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[看護婦の前には大田の遺体]
見ての通り、これは大田敏文だ。
昨日襲われかけた。
いわゆる起き上がりだ。
屍鬼とも言う。
[高瀬はビデオを再生する]
こいつはこの屍鬼にどんなことをしたのか記録した物だ
あと、手許の資料はこいつから採取した血液のデータだ。
[そこにはちょっとした傷や、注射の痕がみるみる消えていく様子や、薬品を注入してもなんともない姿が映る。
やがて、あたりが明るくなると、それまで騒いでいた大田が死人のようにピタリと動かなくなる様子や、光が当たって爛れる様子まで映っていた。
そして…――最終的な“対処法”が映っていた]
コイツは薬品が効かない。物理的に心臓を突き破るしか対処法がない。血管系の破壊しかコイツを始末できる方法がなかった。
[看護婦達に一連の説明を終えてから話を続ける]
あとは、これをどうやって村の連中に伝えるか。
もしかしたら、伝える方法もなく殺られるかもしれない。
もし伝えることができたとしても…誰も信じなければ、
この村は終わりだ。
[ため息をつき、天井を*仰いだ*]
先生……疲れてる気持ちは解ります。
でも、先生がそんな方向に逃げちゃいけないと思います。
わたし、先生は信じていい人だと思ってました。……ううん、今でも信じてます。
早く、「本当」の犯人を見つけて下さい。
兼正が悪いっていうのは、同意なんですけど……。
[社長が入院したとか、そんな話を聞いたため、見舞いに病院に向かった。]
は?どして?
いや、意味わかんない。
[途中支倉家の近くを通ると、思いがけない言葉を聞いた。
あまりの衝撃に、無意識に相手の肩を掴み、痛いと怒られた。慌てて謝る。]
だって、昨日見つけたときには生きてたんですよ。なのに、昨日の今日で、そんな、そんな。
[言葉を失い、小さく首を振る。]
夢じゃ、ないのか…?
ないんだろうな、うくっ、僕らのやったことは無駄になったのか。なったのか。
[現実を突きつけられて、目をきつく閉じた。涙が出そうになった。]
[話し合いの後、男は一人東屋で考え込む]
日常に入り込んだ非日常ほど理解されないものはなく。
それゆえに足元を掬われる。
何か、確証がなければ…それは説得力がない。
私は、血の抜ける感触が好きだ。
あの両親(とは呼びたくは無い人間達)の元、煩わしい催事から逃れられるのは、体調を崩した時だけだった。
一度だけ、目に付く位置に傷を付けた時は、拘束着を着せられ1週間監視された。
それ以来、傷を付ける場所は誰にも見られる事の無い、内太股。トイレに籠りナイフを突き立てる。
初めは痛みに顔を歪ませたものだが、常習化する頃にはなんの躊躇いも無く刺した。
成熟した女子の貧血など、珍しいものでも無く、誰も疑わない。ベッドに横たわり何も考えずに過ごす至福の時――
今でも、血の抜ける感触が好きだ。
自分が要らないと棄ててきた物を、必要としてくれる"人"が居る。
彼に血を吸われる度、思い出す解放感。まるで麻薬のように自分を蝕む感覚。
最後の時は、自ら?それとも――
[屍鬼の存在は分かったものの、実際本当に兼正が元凶なのか分からない部分もある。
兼正の奥方は昼にクレオールで会ったから屍鬼ではない。
しかし、旦那には会ったことがない。
神威が兼正の旦那に会ったと言ったのは夜の話だ。
もしかしたら…―――]
行ってみるか…
[男の推測が正しければ、
決して昼間に旦那が出ることはないだろう。]
―昼下がり・屋敷―
[ゆるりと目を覚ます。紫苑の棺の横で眠っていたようだ。
屋敷は静まり返っていて、棺も開いた形跡が無い事から、まだ日が有るのだと知る。
彼等と同じ様にはならない寂しさを少し感じながらも、自分にしか出来ない事が有ると言い聞かせ、身支度を整える為に紫苑の部屋を後にした]
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