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[食事、という言葉の意味に果たして男は気づいただろうか。
しかし気づいた頃には、彼もまた食事となる運命]
あなたにも、役に立ってもらいましょう。
……!
[須藤に手を引かれる。その口から、鋭い牙が覗くのが見えた。瞬間的に、様々な単語や光景が思い出された。吸血鬼。生ける屍。起き上がり。貧血を起こした患者。墓地。
そうだ、夜には、死者が起き上がり、生者を襲う。それが起き上がりの伝承だ。起き上がり。彼らは――]
……い、
[嫌だ。そう叫ぼうとした声は、牙によって止められる事になったか。須藤は振り払うには力があり過ぎた。逃げるには、近過ぎた]
怯える顔も、良いもんですねぇ
[もしも通行人や窓の内に誰かが居たとしても、不審には思われないように。
ゆっくりと、腕の中の男に頭を下げる。
その肩口に、牙を沈めていった]
――あ……
[肩口に須藤の顔が寄せられる。ずぶりと、鋭い物が肌に食い込む感覚がした。だが不思議と痛みは少なかった。恐怖も抵抗しようという思いも、薄れ遠ざかっていって]
時が止まる
あの悪夢が終わったように
この幸せが
止まる時が直ぐそこに
それは"彼の人"の紡ぐ凍る時か
または悠久の流れを紡ぐ人の営みか
いずれにせよ、自分の"時"は
――どちらに向かうことも許されない
[血を吸われた者は、暗示を与えられれば意のまま操られる"人形"となる。
それを彼らは"言い聞かせ"と呼んでいた。
起き上がった者は日のある内には動けない、が、"人形"は昼間に動くことのできる駒。
夢現の中で、言いつけを守る]
よく――言い聞かせておけ。
[ごくり。喉を鳴らし。
ごくり。渇きを癒した。
あぁ、これは。馳走だなぁ]
[牙を抜くと、身を離した]
大丈夫ですかぃ? 神威さん。
[旦那の言葉に頷く]
じゃあ、神威さん。どうしましょうかね。
『病院にある患者さんのリストでも、見せて貰いやしょうか』
…
[困ったように後頭部を掻くと、こんなもんで良いですかね? と紫苑の旦那の方を見やった]
院長 高瀬顕尚は、おまかせ を能力(封印する)の対象に選びました。
[血を吸われる間、男は何処か遠くを見つめていた。ぼんやりとした様子は、開放された後も変わらずに。白さを増した顔で、佇む。思考がうまく働かなかった。夢の中にいるようだった]
……、はい……
……はい。
[大丈夫かと問う声にも、指示らしき声にも、同じように頷いて]
[やがて必要なことは全て命じたと判断して]
これでいい。なに、全て成功しなくても構わない。
要は、病院内に手が入っている、その印象を与えれば。自ずとあの医者も抵抗は無駄だと悟るだろうよ。
や、そいつぁ良かった!
[旦那の言葉を復唱する]
おや、鍵は今貰った方が便利ですよね
それとも病院にある鍵を、持ってこさせるんで?
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この村は感触的に演劇色ですかね。故に原作に―気持ちが勇んでるのでは、という心配もあるのです。杞憂なら本当に余計なお節介ですね。
僕は全然問題ないです。特段、何時ものノリでやれてます―ただそれやりすぎると絡みが少なくなる弱点があるんですけど。
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