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[周りの客が店を出て行くにつれ、紫苑が滲ませる悲しみの色。それに合わせて自分も言葉を飲み込み、少し暗い表情をしながら俯く。
ゆっくりと、少しずつ、空気の色を変えながら、去っていく数人の客はその話を耳にしただろうか]
[遠藤の言葉はもっともだった]
にわかには信じられないだろうが、今この村で起きているのは病気じゃない。
これを見てくれ。
[ビデオを再生する。そこに映るのは死んだはずの大田爺。心電図をまず男の腕に当て、正常に動くことを示してから大田の胸に当てる…しかし心電図が反応しない様がまず映る]
こいつはこの屍鬼となった大田爺にどんなことをしたのか記録した物だ
[そこにはちょっとした傷や、注射の痕がみるみる消えていく様子や、薬品を注入してもなんともない姿が映る。
やがて、あたりが明るくなると、それまで騒いでいた大田が死人のようにピタリと動かなくなる様子や、光が当たって爛れる様子まで映っていた。
そして…――最終的な“対処法”が映っていた]
コイツは薬品が効かない。物理的に心臓を突き破るしか対処法がない。血管系の破壊しかコイツを始末できる方法がなかった。
[反応は様々だっただろう。其れは排斥行為と怒る者もあれば、何だっていいあいつ等に頭にきてたんだ!と腕を鳴らす者もいる。病気はともかく屍鬼って流石に信じられない戸惑う者も居れば、ケア○でダメージ与えられるぞとゲーム感覚に捉える者も居る。
自身も、病気を持ってきたまでならあるかもしれないと思うのだが、如何せんそういうのは精々ゲームまでだろとしか思えなかった。]
先生…。僕らはその消毒とやらではなく、趣向を凝らした歓迎会でも開くんですか?
[先生は反応したかもしれない。
一つだけ言えるのは、信じられないという面子に対しビデオを見せたこと―。]
―夜、クレオール―
>>102 …ワァタシィ、若先生の言うのコト正しいかワカリマセン。デモ、ワァタシィの店、来るモノ拒まないデース。それがワァタシィのジャスティスデース。
アナァタァには失礼かもしれませんが、ワァタシィ、昼は店に日光をよく通しマス。ワァタシィも、たくさん日光浴シマース。若先生、それで影響なくなる、言ってマシタ。
…それでも、お昼のお客サン減ってしまったら、ワァタシィ、残念デスヨー。でも、アナァタァが夜この店に来るのコトは、いつでも歓迎デスヨー。
――回想、屋敷、居間――
[いつもの"ティータイム"
何気ない雑談のように、冷酷に指示を出す]
伽耶から聞いた話では、思いの外、あの医者は厄介なようだ。
――殺すか。
"人形"に指示を出しておけ。
病院の鍵は手に入れてあったな? あの"駒"だけに全ての資料の破棄はできんだろう。役所はもう落ちたんだろう?
そろそろ次の段階だ。
"この村で大量の死者は出ていない"
いいな。
歓迎会というよりも…虫送りだな。
だから杭を用意してもらったんだ。
もしかしたら用意してもらったものだけでは足りないかもしれない。
昼間はどこか暗いところに隠れているはずだ。空き家だったり農業用水の通路にもいるかもしれない。
それを探し出して…“対処してほしい”
これしか村を救う方法がない。
頼む。協力してくれ
[男は頭を下げて協力を頼んだ]
若い君たちの協力がほしいんだ。
もちろん町の長老連にも話をしたよ。
もし咎める者がいれば実際の屍鬼に触らせればいい。
あれは人間じゃないことがすぐ分かる。
体温がないからな。
[男は淡々と説明する]
[>>109あらゆる表情が一様に凍結へと様変わってゆく姿はドミノを倒した時の如く。何時の間にか用意されていたビニール袋はどれも異臭を放っていた。
死んだ筈の老体が出てきた時点できっと合成ってヤツだと言う輩も居たがそんな筈も無く。本物―と、心の何処かで認めざるを得なかった。]
本当、なのかよ…。先生これが、あのよそ者たちの病気にかかるってこと―。
[縋る表情で先生を見つめた者も居ただろう…しかし>>114>>115先生は至って本気の表情だった。真顔だった。冗談の範疇でやれることではない。追い討ちだった。]
病気にかかるんじゃない。
屍鬼に、分かりやすく言うと吸血鬼に生まれ変わってしまうんだ。
これは遊びでも冗談でもない。
そして、奴らの行動時間は夜…だから俺達は昼間動いて
“虫送り”をするんだ。
俺達の味方は太陽だからな。
[真顔で説明する男をどんな思いで皆は見ていただろう]
―自宅―
[男は一日中、布団の中でぼんやりと過ごしていた。飲食もろくにせず、ただ途中また薬を飲まされたり、かけられる声に曖昧な相槌を返したりするばかりだった。
夜、房子も眠り静まり返った家の中で、男は眠っていて]
さぁ、もうすぐ暗くなる。
奴らの行動時間だ。
お前たちは急いで帰るんだ、そして、
何があっても外に出るな。
誰に呼ばれても扉を開けるな。
[厳しい表情で伝える]
最後にひとつお願いがある。
俺はすでに兼正に狙われているはずだ。
だから奴らに殺されるかもしれない。
でも、絶対に虫送りはやめるな。
村を守りたいならな。
[>>119若者の中には、家族がこれと同じなのかもと零す者も居た。それを聞いて、周囲もはっとする。自身も直ぐに先輩と顔を見合わせ―社長の顔を脳内に映し出した。]
社長もまさかこんなになっちまうってことなのか。 それは、させれない。親父だってお袋だってそうだ。同じ目になんて合わせる訳には行かない…。
[俺はやる!と言い出した。田辺先輩だった。―村を守るんだ、手伝わせてくれ、よそ者の好きにさせるか、家族の敵討ちだ、家族を旅立たせたい、今から鞭の練習をしてくる、虫送りだ…それが皮切りで、次々に手を上げ…当然自分もだった。]
[無論虫送りに手を上げない者も居ただろう。
しかし先生の説明には、大概が頷いた。]
>>122わかりました。
一旦家に帰り、今日のところ絶対に開けません。
[各自、一様にして家に散開して行った。]
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