情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
院長 高瀬顕尚 は、未亡人 瀧華伽耶 に封印を施しました。
院長 高瀬顕尚 は 事務長 神威京斗 に投票した。
事務長 神威京斗 は 青年 雨宮紫苑 に投票した。
青年 雨宮紫苑 は 事務長 神威京斗 に投票した。
未亡人 瀧華伽耶 は 事務長 神威京斗 に投票した。
女子高生 支倉桜子 は 事務長 神威京斗 に投票した。
水道修理業 遠藤明夫 は 青年 雨宮紫苑 に投票した。
事務長 神威京斗 に 4人が投票した。
青年 雨宮紫苑 に 2人が投票した。
事務長 神威京斗 は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、未亡人 瀧華伽耶 が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、院長 高瀬顕尚、青年 雨宮紫苑、女子高生 支倉桜子、水道修理業 遠藤明夫 の 4 名。
院長 高瀬顕尚は、青年 雨宮紫苑 を能力(封印する)の対象に選びました。
ちょwww
わたしがおやぶん投票にしてたら、ランダムで今日終わってたかもwww
神威さんの死亡ロルがきれいだったから、おやぶんにあわせてても変更したと思うけど。あの死亡ロルで生きてたら、可哀想すぎますもんね。
院長 高瀬顕尚は、青年 雨宮紫苑 を投票先に選びました。
― 山入への道 ―
[何人かでルートの確保をして居ると、大川より増援の要請を受けた。]
仕方ない、何人か分かれよう。
[自分と他数人が山入に侵入した。]
[わたしが提案した拙いグループ案は、もっと賢い大人によって完成されていた。
そこからもたらされる情報で、兼正で親屍鬼を見つけられなかったこと。「奥方」はそこに放置されたことを知る]
そんな……じゃあ、兼正はどこに?
そうだ、山入……は?
― 夕刻・兼正→神社 ―
[そろそろ日が暮れるということで、一旦神社に戻ることにした。
しかし…]
“紫苑はいない”…?
逃げ出せる余裕があったのか?
山入…か?
[男は、山入からの報告を待つことにした。]
院長 高瀬顕尚が「時間を進める」を選択しました。
─神社─
……先生!
[昨日より、ずいぶんくたびれたように見える先生の姿を発見し、わたしは炊き出し場へ飛び込んだ。
数分後、マグカップと一緒に先生のところへ]
……大丈夫ですか?
あの、これ。
[コーヒーを差し出した]
[何人か加わり、作業は早くなった。]
の数が多くなってきました。運び出しましょう。
[たまった赤いものを見て大川も頷く。]
わかってます―。
― 神社 ―
光を食らわせると大概苦しみますから判別は楽でした。
ただ、中には、泣き言を一つも言わない奴も居たらしいです。
[何回かに分けて運ばれてきた。最後に大川や自身が帰ってきた。]
だいぶ減ったと思います。ただ、兼正は居ませんでした。
[先生の隣に座り、自分はカフェオレにしたマグカップを持って、ひとときの休憩をとる]
……これから、どうするんですか?
兼正に越してきたのは、たしか3人……ですよね?
あと2人が見つかってない……。奥方は昼に歩いてたから、人間でしょうし。だったら、残りのどっちか、もしかして両方が屍鬼……。
[わたしは、あの夜に見た男の姿を思い出して、ゾクッとした]
今日の「狩り」で屍鬼の数は相当減ったと思うから……ネズミ算で増えてくことはないと思うけど……。
それでも、全部倒せなかったら、また増える……し。
[兼正は居なかったこと先生に報告した。]
狂わないよう、歌いながらやりました。
ただどうもね、あれらが焼け爛れる様を喜ぶ奴も居ましたけ。
そっち―先生たちはどうでしたか?
[コーヒーカップを片手に桜子の問いに]
兼正に3人…そうなんだよな。
あと2人が見つからない。
山入にいるという話がなければもう一度兼正の屋敷に邪魔することになるかもしれないな。
[マグカップのコーヒーを見つめた]
コック 須藤暁
―日没になれば―
…
[ぱちり。目が醒めた。今…どうなっている?]
[近くに人の気配がないか、周囲を窺う]
[兼正はいなかった…すなわち兼正の主人はいなかったということだ。歌っていたという遠藤に]
そうか…大変なところ悪かったな。
でもおかげで助かったよ。
とろこで、山入は全部“駆除”はでているのか?
[当たり前といえば…というはむすたー ]
この男は
兼正はいなかった…すなわち兼正の主人はいなかったということだ。歌っていたという遠藤に]
そうか…大変なところ悪かったな。
でもおかげで助かったよ。
とろこで、山入は全部“駆除”はでているのか?
[按配を尋ねる]
ところで、「〜の方が原作に近い」とか「〜部分は原作からとった」って言われると……原作未読COした方がいいような気がして(ry
……「屍鬼」の設定を使った村だから、原作どおりじゃなくていいよねえとプロからの主張を、またしておきます(キリッ
[そっちはどうだったのかという遠藤の問いに]
兼正の旦那はいなかったな。
奥方はいたが、もういないと言われた。
山入にもいないのか…。
どこかに逃げたのか?
[逃げる隙があったのかという疑問を抱きつつ呟く]
>>10家々などは全て。屋根裏や軒下も確認しました。
後は大川さん、何処探しましたっけ。えっと…
[ふと、思い出したことを話した。]
そういえば、先生のところ働いてた人消毒したんですけど。何でか知んないけど、あんま隠れていませんでした。何ででしょうね。
[山入にもいなかった、という遠藤さんの報告に、わたしの緊張の糸が緩んだ]
じゃあ……本当だったんじゃないですか?
兼正の奥方が「囮」だっていう話。
奥方は人間だったから、捨てゴマだったんじゃないでしょうか。きっと、奥方も「人形」だったんですよ。
それっぽく見えなかったのは……催眠がとてもよく効いてたからとか。年季が入ってたから、とかで。
きっと逃げたんですよ。もういないんです。
[「平凡」でありたいと思うわたしの心は、「屍鬼はもういない」という願望に飛びついていた……]
…………!!
[遠藤さんの話>>12に、わたしは思わず立ち上がった。
先生は立派な先生だけど、病院で働いてる人はそんなに多くはない。看護婦さんが何人かに、事務員さんが何人か。そして神威さん……。
その中で、消毒の対象=屍鬼になっていると、わたしが知っているのはひとりだけだった]
わ、わたし……。
ちょっと家で休憩してきます。
今日はずっと走りっぱなしで……両親も心配してるでしょうし……。
[神像を直したとはいえ、どこに屍鬼が潜んでいるかは分からない。ひとりで帰るのが危険なことは解っていたが、今は遠藤さんの顔をまっすぐ見れなかった]
[桜子のもういないという言葉に]
でも、逃げる隙は…あったのかな。
逃げるなら昨日のうちだが…
[“消毒”の話を兼正が聞いていたのかという疑問があった]
[日が沈んでみれば――山入の状態は散々だった。
床板は剥がされ、垂れ下がった天井板の間から、屋根裏が露出している。
隠された棺はみな蓋を開けられて、辺りは血にまみれている。
状況は絶望的に見えたが、一見ただの土壁の一部に見える隠し扉の向こう――隠し部屋が三つ、ここだけはまだ見つからぬまま残っていた]
/*
停電の合図前に小火が出て夜に停電起こすの失敗して。
火事起こす行動の前に火が出て警戒されて。
重機落として時間稼ぎしたのに山入全部壊滅はちょっと屍鬼陣営失策多すぎだな……
重機落とせたのは屍鬼陣営が上手く行動できすぎではあるけど。
思えばこれ全部すれ違いの結果なのか。RP難しいですね。
>メモ攻防
ナガレ様も、確定されたことには、ぐちぐち拘らないのー(笑)
RPの赤は「中の人同士の打ち合わせ」、「後で裏設定を見てニヨる」ものであって、そこで重要なRPを回すものではないです。
だって、そこを見れない人にとっては、「存在しないもの」ですもの。
「先着優先」はRP村の基礎ですが、秘密会話は除外されます。見れない物はどうしようもないのです。
るりりんも困ってたみたいですが、どうしても、「裏設定として隠しておきたい」こと以外は、基本、表に出すべきですね。そして、「隠したこと」は「なくなってしまう」ということも心得ておくべきでしょう。
/*
どうしよっかなー 幽霊出ようかなー
と、割と悩む。
出ないは出ないでいいような気がして……今度は幽霊になって見てなきゃならんってのもアレだしなあ。いや不幸な状況万歳だけども。
出るなら、いつ消えるかわからないけど消えるまで眺めてよう、みたいな感じで。一撃臭。とりあえず寝よう。
さーて、ちょっとメモで軽いジャブを繰り出してみたけど、ナガレ様も割とグラスハートですから、相当重いアッパーに感じるんじゃないかと少し懸念。
でも、眠いのでねまふ。
きっと赤&墓で誰かがフォローしてくれるはず……。
神威さんも、補佐的サポート得意そうな方だし。
―屋敷・二階居間―
[遠ざかる意識、消える喧騒。
単に意識が途切れただけだから?それとも"暴徒"が屋敷を去ったのか、それを知る術は無い。
夢の中、彼を思う。
日中の光を浴びれば、焼け爛れ死に至る。激しい苦痛を伴う空腹感と戦いながら、闇に紛れ、再び死す事への恐怖から、生への執着を見せる。
生に執着すればこそ、それが眩しくて――]
[自分の過去、両親の言いなりだった。
己の私腹を肥やす為だけに、生かされ利用され、感情を忘れた唯の"生きた人形"
自分が、彼らと共に生きようと思ったのは
あの、生への執着か。
純粋な渇望が美しすぎて。
渇望を忘れた自分は醜くて。
――どうか私を連れて行って
薄汚れた両親の血、起き上がる事は叶わない。
しかし彼と共に行けば、ささやかでも輝ける、そんな気がして。
闇に輝く星、自分はなれたのだろうか――]
―山入・日没―
[彼は、闇の中で目を覚ました。そして、ゆっくりと起き上がる]
……ンー。ココは、なんデスカ…。
[辺りを見回す。周囲には、十人ほどの人間が、並べられたように横たわっている。彼は知らなかったが、それは自分と同じように屍鬼の牙にかかり、行方不明という形で山入に集められた者たちだった]
一体、何デスカネ…。
確かワァタシィは、お店やっていたはずデスガ…。
[額を押さえて頭を振る。意識を失う直前の事情(そして【襲撃】された経緯)はよく思い出せなかった。
身を起こし、他の者たちを踏まないように歩いて扉に手をかける。ガタガタと揺さぶるが、何かつっかかっているようにうまく開かない]
ンッ…、これ、カギ掛かってるデスカ?
[ヒジを叩きつけ力任せに押すと、土壁に見せかけた隠し扉は崩壊し、彼でも通れるほどの隙間が開いた。
―――途端に、立ち込めるむせ返るような血の匂い。
ひどく古びた粗末な家屋、その床のところどころに血痕が見られる]
…アー、ワァタシィ、ニッポンホラーの夢を見てるんデスカね。
[それは、あまりに非現実的な感覚だった。そもそも、明かりが全くないのに周囲が見られる視覚も、血の匂いが不快感を伴わない嗅覚も、ひどく現実感を欠いていた]
[隠し部屋を抜け出し、家屋を出る。
戸口の郵便ポストの住所を検めると、ここが山入であることが分かった]
ンー…。とりあえず、帰りマスカ。
夢だかナンだか分かりマセンが、こういう時は状況が分かるまでヘタにヒトと接触しない方が良さそうデスネ。
[彼は、異様に利く夜目を頼りに身を潜めながら、*誰にも出会わないように村内へ向かった*]
喫茶店のマスター ディビッド・ライス
―山入・日没―
[彼は、闇の中で目を覚ました。そして、ゆっくりと起き上がる]
……ンー。ココは、なんデスカ…。
[辺りを見回す。周囲には、十人ほどの人間が、並べられたように横たわっている。彼は知らなかったが、それは自分と同じように屍鬼の牙にかかり、行方不明という形で山入に集められた者たちだった]
一体、何デスカネ…。
確かワァタシィは、お店やっていたはずデスガ…。
[額を押さえて頭を振る。意識を失う直前の事情(そして【襲撃】された経緯)はよく思い出せなかった。
身を起こし、他の者たちを踏まないように歩いて扉に手をかける。ガタガタと揺さぶるが、何かつっかかっているようにうまく開かない]
ンッ…、これ、カギ掛かってるデスカ?
[ヒジを叩きつけ力任せに押すと、土壁に見せかけた隠し扉は崩壊し、彼でも通れるほどの隙間が開いた。
―――途端に、立ち込めるむせ返るような血の匂い。
ひどく古びた粗末な家屋、その床のところどころに血痕が見られる]
…アー、ワァタシィ、ニッポンホラーの夢を見てるんデスカね。
[それは、あまりに非現実的な感覚だった。そもそも、明かりが全くないのに周囲が見られる視覚も、血の匂いが不快感を伴わない嗅覚も、ひどく現実感を欠いていた]
[隠し部屋を抜け出し、家屋を出る。
戸口の郵便ポストの住所を検めると、ここが山入であることが分かった]
ンー…。とりあえず、帰りマスカ。
夢だかナンだか分かりマセンが、こういう時は状況が分かるまでヘタにヒトと接触しない方が良さそうデスネ。
[彼は、異様に利く夜目を頼りに身を潜めながら、*誰にも出会わないように村内へ向かった*]
>>14ああ、お疲れ様です。
[桜子の様子がおかしいなとは思ったものの、自分より年下だ、何か感情が振り返したのだろうと勝手に解釈をした。]
そっか……後は水路なども見ました。水が少ないとこ。
不安がらせることは言いたくありませんが、運搬に手間がありましたんで取りこぼしあるかもしれません。
[重機組は一体何してたとごちた。]
まぁ“人形”から聞いてる…こともあり得るか…
[病院で若者を集めて説明会をしたあと、来なくなった者がいる。
その中に“人形”にされた者がいたのかもしれない]
>>11屋敷にも山入にもいない…さて、どういう事なんでしょうか。
[はて、と首をかしげ。]
後、先生、うちの社長見ませんでした?まだ見つからないんですけど、もしや屋敷に居たのかなって。
/*
薬剤噴霧なんて、あれこっちの"人形"も拳銃とか用意してるぐらいだからヘルメットとか用意すればいいだけなんですよ。
村攻めようと事前に用意してきてる集団なんだから、いくらでも備えを出そうとすれば出せます。
村側の作戦は通ったことが確定で出されてきて、屍鬼側が昼間手を出せない分「状況」という手で出しているのを潰されてるし準備は「運」で潰されてるんですよ。何故か偶然、小火が二度も起きる村なんです。
あれこれ言ってたけど、少しぐらいはこっちの出してるものも受け入れてって言いたかっただけなのかも。昨日。
俺の想定する村人は少数派で先生の想定する村人は多数派って決め付けられてる状況に寂しさを覚えたのかな……
フラグにみえな〜いのは何故なんでせうか…
それにしても…なんではむすたーだwww
頭の中をハム太郎がてちてち歩きまわったぞw
/*
動きたい時に動けなかった。
結局の問題はこれなんだろうなぁ。
もう一つは、紫苑を隠し部屋に連れていってから、直ぐに自分がそこを出なかった(とはいえ、紫苑ロルに合わせたらああなったwあれ自体は悔いは無いw)のが問題なんだよな。
うん、自分が悪い。自分がうっかり欲出したから。
紫苑隠し部屋に置いて、ダイナマイトでも持って神社に突入でもしてやれば良かった(マテ)どうせ自分は"破棄"するつもりだった訳だし。なんか色々中途半端でごめんなさい。
さー家の事終わらせて仕事行かなきゃ……
[遠藤に社長がいたかと尋ねられて]
俺が見た中ではいなかった。
だが、かなり混乱してたから、
もしかしたらいたかもしれないな。
いずれにしても夜のうちに逃げ出したのかもしれない。
まぁ、念のため明日の夜明けからもう一度調べに行ってもいいかもしれないな。
[気を失ったまま置いてきた伽耶がどうなっているのか確かめに行きたいというのもあった。]
―屋敷・二階居間―
[どれ位の時間、気を失っていたのかは定かでは無い。
気が付けば、床に倒れていた。気を失っている間に、どうやら椅子から落ちたようだ。
椅子から落ちても、目が覚めなかった。
それ位、体の痛覚が鈍っている。このまま何も手を施さなければ、死ぬのは明白、自分でもそれを望んでいたから、それに対しては特に何も思わない。
気がかりは、ただ一つ。紫苑が無事か否か。
這いずって、破壊された窓際に行く。須藤は、まだ生きている?紫苑の部屋は暴かれてない?確認する術は無く。
時刻は既に夕暮れ時。日が落ちれば、須藤も含め生きている"僕"は集められる筈。人数が少なければ、山の中を闇に紛れて単身動けば、早々見付かる事も無い。]
――屋敷、隠し部屋、日没――
[目覚めると、エレベーターのすぐ目の前で倒れていた。
寝ぼける、ということができればよかったが。
残念ながら記憶は鮮明で、最後に見た伽耶の表情が――その残滓が残っていた]
(伽耶……生きているのか?
――俺は……生きられるのか?)
[一人。本当に久しぶりに一人だった]
[>>21わかりましたと小さく頷いた。]
生きてる望みはあんまないんですけど―大川さんどうしました。
えっまじですか?そんなぁ。
[耳打ちされた言葉は、この地区はどうかと言う質問。自身は知らなかった場所だった。]
もしかしたら僕らの知らない地区があったかもしれないです。若い連中だけで家々回っちゃったから…
[]
[なんとか、窓から外を覗く事が出来た。
午前中に有った、トラック等は、完全に撤退していないものの、確実に数は少ない。停電は続いているから、そこまで目立つ事も無いと思いたい。
懐から、小さな鈴を取り出す。"僕"を呼び出す時に使う、自分専用の鈴。それを、震える手で、繰り返し、繰り返し鳴らして、"僕"を呼ぶ。
どれだけ集まるか、それは自分にも分からない。しかし生きている"僕"に届くと信じて、鈴を鳴らし*続けた*]
院長 高瀬顕尚は遅延メモを貼りました。
[しばらく、耳を澄まし気配を探るが、特に何もひっかかっては来なかった。
静寂――
厳重に隠されたエレベーター、そのかご室はここに置かれたままであり、その電源はこちら側で落とされている。
よしんばここの存在に気づかれたとしても、扉を破壊し、シャフトを下って来なければならない。
今まだここに自分がいて、特に何も感じない以上は少なくともここに下りて来ようという者はいないのだろう。
"人形"はまだ残っているのか。須藤は、僕は。何も分からない。
ともかくも。一人ただここに居ても、飢えて死ぬだけ。
静かに電源を作動させた]
未亡人 瀧華伽耶
―屋敷・二階居間―
[どれ位の時間、気を失っていたのかは定かでは無い。
気が付けば、床に倒れていた。気を失っている間に、どうやら椅子から落ちたようだ。
椅子から落ちても、目が覚めなかった。
それ位、体の痛覚が鈍っている。このまま何も手を施さなければ、死ぬのは明白、自分でもそれを望んでいたから、それに対しては特に何も思わない。
気がかりは、ただ一つ。紫苑が無事か否か。
這いずって、破壊された窓際に行く。須藤は、まだ生きている?紫苑の部屋は暴かれてない?確認する術は無く。
時刻は既に夕暮れ時。日が落ちれば、須藤も含め生きている"僕"は集められる筈。人数が少なければ、山の中を闇に紛れて単身動けば、早々見付かる事も無い。]
[なんとか、窓から外を覗く事が出来た。
午前中に有った、トラック等は、完全に撤退していないものの、確実に数は少ない。停電は続いているから、そこまで目立つ事も無いと思いたい。
懐から、小さな鈴を取り出す。"僕"を呼び出す時に使う、自分専用の鈴。それを、震える手で、繰り返し、繰り返し鳴らして、"僕"を呼ぶ。
どれだけ集まるか、それは自分にも分からない。しかし生きている"僕"に届くと信じて、鈴を鳴らし*続けた*]
―夜更け、村はずれの山あい―
…ホントに、コレ、一体なにごとデスカ。
[村は静かだった。異様なまでに静まり返っている、という方が正しいかもしれない。どの家も、暗く静まり返っている。そんな中で、神社だけが煌々と明かりを放っている。…といって、祭のような賑やかさを感じとれる訳ではない。
何といっても異常なのが、村全体を覆う押し込めた緊張感のような気配――すなわち、殺気。そして血の匂いだ]
イヤなカンジしか、しまセンネ…。
[彼は、最大限の警戒を働かせながら村に潜入し、町役場がある通りの外れにあるクレオールへ向かった。
仮に誰かを発見しても、彼から接近を試みる事はないだろう。そして、夜の闇の中で、人間が彼の動きを捕捉することは出来ないだろう]
喫茶店のマスター ディビッド・ライス
―夜更け、村はずれの山あい―
…ホントに、コレ、一体なにごとデスカ。
[村は静かだった。異様なまでに静まり返っている、という方が正しいかもしれない。どの家も、暗く静まり返っている。そんな中で、神社だけが煌々と明かりを放っている。…といって、祭のような賑やかさを感じとれる訳ではない。
何といっても異常なのが、村全体を覆う押し込めた緊張感のような気配――すなわち、殺気。そして血の匂いだ]
イヤなカンジしか、しまセンネ…。
[彼は、最大限の警戒を働かせながら村に潜入し、町役場がある通りの外れにあるクレオールへ向かった。
仮に誰かを発見しても、彼から接近を試みる事はないだろう。そして、夜の闇の中で、人間が彼の動きを捕捉することは出来ないだろう]
大人げないというか…
リアリティ追求しすぎたんだよね〜きっとさ。
狂気を宿した集団の暴走…。
ちょっとガッツリしすぎたのはあるけど…。
私がブレちゃダメなんだろうけど。
[辺りは、薄闇。既に彼らの時間。
未だ屋敷の中に動く気配は無く、静かな部屋に鈴の音、自分の呼吸。闇にとけるようにそれらの音は吸い込まれ。
動く者の気配が無い事に、不安と絶望が押し寄せる。
廊下から見れば、殆ど壁にしか見えない巧妙に隠された発電室が見付かったとは思えないが、朦朧とした意識の中では冷静に物事を判断する事もままならず。
"僕"を集める為に鈴を鳴らしていた筈だった。しかし気が付けば心は彼を求めて。誰かの来た気配を感じたなら、無意識の内に彼の名前を呼んだ*だろう*]
さて、ENDはどうしようか。
小火ルート→雨宮逃走
「嫌な事件…だったね」で兼正取り壊しの神社作りのお祭りしぃので平穏を取り戻しつつある。
大火事ルート→火を消すことかなわずとりあえずみんな逃げるぞ→バラバラ(原作準拠)
悲劇ルート→猛火で交通手段失う→逃げまどう村人
男はなんとか火を消そうとするが…行方不明
院長 高瀬顕尚は、おまかせ を能力(封印する)の対象に選びました。
−支倉宅−
[色んな思いが溢れて、混ざって、極彩色のぐちゃぐちゃになる]
[わたしは、自分の部屋のベッドに俯せていた。
もう暗くなりかけてたハズだけど、どこをどう帰ったのか、よく覚えていない。
ただ、心がいっぱいいっぱいだった]
[神威さんの代わりをしようと思った。先生のそばで助けて、書類とペンを持って。
そうしたら、このどうしようもない袋小路が、何かうまくいくような気がして。
でも]
[……幻想だった]
●フラグと確定ルートの違いについて考察
同じ物ではないけど、完全に分離出来る物でもない。
例えば、わたしの「白衣」や「神像修理」はフラグ。回収せず無視しても、エンディングに行ける。
フラグを回収してエンディングに行くと、ボーナスポイントがつく。ちょっと人気度がアップする。
「山入の屍鬼は全滅しない」「山入の全戸は暴かれない」は確定ルート。
ここは通らないといけない。通らず行くことも、完全に不可能ではないけど、ボーナスが減点される。見た目もちょっと格好悪い。
だからこそ、ルートを引く時は、三角ポットや誘導灯を置いて、きちんとルート内を通行するように誘導することが必要。
何もない荒野で「あ、君、ルート外れたから減点ね!」って言われて、納得できる人はいないでしょう。
特に今回は確定ルートの前者が説明されて、後者が説明不足だった状態。ベストタイム更新する気でコーナーポストぎりぎりを走ったら、違反取られたみたいな感じかなあ。
秘密発言を一から十まで話せとは言わないよ。
特に今回は、役職FOで、PL視点推理するものがない。だから、裏設定や秘密はどんどん盛り込めばいいと思う。
でも、それを知らない人に、知らないということを責めることはできないなあ。
屍食鬼モードは、いわば神の視点なのだから。
/*
重機はねぇ。
なるべく早くから活動したいと、夜のうちから準備し、空がしらばんだときにはもう
山入への入り口に人が集まってる………
想定だったんですわ。
[高い木に登り、屋敷の屋根に飛びうつった。
村のほうがくを見ると、幾つか火の手が上がっている。
仕方がない。
山火事かと、町の人間が押し寄せて来るやもしれん。
が]
かえって好都合じゃあ、ありゃあせんか
[サングラスをかけ直す手の下で、にやと口の端が持ち上がる]
続き。
でも、本当はこんな話書く必要ないんですよね。
前に灰に埋めて、かつ、るりりんも言ってるように、
「PC遠藤さんの認識できる限定された範囲では」暴いただけであって、それが事実とは限らないのだから。
(鳩で、ちょっと確認不足だけど)しかもそれは、ト書きじゃなくて地の文だったはず。
ト書きは基本、嘘を書いてはいけないけど、地の文は基本、嘘や誤解や誤認や個人的観念でいいわけですよ。
更に、今回のわたしのように、一人称ト書きだと、そこまで嘘でもいい。
(ex、先生の消毒という「嘘」を聞いて、起き上がりは「事実ではなかった」と認識したことなど)
以上から、少々過剰反応だったかなあというのが感想。
門は破壊され、酷い有り様。
けれど、伽耶さんがまだ生きて、いて、呼んでるってこたぁ、
紫苑の旦那もまだ無事なんでしょ。
ただ、それにたいするるりりんの、「山入への道が〜」というのは、また別の話。
ここはエピで、設定すりあわせ失敗したなあ、というかお互いに超設定だよ!と言い合えばいい話。
今言うべきことではないように思うかな。
「じゃあ、分かった!村人も道知ってることにする!」ってなったところで、今後そんなに違いがある?って思います。
逆に、山入に到着出来ないことで、そんなに不便があるのだろうか?と。
だって、本命はおやぶんで、そのおやぶんは兼正にいるのだから。
PCはともかく、PL視点では、山入は完全にNPCに任せて墓下が活躍できる場所にし、兼正に集中すればいいわけです。
このあたり、「手抜きできない」頑張り屋PLさんが揃っちゃったなあという印象。
わたしなんか、表で桃って、灰でうだうだ言ってる以外、何もしてないぞよ!!!
未亡人 瀧華伽耶
[辺りは、薄闇。既に彼らの時間。
未だ屋敷の中に動く気配は無く、静かな部屋に鈴の音、自分の呼吸。闇にとけるようにそれらの音は吸い込まれ。
動く者の気配が無い事に、不安と絶望が押し寄せる。
廊下から見れば、殆ど壁にしか見えない巧妙に隠された発電室が見付かったとは思えないが、朦朧とした意識の中では冷静に物事を判断する事もままならず。
"僕"を集める為に鈴を鳴らしていた筈だった。しかし気が付けば心は彼を求めて。誰かの来た気配を感じたなら、無意識の内に彼の名前を呼んだ*だろう*]
[伽耶に渡した鈴の音。高く澄んだその音はとてもかすかで――しかしその音を待ち構えた者なら、聞き落としようがない。
その鈴がいつ、どんな時に何処で鳴らされるものか。
知っている者ならば、決して聞き漏らさないように、耳を澄ませているからだ。
人間に気づかれるかもしれないリスクを負って鳴らす以上、状況はいいものとは言えない。
事実、廊下は――多すぎる血の臭いがした。
甘く溶ける血の香りはその味に酔う時には心地よく魂に響いても、ただ広がる血は不快を催さないまでも、何の魅力も齎さない。
ただ、ああ、血だと感じるだけ。
窓はことごとく壊されて、そこにあるのは屋敷の残骸。夢の家の跡地]
(伽耶――?)
[高い木に登り、屋敷の屋根に飛びうつった。
村のほうがくを見ると、幾つか火の手が上がっている。
仕方がない。
山火事かと、町の人間が押し寄せて来るやもしれん。
が]
かえって好都合じゃあ、ありゃあせんか
[サングラスをかけ直す手の下で、にやと口の端が持ち上がる]
門は破壊され、酷い有り様。
けれど、伽耶さんがまだ生きて、いて、呼んでるってこたぁ、
紫苑の旦那もまだ無事なんでしょ。
青年 雨宮紫苑は、院長 高瀬顕尚 を投票先に選びました。
青年 雨宮紫苑は、水道修理業 遠藤明夫 を能力(襲う)の対象に選びました。
[彼は、何人もの人間が死ぬ所を見てきた。
だから、分かる。
もう――終わりかけている。
無理をするな、そう言い続けて来たが、それでもそうせざるを得なかったのだろう。
彼女の様子から感じ始めていた"ざらつき"
己の中に怖れを見つけたのは、彼女の危うさを知っていたからなのかもしれない。
命を削って――その"いのち"を吸ったのは]
(俺だ
弱い、これしきのことで死んでしまう)
[ただ安らげる家を欲したぐらいのことで。
腹が減ったぐらいのことで]
伽耶……何があったか、話せるか?
[助け起こし、椅子に座らせてやりながら思う。
彼女は、どんな思いで今彼を見上げるの*だろう?*]
―夜更け、クレオール―
[彼は、誰にも行き会う事無くクレオールに辿りついた。店の表のドアを開け閉めする事が……何となく憚られ、駐車スペースがある裏口に回る。カギは、いつものズボンのポケットにあった]
…………。
[裏口から入り店に出ると、その様子は明かりをつけずとも見て通せた。キチンと片付いていて、何か異常があった様子もない。
彼は、いつもの定位置、店のカウンターに立ってみる]
ホントに、何ナンデスカネ、コレ……。
[あの日、自分はここに立っていた。若先生が「夜出歩くな」と指示を出す中で「日暮れに家で籠もっていてもしょうがない」というような連中が、ビールを飲んだり駄弁ったりしていた。
ごく普通の、自分がこの村で積み重ねてきた日常だ。そこで…記憶がふっつりと途切れている]
マジで、コレ、夢デスカ…?
ワァタシィ、酔い潰れでもしまシタカネ。
[棚に、茶菓子に用意した薄皮饅頭がある。一つ摘み上げ、包装を向いて口に放り込んだ]
(グッ……!?)
[もの凄い違和感と共に、彼は饅頭を口から吐き出した。
喩えて言うなら、紙粘土の塊を口に入れたら、似たような感触になるだろうか。それほど酷い感触だった]
暑さで…、傷んでイタ?
バカな。こんなヒドい傷み方をするものデスカ?
[口に残る酷い嘔吐感。彼はコップを取り水道水を一杯むさぼるように飲み干した]
[おかしい。何もかもが、おかしい。
自分がおかしい。そして、村もおかしい
なのに、そのおかしさを説明できない。理由が見当もつかない]
…どうとでもでも動けるように、支度ヲ。
それから、どうするか考えマショーカ。
[彼は2階へ向かった。身の回りの大事なもの、財布、通帳、パスポート、保険証、それから簡単な着替え。それだけを手早くまとめて、車に積み込むために**]
/*
さー、もうどうしてこうなる自分の頭はw
ま、どうあがいても紫苑の中身が【俺の嫁】な時点で、どんなに回避しようと思っても……
無理だーw
ところで、かやしゃんをしめ繩で縛って、お守りを巻き付けて、部屋に神像仏像を置きまくってたら、かやしゃん本人には効果なくても、屍鬼は近づけなかったろうな、とニヤリ。
かやしゃんが生きてれば、おやぶんをおびき出す餌に出来るかもしれないし、わたしが先生なら、狙撃手のひとりくらいは置いてくるかな。
かやしゃん囮だとか捨て駒の可能性もあるけど、あてもなく捜索するよりいいしね。
この辺、先生がオニになりきれない所だろうなあ。
単体オニ度は、先生の方が弱いんだけどね。
たぶんここは、自己がセイギであることを信じれる差かな?
ヒトの強さとオニの強さを持ってて、ヒトの弱さとオニの弱さを持たない完璧な存在なのが、先生。
オニの強さとオニの弱さを持ってるのが、おやぶん。
ただ、ここはかやしゃん・こぶんという仲間がいる分で埋め合わせ出来ていたはず。
先生には、汚いことを全部代わりにやってくれる超NPCがいるけど、あくまでNPCだし。
うん。総合すれば釣り合いは取れてたかな?
んーっと。
あー独り言の安価、進行中は取れないんだっけ。
プロの時点で、伽耶は既に紫苑の生きる糧になりたいと望んでる訳で。ま、うん。こう、色々と、ね。
確かに形的には、伽耶の望みの形までは持ってこれた。
けど……だけど。結局"愛しちゃう"んだよな。もう。
なんか裏目標の狂気と決別に関しては、結局上手く出来なかったな。(純粋に自分の文章能力が稚拙で心が弱すぎるだけですw)
/*
桜子ーーーーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
お前は、お前という奴わーーーーーーーーーーwwwwwwwwwww
草自重出来ませんwwwwwwwwwwwwww
そういやお前さん、神仏設置しなおしてくれてたよなぁw
桜子鬼畜、マジ鬼畜。にこ覚えた。
喫茶店のマスター ディビッド・ライス
―夜更け、クレオール―
[彼は、誰にも行き会う事無くクレオールに辿りついた。店の表のドアを開け閉めする事が……何となく憚られ、駐車スペースがある裏口に回る。カギは、いつものズボンのポケットにあった]
…………。
[裏口から入り店に出ると、その様子は明かりをつけずとも見て通せた。キチンと片付いていて、何か異常があった様子もない。
彼は、いつもの定位置、店のカウンターに立ってみる]
ホントに、何ナンデスカネ、コレ……。
[あの日、自分はここに立っていた。若先生が「夜出歩くな」と指示を出す中で「日暮れに家で籠もっていてもしょうがない」というような連中が、ビールを飲んだり駄弁ったりしていた。
ごく普通の、自分がこの村で積み重ねてきた日常だ。そこで…記憶がふっつりと途切れている]
マジで、コレ、夢デスカ…?
ワァタシィ、酔い潰れでもしまシタカネ。
[棚に、茶菓子に用意した薄皮饅頭がある。一つ摘み上げ、包装を向いて口に放り込んだ]
(グッ……!?)
[もの凄い違和感と共に、彼は饅頭を口から吐き出した。
喩えて言うなら、紙粘土の塊を口に入れたら、似たような感触になるだろうか。それほど酷い感触だった]
暑さで…、傷んでイタ?
バカな。こんなヒドい傷み方をするものデスカ?
[口に残る酷い嘔吐感。彼はコップを取り水道水を一杯むさぼるように飲み干した]
[おかしい。何もかもが、おかしい。
自分がおかしい。そして、村もおかしい
なのに、そのおかしさを説明できない。理由が見当もつかない]
…どうとでもでも動けるように、支度ヲ。
それから、どうするか考えマショーカ。
[彼は2階へ向かった。身の回りの大事なもの、財布、通帳、パスポート、保険証、それから簡単な着替え。それだけを手早くまとめて、車に積み込むために**]
[その声を聞いてか、近寄る影。真っ直ぐに、自分の方へ。
あぁ、紫苑だ。
生きていた――
一瞬安堵するも、状況を考えると一刻も早く彼を逃がさねばと思う。椅子に座らされ、何があったかと問われるもその問に答える事無く]
逃げて、早く逃げて。
ここは、もう……ダメ。
"僕"は?須藤は?
早く、早く……
[うわ言のように繰り返す]
[呼吸が乱れ、思うように息が吸えない。
焦る気持ち、しかし愛しい男に最後に会えたというその"喜び"が、少しの間だけ正気を取り戻させた]
医者が、あの男が来た。
得体の知れない機械と……
杭や、槌を持っている、人間も。
完全に、人間に、"屍鬼"の存在は知れ渡っている。
"動ける仲間"と、一緒に……早く、逃げて。
[もう自分は動けない。時間も無い。連れて行ってとも、貴方の手で終わらせてとも言えずに――
ただただ、愛しい男の無事を願う]
[息も絶え絶えに、無事を祈りながら報告をする間も、右手に持った鈴を時折鳴らす。
彼はまだ他の誰にも声をかけて居ない。
まだ"僕"は来ていない。
彼は車の運転など出来ない、誰か移動手段を持った"僕"が来ないと、逃がしようも無い。
思いを込めて、鈴を、鳴らす。
それは、ささやかな祈りを捧げるが如く。
"屍鬼"には出来ない"人間"で有るが故の行動。
自覚は無い、自分は"人形"でしか無いと思っていた
――筈なのに]
[明日の段取りを詰所で行っていると]
「火事だ!!上外場と中外場から火が出てるぞ!!」
[皆はあわてて外へ出る。
この時期にしては風が強い。火の手は瞬く間に山に伸びていた。]
「山に燃え移ったらマズイ!
なるべく早く消火するんだ!」
[皆が大騒ぎを始める。男も必死になって消火部隊に加わるべく動いた]
[人形では無い、命有る人間。
自分を物の様に扱い
不要な物として破棄される事を
望んでいた筈なのに――
自分を見下ろす彼の視線に、縋るような目線を向ける。
その視線の意味を、彼は気付いて問いかけてはくれるだろうか]
――火の手が上がり、夜へと移る頃――
[高瀬を捕らえろ――しばらく前に出された命令はそのまま生きていた。
そして、そこに須藤からの命令。
――焼き払っちまえ。
その二つの命令が混ざり合った僕の一部が、病院に火を放とうとしていた]
マズイな…
溝辺町に応援が頼めない。
村の消防団だけでなんとかなるか?
[電話がないためにちゃんとした消防車が呼べない。
しかも火の手は2箇所から出ている。
それだけでも厳しい状況である。
さらに風は山に向かってますます強くなり、
火のは民家を呑み込み…そして山の樅に向かって手を伸ばす]
マズイな…
溝辺町に応援が頼めない。
村の消防団だけでなんとかなるか?
[電話がないためにちゃんとした消防車が呼べない。
しかも火の手は2箇所から出ている。
それだけでも厳しい状況である。
さらに風は山に向かってますます強くなり、
火は民家を呑み込み…そして山の樅に向かって手を伸ばす]
─自宅─
……ん。
[どうやらわたしは、連日の不眠が祟って、眠りこけていたらしい。
夕食を食べていないお腹が、残高不足を訴えている。
身を起してぼんやりしてから、何がわたしを起こしたのかに気付いた]
また火事……ですって?!
[材木屋の天敵だ。瞬時に頭がはっきりする。
水道は大丈夫だろうか、と真っ先に思った]
―クレオール―
…ともかく、ワァタシィの体調がおかしいのは事実ですカラ。まずは、若先生の所に話をしに行きまショーカ。
なんとお話したらいいモノか分かりまセンガ…。
ついでに、その辺りでこの奇妙な夢が覚めてくれるとアリガタイのコトなのデスカネ。
[ぶつぶつと一人ごちながら、彼は車を出した]
院長 高瀬顕尚は、水道修理業 遠藤明夫 を投票先に選びました。
[途端、異変に気づく。
夜空の一部明るく照らされる。夜目が利きすぎる不慣れな視覚の中でも、不気味な灯りが舞い踊る様子が分かった]
…火事デスカ??
それも、ただ事じゃナイ…。
[……このまま、村の奥まったところにある尾崎医院の方へ向かうのは、危険を伴う]
[…しばし迷い]
…今のワァタシィ、おかしいデス。消火手伝っても、足手まといになりかねナイ。
若先生も大忙しになるヨ。ワァタシィの世迷い事に付き合ってもらうのヒマナイネ。
[心を決めると、彼は車を国道の方へ向けた。向かう先は、溝辺町の病院と警察・消防だ]
[ふと、バックミラーにクレオールの看板が映る]
…ワァタシィのお店、できたら、残るとイイネ。
[未練を断ち切るように小さく首を振り、彼はアクセルを踏んだ]
喫茶店のマスター ディビッド・ライス
―クレオール―
…ともかく、ワァタシィの体調がおかしいのは事実ですカラ。まずは、若先生の所に話をしに行きまショーカ。
なんとお話したらいいモノか分かりまセンガ…。
ついでに、その辺りでこの奇妙な夢が覚めてくれるとアリガタイのコトなのデスカネ。
[ぶつぶつと一人ごちながら、彼は車を出した]
[途端、異変に気づく。
夜空の一部明るく照らされる。夜目が利きすぎる不慣れな視覚の中でも、不気味な灯りが舞い踊る様子が分かった]
…火事デスカ??
それも、ただ事じゃナイ…。
[……このまま、村の奥まったところにある高瀬医院の方へ向かうのは、危険を伴う]
[…しばし迷い]
…今のワァタシィ、おかしいデス。消火手伝っても、足手まといになりかねナイ。
若先生も大忙しになるヨ。ワァタシィの世迷い事に付き合ってもらうのヒマナイネ。
[心を決めると、彼は車を国道の方へ向けた。向かう先は、溝辺町の病院と警察・消防だ]
火事だって?
自然じゃないよな。
[>>31火事の知らせを聞いて一斉に動く。]
こんなタイミングじゃ自然発火じゃないだろう…
くそっ、放火はやり過ぎだろ、村がなくなっちまう!
[護身用の長い棒を持って飛び出す。
パニックの中でどれだけ襲撃に頭が回っただろうか。]
[ふと、バックミラーにクレオールの看板が映る]
…ワァタシィのお店、できたら、残るとイイネ。
[未練を断ち切るように小さく首を振り、彼はアクセルを踏んだ]
[なんとか消火活動をするも、風が強い。
さらにはラジオの天気予報で乾燥注意報が出ているという情報もあった。]
畜生!人でも消防車も足りない!!
[男はやりきれなさが心を支配しそうになるのを、必死でこらえていた。
しかし…男も気づかないところで…また違う感情が
男の心を蝕みつつあった]
/*
助けて。先生の死亡フラグが止まりません。
俺は、死ぬ気満々だというのにw
まあ俺の方が生きてても死んででも対応可能だけども。
あんたら、杭とかも一緒に持って!
[近場の数人だけでも何とか襲撃対応した。が余裕はほぼ無くそれ以上はまともにはいかない。]
>>33消火作業が間に合わねぇ、マズイ!
[消火作業が進まずやきもきしてしまう。]
[家の前に立ち尽くし、わたしは病院の方を見詰めた]
そんな……そんな……。
[壊れてしまう。
傷つき、はがれかけながら、それでも誤魔化して、なんとか繋ぎとめていたわたしの「日常」が]
わたしは……わたしは!
[この村が好きだった。
辺鄙で、不便で、何もないけど、この村が大好きだった。
この村で生まれて、この村で死んで埋められて、この村とひとつになるはずだったのに]
やめてぇぇぇぇ!!!!
もうやめてぇぇぇぇええええ!!!!!
[>>*6 彼の問いかけに対し、嬉しそうに目を細め、ふうわりと笑顔を見せ、ゆっくりと、言葉を綴る]
私を、連れて行って。
私の命は、もう尽きる。その前に……。
私の命を吸って
貴方の中へと……
この命を移して
連れて行って……
[最後の懇願――
昨夜、隠し部屋で言った、自分の我侭と結果は変わらない。
――しかし、命を背負うという事を強要する。
その意味が彼にとってどれだけ残酷な事なのか、知らない筈は無いにも関わらず。
それでも、彼と一緒に居たいという思いは、留まる処を知らず。
後は彼の判断に全てを委ねるように、目を閉じた――]
/*
よし。もう無理w諦めたw
決別とか絶対無理w
だってー仕方ないじゃん、愛してるんだもん(殴
さぁ、そどう返してくる?全力でwktkが止まらない!
(村の進行そっちのけで何をしているとか言われそうだけど、もういい、開き直ったw)
いーじゃん、いくつになっても恋が出来るって素敵なことよね(もう完全に屍鬼の世界観壊してるよなこれw
わたしの日常を壊したのは、「誰」?
わたしの村を壊したのは、「誰」?
わたしの村人を、友達を、親戚を殺したのは、「誰」?
……「よ そ も の」 め
「よそもの」め、「よそもの」め、「よそものめ」がぁぁぁ!!!!!!
水、水は出てんの?
[焦りが強い口調で弾ければ、出てるよ!見りゃわかるだろ!そんな叫びが返ってきた。]
水量足りんのか?足りてるんか?ひとは?車は!
[火を背に木霊するそれを答えられる者はいなかった。]
投票を委任します。
院長 高瀬顕尚は、女子高生 支倉桜子 に投票を委任しました。
[優しく――優しく――抱きしめたまま。その首元に牙を沈める。
彼女の血の味は――それでもとても甘美だった]
(お前の命は俺のものだ。
ならば――俺の命はお前のものだ)
――屋敷、二階居間――
[伽耶が、彼の腕の中でその動きを止めていく。
何度も――数え切れないほど味わった、感覚。
人の死]
(そう、同じ死)
[りりりん。りん。りん。りん。
伽耶の手から鈴をそっと抜き取り、鳴らす。
澄んだ響きの清らかさは、神聖なものを嫌う彼には少しばかり――辛い響き。
だからこそ、鳴らしたくない鈴だからこそ、鳴らさない為に用意した鈴。終焉の音。
涙は出ない。彼はそういうイキモノではない。
苦しいのは、神聖なものをその手で振っているから。
りん。
しかしその鈴の音は死者を悼むように――]
[遅々として進まない消火活動、それに反比例するように勢いを増す火…―――]
せめて山に行かないようにできないのか!!
[無駄な努力と分かりつつも何とかしようとする。
そこへ…――]
「おい!あっちからも火の手が上がってるぞ!!」
「あそこは病院のほうじゃないか?」
[そんな声が耳に入る。男が我が家の方向を見ると、
たしかに漆黒のはずの空が朱色に染まっている]
そんなことより!こっちをなんとか……!!
[パキパキと不穏な音がする。…
とうとう山の方に火が移ってしまった。]
「ここはもう無理だ!」
「避難するぞ!!」
[それでも男はホースを振りまき水を掛けようとする]
クソッ!!クソッ!!
「顕尚!!もうやめろ!!行くぞ!!」
女子高生 支倉桜子は、青年 雨宮紫苑 を投票先に選びました。
[彼と過ごし始めてから、何度も味わった。
首筋に刺さる牙、血の抜ける感触。
今はただ
それがとても愛しくて――]
[男は眠った。二度目の眠り。二度目の目覚めは、訪れたのだろうか。
眠りは唯一の救いだった。儚く、けれど優しい、安らぎだった。
しかし男はもう一度だけ目覚める。実体を失い、現世から分かたれた、黄泉の住人として。二度目の目覚めは訪れた。今度は理に背く事のない目覚めが。
男は眺める。村が迎える結末を見守る。たとえそれが、どんなに辛い、悲しい、苦しいものであろうとも。男は眺める事しか出来ない。眺めている事しか出来ない]
[死は、辛い、悲しい、苦しいものだ。
――そして、生も、また。
絶対的な、二つの理。裏と表。異なって在り、同じく在るもの]
[男は歌った。音無き声で。未だ遠き神を讃える歌を、呪うように、泣くように。
世界は、*終わらない*]
― 村→国道 ―
[村の出口、彼の車がタケムラ文具店の辺りに差し掛かった時。
その視界に、いつもは存在しないものが見つかった。車止めのようなものが道をふさいでいるのだ。
彼は、その手前で車を止めて、車外に出た]
コレは、一体何ですか?
[その声に応えるように、物陰からヘルメットを被った人影が表れた。大工の佐藤―いつもタケムラ文具店で井戸端会議をしている老人の一人だ。
元々は、もっと多人数でここを守っていたのだが、結局ここに屍鬼が出てくる事はなかった。そんな状態で火事が起こったことにより、他の面々はみな火事が気になって持ち場を離れてしまい、彼一人だけがここに残っていたのだ]
「あんた、喫茶店のとこの異人さんか。こんな夜中にどこへ行くんだね」
ワァタシィ、あの火事のこと、町に知らせに行くデスヨ。
こんなヒドい火事、電話だけじゃダメデス。誰かが行って話をしないとイケマセン。
[佐藤が『電話は線が切れて繋がらない』と伝えると、彼はさらに激昂して言った]
なら、なおの事、急いで町に伝えないといけないデショウ!
とっととコレをどかしマス!
[言いしな、彼は車止めを片付け始めた。
そもそも、本気で戦いになったとすれば、老人の佐藤と壮年の大男の彼では勝負にならない。彼が人ならば良し、もし「起き上がり」だとしたら、自分は無駄死にするよりも見た事をちゃんとみなに伝えなくてはいけない……。
そう考えた佐藤は、そのままやむなく一部始終を傍観し。
そして、彼は自分の大型セダンが通れるだけのスペースを作ると、再び車に乗り込み国道へ向かった]
[火の勢いは強く逆に水の勢いは頭打ちだった。
皆の頭にひとつの言葉が過る。ただそれを言うと、全てが崩壊しそうで、言わないように。言わないようにしていた。]
ー!
[もうだめだ。
限界に呑まれついにそれを発した。
誘発される諦めのムードは、瞬く間にすべてに広がった。]
これ以上は僕らも危険だ!
引こう!
[引く決断をした何人かが、意を決して言い回す。
各自が撤退の準備を始めていく。
嫌がって粘る者も居た。叫んだ者も居た。殺してやると歯を食いしばった者も居た。村がなくると嘆く者も居た。僕らが何をしたと祈る者も居た。]
院長 高瀬顕尚は、女子高生 支倉桜子 を投票先に選びました。
お父さん、逃げよう。
[わたしは、材木に水をかけ、火が燃え移らないよう、雀の努力をしている両親に声をかけた]
材木用のトラックの荷台なら、たくさんの村の人を乗せられるよ。
皆を乗せて、溝辺に降りよう。
[火の手が広がり、すでに溝辺町にも異変は伝わっているだろうか]
とりあえず、避難する手段を!
[指示を与えていると]
「先生、奥さんが見当たらないんです!」
[奥さんとは男の母親、綾子である]
…何?
(こんな時に…!!)
[気位の高い母親が神社で皆と雑魚寝などするはずもなく、
ずっと家に引き篭っていた]
わかった。ちょっとここを頼む。
「先生、もう病院の方は無理だ!!」
いいから!!
[男は止める声にも耳を貸さず、病院に向かって走りだした]
―屋敷―
おや、紫苑の旦那。
…伽耶さん、死んでしまったんですかぃ。
それとも…いや。何でもありぁせん。
[なりたくても屍鬼になれなかった娘の骸に、手を胸に当てて礼をした]
はい、村に、火を。
逃げるなら今の内でございやしょう。
2択ランダムなら、先生2:おやぶん2。
4択ランダムなら、フィルタで自分の名前の下の人に投票でいいと思うかな。
ただ、4択ランダムなら、うっかり襲撃被ると明日が来るので2択おすすめ。
[走りながら、男はどこか諦めていた。
もし避難しているならとっくに皆と合流しているはずである。
となれば、結論は……ひとつだった。
それでも、確認せずにはいられなかった。]
[トラックの準備が進む中、村の人達に、兼正がどうなったか、見た人がいないかを確認する]
[まだ村にいるなら……、わたしも残る。
両親が、わたしがいないことに気付いたとしても、トラックに詰んだ人々が出発を迫るだろう。無事に追い払えるはずだ]
[もし村を出たなら……わたしも出る。
どこか山林に潜んでいるなら……わたしも途中でトラックを降りる]
[「よそもの」は、
「よそもの」を、
「よそもの」ごときが
わたしの]
[わたしを くるしめたことを ]
[ ]
[平等なことは焼死が迫っていることだけ。]
何でもいいから逃げる手段を…!
[何で逃げるか、アイデアが出れば各自遂行した。]
[平等なことは焼死が迫っていることだけ。]
何でもいいから逃げる手段を…!
[何で逃げるか、どうやって逃げるか、アイデアが出しつつ。]
[初めて目にしたときは、何処か濁った眼をした娘のように見えた。
自分達、いや、紫苑の旦那と行動を共にしてからは、生き生きとして。
こりゃあ、どっちの世界の方が活きているんだか、分かりゃしないと、笑って見ていた。
ただ寄り添い、ただ与え、ただ…]
いや。
今の内に、早く行きやしょう。
―溝辺町、村はずれのコンビニ―
[彼は、道中で最初に見つけたコンビニに滑り込むようにして駐車し、公衆電話に飛びついて119番を回す。相手が出た刹那に叫んだ]
外場村で火災デス!火元は複数箇所と思われマス!
村の人間が消火活動に当たっていますが、至急応援を頼みマス!
ワァタシィですか?ディビッド・ライス、村の住人の一人デス。
現地は電話線も遮断されてオリ、ワァタシィは車で連絡に来まシタ。これから消防署行きマス、事情説明しマス!
[叩きつけるように第一報を告げると、再び車にのって消防署を目指した]
[…迷ったが、自分が見た不気味な血痕や血臭、あるいは高瀬が調べていたと思しき奇病の事は、今は口にしない事にした。まずは火事が第一だ。余計な事を言って消防を惑わせては、元も子もなくなりかねない。
まして、自分の奇妙な体調の事も伏せておく事にした。それは後で自分自身で解決すればいい問題だ。
そう思い定めて、彼は夜明け前の無人の道を、消防署へ向かって急いだ]
[なんとか病院に辿りつく。
病院が、本宅が炎に包まれている。
自分の護りたかったもの――
自分が大切にしてきたもの――
それが今、目の前で崩れていく…―― ]
うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
[男は…わけも分からず雄叫びをあげた]
院長 高瀬顕尚は、青年 雨宮紫苑 を投票先に選びました。
「終わればなんでもいい。エピで辻褄合わせる」
って合意の上なら、2人ランダムがいいと思います。
「なんか決まらないからとりあえず棒倒し(ランダム)で決めよう」
っていう4人ランダムは、あまり締まらないなあと思ったり。目くじら立てて反対するほどでもありませんが。
個人的には、「こいつころs(ry」っていう相手に投票するのが、今まで物語を作ってきた最後としていいかなあと思いますが、目くじらたてて主張するほどでもな(ry
[逃げるなかでふと過る、よくわからない考え。
村は消滅しつつある。大事な仲間はかなり消えた。仕事場もない。人有らざるが元は人を殺した。
足元が、無駄に、軽いのだ。]
なにを、おれは、考えようとしている…
―溝辺町、消防署―
「ライスさん。今、現場から連絡が入りました。外場村の火災状況は確認されましたが…、しかし、すでに火は山にも燃え移っており、村内家屋への被害を防ぐ手立ては、極めて難しいと言わざるを得ません」
…………。
[消防署員の悲痛な知らせに、彼は、額に手を当てて首を振って大きく息を吐いた]
……ソレデ、村のミナサーンは、どうなんでショウ。
無事なのデショウカ。
「現場の部隊にも、もう村民の避難を優先的にサポートしなければならない状態なのですが。村民のみなさんが、その、ひどく興奮しており、無理もないのですが…、避難の作業も滞っている模様です。…ライスさんは、ご家族は?」
ワァタシィは、独身デス。
デモ、村のミナサーンが、家族のようなものデシタヨ。
「…お察しします」
[結局母親がどうなったか、確かめる術もなく
皆の元に戻ろうと歩き出す。
ふと目を遣ると、飛び込んできたのは兼正の屋敷]
あいつらさえ…こなければ…。
[時がゆったり流れる…何の変哲もない田舎だった。
その変哲のない時間を、空間を
護りたかっただけだった。]
―黎明、溝辺町市民病院の駐車場―
[消防署を後にして、彼は早々に病院へ移動した。
もともと、町へ降りてきた目的が病院へ来るため、という事もあったが、それ以上に、村民たちがここに運ばれてくる可能性が高いのでは、と考えたのだ]
それにしても、今夜は、一体何が起きたというのデショウ…。
[山入での意味不明な覚醒から、現時点まで。
全ての事象は、自分の中で一本の時系列で繋がっている。
ひとつひとつの事象は、明らかなのだが、
その支離滅裂ぶりたるや、ひどいものだった]
[日の光を見て、自分の中の何かが叫ぶ。ハヤク、ハヤク、と。
それと同時に、山入の覚醒以来少しも感じなかった疲労と睡魔が、急激に彼へ襲いかかった]
カクレナクチャ。
ネグラハドコダ。
ネグラハドコダ。
ネグラハドコダ。
水道修理業 遠藤明夫は、院長 高瀬顕尚 を投票先に選びました。
ア…ア……ア…、アアアアア。
[とりもなおさず彼はセダンのトランクを開き、下敷きのマットを引っ張り出して、それに包まるようになりながらトランクに入り込み、中からトランクの扉を閉めた。
トランクの中でリモコンのキーを操作し、ガシャン、という機械音と共に車のキーがロックされる。
そのまま、彼の意識は闇の中に沈んだ**]
さ。旦那。
早く行きやしょ。
俺が先に行きやすから。
[そう言って、また最上階へと足を向ける。
同じように樹に移り、そうして闇夜に紛れようと]
[男の足は兼正に向かっていた。]
あ、れ…は?
[一人の少女が目に留まる。こんなところに一人でいるのはあまりにもおかしい。
男はその少女に近づく。]
桜子ちゃんじゃないか。
なんでこんなところに…早くにげなきゃ駄目だろ
[逃げるように声をかけた]
[かりそめのグループ分け、情報網は、すでに機能しなくなっていた。
誰もが混乱し、誰もが何も知らず、誰もが夢中だった。
何度目かの「解らない」を聞いて、わたしはいら立っていた]
[……そのせいで、気付いた時には自宅からかなり離れた所にいた。これでは、万一兼正がすでに村を出ていた時に、追いつけなくなってしまう。
わたしはため息をついた]
[呼びかけられたのはそんな時だった]
……あ、先生。
解ってます。そのつもりです。
でも、やり残したことがあって。
……そう言う先生はどこへ?
喫茶店のマスター ディビッド・ライス
― 村→国道 ―
[村の出口、彼の車がタケムラ文具店の辺りに差し掛かった時。
その視界に、いつもは存在しないものが見つかった。車止めのようなものが道をふさいでいるのだ。
彼は、その手前で車を止めて、車外に出た]
コレは、一体何ですか?
[その声に応えるように、物陰からヘルメットを被った人影が表れた。大工の佐藤―いつもタケムラ文具店で井戸端会議をしている老人の一人だ。
元々は、もっと多人数でここを守っていたのだが、結局ここに屍鬼が出てくる事はなかった。そんな状態で火事が起こったことにより、他の面々はみな火事が気になって持ち場を離れてしまい、彼一人だけがここに残っていたのだ]
「あんた、喫茶店のとこの異人さんか。こんな夜中にどこへ行くんだね」
ワァタシィ、あの火事のこと、町に知らせに行くデスヨ。
こんなヒドい火事、電話だけじゃダメデス。誰かが行って話をしないとイケマセン。
[佐藤が『電話は線が切れて繋がらない』と伝えると、彼はさらに激昂して言った]
なら、なおの事、急いで町に伝えないといけないデショウ!
とっととコレをどかしマス!
[言いしな、彼は車止めを片付け始めた。
そもそも、本気で戦いになったとすれば、老人の佐藤と壮年の大男の彼では勝負にならない。彼が人ならば良し、もし「起き上がり」だとしたら、自分は無駄死にするよりも見た事をちゃんとみなに伝えなくてはいけない……。
そう考えた佐藤は、そのままやむなく一部始終を傍観し。
そして、彼は自分の大型セダンが通れるだけのスペースを作ると、再び車に乗り込み国道へ向かった]
コック 須藤暁
―屋敷―
おや、紫苑の旦那。
…伽耶さん、死んでしまったんですかぃ。
それとも…いや。何でもありぁせん。
[なりたくても屍鬼になれなかった娘の骸に、手を胸に当てて礼をした]
はい、村に、火を。
逃げるなら今の内でございやしょう。
[初めて目にしたときは、何処か濁った眼をした娘のように見えた。
自分達、いや、紫苑の旦那と行動を共にしてからは、生き生きとして。
こりゃあ、どっちの世界の方が活きているんだか、分かりゃしないと、笑って見ていた。
ただ寄り添い、ただ与え、ただ…]
いや。
今の内に、早く行きやしょう。
コック 須藤暁
さ。旦那。
早く行きやしょ。
俺が先に行きやすから。
[そう言って、また最上階へと足を向ける。
同じように樹に移り、そうして闇夜に紛れようと]
喫茶店のマスター ディビッド・ライス
―溝辺町、村はずれのコンビニ―
[彼は、道中で最初に見つけたコンビニに滑り込むようにして駐車し、公衆電話に飛びついて119番を回す。相手が出た刹那に叫んだ]
外場村で火災デス!火元は複数箇所と思われマス!
村の人間が消火活動に当たっていますが、至急応援を頼みマス!
ワァタシィですか?ディビッド・ライス、村の住人の一人デス。
現地は電話線も遮断されてオリ、ワァタシィは車で連絡に来まシタ。これから消防署行きマス、事情説明しマス!
[叩きつけるように第一報を告げると、再び車にのって消防署を目指した]
[…迷ったが、自分が見た不気味な血痕や血臭、あるいは高瀬が調べていたと思しき奇病の事は、今は口にしない事にした。まずは火事が第一だ。余計な事を言って消防を惑わせては、元も子もなくなりかねない。
まして、自分の奇妙な体調の事も伏せておく事にした。それは後で自分自身で解決すればいい問題だ。
そう思い定めて、彼は夜明け前の無人の道を、消防署へ向かって急いだ]
―溝辺町、消防署―
「ライスさん。今、現場から連絡が入りました。外場村の火災状況は確認されましたが…、しかし、すでに火は山にも燃え移っており、村内家屋への被害を防ぐ手立ては、極めて難しいと言わざるを得ません」
…………。
[消防署員の悲痛な知らせに、彼は、額に手を当てて首を振って大きく息を吐いた]
先生メモみて、かやしゃんメモが増えたのかな?と思ったらそうじゃなかった。
たぶん、かやしゃんメモは、
「虫がよすぎる(PCとして生きて、償っていきやがれ)」
って意味だと思うんだけど、
先生は、
「虫がよすぎる(PLとして最後まで好き放題する気かこの野郎)」
って誤読してるんじゃないかなあ。
ま、この辺はエピで。
[桜子に逆にどこに行くのか尋ねられ]
兼正に…どうなったのか最後に確かめに行く。
やり残した事って…なんだ?
[貴重品を取りに戻ったのかと思い]
今は命を守る事に専念した方がいい
[人のことは言えないと心のなかで毒づいた]
……ソレデ、村のミナサーンは、どうなんでショウ。
無事なのデショウカ。
「現場の部隊にも、もう村民の避難を優先的にサポートしなければならない状態なのですが。村民のみなさんが、その、ひどく興奮しており、無理もないのですが…、避難の作業も滞っている模様です。…ライスさんは、ご家族は?」
ワァタシィは、独身デス。
デモ、村のミナサーンが、家族のようなものデシタヨ。
「…お察しします」
―黎明、溝辺町市民病院の駐車場―
[消防署を後にして、彼は早々に病院へ移動した。
もともと、町へ降りてきた目的が病院へ来るため、という事もあったが、それ以上に、村民たちがここに運ばれてくる可能性が高いのでは、と考えたのだ]
それにしても、今夜は、一体何が起きたというのデショウ…。
[山入での意味不明な覚醒から、現時点まで。
全ての事象は、自分の中で一本の時系列で繋がっている。
ひとつひとつの事象は、明らかなのだが、
その支離滅裂ぶりたるや、ひどいものだった]
[夏の朝は早い。もう東の空が白んで来ている]
アア、そろそろ、夜明けデスネ…。
…………。
[自分の頭の中で、自分でない何かが言葉を発した]
[日の光を見て、自分の中の何かが叫ぶ。ハヤク、ハヤク、と。
それと同時に、山入の覚醒以来少しも感じなかった疲労と睡魔が、急激に彼へ襲いかかった]
カクレナクチャ。
ネグラハドコダ。
ネグラハドコダ。
ネグラハドコダ。
ア…ア……ア…、アアアアア。
[とりもなおさず彼はセダンのトランクを開き、下敷きのマットを引っ張り出して、それに包まるようになりながらトランクに入り込み、中からトランクの扉を閉めた。
トランクの中でリモコンのキーを操作し、ガシャン、という機械音と共に車のキーがロックされる。
そのまま、彼の意識は闇の中に沈んだ**]
[桜子の言うことは尤もだ]
逃げていればそれでいい。
兼正は昨日のうちに逃げたのかもしれない。
囮だと言って意識を失った…あそこの奥方は人間だ。
まだここにいるなら何とかしないといけない。
医者としての最後の仕事だよ
[この村での…という言葉は言わなかった。]
医者としてですか……。
先生が最後まで医者だというなら、ある人を助けてください。
高瀬先生という人の命を。
[わたしは、先生に微笑みを向けた。
屋敷はこの人に任せよう。そう思った]
おとうさんがトラックで待ってるはずなんです。わたしはそれで降ります。
先生が仕事を終えて、もし、製材所がまだ無事なら倉庫を見てください。
お母さんの古いスクーターがあります。まだ動いたと思います。
……気をつけて。
[最後になるかもしれない別れを言って、わたしは背を向けた。
走って家に戻らなきゃ。そして村を出るんだ]
[そして、先生が失敗した時は、
わたしがトドメを刺すんだ]
[表向きはそういう理由。
でも、本当はどうなんだ?
目の前に兼正の旦那がいたら、
武器がない分何もできないだろうが、
無駄だと分かっていても殴りかかるくらいはするかもしれない]
[燃えていく村。
火葬を拒み土葬を選んだこの村が、火葬されていく。
それは弔いの火に見えた。
夢は――夢のまま。
"故郷"一つ手に入れられない]
(いや――)
[生きる。生きられる所まで。
理由は、まだこの体が動くから。それだけでいい]
[走る、
走る──]
[体育の授業でもこんなに必死になったことがないくらいに。
わたしは走った。息が上がっても、腿が痛くなっても走った]
[自宅に着く前に、人を大勢乗せたトラックの方が来た。
「両親を追っ払う」という目的は、最初から浅くて展望のない、作戦だったわけだ。
苦しい息のなかで、わたしはクスリと笑った]
お父さん!
わかんね。
なにがわかんね?
もう守るものがなくなる?
オヤジ?お袋? でも皆同じなら何もかわんないよな。
大川さん同じと思ってる。
僕はすでに人殺しということ?
なら血を吸っても変わらないかも…
[火の手から離れている中で自分の何かも離れそうになっていた。]
[兼正の屋敷に着く。山に燃え移った火は兼正の屋敷に迫っていた。
この分では逃げ出しただろう…そう思いつつ記憶を頼りに
屋敷の中を進む。
居間に辿りつくと黒い人影]
え?まさか。
[伽耶が倒れていた。即座に脈を見る…やはりというか
脈はなかった。]
本当に囮だったのか…それで…満足だったのか…?
[自分の命と引換えにしてでも…相手にも守りたいものがあったのだと…いまさらのように思い知る]
[男は眠った。二度目の眠り。二度目の目覚めは、訪れたか否か。
眠りは唯一の救いだった。儚く、けれど優しい、安らぎだった。
しかし男はもう一度だけ目覚める。実体を失い、現世から分かたれた、黄泉の住人として。二度目の目覚めは訪れた。今度は理に背く事のない目覚めが。
男は眺める。村が迎える結末を見守る。それがどのようなものであろうとも、男は眺める事しか出来ない。眺めているしかない。ただ、想う事しか叶わなかった]
[死は、辛い、悲しい、苦しいものだ。
――そして、生も、また。
絶対的な、二つの理。裏と表。異なって在り、同じく在るもの]
[男は歌った。音無き声で。
未だ遠き神を讃える歌を、されど神に向けるでもなく――
静かに、*鎮魂歌のように*]
[理不尽に故郷を奪われた村人たちは、彼らのことを恨んでいることだろう。
だが――
手に入れる為には奪うしかない。
奪うことでしか生きられない。
それでも、そういう身になってしまったなら――
影と影を渡るように走る]
[星灯りの下を、煤け、汚れ、くたびれた人々を詰んだトラックが走る。火に追われ、死者に追われて。
乗客に故郷はなく、目的地は知れない。
舗装の悪い道の度にタイヤが跳ね、驚きの声を落として行く]
[わたしは助手席から身を乗り出して、村を振り返った。
わたしの生まれた小さな村。
商店街。学校。酒店。喫茶店。
そしてドライブイン……]
[木材の運搬用の車は、慣れ親しんだ香りの残滓がほのかにある。
空には触れそうなほどの星があり、透明な闇夜があり、深く沈んだ山の形があり……そして、赤く舐めるような炎がある]
[ここを、ひなびた田舎だとか、墓場のような村だとか言う友人もいるけれど……。
──それでも わたしは ここが好き]
[……好きだった]
―翌日、日暮れ時、溝辺町市民病院の駐車場―
[ガシャン、という機械音と共にトランクのロックが外れ、中から突き出た手が蓋を持ち上げる。なんの前触れもなく起こったその現象に、この車を間近で観察していた駐車場の管理人を勤める老人は飛び上がった。
しかし、中からゆっくりと人間 ― 大柄な男だ。よくこのトランクに収まったものだ ― が身を起こして来たとき、管理人は職業倫理を取り戻した]
「ちょっと、あんた。そんなとこで何遊んでんの。あんた、この車、朝方からずーっとここに停めてたでしょ。困るんだよ、そんなことしちゃ…」
[しかし、起き上がってきた彼は、濁った目で老人を見据え、ただ一言答えただけだった]
……ハラガヘッタ。
[哀れな生き物――だとは思わない。
生き物はすべからくそうだ。忘れているのは人間の方。
昼が彼の生を否定しても、ここには夜がある。
夜を味方にして――果たしてどこまで]
そして、トランクから静かに地面に降り立つと、無造作に管理人の肩をひっつかみ、有無を言わさぬ膂力で自分の方に引き寄せた―――。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新