよね・・・
[メイはともかく、他のAIに知られたら無事では済まない。
だから、まだ彼女を守ってくれる可能性のある二人にクロシェの容姿等を細かく伝える事にした。]
…にしても、愛って…おねーさん、変わり者とか言われてるタイプっスね。
管理者さん達って、もっと生真面目な人ばっかりと思ってたんスけど…
変わり者も多いんスかね?
[フリードとポテルを見ただけでも、十分変わり者率が高い気がした。]
…ああ、後一応言っとくっス。
アタシの他のAIは、基本的に容赦無いっスから気をつけた方がいいっスよ?
アタシも半分裏切り者みたいな物っスからねー…
[メイがどう考えて居るのかは、今はまだ分からない。でも、ポテルさんと同行している以上は、きっと…今できるのは、そう願う事だけ。]
ね、熱なんかありません!
大丈夫です、大丈夫ですから。
[顔を覗き込まれて慌てた。近い、近すぎる。
よもや性別を勘違いされているとは思いもよらないため、メルクリウスの気安さに少しめまいがした]
そうです。デパートなんですから、なんとかなりますよね。
わたしも、早く着替えたいです。
[できるだけメルクリウスの顔を見ないようにして、何とか話題をそらそうと試みる]
変わり者とは言ってくれるじゃない……。
[若干頬を膨らませて]
まあ否定はしないけどね。
現実じゃ所謂売れ残りって呼ばれる人種で、こうしてネットでの出会いに逃げたんだから。
[他のAIに対しての忠告には]
重々承知してるわ。何せ私は一度リコリスに睨まれた。
あの殺意……全身を針で刺されたかのようだった。
一体何が彼をあそこまでそうさせるのかしら?
……心が死ぬ……。
[その言葉を数度、反芻する。その間、能面のように無表情、で。ツクリモノのような印象を与えるかもしれない。見られていればだが。
そして反芻を終えれば一度、ツクリモノのソラを見上げて、何がしか呟いた。自分にも聞こえないほどの、空呟き。]
戦いが怖い……?負けるのが、とか死ぬのが、でもなく、戦いそのものが?
てーか。もしかして、他のAIに裏切り者として追われてるとかそんな感じ?
[容姿を聞き取りながらも、若干の疑問を浮かべ。
続いて浮かんだ疑問。後者の方が重要か。
それ次第では…と若干表情を険しくし]
――――……え?
[突然、現実世界の話を問いかけられて、瞬きをした]
別に……普通です。
すごくすごく、普通です。
臆病な自分が嫌で、別の自分になりたくて、ここに来たんです。
でも……やっぱり同じでした。
それは、そうですよね。場所が変わったって、わたしは、わたしなんですから。
[具体性を伴わないそんな返答を、ぽつりぽつりと独り言のように返した。
けれど、続く話にはっと顔を上げる]
長くとも、7日……?
[最短の場合は、1日未満。絶望的なその数字に、目の前が真っ暗になる。
けれど、こちらを見つめるメルクリウスの顔に、絶望の色は見えない]
――――わたしに、なにかできることがあるのか、わからないですけど。
わたしも、メルクリウスさんに、生きて欲しいです。
誰も、死んで欲しくないです。
[頭を撫でられて、こくりと頷く]
そうですよね。
きっと、なんとかなりますよね。
[自分に何ができるのか、まだわからないけれど]
とりあえず……着替え、探してきます!
[救急箱の蓋をパタンと閉めて立ち上がると、着替えを探しに走り出した]
…リコリスがなんであんなに人を嫌ってるのか、まではアタシには分かんないっスよ。
アタシは単なる旧式っスからね。
人を襲う気は無いっスけど、少なくとも止める気も無い。
…知り合いに関しては助けたいと思うけど、それだけっスから。
[ぽつりと、酷く冷淡な一言を呟いた。
人が嫌いなわけではない。
だが、無条件で人全てが好きな訳でも無いのだ。]
…や、攻撃しないだけならともかくこうして情報流したりしてる時点でホントは駄目っスからね。
リコリスに切られたくは無いし、一応隠してるんスけど・・・
バレたら多分ただじゃ済まないんスよねぇ…
[深い、深いため息をついた。]
― アパート付近 ―
んーんーんー。
何処にいますか、ねえ?
[気配を頼りに近くまでは来たものの、細かい場所の特定までは出来ない。
仕方ないのできょろきょろ目視で探している]
大声で、「しーーーのーーーんーーーーくーーーん」
と呼ぼうかと一瞬血迷いましたが…
でもさっきみたいに隠れて狙撃したがるプレイヤーの注目を
集めてしまうのも厄介ですし、ねえ。
/*
― 「Dream Linkage Project.」・モニタリングルーム ―
匿名さんへ
反応が遅くなって申し訳ありません。
村陣営と狼陣営の比率はこれで良いと思っていますが、
もし良ければ、村人希望から村側役職へどなたか希望を変えてもらえたら、
どんなロールかな、わくわくと村建人が喜びます。
因みに>>#3
Cは、戦闘能力の高いAI、つまり元ネタで言う所の、
つーをイメージモチーフで想定して書いていました。
ところで。
皆さん、喉枯渇寄りですがもしかして600pt厳しいでしょうか。
厳しいようなら発言数を少し増やす事も考えますが…。
ふむ。まあ、敵じゃないだけでもとりあえずはありがたいことだわ。
一人そういう子がいるってことは、他にも敵じゃない……あるいはもしかしたら、完全にこっちサイドの子もいるかもしれないってことだしね。
[ふと思い出したかのように]
そういえば、私の他にも管理人が数人紛れ込んでるはずなんだけど。
そっちのほうは聞いたことない?管理人用の通信始末が機能しないのよ。
さて困った。
遭遇したいのだけど、どうやったら探せますかねえ。
そして迫る更新時間。
温存とか思って静観してた結果がこれだよ!
…明日以降気をつけましょう自分。
因みに、そういう助けたい知り合いって他には?
[シノンに確認するように問いかける。
……何故聞こうと思ったのか、を自分で認識する前に。
そして、―――――、していない。]
つまり、ばれたらアウトの可能性もある、と。
[うーん、と悩む。
だが――シノンとは、ある点で相容れない部分があるようにも感じている。
どうにも、もどかしい。そのもどかしさを表情で隠しもしない。
その乱れが、相棒――能力にして武器――バイク――の穴の境界線をちらつかせる。
ソレも少しの間の話で、ポテルの言うほかの管理人、の話へと認識を移せば、そちらに集中できた分、ちらつきも、収まる]
…まぁ、アタシが変わり者なだけっスから期待し過ぎ無い方がいいっスよ。
[メイに軽く視線を向けて見たが、彼女は友好的とは限らない。
…少なくとも敵対して居ない事だけを祈って、管理人に関して記憶をたどる。]
んー。
…『人の』管理人は、ポテルさん以外に知らないっスよ?
[フリードはAIだから違う、と判断してそう答えた。]
/*
もし増やすなら、800ptになります。
これだと、飴が+200pt。
ただし、エピローグは2500ptという仕様になります。
(現在の多忙600pt仕様だと、エピは4000ptですね。)
先程の発言で言い忘れましたが、
居て欲しい役職と言えば、守護者や占い師がありますが、
1.守護者は必ず知己の管理AIでなくても良い気はします。
2.占い師、は何でも見通せるぜ的なロールは見たいのですが、それは例えば村人役が行っても良いのではないか、とか覚醒とかするのも良いのではないか、とか。
まあ、村開始後は、役職設定周辺は単なる一例として扱って頂き、
各自、熱い展開なりして頂けたら良いかなと。そんな風に思っています。
ゆるく考えています。
…もう一人助けたいのはメルクリウスさんって言うレジスタンスのリーダーさんっスけど・・・
あの人は、戦う人っスからね。
無理に助けられるとは思わないっス。
[…やや冷たい目で、そう呟いた。]
村の設定が変更されました。
…おや?
[目を凝らし、そして”耳”を澄ましていたからだろう。
境界線の歪み>>265を視界の端に感じて、…目を細める]
おや、おや、おや…
シノン君ではありませんが。
違う、『何か』を見つけたようです、ねえ?
一般人 クロシェットは、占い師 に希望を変更しました。
ふうん……成程、ね。でも、廃工場突っ込んだまま連絡ないんだけど……。
[と、おち合わせ場所を間違えたのをすっとぼけて、肩をすくめて見せた]
あら、貴方も変わり者?案外変わり者同士相性はいいかもね。
[くすくすと笑みを浮かべ]
知らない、かぁ。流石にそう上手くはいかないものねぇ。
[人の、という言い方は若干引っかかるものがあったが、些細な事と切り捨て]
/*
も、申し訳ありま…せん。開始ミスをしました。
直前で慌てるものではありませんね。
23:50に手動開始にします><。現状の役職希望を反映しますね。
【一日目は、23:30になるようコミット進行でお願いします。】
バトル行動が厳しいと聞いたので、
800ptに増やしましたが、出来るだけ飴に頼らない方向で行きましょう。
とはいえ、開始後の使用などは皆さんにお任せします。
皆さんが主役だ!
不手際が目立ち、本当にすみません。
それでは、良い夢を!
*/
[適当な着替えを見つけ、物陰でそっと着替えを済ませる。
血に染まった衣服を改めて見て、フリードリヒと相対した時の恐怖がよみがえった]
わたしに、できること……。
[戦えない自分に、できること。
手のひらをじっと見つめて、呟いた]
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
今日、22:30には帰れると思ってたのに、23時過ぎ帰宅。
それも、色々ブッチして来たのです。慌ててて申し訳ない…。
…………ほほう?それなら良かった。
[>>270 シノンの呟きに、小さな呟きで、ぽつり。
――の為には、まだ彼には生き残ってもらわないと、困る。
それ以外にも、考えるところはあるが。
精神状態が安定したのか、バイクの穴も乱れも、安定は、した。
まだ、他からの視線>>268には気づき、はしない。]
…完全RP村は初めてなので赤で襲われるといいなぁとか思っていたりしたのを思い出した。
…そんな状況でもなさそうな予感。
―デパート入り口付近―
―――――――……。
[今や廃墟と化した仮想都市に、また日が昇る。
鮮やかな光を放つ朝日は、崩れかけたツインタワーに反射して揺らめく。
その光景を目に焼き付けるように、一人眺める]
エゴでも構わない。 俺は、――――…
[風が通り抜け、続く言葉はかき消された]
………。
[そして、長い永い一日が始まる**]
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