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青年 雨宮紫苑は、院長 高瀬顕尚 を能力(襲う)の対象に選びました。
院長 高瀬顕尚は、水道修理業 遠藤明夫 を能力(封印する)の対象に選びました。
[神社で、桜子を見かける。今の状況は彼女の目にどう映っているだろうか]
桜子ちゃん。認めたくないだろうが…これが現実だ。
でも、これが終わればまたいつもの日常に戻るはずだ。
[男は踵を返し、村の世話役たちのもとに向かって行った]
−支倉製材所−
え……何してる、の?
[外が賑やかなのは、「消毒」のためだと思っていたのに。
様子が変わって来たのは、日が高く昇った頃合い。
わたしは、家の前を通り過ぎる声に、何気なく外を覗く。だが、腕を振り回し、のたうつように走るその男性の様子は、どこか異常で]
[だが、もっとおかしかったのは、それを追う人々。手に手に持つのは、今まさにこの製材所で作られている木杭だった。
人々は男性に追い付き、引き倒し、そして……]
いやぁぁ! やめて!!
[身の毛のよだつ、という表現が相応しい悲鳴があがり、わたしは両手で顔を覆った]
い……いやっ、いや! ひぃ、ひとごろし!
お父さん! お父さん! お父さん!
[納得の行く「理由」を考えた。
考えて、考えて、でも、どれもどこかおかしかった]
[外へ飛び出して行ったお父さんが戻って来て、まだしゃがみこんだままの、わたしの前に立った]
あ、あの男性が「動いていた」か?
どうしてそんなことを聞くのお父さん。
見たよ、わたし。叫んで、逃げてる男性を、追ってる人たちが捕まえて……酷いことを。
[そして、わたしは聞いたのだった]
元から死んでた……?
どういうこと、お父さん。死んでる人が逃げるわけないじゃない。
わたし、見たのよ。
……え。
その人は、昨日お棺に入れて埋めたハズ……じゃ。
−神社−
元に戻れる?
[だから、先生の言葉は、わたしには救いの糸のように思えた]
本当?
皆、元通りになる?
おかしくなっちゃった人も、村も…全部?
[先生を見送り、わたしはポケットに押し込んだ、お守りの片方のことを思った]
変なことが全部終わったら……言えるかな。
終わらせなきゃ……。
早く戻らなきゃ……。
[わたしは、安置されていた杭のひとつを、手にとった]
[傍らの女が何を思うか、それは知らない。
人間を喰らうこと、傍に人間を留めおくこと。矛盾する二つの事柄を全く別々に飲み込んでいる。
彼は、彼女が違う生き物であることを受け止めながら愛でている。
であるならば――彼女もまたそうであろうと。
時折、彼女が寂しさを滲ませることを意識のどこかでは見つけているのだろう。
だが、言葉にも思考にも明瞭にのぼることはない。
何かを避けているかのように。
食事が終われば。人を喰らう鬼が奥に潜んで、ただこの夜の世界を愛する夢が戻る。
ぐるりと店を見渡せば、BGMの色も変わる。
太陽に怯えて、夜に隠れて生きる世界の冷たさは、静けさは、月の世界。
月に酔うのも悪くはない]
なかなか……いい店だ。
伽耶、ここが屍鬼の村になったら、俺たちの時間にまたデートしよう。
[桜子から遠ざかりつつ男は思う]
以前と同じ…とはいかないだろうがな…
[失われた命は戻らない。一度縺れた糸は戻らない。
全く同じにはならなくても…絶望する明日よりは
救いがある。
そう…――
信じたかった……。]
―山入―
[屍鬼狩りが始まった外場村の片隅。屍鬼の拠点と化している場所、山入。日が昇り、再び沈んだ頃――男は、目を覚ました。覚める筈のなかった眠りから、覚めた]
……、
[ぼうっと、天井を見つめる。壁や床に視線を向ける。
まだ夢の中にいるかのようだった。此処は何処だろう。まず考えたのはその事だった。自分は何故此処にいるのだろう。自分は、一体何をしていたのだろうか。
記憶が混然としていた。医院。例の患者。兼正。家。母。瞳の捜索。夜道。様々な光景が、モザイク模様のように散り散りに寄せ集まって頭に浮かび上がっていった。
少しずつ、思い出す。確か自分は医院にいて、瞳の捜索に参加して、夜道を帰り歩いていた。それから、……それから?]
……
[それから、一体どうなったのだろう]
――道端――
["消毒"にまわる者たち。
人の姿をしたものを引きずり出し、杭を打つ、そんな作業を繰り返していれば肉体も精神も磨耗してくる。
集団が乱れてふと、ある一人の村人が仲間との距離が開いていることに気がついた。
だが、知覚した時にはもう遅く――唐突にそれは起こった。
ずぶり。包丁が、胸に深々と刺さるのを呆然と見下ろす。
刺された方も、そして刺した者もまた呆然としている。
虚ろな目で自分が何をしたのかも理解していない。
屍鬼――ではない。
その顔は村で多く死んだもののそれによく似ていた]
[屍鬼が人間を狩れば、人間が反撃をするのは当然のこと。
ならば、人間が屍鬼を狩れば反撃をするのもまた当然のこと。
生きる為の戦い――どちらにとっても。
放たれた"人形"はただ、武器を与えられ、殺せそうな人間を見つけたら殺すことだけを命じられて。
虚ろに徘徊を繰り返す。
流れを押し留める力には到底足りるものではないだろうが。
多少は、村人の力を削ぐものにはなろう]
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