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学生 咲田瞳 は、突然死した。
院長 高瀬顕尚 は、女子高生 支倉桜子 に封印を施しました。
喫茶店のマスター ディビッド・ライスは院長 高瀬顕尚に投票を委任しています。
未亡人 瀧華伽耶は青年 雨宮紫苑に投票を委任しています。
水道修理業 遠藤明夫は院長 高瀬顕尚に投票を委任しています。
院長 高瀬顕尚 は 学生 咲田瞳 に投票した。
事務長 神威京斗 は 学生 咲田瞳 に投票した。
喫茶店のマスター ディビッド・ライス は 学生 咲田瞳 に投票した。
青年 雨宮紫苑 は 学生 咲田瞳 に投票した。
コック 須藤暁 は 学生 咲田瞳 に投票した。
未亡人 瀧華伽耶 は 学生 咲田瞳 に投票した。
女子高生 支倉桜子 は 学生 咲田瞳 に投票した。
水道修理業 遠藤明夫 は 学生 咲田瞳 に投票した。
学生 咲田瞳 に 8人が投票した。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
コック 須藤暁 は、事務長 神威京斗 の血を吸いました。
事務長 神威京斗 は、血を吸われ、血人 になりました。
現在の生存者は、院長 高瀬顕尚、事務長 神威京斗、喫茶店のマスター ディビッド・ライス、青年 雨宮紫苑、コック 須藤暁、未亡人 瀧華伽耶、女子高生 支倉桜子、水道修理業 遠藤明夫 の 8 名。
投票を委任します。
女子高生 支倉桜子は、院長 高瀬顕尚 に投票を委任しました。
夜中の内に、ひそやかに咲田瞳が死んでいた。
こんな若い娘までもが――村に動揺が走る。
やがて真相が明らかにされようとしていた――
―夜道―
[もうじきに家が見えてくるところだ。ほっとして緊張を弛めかけたところで――どきりとした。街灯の下に佇む人影が見えたからだ。体格の良い若い男。見覚えがない姿だった]
……
[反射的に踵を返しかけて、やめた。冷静に考えてみれば、怖れる理由などはない筈だった。あれは、恐らくは、兼正の住人の一人なのだろう。ああも大きな屋敷なのだから、あの二人の他にも誰かが住んでいると考えて自然だ。
そう思えば、跳ね上がった鼓動を落ち着けるように息を吐き]
……あの。……今晩は?
[そう、話しかけた]
[わたしの家は、材木屋だ。
自宅に隣接した製材所では、棺や卒塔婆など、死に関わるものを作っている。
それを恥じたことはない。
だって、村は樅の木に囲まれ、その樅の木がわたしの家に運ばれてくる。樅の木が死だとしたら、
村は 死 に囲われていることになってしまう]
[わたしは、わたしの家を死の商売だと思わない。
わたしは、わたしの村が死に包囲されているとは思わない]
[思って いなかった]
/*
頭パ━━━━(゚∀゚)━━━━ン!!!!で、ちょっと色々すっとんだ。
ただいま修正中、暫くお待ちください……。
BGM
猫叉Master - さよなら世界 「Far east nightbird LONG」
http://www.youtube.com/watch?v...
院長 高瀬顕尚は、事務長 神威京斗 を能力(封印する)の対象に選びました。
[街灯の下の男の後ろからするりと現れて。
薄闇の中で悠々と佇む。
意味有り気に目配せを送れば、彼の意を得て、須藤が前に出る。
そして――]
― 朝・病院 ―
[無言で杭を作り続ける男の元に電話が鳴り響く]
はい、高瀬…
[咲田からの電話だった]
……そうか。すぐ行く。
[受話器を置き、診察鞄を手にする]
[同じ遺体に何度対峙しただろうか。
しかし、今回は大学生だ。事情が違う]
「なんで、なんでうちの娘が!先生、助けてくれるって!!」
[ヒステリックに叫ぶ景子を宥めるように洋介が抱き抱える。
男は黙って検死を進めた。]
……雨宮さん。
[若い男の後ろから出てきた雨宮の姿に、瞬いた。が、すぐに安堵した。やはり推測は間違っていなかったのだと]
ええ、今晩は。
先日振りですね。
[故に普段通りの声色で、挨拶を返した。雨宮の若い男への目配せも、その動きも、見えはすれど意図などわからずに]
ああ、この男は須藤、と言いましてね。
一応、料理人などを名乗っているんですが。大変器用な男でしてね?
役に立つんですよ――色々と、ね。
[穏やかに、喋っている。しかし、その言葉に潜んだ不穏な気配に気づいただろうか。
しかし、逃げ出しても、もう――遅い]
─朝・支倉宅─
[寝づらかったはずだけど、それでもうとうとしてたのだろう。
窓の外の慌ただしい声と、緊迫した気配に、わたしは飛び起きる]
先生……?!
[窓から覗く隣家の様子は、尋常ではない。わたしはカーディガンをひっかけると、どうするという目的もないまま、家の前に飛び出していた]
/*
何故かこの曲を最初に聴いたときに、宮沢賢治の"よだかの星"を連想したんだよな。
"どうか私を連れてって下さい"
うん。これだよね。修正修正。
[目立った外傷は…例の瘡蓋だけだった]
やはり…“あいつ”か。
[瞳が兼正のほうに向かって行ったのは何人もの村人が見ている。となると、兼正が起き上がりの親玉か。
しかし、山の中で見つかったことを考えれば兼正が犯人だという証拠はない。]
[いやに暗い目のその奥に燃えるような光が宿る。
にやりと笑うその笑みが妖しさを孕んだものに変化していた]
院長先生にはお会いしましたよ。あいにく、お疲れのご様子で一方的な出会いになってしまいましたが。
ええ、ちょっと"食事"に伺わせてもらいましてね。
ああ、須藤さんと仰るのですね。
料理人……お抱えコック、というやつでしょうか。
[若い男の紹介を交えた、たわいもない会話だった。それなのに、一瞬、ぞわりとした感覚に襲われた。いつかも味わったような感覚だった。そう、初めて雨宮達と会った時のような]
……え、ええ。
どうぞ宜しくお願いします。
[それでも、快活に声をかけられれば、異常な感覚は呑み込んでしまって。詰まりながらも返事をし、須藤の手を取った。
そして、息を呑む。あまりに、冷たい手だった。生きている者のそれとは、思えないような。高瀬に会ったという雨宮の声が聞こえた。其処でようやく男は気が付いた。この場から逃げるべきだという事に。理屈以上に本能が警告していた。だが――
もう、遅過ぎたのだろう]
[食事、という言葉の意味に果たして男は気づいただろうか。
しかし気づいた頃には、彼もまた食事となる運命]
あなたにも、役に立ってもらいましょう。
……!
[須藤に手を引かれる。その口から、鋭い牙が覗くのが見えた。瞬間的に、様々な単語や光景が思い出された。吸血鬼。生ける屍。起き上がり。貧血を起こした患者。墓地。
そうだ、夜には、死者が起き上がり、生者を襲う。それが起き上がりの伝承だ。起き上がり。彼らは――]
……い、
[嫌だ。そう叫ぼうとした声は、牙によって止められる事になったか。須藤は振り払うには力があり過ぎた。逃げるには、近過ぎた]
怯える顔も、良いもんですねぇ
[もしも通行人や窓の内に誰かが居たとしても、不審には思われないように。
ゆっくりと、腕の中の男に頭を下げる。
その肩口に、牙を沈めていった]
――あ……
[肩口に須藤の顔が寄せられる。ずぶりと、鋭い物が肌に食い込む感覚がした。だが不思議と痛みは少なかった。恐怖も抵抗しようという思いも、薄れ遠ざかっていって]
時が止まる
あの悪夢が終わったように
この幸せが
止まる時が直ぐそこに
それは"彼の人"の紡ぐ凍る時か
または悠久の流れを紡ぐ人の営みか
いずれにせよ、自分の"時"は
――どちらに向かうことも許されない
[血を吸われた者は、暗示を与えられれば意のまま操られる"人形"となる。
それを彼らは"言い聞かせ"と呼んでいた。
起き上がった者は日のある内には動けない、が、"人形"は昼間に動くことのできる駒。
夢現の中で、言いつけを守る]
よく――言い聞かせておけ。
[ごくり。喉を鳴らし。
ごくり。渇きを癒した。
あぁ、これは。馳走だなぁ]
[牙を抜くと、身を離した]
大丈夫ですかぃ? 神威さん。
[旦那の言葉に頷く]
じゃあ、神威さん。どうしましょうかね。
『病院にある患者さんのリストでも、見せて貰いやしょうか』
…
[困ったように後頭部を掻くと、こんなもんで良いですかね? と紫苑の旦那の方を見やった]
院長 高瀬顕尚は、おまかせ を能力(封印する)の対象に選びました。
[血を吸われる間、男は何処か遠くを見つめていた。ぼんやりとした様子は、開放された後も変わらずに。白さを増した顔で、佇む。思考がうまく働かなかった。夢の中にいるようだった]
……、はい……
……はい。
[大丈夫かと問う声にも、指示らしき声にも、同じように頷いて]
[やがて必要なことは全て命じたと判断して]
これでいい。なに、全て成功しなくても構わない。
要は、病院内に手が入っている、その印象を与えれば。自ずとあの医者も抵抗は無駄だと悟るだろうよ。
や、そいつぁ良かった!
[旦那の言葉を復唱する]
おや、鍵は今貰った方が便利ですよね
それとも病院にある鍵を、持ってこさせるんで?
/*
この村は感触的に演劇色ですかね。故に原作に―気持ちが勇んでるのでは、という心配もあるのです。杞憂なら本当に余計なお節介ですね。
僕は全然問題ないです。特段、何時ものノリでやれてます―ただそれやりすぎると絡みが少なくなる弱点があるんですけど。
―回想・兼正の屋敷・居間―
[自分の"命令"に動き出す須藤を、表情を変えずいつもの笑顔で成り行きを見届ける。
場の雰囲気に馴染みきった彼女は、なんの疑問も抱かずに須藤の同席を認めただろう。
須藤が"食事"を始める。多分誰も気が付かない。
一瞬だけ
自分の表情がニヤリと歪んだのを――**]
"人形"は神威の他にも用意され始めていた。
僕たちに数を増やせ、と命じた為に、自ずと隠密性は減じてきている。
気づき始める村人もいるだろう。そろそろ伽耶一人では昼をまかない切れない。
屍鬼を増やす一方で、あえていただく血の量を抑えて、屋敷の住人の言うことをよく聞くようにと言い聞かせてある者たち。
村の細工に役立つことだろう。
[ふっと目が覚めた。何か夢を見ていた気もするが、あまり良く覚えてはいない。
しかし、何かを思い出して書棚へと向かい1冊の本を手に取る。
紫苑達が帰って来るまで、その本を読みながらゆるりと*待つ事だろう*]
─朝・支倉宅─
[寝づらかったはずだけど、それでもうとうとしてたのだろう。
窓の外の慌ただしい声と、緊迫した気配に、わたしは飛び起きる]
先生……?!
[窓から覗く隣家の様子は、尋常ではない。わたしはカーディガンをひっかけると、どうするという目的もないまま、家の前に飛び出していた]
/*
手に取った本は、勿論"よだかの星"ですね。
最後は自分の力で星になったよだか。
伽耶は自分の力で彼の闇に光る星になれるのでしょうか……。さ、寝よ。伽耶の疲労は実は自分のリアル疲労度を表してます(苦笑)ちょっと感情追い込みすぎて、寝れるかどうか微妙ですが(何)
― 昼間・村内 ―
[>>2:61先生と少し話をして、先輩と二人、気をつけますと答えた。そして社長をよろしくお願いしますと、改めて伝えた。また、帰る瀧華さんと目が合えば、なんと無しにたどたどしくお辞儀をしただろう。
先輩と一旦別れ、暑い日差しにうんざりして一度自宅に足を向ける。葬式に参列しなきゃならんのかなーと、溜息が漏れた。]
先生も大変そうだ、微妙に顔色が悪かったようにも見えたな。社長だけにかまってられない、貧血ならなおの事だよな。
[ぴたっと、足を止め、歩いてきた方角に首を向けた。]
貧血、って言ったよな。
風邪じゃないのか?
人が死ぬ風邪で貧血って何だ?
[神威から差し出された病院の鍵。
それをズボンのポケットの中へと押し込める]
[旦那に肩を叩かれ、照れ臭そうに頬を掻いた]
いえ、ありがとうございやす。
…じゃあ、神威さん。
また、「明日」。おやすみなさい。
[そうして、彼が帰るのを見送った]
[検死を終え、咲田邸を出ると桜子が立っていた]
桜子ちゃん…
[男は桜子に近づき]
瞳が、死んだ。
正確には、殺られた…“あいつら”に。
[見据えるのは兼正の方角。…ギシリと奥歯を噛み締めて、
その方角を*睨みつけた*]
― 夕・自宅 ―
そうですか、分りました。
僕も行きます。先輩に電話しますんで。
[葬式の手伝いに行こうかと準備していると、夕方に一本の電話が掛かってきた。>>2:34どうやら咲田さんの娘さんが居なくなったらしい。
葬式に出払っている家が多く、捜索隊の集まりが悪いとか。かく言うここも自分以外は既に葬式に行っている。]
狂犬がうろついているって言ってたな…。
万が一、かもしれない。
[自室に行き、長めの棒を護衛に持ってくる。胡散臭い通信教育で学んだ、言わばほぼ独学の棒術だが、無いよりましだろう。]
/*
結局前日の灰のやつ、分からなかったorz
これはエピで聞いた方が早そうだ。
んで、高瀬酷いこと言ってごめんなぁ。自分では高瀬ポジは無理だわ。ホントよくやってると思う……けど、赤で桃ってるとか勘ぐらないで(苦笑)(いや、ある意味桃に近いのかもしれないけど…(めそらし))
あーRP村。ゆおが言ってた通りガチよりも消耗激しいわぁ。RP村で胃が痛くなるってほんともう…。
― 捜索中 ―
先輩居ましたか?
―分りました、僕はこっちを探ります!
[自分は先輩とマンセルを組んで、周囲の捜索に当たった。捜索範囲が広く、空はいつの間にか綺麗なグレーに変わる。]
くそっ。
しょうがねえな。
[焦りで悪態をついた頃、遠くから先輩が人を呼べと叫んできた。居た―!と。]
>>2:35いたぞー!!
……わかりました。
[相談を経て出される指示に、機械的に反応を返す。その要求がどのような意味を持っているかなど、考えられなかった。当然、拒否しようとは思えなかった。
先程地面に落としていたバッグを緩慢な動きで拾い、中に入っていた合鍵を差し出す。家で片付けるつもりで持ってきていた幾らかの書類も共に差し出した。患者の状況について、ある程度はわかっただろう。他の細々とした指示にも頷いて]
……ええ、また明日……
お休みなさい。
[再び会おうという約束にも、容易に肯定を返した。それから男は二人の下を離れ、ふらりと夜道を歩いていった]
[彼女は先生とともに、病院に運ばれて行った。
互いの苦労を労い、残された捜索隊は解散となった。]
少なからず風邪じゃないってのは僕もそう思います。
ただ兼正の余所者のせいとは、決め付けるのは早い気がします。だとしたら伝染病を持ち込んだということでしょうか?
理屈っぽいと言われましても―じゃあ魔術みたいなヤツですか?ゲームじゃあるまいし―。いや、あり得ると言われても…。
[男手の会話の中には、兼正のせいだの、じっちゃに聞いてみるだの、色んな意見があった。
一つ総じて言えるのは、先輩も自分も、皆も不安がっていること。]
[本を読みながら、小さなため息を一つ。
紫苑達が出払ってるが故に、昼間並の静寂に、ため息がやけに大きく聞こえる。
今日はなんだか、朝まで起きていたい気分だ。
この村に来てから、少しばかり彼とすれ違い過ぎてる、そんな気がしていた。
出来れば、少しゆっくり話をして、自分がどうしたいかを伝えようと思った]
"仕事"を片づけてふと、あまり伽耶の相手をしてやっていないと気づく。
「家」を手に入れるのも中々難しい。
少しは――可愛がってやらんとな。
[帰宅してからは両親に捜索の事を伝え、その後は外に出なかった。ただ言えるのは、明日も会社がお休みするとのこと。]
給料削られないよな…。
[言いたくない事を言わないように。
素っ頓狂な独り言が、部屋の中に漏れた。]**
水道修理業 遠藤明夫が「時間を進める」を選択しました。
/*
どんどん身近な人を襲った方が、良いのかな。
と、思って、襲って見ました。
はい。
翌朝の桜子ちゃんの反応が楽しみです。
――いつとも知れぬ刻限――
[若くして突然に終わってしまった命。それは、本当に終わってしまったのだろうか。
常なる生者の世界であれば、死ねば終わり。そのはずだが。
ここは死者の国。理(ことわり)の外。
時として屍が起き上がる。
樅の林の中で――少女が起き上がれば。夜の住人たちは彼女を静かに迎え入れるだろう]
[本を読み耽っていると、気配を感じること無く不意に紫苑の声が聞こえて顔を上げた]
紫苑、お帰りなさい。少し転寝してたから大丈夫よ。
[いつもの笑顔を彼に向ける。優しく頭を撫でられ、少しの安堵と共に、自分が思っていた懸念を滲ませる]
紫苑、近い内に貴方の"人形" を借りたいの……。
今はまだ、その時では無いと思うのだけれど、もし寺を壊滅させるなら私が動かないといけないと思って……。
[自分にとって、紫苑と紫苑の忠実な僕の須藤以外の屍鬼や人形はどうとでも使える"駒"としか思っていない。
そんな事を顔色を変えずにサラッと言ってのけた]
―自宅→高瀬医院―
[帰宅した男の様子に房子は心配を見せていたが、少々疲れただけだと説明し、寝れば大丈夫だと床に向かえば、それ以上追求してくるような事はなかった]
[朝。高瀬が咲田家に向かった頃だったか、男は起床して]
……、
[普段と同じように支度を済ませ、高瀬医院へと向かった。院内に入ってきた男の姿を見て、近くにいた看護婦は挨拶をしようとして、ぎょっとした顔をした。男の様子が例の患者達と同じだったからだ]
……いえ。いいんです。大丈夫です。
先生は……瞳ちゃんが死んだようで、其処に? ……
そうですか……わかりました。……
[心配の声には首を横に振って。瞳の死を教えられても何の驚きも感慨もなさげに。そのまま受付へ向かおうとする男を、看護婦が引き止める。その姿にもただ暗い目を向け]
入院……
入院なんて、しません。
何か……
何も、ありませんでした。
[入院を仄めかす声と、何かあったのかと問う声。茫洋とした中で、その二つだけには奇妙に強い調子で否定を返した。駆け付けた戸田に押さえられ、男はひとまず休憩室のソファに座らされた。
中身がほとんど入っていないバッグとくしゃくしゃになった白衣とを膝の上に抱えながら、ぼうっと虚空を見つめて*いて*]
なんだ、そんなことか。
必要になれば、当然出すさ。
なに、一番の脅威は病院だ。それもじき……片がつくだろう。
[人形――本当にそんなことが言いたかったのだろうか。
正体は分からないが、言葉の端に何か硬質なざらつきを感じた。]
(気の、せい、か?)
まあ、"昼"はお前に任せている。必要と言うなら使うがいい。
― 病院 ―
[咲田邸から戻ると、戸田が走って耳打ちしてきた]
「神威さんの様子がおかしいです。“例の症状”に似ていて…」
[男の眉根が上がる]
どこにいる?
「休憩室のソファーに座らせています。
あと…神威さんが持っていったはずの患者リストがないんです。」
そうか…
[男は、神威のいる休憩室に向かった]
そんな事……って。大事な事よ。
奴らが、寺を拠点に動き始めたら、貴方は直接手が出せない。
いくら"僕"が大量に居ても威力は半減だし、"人形"は動きが緩慢。早めに対策を打っておくことも大事だと思うのだけれど?
[そう、本当は今はまだその時では無い。今掌握すべきは病院。それは自分もわかっている筈なのに、心のどこかで焦りが有るのか?
それは、自分自身でも、解らないままに……
必要と言うならと確言を得て]
電気系統に詳しい"人形"とか、居たかしら?
[具体的に使えそうな"人形"の事を聞きそれらの人形を借りる約束をした]
/*
いや、焦ってますよ気持ちは。
確実に事を終わらせた。という気持ちが有るのでねぇ。
すまんな、夜遅くまでつき合わせて。3:00頃内容を打ちかけて寝落ちてた。
未亡人 瀧華伽耶は、水道修理業 遠藤明夫 を投票先に選びました。
未亡人 瀧華伽耶は、喫茶店のマスター ディビッド・ライス を投票先に選びました。
[休憩室の神威はすでに見飽きるほど見た患者のそれと同じ顔]
何があったんだ?
[何も無いと譫言のようにつぶやく神威に苛立ちを隠せず、襟元を掴んで引き下ろすように首筋を露にした。
そこにあったのは“あの瘡蓋”]
じゃぁ、これはなんだ!!何もないわけ無いだろう!!
[怒鳴りつけるもうつろな目のまま何も答えない。
男は神威の目を見つめる]
(これは…催眠?)
[おそらく例の瘡蓋は吸血の痕。急激に血液が減れば意識レベルは低下するだろう、そこに何らかの催眠を施せば、吸血されたときの状況は“忘れる”のだろう。]
じゃ、入院するか。
[それは嫌だと言い張る。ここにきてこの“病気”の患者が病院に来たがらない理由を知る]
[仕方なく家に帰すことにした]
その状態で仕事をするのは辛いだろう。
もう帰っていいぞ。
[原因をつきとめても何もできないのが現状だった。
一応鉄剤とビタミン剤を処方する。
帰りたくないとゴネても無理やりにでも帰すだろう。]
─朝:咲田宅─
[先生の言葉>>31にわたしは息を飲む。先生の見る方向には、兼正の不気味な洋館がそびえている……]
瞳姉さん……瞳姉さんがどうして……。
何を言ってるの、先生……?
殺されたってどういうこと……あいつらって……?
[先生は「非日常(あちら)側」に行ってしまったんだろうか? わたしは必死に、「日常(こちら)側」のわたしが納得していい理由を探す]
あ……。
ウイルスか病原体か……あいつらってそういうこと?
病気に殺されたっていう。
そしてそれは、兼正の「よそもの」が持ちこんだっていうこと?!
[その理屈は、すんなり受け入れられた。
悪さをするのはいつも「よそもの」。
ケガレを持ちこむのはいつもの「よそもの」だ]
―明け方・屋敷―
[村に来てから、昼間行動する事で夜は先に寝ることが多かったのだが、今日は久々に彼らが眠りに付く時間まで付き合う事が出来た。
いつも通り、須藤が紫苑の棺桶の蓋を閉める]
須藤、あなたもそろそろ行きなさい。
[言われても言われなくても、眠りの時が迫る彼は自ら部屋へと戻っただろう]
[夜の間に紫苑から状況を聞き、そして彼の"人形"を借りる約束をした。本当なら、人の動きが少ない明け方の今、直ぐにでも動き出したいところなのだが、流石に体が付いてこない……。
少しだけ……と彼の眠る棺桶の横に座り込む。
そのまま、意識は深い闇の*中へ――*]
― 朝 ―
あー、朝飯は作っといてくれたんか。
いや夜更かししてないんだけどなあ、色々あってじゃないかなあ。
[昨日と同じ時間に起きた。母と異変について話し合い、互いの体の無事を確認した。]
まあ、村内を見てくるよ。
[食事を終えて外に出た。]
― 回想・咲田邸 ―
[ウイルスか病原体か…の言葉に]
いや…信じてもらえないだろうが…
おそらく“起き上がり”だ。寺の住職の言葉を借りれば“屍鬼”と言ったところか。
昨日大田爺が起き上がってる。
埋葬された人間が目の前に現れた。
トドメを刺す方法も見つけたよ。
ウイルスや病原体なら溝部で死んだ人間からも出るから
もっと大騒ぎになるはずだ。でも実際は原因不明だ。
だが、これが起き上がりによる吸血なら辻褄が合ってしまう。病気ではないから。
そしてその元凶はおそらく…兼正だ。
[高校生に話して理解されるものじゃないだろう。
それでも話さずにいられなかった。]
[看護婦の前には大田の遺体]
見ての通り、これは大田敏文だ。
昨日襲われかけた。
いわゆる起き上がりだ。
屍鬼とも言う。
[高瀬はビデオを再生する]
こいつはこの屍鬼にどんなことをしたのか記録した物だ
あと、手許の資料はこいつから採取した血液のデータだ。
[そこにはちょっとした傷や、注射の痕がみるみる消えていく様子や、薬品を注入してもなんともない姿が映る。
やがて、あたりが明るくなると、それまで騒いでいた大田が死人のようにピタリと動かなくなる様子や、光が当たって爛れる様子まで映っていた。
そして…――最終的な“対処法”が映っていた]
コイツは薬品が効かない。物理的に心臓を突き破るしか対処法がない。血管系の破壊しかコイツを始末できる方法がなかった。
[看護婦達に一連の説明を終えてから話を続ける]
あとは、これをどうやって村の連中に伝えるか。
もしかしたら、伝える方法もなく殺られるかもしれない。
もし伝えることができたとしても…誰も信じなければ、
この村は終わりだ。
[ため息をつき、天井を*仰いだ*]
先生……疲れてる気持ちは解ります。
でも、先生がそんな方向に逃げちゃいけないと思います。
わたし、先生は信じていい人だと思ってました。……ううん、今でも信じてます。
早く、「本当」の犯人を見つけて下さい。
兼正が悪いっていうのは、同意なんですけど……。
[社長が入院したとか、そんな話を聞いたため、見舞いに病院に向かった。]
は?どして?
いや、意味わかんない。
[途中支倉家の近くを通ると、思いがけない言葉を聞いた。
あまりの衝撃に、無意識に相手の肩を掴み、痛いと怒られた。慌てて謝る。]
だって、昨日見つけたときには生きてたんですよ。なのに、昨日の今日で、そんな、そんな。
[言葉を失い、小さく首を振る。]
夢じゃ、ないのか…?
ないんだろうな、うくっ、僕らのやったことは無駄になったのか。なったのか。
[現実を突きつけられて、目をきつく閉じた。涙が出そうになった。]
[話し合いの後、男は一人東屋で考え込む]
日常に入り込んだ非日常ほど理解されないものはなく。
それゆえに足元を掬われる。
何か、確証がなければ…それは説得力がない。
私は、血の抜ける感触が好きだ。
あの両親(とは呼びたくは無い人間達)の元、煩わしい催事から逃れられるのは、体調を崩した時だけだった。
一度だけ、目に付く位置に傷を付けた時は、拘束着を着せられ1週間監視された。
それ以来、傷を付ける場所は誰にも見られる事の無い、内太股。トイレに籠りナイフを突き立てる。
初めは痛みに顔を歪ませたものだが、常習化する頃にはなんの躊躇いも無く刺した。
成熟した女子の貧血など、珍しいものでも無く、誰も疑わない。ベッドに横たわり何も考えずに過ごす至福の時――
今でも、血の抜ける感触が好きだ。
自分が要らないと棄ててきた物を、必要としてくれる"人"が居る。
彼に血を吸われる度、思い出す解放感。まるで麻薬のように自分を蝕む感覚。
最後の時は、自ら?それとも――
[屍鬼の存在は分かったものの、実際本当に兼正が元凶なのか分からない部分もある。
兼正の奥方は昼にクレオールで会ったから屍鬼ではない。
しかし、旦那には会ったことがない。
神威が兼正の旦那に会ったと言ったのは夜の話だ。
もしかしたら…―――]
行ってみるか…
[男の推測が正しければ、
決して昼間に旦那が出ることはないだろう。]
―昼下がり・屋敷―
[ゆるりと目を覚ます。紫苑の棺の横で眠っていたようだ。
屋敷は静まり返っていて、棺も開いた形跡が無い事から、まだ日が有るのだと知る。
彼等と同じ様にはならない寂しさを少し感じながらも、自分にしか出来ない事が有ると言い聞かせ、身支度を整える為に紫苑の部屋を後にした]
― 兼正の屋敷 ―
[いつ見てもこの場にそぐわないと感じる洋館。
男は呼び鈴を鳴らす。
中から応対があれば]
この村の医者の高瀬です。
近くの往診のついでに寄らせてもらいました。
旦 那 さ ん にご挨拶したいと思いましてね。
[“旦那さん”を強調して*声をかける*]
青年 雨宮紫苑は、喫茶店のマスター ディビッド・ライス を投票先に選びました。
[身支度を終えた頃に呼び鈴が鳴った――
まだ日が有る、山入の"僕"では無い。"人形"達はここを訪れる事は無い筈]
(誰……?)
[玄関から出て、大門は開けずに隣の通用口を開けた。
そこに立っていたのは、>>61昨日クレオールで声をかけて来た高瀬だった]
こんにちわ、あら、昨日声をかけて下さった病院の先生ですね。何用ですか?
[いつものたおやかな笑顔を見せ問うた答えが「旦那さんいご挨拶」と来て、表情は微塵も動かさずに内心来たか……と思う]
そう言えば先生に、紫苑はまだ"ご挨拶"に伺ってませんでしたね。わざわざ来て頂き、恐縮です。
ですが、紫苑は連日の暑さで暑気あたりを起こして……。
持病の悪化も怖いので、引越し前の病院で頂いた持病の薬を飲んで"今 し が た "寝入ったところなんですよ。
せっかく来て頂いたのに、タイミングが悪くて申し訳有りませんね。紫苑が起きたら、先生が来てくださった事、伝えておきますね。
[柔らかな笑みを崩さず、尚且つゆっくりとした口調で、今は医者も必要無いと言い聞かせるように答えた。
普通に聞けば、なんら違和感の無い会話の筈だ。
高瀬は何か違和感を*感じただろうか*]
/*
ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwww
紫苑メモ見て盛大に噴いたわwwwwwwwwwwwww
そんな軽々しく愛してるとか、言っちゃイヤンw
伽耶のキャラこ壊れるからwいや、既に歪んだ愛情持ってますよ?w
/*
そういや紫苑、伽耶って
貴方を殺して、私も死ぬの!ってキャラじゃないでしょー。
貴方は死なせない、私が守るもの……(by綾波(違))
な、勢いですよ。
しかしそれも若干違うなぁ。だって全てが終わったら、貴方に幕引きを頼みたいんだもんw
――まだ綺麗と言われるうちに、時を止めて。貴方に喰われる事で、私が生きた証を残したい。
[持病の薬で寝入っていると言われ、少し顔を曇らせる]
それは大変ですなぁ。
ところで、持病の薬はなんという薬なんですか?
これからここで暮らすなら、
こちらでも用意しておいたほうが、いざという時に安心でしょう。
奥さんじゃ薬の名前が分からないなら
できれば薬を見せてもらえれば、外装フィルムでもいいんで。
[あくまでも善意の気持ちから聞いていると装う]
あwいwしwてwるwwwwwだとぅwwwwww
あの紫野郎wwwwwwwww
表でイチャつきやがってwwwwwwwwwwww
院長 高瀬顕尚は、喫茶店のマスター ディビッド・ライス を能力(封印する)の対象に選びました。
院長 高瀬顕尚は、喫茶店のマスター ディビッド・ライス を投票先に選びました。
事務長 神威京斗は、喫茶店のマスター ディビッド・ライス を投票先に選びました。
―高瀬医院―
[暫くして、高瀬が咲田家から戻ってきた。休憩室に入ってくる姿に視線を向ける。瞳について尋ねたり悼んだりする事はなく、かといって笑みもせず、挨拶すらせずに]
……何も、ありませんでした。何も……
[問い掛けにそう繰り返す。襟を広げて跡を露にされても、怒鳴り付けられても、驚きも竦みもせず、ただ眼前にある姿を眺めていた。その顔は気だるげなばかりで、何の感情も浮かばずに]
……入院なんて、しません。
大丈夫です。私は……
[やはり同じような事を繰り返しながらも、薬を処方され、追い出されるような形で男は医院を後にした]
―自宅―
[そうして男はおぼつかない足取りで自宅まで戻った。どうしたのかと尋ねる房子に、医院から帰された旨を説明する。明らかに平常ではない様子に、房子は昨晩よりも一層心配そうな顔をして]
「熱はないみたいだけど……
これじゃあ、先生だってそりゃ、帰れと言うわよ。
貧血……風邪なのかしらね。
……だから、ねえ。こういう時、独り身だったら困るでしょう? 私が死んだら……」
[心から息子の事を想う言葉にも、男は時折こくりと頷くばかりで、はっきりとした反応は見せず。そのまま着替えさせられ、薬を飲まされて、布団へと*寝かされた*]
[薬の名前を聞かれて、にっこりと笑みを浮かべつつ]
お気遣い感謝ですわ。
薬はベタメタゾン内服、アザチオプリンが主な薬です。
先生なら、薬の名前でどんな持病か、お分かりになりますよね?
また薬が切れそうになったら相談しに行きますね。
そう言えば、そろそろ午後の診療時間が始まる頃ではないですか?最近患者さんが多いと噂は聞いておりますし、そろそろ戻られては?
[表情一つ変えず、言い澱む事無く、じっと高瀬の目を見て心配そうに声をかけた]
― 兼正 ―
あぁ、あとひとつだけ聞いていいですかね?
旦那さんの持病は太陽の光に弱いってやつとか?
あれは大変な病気ですからねぇ。
[さも重病であるかのように心配した顔で尋ねる]
/*
ポルフィリン症について調べてる間に何か展開されてた。
つか原作内の病気に関する記述見てくる方が早い件。
事前にそれぐらい用意しておかないと駄目だよね、ごめんなさい。
一応手元には付箋だらけの原作があるんだけど……女性の方が多い病気だったので日和って、日光に当たれない病気ってことで詳しいことはいいやと置いてしまった私が悪かったです。
[内心は、高瀬が探りに来ていると感じながらも、表情には全く出さず]
えぇ、流石先生。お話が早いですね。
でも今はだいぶ落ち着いて必要最小量維持まで来ているので、無理さえしなければ大丈夫ですよ。
[安心してくださいと言わんばかりに、小首を軽く傾げつつふんわりとした笑顔で返す]
[落ち着いているという言葉に相好を崩し]
そうですか。それはよかった。
難病の旦那さんを支えるのは大変でしょう。
奥さんも弱いみたいだし、
何かあったらすぐに来て下さい
[にこやかに言うと兼正の家を後にする]
― 支倉材木店 ―
[材木店に着くと、主人の義雄に地区の代表を呼んでもらうように頼んだ]
今回の原因不明の病気なんだが、もしかしたら解決策があるかもしれなくてね。
[やがて村の代表達があつまると]
さっき兼正に寄ったんだ。あそこの旦那は日光に弱い難病だったよ。だから昼間でも寝込んでいるようだ。
慢性的なものなら命に別状はない。
ただ、劇症型というものもある。
こんなことは言いたくないが、もしかしたら知らず知らずのうちに旦那の難病が劇症型として村に広がったのかもしれん。
[一呼吸置いて]
そこで、村中を“消毒”したいんだ。
これで確実に消えるという確証がないが、
やって見る価値はある。
協力してもらえないか。
――夜半、とある家――
[家の前には、引越し屋のものと思しきトラックがあった。
それは、そう、兼正の住人がやってきた時の、あのトラックと同じロゴが入っている。
引越し――このような夜中に?
気づいた近所の主婦がおやと首を傾げる。
夢に浮かされるようにぼうとした目の住人がふらりと現れて。]
『この所……村がおかしいでしょう?
伝染病かもしれないって噂も……怖くてね……
都会に住む娘が……呼んでくれましてね』
[それまで何の素振りもなく、突然のことだったが。
本人がそう言うのであれば、それ以上何も言うことはできず。
ふらり――ふらりとトラックに乗り込むのを見送った。]
[村は幾分、空き家が増えたようだった]
[突然の辞職や、引越し――死者の数が減っても。何故か村の住人が減っていく。
昨夜新たな獲物となった男も恐らくは、夜中にひそり、姿を消すのだろう]
あと支倉さんには消毒したあとの目印になる境界杭を用意してもらいたい。
あと…一番重要なこと。
作業は“明るいうちだけ”にするんだ。
できた杭は“神社の境内”に置いておいてくれ。
験担ぎじゃないが、お祓いしてから使いたいからな。
[すごく大掛かりな物になることを訝しがる者がいれば
“本当の目的”を説明する]
[この集まりには桜子も顔をだしていたかもしれない。
そして地区代表の水道屋社長代理として来ていた遠藤をみかけると]
君はクレオールで見た人だね。
このあと一緒に来てもらえるかな?
[一緒に病院に来るように促した]
―屋敷内→紫苑の部屋―
[急な高瀬の来訪で、今日は借りた"人形"を使っての作業は出来ないと思った。時間は既に夕刻。
珍しく硬い表情を浮かべ、足早に向かうは紫苑の部屋。
彼が起きて来るまで、部屋のソファーで待つことだろう]
―屋敷内→紫苑の部屋―
[急な高瀬の来訪で、今日は借りた"人形"を使っての作業は出来ないと思った。こんな日の高い内から"人形"を動かせば、いくら人の少ない村とは言え目に付くだろう。動くなら、明日の早朝……。
珍しく硬い表情を浮かべ、足早に向かうは紫苑の部屋。
彼が起きて来るまで、彼の部屋のソファーで待つことだろう]
[遠藤にはなるべく若い仲間を集めてくるよう頼んだ。]
集まってくれてありがとう。
遠藤くんには消毒の話をしたが、
これには裏の意味があるんだ。
実は兼正の家に“昼間に踏み込む”ための口実なんだ
旦那の難病はおそらく嘘だ。
旦那の正体は…――
[屍鬼の説明。そして、説明だけで信じない人には
“証拠ビデオ”を見せた。]
―回想・2日目クレオール―
[>>2:24で声をかけたマスターから出されたオススメは>>2:22麦茶と水羊羹だった。
前日に軽く聞いたお寺の話を尋ねる。
最初は何気ない朝のお勤め話から、朝境内の掃除に来ている人数や、お寺にどんな人が居るのかを少しずつ尋ねる。
葬式の絡みで、若御隠はよく出払うが、その他の人間にはあまり動きは無さそうだ。やはり今は手が出せない。もし手を出すのなれば、この村がほぼ屍鬼だけの村になってから……人の手で中に居る人間を引きずり出す他無いと思った。
この話はきっと、他の人の目から見ればお寺好きなマスターがお寺を知らないという自分に、一生懸命お寺の素晴らしさを一方的に話てるようにしか見えなかっただろう。
そんな話に一区切りが付いた頃、高瀬に声をかけられ>>2:52話をした]
―クレオール―
[彼も、人づてに>>72の提案を聞いた]
オー…、病気、カゼではなかったのデスネー。村中を日光で消毒するのハナシ、ワカリマシター。ワァタシィもお手伝いしマスヨー。
>>74 …シカァシィ、この暑いのに、夜に窓を開けないの、ツライネー。出歩けないのも、ツライネー。マア、覚えておきマショー。
[人を介する分、末端まで話が伝わる頃には、高瀬の念押しも効果が薄いものにならざるを得なかった]
喫茶店のマスター ディビッド・ライスが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
喫茶店のマスター ディビッド・ライスは、院長 高瀬顕尚 に投票を委任しました。
[準備に奔走しつつ男は思う]
これが成功する確率は下手すると半分ない。
それでも、できるだけのことをやるしかない…
どこで崩されるかわからない…
そんな不安だってなくはない。
でも…だからこそ…
[男にとっては村を動かすことができただけでもいいと思っていた。]
─回想:咲田宅前─
[先生の後ろ姿を見送った後、声をかけられて振り向いた。咲田のおじさんだ]
おじさん……あの、あの……瞳姉さん……!
[わたしは、ただ、口ごもるしかなかった]
[山入のアレ。やまない怪異。眠れない夜。瞳姉さんの死。先生の乱心。
わたしは疲れていた]
母さん……今日も学校、お休みしていい?
[過保護な両親が、却下するはずがないと知っての小さな我儘]
――夜、クレオール――
[店に入ると、客の視線の集まるのを感じた。
昼間の医師の話が知れ渡っているのだろう。その視線には単なる余所者に向ける以上のものが含まれていた。
伽耶が誘いに応じていれば、彼と腕を組む彼女の姿にもまた目が行っただろう。
彼の病が伝染性の病気であれば――彼女が平然と触れていることに違和感を覚えるのではなかろうか。
店内がざわりと揺れた]
[平日に休むという「非日常」を、わたしは「今日は平日ではない」と思いこむことで、緩和しようとした。
大きな麦わら帽子をかぶり、水色のワンピースを着る。
病院に行く気はしなかった。代わりに近所の農家の、畑を
手伝う。夏野菜で忙しい季節に、人手が断られるはずもなく]
……地区代表会? 高瀬先生が?
[そんな折、お昼休憩の時にその話を聞く]
……先生、まさかあの「妄想」を皆に話すつもりじゃあ。
[先生が心配……より正確に言うと憐れだった。
間違った「あっち側」に踏み込んでしまった先生が]
ぶw発言24回とかwwwどんだけ喋っとんねん。
つかwwwどれだけ流れ作らせる気?
これで屍鬼がすんなり勝ったらいやだわ。
そう、勝てなくてもいいけど、一矢報いたかった。
だって…頑張ってるもん><
だからここから屍鬼が村をバラバラにしてもいいし
遠藤がこんなのやだって逃げても驚かないし。
出来る限りのことをしました〜でもダメでした〜
でもいい。ある意味自分やりたい事やりきったし。
[>>86 雨宮の姿を見ても、彼はいつもの通りの態度で対した]
イラッシャーイ!
お酒にしマスカー。ビールと、いいツマミがアルヨー。冷たいお茶とお菓子もイイヨー。
[…しかし、店内のほかの客の様子は収まらない]
― 回想・材木店 ―
[桜子の質問に答える]
劇症型というのは病気の進行が非常に早くなることを言う。
慢性疾患なら数年かけて悪化が進行するものが劇症型だと下手すると数日のうちに同じほど悪化してしまう。
そうなると体は耐えられなくなって死に至るケースがある。
空気感染については確証はない。ただ、一連の“病気”は兼正の人間が越してきてからそれこそ劇的なペースで広がっている。
だからこそ“消毒”するんだ。してみるんだ。
―夜、クレオール―
[やがて、客の一人が無表情のままで立ち上がり]
「オレ、今夜はこのくらいにしとくわ。マスター、またな」
[と言って金を置き店を出て行ったのを皮切りに、あるいは口の中でもごもごと何かを言いながら、あるいは冷ややかな無言のままで席を立ち…
店の中には彼と、兼正の者だけが残された]
―夜、クレオール―
[彼はいつもの笑顔のままで、小さく嘆息し]
サテ、何にシマスカー。
今夜はアナァタァの貸切デスヨー。
[わざとらしく両手を広げて雨宮に言った]
女子高生 支倉桜子は、喫茶店のマスター ディビッド・ライス を投票先に選びました。
―夕刻、屋敷の一室―
[紫苑の起床を待ちながら、ソファーでまた転寝をしていたようだ。
カタリ、と音がしたのに気が付き、不意に意識が覚醒する。今日の収穫は高瀬の来訪のみだ]
紫苑おはよう。ごめんなさい、今日は結局屋敷から出ていないの。
出かけようと思った時に、高瀬が尋ねて来たわ。
[高瀬が尋ねて来た時の事を、詳細に報告する]
あの男、危険よ。
[そう小さく呟いた]
― 午前・炉端 ―
>>51臨時休業だってよ…。
なんかなあ、見舞いくらいは来れるんだろうけど流石に出直そう。
[臨時休業の張り紙に、ため息を付いて一旦引き上げる事にした。]
そういえば、あの人、事務の人だったような気がするんだけどな。気のせいか…?
[道中、>>65帰る事務長を遠目から見かけたようなきがした。]
― 昼下がり ―
ああごめんなさい、ちょっと病院に社長の見舞いに…。
[時間をずらして、再び病院に向かう最中、支倉材木店の傍を通ると、村のおじさんが現れた。]
いや、代表と言われましても。
僕より先輩が居るでしょう、序列的にもそっち―急ぎって、電話くらい、ちょ
[腕をつかまれて、集会場の中に強引に引き摺りこまれた。]
コック 須藤暁は、事務長 神威京斗 を能力(吸血)の対象に選びました。
コック 須藤暁は、喫茶店のマスター ディビッド・ライス を投票先に選びました。
―夜、クレオール―
>>93 オー、お菓子ネー。今日は薄皮饅頭アルヨー。ナツのアツイ時には、甘いものイイネー。麦茶も一緒デース。
─黄昏時:神社─
[近所の数人と一緒に、運んできた杭を境内に安置する]
これだけあっても足りないって……、先生、どれだけの「消毒」をする気なんだろう?
[おじさんたちと話しながら、神社を後にする。
帰りにふと思い立って、社務所に寄る]
お守りが欲しいんです。
え? 恋の成就じゃなくて……健康祈願をひとつ。
……あ、やっぱり恋の成就もひとつ。
お香が入ってるの? わ、素敵。
[瞳姉さんがあんなことになってるのに、不謹慎だと思いつつも……。このくらいの楽しみがあってもいいよね、と
自分に言い訳して]
[医者―先生の言う事は、理解できなかった。>>72>>74何らかの病気って。日光に弱い?どっかで聞いたような。しかも杭って何だろう。杭って。聴いたことの無い病気、夜出歩くな。さっぱり分らない。
そんな折に、何故か先生は>>78自分を指名した。
周囲にはおじさん達―少なからず年上―が居るのに。]
>>80いやまあ…わかりました。
友達とか集めればいいんですね。
ちょっと電話借ります。
[やんややんやとからかいのような言葉を投げられた。
ご指名を受けた以上引き受けない分けにも行かず、寧ろ社長の見舞い行けばいいやと気楽だった。]
[不安と、わずかに不快を滲ませて、それでもかろうじて笑顔の状態に保っている。そんな表情で。
伽耶と、マスターの顔を交互に見て、そして席を立とうとしている客をちらと見れば。
気まずそうに目を逸らしたようだった]
え、僕から病気が移ってる? そんな話が広まっているのですか……
おかしい、ですね。遺伝性の病気ですから、そういう目には、慣れていますが。
[悲しげに目を伏せる]
伝染するような病気じゃないことは、お医者様なら分かるはずなのに。いい先生と、聞いていたんですけどね。
[病的な白い肌が店の明かりの元ではよく分かる。男が病気であることは疑いの余地なく見て取れることであったろうが]
─現在:支倉宅─
[夜が来た。
今日は誰が しぬ のだろうか……]
[そう考える自分にハッとする。
違う、こんなのは「日常」ではない。人は死なないし、明日はいい日だ。そうでなければならない]
先生……。
[暗く影の落ちる、兼正の方角を見る]
「よそもの」なんて、早く「消毒」されちゃえばいいのに。
―夜―
はい、ゴチソウサマ。
いやぁ、皆さん健康的で、とても美味しいですよ。
このリストがコチラに渡ったのは先生も知っているはず。
端から……ねぇ。
[先輩方、この村の後輩、知ってるだけ集めた。皆々最近不安がってる連中であり、病院で病気の治療のお手伝いだと言えば勇んで集まってきた。うつらないかななんて言うのもいたが、矢張り来た。
やってやろう、俺に出来る事なら、これを機に賢者に転職するぜ、各自が思い思いを口にしている。自身も賛成だった、村がそれでどうにかなるなら。
しかし、集めた張本人の言葉には、>>80想像の斜め上を行く言葉だった。]
先生、おっしゃる意味がよく分りません…。
この病気は、伝染するようなものではありません。
聞いた話では、風邪のような症状なのでしょう?
のたうつような苦痛を味わう夜を、知りも、しないで……
[感情を露に震える姿を客はどう思ったか――
件の"ビデオ"を見た者にはどうにもならないが、ただの伝染病と伝え聞いた者には、違うのではないかと種を撒くぐらいはできただろう。]
[周りの客が店を出て行くにつれ、紫苑が滲ませる悲しみの色。それに合わせて自分も言葉を飲み込み、少し暗い表情をしながら俯く。
ゆっくりと、少しずつ、空気の色を変えながら、去っていく数人の客はその話を耳にしただろうか]
[遠藤の言葉はもっともだった]
にわかには信じられないだろうが、今この村で起きているのは病気じゃない。
これを見てくれ。
[ビデオを再生する。そこに映るのは死んだはずの大田爺。心電図をまず男の腕に当て、正常に動くことを示してから大田の胸に当てる…しかし心電図が反応しない様がまず映る]
こいつはこの屍鬼となった大田爺にどんなことをしたのか記録した物だ
[そこにはちょっとした傷や、注射の痕がみるみる消えていく様子や、薬品を注入してもなんともない姿が映る。
やがて、あたりが明るくなると、それまで騒いでいた大田が死人のようにピタリと動かなくなる様子や、光が当たって爛れる様子まで映っていた。
そして…――最終的な“対処法”が映っていた]
コイツは薬品が効かない。物理的に心臓を突き破るしか対処法がない。血管系の破壊しかコイツを始末できる方法がなかった。
[反応は様々だっただろう。其れは排斥行為と怒る者もあれば、何だっていいあいつ等に頭にきてたんだ!と腕を鳴らす者もいる。病気はともかく屍鬼って流石に信じられない戸惑う者も居れば、ケア○でダメージ与えられるぞとゲーム感覚に捉える者も居る。
自身も、病気を持ってきたまでならあるかもしれないと思うのだが、如何せんそういうのは精々ゲームまでだろとしか思えなかった。]
先生…。僕らはその消毒とやらではなく、趣向を凝らした歓迎会でも開くんですか?
[先生は反応したかもしれない。
一つだけ言えるのは、信じられないという面子に対しビデオを見せたこと―。]
―夜、クレオール―
>>102 …ワァタシィ、若先生の言うのコト正しいかワカリマセン。デモ、ワァタシィの店、来るモノ拒まないデース。それがワァタシィのジャスティスデース。
アナァタァには失礼かもしれませんが、ワァタシィ、昼は店に日光をよく通しマス。ワァタシィも、たくさん日光浴シマース。若先生、それで影響なくなる、言ってマシタ。
…それでも、お昼のお客サン減ってしまったら、ワァタシィ、残念デスヨー。でも、アナァタァが夜この店に来るのコトは、いつでも歓迎デスヨー。
――回想、屋敷、居間――
[いつもの"ティータイム"
何気ない雑談のように、冷酷に指示を出す]
伽耶から聞いた話では、思いの外、あの医者は厄介なようだ。
――殺すか。
"人形"に指示を出しておけ。
病院の鍵は手に入れてあったな? あの"駒"だけに全ての資料の破棄はできんだろう。役所はもう落ちたんだろう?
そろそろ次の段階だ。
"この村で大量の死者は出ていない"
いいな。
歓迎会というよりも…虫送りだな。
だから杭を用意してもらったんだ。
もしかしたら用意してもらったものだけでは足りないかもしれない。
昼間はどこか暗いところに隠れているはずだ。空き家だったり農業用水の通路にもいるかもしれない。
それを探し出して…“対処してほしい”
これしか村を救う方法がない。
頼む。協力してくれ
[男は頭を下げて協力を頼んだ]
若い君たちの協力がほしいんだ。
もちろん町の長老連にも話をしたよ。
もし咎める者がいれば実際の屍鬼に触らせればいい。
あれは人間じゃないことがすぐ分かる。
体温がないからな。
[男は淡々と説明する]
/*
徹底抗戦ですな。
んー出遅れた、今一歩出遅れた。今朝やはり人形使って電気系統いじるべきだった。
くそう、高瀬仕事が速いな。( ゚∀゚)o彡゚折檻!折檻!
[>>109あらゆる表情が一様に凍結へと様変わってゆく姿はドミノを倒した時の如く。何時の間にか用意されていたビニール袋はどれも異臭を放っていた。
死んだ筈の老体が出てきた時点できっと合成ってヤツだと言う輩も居たがそんな筈も無く。本物―と、心の何処かで認めざるを得なかった。]
本当、なのかよ…。先生これが、あのよそ者たちの病気にかかるってこと―。
[縋る表情で先生を見つめた者も居ただろう…しかし>>114>>115先生は至って本気の表情だった。真顔だった。冗談の範疇でやれることではない。追い討ちだった。]
>先生act
うん……でもね……。
このさっちんの父だから、やっぱり「異常」なほどに「日常」に固執すると思うんだあ。
まあ、この辺はNPCだし、状況にあわせてもらおうかな。
病気にかかるんじゃない。
屍鬼に、分かりやすく言うと吸血鬼に生まれ変わってしまうんだ。
これは遊びでも冗談でもない。
そして、奴らの行動時間は夜…だから俺達は昼間動いて
“虫送り”をするんだ。
俺達の味方は太陽だからな。
[真顔で説明する男をどんな思いで皆は見ていただろう]
―自宅―
[男は一日中、布団の中でぼんやりと過ごしていた。飲食もろくにせず、ただ途中また薬を飲まされたり、かけられる声に曖昧な相槌を返したりするばかりだった。
夜、房子も眠り静まり返った家の中で、男は眠っていて]
さぁ、もうすぐ暗くなる。
奴らの行動時間だ。
お前たちは急いで帰るんだ、そして、
何があっても外に出るな。
誰に呼ばれても扉を開けるな。
[厳しい表情で伝える]
最後にひとつお願いがある。
俺はすでに兼正に狙われているはずだ。
だから奴らに殺されるかもしれない。
でも、絶対に虫送りはやめるな。
村を守りたいならな。
そういえば、おとといくらいから、「別窓表示」が機能したいんだけど、わたしだけ?
昨日は、この村だけおかしくて、別の村のは反応したんだけど、今日はどの村でもダメみたい。
PCつけっぱが原因なのかなあ。
一度再起動して、それでもダメなら、報告してみよう。
[>>119若者の中には、家族がこれと同じなのかもと零す者も居た。それを聞いて、周囲もはっとする。自身も直ぐに先輩と顔を見合わせ―社長の顔を脳内に映し出した。]
社長もまさかこんなになっちまうってことなのか。 それは、させれない。親父だってお袋だってそうだ。同じ目になんて合わせる訳には行かない…。
[俺はやる!と言い出した。田辺先輩だった。―村を守るんだ、手伝わせてくれ、よそ者の好きにさせるか、家族の敵討ちだ、家族を旅立たせたい、今から鞭の練習をしてくる、虫送りだ…それが皮切りで、次々に手を上げ…当然自分もだった。]
[無論虫送りに手を上げない者も居ただろう。
しかし先生の説明には、大概が頷いた。]
>>122わかりました。
一旦家に帰り、今日のところ絶対に開けません。
[各自、一様にして家に散開して行った。]
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