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[胸元で弛ませた黒いローブ。
両側に広がり靡く姿は、まるで闇の翼。
垂らされた片手に白い仮面を持ち、
真紅の双眸を廃工場へ向けている。
柔らかい紫色の間から伸びるのは短い兎耳。
都市でよく見かける、
体の一部を動物のそれに変えたような姿(アバター)。]
わあ。
乱暴なお嬢さんは、嫌われちゃいますよう?
あ、勿論一般論ですけど。
[殴りかかってきた救急箱改め凶器の箱を、足を半身ずらして避ける]
ええ、楽しいですよ?
シノン君は感情豊かですから。まるで”人間”みたいに。
[目を伏せる相手へ、くつりと小さく喉の奥で笑った]
その役立ちが…予想外のところに向かないことを祈りますよ?
ああ、冗談です。
今はね。
――――――……すまねえ。
[運転が緩やかになれば、ほっと安堵の息を吐きながら夜空を仰ぐ。
未だぼんやりとした視界の遠くに映るのは、
街の中心にそびえる崩れかけた高い高いツインタワー。
「AIが反乱を開始した日」に見せしめのように襲撃された其れ]
…………………。
[暫しの間の後に一度目を伏せて、少女に笑いかけた]
ははは。しかし、御譲ちゃんの熱い走りには驚いたぜ。
改めて礼を言わなきゃな。命の恩人だ。
俺はメルクリウスってんだ。
[やや覇気を取り戻した様子で、相手へ握手を求めて右手を差し出した]
…リコリスに嫌われるのは嫌だけど、フリード相手なら別に…
[さらっと酷い事を言いながら、当たりそうにないと判断して箱を降ろした。]
ま、感情に関しては多分年季っスね―。
最初の頃は、人形見たいとか言われてたんスよ?これでも。
…ま、フリードの性格の悪さは人間顔負けっスけどね。
[最後の一言やからかって楽しむ辺り、全てまとめてチクリと嫌味で返した。
…最も、その性格は元人間だからこそなのかもしれないが。]
……気にすな。
[……塔を遠間に見上げる彼自身をみて。
――一度、首をかしげた。まるで、塔に興味を持たないように。
荒い運転で乱れた髪を、一度手櫛で整えなおす。
そうしてから、軽く驚いた表情を見せて]
……大げさだよ?
とはいえ、悪い気はしないけど。
私は――、メイ。
[よろしく?と右手、すんなり差し出し。握手に応じる。ライダーグローブをとるのを忘れて。]
でさ、これからどする?
[と、握手をしたまま、それとなく、聞いた。]
[裏通りに入ろうとしたまさにその時、来訪者は突然に現れた――頭上から。思わずこみ上げる悲鳴を呑み込み、ダンボールを被って様子を伺い]
。o0(あれ、リコリスじゃない!?なんでこんなトコに?声かけたほうがいいのかしら……でもなんか明らかにヤバげな雰囲気よね)
[そこに居たのは開発者なら知らぬ者は居ないだろう、すくなくとも自分の知りうる限りではかなりの権限を持たされた(下手すると自分より立場が上かもしれない)管理AIだった]
[膝を抱えて、うとうとしていたらしい。入り口の方がざわりとしたのを感じて、目が覚めた。
すっかり過敏になってしまった。小さな物音ですぐ目が覚めてしまう]
何、か……。
[顔を上げて。入り口にいた誰かの声を聞いた。
管理AIだ、と]
管理AI……!?
[そんな。だって。ここは今まで、安全だったのに。
そう思って、首を振る。今この世界のどこにも、本当に安全な場所なんて、ありはしないのだ。
がたがたと震える足を叱咤して、立ち上がった]
逃げなきゃ……。
[でも、どこへ?]
わっ、それ差別って言いませんかシノン君ー!
[よよよと泣き真似するが、効果無しと判断して3秒で止めた]
へえ? それは意外ですねえ。
シノン君は最初からこんな感じかと思っていましたよ。
時がAIすら変える…ね。ふうん。面白い。
[瞬きの間、開発者の眼差しになって頷く。
自分のことを言われれば、何を今更とばかりに尊大な顔をした]
ま、そりゃあ長年人間なんてものをやってましたからねえ。
いいか悪いかは別として。
こういう息抜きしないとね、溜め込むと爆発して大変ですから。
おう、宜しく!メイ!
[邪気の無い笑顔を浮かべて、ギュッと手を握る。
電子世界において、伝わる体温はどれほどの意味を持つのだろう]
これからか。まずはアジトに戻らねえとな。
黙って出てきたから、またスーンに怒られる…。
[角の生えた副部隊長の姿を思い描き、軽く頭を抱えた]
そういや、メイは初めて見る顔だな。
仲間とかはいないのか?
行く宛てが無いなら、俺の所に来ると良い。
管理AIからの避難所を幾つか作っているんだ。
助けて貰った礼ってわけでもないが、歓迎するぜ。
[その兎耳が、髪の毛を払い除けるように動く。]
・・・・・・。
[射抜くような視線がダンボールに向けられ、
―――――…仮面を持った手とは別の手に、光が生まれた。
闇を照らす光。
周囲に放射されるのは両眼と同じ、赤色。
その光は禍々しく、湾曲した刃に変形する。
閉じられた口元が三日月をかたどろうとした時、
リコリスの視線は廃工場から出てきたプレイヤーへ向けられた。]
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