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[日の光を見て、自分の中の何かが叫ぶ。ハヤク、ハヤク、と。
それと同時に、山入の覚醒以来少しも感じなかった疲労と睡魔が、急激に彼へ襲いかかった]
カクレナクチャ。
ネグラハドコダ。
ネグラハドコダ。
ネグラハドコダ。
水道修理業 遠藤明夫は、院長 高瀬顕尚 を投票先に選びました。
ア…ア……ア…、アアアアア。
[とりもなおさず彼はセダンのトランクを開き、下敷きのマットを引っ張り出して、それに包まるようになりながらトランクに入り込み、中からトランクの扉を閉めた。
トランクの中でリモコンのキーを操作し、ガシャン、という機械音と共に車のキーがロックされる。
そのまま、彼の意識は闇の中に沈んだ**]
さ。旦那。
早く行きやしょ。
俺が先に行きやすから。
[そう言って、また最上階へと足を向ける。
同じように樹に移り、そうして闇夜に紛れようと]
[男の足は兼正に向かっていた。]
あ、れ…は?
[一人の少女が目に留まる。こんなところに一人でいるのはあまりにもおかしい。
男はその少女に近づく。]
桜子ちゃんじゃないか。
なんでこんなところに…早くにげなきゃ駄目だろ
[逃げるように声をかけた]
[かりそめのグループ分け、情報網は、すでに機能しなくなっていた。
誰もが混乱し、誰もが何も知らず、誰もが夢中だった。
何度目かの「解らない」を聞いて、わたしはいら立っていた]
[……そのせいで、気付いた時には自宅からかなり離れた所にいた。これでは、万一兼正がすでに村を出ていた時に、追いつけなくなってしまう。
わたしはため息をついた]
[呼びかけられたのはそんな時だった]
……あ、先生。
解ってます。そのつもりです。
でも、やり残したことがあって。
……そう言う先生はどこへ?
喫茶店のマスター ディビッド・ライス
― 村→国道 ―
[村の出口、彼の車がタケムラ文具店の辺りに差し掛かった時。
その視界に、いつもは存在しないものが見つかった。車止めのようなものが道をふさいでいるのだ。
彼は、その手前で車を止めて、車外に出た]
コレは、一体何ですか?
[その声に応えるように、物陰からヘルメットを被った人影が表れた。大工の佐藤―いつもタケムラ文具店で井戸端会議をしている老人の一人だ。
元々は、もっと多人数でここを守っていたのだが、結局ここに屍鬼が出てくる事はなかった。そんな状態で火事が起こったことにより、他の面々はみな火事が気になって持ち場を離れてしまい、彼一人だけがここに残っていたのだ]
「あんた、喫茶店のとこの異人さんか。こんな夜中にどこへ行くんだね」
ワァタシィ、あの火事のこと、町に知らせに行くデスヨ。
こんなヒドい火事、電話だけじゃダメデス。誰かが行って話をしないとイケマセン。
[佐藤が『電話は線が切れて繋がらない』と伝えると、彼はさらに激昂して言った]
なら、なおの事、急いで町に伝えないといけないデショウ!
とっととコレをどかしマス!
[言いしな、彼は車止めを片付け始めた。
そもそも、本気で戦いになったとすれば、老人の佐藤と壮年の大男の彼では勝負にならない。彼が人ならば良し、もし「起き上がり」だとしたら、自分は無駄死にするよりも見た事をちゃんとみなに伝えなくてはいけない……。
そう考えた佐藤は、そのままやむなく一部始終を傍観し。
そして、彼は自分の大型セダンが通れるだけのスペースを作ると、再び車に乗り込み国道へ向かった]
コック 須藤暁
―屋敷―
おや、紫苑の旦那。
…伽耶さん、死んでしまったんですかぃ。
それとも…いや。何でもありぁせん。
[なりたくても屍鬼になれなかった娘の骸に、手を胸に当てて礼をした]
はい、村に、火を。
逃げるなら今の内でございやしょう。
[初めて目にしたときは、何処か濁った眼をした娘のように見えた。
自分達、いや、紫苑の旦那と行動を共にしてからは、生き生きとして。
こりゃあ、どっちの世界の方が活きているんだか、分かりゃしないと、笑って見ていた。
ただ寄り添い、ただ与え、ただ…]
いや。
今の内に、早く行きやしょう。
コック 須藤暁
さ。旦那。
早く行きやしょ。
俺が先に行きやすから。
[そう言って、また最上階へと足を向ける。
同じように樹に移り、そうして闇夜に紛れようと]
喫茶店のマスター ディビッド・ライス
―溝辺町、村はずれのコンビニ―
[彼は、道中で最初に見つけたコンビニに滑り込むようにして駐車し、公衆電話に飛びついて119番を回す。相手が出た刹那に叫んだ]
外場村で火災デス!火元は複数箇所と思われマス!
村の人間が消火活動に当たっていますが、至急応援を頼みマス!
ワァタシィですか?ディビッド・ライス、村の住人の一人デス。
現地は電話線も遮断されてオリ、ワァタシィは車で連絡に来まシタ。これから消防署行きマス、事情説明しマス!
[叩きつけるように第一報を告げると、再び車にのって消防署を目指した]
[…迷ったが、自分が見た不気味な血痕や血臭、あるいは高瀬が調べていたと思しき奇病の事は、今は口にしない事にした。まずは火事が第一だ。余計な事を言って消防を惑わせては、元も子もなくなりかねない。
まして、自分の奇妙な体調の事も伏せておく事にした。それは後で自分自身で解決すればいい問題だ。
そう思い定めて、彼は夜明け前の無人の道を、消防署へ向かって急いだ]
―溝辺町、消防署―
「ライスさん。今、現場から連絡が入りました。外場村の火災状況は確認されましたが…、しかし、すでに火は山にも燃え移っており、村内家屋への被害を防ぐ手立ては、極めて難しいと言わざるを得ません」
…………。
[消防署員の悲痛な知らせに、彼は、額に手を当てて首を振って大きく息を吐いた]
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