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―屋敷の傍の雑木林―
[草陰に潜んで屋敷の様子を見ていると、何かがおかしい。
目を細め、窓辺を窺う]
…あった。
[窓辺に小さな人形。それは、あらかじめ決めていた、屋敷を閉じたという印]
……く、そこまで危険が。
すいやせん。俺がお傍に居られないばっかりに
[>>*3私を消して――その言葉の意味が上手く頭に入って来なかった。
利用価値がなくなればその時には。それは彼女を生かしたその時から考えていたことだというのに。
それが彼女自身の口から出れば戸惑った]
何を――馬鹿な。
[それは言い出した彼女に対してか、躊躇う自分に対してか。
意のままに動く"人形"ならいくらでも作ることができる。用がなくなれば喰い尽くして来たし、今でもそれはできる。
しかし、いつでも殺せる伽耶を生かしてきた
――それが歪み]
(いつでも殺せる俺を生かしてきた)
お前が不要かどうかは、俺が判断する。
勝手に"俺のもの"を捨てようとするな。
[取り戻しかけた"いつも"が揺らいだ]
……災厄なんて……死なんて、理不尽なものなんだよ。きっと。
だから、死は怖いんだと思う。
いつ襲ってくるかわからないから。
あまりに絶対的だから。
[哲学のような言葉は、しかし確かな実感を伴っていて]
……有難う。
そう言って泣いて貰えるだけで、嬉しいよ。
少し、怖くなくなるような気がするよ。
[優しい声色と笑顔を以てそう語り]
……
[桜子の手が冷えてきているのを感じれば、包まれた手をするりと抜き、涙するその頭を黙って撫でた]
[わたしには生死観は、まだうまく理解できない。
ただ。
「あっち側」にあるべきだったはずの非日常がこうして目の前にある。その「理不尽」さは確かに感じ取れた]
[神威さんの手が離れて行く。
子供にするように撫でられ、わたしはうつむいて目を擦った]
……神威さん。
わたし、何をしてあげられますか?
どうしてほしいですか?
神威さんがそうして欲しいなら、わたし、わたし……、木杭を持ってきて、ます、けど……。でも、もっと痛くない方法があれば……いいんだけ、ど……。
[彼女とこの部屋に篭って、どれだけの時間が経ったのだろう。
ただ息を潜めるようなその時間は、かつての――村を作ることを決める前の日々の閉塞を思い出させた。
月夜の散歩に、時折心を休めても。
影にしか生きられないことに変わりはなくて。
まだ諦め切る気持ちにはなれない]
[まだどうにか。取り戻す道は――思案する中で]
伽耶……腹が減った。
[気持ちの何もかもと関係なしに、渇きが*こみ上げた*]
……私のために、桜子ちゃんの手を汚させる事なんて出来ないよ。
本当なら、誰にも汚させたくないけれど……
そういうわけにはいかないから。
[ふ、と首を横に振り]
桜子ちゃんは、私を好きでいてくれる。
屍鬼だと知っても、逃げないでいてくれる。
私のために、悲しんでくれる。
それで、十分だよ。
[静かな声で、語り聞かせるようにそう言った]
……ああ。じゃあ、一つだけ頼み事をしてもいいかな。
先生に会ったら、伝言をしておいて欲しいんだ。
「屍鬼は山入に潜んでいます」。それと、「母を宜しく」って。
会う事があればで、いいんだけれど。
[その内容が高瀬に伝われば、男の末路もまた彼に伝わる事だろう。だが、それで構わないと思っていた]
/*
序盤に「けど」って言っていた事に気が付いた。
うっかり口調変えミスだよ! よくある事。
桜子のお陰で幸せ度アップ切な度アップしました。
[神威さんは何気ないつもりだったのかもしれない。でも、その言葉を聞いて、わたしはとても……驚いた]
……絶対気付いてないと思ってたのに。
……いつから知ってたんですか、わたしが……神威さんのこと好きだって……。
[杭の提案を却下されたことは、内心ほっとしていた。
昼間の狩りの人たちのような……あんなことがわたしに本当にできるのか、解らなかったので]
……山入……が? じゃあ、わたし、あそこに夜に行っていたら……。
わ、解りました。おばさんのことも、ちゃんと伝えます。
……神威さんは、やっぱり一緒に来てはくれない、んですね。
夜も向こうは警戒している。
勿論、昼間は動けない。
見つかり難いところに、隠れるしかない。
…山入を、整理しておけ。移動手段も用意が居るな。
あぁ、もっと「人間」を狩らねばな**
これでも、三十五年も生きてきたからね。
結婚はとうとう出来なかったけれど。
[小さく悪戯に笑って言い]
うん、有難う。
ごめんね。もし目の前で殺されるような事にでもなったら……
辛いから。
[目を伏せる。桜子をこれ以上悲しませるような事は避けたかった。覚悟は決めていても、実際に杭を打たれたなら、己は苦痛にもがき叫んでしまう事だろう。そんな様を見せたり聞かせたくはなかった]
それに……実を言えば、怖いんだ。神社に行くのが。
神聖な場所や、道具や、ある種の模様や……
そういうものが、怖く感じるようになっているみたいで。
だから、そのせいでばれるかもしれないとも、思えて。
[一つ目の理由にも繋がる理由。男にとってみれば、存在の忌まわしさをより感じさせてくれるような、弱点]
堪えて行こうとは、思っていたんだけれどね。
……うん。何だかほっとして、気が抜けちゃったな。
[肩を竦めて、今度は弱く笑い]
くれぐれも、気を付けてね。
……桜子ちゃん。
[別れの言葉の代わりに名前を呼び、男は踵を返した。桜子を――平和な日々が続いていたなら、もしかすると恋人になっていたかもしれない少女を――背にして、歩き出し、すぐに走り出した。
己は直ちにでも村人に狩られるのかもしれない。あるいは屍鬼達に連れ戻されて、制裁を受けるのかもしれない。明るい展望などは欠片もなく、それこそ墓穴の如き未来を抱きながら、それでも先と比べればとても穏やかな気持ちで、男はただ、闇を*駆けた*]
― 神社 ―
[桜子から、山入が屍鬼の隠れ家になっているという話を聞く]
山入…そうか、あそこは孤立してしかも空き家だ。
隠れ家にするならもってこいだ…
桜子ちゃん、よく思いついたな。
[男は誰から聞いたか尋ねなかった]
よし、世話役たちと話しあおう。
全員で兼正に行く必要はない。
山入組と兼正組に分かれて行動しよう。
行動開始は…―――
コック 須藤暁
[その後、屋敷に戻れば…]
―屋敷の傍の雑木林―
[草陰に潜んで屋敷の様子を見ていると、何かがおかしい。
目を細め、窓辺を窺う]
…あった。
[窓辺に小さな人形。それは、あらかじめ決めていた、屋敷を閉じたという印]
……く、そこまで危険が。
すいやせん。俺がお傍に居られないばっかりに
夜も向こうは警戒している。
勿論、昼間は動けない。
見つかり難いところに、隠れるしかない。
…山入を、整理しておけ。移動手段も用意が居るな。
あぁ、もっと「人間」を狩らねばな**
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