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―自宅―
[日の暮れる中、足を引きずって家の前まで辿り着く]
ただいまー。
……ちょっと、もう夜なんだから、鍵くらい閉めておきなよ。
[二階の気配に眉をひそめる。と、母が慌てて降りてきた]
え、掃除しといてくれたの?
……ありがと。
[短く礼を言うと、父ももうすぐ帰って来るだろうとのこと。
挨拶もそこそこに、二階へと登って窓を開けた]
[見つめていた窓にふいに人影が現れると、思い浮かべたままの姿が現れ、ついていた頬杖がカクンとなるほど驚いてしまった]
ひ、瞳姉さん!
わあ! 本当に瞳姉さんだあ!
おかえりなさい!
[何の変哲もない山林の風景。
密かに溜息を吐いていると、近くの窓から声が聞こえたような]
……あ、桜子ちゃん?
[瞳を瞬かせてから、慌ててにっこり笑う]
ただいまー。
夏だからね、一旦帰ってきたよ。
[ちょっと声は大きめに]
[覚えてるまま、と思ったけど、少し違った。瞳姉さんは少し綺麗になったように見えた。
わたしは、なんだか照れて、意味もなくぱたぱたと手を振ってしまう]
昔みたいにさっちゃんでいいよお。
そっかあ、大学はもう夏休みなんだあ!
高校はまだもう少しあるよ。毎日暑くていやんなっちゃう!
[姉さんはきっと帰ってきたばかり、あまりご迷惑かけちゃいけない……と思いながらも、わたしはついつい好奇心に負けてしまう]
ね。大学楽しい?
彼氏、とか……できた?
[きれいな姉さんはきっとモテるだろうなと思いながらも、都会の男なんかに姉さんをとられるのは嫌だなと、複雑な思いで]
え、いいの?さっちゃんって呼んで。
じゃあ、さっちゃんね。
[村を離れるまではそう呼んでいた。
いつの間にか距離を置いてしまっていたのだろうか。軽く苦笑して手を振り返す]
そうだねー。テストも終わったし。
でも、さっちゃんももう少し頑張ればお休みでしょう?
……ん、楽しいかな。
ちょっと、色々ありすぎて疲れちゃったかも。
[都会は何もかもが目まぐるしい。
早速の質問には、大声で笑って顔の前で手を振る]
ないないない!
そんな、まだ入学したばっかりだし!
もちろん! わたしも姉さんって呼んでいいよね?
……うん! あとは期末テストだけ。
良かったら、また暇な時、勉強見てもらっていい?
ええと、姉さんの専攻は確か……だったよね?
[姉さんの変わらない笑顔に、わたしも自然に笑顔になる。
疲れちゃったかも、というのは帰宅までの道のりのことだろうか?、あ、と小さく声が漏れた]
そっかあ。これからかあ。
えへへ、実は姉さんまで結婚して出て行くって言ったら寂しいな、って思ったの。
[ペロと舌を出して冗談にして]
じゃ、また遊びに行くね!
あのね、あのね。
もう一度言うけど……おかえりなさい!
村の設定が変更されました。
― クレオール2階の私室(畳&ちゃぶ台) ―
ンー、今日の来客数と、売上はー…、まあこんなもんデスカネー。
今日もいいとこトントンデスネー。
[帳簿をつけながら、苦笑いした]
もちろん。
いつも通りに呼んでちょうだい。
うん、もちろんよ。宿題でも一緒にやりましょうか。
……テスト、頑張ってね。
[文学部に進学している。一応英語くらいはそれなりに出来る。
結婚、と口にする彼女に、しみじみと頷く。
出来ることならそうしたかったが、言葉を濁した]
拾ってくれる人、いるかなあ……なんてねー。大丈夫よ、大学に行っている間は、絶対帰って来るから。
うん。ありがとね、さっちゃん。
ただいま。
[頷いて、そろそろと窓から離れる。
向こうから見えなくなったところで、もう一度ため息を吐いた]
…………。
[帳簿で数字と格闘していると…、つい、昔のことを思い出す。
6年前の自分が扱っていた数字は、桁が二つ以上違っていた。今思えば、毎日が利益の数字を上げるための戦争だった。そんな中で自分は身体を壊し、同僚たちに追い抜かれる無念で身を焦がすような想いで休職し…。
結果として、自分はラッキーだった。その後の『バブル崩壊』、あの災厄に直接巻き込まれなかったのだから]
(…もう、トーキョーも、ステータスも、ビッグビジネスも、ゴメンデース。この静かな村で、ゴキンジョのヒトとのツキアイを大切にしながら、お店をヤリマース。この生活がサイコーデース)
[立ち上がり、帳簿を壁際の書棚に押し込んだ]
(それに…。この村は死んだヒトを火葬しないデース。これ大事デース。
ワァタシィ、ニッポンの文化ダイスキだけど、火葬だけはヨクナイと思っていマース。初めて火葬のコト聞いたとき、ワァタシィ、『ニッポンでは死ねまセーン!』と思いまシタ。
この村は、良いデース。ニッポンでホネ埋めるツモリなら、この村に埋めたいデスネー)
――村に向かう車中――
[車窓から見る景色は暗い。都会から離れるにつれ明かりは減り、先ほどから曲がりくねった山道が続く。
単なる人間であればヘッドライトなしには外の様子を伺うことはほとんどできないだろう。
しかし彼は景色を楽しむように外を眺めていた。
時折木が途絶えれば明かりの点々と灯る集落が時折見える。]
そろそろ、世間では夕餉の時間か。
俺も少し、腹が減ったな……
[ふい、と目を車窓から離し、傍らの女を見やる。
白い首元に、喉を鳴らす]
[姉さんに別れを言って、部屋にひっこむ。
自然と笑み崩れてしまう情けない顔を、姿見に見つけて、慌てて両頬を叩く]
[そんなところへ、階下から呼ぶ母の声が聞こえ、生返事を返す。
お腹をくすぐる香りは魚だろうか。ポンポンのついたスリッパを鳴らして、わたしは明るい食卓へ降りて行く]
――村に向かう車中――
[移動を開始してから、揺れる車の振動に少し眠気を誘われたか。出発してからどれ位の時間が経ったのかは分からないが、ふと耳に届く声に意識が呼び覚まされる。]
ん……。
[目を開けると、辺りの景色は完全に闇に閉ざされていた。自分の目では、周りの景色すら見えない。
自分の意識を呼び覚ました男の方へと視線を送るも、その表情すら見ることは叶わなかった。]
もう、到着かしら?それともまだ?
[まどろみの中で聞いた言葉を、完全には聞き取れていなかった様子で男に尋ねた]
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