情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
はい、高瀬―
『先生!主人が!主人が息をしてないんです!!』
[悲痛な声がぼんやりとした思考を一気に覚醒させる]
息をしてない?ちょっとまった。名前は?
[声の主は安村の妻だった。とにかくすぐ行くからと電話を切り、
留守を良美に任せ車に飛び乗った]
―昼間・屋敷→クレオール―
[少し夢を見ていたか、それとも部屋の暑さのせいか、額に浮かぶ汗を無意識に手で拭う。
ふと目覚めると、いつもの静寂にまだ日が有るのだと気が付く。まだ完全に覚醒しきらない、虚ろな表情で気だるそうに体を起こした。]
……。
[言葉を発するのも億劫だと言わんばかりに、薄く開いた口から漏れるは自分の呼吸音。生きている事を意識する呼吸。]
(あと少し……で。)
[何を思うかは自分の心の中のみ。元より動く気配は他に無い。
ゆるゆると身支度を整えて、クレオールへと向かった。]
[今日も外は暑い。日傘をさし、ゆるりと向かうは喫茶クレオール。
外から中の様子を少し伺いながら、店が開いてそうなら中へ入り、冷たい飲み物を頼みつつ、マスターの話に耳を*傾けるだろう*]
― 安村邸 ―
[家につき、安村の顔を見てすぐに死んでいるのが分かった。
死後硬直が始まり、死斑も出ている死後4,5時間といったところか]
急死するほど容態が悪かったのに何故病院に来ないんだ。
[極力抑えていたつもりではあったが、苛立ちの滲む声で妻を問いただす]
『単なる風邪だから、寝てれば治るって言い張って聞かないんです』
[松次も同じようなことを言っていた。健康だけが取り柄という人間にありがちな傲慢ともとれる――油断]
とりあえず、警察に連絡する。電話を貸してもらえるか。
[電話を借り、警察に連絡した。松次と同じ状態であることを伝える]
警察が来るまでは俺もここにいるから。
死体検案書は病院で作成する、死亡届を役所に出す前に病院に寄ってほしい。検案書がないと受理されないから。
[あとは弔組の世話役に電話するよう妻を促し、警察が来ると事情説明などをして、病院に戻った]
実体験に基づく豆知識
実際に、死亡診断書なり死体検案書がないと死亡届は受理されません。
ちなみに、遺体をみつけても最初は救急車を呼びましょう。(特に一人で見つけた場合は、救急ならすぐに来てくれますし、警察が来るまで一緒についていてもらえます。)
警察には救急隊のほうから連絡してもらえます。
素人判断で先に警察を呼ぶと大変だと聞きました。
――黄昏時――
兼正の屋敷の頑なに閉じられていた門が今夜は開かれるようだ。
少女を飲みこむように……
そして病院も最早、悪しきものを拒む場所ではない。
侵食が――進んでいた。
―高瀬医院・受付―
[朝、いつものように出勤する。患者は多くも異変は起こっていないらしい、その院内の様子を見て、心の隅でほっとした。何にほっとしたのかは己でもよくわからずに。
だが、異変はなくとも、平和ではないようだった。
鳴る電話に高瀬が出ていくのを見送る。やがて大田と共に帰ってくるのを出迎えて]
……
[受付の中で、ざわつく不安を噛み締めていた。
山入の様子をという高瀬には、事務の一人である戸田が名乗り出、山入へと向かった*]
−三津田宅−
えっ、……入院?
[高校からの帰り道。
わたしは、猫缶を持って銀子おばあちゃんの家にきていた。お見舞いと、あの様子じゃ、きっと猫の世話まで手が回らないだろうと思ってのことだった。
しかし、何度声をかけても返事がなく、代わりに隣の山迫さんの美知子おばさんが、昨日あれからお婆ちゃんが帰ってきていないことを教えてくれた]
そんなに悪かったんだ……。
おばさん、病院を勧めて正解ですね。
[美知子おばさんにお礼を言って、一応、お邪魔しますと声をかけてから、銀子お婆ちゃんの家の庭に入る。
呼ぶまでもなく、虎縞の老猫が、にゃおんと擦り寄って来た]
よしよし。
今あげるからね。
……でも、貴方も歳とったね。銀子お婆ちゃんに貰ってもらった時は、手の平に乗るくらい小さかったのに。
夜には随分な収穫を得た。
可愛らしい獲物、病院への"招き"、人間らしさの演出、山入の完全な隔絶への手筈。
しかしどれだけ夜に動こうとも、日の昇っている間はぴくりとも、文字通り指一本動かすこともできない。
日中の出来事は伽耶から聞く他ない。
大田敏文が入院していることなど知る由もなかった。山入の完全なる確保は大田敏文の死亡を以って完了する。
情報を得れば即座に手を打つことになろう。
――夕刻、屋敷の一室――
[かたり。棺の蓋が開く。
ここからは彼らの時間だ]
おはよう。さて、どうだ、予定通り行っているか?
[伽耶や須藤が傍にいたなら起きたその場で、もしくは居間に移動して彼らの報告を聞いた]
―夕刻・自宅―
[不安そうな面持ちで母がやってくる。
これだから嫌だ、私はもう大学生なのに。
昔ならすぐに言葉をぶつけていたが、今日は笑顔で]
別に、すぐ帰って来るから大丈夫よ。
あ、電話とかしないでよね?恥ずかしいんだから。
[具体的な行く先については最後まではぐらかした。
さっさと家を出て、兼正の方へとまっすぐに向かう。
すれ違う村の人たちにはばっちり目撃されていたかも]
――屋敷・台所――
[>>67張り切る須藤に声をかける]
ああ、可愛らしいお嬢さんだよ。若くて健康な、ね。さぞ喰らい甲斐があるだろうよ。
起き上がるようならお前の"恋人"にしてやったらどうだ?
[くくっと人の悪い笑みを浮かべる。
悪びれずに軽口を叩くこの男の前では自然、彼自身の口からもそんな言葉が出てしまう。
須藤は彼に従うが、彼を恐れない。その空気が気に入っていた]
俺も"もてなして"やりたい所なんだがな、どうも、病院に挨拶に行かなければならんらしい。
まあ丁度、昨夜"招いて"もらった所だ。評判の先生を見に行くことにしよう。
ああ、今更言うまでもないとは思うが"言い聞かせ"はしっかりしとけよ。
咲田さんは食事を楽しんだだけ、兼正の"素敵な人たち"に歓迎されて、な。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新