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一旦戻りました…。ええ、先生の言うとおり、僕らの中でも現実になりましたよ。
どうしたのって言われましても、いや単に消毒だよ。ちょっと赤いのさ。それより御飯をくれないか、いや大丈夫、戻すなんて真似は1順巡ったよ。
[神社に戻った一行を、どんな目で見ていただろう。全員が、まるで手術後の医者のようだっただろうか、知恵の回る仲間が、アイデアを出したか。
午後の消毒は、>>4:32先生の指示で水道の修理に出向く事になった。午前のメンバーと多少入れ替えて向かった。]
……私はもう、罪を犯してしまったんだ。
救われたいだなんて、望めない。
救いなんて、ないんだ。此処にこうしてある限り。
死者は……死者でいるべきなんだ。
屍鬼は、墓に還るべきなんだ。
……私は……
私は、……
……なんで、こんな身に、なってしまったのか……
[男の口から、弱さが零れ落ちる。その目から、涙が零れ落ちる。温度のない、水のような涙。拭う事もなく、佇んで]
こっ、これは―。
[破損箇所を見て愕然とした。
周囲がどうした直せないか?と心配そうにしている。]
―はは、これなら十分お釣りが来るくらい直せる。
心配しなくていい、専門職にまかせなよ。
[軽口が強くなる。
水道の破損は、破壊ではなく、解体されていたことが下人だった。解体とは、知識が無ければ出来ないもの―。]
社長―!
生きていてください…。
[只の解体であるなら、構築もまた早くできる。修理の最中数日見かけぬ敬うべき上司の姿を思い浮かべ、臍を噛んだ。]
こっ、これは―。
[破損箇所を見て愕然とした。
周囲がどうした直せないか?と心配そうにしている。]
―はは、これなら十分お釣りが来るくらい直せる。
心配しなくていい、専門職にまかせなよ。
[軽口が強くなる。
水道の破損は、破壊ではなく、解体されていたことが原因だった。解体とは、専門的な知識が無ければ出来ないもの―。]
社長―!
頼むから、生きていてください…。
[只の解体であるなら、構築もまた早くできる。修理の最中数日見かけぬ敬うべき上司の姿を思い浮かべ、臍を噛んだ。]
[黙って首を横に振る。指で涙を拭い]
……駄目なんだ。
どうにか出来るものなら……人間と屍鬼が共存出来るものなら。
先生は、その道を探ってくれるだろう。
でも、そうじゃないから……こうなってしまったんだよ。
先生も……私が屍鬼になったと知ったら、私を殺すと思うよ。
すぐでなくとも、直接でもなくとも……
それは覚悟の上で、先生に会おうと思っていたんだ。
いや。思っている……のかな。
[神社がある、高瀬がいるだろう方向を見やりながら]
母さんは、私が死んでいるなんて思っていないだろうね。
生きていると、信じてくれているんだろう。
……とんだ親不孝を、してしまったよ。
[今度は自宅がある方を見やって。それから]
……怖い。
[また呟くように言った]
私は、怖いよ。
村で屍鬼狩りが起こっている……皆が変わってしまっている事が。
きっと知っている人達から、化け物と罵られる事が。
この胸に杭を打ち付けられる苦痛が。
二度目の死が。
でも、何より怖いのは……
生死の理から外れて、異形として存在している事なんだ。
誰かをまた襲って、殺してしまうだろうという事なんだ。……
もし、ここを捨てる事態になったら……。
私の存在を、"消して"欲しいの、貴方の手で。
[不要な物は全て消して来た。
今までも、きっとこれからも。
足手まといにしかならない自分は"不要な物"だから自分で"消す"つもりで居たのに……
どうしても紫苑の手で"消されたい"、そう願った。
自分は血を吸われても起き上がる事は叶わない。
彼に血を吸われて"消える"
それは彼自身に自分が不要な物として扱われ、
未練を残さずに消える為だけの、
ささやかな*我侭*]
― 夕方・神社 ―
[神社に戻ってくると、場はざわついていた。
何でも操られた人に襲われたらしい。]
まさかもしかして社長…?
[戻ってきた先輩も同じ見解だったようで、捕まえた人を見ていく。しかし望む顔は無かった。]
違うか…。
>>4:59先生…おねが、いや、いいです。
明日も消毒、やっていきますよ。だってそれなりに慣れました。
[聞いた話では、とうとう生きている者を大川氏が屠ったとか屠らないとか、錯綜した情報も流れてきた。皆の鬱憤はどんどん強く押し流されており、自分も例外ではない。
そんな中で自分だけが社長を生かせてくれとは言えない。もし起き上がっていたら、帰す。そこに弱音は吐けなかった。]
……、……、…………。
[何も言えなかった。
ただ、神威さんは、わたしとは違う場所に立っている、ということを強く感じた。
わたしでは想像もつかないような、理解もできないような、そんな絶壁の頂上のような場所に]
[吐き出せない言葉の代わりに、涙がポロポロこぼれた]
どうして……どうして神威さんなの?
神威さんは、こんな目に逢わなきゃいけないような、そんな悪い人じゃないよ。
神威さんはいつも優しくて、真面目で、しっかりしてて……。
こんなの、こんなのってないよぉ……。
[神威さんの手をつつむ、わたしの手もひんやりとしてくる。心地よいけれども、同時に恐ろしい。
これは人間の体温じゃない]
戻りたいよ、戻りたいよぉ。
神威さんは病院にいなきゃだめ。受付で笑ってくれなきゃだめ。皆が殺し合うなんて絶対におかしい。
いつもどおりでいい。平凡で変わらない日常でいいよ。それだけでいいのに。
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